JPH0617423Y2 - パンチングネツト取付装置 - Google Patents

パンチングネツト取付装置

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JPH0617423Y2
JPH0617423Y2 JP18421386U JP18421386U JPH0617423Y2 JP H0617423 Y2 JPH0617423 Y2 JP H0617423Y2 JP 18421386 U JP18421386 U JP 18421386U JP 18421386 U JP18421386 U JP 18421386U JP H0617423 Y2 JPH0617423 Y2 JP H0617423Y2
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JP
Japan
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punching net
leg
bent
notch
legs
Prior art date
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JP18421386U
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JPS6390392U (ja
Inventor
順一 新屋敷
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えばカセットテープレコーダのスピーカ部
の保護を目的としているパンチングネットのキャビネッ
ト本体への取付を行なうパンチングネット取付装置に関
するものである。
従来の技術 カセットテープレコーダ等に使用されるパンチングネッ
トをキャビネット本体に取付ける場合、構造及び組立て
設備上最も簡単に行なえる構成として、第4図及び第5
図に示すものが一般的である。ここで第4図イ,ロに基
づきその構成について説明する。
11はパンチングネットであり、多数の孔12を形成し
ており、13はそのパンチングネット11の周縁の一部
に設けられた脚である。14はキャビネット本体であ
り、パンチングネット取付孔15を形成している。キャ
ビネット本体14に設けられた孔15にパンチングネッ
ト11の脚13を挿入し、このキャビネット本体14の
裏面側にてパンチングネット13の脚曲げを行なうよう
にしている。
ここで、以上のような脚13と取付の構造を、パンチン
グネット11全体に対しその周縁において数個所設ける
事により、キャビネット本体14に対しパンチングネッ
ト11を取付けることができるものである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の様な構造では第4図イ,ロに示す
様に、パンチングネット11の脚13の折り曲げ位置の
基準aと同一面上にパンチングネット11の脚13の孔
12が来る場合は、パンチングネット11の脚13はそ
の基準aの面で折り曲がり、確実に固定され問題はない
が、パンチングネット11自身の製造工程において、第
5図イに示す様にその脚13の孔12の位置が基準a面
に対してパンチング孔のピッチの2分の1の寸法だけず
れている場合、基準a面に対するパンチングネット11
の脚13の同一直線上には孔12がない為、この脚13
を折り曲げようとする応力は孔12が存在するラインb
又はラインcにかかることになる。この時、ラインcの
位置で脚13が折れ曲がる場合は問題はないが、ライン
bで折れ曲がると第5図ロの断面図に示すように、脚1
3の折曲げ部とキャビネット本体14との間に隙間Hが
発生し、これによりキャビネット本体14に対するパン
チングネット11の固定が不完全となり、ガタ付き及び
共振が発生するという問題を有していた。
問題点を解決するための手段 本考案のパンチングネット取付装置は、パンチングネッ
トに設けた固定用の脚部の両側縁における折曲部に、互
いに位置をずらしたV字形の切欠きを形成したものであ
る。
作用 本考案は、パンチングネットの脚の折曲部に形成した切
欠により、脚を折り曲げる時に加わる応力が脚の折曲
部、又はその位置以下の部分に加わり、キャビネット本
体とパンチングネットを確実に固定することとなる。
実施例 以下、本考案の一実施例を示すパンチングネット固定装
置について、第1図〜第3図を参照しながら説明する。
第1図イ,ロは、本考案におけるパンチングネット取付
装置の構成を示すものである。同図において、1はパン
チングネット本体であり、多数の孔2を有しており、そ
の本体1の周縁に複数の脚3を一体に設け、この脚3を
キャビネット4に形成した取付孔5に挿入し折曲げるこ
とにより取付けるものであり、そのパンチングネット本
体1の後方にスピーカユニットSPを配置している。上
記脚3には、折曲げ前のロ図に示すように、パンチング
ネット本体1部から連続して形成された孔2を有してお
り、その先端から寸法Dの位置を折曲部Xとし、この折
曲部Xにおける脚3の一方側縁にV字形の第1の切欠き
6を形成し、この折曲部Xより一定寸法dだけ本体1側
における位置の脚3の他方側縁にV字形の第2の切欠き
7を形成している。
以上のような構成において、その折曲げ取付けする場合
について、第2図及び第3図に基づき説明する。
まず第2図イ,ロに示すものは、パンチングネット1の
脚3を折り曲げる時に加わる応力は、折曲部Xにおいて
パンチングネット1の脚3に形成したV字形の切欠き6
と孔2とにより、折曲部Xラインにて折れ曲がることと
なる。
次に第3図イ,ロに示すものは、切欠き6を形成した折
曲部X線上に脚3の孔2がない場合であるが、この場合
は他方側縁の切欠き7がX線上より下側に形成されてお
り、従って切欠き7により、ラインYよりもラインZの
方の曲げ強度が弱くなる為、結局切欠き6よりラインZ
の位置の孔2を介して切欠き7の位置で脚3は折れ曲が
ることになる。
すなわち、折曲部Xに対し、孔2が上下いずれにずれて
いる場合であっても、折曲部X上に形成した第1の切欠
き6よりネット本体1側一定寸法位置に形成した第2の
切欠き7に向け、その間にある孔2を介して、最も応力
が弱い部分を介して折り曲がることになる。従って、折
曲部Xをキャビネット本体4の上面(図中)の折曲面に
なるようにしておけば、脚3の孔2の位置がいずれにあ
っても、その折曲部X(すなわち第1の切欠き6)乃至
第2の切欠き7を形成した部分の間における孔2の位置
で折り曲がることになる。
考案の効果 以上のように本考案は、パンチングネット本体に設けた
複数の脚に、先端より所定寸法の折曲部に第1の切欠き
を設けると共に、この第1の切欠きと反対側縁であって
パンチングネット本体側へ一定寸法ずれた位置に第2の
切欠きを設けて、この両切欠き間における孔との間に応
力が集中することによって脚を折曲げてキャビネット本
体に取付けるようにしたので、折曲部がキャビネットの
折曲面より浮き上がった位置になることがなく、パンチ
ングネットをキャビネット本体に確実に固定することが
でき、ガタ付きや共振等が発生することもなく、極めて
有効な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは本考案の一実施例を示すパンチングネッ
ト取付装置の断面図及び脚の展開図、第2図イ,ロは同
第1の取付状態を示す脚の展開図及び折曲状態断面図、
第3図イ,ロは同第2の取付状態を示す脚の展開図及び
折曲状態断面図、第4図イ,ロは従来例における第1の
取付状態を示す脚の展開図及び折曲状態断面図、第5図
イ,ロは同第2の取付状態を示す脚の展開図及び折曲状
態断面図である。 1……パンチングネット本体、2……パンチング孔、3
……脚、4……キャビネット本体、5……取付孔、6…
…第1の切欠き、7……第2の切欠き、X……脚の折曲
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の孔を形成したパンチングネット本体
    の周縁に複数の脚を一体に設けたパンチングネットをキ
    ャビネットに取付ける装置であって、上記脚の先端から
    所定寸法の折曲部における脚一方側縁にV字形の第1の
    切欠きを形成するとともに、その折曲部より一定寸法だ
    け本体側における脚他方側縁にV字形の第2の切欠きを
    形成し、その両切欠きとその間に形成されたパンチング
    孔との間に応力が集中することによって脚が折曲げ形成
    されキャビネットに取付けるようにしたことを特徴とす
    るパンチングネット取付装置。
JP18421386U 1986-11-28 1986-11-28 パンチングネツト取付装置 Expired - Lifetime JPH0617423Y2 (ja)

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JPS6390392U JPS6390392U (ja) 1988-06-11
JPH0617423Y2 true JPH0617423Y2 (ja) 1994-05-02

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