JPH0510467Y2 - - Google Patents

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JPH0510467Y2
JPH0510467Y2 JP1986137020U JP13702086U JPH0510467Y2 JP H0510467 Y2 JPH0510467 Y2 JP H0510467Y2 JP 1986137020 U JP1986137020 U JP 1986137020U JP 13702086 U JP13702086 U JP 13702086U JP H0510467 Y2 JPH0510467 Y2 JP H0510467Y2
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circuit board
cabinet
board
terminal
terminal board
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はTV受像機の端子板の取付け装置に係
り、特にキヤビネツト内に配された回路基板と接
続されるように設けられた端子板の取付け装置に
関する。
【考案の概要】
本考案はシヤーシレスのTV受像機において、
キヤビネツトの底部側に配される回路基板にねじ
止めすることなくモールドされた端子板を仮止め
し、さらに端子板に脚を設けて回路基板の後端側
を支持するようにし、製造ラインでの回路基板の
取扱いを容易にしたものである。
【従来の技術】
一般にTV受像機のキヤビネツト内には、COR
とともに、回路部品をマウントした回路基板が配
される。そして従来は回路基板をモールドシヤー
シに取付けるようにしており、さらにこのモール
ドシヤーシに端子板を取付けるようにしていた。
そして端子板をリヤカバーの開口部に臨むように
配するようにしていた。ところがモールドシヤー
シを用いるとコストアツプになるために、シヤー
シレスの構造が採用されるようになつており、回
路基板を例えばキヤビネツトの底部側に配するよ
うにしている。
【考案が解決しようとする問題点】
このようなシヤーシレスの構造のTV受像機に
おいては、回路基板の両側のエツジの部分を、キ
ヤビネツトの内表面に形成された案内溝等によつ
て案内するようにしている。ところが製造ライン
の途中であつて、リヤカバーが装着されるまで
は、回路基板の後端側を支持する手段がなく、こ
のために回路基板がそれ自身の重みで湾曲し易く
なる。さらにこの回路基板の後端部に端子板を取
付けるようにすると、回路基板の後端部に加わる
荷重がさらに増加するために、回路基板の後端部
が下がるように湾曲する傾向になる。このような
湾曲によつて、ライン上での釦操作ができなくな
る問題がある。また回路基板が湾曲されると、ク
ラツクやパターンの銅箔の剥離の恐れが生ずるこ
とになる。 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、TV受像機の組立ての際に、特に端
子板の仮止めを工夫することによつて、ライン上
での製造性を改善するようにしたTV受像機の端
子板の取付け装置を提供することを目的とするも
のである。
【問題点を解決するための手段】
本考案は、キヤビネツト内に配された回路基板
と接続されるように端子板を設けて成るTV受像
機において、 前記回路基板をキヤビネツトの底部側に配する
とともに、前記回路基板の前端側を前記キヤビネ
ツトによつて案内しながら支持するようになし、 しかも前記端子板に支持脚を設け、前記回路基
板の後端側と前記端子板とを結合し、 さらに前記端子板の後側に装着されるリヤカバ
ーに形成されたリブによつて前記回路基板の後端
部を係止するとともに、前記リヤカバーの後部開
口に臨むように前記端子板を固定するようにした
ことを特徴とするTV受像機の端子板の取付け装
置に関するものである。
【作用】
回路基板の前端側がキヤビネツトによつて案内
されながら支持されるようにこの回路基板をキヤ
ビネツトの底部側に配する。そして支持脚を下部
に設けて成る端子板を回路基板の後端部に結合す
る。この状態で製造ライン上を搬送され、キヤビ
ネツト内に各種の部品が組込まれる。そして最後
に端子板の後側にリヤカバーが装着されると、こ
のリヤカバーのリブによつて回路基板の後端部が
係止される。しかもリヤカバーの後部開口に臨む
ように端子板が固定されることになる。
【実施例】
第5図は本考案の一実施例に係るTV受像機の
キヤビネツトの全体の構造を示すものであつて、
このTV受像機はキヤビネツト10を備えてい
る。キヤビネツト10の前面側にはベズル11が
設けられている。ベズル11は矩形の開口12を
備えており、この開口12にCRTがはめ込まれ
るようになつている。またこのキヤビネツト10
内には、その下側に回路基板13が組込まれると
ともに、回路基板13の後端側には端子板14が
結合され、後側からリヤカバー15が被さるよう
に取付けられようになつており、これによつてキ
ヤビネツト10が組立てられるようになつてい
る。 つぎに回路基板13の取付けについて説明する
と、第1図に示すようにキヤビネツト10の底部
側の両側には案内部16が形成されており、これ
らの案内部16によつて回路基板13の両側のエ
ツジの部分を受け入れて案内するようになつてい
る。これに対して回路基板13の後端側は第1図
〜第3図に示すように、端子板14によつて支持
されるようになつている。端子板14にはその下
端側に支持脚17が設けられており、しかも支持
脚17にはその先端側に横方向に延びるスリツト
18が形成されており、このスリツト18によつ
て回路基板13の後側のエツジの部分を受入れる
ようになつている。また一対の支持脚17の間に
は弾性片19が一体に連設されており、しかも弾
性片19の先端側には爪20が形成されている。
従つてスリツト18によつて案内しながら回路基
板13の後端部を端子板14と結合させるように
すると、爪20が回路基板13の係合孔21に第
3図に示すように係合されるようになり、これに
よつて回路基板13と端子板14とが互いに結合
され、回路基板13に端子板14が仮止めされる
ことになる。 このように本実施例に係るTV受像機によれ
ば、シヤーシレスの構造になつており、キヤビネ
ツト10の底部側に配されるようになつている回
路基板13の前端側をキヤビネツト10によつ
て、また後端側を支持脚17を有する端子板14
によつて支持することが可能になる。従つてこの
TV受像機の組立てラインにおいて、回路基板1
3の後端部が下方へしなるように変形することが
防止されるようになり、基板のクラツクや配線パ
ターンの剥離を未然に回避することが可能にな
る。また端子板14が回路基板13の支持手段を
兼用することから、製造ラインにおいて治具を必
要としない。さらにこの回路基板13と端子板1
4との結合は、基板13の後端部を支持脚17の
スリツト18に挿通させるだけでよく、爪20を
係合孔21に係合させることによつて両者を仮止
めして結合することが可能になる。すなわちビス
止めする必要がないために、作業性も改善される
ことになる。 製造ラインにおいて所定の部品をこのキヤビネ
ツト10内に組込んだならば、最終的には第4図
に示すように端子板14の後側からリヤカバー1
5が装着される。リヤカバー15にはリブ22が
形成されており、リヤカバー15を後方から装着
すると、リブ22が端子板14の逃げ24を通つ
てそのスリツト23が回路基板13を受入れるこ
とになる。従つて第4図に示すように、回路基板
13の後端部は端子板14のみならずリヤカバー
15によつても確実に支持されることになる。そ
してリヤカバー15の後部開口25に端子板14
が臨むことになり、この位置に端子を配すること
になる。そしてこの状態において端子板14は図
外のビスでリヤカバー15に固定されることにな
る。
【考案の効果】
以上のように本考案は、回路基板をキヤビネツ
トの底部側に配するとともに、回路基板の前端側
をキヤビネツトによつて案内しながら支持するよ
うになし、しかも端子板に支持脚を設け、回路基
板の後端側と端子板とを結合し、さらに端子板の
後側に装着されるリヤカバーに形成されたリブに
よつて回路基板の後端部を係止するとともに、リ
ヤカバーの後部開口に臨むように端子板を固定す
るようにしたものである。 よつてこのような構成によれば、とくに回路基
板の前端側をキヤビネツトによつて案内しながら
支持し、回路基板をキヤビネツトの底部側に配す
るとともに、支持脚を有する端子板を回路基板の
後端部に結合した状態で組立てライン上において
キヤビネツト内に部品を組込むことができる。従
つて組立てライン上において回路基板の後端部は
端子板の支持脚によつて支持されるようになり、
組立ての際に回路基板の後端部が下方に下がるよ
うに湾曲することが防止されるようになる。この
ために回路基板にクラツクが発生したり、配線パ
ターンが剥離することを未然に回避することが可
能になる。また端子板の支持脚が回路基板の後端
部の支持手段を兼用することになるために、製造
ラインにおいて回路基板の後端部を支持する治具
を必要としなくなる。 またキヤビネツト内に所定の部品を組込んだ後
に端子板の後側にリヤカバーを装着すると、回路
基板の後端部がリヤカバーのリブによつて係止さ
れるとともに、リヤカバーの後部開口に臨むよう
に端子板が固定されることになり、回路基板と端
子板とをリヤカバーによつて確実に固定すること
が可能になる。従つて回路基板の後端部および端
子板を固定するための特別な部品やあるいはこの
ような部品を取付けるための工数を必要としなく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る端子板の取付
け装置を示す要部側面図、第2図は端子板と基板
との結合を示す斜視図、第3図は爪による基板の
固定を示す要部縦断面図、第4図はリヤカバーの
取付けを示す要部縦断面図、第5図はキヤビネツ
トの全体の構造を示す分解斜視図である。 なお図面に用いた符号において、10……キヤ
ビネツト、13……回路基板、14……端子板、
15……リヤカバー、16……案内部、17……
支持脚、18……スリツト、19……弾性片、2
0……爪、21……係合孔、22……リブ、23
……スリツト、24……逃げ、25……後部開
口、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤビネツト内に配された回路基板と接続され
    るように端子板を設けて成るTV受像機におい
    て、 前記回路基板をキヤビネツトの底部側に配する
    とともに、前記回路基板の前端側を前記キヤビネ
    ツトによつて案内しながら支持するようになし、 しかも前記端子板に支持脚を設け、前記回路基
    板の後端側と前記端子板とを結合し、 さらに前記端子板の後側に装着されるリヤカバ
    ーに形成されたリブによつて前記回路基板の後端
    部を係止するとともに、前記リヤカバーの後部開
    口に臨むように前記端子板を固定するようにした
    ことを特徴とするTV受像機の端子板の取付け装
    置。
JP1986137020U 1986-09-05 1986-09-05 Expired - Lifetime JPH0510467Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986137020U JPH0510467Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986137020U JPH0510467Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6341983U JPS6341983U (ja) 1988-03-19
JPH0510467Y2 true JPH0510467Y2 (ja) 1993-03-15

Family

ID=31040681

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986137020U Expired - Lifetime JPH0510467Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135476B2 (ja) * 1977-04-22 1986-08-13 Voest Alpine Ag

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135476U (ja) * 1984-07-31 1986-03-04 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 キヤビネツトの入出力端子板装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135476B2 (ja) * 1977-04-22 1986-08-13 Voest Alpine Ag

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JPS6341983U (ja) 1988-03-19

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