JP3370096B2 - 端子台 - Google Patents
端子台Info
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- JP3370096B2 JP3370096B2 JP51747196A JP51747196A JP3370096B2 JP 3370096 B2 JP3370096 B2 JP 3370096B2 JP 51747196 A JP51747196 A JP 51747196A JP 51747196 A JP51747196 A JP 51747196A JP 3370096 B2 JP3370096 B2 JP 3370096B2
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- JP
- Japan
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- screw
- sandwiching
- terminal block
- plate
- plate member
- Prior art date
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 10
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/28—Clamped connections, spring connections
- H01R4/30—Clamped connections, spring connections utilising a screw or nut clamping member
- H01R4/302—Clamped connections, spring connections utilising a screw or nut clamping member having means for preventing loosening of screw or nut, e.g. vibration-proof connection
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B39/00—Locking of screws, bolts or nuts
- F16B39/22—Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening
- F16B39/28—Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening by special members on, or shape of, the nut or bolt
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/28—Clamped connections, spring connections
- H01R4/38—Clamped connections, spring connections utilising a clamping member acted on by screw or nut
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、電線の線端等の導体部分を挟着することに
より、当該導体部分との電気的な接続を形成する端子台
に関する。
より、当該導体部分との電気的な接続を形成する端子台
に関する。
背景技術
従来の端子台は、例えば、図3及び図4に示すよう
に、電線の導体部分である線端100が挿入される空間を
形成する台本体4と、その空間に挿入された線端100を
台本体4の内側下部の挟着面4cへ押し付けるようにして
挟着する挟着部30とを有する。
に、電線の導体部分である線端100が挿入される空間を
形成する台本体4と、その空間に挿入された線端100を
台本体4の内側下部の挟着面4cへ押し付けるようにして
挟着する挟着部30とを有する。
挟着部30は、ねじ頭部31a及びねじ軸部31bからなるね
じ31と、挟着面4cとの間に線端100を挾み、ねじ31によ
り押圧されることで挾まれている線端100を挟着する挟
着板部材33とを有する。挟着板部材33は、ねじ31の軸方
向の移動に連動して上下するようにねじ軸部31b下端と
連結されている。
じ31と、挟着面4cとの間に線端100を挾み、ねじ31によ
り押圧されることで挾まれている線端100を挟着する挟
着板部材33とを有する。挟着板部材33は、ねじ31の軸方
向の移動に連動して上下するようにねじ軸部31b下端と
連結されている。
台本体4は、例えば、細長い金属製の板状部材を4ヵ
所で同じ方向に直角に曲げ、その最初の辺4aと最後の辺
4bとが重なるようにして構成される。辺部4a、4bには、
ねじ軸部31bと合うようにねじが切られているねじ孔が
それぞれ設けられている。なお、線端100が挟着されて
いない状態では、これら2つのねじ孔の中心点が一致す
るように、辺部4a、4bが互いに重なりあう構成となって
いる。
所で同じ方向に直角に曲げ、その最初の辺4aと最後の辺
4bとが重なるようにして構成される。辺部4a、4bには、
ねじ軸部31bと合うようにねじが切られているねじ孔が
それぞれ設けられている。なお、線端100が挟着されて
いない状態では、これら2つのねじ孔の中心点が一致す
るように、辺部4a、4bが互いに重なりあう構成となって
いる。
このような構成を有する従来の端子台では、線端100
を挟着板部材33と挟着面4cとの間に挿入し、その状態で
ねじ31を絞めることにより、線端100を挟着する。この
ため、従来の端子台は、挟着板部材33または挟着面4cを
導体で構成することにより、当該導体部分を介して、線
端100が挟着された電線との電気的接続を形成すること
ができる。
を挟着板部材33と挟着面4cとの間に挿入し、その状態で
ねじ31を絞めることにより、線端100を挟着する。この
ため、従来の端子台は、挟着板部材33または挟着面4cを
導体で構成することにより、当該導体部分を介して、線
端100が挟着された電線との電気的接続を形成すること
ができる。
さらに、ねじ31をさらに締め付けることにより、ねじ
孔が設けられている台本体4の辺部4a、4bは上方外側へ
開く。台本体4は、金属製であるため、これら辺部4a、
4bの有するバネ弾性力により、ねじ31を常に下方へ押し
付けることで、ねじ31のゆるみ防止を図っている。
孔が設けられている台本体4の辺部4a、4bは上方外側へ
開く。台本体4は、金属製であるため、これら辺部4a、
4bの有するバネ弾性力により、ねじ31を常に下方へ押し
付けることで、ねじ31のゆるみ防止を図っている。
しかし、従来の端子台でのねじ31のゆるみ防止機構の
効果は充分でない場合がある。例えば、端子台に加えら
れる機械的な振動などによっては、ねじ31のゆるみを完
全に防止することができず、線端100に対する挟着力が
不充分となり、最悪の場合には、線端100が端子台から
抜けてしまう可能性もある。
効果は充分でない場合がある。例えば、端子台に加えら
れる機械的な振動などによっては、ねじ31のゆるみを完
全に防止することができず、線端100に対する挟着力が
不充分となり、最悪の場合には、線端100が端子台から
抜けてしまう可能性もある。
発明の開示
本発明の目的は、挟着部のねじのゆるみをより効果的
に防止することができる端子台を提供することにある。
に防止することができる端子台を提供することにある。
上記目的は、電線の線端を挟着する挟着部と前記挟着
部が取付けられる台本体とを有する端子台において、前
記台本体は、前記線端が挟着される挟着面が形成された
基部と、前記挟着面に対向する位置に互いに重なりあっ
て配置される、円形のねじ孔がそれぞれに形成された2
つの板部とを有し、前記挟着部は、前記挟着面と前記2
つの板部との間に配置され前記挟着面との間に前記線端
を挾む挟着板部材と、前記2つの板部の両ねじ孔を通り
前記挟着板部材を前記挟着面の方向へ押圧するねじとを
有し、前記ねじは、ねじが切られている軸部の断面が前
記2つの板部のねじ孔の直径を長径とする楕円形であ
り、前記2つの板部は、前記線端が挟着されている場合
に生じる、前記ねじが絞められたときに進む方向と逆向
きの力が、前記ねじを通して当該2つの板部に作用する
と、当該力に応じて前記2つのねじ孔の中心位置が互い
にずれることが可能なように、かつ、当該力が作用しな
い場合には、前記2つのねじ孔の中心がほぼ同軸上に並
ぶように、前記基部と弾性的に連結されていることを特
徴とする端子台により達成される。
部が取付けられる台本体とを有する端子台において、前
記台本体は、前記線端が挟着される挟着面が形成された
基部と、前記挟着面に対向する位置に互いに重なりあっ
て配置される、円形のねじ孔がそれぞれに形成された2
つの板部とを有し、前記挟着部は、前記挟着面と前記2
つの板部との間に配置され前記挟着面との間に前記線端
を挾む挟着板部材と、前記2つの板部の両ねじ孔を通り
前記挟着板部材を前記挟着面の方向へ押圧するねじとを
有し、前記ねじは、ねじが切られている軸部の断面が前
記2つの板部のねじ孔の直径を長径とする楕円形であ
り、前記2つの板部は、前記線端が挟着されている場合
に生じる、前記ねじが絞められたときに進む方向と逆向
きの力が、前記ねじを通して当該2つの板部に作用する
と、当該力に応じて前記2つのねじ孔の中心位置が互い
にずれることが可能なように、かつ、当該力が作用しな
い場合には、前記2つのねじ孔の中心がほぼ同軸上に並
ぶように、前記基部と弾性的に連結されていることを特
徴とする端子台により達成される。
本発明の端子台においては、その台本体に電線の線端
を挿入し、台本体の基部の挟着面と挟着板部材との間に
線端を挾み、挟着部のねじを絞めることにより、挟着板
部材を押圧して前記線端を、挟着面と挟着板部材との間
に挟着する。
を挿入し、台本体の基部の挟着面と挟着板部材との間に
線端を挾み、挟着部のねじを絞めることにより、挟着板
部材を押圧して前記線端を、挟着面と挟着板部材との間
に挟着する。
挟着板部材への押圧力の反作用による抗力として、ね
じが装着されている2つの板部を、ねじを絞めることに
よってねじが進む方向とは逆の方向、すなわち、台本体
の内部から外側へ向かう方向に働く。
じが装着されている2つの板部を、ねじを絞めることに
よってねじが進む方向とは逆の方向、すなわち、台本体
の内部から外側へ向かう方向に働く。
この抗力に応じて、2つの板部が変位し、抗力が働い
ていない場合には同軸上であった2つの板部のそれぞれ
に設けられた円形のねじ孔の中心点が互いにずれて、楕
円形のねじ孔を形成する。
ていない場合には同軸上であった2つの板部のそれぞれ
に設けられた円形のねじ孔の中心点が互いにずれて、楕
円形のねじ孔を形成する。
本発明では、ねじの軸方向と直交する断面が楕円形の
ねじを有している。このため、線端が充分な圧力で挟着
された状態のままでねじを絞め、ねじの楕円と2つの板
部のねじ孔が形成する楕円とがいったん一致した後で、
ねじのゆるむ方向へ回転するには、2つの板部のねじ孔
が形成した楕円のねじ孔をまた円形に戻すことが必要と
なる。
ねじを有している。このため、線端が充分な圧力で挟着
された状態のままでねじを絞め、ねじの楕円と2つの板
部のねじ孔が形成する楕円とがいったん一致した後で、
ねじのゆるむ方向へ回転するには、2つの板部のねじ孔
が形成した楕円のねじ孔をまた円形に戻すことが必要と
なる。
ところが、2つのねじ孔が形成するねじ孔を円形に戻
すには、前記抗力に反して2つの板部をもとの位置に戻
すような力を用する。
すには、前記抗力に反して2つの板部をもとの位置に戻
すような力を用する。
したがって、本発明によれば、端子台のねじのゆるみ
をより効果的に防止することができる。
をより効果的に防止することができる。
図面の簡単な説明
図1は本発明を適用した端子台の一実施例の構成を示
す断面図である。図2(a)は図1の実施例で用いられ
るねじの側面図、図2(b)は図1の実施例で用いられ
るねじの断面図、図2(c)は図1の実施例で用いられ
るねじの側面図である。図3は従来の端子台の構成を示
す一部断面図である。図4は従来の端子台の作用を説明
するための断面図である。図5は図1の実施例における
台本体の辺部4a、4bの位置のずれかたを説明するための
台本体の上面図である。
す断面図である。図2(a)は図1の実施例で用いられ
るねじの側面図、図2(b)は図1の実施例で用いられ
るねじの断面図、図2(c)は図1の実施例で用いられ
るねじの側面図である。図3は従来の端子台の構成を示
す一部断面図である。図4は従来の端子台の作用を説明
するための断面図である。図5は図1の実施例における
台本体の辺部4a、4bの位置のずれかたを説明するための
台本体の上面図である。
発明を実施するための最良の形態
本発明を適用した端子台の一実施例について、図を用
いて説明する。
いて説明する。
本実施例の端子台は、図1に示すように、電線の線端
等の導体部が挿入される空間を形成する台本体4と、そ
の空間に挿入された導体部を台本体4の内側下部の挟着
面4cへ押し付けるようにして挟着する挟着部10とを有す
る。
等の導体部が挿入される空間を形成する台本体4と、そ
の空間に挿入された導体部を台本体4の内側下部の挟着
面4cへ押し付けるようにして挟着する挟着部10とを有す
る。
台本体4は、例えば、細長い金属製の板状部材を4ヵ
所で同じ方向に直角に曲げ、その最初の辺部4aと最後の
辺部4bとを重ねるようにして構成する。さらに、辺部4
a、4bには、ねじ軸部1bと合うようにねじが切られてい
る円形のねじ孔4a'、4b'が設けられている。
所で同じ方向に直角に曲げ、その最初の辺部4aと最後の
辺部4bとを重ねるようにして構成する。さらに、辺部4
a、4bには、ねじ軸部1bと合うようにねじが切られてい
る円形のねじ孔4a'、4b'が設けられている。
挟着部10は、ねじ頭部1a及びねじ軸部1bからなるねじ
1と、ねじ1の軸方向の移動に連動して上下するように
ねじ軸部1b下端と接続されている挟着板部材3とを有す
る。
1と、ねじ1の軸方向の移動に連動して上下するように
ねじ軸部1b下端と接続されている挟着板部材3とを有す
る。
ねじ1は、辺部4a、4bに設けられた2つのねじ孔4
a'、4b'へ次々に通るようねじ入れることで台本体4に
装着され、辺部4bから下方に突出したねじ軸部1bの下端
部が挟着板部材3と接するように構成されている。
a'、4b'へ次々に通るようねじ入れることで台本体4に
装着され、辺部4bから下方に突出したねじ軸部1bの下端
部が挟着板部材3と接するように構成されている。
ねじ1のねじ軸部1bは、図2に示すように、その軸方
向と直交する方向の断面形状1cが楕円形をなすように構
成されている。この楕円形の長径R2は、上記ねじ孔4
a'、4b'の直径と同じ長さであり、短径R1は、長径R2よ
りも小さい。
向と直交する方向の断面形状1cが楕円形をなすように構
成されている。この楕円形の長径R2は、上記ねじ孔4
a'、4b'の直径と同じ長さであり、短径R1は、長径R2よ
りも小さい。
ねじ1は、例えば、従来の製作方法で作成された通常
の金属製のねじ、すなわち、軸方向と直交する断面形状
が円形のねじを、ねじ山をつぶさないようにして軸方向
と直交する方向に圧力をかけて変形させることにより、
作成することができる。
の金属製のねじ、すなわち、軸方向と直交する断面形状
が円形のねじを、ねじ山をつぶさないようにして軸方向
と直交する方向に圧力をかけて変形させることにより、
作成することができる。
なお、本発明では、後述する作用の説明からも判明す
るように、この断面形状1cの楕円形の形状あるいは短径
R1と長径R2との比に係らず楕円であるならば、従来の端
子台に比べて、ねじのゆるみをより効果的に防止するこ
とが可能となる。したがって、本発明では、断面形状1c
の楕円形の形状は具体的に限定されるものではなく、長
径R2が上記ねじ孔4a'、4b'の直径と同じ長さであれば、
その長さよりも小さい値の範囲で、短径R1の値は適宜決
定することができる。
るように、この断面形状1cの楕円形の形状あるいは短径
R1と長径R2との比に係らず楕円であるならば、従来の端
子台に比べて、ねじのゆるみをより効果的に防止するこ
とが可能となる。したがって、本発明では、断面形状1c
の楕円形の形状は具体的に限定されるものではなく、長
径R2が上記ねじ孔4a'、4b'の直径と同じ長さであれば、
その長さよりも小さい値の範囲で、短径R1の値は適宜決
定することができる。
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例の端子台では、電線の導体部分である線端を
挟着板部材3と挟着面4cとの間に挿入し、その状態でね
じ1を絞めることにより、前記線端を挟着して、固定す
る。ここで、挟着板部材3および挟着面4cのうち少なく
とも一方を導体で構成しておくことにより、その導体を
介して、前記線端と当該端子台との電気的接続を形成す
ることができる。
挟着板部材3と挟着面4cとの間に挿入し、その状態でね
じ1を絞めることにより、前記線端を挟着して、固定す
る。ここで、挟着板部材3および挟着面4cのうち少なく
とも一方を導体で構成しておくことにより、その導体を
介して、前記線端と当該端子台との電気的接続を形成す
ることができる。
ねじ1を絞める際、ねじ1が挟着板部材3を押圧して
いない状態では、辺部4a、4bのねじ孔4a'、4b'の中心は
互いに同軸上にあるため、これら2つのねじ孔により形
成されるねじ孔は円形である。また、ねじ孔4a'、4b'に
は、ねじ1と同じピッチでねじが切られている。このた
め、この状態では、ねじ1の長径R2を有する周部分を接
しながら回転する。
いない状態では、辺部4a、4bのねじ孔4a'、4b'の中心は
互いに同軸上にあるため、これら2つのねじ孔により形
成されるねじ孔は円形である。また、ねじ孔4a'、4b'に
は、ねじ1と同じピッチでねじが切られている。このた
め、この状態では、ねじ1の長径R2を有する周部分を接
しながら回転する。
線端を挟着している状態では、挟着板部材3に対して
押圧力が加わると同時に、この押圧力と反対の方向に抗
力が生じる。この抗力は、ねじ1を介して、台本体4の
辺部4a、4bを上方へ押すように働く。
押圧力が加わると同時に、この押圧力と反対の方向に抗
力が生じる。この抗力は、ねじ1を介して、台本体4の
辺部4a、4bを上方へ押すように働く。
辺部4a、4bは台本体4の一部であり、その1辺で固定
されているため、それぞれの辺部全体は上方へ移動せ
ず、前記連結されている1辺あるいは挟着面4cの両側に
ある辺4c'を回転軸として、辺部4a、4bを外側へ開くよ
うに変形する。すると、元々は同軸上にあった辺部4a、
4bの2つの円形のねじ孔4a'、4b'の中心位置が互いにず
れ、図5に示すように、実質的に楕円形のねじ孔1c'を
形成しようとする。
されているため、それぞれの辺部全体は上方へ移動せ
ず、前記連結されている1辺あるいは挟着面4cの両側に
ある辺4c'を回転軸として、辺部4a、4bを外側へ開くよ
うに変形する。すると、元々は同軸上にあった辺部4a、
4bの2つの円形のねじ孔4a'、4b'の中心位置が互いにず
れ、図5に示すように、実質的に楕円形のねじ孔1c'を
形成しようとする。
また、台本体4は、金属製であるため、これら辺部4
a、4bの変形にたいして働くバネ弾性力により、ねじ1
を常に下方へ押し付ける力が働く。
a、4bの変形にたいして働くバネ弾性力により、ねじ1
を常に下方へ押し付ける力が働く。
このような状態にある台本体4で、軸方向と直交する
断面が楕円形のねじ1を用いると、ねじ1の楕円形の断
面形状1cと、2つの辺部4a、4bが形成するねじ孔1c'の
楕円形状とがいったん一致した後に、ねじ1がゆるむ方
向に回るには、いままでの締め付け力よりも大きな力が
必要となる。
断面が楕円形のねじ1を用いると、ねじ1の楕円形の断
面形状1cと、2つの辺部4a、4bが形成するねじ孔1c'の
楕円形状とがいったん一致した後に、ねじ1がゆるむ方
向に回るには、いままでの締め付け力よりも大きな力が
必要となる。
なぜなら、ねじ1がゆるむためには、2つの板部4a、
4bのねじ孔4a'、4b'が形成した楕円のねじ孔をまた円形
に戻すことが必要となるが、これには、前記抗力に反し
て2つの板部4a、4bをもとの位置に戻し、ねじ孔4a'、4
bの中心位置を一致させようとする力を必要とする。
4bのねじ孔4a'、4b'が形成した楕円のねじ孔をまた円形
に戻すことが必要となるが、これには、前記抗力に反し
て2つの板部4a、4bをもとの位置に戻し、ねじ孔4a'、4
bの中心位置を一致させようとする力を必要とする。
したがって、本実施例によれば、端子台の挟着部10の
ねじ1のゆるみを、より効果的に防止することが可能な
端子台を提供することができる。
ねじ1のゆるみを、より効果的に防止することが可能な
端子台を提供することができる。
本実施例では、辺部4a、4bと、台本体4の残りの部分
とが一体化されている場合について説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。例えば、コの字型の
部材と、当該コの字型部材の2つの端部に、それぞれの
1辺が固定されている上記構成を有する独立した辺部4
a、4bとを有する構成でもよい。
とが一体化されている場合について説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。例えば、コの字型の
部材と、当該コの字型部材の2つの端部に、それぞれの
1辺が固定されている上記構成を有する独立した辺部4
a、4bとを有する構成でもよい。
本発明によれば、挟着部のねじのゆるみをより効果的
に防止することができる端子台を提供することができ
る。
に防止することができる端子台を提供することができ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16B 39/24
H01R 4/36 - 4/38
H01R 9/00
H01R 9/24
Claims (2)
- 【請求項1】電線の線端を挟着する挟着部と前記挟着部
が取付けられる台本体とを有する端子台において、 前記台本体は、前記線端が挟着される挟着面が形成され
た基部と、前記挟着面に対向する位置に互いに重なりあ
って配置される、円形のねじ孔がそれぞれに形成された
2つの板部とを有し、 前記挟着部は、前記挟着面と前記2つの板部との間に配
置され前記挟着面との間に前記線端を挾む挟着板部材
と、前記2つの板部の両ねじ孔を通り前記挟着板部材を
前記挟着面の方向へ押圧するねじとを有し、 前記ねじは、ねじが切られている軸部の断面が前記2つ
の板部のねじ孔の直径を長径とする楕円形であり、 前記2つの板部は、前記線端が挟着されている場合に生
じる、前記ねじが絞められたときに進む方向と逆向きの
力が、前記ねじを通して当該2つの板部に作用すると、
当該力に応じて前記2つのねじ孔の中心位置が互いにず
れることが可能なように、かつ、当該力が作用しない場
合には、前記2つのねじ孔の中心がほぼ同軸上に並ぶよ
うに、前記基部と弾性的に連結されていること を特徴とする端子台。 - 【請求項2】前記台本体は、細長い金属製の板部材を4
ヵ所で同じ方向にほぼ直角に折り曲げ、最初と最後の辺
部分が互いに重なるようにして構成されるものであり、 前記2つの板部は、前記板部材の最初と最後の辺部分で
あること を特徴とする請求項1記載の端子台。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP1994/002072 WO1996018221A1 (fr) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | Bloc de connexion |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3370096B2 true JP3370096B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
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Family Applications (1)
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