JP2006049163A - バッテリーターミナル及びスペーサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業性をより一層向上させることが可能なバッテリーターミナル及びスペーサを提供する。
【解決手段】 バッテリーターミナル本体2と、バッテリーターミナル本体2の一対の締め付け部3を貫通する屈曲ボルト4と、屈曲ボルト4のネジ部5に螺合するナット6と、締め付け部3及びナット6の間に介在するスペーサ7と、を備えてバッテリーターミナル1を構成する。バッテリーターミナル1は、スペーサ7の取り付け向きを幾つか選択することができるように構成する。すなわち、スペーサ7に正多角形部20を形成して取り付け向きを幾つか選択することができるように構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、バッテリーと給電用の電線との間に介在するバッテリーターミナルと、そのバッテリーターミナルに用いられるスペーサとに関する。
バッテリーターミナル本体と、バッテリーターミナル本体の締め付け部を貫通する屈曲ボルトと、屈曲ボルトのネジ部に螺合するナットと、締め付け部及びナットの間に介在するスペーサとを備えて、斜め上方からのナット締め付けを可能にしたバッテリーターミナルとしては、本願出願人が先に提案した下記特許文献1の開示技術が知られている。
下記特許文献1に開示さたバッテリーターミナルの上記屈曲ボルトは、ネジ部がボルト中心軸に対して屈曲するように形成されている。また、上記スペーサは、屈曲ボルトに対するボルト挿通孔を有するとともに、ナットを当接させるための座面が屈曲ボルトのネジ部の軸に対して直交する傾斜面となるように形成されている。
特開平10−223203号公報 (第4頁、第9−14図)
上記従来技術にあっては、斜め上方からのナット締め付けを可能にしたことから、近年のエンジンルーム内の密集状況から判断すると、バッテリーターミナル真横からのナット締め付けを行う場合よりも、締め付け工具とバッテリー周辺部品との干渉を回避し易くすることができる。従って、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。しかしながら、上記従来技術にあっては、車種やグレードによって上記干渉を回避することができない場合もあることから、更なる作業性の向上を図る必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、作業性をより一層向上させることが可能なバッテリーターミナル及びスペーサを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のバッテリーターミナルは、締め付け間隙を設けて相対向する一対の締め付け部を形成したバッテリーターミナル本体と、前記締め付け部を貫通するとともにネジ部がボルト中心軸に対して屈曲する屈曲ボルトと、前記ネジ部に対して螺合するナットと、前記締め付け部及び前記ナットの間に介在するとともに、前記屈曲ボルトに対するボルト挿通孔を有し、更に前記ナットを当接させるための座面を前記ネジ部の軸に対して直交する傾斜面となるように形成したスペーサと、を備えるバッテリーターミナルであって、前記スペーサと前記バッテリーターミナル本体のいずれか一方に正多角形部を形成するとともに、いずれか他方には前記正多角形部を引っ掛ける受け部を形成して、前記スペーサの前記締め付け部に対する取り付け向きを前記ボルト中心軸を中心にして回転方向に選択可能とすることを特徴としている。
請求項2記載の本発明のバッテリーターミナルは、請求項1に記載のバッテリーターミナルにおいて、前記スペーサの外周面に偶数の面を有する前記正多角形部を形成するとともに、前記屈曲ボルトのボルト頭部を引っ掛けるための前記バッテリーターミナル本体のボルト回り止め部を前記受け部として共用することを特徴としている。
請求項3記載の本発明のバッテリーターミナルは、請求項1に記載のバッテリーターミナルにおいて、前記締め付け部に当接する前記スペーサの当接面に前記正多角形部を突出形成するとともに、前記締め付け部の前記屈曲ボルトに対する貫通孔に前記受け部を形成することを特徴としている。
請求項4記載の本発明のバッテリーターミナルは、請求項1に記載のバッテリーターミナルにおいて、前記締め付け部の前記屈曲ボルトに対する貫通孔周縁に前記正多角形部を突出形成するとともに、前記締め付け部に当接する前記スペーサの当接面に前記受け部を凹状に形成することを特徴としている。
請求項5記載の本発明のスペーサは、バッテリーターミナル本体の一対の締め付け部を貫通し且つネジ部がボルト中心軸に対して屈曲する屈曲ボルトの前記ネジ部に螺合するナットと、前記締め付け部との間に介在するとともに、前記屈曲ボルトに対するボルト挿通孔を有し、更に前記ナットを当接させるための座面を前記ネジ部の軸に対して直交する傾斜面となるように形成したスペーサであって、前記バッテリーターミナル本体の受け部に引っ掛かる正多角形部を形成して、前記締め付け部に対する取り付け向きを前記ボルト中心軸を中心にして回転方向に選択可能とすることを特徴としている。
以上のような特徴を有する本発明によれば、スペーサの取り付け向きを幾つか選択することが可能になる。これにより、作業し易い向きにスペーサを取り付けて、その上でナットの締め付け作業を行うことができるようになる。尚、スペーサは、正多角形部と受け部との引っ掛かり合いにより、ナット締め付けの最中に屈曲ボルトを中心にして回転するようなことはない。本発明によれば、締め付け工具とバッテリー周辺部品との干渉を回避しながらナットの締め付け作業をスムーズに行うことが可能になる。
請求項1に記載された本発明によれば、従来よりも作業性を向上させるバッテリーターミナルを提供することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、スペーサの外周面を正多角形部とするとともに、バッテリーターミナル本体のボルト回り止め部を受け部として共用することにより、スペーサの取り付け向きを選択可能にすることができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、スペーサの当接面に正多角形部を突出形成するとともに、締め付け部の屈曲ボルトに対する貫通孔に受け部を形成することにより、スペーサの取り付け向きを選択可能にすることができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、締め付け部の屈曲ボルトに対する貫通孔周縁に正多角形部を突出形成するとともに、スペーサの当接面に凹状の受け部を形成することにより、スペーサの取り付け向きを選択可能にすることができるという効果を奏する。
請求項5に記載された本発明によれば、従来よりも作業性を向上させるスペーサを提供することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明のバッテリーターミナル及びスペーサの一実施の形態を示す斜視図であり、(a)は斜め上方からのナット締め付けを可能にした斜視図、(b)は(a)に対してスペーサ及び屈曲ボルトを90°回転させた状態の斜視図である。また、図2は図1のバッテリーターミナルの分解斜視図、図3は及び図4はスペーサの斜視図、図5は図1(a)に対してスペーサ及び屈曲ボルトを逆方向に配置した状態の分解斜視図である。
図1及び図2において、引用符号1は図示しないバッテリーのバッテリーポストに取り付けられる導電性の本発明のバッテリーターミナルを示している。その本発明のバッテリーターミナル1は、図示しない給電用の電線を接続してバッテリーからの給電を行えるようにするためのものであって、バッテリーターミナル本体2と、バッテリーターミナル本体2の一対の締め付け部3を貫通する屈曲ボルト4と、屈曲ボルト4のネジ部5に螺合するナット6と、締め付け部3及びナット6の間に介在するスペーサ7と、を備えて構成されている。また、本発明のバッテリーターミナル1は、スペーサ7の取り付け向きを幾つか選択することができるように構成されている。以下、各構成部材について説明する。
上記バッテリーターミナル本体2は、導電性を有する金属板を打ち抜いて折り曲げ加工を施すことにより製造されている。このようなバッテリーターミナル本体2には、環状部8と、一対の締め付け部3と、電線接続部9とが設けられている。環状部8は、バッテリーポストに巻着する部分であって、締め付け間隙10を設けるためにその一部が分断された形状に形成されている。すなわち、環状部8は、平面視略C字状となる図示のような形状に形成されている。
一対の締め付け部3は、環状部8の上記一部分断された部分に連続するように形成されている。一対の締め付け部3は、締め付け間隙10を挟んで相対向するように配置形成されている。一対の締め付け部3には、屈曲ボルト4が貫通するとともに、スペーサ7が取り付けられるようになっている。このような一対の締め付け部3の間隔を狭めると、環状部8が縮径するようになっている。
各締め付け部3は、平板状の垂直壁11と、その垂直壁11の上下両側部から外側に突出する一対の回り止め部12とを有して略コ字状となる図示のような形状に形成されている。垂直壁11は、平坦な面を有するように形成されている。このような垂直壁11の中央には、屈曲ボルト4に対する貫通孔13が形成されている。
一対の回り止め部12は、ナット6の締め付けの際に屈曲ボルト4が回ってしまわないようにするため、屈曲ボルト4の頭部14を引っ掛けるような形状に形成されている。本形態において、一方の締め付け部3の一対の回り止め部12は、特許請求の範囲に記載した受け部に相当するものとする。尚、屈曲ボルト4の回り止めとして機能する方には12aを、受け部として機能する方には12bを付して区別する。
電線接続部9は、他方の締め付け部3(回り止め部12(12a)側の締め付け部3)に連続するように形成されている。電線接続部9は、上記給電用の電線を接続する部分であって、一対の導体加締め片15を有している。電線接続部9は、屈曲ボルト4の頭部14に対して干渉しないように形成されている。
上記屈曲ボルト4は、正方形状の断面を有する頭部14と、その頭部14の中央から突出する円柱状の中心軸部16と、中心軸部16に連続するネジ部5とを有しており、ネジ部5が中心軸部16に対して(言い換えればボルト中心軸に対して)屈曲するような図示の形状に形成されている。頭部14は、その一面幅W1が全て等しくなるように形成されている。また、頭部14は、一面幅W1が締め付け部3の一対の回り止め部12(12a)の間隔に合うようにその寸法が設定されている。ネジ部5は、特に限定するものではないが、本形態において、例えば30°屈曲するように形成されている。屈曲ボルト4は、頭部14が本形態において正方形状の断面を有することから、90°毎に回転させるとネジ部5の向きが変わるようになっている。
図1ないし図4において、上記スペーサ7は、ブロック状の部材であって、屈曲ボルト4の中心軸部16及びネジ部5を挿通するためのボルト挿通孔17を有している。また、スペーサ7は、締め付け部3の垂直壁11に当接する当接面18と、ナット6を当接させるための座面19とを有している。当接面18は、平坦な面であって、正方形状に形成されている。当接面18は、正方形状であることから一面幅W2が全て等しくなるように形成されている。また、当接面18は、一面幅W2が締め付け部3の一対の回り止め部12(12b)の間隔に合うようにその寸法が設定されている。
このような当接面18が存在する部分は、特許請求の範囲に記載した正多角形部に相当しており、以下の説明においては符号20を付すことにする。正多角形部20は、図からも分かるように、屈曲ボルト4の頭部14と似た形状になっており、屈曲ボルト4と同様、90°毎に回転させると座面19の向きが変わるようになっている。
座面19は、ネジ部5の軸に対して直交する傾斜面となるように形成されている。また、座面19は、平坦な面であって、長方形状に形成されている。このような座面19が存在する部分は、下方に向けて次第に当接面18からの厚みが増すように形成されている(図1(a)と、図2ないし図4参照)。
ボルト挿通孔17は、当接面18側の開口部21が円形状となるように形成されている。また、ボルト挿通孔17は、座面19側の開口部22が長円形状となるように形成されている。屈曲ボルト4は、ボルト挿通孔17に挿通されると、ネジ部5の先端側が座面19側の開口部22から突出するようにその長さが設定されている。
上記構成において、本発明のバッテリーターミナル1の組み付けは、先ず、電線接続部9に電線を接続したバッテリーターミナル本体2の締め付け部3に屈曲ボルト4を挿通し、次いで、スペーサ7を屈曲ボルト4に差し込むような状態で取り付け、最後に、ナット6を屈曲ボルト4のネジ部5に螺合させることにより完了する。そして、バッテリーターミナル本体2の環状部8をバッテリーポストに差し込み、その上でナット6をスペーサ7の座面19上で締め付け始めると、締め付け力が屈曲ボルト4の上記ボルト中心軸方向に作用して一対の締め付け部3同士が近接する方向に移動する。これにより、環状部8の直径が縮径し、本発明のバッテリーターミナル1のバッテリーポストに対する接続が完了する。
本発明のバッテリーターミナル1によれば、スペーサ7は正多角形部20を有することから、その正多角形部20によってスペーサ7をナット6の締め付け作業がし易い向きとなるように取り付け向きを選択することができる。本形態の正多角形部20の場合にあっては、図1(a)に示されるように斜め上方からのナット6の締め付けを可能にした向きや、図1(b)に示されるようにスペーサ7及び屈曲ボルト4を図1(a)に対して90°回転させた向き、更には、図示しないが図1(a)に対して180°回転させた向き、270°回転させた向きの四つを選択することができる。
尚、本形態のスペーサ7の正多角形部20は、当接面18が正方形状であることからスペーサ7の外周面の面数が四つになっている。しかしながら、これに替えて六つや八つの面を有する正多角形部を形成してもよいものとする。この場合、取り付け向きをより一層多く選択できる。
本発明のバッテリーターミナル1は、スペーサ7の取り付け向きを幾つか選択(上記ボルト中心軸を中心にして回転方向に幾つか選択)することができる。これにより、従来のバッテリーターミナルよりも作業性を向上させることができる。
図5は図1(a)に対してスペーサ7及び屈曲ボルト4を逆方向に配置した状態の分解斜視図である。図5に示されるように、スペーサ7を電線接続部9がある締め付け部3に取り付けることも可能である。また、上述と同様、スペーサ7の取り付け向きを幾つか選択することができる。
次に、図6を参照しながら正多角形部の他の例を説明する。図6(a)は他の例となる正多角形部を有するスペーサの斜視図、(b)は(a)の正多角形部に対応する受け部の斜視図である。
図6(a)において、スペーサ7′の当接面18′には、正多角形部20′が突出するように形成されている。その正多角形部20′は、正六角形状であってボルト挿通孔17′の周縁に形成されている。一方、図6(b)に示されるように、締め付け部3′の貫通孔13′には、正六角形状の受け部12b′が形成されている。このような正多角形部20′及び受け部12b′であっても上述同様の効果を奏することができる(正六角形状に限らず、正三角形状や正五角形状、正六角形状、正七角形状…も可能であるものとする)。また、特に図示しないが、締め付け部の貫通孔周縁に正多角形部を突出形成するとともに、スペーサの当接面に受け部を凹状に形成することでも上述同様の効果を奏することができる。
続いて、図7及び図8を参照しながらバッテリーターミナル本体の他の例を説明する。図7はバッテリーターミナル本体の他の例を示す分解斜視図、図8は図7のバッテリーターミナル本体にスペーサ、屈曲ボルト、及びナットを組み付けてなるバッテリーターミナルの斜視図である。尚、スペーサ、屈曲ボルト、及びナットは図1と同じものを用いているものとする。
図7及び図8において、他の例となる本発明のバッテリーターミナル31は、バッテリーターミナル本体32と、バッテリーターミナル本体32の一対の締め付け部33を貫通する屈曲ボルト4と、屈曲ボルト4のネジ部5に螺合するナット6と、締め付け部33及びナット6の間に介在するスペーサ7と、を備えて構成されている。また、他の例となる本発明のバッテリーターミナル31は、上述のバッテリーターミナル1と同様、スペーサ7の取り付け向きを幾つか選択することができるように構成されている。
上記バッテリーターミナル本体32は、導電性を有する金属板を打ち抜いて折り曲げ加工を施すことにより製造されている。このようなバッテリーターミナル本体32には、環状部34と、一対の締め付け部33と、電線接続部35とが設けられている。環状部34は、バッテリーポストに巻着する部分であって、締め付け間隙36を設けるためにその一部が分断された形状に形成されている。
一対の締め付け部33は、環状部34の上記一部分断された部分に連続するように形成されている。一対の締め付け部33は、締め付け間隙36を挟んで相対向するように配置形成されている。一対の締め付け部33には、屈曲ボルト4が貫通するとともに、スペーサ7が取り付けられるようになっている。このような一対の締め付け部33の間隔を狭めると、環状部34のバッテリーポスト挿入穴37が縮径するようになっている。
一対の締め付け部33は、帯状の板部分をU字状に曲げることにより形成されている。各締め付け部33の内側には、屈曲ボルト4に対する貫通孔38が形成されている。引用符号39は屈曲ボルト4の頭部14を引っ掛けるための回り止め部を示している。また、引用符号40はスペーサ7の正多角形部20に対する受け部を示している。
電線接続部35は、環状部34に連成されている。また、電線接続部35は、一対の締め付け部33の反対側となるように配置形成されている。電線接続部35は、給電用の電線を接続する部分であって、電線端末の端子を挿通する端子固定ボルト41と、端子固定ボルト41に螺合する図示しないナットとを有している。
上記構成において、他の例となる本発明のバッテリーターミナル31の組み付けは、先ず、バッテリーターミナル本体32の締め付け部33に屈曲ボルト4を挿通し、次いで、スペーサ7を屈曲ボルト4に差し込むような状態で取り付け(スペーサ7は正多角形部20を有することから、ナット6の締め付け作業がし易い向きに取り付ける)、最後に、ナット6を屈曲ボルト4のネジ部5に螺合させることにより完了する。
そして、バッテリーポスト挿入穴37を介してバッテリーターミナル本体32の環状部34をバッテリーポストに差し込み、その上でナット6をスペーサ7の座面19上で締め付け始めると、締め付け力が屈曲ボルト4の上記ボルト中心軸方向に作用して一対の締め付け部33同士が近接する方向に移動する。これにより、環状部34のバッテリーポスト挿入穴37の直径が縮径し、バッテリーポストに対する接続が完了する。
以上、バッテリーターミナル本体が異なる例を説明したが、バッテリーターミナル本体は、上述の二つの形態に限定されるものではないものとする。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
本発明のバッテリーターミナル及びスペーサの一実施の形態を示す斜視図であり、(a)は斜め上方からのナット締め付けを可能にした斜視図、(b)は(a)に対してスペーサ及び屈曲ボルトを90°回転させた状態の斜視図である。 図1のバッテリーターミナルの分解斜視図である。 図1のスペーサの当接面側から見た斜視図である。 図1のスペーサの座面側から見た斜視図である。 図1(a)に対してスペーサ及び屈曲ボルトを逆方向に配置した状態の分解斜視図である。 (a)は他の例となる正多角形部を有するスペーサの斜視図、(b)は(a)の正多角形部に対応する受け部の斜視図である。 バッテリーターミナル本体の他の例を示す分解斜視図である。 図7のバッテリーターミナル本体にスペーサ、屈曲ボルト、及びナットを組み付けてなるバッテリーターミナルの斜視図である。
符号の説明
1 バッテリーターミナル
2 バッテリーターミナル本体
3 締め付け部
4 屈曲ボルト
5 ネジ部
6 ナット
7 スペーサ
8 環状部
9 電線接続部
10 締め付け間隙
11 垂直壁
12 回り止め部(ボルト回り止め部)
12a 回り止め部
12b 受け部として機能する回り止め部
13 貫通孔
14 頭部
15 導体加締め片
16 中心軸部
17 ボルト挿通孔
18 当接面
19 座面
20 正多角形部
21、22 開口部
W1、W2 一面幅

Claims (5)

  1. 締め付け間隙を設けて相対向する一対の締め付け部を形成したバッテリーターミナル本体と、
    前記締め付け部を貫通するとともにネジ部がボルト中心軸に対して屈曲する屈曲ボルトと、
    前記ネジ部に対して螺合するナットと、
    前記締め付け部及び前記ナットの間に介在するとともに、前記屈曲ボルトに対するボルト挿通孔を有し、更に前記ナットを当接させるための座面を前記ネジ部の軸に対して直交する傾斜面となるように形成したスペーサと、
    を備えるバッテリーターミナルであって、
    前記スペーサと前記バッテリーターミナル本体のいずれか一方に正多角形部を形成するとともに、いずれか他方には前記正多角形部を引っ掛ける受け部を形成して、前記スペーサの前記締め付け部に対する取り付け向きを前記ボルト中心軸を中心にして回転方向に選択可能とする
    ことを特徴とするバッテリーターミナル。
  2. 請求項1に記載のバッテリーターミナルにおいて、
    前記スペーサの外周面に偶数の面を有する前記正多角形部を形成するとともに、前記屈曲ボルトのボルト頭部を引っ掛けるための前記バッテリーターミナル本体のボルト回り止め部を前記受け部として共用する
    ことを特徴とするバッテリーターミナル。
  3. 請求項1に記載のバッテリーターミナルにおいて、
    前記締め付け部に当接する前記スペーサの当接面に前記正多角形部を突出形成するとともに、前記締め付け部の前記屈曲ボルトに対する貫通孔に前記受け部を形成する
    ことを特徴とするバッテリーターミナル。
  4. 請求項1に記載のバッテリーターミナルにおいて、
    前記締め付け部の前記屈曲ボルトに対する貫通孔周縁に前記正多角形部を突出形成するとともに、前記締め付け部に当接する前記スペーサの当接面に前記受け部を凹状に形成する
    ことを特徴とするバッテリーターミナル。
  5. バッテリーターミナル本体の一対の締め付け部を貫通し且つネジ部がボルト中心軸に対して屈曲する屈曲ボルトの前記ネジ部に螺合するナットと、前記締め付け部との間に介在するとともに、前記屈曲ボルトに対するボルト挿通孔を有し、更に前記ナットを当接させるための座面を前記ネジ部の軸に対して直交する傾斜面となるように形成したスペーサであって、
    前記バッテリーターミナル本体の受け部に引っ掛かる正多角形部を形成して、前記締め付け部に対する取り付け向きを前記ボルト中心軸を中心にして回転方向に選択可能とする
    ことを特徴とするスペーサ。
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