JP2006049164A - バッテリーターミナル及びスペーサ連結部品 - Google Patents

バッテリーターミナル及びスペーサ連結部品 Download PDF

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Abstract

【課題】 部品管理をできるだけ煩雑にならないようにするとともに、コスト増大を最小限に止めることが可能なバッテリーターミナル及びスペーサ連結部品を提供する。
【解決手段】 バッテリーターミナル本体2と、バッテリーターミナル本体2の一対の締め付け部3を貫通する屈曲ボルト4と、屈曲ボルト4のネジ部5に螺合するナット6と、締め付け部3及びナット6の間に介在し且つ二つのスペーサ7からなるスペーサ連結部品8と、を備えてバッテリーターミナル1を構成する。スペーサ連結部品8は、同じ形状のスペーサ7を組み合わせることにより構成する。スペーサ連結部品8は、二つのスペーサ7の各当接傾斜面17同士を当接し合う状態に連結して構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バッテリーと給電用の電線との間に介在するバッテリーターミナルと、そのバッテリーターミナルに用いられるスペーサ連結部品とに関する。
バッテリーターミナル本体と、バッテリーターミナル本体の締め付け部を貫通する屈曲ボルトと、屈曲ボルトのネジ部に螺合するナットと、締め付け部及びナットの間に介在するスペーサとを備えて、斜め上方からのナット締め付けを可能にしたバッテリーターミナルとしては、本願出願人が先に提案した下記特許文献1の開示技術が知られている。
下記特許文献1に開示されたバッテリーターミナルの上記屈曲ボルトは、ネジ部がボルト中心軸に対して屈曲するように形成されている。また、上記スペーサは、屈曲ボルトに対するボルト挿通孔を有するとともに、ナットを当接させるための座面が屈曲ボルトのネジ部の軸に対して直交する傾斜面となるように形成されている。
特開平10−223203号公報 (第4頁、第9−14図)
上記従来技術にあっては、斜め上方からのナット締め付けを可能にしたことから、近年のエンジンルーム内の密集状況から判断すると、バッテリーターミナル真横からのナット締め付けを行う場合よりも、締め付け工具とバッテリー周辺部品との干渉を回避し易くすることができる。従って、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。しかしながら、上記従来技術にあっては、次のような問題点を有する。すなわち、車種やグレードによって上記干渉の回避度合いが異なることから、より一層斜め上方からのナット締め付けを必要とする場合には、屈曲ボルトとスペーサとを新設して対応しなければならず、その結果、部品管理が煩雑になったりコスト増大を招いたりするという問題点を有する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、部品管理をできるだけ煩雑にならないようにするとともに、コスト増大を最小限に止めることが可能なバッテリーターミナル及びスペーサ連結部品を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のバッテリーターミナルは、締め付け間隙を設けて相対向する一対の締め付け部を形成したバッテリーターミナル本体と、前記締め付け部を貫通するとともにネジ部がボルト中心軸に対して屈曲する屈曲ボルトと、前記ネジ部に対して螺合するナットと、前記締め付け部及び前記ナットの間に介在するとともに、前記屈曲ボルトに対するボルト挿通孔を有し、更に前記ナットを当接させるための座面を前記ネジ部の軸に対して直交する傾斜面となるように形成したスペーサと、を備えるバッテリーターミナルであって、前記スペーサにおける前記座面側の前記ボルト挿通孔の開口形状を長円形状に形成し、前記屈曲ボルトの替わりに該屈曲ボルトよりも前記ネジ部を屈曲させた別の屈曲ボルトを用いる場合には、前記スペーサと同じ形状となる別のスペーサを、前記座面同士が当接し合う状態で前記ナットとの間に介在させることを特徴としている。
請求項2記載の本発明のバッテリーターミナルは、請求項1に記載のバッテリーターミナルにおいて、前記座面の周縁にスペーサ回り止め部を形成することを特徴としている。
請求項3記載の本発明のスペーサ連結部品は、ネジ部がボルト中心軸に対して屈曲する屈曲ボルトを挿通させるためのボルト挿通孔と、該ボルト挿通孔の開口部を有する当接面及び該当接面に対して傾斜する当接傾斜面とを有し、且つ、該当接傾斜面の前記開口部を長円形状に形成した二つのスペーサを、前記当接傾斜面同士が当接し合う状態で連結してなることを特徴としている。
以上のような特徴を有する本発明によれば、従来同様の斜め上方からのナット締め付けでよい場合には、一つのスペーサで対応し、より一層斜め上方からのナット締め付けを必要とする場合には、同じ形状のスペーサ同士を連結することによって対応を可能にする。この時、新設部品としては屈曲ボルトのみになる。連結したスペーサ同士は、スペーサ回り止め部により、ナット締め付け時の回転が阻止される。尚、スペーサ回り止め部があることにより、目視しなくともスペーサの座面(当接傾斜面)を把握することが可能になる。スペーサ回り止め部は作業性の向上に寄与する。
請求項1、3に記載された本発明によれば、部品管理をできるだけ煩雑にならないようにすることができるという効果を奏する。また、コスト増大を最小限に止めることができるという効果を奏する。請求項2に記載された本発明によれば、ナット締め付け時におけるスペーサの回転を阻止することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明のバッテリーターミナルの一実施の形態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。また、図2はバッテリーターミナルの分解斜視図、図3はスペーサの斜視図、図4はスペーサを一つだけ用いた場合のバッテリーターミナルの断面図である。
図1及び図2において、引用符号1は図示しないバッテリーのバッテリーポストに取り付けられる導電性の本発明のバッテリーターミナルを示している。その本発明のバッテリーターミナル1は、図示しない給電用の電線を接続してバッテリーからの給電を行えるようにするためのものであって、バッテリーターミナル本体2と、バッテリーターミナル本体2の一対の締め付け部3を貫通する屈曲ボルト4と、屈曲ボルト4のネジ部5に螺合するナット6と、締め付け部3及びナット6の間に介在し且つ二つのスペーサ7からなるスペーサ連結部品8と、を備えて構成されている。以下、各構成部材について説明する。
上記バッテリーターミナル本体2は、導電性を有する金属板を打ち抜いて折り曲げ加工を施すことにより製造されている。このようなバッテリーターミナル本体2には、環状部9と、一対の締め付け部3と、図示しない電線接続部とが設けられている。環状部9は、バッテリーポストに巻着する部分であって、締め付け間隙10を設けるためにその一部が分断された形状に形成されている。すなわち、環状部9は、平面視略C字状となる図示のような形状に形成されている。
一対の締め付け部3は、環状部9の上記一部分断された部分に連続するように形成されている。一対の締め付け部3は、締め付け間隙10を挟んで相対向するように配置形成されている。一対の締め付け部3には、屈曲ボルト4が貫通するとともに、スペーサ連結部品8が取り付けられるようになっている。このような一対の締め付け部3の間隔を狭めると、環状部9が縮径するようになっている。
各締め付け部3は、平板状の垂直壁11と、その垂直壁11の上下両側部から外側に突出する一対の回り止め部12とを有して略コ字状となる図示のような形状に形成されている。垂直壁11は、平坦な面を有するように形成されている。このような垂直壁11の中央には、屈曲ボルト4に対する貫通孔13が形成されている。
一対の回り止め部12は、ナット6の締め付けの際に屈曲ボルト4が回ってしまわないようにするため、屈曲ボルト4の頭部14を引っ掛けるような形状に形成されている。本形態において、一対の締め付け部3の一方の回り止め部12は、屈曲ボルト4の頭部14を引っ掛けるための部分として、また、他方の回り止め部12は、スペーサ連結部品8の後述する正多角形部15を引っ掛けるための受け部として形成されている。尚、屈曲ボルト4の回り止めとして機能する方には12aを、受け部として機能する方には12bを付して区別する。
上記屈曲ボルト4は、正方形状の断面を有する頭部14と、その頭部14の中央から突出する円柱状の中心軸部16と、中心軸部16に連続するネジ部5とを有しており、ネジ部5が中心軸部16に対して(言い換えればボルト中心軸に対して)屈曲するような図示の形状に形成されている。頭部14は、その一面幅W1が全て等しくなるように形成されている。また、頭部14は、一面幅W1が締め付け部3の一対の回り止め部12(12a)の間隔に合うようにその寸法が設定されている。ネジ部5は、特に限定するものではないが、本形態において、例えば60°屈曲するように形成されている。屈曲ボルト4は、頭部14が本形態において正方形状の断面を有することから、90°毎に回転させるとネジ部5の向きが変わるようになっている。
図1ないし図4において、上記スペーサ連結部品8は、二つのブロック状のスペーサ7を組み合わせる(同じ形状のスペーサ7を組み合わせる)ことにより構成されている。具体的には、二つのスペーサ7の後述する各当接傾斜面17同士が当接し合う状態に連結することにより構成されている。各スペーサ7は、屈曲ボルト4を挿通するためのボルト挿通孔18と、そのボルト挿通孔18の開口部19、20を有する当接面21及び当接傾斜面17と、スペーサ回り止め部22とを有している。
当接面21は、平坦な面であって、正方形状に形成されている。当接面21は、正方形状であることから一面幅W2が全て等しくなるように形成されている。また、当接面21は、一面幅W2が締め付け部3の一対の回り止め部12(12b)の間隔に合うようにその寸法が設定されている。締め付け部3側のスペーサ7の当接面21は、締め付け部3の垂直壁11に当接する面として用いられている。また、ナット6側のスペーサ7の当接面21は、ナット6を当接させるための座面として用いられている(同じスペーサ7を用いるが、配置によって機能が異なる)。
当接傾斜面17は、当接面21に対して傾斜するように形成されている。また、当接傾斜面17は、平坦な面であって、長方形状に形成されている。このような当接傾斜面17が存在する部分は、一方から他方に向けて次第に当接面21からの厚みが増すように形成されている。尚、当接傾斜面17は、スペーサ連結部品8を用いずに一つのスペーサ7で対応する場合(図4参照)に、ナット6を当接させるための座面として機能するように形成されている。これについては図4を参照しながら後述する。
締め付け部3側のスペーサ7の当接面21が存在する部分は、本形態において、正多角形部15として設定されている。正多角形部15は、図からも分かるように、屈曲ボルト4の頭部14と似た形状になっており、屈曲ボルト4と同様、90°毎に回転させると当接傾斜面17の向きが変わるようになっている(スペーサ連結部品8の取り付け向きが作業し易い向きに変えられるようになる。スペーサ連結部品8は、上記ボルト中心軸に対して回転方向に取り付け向きが変えられる構造を有する)。尚、正多角形部15は、当接面21が正方形状であることからスペーサ7の外周面の面数が四つになっている。しかしながら、これに替えて六つや八つの面を有する正多角形部を形成してもよいものとする。
ボルト挿通孔18は、当接面21側の開口部19が円形状となるように形成されている。また、ボルト挿通孔18は、当接傾斜面17側の開口部20が長円形状となるように形成されている。屈曲ボルト4は、各ボルト挿通孔18を介してスペーサ連結部品8を貫通すると、ネジ部5の先端側がナット6側のスペーサ7の当接面21から突出するようにその長さが設定されている。また、屈曲ボルト4は、ネジ部5がナット6側のスペーサ7の当接面21に対して直交するように形成されている。
スペーサ回り止め部22は、各当接傾斜面17同士が当接し合う状態で連結するスペーサ連結部品8の各スペーサ7の回転方向の移動を規制するための部分であって、本形態においては、当接傾斜面17の周縁の対角方向に二つ形成されている。尚、図中のスペーサ回り止め部22の形状及び配置は一例であるものとする。
上記構成において、本発明のバッテリーターミナル1の組み付けは、先ず、バッテリーターミナル本体2の締め付け部3に屈曲ボルト4を挿通し、次いで、二つのスペーサ7を組み合わせたスペーサ連結部品8を屈曲ボルト4に差し込むような状態で取り付け、最後に、ナット6を屈曲ボルト4のネジ部5に螺合させることにより完了する。そして、バッテリーターミナル本体2の環状部9をバッテリーポストに差し込み、その上でナット6をスペーサ連結部品8の座面(ナット6側のスペーサ7の当接面21)上で締め付け始めると、締め付け力が屈曲ボルト4の上記ボルト中心軸方向に作用して一対の締め付け部3同士が近接する方向に移動する。これにより、環状部9の直径が縮径し、本発明のバッテリーターミナル1のバッテリーポストに対する接続が完了する。
ここで、図4を参照しながらスペーサ7を一つだけ用いた場合のバッテリーターミナル31について説明する。尚、上述と同じ構成部材には同一の符号を付すものとする。
図4において、バッテリーターミナル31は、バッテリーターミナル本体2と、バッテリーターミナル本体2の一対の締め付け部3を貫通する屈曲ボルト32と、屈曲ボルト32のネジ部33に螺合するナット6と、締め付け部3及びナット6の間に介在する一つのスペーサ7と、を備えて構成されている。
屈曲ボルト32は、正方形状の断面を有する頭部34(頭部14と同じ)と、その頭部34の中央から突出する円柱状の中心軸部35と、中心軸部35に連続するネジ部33とを有しており、ネジ部33が中心軸部35に対して(言い換えればボルト中心軸に対して)屈曲するような図示の形状に形成されている。ネジ部33は、特に限定するものではないが、本形態において、例えば30°屈曲するように形成されている。また、ネジ部33は、スペーサ7の当接傾斜面17(ナット6に対する座面)に対して直交するように形成されている。
上記構成において、バッテリーターミナル31の組み付けは、先ず、バッテリーターミナル本体2の締め付け部3に屈曲ボルト32を挿通し、次いで、スペーサ7を屈曲ボルト32に差し込むような状態で取り付け、最後に、ナット6を屈曲ボルト32のネジ部33に螺合させることにより完了する。そして、バッテリーターミナル本体2の環状部9をバッテリーポストに差し込み、その上でナット6をスペーサ7の当接傾斜面17(座面)上で締め付け始めると、締め付け力が屈曲ボルト32の上記ボルト中心軸方向に作用して一対の締め付け部3同士が近接する方向に移動する。これにより、環状部9の直径が縮径し、バッテリーターミナル31のバッテリーポストに対する接続が完了する。
従来同様の斜め上方からのナット6の締め付けでよい場合には、一つのスペーサ7と、屈曲ボルト32とを用いたバッテリーターミナル31で対応することができる。そして、より一層斜め上方からのナット6の締め付けを必要とする場合には、同じ形状のスペーサ7同士を連結して構成したスペーサ連結部品8と、屈曲ボルト4とを用いた本発明のバッテリーターミナル1で対応することができる。
以上、図1ないし図4を参照しながら説明してきたように、本発明のバッテリーターミナル1は、スペーサを新設せずに既存のスペーサ7を利用することから、部品管理をできるだけ煩雑にならないようにすることができる。また、コスト増大を最小限に止めることができる。
次に、図5を参照しながらバッテリーターミナル本体の他の例を説明する。本発明においては、上述のバッテリーターミナル本体2に限らず、図5(a)に示されるような、環状部41と一対の締め付け部42と電線接続部43とを有するバッテリーターミナル本体44や、図5(b)に示されるような、環状部45と一対の締め付け部46と電線接続部47とを有するバッテリーターミナル本体48を用いることも可能である。
このようなバッテリーターミナル本体44(又は48)の一対の締め付け部42(又は46)に屈曲ボルト4を挿通し、その屈曲ボルト4に差し込むような状態でスペーサ連結部品8を取り付け、最後に、ナット6を屈曲ボルト4のネジ部5に螺合させればバッテリーターミナルの組み付けが完了する。
続いて、図6を参照しながら他の例となるスペーサと受け部について説明する。(a)は他の例となるスペーサの斜視図、(b)は(a)のスペーサに対応する受け部の斜視図である。
図6(a)において、スペーサ7′の当接面21′には、正多角形部15′が突出するように形成されている。その正多角形部15′は、正六角形状であってボルト挿通孔18′の周縁に形成されている。一方、図6(b)に示されるように、締め付け部3′の貫通孔13′には、正六角形状の受け部12b′が形成されている。このような正多角形部15′及び受け部12b′であっても上述同様の作用を生じさせることができる(正六角形状に限らず、正三角形状や正五角形状、正六角形状、正七角形状…も可能であるものとする)。また、特に図示しないが、締め付け部の貫通孔周縁に正多角形部を突出形成するとともに、スペーサの当接面に受け部を凹状に形成することでも上述同様の作用を生じさせることができる。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
本発明のバッテリーターミナルの一実施の形態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 バッテリーターミナルの分解斜視図である。 スペーサの斜視図である。 スペーサを一つだけ用いた場合のバッテリーターミナルの断面図である。 (a)、(b)はバッテリーターミナル本体の他の例を示す斜視図である。 (a)は他の例となるスペーサの斜視図、(b)は(a)のスペーサに対応する受け部の斜視図である。
符号の説明
1 バッテリーターミナル
2 バッテリーターミナル本体
3 締め付け部
4 屈曲ボルト
5 ネジ部
6 ナット
7 スペーサ
8 スペーサ連結部品
9 環状部
10 締め付け間隙
11 垂直壁
12 回り止め部
12a 回り止め部
12b 受け部として機能する回り止め部
13 貫通孔
14 頭部
15 正多角形部
16 中心軸部
17 当接傾斜面
18 ボルト挿通孔
19、20 開口部
21 当接面
22 スペーサ回り止め部
32 屈曲ボルト
33 ネジ部
W1、W2 一面幅

Claims (3)

  1. 締め付け間隙を設けて相対向する一対の締め付け部を形成したバッテリーターミナル本体と、
    前記締め付け部を貫通するとともにネジ部がボルト中心軸に対して屈曲する屈曲ボルトと、
    前記ネジ部に対して螺合するナットと、
    前記締め付け部及び前記ナットの間に介在するとともに、前記屈曲ボルトに対するボルト挿通孔を有し、更に前記ナットを当接させるための座面を前記ネジ部の軸に対して直交する傾斜面となるように形成したスペーサと、
    を備えるバッテリーターミナルであって、
    前記スペーサにおける前記座面側の前記ボルト挿通孔の開口形状を長円形状に形成し、前記屈曲ボルトの替わりに該屈曲ボルトよりも前記ネジ部を屈曲させた別の屈曲ボルトを用いる場合には、前記スペーサと同じ形状となる別のスペーサを、前記座面同士が当接し合う状態で前記ナットとの間に介在させる
    ことを特徴とするバッテリーターミナル。
  2. 請求項1に記載のバッテリーターミナルにおいて、
    前記座面の周縁にスペーサ回り止め部を形成する
    ことを特徴とするバッテリーターミナル。
  3. ネジ部がボルト中心軸に対して屈曲する屈曲ボルトを挿通させるためのボルト挿通孔と、該ボルト挿通孔の開口部を有する当接面及び該当接面に対して傾斜する当接傾斜面とを有し、且つ、該当接傾斜面の前記開口部を長円形状に形成した二つのスペーサを、前記当接傾斜面同士が当接し合う状態で連結してなる
    ことを特徴とするスペーサ連結部品。
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