JP3252249B2 - ケーブル端子 - Google Patents

ケーブル端子

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JP3252249B2
JP3252249B2 JP00267795A JP267795A JP3252249B2 JP 3252249 B2 JP3252249 B2 JP 3252249B2 JP 00267795 A JP00267795 A JP 00267795A JP 267795 A JP267795 A JP 267795A JP 3252249 B2 JP3252249 B2 JP 3252249B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケーブル端子に関し、特
に安価で取付の容易なケーブル端子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のケーブル端子は図6に示すよう
に、ネジ5挿通用のリング部41とケーブル3の導線3
1への圧着部たるバレル部43を有している。ケーブル
3と端子4との接続は、バレル部43をケーブル3の導
線31をむき出した部分に圧着接続している。そして、
端子4と端子台8への接続は、ネジ5の頭部とリング部
41の間にスプリングワッシャ6とワッシャ7を装填し
て、ネジ5を端子台8のネジ孔81に螺合させるもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のケーブル端子おいては、ケーブル3と端子4とを圧
着接続しなければならず、端子付きケーブルの製造工程
が複雑なものとなって、製造コストのアップとなってい
た。また、端子4の端子台8への接続に際しては、ネジ
5にスプリングワッシャ6およびワッシャ7を介装させ
る必要があるため、部品点数が多くなり、製造コストの
アップになるばかりでなく、ワッシャ等の装填作業を必
要とし、作業が煩雑になるといった欠点を有していた。
【0004】本発明は、上記従来技術の課題に鑑みて提
案されたもので、部品点数が少なく、しかも、簡単に端
子台に接続させることのできるケーブル端子を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、1枚の
導電性板材を鋭角に折り曲げて形成された第1の板面及
び第2の板面を有し、前記第1の板面の所定位置にはボ
ルト挿通用のネジ状孔が形成され、前記第2の板面のボ
ルト軸線上にはボルトの頭部に係合する歯付座金状の孔
が形成され、ボルトを挿通させるために前記ネジ状孔と
前記歯付座金状の孔とが同一軸線上に形成され、前記第
1の板面の端部には内側に向けて曲折部が形成され、該
曲折部にはU字状開口部が形成され、前記第2の板面の
端部には内側に折り曲げられた挟持部が形成され、曲折
点を中心にして両板面のなす角度が小さくなったとき
に、前記U字状開口部に支受されたケーブルの導線を前
記曲折部と前記挟持部があいまって挟持することを特徴
とするケーブル端子が得られる。
【0006】
【作用】上記構成の本発明によれば、ボルトをケーブル
端子を形成する鋭角をなすように折り曲げられた板面に
形成された歯付座金状の孔およびネジ状孔に挿通して、
ネジ状孔が形成された第1の板面を端子台に支受させた
状態でボルトを端子台のネジ孔に螺合させる。そして、
ボルトを螺進させることにより、ボルトの頭部が歯付座
金状孔に係合し、この状態で該歯付座金状孔を形成した
第2の板面を押圧して該第2の板面を第1の板面となす
角度が小さくなり、挟持部によってケーブルの導線を挟
持状態に固定するとともに、ボルトの締結力と端子のバ
ネ性によって端子が端子台に接続される。
【0007】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。
【0008】図1は、本発明の第1の実施例を示すもの
で、端子1は1枚の導電性材料で構成された板材からな
り、長手方向の略中央部で板面11,12が鋭角をなす
ように、すなわちV字状に折り曲げ加工されている。
【0009】板材の第1の板面11には、中央部にネジ
状孔13が形成されている。このネジ状孔13には、図
2に示すように、切欠き部13aが連通して一条ネジと
なっており、ボルト2の組込みが可能となっている。
【0010】また、板材の第2の板面12には、中央部
に歯付座金状孔14が形成されている。この歯付座金状
孔14は、図3に示すように、円形孔の周面に所定の間
隔おいて周方向に切欠き14aが形成されており、切欠
き14aを画定する突起部14bの先端側が板面12か
ら浮き上がった状態となって従来技術で用いたスプリン
グワッシャーの役割を果たすものとなっている。
【0011】上記ネジ状孔13と歯付座金状孔14とは
同一軸線上になるように形成されており、歯付座金状孔
14側からボルト2が挿通された状態となっている。
【0012】上記した第1の板面11の端部には内側に
向けて曲折部15が形成されている。そして、この曲折
部15には、U字状の開口部16が形成されており、ケ
ーブル3の導線3aを支受するようになっている。ま
た、第2の板面12の端部も同様に内側に折り曲げられ
た挟持部18が形成されており、後述する板面12が押
下げられたときに、該挟持部18がU字状開口部16に
支受された導線3aを曲折部15とあいまって挟持す
る。
【0013】次に、本実施例のケーブル端子1の端子台
への接続について説明すると、図1に示すように、ボル
ト2をケーブル端子1の歯付座金状孔14およびネジ状
孔13に挿通した状態で、図示しない端子台のネジ孔に
螺合させる。このとき、ケーブル3の導線3aをU字状
開口部16に支受させておく。そして、ボルト2を螺進
させると、板面11が端子台に支受されているので、ボ
ルト2の頭部が板面12を押圧し、これにより、第1の
板面11と第2の板面12とのなす角度が小さくなり、
挟持部18がU字状開口部16に支受されている導線3
aを挟持するとともに、ボルトの締結力と端子1のバネ
性により端子台の端子と電気的接続をする。
【0014】上記実施例においては、ケーブル3の導線
3aをケーブル端子1に接続、即ち挟持させるについて
予め導線3aを剥き出しておく必要があった。第2の実
施例においては、このようなケーブル3の端末処理を施
すことなくケーブルの導線をケーブル端子に接続するこ
とができるケーブル端子を提供するものである。
【0015】第2の実施例におけるケーブル端子の構成
も基本的に上記第1の実施例と同様であるが、図4に示
すように、第2の実施例におけるケーブル端子9の第1
の板面91の端部に形成された曲折部95に形成された
U字状開口部96の開口縁および挟持部98の先端を鋭
利に仕上げておき、図5に示すように、ボルト2を端子
台8のネジ孔81に螺合した後に螺進させて、両板面9
1,92のなす角度を小さくなるように板面92を押し
下げたときに、U字状開口部96の開口縁と挟持部98
の先端がケーブルに食い込んで、導線3aに接触するこ
とのできるようにしておくものである。
【0016】
【発明の効果】上記したように本発明によれば、ボルト
を締結方向に螺進させるだけで、ケーブルと端子、端子
と端子台の接続を行うことができる。しかも、本発明の
端子においては、スプリングワッシャなどを必要としな
いので、部品点数が削減されるとともにワッシャの装填
作業等が不要となり、コストダウンおよび接続作業の簡
易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す説明図であって、
(a)は側面断面図,(b)は背面図である。
【図2】図1におけるA―A線断面図である。
【図3】図1におけるB―B線断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す説明図であって、
(a)は側面断面図,(b)は背面図である。
【図5】第2の実施例におけるケーブルと端子、端子と
端子台の接続を示した側面断面図である。
【図6】従来の端子周りを示した斜視図である。
【符号の説明】
1 端子 2 ボルト 3 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭49−38984(JP,U) 実開 昭58−169673(JP,U) 実開 昭56−65572(JP,U) 実公 昭54−29497(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/38 H01R 4/24 H01R 4/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の導電性板材を鋭角に折り曲げて形
    成された第1の板面及び第2の板面を有し、 前記第1の板面の所定位置にはボルト挿通用のネジ状孔
    が形成され、前記第2の板面のボルト軸線上にはボルト
    の頭部に係合する歯付座金状の孔が形成され、 ボルトを挿通させるために前記ネジ状孔と前記歯付座金
    状の孔とが同一軸線上に形成され、 前記第1の板面の端部には内側に向けて曲折部が形成さ
    れ、該曲折部にはU字状開口部が形成され、 前記第2の板面の端部には内側に折り曲げられた挟持部
    が形成され、曲折点を中心にして両板面のなす角度が小
    さくなったときに、前記U字状開口部に支受されたケー
    ブルの導線を前記曲折部と前記挟持部があいまって挟持
    することを特徴とするケーブル端子。
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