JP3200550B2 - 点火ケーブル用接続端子 - Google Patents
点火ケーブル用接続端子Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T13/00—Sparking plugs
- H01T13/02—Details
- H01T13/04—Means providing electrical connection to sparking plugs
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/10—Sockets for co-operation with pins or blades
- H01R13/11—Resilient sockets
- H01R13/111—Resilient sockets co-operating with pins having a circular transverse section
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R11/00—Individual connecting elements providing two or more spaced connecting locations for conductive members which are, or may be, thereby interconnected, e.g. end pieces for wires or cables supported by the wire or cable and having means for facilitating electrical connection to some other wire, terminal, or conductive member, blocks of binding posts
- H01R11/11—End pieces or tapping pieces for wires, supported by the wire and for facilitating electrical connection to some other wire, terminal or conductive member
- H01R11/28—End pieces consisting of a ferrule or sleeve
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/948—Contact or connector with insertion depth limiter
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は点火ケーブル用接続
端子に関し、更に詳述すれば、エンジンの点火プラグに
高圧電流を供給する点火ケーブルを、ディストリビュー
タ等の端子に接続する点火ケーブル用接続端子に関す
る。
端子に関し、更に詳述すれば、エンジンの点火プラグに
高圧電流を供給する点火ケーブルを、ディストリビュー
タ等の端子に接続する点火ケーブル用接続端子に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車エンジンの点火プラグに高
圧電流を供給する点火ケーブルを、ディストリビュータ
の端子に接続するための、点火ケーブル用接続端子が用
いられている。すなわち、点火ケーブルをディストリビ
ュータに接続する部分の従来構造を図５を用いて説明す
ると、点火ケーブル１の先端に取り付けられた点火ケー
ブル用接続端子２は、周囲が絶縁ゴム製のグロメット３
により覆われ絶縁されている。そして、このグロメット
３の先端をディストリビュータ４の嵌合凹部４ａ内に挿
入すると、接続端子２は相手側端子５に外嵌されるとと
もに、グロメット３に被着された樹脂ハウジング６のロ
ック片６ａがディストリビュータ４の顎部４ｂに係合し
て、相手側端子５から外れないように抜け止めされる。
圧電流を供給する点火ケーブルを、ディストリビュータ
の端子に接続するための、点火ケーブル用接続端子が用
いられている。すなわち、点火ケーブルをディストリビ
ュータに接続する部分の従来構造を図５を用いて説明す
ると、点火ケーブル１の先端に取り付けられた点火ケー
ブル用接続端子２は、周囲が絶縁ゴム製のグロメット３
により覆われ絶縁されている。そして、このグロメット
３の先端をディストリビュータ４の嵌合凹部４ａ内に挿
入すると、接続端子２は相手側端子５に外嵌されるとと
もに、グロメット３に被着された樹脂ハウジング６のロ
ック片６ａがディストリビュータ４の顎部４ｂに係合し
て、相手側端子５から外れないように抜け止めされる。
【０００３】このような点火ケーブル用接続端子につい
て、例えば実開昭６４−２３５９号公報に記載のものを
図６および図７に示し説明すると、接続端子２は、後述
する所定形状に打ち抜かれた金属板ブランク１０を、折
曲加工して形成される。そして、接続端子２の一方の端
部には、点火ケーブル１を加締・圧着して接続する固定
部７が形成され、かつ他方の端部には相手側端子５に外
嵌する筒状の嵌合部８が形成される。また、前記固定部
７と前記嵌合部８との間には、点火ケーブル１の先端を
衝接させて点火ケーブル１を軸線方向に位置決めするス
トッパ片９が配設される。
て、例えば実開昭６４−２３５９号公報に記載のものを
図６および図７に示し説明すると、接続端子２は、後述
する所定形状に打ち抜かれた金属板ブランク１０を、折
曲加工して形成される。そして、接続端子２の一方の端
部には、点火ケーブル１を加締・圧着して接続する固定
部７が形成され、かつ他方の端部には相手側端子５に外
嵌する筒状の嵌合部８が形成される。また、前記固定部
７と前記嵌合部８との間には、点火ケーブル１の先端を
衝接させて点火ケーブル１を軸線方向に位置決めするス
トッパ片９が配設される。
【０００４】前記ストッパ片９は、図７に示す金属板ブ
ランク１０の状態において、嵌合部８の側縁８ａから延
設され、軸線Ｃに対して垂直方向に延びた接続部１１の
先端部に一体に形成される。そして、前記接続部１１は
折曲加工された際、図６に示すように筒状の嵌合部８の
内周面に沿って折り返される。また前記ストッパ片９は
前記接続部１１の先端で起立される。
ランク１０の状態において、嵌合部８の側縁８ａから延
設され、軸線Ｃに対して垂直方向に延びた接続部１１の
先端部に一体に形成される。そして、前記接続部１１は
折曲加工された際、図６に示すように筒状の嵌合部８の
内周面に沿って折り返される。また前記ストッパ片９は
前記接続部１１の先端で起立される。
【０００５】一方、前記嵌合部８には、半径内方向に突
出した３つの接触ビード１２が形成されている。そし
て、前記嵌合部８が相手側端子５に外嵌されると、相手
側端子５を抱持して締め付ける該嵌合部８のばね作用に
より、接触ビード１２を相手側端子５の表面に密着させ
る。これにより、前記嵌合部８は電気導通性を向上させ
て点火ケーブル１と相手側端子５との良好な接続を達成
できる。
出した３つの接触ビード１２が形成されている。そし
て、前記嵌合部８が相手側端子５に外嵌されると、相手
側端子５を抱持して締め付ける該嵌合部８のばね作用に
より、接触ビード１２を相手側端子５の表面に密着させ
る。これにより、前記嵌合部８は電気導通性を向上させ
て点火ケーブル１と相手側端子５との良好な接続を達成
できる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、自動
車エンジンルーム内は、車両の高機能化に伴う過密化に
より狭くなる傾向にあり、点火ケーブルにおいても配索
スペース確保のうえから、点火ケーブル用接続端子の小
型化が求められている。しかしながら、上述した従来の
接続端子２では、嵌合部８の内周面に接続部１１が延在
・配置されるため、接触ビード１２は、接続部１１の軸
線方向に沿った配置位置から外れた嵌合部８の部位に配
設せざるを得ない。このため、嵌合部８は図７に示すよ
うに軸線方向の長さＬ１を短縮させることができず、接
続端子２を軸線方向に短寸化させて小型化できなかっ
た。
車エンジンルーム内は、車両の高機能化に伴う過密化に
より狭くなる傾向にあり、点火ケーブルにおいても配索
スペース確保のうえから、点火ケーブル用接続端子の小
型化が求められている。しかしながら、上述した従来の
接続端子２では、嵌合部８の内周面に接続部１１が延在
・配置されるため、接触ビード１２は、接続部１１の軸
線方向に沿った配置位置から外れた嵌合部８の部位に配
設せざるを得ない。このため、嵌合部８は図７に示すよ
うに軸線方向の長さＬ１を短縮させることができず、接
続端子２を軸線方向に短寸化させて小型化できなかっ
た。
【０００７】また、上述の接続端子２では、相手側端子
５を抱持して締め付ける嵌合部８のばね作用により、例
えば３つの接触ビード１２が相手側端子５面に接触され
るが、この接触は点接触となる。したがって、エンジン
の振動などが加わったり相手側端子５への無理な取り付
けがなされて嵌合部８が変形すると、接触ビード１２は
相手側端子５と接触不良を起こす虞がある。
５を抱持して締め付ける嵌合部８のばね作用により、例
えば３つの接触ビード１２が相手側端子５面に接触され
るが、この接触は点接触となる。したがって、エンジン
の振動などが加わったり相手側端子５への無理な取り付
けがなされて嵌合部８が変形すると、接触ビード１２は
相手側端子５と接触不良を起こす虞がある。
【０００８】さらに、上述の接続端子２では、嵌合部８
が単なる円筒状とされているため、嵌合部８を相手側端
子５に嵌合させる際、相手側端子５の尖端部が嵌合部８
先端に引っかかり易く、取付作業性に難点があるばかり
か、嵌合部８の変形を招くことがあった。
が単なる円筒状とされているため、嵌合部８を相手側端
子５に嵌合させる際、相手側端子５の尖端部が嵌合部８
先端に引っかかり易く、取付作業性に難点があるばかり
か、嵌合部８の変形を招くことがあった。
【０００９】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、軸線方向の長さを短寸化して小型化できるととも
に、相手側端子との接触信頼性を向上させ、かつ相手側
端子との嵌合を容易にする点火ケーブル用接続端子を提
供することを目的とする。
あり、軸線方向の長さを短寸化して小型化できるととも
に、相手側端子との接触信頼性を向上させ、かつ相手側
端子との嵌合を容易にする点火ケーブル用接続端子を提
供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る点火ケーブル用接続端子は、所定形状に
打ち抜かれた金属板ブランクを折曲加工して形成される
接続端子であって、点火ケーブルを圧着し接続する固定
部と、相手側端子に外嵌する筒状の嵌合部と、前記固定
部と前記嵌合部との間に設けられ、前記点火ケーブルの
先端を衝接させる本体部分を具備したストッパ片とを備
え、前記ストッパ片は前記金属板ブランクの状態におい
て前記嵌合部の前記固定部とは反対側の端縁から端子軸
線方向に延伸する帯状の接続部の先端に前記本体部分を
連設してなり、前記接続部は前記嵌合部の端縁を基部と
して、筒状に折曲加工される該嵌合部の内側より前記固
定部に向かって折り返されることを特徴とする。
の本発明に係る点火ケーブル用接続端子は、所定形状に
打ち抜かれた金属板ブランクを折曲加工して形成される
接続端子であって、点火ケーブルを圧着し接続する固定
部と、相手側端子に外嵌する筒状の嵌合部と、前記固定
部と前記嵌合部との間に設けられ、前記点火ケーブルの
先端を衝接させる本体部分を具備したストッパ片とを備
え、前記ストッパ片は前記金属板ブランクの状態におい
て前記嵌合部の前記固定部とは反対側の端縁から端子軸
線方向に延伸する帯状の接続部の先端に前記本体部分を
連設してなり、前記接続部は前記嵌合部の端縁を基部と
して、筒状に折曲加工される該嵌合部の内側より前記固
定部に向かって折り返されることを特徴とする。
【００１１】あるいは、前記嵌合部内に配置の前記接続
部の表面を、相手側端子の側面と密着する湾曲状に形成
したことを特徴としてもよい。あるいは、前記接続部の
折り返し部に、相手側端子を前記嵌合部内へ挿入案内す
る案内部を形成することを特徴としてもよい。
部の表面を、相手側端子の側面と密着する湾曲状に形成
したことを特徴としてもよい。あるいは、前記接続部の
折り返し部に、相手側端子を前記嵌合部内へ挿入案内す
る案内部を形成することを特徴としてもよい。
【００１２】接続部は、嵌合部の一端縁を基部とし、か
つ該嵌合部の軸線方向に沿って内側に折り返されている
ので、前記嵌合部が相手側端子に外嵌された状態では、
相手側端子の側面に密着される。この密着構造の実現に
より、従来構造における接触ビードを省略して、相手側
端子は、接続部および該接続部と一体構造の嵌合部、な
らびに固定部を介して点火ケーブルと導通接続される。
したがって、嵌合部の接触ビードが省略できることによ
り、接続端子は、嵌合部の軸線方向長さを短寸化して小
型化される。
つ該嵌合部の軸線方向に沿って内側に折り返されている
ので、前記嵌合部が相手側端子に外嵌された状態では、
相手側端子の側面に密着される。この密着構造の実現に
より、従来構造における接触ビードを省略して、相手側
端子は、接続部および該接続部と一体構造の嵌合部、な
らびに固定部を介して点火ケーブルと導通接続される。
したがって、嵌合部の接触ビードが省略できることによ
り、接続端子は、嵌合部の軸線方向長さを短寸化して小
型化される。
【００１３】また、接続部は表面が相手側端子の側面と
密着する湾曲状に形成されるので、相手側端子と面接触
して接触不良の発生が防止される。また、接続部の折り
返し部には、相手側端子との衝突を回避させ相手側端子
を嵌合部内へ案内する案内部が形成されるので、接続端
子を相手側端子に嵌合させる際の組付作業性が向上され
る。
密着する湾曲状に形成されるので、相手側端子と面接触
して接触不良の発生が防止される。また、接続部の折り
返し部には、相手側端子との衝突を回避させ相手側端子
を嵌合部内へ案内する案内部が形成されるので、接続端
子を相手側端子に嵌合させる際の組付作業性が向上され
る。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る点火ケーブル
用接続端子の好適な実施形態を図面を参照して詳細に説
明する。ここで、図１は本発明に係る点火ケーブル用接
続端子の一実施形態による要部破断斜視図、図２は点火
ケーブル用接続端子を形成する金属板ブランクの展開
図、図３は点火ケーブル用接続端子の、相手側端子に嵌
合させた状態の縦断面図である。
用接続端子の好適な実施形態を図面を参照して詳細に説
明する。ここで、図１は本発明に係る点火ケーブル用接
続端子の一実施形態による要部破断斜視図、図２は点火
ケーブル用接続端子を形成する金属板ブランクの展開
図、図３は点火ケーブル用接続端子の、相手側端子に嵌
合させた状態の縦断面図である。
【００１５】図１において、点火ケーブル用接続端子１
００は、点火ケーブル１を不図示のディストリビュータ
の相手側端子５に接続するもので、大別して、点火ケー
ブル１が加締め接続される固定部２０と、相手側端子５
に外嵌する筒状の嵌合部３０と、固定部２０と嵌合部３
０との間に配置され、点火ケーブル１先端が衝接されて
該点火ケーブル１を軸線方向に位置決めするストッパ片
４０とを具備して構成される。そして、この接続端子１
００は、図２に示すように、導電性の金属薄板を所定形
状に打ち抜き成形した金属ブランク５０を折曲加工して
形成される。
００は、点火ケーブル１を不図示のディストリビュータ
の相手側端子５に接続するもので、大別して、点火ケー
ブル１が加締め接続される固定部２０と、相手側端子５
に外嵌する筒状の嵌合部３０と、固定部２０と嵌合部３
０との間に配置され、点火ケーブル１先端が衝接されて
該点火ケーブル１を軸線方向に位置決めするストッパ片
４０とを具備して構成される。そして、この接続端子１
００は、図２に示すように、導電性の金属薄板を所定形
状に打ち抜き成形した金属ブランク５０を折曲加工して
形成される。
【００１６】前記固定部２０は、図２に示すように、そ
の幅方向の両側縁２１に鋸歯状の歯部２２が形成されて
いる。また、その中央部には複数のビード２３が突設さ
れている。そして、この固定部２０は、図１に示すよう
に、湾曲状に丸め加工された後点火ケーブル１を加締め
て固定した状態では、歯部２２が、点火ケーブル２の絶
縁被覆に食い込むとともに、ビード２３が点火ケーブル
１を強く圧着し、点火ケーブル１を強固に保持できるよ
うになっている。
の幅方向の両側縁２１に鋸歯状の歯部２２が形成されて
いる。また、その中央部には複数のビード２３が突設さ
れている。そして、この固定部２０は、図１に示すよう
に、湾曲状に丸め加工された後点火ケーブル１を加締め
て固定した状態では、歯部２２が、点火ケーブル２の絶
縁被覆に食い込むとともに、ビード２３が点火ケーブル
１を強く圧着し、点火ケーブル１を強固に保持できるよ
うになっている。
【００１７】前記嵌合部３０は、図２に示すように、金
属板ブランク５０の状態でフラットな矩形状に形成され
ており、図７に示した従来例での接触ビード１２に相当
するものが一切形成されていない。
属板ブランク５０の状態でフラットな矩形状に形成され
ており、図７に示した従来例での接触ビード１２に相当
するものが一切形成されていない。
【００１８】前記ストッパ片４０は、図２に示すよう
に、点火ケーブルの先端に当接する本体部分４１と、こ
の本体部分４１を前記嵌合部３０に接続する帯状に延び
た接続部４２とから構成されている。すなわち、前記ス
トッパ片４０は前記嵌合部３０に連設されており、前記
接続部４２が、金属板ブランク５０の状態において前記
嵌合部３０の、前記固定部２０とは反対側の端縁３１か
ら軸線Ｃ方向に沿って延伸し、その先端に本体部分４１
を設けて形成される。
に、点火ケーブルの先端に当接する本体部分４１と、こ
の本体部分４１を前記嵌合部３０に接続する帯状に延び
た接続部４２とから構成されている。すなわち、前記ス
トッパ片４０は前記嵌合部３０に連設されており、前記
接続部４２が、金属板ブランク５０の状態において前記
嵌合部３０の、前記固定部２０とは反対側の端縁３１か
ら軸線Ｃ方向に沿って延伸し、その先端に本体部分４１
を設けて形成される。
【００１９】図２に示す金属板ブランク５０は、複数の
プレス工程により折曲加工される。この時、前記ストッ
パ片４０は、先ず、その本体部分４１と接続部４２との
境界部分で直角に折り曲げられ、本体部分４１が起立さ
せられる。その後、接続部４２はその基部である前記嵌
合部３０の端縁３１を境として略１８０°折り返され、
嵌合部３０の表面に重ね合わされる。次いで、嵌合部３
０は、その幅方向の両側縁３２が互いに突き合わされる
ように円筒状に形成される。この時、接続部４２も嵌合
部３０と一体に湾曲形成され、その表面４２ａは円筒面
の一部をなすように湾曲形成される。一方、固定部２０
は断面がＵ字形状となるように湾曲形成される。そし
て、固定部２０は点火ケーブル１を固定する際に円筒状
に加締められ、点火ケーブル１を圧着して固定するよう
になっている。
プレス工程により折曲加工される。この時、前記ストッ
パ片４０は、先ず、その本体部分４１と接続部４２との
境界部分で直角に折り曲げられ、本体部分４１が起立さ
せられる。その後、接続部４２はその基部である前記嵌
合部３０の端縁３１を境として略１８０°折り返され、
嵌合部３０の表面に重ね合わされる。次いで、嵌合部３
０は、その幅方向の両側縁３２が互いに突き合わされる
ように円筒状に形成される。この時、接続部４２も嵌合
部３０と一体に湾曲形成され、その表面４２ａは円筒面
の一部をなすように湾曲形成される。一方、固定部２０
は断面がＵ字形状となるように湾曲形成される。そし
て、固定部２０は点火ケーブル１を固定する際に円筒状
に加締められ、点火ケーブル１を圧着して固定するよう
になっている。
【００２０】上記の加工工程において、接続端子１００
は、図１および図３に示すように、接続端子４２の折り
返し部４２ｂに丸みが形成されており、嵌合部３０を相
手側端子５に外嵌させる際、相手側端子５がこの丸みに
よって挿入案内される。この結果、接続端子１００は相
手側端子５に容易に外嵌させることができる。
は、図１および図３に示すように、接続端子４２の折り
返し部４２ｂに丸みが形成されており、嵌合部３０を相
手側端子５に外嵌させる際、相手側端子５がこの丸みに
よって挿入案内される。この結果、接続端子１００は相
手側端子５に容易に外嵌させることができる。
【００２１】また、嵌合部３０を相手側端子５に外嵌さ
せた状態で、相手側端子５は接続部４２の表面４２ａと
接触する。この時、表面４２ａが円筒面の一部をなすよ
うに湾曲形成されているので、接続部４２と相手側端子
５との面接触が実現し、仮に嵌合部３０の円筒形状が多
少変形したとしても、常時良好な電気導通性能が得られ
る。
せた状態で、相手側端子５は接続部４２の表面４２ａと
接触する。この時、表面４２ａが円筒面の一部をなすよ
うに湾曲形成されているので、接続部４２と相手側端子
５との面接触が実現し、仮に嵌合部３０の円筒形状が多
少変形したとしても、常時良好な電気導通性能が得られ
る。
【００２２】すなわち、接続端子１００は、ストッパ片
４０の接続部４２が相手側端子５と面接触することと、
嵌合部３０の径全体のばね作用とにより、図６の従来端
子において示した接触ビードが省略できたことを特長と
する。この結果、嵌合部３０は、図２に示すように軸線
方向長さＬ２（＜Ｌ１）を短寸化させ、接続端子１００
の全長を短縮させて該接続端子１００を小型化できる。
４０の接続部４２が相手側端子５と面接触することと、
嵌合部３０の径全体のばね作用とにより、図６の従来端
子において示した接触ビードが省略できたことを特長と
する。この結果、嵌合部３０は、図２に示すように軸線
方向長さＬ２（＜Ｌ１）を短寸化させ、接続端子１００
の全長を短縮させて該接続端子１００を小型化できる。
【００２３】以上、本発明による接続端子１００につい
て説明したが、本発明は上述の実施形態によって限定さ
れるものではなく、種々の変更が可能であることは言う
までもない。例えば、接続部４２の折り返し部として、
図４に示すように、舌状に設けて下方に傾斜した斜面４
３ａを有する案内部４３を積極的に形成し、その斜面４
３ａによって相手側端子５を嵌合部３０内に挿入案内す
ることとすれば、相手側端子５との嵌合をより容易にす
ることができる。
て説明したが、本発明は上述の実施形態によって限定さ
れるものではなく、種々の変更が可能であることは言う
までもない。例えば、接続部４２の折り返し部として、
図４に示すように、舌状に設けて下方に傾斜した斜面４
３ａを有する案内部４３を積極的に形成し、その斜面４
３ａによって相手側端子５を嵌合部３０内に挿入案内す
ることとすれば、相手側端子５との嵌合をより容易にす
ることができる。
【００２４】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、相手側
端子に外嵌する嵌合部に接触ビードを突設させる必要が
なくなるから、嵌合部の軸線方向長さを短寸化させて接
続端子の全長を短縮することにより、接続端子を小型化
できる。そして、接続端子の小型化により、端子製造に
かかる材料費を低減させてコストダウンを図ることがで
きる。また、ストッパ片の接続部と相手側端子とを面接
触させることができるので、接続端子と相手側端子との
電気的導通性能を常時良好に維持できる。また、接続部
の折り返し部分により、相手側端子を嵌合部に挿入案内
することができるので、この接続端子を容易に相手側端
子に外嵌させ組付け作業性が向上されるとともに、嵌合
部の先端部分が補強されて、嵌合部の変形を防止でき
る。
端子に外嵌する嵌合部に接触ビードを突設させる必要が
なくなるから、嵌合部の軸線方向長さを短寸化させて接
続端子の全長を短縮することにより、接続端子を小型化
できる。そして、接続端子の小型化により、端子製造に
かかる材料費を低減させてコストダウンを図ることがで
きる。また、ストッパ片の接続部と相手側端子とを面接
触させることができるので、接続端子と相手側端子との
電気的導通性能を常時良好に維持できる。また、接続部
の折り返し部分により、相手側端子を嵌合部に挿入案内
することができるので、この接続端子を容易に相手側端
子に外嵌させ組付け作業性が向上されるとともに、嵌合
部の先端部分が補強されて、嵌合部の変形を防止でき
る。
【図１】本発明に係る点火ケーブル用接続端子の一実施
形態を示す要部破断斜視図である。
形態を示す要部破断斜視図である。
【図２】図１の点火ケーブル用接続端子の金属板ブラン
クにおける平面図ある。
クにおける平面図ある。
【図３】点火ケーブル用接続端子と相手側端子との嵌合
状態を示す縦断面図である。
状態を示す縦断面図である。
【図４】他の実施形態による点火ケーブル用接続端子の
要部縦断面図である。
要部縦断面図である。
【図５】従来構造における、点火ケーブルとディストリ
ビュータの端子との接続状態を示す縦断面図である。
ビュータの端子との接続状態を示す縦断面図である。
【図６】図５の点火ケーブル用接続端子の一部破断斜視
図である。
図である。
【図７】図６の点火ケーブル用接続端子の金属板ブラン
クにおける平面図である。
クにおける平面図である。
１ 点火ケーブル ５ 相手側端子 ２０ 固定部 ３０ 嵌合部 ３１ 端縁 ４０ ストッパ片 ４１ 本体部分 ４２ 接続部 ４２ｂ 折り返し部 ４３ 案内部 ４３ａ 斜面 １００ 点火ケーブル用接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 4/18 H01R 11/11 H01R 13/04
Claims (3)
- 【請求項１】 所定形状に打ち抜かれた金属板ブランク
を折曲加工して形成される接続端子であって、 点火ケーブルを圧着し接続する固定部と、相手側端子に
外嵌する筒状の嵌合部と、前記固定部と前記嵌合部との
間に設けられ、前記点火ケーブルの先端を衝接させる本
体部分を具備したストッパ片とを備え、 前記ストッパ片は前記金属板ブランクの状態において前
記嵌合部の前記固定部とは反対側の端縁から端子軸線方
向に延伸する帯状の接続部の先端に前記本体部分を連設
してなり、 前記接続部は前記嵌合部の端縁を基部として、筒状に折
曲加工される該嵌合部の内側より前記固定部に向かって
折り返されることを特徴とする点火ケーブル用接続端
子。 - 【請求項２】 前記嵌合部内に配置の前記接続部の表面
を、相手側端子の側面と密着する湾曲状に形成したこと
を特徴とする請求項１記載の点火ケーブル用接続端子。 - 【請求項３】 前記接続部の折り返し部に、相手側端子
を前記嵌合部内へ挿入案内する案内部を形成することを
特徴とする請求項１記載の点火ケーブル用接続端子。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26567195A JP3200550B2 (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 点火ケーブル用接続端子 |
| US08/728,046 US5785560A (en) | 1995-10-13 | 1996-10-09 | Ignition cable connection terminal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26567195A JP3200550B2 (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 点火ケーブル用接続端子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09115562A JPH09115562A (ja) | 1997-05-02 |
| JP3200550B2 true JP3200550B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=17420380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26567195A Expired - Fee Related JP3200550B2 (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 点火ケーブル用接続端子 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5785560A (ja) |
| JP (1) | JP3200550B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106329183A (zh) * | 2015-06-29 | 2017-01-11 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种插头结构、插座结构及电子设备 |
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|---|---|---|---|---|
| US5934950A (en) * | 1997-12-18 | 1999-08-10 | Ford Motor Company | Electrical contact with multiple points of contact |
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| JPH0620070B2 (ja) * | 1987-06-24 | 1994-03-16 | 日本電気株式会社 | ヘテロ接合バイポ−ラトランジスタ |
| US4863391A (en) * | 1987-06-25 | 1989-09-05 | Yazaki Corporation | Contact terminal for high voltage resistor wire |
| JP2686199B2 (ja) * | 1992-01-28 | 1997-12-08 | 矢崎総業株式会社 | 雌型端子金具 |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP26567195A patent/JP3200550B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-10-09 US US08/728,046 patent/US5785560A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106329183A (zh) * | 2015-06-29 | 2017-01-11 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种插头结构、插座结构及电子设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09115562A (ja) | 1997-05-02 |
| US5785560A (en) | 1998-07-28 |
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