JPH10223203A - バッテリーターミナル - Google Patents

バッテリーターミナル

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JPH10223203A
JPH10223203A JP9025249A JP2524997A JPH10223203A JP H10223203 A JPH10223203 A JP H10223203A JP 9025249 A JP9025249 A JP 9025249A JP 2524997 A JP2524997 A JP 2524997A JP H10223203 A JPH10223203 A JP H10223203A
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貴宏 塩浜
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品強度を低下させることがなく、しかも、
同一部品を用いてボルトを逆傾斜方向に変えることがで
きるバッテリーターミナルを得る。 【解決手段】 周部を半径方向で分断した締付け間隙3
1を有する筒状の固定部23と、締付け間隙31を挟む
固定部23の両端に連設した一対の平行な締付板25と
を具備するバッテリーターミナル21において、一対の
締付板25を貫通するボルト37及びボルト先端に螺合
するナット41と、締付板25とボルト頭部37aとの
間及び締付板25とナット41との間に介在しボルト頭
部37a又はナット41の当接する座面を締付板25に
対して非平行な傾斜面49で形成した一対のスペーサ4
3とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等のバッテリ
ー電極に装着固定するバッテリーターミナルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】車両等に搭載するバッテリーの電極に
は、車体側電線を接続するためのバッテリーターミナル
が装着固定される。ところが、多種類部品の混在するエ
ンジンルーム等の狭いスペースにおいては、バッテリー
ターミナルを締めつけるための工具を水平方向に倒して
行えば、周辺部品と干渉して作業性が悪い。
【0003】このような欠点を解消したバッテリーター
ミナルに、斜め上方からのナット締付けを可能にして、
作業性を良好にしたものがある。図17は斜め上方から
の締付作業を可能にした従来のバッテリーターミナルの
斜視図、図18は図17に示したバッテリーターミナル
の展開部品の平面図である。このバッテリーターミナル
1は、周部を半径方向で分断した締付け間隙3を有しバ
ッテリー電極に挿入可能となった筒状の固定部5と、締
付け間隙3を挟む固定部5の両端に連設した一対の平行
な締付板7と、固定部5の締付板7と反対側に連設した
電線接続部9とからなる。
【0004】締付板7にはボルト挿通穴11を穿設して
あり、ボルト挿通穴11にはボルト13を挿通してあ
る。締付板7は、ボルト13の中心軸mが固定部5の中
心軸nに対して傾斜するように、捩じりを加えて傾斜さ
せて形成してある。バッテリーターミナル1は、図18
に示すT字形状の展開部品15を折り曲げて形成する。
展開部品15は、帯板部17の両端17aが折り曲げら
れて締付板7になるとともに、帯板部17の中央部17
bが円筒状に折り曲げられて固定部5となり、帯板部1
7の中央部に垂直に延設した長板部19が押し返されて
電線接続部9となる。この際、締付板7は、円筒状の固
定部5の外周面に対して傾斜させて形成するため、帯板
部17の両端を曲線の折り曲げ部イで折り曲げ加工され
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のバッテリーターミナル1は、展開部品15の帯
板部17を曲線の折り曲げ部イで折り曲げて締付板7を
傾斜させていたため、過酷な曲げ(絞り)加工を強いる
ことになり、歪みが多くなり加工後の製品強度が低下す
る虞れがあった。また、曲線の折り曲げを行うため、特
に曲げ加工に用いる金型が複雑となる問題があった。更
に、車種等の仕様の違いにより、図19に示す逆方向に
締付板7を傾斜させたバッテリーターミナル1aも用意
する必要があり、バッテリーターミナルの種類が増大す
るとともに、各種類毎に金型を製作しなければならない
ため、コストの増大する問題があった。本発明は上記状
況に鑑みてなされたもので、製品強度を低下させること
がなく、しかも、同一部品を用いてボルトを逆傾斜方向
に変えることができることから、従来傾斜方向ごとに必
要であった種類を半減でき、且つコストも低減すること
のできるバッテリーターミナルの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るバッテリーターミナルは、周部を半径方
向で分断した締付け間隙を有する筒状の固定部と、前記
締付け間隙を挟む該固定部の両端に連設した一対の平行
な締付板とを具備するバッテリーターミナルにおいて、
前記一対の締付板を貫通するボルト及び該ボルト先端に
螺合するナットと、前記締付板とボルト頭部との間及び
前記締付板と前記ナットとの間に介在し前記ボルト頭部
又は前記ナットの当接する座面を前記締付板に対して非
平行な傾斜面で形成した一対のスペーサとを具備したこ
とを特徴とするものである。また、バッテリーターミナ
ルは、周部を半径方向で分断した締付け間隙を有する筒
状の固定部と、前記締付け間隙を挟む該固定部の両端に
連設した一対の平行な締付板とを具備するバッテリータ
ーミナルにおいて、前記一対の締付板を貫通するととも
にネジ部をボルト中心軸に対して屈曲させたボルト及び
該ボルト先端に螺合するナットと、前記締付板と前記ナ
ットとの間に介在し前記ナットの当接する座面を前記ネ
ジ部の軸に直交する傾斜面で形成したスペーサとを具備
したことを特徴とするものであってもよい。
【0007】このように構成したバッテリーターミナル
では、締付板を締めつけるボルト及びナットとの間に、
傾斜面を有するスペーサがそれぞれ挟入されることで、
垂直面で形成した締付板を用いて、ボルトの軸方向が傾
斜可能になる。また、スペーサの傾斜面の向きを変える
ことで、同一の部材を用いてボルトの傾斜方向が変更可
能になる。そして、ネジ部をボルト中心軸に対して屈曲
させたボルトを用いれば、スペーサを一つにすることが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るバッテリータ
ーミナルの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説
明する。図1は本発明に係るバッテリーターミナルの分
解斜視図、図2は図1のバッテリーターミナルを組み立
てた状態の斜視図、図3は図2のa矢視図である。バッ
テリーターミナル21は、不図示のバッテリー電極に挿
入可能となった筒状の固定部23と、一対の平行な締付
板25と、電気接続部27とにより基体部29を形成し
てある。この基体部29は、導電性金属板をブランキン
グした一枚の展開部品より折り曲げ加工して得ることが
できる。
【0009】固定部23は、周部を半径方向で分断した
締付け間隙31を有している。締付板25は、締付け間
隙31を挟む固定部23の両端に連設してあり、締付け
間隙31を挟み対向している。締付板25は、固定部2
3の軸方向と同一方向の面(垂直面)で形成してある。
また、電気接続部27は、固定部23の締付板25と反
対側に連設した水平面で形成してある。この電気接続部
27には、車体側電線の端子を固定するスタッドボルト
33を立設してある。
【0010】締付板25にはボルト挿通穴35を穿設し
てあり、ボルト挿通穴35にはボルト37を挿通する。
ボルト挿通穴35に挿通したボルト37の先端にはワッ
シャ39を挿入し、ナット41を螺合する。従って、こ
の状態では、ボルト37の軸方向は、締付板25に垂直
で且つ固定部23の軸方向に直交する方向となる。な
お、ボルト挿通穴35は、固定部23の軸方向に沿って
長い長穴に形成してある。
【0011】ところで、バッテリーターミナル21は、
締付板25とボルト37の頭部37aとの間及び締付板
25とナット41との間に介在するスペーサ43を備え
ている。スペーサ43は、貫通穴45を穿設すること
で、ボルト37に挿通するものが好ましい。スペーサ4
3は、外形を多角形で形成し、締付板25に折り曲げ形
成したストッパ部47に外周を当接して回動が規制され
る。このスペーサ43のボルト頭部37a又はナット4
1の当接する座面は、締付板25に対して非平行で且つ
相互に平行な傾斜面49で形成してある。
【0012】スペーサ43は、同一のものを、傾斜方向
を逆にして頭部37a側、ナット41側に用いることが
できる。この例では、頭部37a側のスペーサ43を上
方に向けて厚みが徐々に厚くなる傾斜、ナット41側の
スペーサ43を下方に向けて厚みが徐々に厚くなる傾斜
となるようにして用いてある。
【0013】従って、スペーサ43を介在させて締付板
25を挟持したボルト37及びナット41は、図3に示
すように、ボルト37がボルト挿通穴35の長穴形状に
沿って可動できることと併せて、ボルト37の軸m方向
が傾斜面49に垂直な方向、即ち、水平軸hに対して所
定角度θで傾斜し、右斜め上方に向くようになってい
る。これにより、ナット41は、右斜め上に配置され、
操作が容易となる。
【0014】図4はボルト挿通方向を図2と逆方向にし
た場合のバッテリーターミナルの斜視図、図5は図4の
b矢視図である。バッテリーターミナル21は、同一の
部材を用いてボルト37を逆方向に傾斜させることがで
きる。即ち、図4、図5に示すように、ボルト37を締
付板25の右側から挿通する場合には、頭部37a側の
スペーサ43を上方に向けて厚みが徐々に厚くなる傾
斜、ナット41側のスペーサ43を下方に向けて厚みが
徐々に厚くなる傾斜となるように用いることで、ボルト
37の軸m方向が左斜め上方に向くようになり、ナット
41が左斜め上に配置され、操作が容易となる。
【0015】図6は図1のバッテリーターミナルのナッ
ト締付け過程を(A)〜(C)で示した説明図である。
このように構成したバッテリーターミナル21では、ス
ペーサ43を介在させて締付板25をボルト37及びナ
ット41で挟持すると、ボルト37及びナット41の座
面がスペーサ43の傾斜面49に当接し、ボルト37の
軸方向が斜め上に傾斜することとなる(A)。従って、
ナット41は、操作容易な斜め上に位置することとな
る。
【0016】ナット41を締めつけると、ボルト37及
びナット41の挟持力tがスペーサ43の傾斜面49に
垂直に作用するが、スペーサ43は、この挟持力tを締
付板25に垂直な方向の締付力に変換し、締付け間隙3
1を挟み対向する一対の締付板25を接近方向に移動さ
せる(B)。これにより、固定部23は縮径し、不図示
のバッテリー電極の外周に装着固定されることになる
(C)。
【0017】このように上述のバッテリーターミナル2
1によれば、一対の締付板25と、これを締めつけるボ
ルト37及びナット41との間に、傾斜面49を有する
スペーサ43をそれぞれ挟入したので、垂直面で形成し
た締付板25を有する基体部29を用いて、ボルト37
の軸方向を傾斜させることができる。また、ボルト37
の挿通方向及びスペーサ43の傾斜面49の向きを変え
ることで、同一の部材を用いてボルト37の傾斜方向を
変更することができる。この結果、過酷な曲線曲げ加工
により締付板25を傾斜させる必要がないので、製品強
度の低下を防止できるとともに、同一部品を用いて逆傾
斜方向からの締付けを可能にできることから、種類を半
減でき、コストも低減することができる。更に、ボルト
37を水平に取り付ける場合には、スペーサ43を用い
なければよいため、汎用性も高めることができる。
【0018】なお、上述のバッテリーターミナル21で
は、固定部23を帯板により筒状に形成した場合を例に
説明したが、固定部は、図7に示すように、締付け間隙
31を有し且つ上下に重なり合う一対の環状体51から
なるものであってもよい。また、電気接続部27にスタ
ッドボルト33を立設し、このスタッドボルト33に車
体側電線を接続する場合を例に説明したが、電気接続部
は、図8に示すように、固定部23の一端に電線圧着部
53を連設し、この電線圧着部53に直接車体側電線5
5を接続するものであってもよい。
【0019】次に、本発明に係るバッテリーターミナル
の他の実施形態を説明する。図9は本発明に係るバッテ
リーターミナルの他の実施形態の分解斜視図、図10は
図9のバッテリーターミナルを組み立てた状態の斜視
図、図11は図10のc矢視図である。なお、図1に示
した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する
説明は省略することとする。この実施形態によるバッテ
リーターミナル61は、上述と同様の基体部29を用い
る一方、屈曲したボルト63と、一つのスペーサ43を
用いるところが上述のバッテリーターミナル21と異な
る。他の構成は、上述のバッテリーターミナル21と同
様である。
【0020】ボルト63は、ネジ部65を軸方向に対し
所定角度θで傾斜させて屈曲してある。締付板25のボ
ルト挿通穴35に挿通したボルト63は、先端にスペー
サ43、ワッシャ39を挿入し、ナット41を螺合す
る。従って、ナット41の螺合するネジ部65は、軸p
方向が傾斜面49に垂直な方向、即ち、図11に示すよ
うに、水平軸hに対して所定角度θで傾斜し、右斜め上
方に向くようになっている。これにより、ナット41
は、右斜め上に配置され、操作が容易となる。
【0021】図12はボルト挿通方向を図10と逆方向
にした場合のバッテリーターミナルの斜視図、図13は
図12のd矢視図である。バッテリーターミナル61
は、同一の部材を用いてボルト63を逆方向に傾斜させ
ることができる。即ち、図12、図13に示すように、
ボルト63を締付板25の右側から挿通する場合には、
ナット41側に挟入したスペーサ43を下方に向けて厚
みが徐々に厚くなる傾斜となるように用いることで、ナ
ット41の座面がスペーサ43の傾斜面49に当接し、
ナット41が左斜め上に配置され、操作が容易となる。
【0022】図14は図9のバッテリーターミナルのナ
ット締付け過程を(A)〜(C)で示した説明図であ
る。このように構成したバッテリーターミナル61で
は、ボルト63を締付板25に挿通し、スペーサ43を
介在させてナット41をボルト63のネジ部65に螺合
することで、ナット41の座面がスペーサ43の傾斜面
49に当接し、ネジ部65の軸方向が斜め上に傾斜する
こととなる(A)。従って、ナット41は、操作容易な
斜め上に位置することとなる。
【0023】ナット41を締めつけると、ナット41の
挟持力tが、スペーサ43の傾斜面49に垂直に作用す
るが、スペーサ43は、この挟持力tを締付板25に垂
直な方向の締付力に変換し、締付け間隙31を挟み対向
する一対の締付板25を接近方向に移動させる(B)。
これにより、固定部23は縮径し、不図示のバッテリー
電極の外周に装着固定されることになる(C)。
【0024】このように上述のバッテリーターミナル6
1によれば、ボルト63のネジ部65を屈曲させ、屈曲
したネジ部65に螺合するナット41と締付板25との
間に傾斜面49を有するスペーサ43を挟入したので、
垂直面で形成した締付板25を有する基体部29を用い
て、ネジ部65の軸方向を傾斜させることができる。ま
た、ボルト63の挿通方向及びスペーサ43の傾斜面4
9の向きを変えることで、同一の部材を用いてネジ部6
5の傾斜方向を変更することができる。この結果、過酷
な曲線曲げ加工により締付板25を傾斜させる必要がな
いので、製品強度の低下を防止できるとともに、同一部
品を用いて逆傾斜方向からの締付けを可能にできること
から、種類を半減でき、コストも低減することができ
る。更に、ボルトを水平に取り付ける場合には、通常の
ボルト37を用い、スペーサ43を用いなければよいた
め、汎用性も高めることができる。そして、この実施形
態によるバッテリーターミナル61によれば、ボルト6
3を屈曲したので、上述のバッテリーターミナル21で
二つ必要であったスペーサ43を一つにすることがで
き、部品点数を減らすことができる。
【0025】なお、上述のバッテリーターミナル61
は、固定部23を帯板により筒状に形成した場合を例に
説明したが、固定部は、図15に示すように、締付け間
隙31を有し且つ上下に重なり合う一対の環状体51か
らなるものであってもよい。また、電気接続部27にス
タッドボルト33を立設し、このスタッドボルト33に
車体側電線を接続する場合を例に説明したが、電気接続
部は、図16に示すように、固定部23の一端に電線圧
着部53を連設し、この電線圧着部53に直接車体側電
線55を接続するものであってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るバッテリーターミナルによれば、締付板を締めつける
ボルト及びナットとの間に、傾斜面を有するスペーサを
それぞれ挟入したので、垂直面で形成した締付板を用い
て、ボルトの軸方向を傾斜させることができる。また、
スペーサの傾斜面の向きを変えることで、同一の部材を
用いてボルトの傾斜方向を変更することができる。この
結果、締付板を傾斜加工する必要がないので、製品強度
の低下を防止できるとともに、同一部品を用いて逆傾斜
方向からの締付けを可能にできることから、種類を半減
でき、コストも低減することができる。そして、ネジ部
をボルト中心軸に対して屈曲させたボルトを用いたバッ
テリーターミナルによれば、スペーサを一つにすること
ができ、部品点数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリーターミナルの分解斜視
図である。
【図2】図1のバッテリーターミナルを組み立てた状態
の斜視図である。
【図3】図2のa矢視図である。
【図4】ボルト挿通方向を図2と逆方向にした場合のバ
ッテリーターミナルの斜視図である。
【図5】図4のb矢視図である。
【図6】図1のバッテリーターミナルのナット締付け過
程を(A)〜(C)で示した説明図である。
【図7】固定部を環状部で構成した図1のバッテリータ
ーミナルの斜視図である。
【図8】電気接続部を電線圧着部で構成した図1のバッ
テリーターミナルの斜視図である。
【図9】本発明に係るバッテリーターミナルの他の実施
形態の分解斜視図である。
【図10】図9のバッテリーターミナルを組み立てた状
態の斜視図である。
【図11】図10のc矢視図である。
【図12】ボルト挿通方向を図10と逆方向にした場合
のバッテリーターミナルの斜視図である。
【図13】図12のd矢視図である。
【図14】図9のバッテリーターミナルのナット締付け
過程を(A)〜(C)で示した説明図である。
【図15】固定部を環状部で構成した図9のバッテリー
ターミナルの斜視図である。
【図16】電気接続部を電線圧着部で構成した図9のバ
ッテリーターミナルの斜視図である。
【図17】斜め上方からの締付作業を可能にした従来の
バッテリーターミナルの斜視図である。
【図18】図17に示したバッテリーターミナルの展開
部品の平面図である。
【図19】ボルト締付け方向を逆方向に傾斜させた従来
のバッテリーターミナルの斜視図である。
【符号の説明】
21、61 バッテリーターミナル 23 固定部 25 締付板 31 締付け間隙 37、63 ボルト 37a ボルト頭部 41 ナット 43 スペーサ 49 傾斜面 65 ネジ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周部を半径方向で分断した締付け間隙を
    有する筒状の固定部と、前記締付け間隙を挟む該固定部
    の両端に連設した一対の平行な締付板とを具備するバッ
    テリーターミナルにおいて、 前記一対の締付板を貫通するボルト及び該ボルト先端に
    螺合するナットと、 前記締付板とボルト頭部との間及び前記締付板と前記ナ
    ットとの間に介在し前記ボルト頭部又は前記ナットの当
    接する座面を前記締付板に対して非平行な傾斜面で形成
    した一対のスペーサとを具備したことを特徴とするバッ
    テリーターミナル。
  2. 【請求項2】 前記締付板の前記ボルトを挿通させるボ
    ルト挿通穴を前記固定部の軸方向に沿って長い長穴とし
    たことを特徴とする請求項1記載のバッテリーターミナ
    ル。
  3. 【請求項3】 周部を半径方向で分断した締付け間隙を
    有する筒状の固定部と、前記締付け間隙を挟む該固定部
    の両端に連設した一対の平行な締付板とを具備するバッ
    テリーターミナルにおいて、 前記一対の締付板を貫通するとともにネジ部をボルト中
    心軸に対して屈曲させたボルト及び該ボルト先端に螺合
    するナットと、 前記締付板と前記ナットとの間に介在し前記ナットの当
    接する座面を前記ネジ部の軸に直交する傾斜面で形成し
    たスペーサとを具備したことを特徴とするバッテリータ
    ーミナル。
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