JPS63254794A

JPS63254794A - 操作卓のパネル取付構造

Info

Publication number: JPS63254794A
Application number: JP8891187A
Authority: JP
Inventors: 哲也藤田
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1987-04-13
Filing date: 1987-04-13
Publication date: 1988-10-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、操作卓のパネル取付構造、特にパネルの取外
し部分が改善された操作卓のパネル取付構造に関する。

（従来の技術）操作卓は、内部に種々の機器が設置されているので、保
守点検や故障修理時には前面のパネルを取外して作業が
行なえるようになっている。

第２図は、従来における操作卓１の分解斜視図を示した
もので、操作卓１の前面には開口２が形成され、開口２
の内周に取付枠３が溶接されている。また、取付枠３の
四箇所にはねじ孔４が設けられ、ねじ５によりパネル６
が取付枠３に固定される。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、従来のパネル取付構造にあっては、パネル６を
取外す際にねじ５を外してもパネル６に手掛りがないの
で、ドライバ等をパネル外面の隙間に差込んでこじ開け
るか、操作卓１の裏カバー７を開けてパネル６を押出す
必要があった。また、パネル６の表面に取手を設けると
、パネル６の見栄えが低下すると共に邪魔にもなるので
好ましく。

ない。

本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、表面に何ら手掛りを設けなくても或いはドラ
イバ等を用いることなく外からパネルを容易に取外せる
操作卓のパネル取付構造を提供することにある。

（問題点を解決するための手段）上記目的を達成するため、本発明は、開口を有し種々の
機器が内蔵された操作卓と、開口の周囲に形成された取
付枠と、取付枠に固定されて開口を閉鎖するパネルとか
ら成る操作卓の取付構造において、取付枠の一部にパネ
ルを回転可能に支持する支点を設けるとともに支点の下
方にパネルの一部を受容する空間を形成し、パネルの裏
面に前記支点との係合部を設けた点に特徴がある。

（作用）これらの構成により、パネルを固定しているねじ等を外
してパネルの下方を若干押すと、パネルは係合部を支持
している取付枠の支点を中心１−′回動し、パネルの上
方が手前に飛出して取外しが可能となる。

（実施例）第１図及び第３図には、本発明に係るパネル取付構造の
実施例が示されており、第１図は分解斜視図、第３図は
要部断面図である。

これらの図から分るように、操作卓１１は、台形状で内
部に種々の機器（図示せず）が設置され、前面に四角形
の開口１２が形成されている。開口２の内周には、略コ
字形の取付枠１３が固着され、取付枠１３の上方２箇所
にねじ孔１４が設けられている。

取付枠１３の両側下方には、対向して段部１７が突出形
成され、更に段部１７の下方は角度θ１（第３図）をな
すように後方に折曲げられて前面が三角形の空間１８と
なっている。

一方、パネル１６は、四角形状で上方に２個の小孔１９
を有し、ねじ１５で取付枠１３に固定できるようになっ
ている。また、パネル１６の裏面両側には、取付枠１３
の段部１７と対応する位置に屈曲した爪２０が設けられ
ている。爪２０の先端には、第３図から分るように角度
θ２の傾斜が付けられ、θ２は前述の０１と同じか、θ
ｌより若干大きく設定されている。

従って、パネル１６の取付は時には、第３図に想像線で
示すようにパネル１６の冬瓜２０を取付枠１３の段部１
７に係合させ、段部１７を支点にパネル１６を時計方向
に回動して取付枠１３に当接させた後、ねじ１５で固定
する。

操作卓１１の内部点検や故障修理等を行なう場合には、
ねじ１５を外してパネル１６の下端を押圧すると、パネ
ル１６は段部１７を支点として第３図の反時計方向に０
１だけ回転する。このとき、パネル１６の下端は、段部
１７下方の空間１８に受容され、パネル１６の上方は手
前（図中左側）に飛出すので作業員はパネル１６を容易
に取外すことができる。

尚、上記実施例では、爪２０と段部１７とでパネル１６
を回転可能にしているが、これらは図示以外の形状にし
てもよい。

（発明の効果）以上詳述したように、本発明は、開口を有し種々の機器
が内蔵された操作卓と、開口の周囲に形成された取付枠
と、取付枠に固定されて開口を閉鎖するパネルとから成
る操作卓のパネル取付構造において、取付枠の一部にパ
ネルを回転可能に支持する支点を設けるとともに支点の
下方にパネルの一部を受容する空間を形成し、パネルの
裏面に前記支点との係合部を設けたから、ドライバ等の
治具を用いることなくパネルを容易に取外せる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るパネル取付構造の分解斜視図、
第２図は従来品の分解斜視図、第３図はパネル取付構造
の要部断面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）開口を有し種々の機器が内蔵された操作卓と、開
口の周囲に形成された取付枠と、取付枠に固定されて開
口を閉鎖するパネルとから成る操作卓のパネル取付構造
において、取付枠の一部にパネルを回転可能に支持する支点を設け
るとともに支点の下方にパネルの一部を受容する空間を
形成し、パネルの裏面に前記支点との係合部を設けたこと、を特徴とする操作卓のパネル取付構造。
（２）前記支点が取付枠の下方に形成された段部であり
、前記係合部が段部に係合する爪である特許請求の範囲
第１項に記載の操作卓のパネル取付構造。
（３）前記空間は、取付枠の下方を折曲げて形成されて
いる特許請求の範囲第１項に記載の操作卓のパネル取付
構造。