JPH0323677Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0323677Y2
JPH0323677Y2 JP1989031417U JP3141789U JPH0323677Y2 JP H0323677 Y2 JPH0323677 Y2 JP H0323677Y2 JP 1989031417 U JP1989031417 U JP 1989031417U JP 3141789 U JP3141789 U JP 3141789U JP H0323677 Y2 JPH0323677 Y2 JP H0323677Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coaxial cable
conductor
coaxial
crimp
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1989031417U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01155285U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989031417U priority Critical patent/JPH0323677Y2/ja
Publication of JPH01155285U publication Critical patent/JPH01155285U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0323677Y2 publication Critical patent/JPH0323677Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、L形同軸プラグコネクタの改良に関
するもので、特に小形で安価、高信頼性を有する
コネクタに関するものである。
〔従来の技術〕
この種のL形同軸プラグコネクタとしては、従
来実公昭56−41342号に開示される形式のものが
知られている。しかし、このような従来のL形同
軸プラグコネクタにあつては次のような問題点が
あつた。
L形圧着スユーブの中間彎曲部は大彎曲部側
(外側)にて大きく開口されているので、たと
え結線後該中間彎曲部にコード被覆しても該プ
ラグコネクタを相手コネクタと差込み、あるい
は引き抜き動作をする際には、作業者の操作力
がコード被覆を介して該開口部に作用し、した
がつてコード被覆内のケーブル誘導体にも上記
力が伝達され該誘電体が変位・変形して中心導
体と雌端子との接続に悪影響を生じさせ、つい
には断線することもありうる。さらには、ケー
ブルの誘電体に変位・変形が生ずると、電気的
な雑音が発生したり、V.S.M.R.を乱したりす
ることになる。
L形圧着スリーブの結合側には、外筒、外部
導体、巻きバネ等の部品が複雑に構成され部品
点数が多いため、外部導体の接続箇所の増加に
よる信頼性の低下、そして組立工数の増大によ
る製品の高価格化が余儀無くされる。
外部導体圧着部、圧着スリーブ等による二重
保持構造となつていないため、たとえ鋸歯状部
が設けられていても、ケーブル自身の弾性及び
外部導体圧着部のスプリングバツクにより、ケ
ーブルの圧着線部は圧着結線後外側方向に偏倚
され圧着部の接続が不安定になり易い。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上述の従来の問題点を解決せんとす
るもので、小型・構造簡単でありながら、外筒シ
エルが同軸ケーブルを完全に包囲しかつその圧着
結合も堅牢なL形同軸プラグコネクタを提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述のごとくの従来の問題点を解決するため
に、本考案は、 同軸ケーブルの中心導体に接続され同軸路の中
心導体の一部となる中心端子と、 同軸ケーブルの外部導体に接続され同軸路の外
部導体の一部となる外筒シエルと、 同軸ケーブルの外部導体あるいは外部被覆の外
周で圧潰により圧着接続される円筒状の圧着スリ
ーブと、 を備え、 上記外筒シエルは、中心端子が固定された誘電
体を保持する円筒部と、上記円筒部の上部におけ
る開口を覆う蓋部と、上記円筒部の一部より該円
筒部の軸線に対して直角方向に延びて圧着スリー
ブの圧潰を受けかつ同軸ケーブルの外部導体と接
続するための接続腕部とを有しており、上記円筒
部と蓋部との間には、該蓋部を直角方向に屈曲さ
せるためにくびれ状とされた屈曲部が設けられて
おり、 上記同軸ケーブルの中心導体が中心端子に接続
され、かつ接続腕部は、圧着スリーブが同軸ケー
ブルの外部導体あるいは外部被覆の全外周を覆つ
て圧潰を受けた際に、同軸ケーブルの外部導体と
接続するように構成された、 ように構成されている。
〔作用〕 かかる構成の本考案によるL形同軸プラグの同
軸ケーブルの結線は次のように行われる。
先ず同軸ケーブルは中心導体、内部誘電体、外
部導体そして外部被覆の順に段階的に露呈するよ
うに剥離を行うと共に、同ケーブルを予め圧着ス
リーブ内に通しておく。
次に、該同軸ケーブルの中心導体を外筒シエル
に固定された中心端子に押入する。すると中心導
体の先端は中心端子の先端よりわずか突出する。
次に上記外筒シエルの中間部を屈曲部にて、接
続腕部の方向にほぼ直角に屈曲する。すると該外
筒シエルは、その接続腕部と蓋部とによつて曲管
状をなして完全に同軸ケーブルを囲むようにな
る。そして次に圧着スリーブを、上記同軸ケーブ
ル及び接続腕部が覆われる位置にまで移動させ、
これを適宜圧潰する。そして最後に中心端子の先
端を圧着等によりケーブルの中心導体と一体化す
ると共に中心端子の先端よりわずか引き出されて
いるケーブルの中心導体を切断する。これにより
上記同軸ケーブルとプラグコネクタとの結線が完
了する。
上記圧着スリーブの圧潰の際、接続腕部は、外
筒シエルの屈曲時における外部導体圧着受部の位
置にまで延長されているので、接続腕部は同軸ケ
ーブルの外部被覆と圧着スリーブとの間に位置
し、しかる後に圧着スリーブの圧潰が行われるた
め、該接続腕部により電気的に接続されると共に
補強もなされる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を第1図ないし第4図にも
とづいて説明する。
図中100は、本考案のL形同軸プラグコネク
タ、200は該プラグコネクタの相手となる基板
取付形同軸レセプタクルコネクタである。300
は該同軸レセプタクルコネクタを接続するための
プリント基板である。
プラグコネクタ100は、外筒シエル110、
中心端子としての雄端子120、そして圧着スリ
ーブ140より構成されている。
外筒シエル110は例えばプレス形成されたも
ので同軸ケーブル結線前の第2図によく開示され
ている。同図Aは結線前のプラグコネクタの平面
図、同図Bは正面図、同図Cは右側面図である。
外筒シエル110は適当な金属材料シートから
所定形状にプレス成形されたものでその下部にて
内側に雄端子120を固定した誘電体130を有
し、外側に相手コネクタの外部導体シエルと接続
するための円筒部111を有しており、該円筒部
111の上部外周には、相手コネクタとの接続ロ
ツクのためのロツク溝部112が設けられてい
る。円筒部111の直上には、該円筒部111の
軸線に対して直角方向に延びるU字形状の接続腕
部113が設けられ、その先端部は段部114′
を有する矩形状の延長部114を有するように形
成されている。該延長部114の先端は、後述の
ごとくの外筒シエル110の首部での屈曲時にお
ける外部導体圧着受部の位置にまで延びている。
さらに接続腕部113の上方には、上記外筒シエ
ルの屈曲時に円筒部111の上部開口を覆う蓋部
115が設けられ、該蓋部115と上記接続腕部
113との間には円筒部111をL形に90度曲げ
られるに都合のよい溝状の屈曲部116が形成さ
れている。上記接続腕部113と蓋部115とで
中間部を形成し、該中間部を介して上記蓋部11
5の上方に、スリ割部118を有するほぼ円筒状
の外部導体圧着受部117が一体的に設けられて
いる。なお、本考案では該外部導体圧着受部は必
須ではない。外部導体圧着受部117の外側に
は、複数の溝をもつ凹凸部119が設けられ、同
軸ケーブルの外部導体が凹凸部119内に喰い込
み、より一層の接続強化がなされるようになつて
いる。
雄端子120は第2図B及び第3図に開示され
ているごとく、金属材料で成形され中空部121
を有する円筒状となつている。そしてその円筒状
雄端子120のほぼ中間部には、誘電体130の
抜け止めのための鍔部122が設けられ、さら
に、該雄端子120の上端部は、誘電体130に
固定するための拡径カシメ部123が設けられて
いる。
また、圧着スリーブ140は、同軸ケーブル1
50の外径より大きくされた内径141(第3
図)を有した円筒状をなしている。
このような本考案によるL形同軸プラグコネク
タ100への同軸ケーブルの結線は次の要領で行
う。
先ず、同軸ケーブル150の被覆剥離等の端末
処理されたものを用意し、これを第2図に開示さ
れているプラグコネクタの外部導体圧着受部11
7へケーブルの中心導体151及び内部誘電体1
52を挿入する。そしてこれをさらに挿入する
と、該同軸ケーブルの中心導体151が雄端子1
20の中空部121に挿入される一方、外筒シエ
ル110の外部導体圧着受部117は、上記同軸
ケーブルの内部誘電体152と外部導体153と
の間に進入する。該外部導体圧着受部117の先
端部は外部導体153が挿入され易いようにテー
パ部117′を設けておくならば上記進入が容易
になされる。第3図に開示されているごとく雄端
子120の中空部121の先端にまで中心導体が
達したならば該雄端子120の先端部をカシメま
たは半田付け等によつて中心導体151と雄端子
120を結線する(第3図)。
次に外筒シエル110を屈曲部116で90度屈
曲する。するとこれと共に同軸ケーブルの中心導
体151及び内部誘電体152も同様に90度に曲
げられることになる。しかる後、圧着スリーブ1
40を、その内側に接続腕部の延長部114が入
り込むようにして該延長部の段部114′に当接
するまで移動し、そして圧着スリーブ140の外
側より適宜の圧着結線治工具(図示せず)を用
い、第1図にその外観が示されるように圧潰によ
る圧着カシメを行うと圧着結線が完了する(第4
図参照)。すなわち、圧着スリーブ140の圧潰
による縮径によつて、接続腕部の延長部114は
外部導体153と確実に電気的に接続されしかも
機械的に補強をなし、また、同軸ケーブルの外部
導体153は外筒シエルの外部導体圧着受部11
7と圧着スリーブの内面141との間でしつかり
とカシメ圧着され電気的及び機械的に一体化接続
される。さらには、外部導体圧着受部117も縮
径されるので、該受部117の内径はケーブルの
内部誘電体152をも圧しながら保持し、両者は
一体化されることになる。なお圧着スリーブ14
0の外観は第1図に開示されているごとく一対の
軸方向凸条部142を有するようになる。この凸
条部は圧着スリーブ140の圧着結線治工具によ
る縮径のために生じたものでスプリングバツクを
押さえるために有効となる。
以上のごとくの実施例では、中心端子は雄端子
であるが、これに限定されず雌端子であつてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上のような本考案によるならば、次のような
効果を得る。
外筒シエルはプレス成形によつて製作可能で
あり、安価で大量生産でき、かかる外筒シエル
を用いれば、L形同軸コネクタの構成部品点数
が少なくかつ構造が簡単となるため、組立工数
も少なく接続部分も少ないので圧着において高
信頼性を得ることができしかも小型かつ安価と
なる。
L形同軸プラグコネクタの屈曲部分には開口
個所が全くないので相手コネクタとの差込み引
き抜き動作においてもケーブル誘電体に何ら外
力をもたらさず悪影響を及ぼすことがない。
接続腕部が設けられているために、確実な電
気的接続がなされると共に、ケーブルをL字状
に屈曲した際の機械的強度を一段と増すことと
なる。
【図面の簡単な説明】
添付図面はいずれも本考案実施例を示し、第1
図は本考案実施例のL形同軸プラグコネクタとこ
れが接続される同軸レセプタクルコネクタクルの
関係を示す斜視図、第2図は第1図のL形同軸プ
ラグコネクタの外筒シエルの同軸ケーブル結線前
を示し同A図は平面図、同B図は一部断面をした
正面図、同C図は右側面図、第3図は第2図の外
筒シエルに同軸ケーブルを挿入した状態の縦断面
図、第4図は第3図のものを屈曲ししかる後圧着
スリーブをかしめた圧着完了状態の縦断面図であ
る。 100……L形同軸プラグコネクタ、110…
…外筒シエル、111……円筒部、113……接
続腕部、114……延長部、115……蓋部、1
20……中心端子(雄端子)、130……誘電体、
140……圧着スリーブ、150……同軸ケーブ
ル、151……中心導体、152……内部誘電
体、153……外部導体、154……外部被覆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 同軸ケーブルの中心導体に接続され同軸路の中
    心導体の一部となる中心端子と、 同軸ケーブルの外部導体に接続され同軸路の外
    部導体の一部となる外筒シエルと、 同軸ケーブルの外部導体あるいは外部被覆の外
    周で圧潰により圧着接続される円筒状の圧着スリ
    ーブと、 を備え、 上記外筒シエルは、中心端子が固定された誘電
    体を保持する円筒部と、上記円筒部の上部におけ
    る開口を覆う蓋部と、上記円筒部の一部より該円
    筒部の軸線に対して直角方向に延びて圧着スリー
    ブの圧潰を受けかつ同軸ケーブルの外部導体と接
    続するための接続腕部とを有しており、上記円筒
    部と蓋部との間には、該蓋部を直角方向に屈曲さ
    せるためにくびれ状とされた屈曲部が設けられて
    おり、 上記同軸ケーブルの中心導体が中心端子に接続
    され、かつ接続腕部は、圧着スリーブが同軸ケー
    ブルの外部導体あるいは外部被覆の全外周を覆つ
    て圧潰を受けた際に、同軸ケーブルの外部導体と
    接続するように構成された、 ことを特徴とするL形同軸プラグコネクタ。
JP1989031417U 1989-03-22 1989-03-22 Expired JPH0323677Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989031417U JPH0323677Y2 (ja) 1989-03-22 1989-03-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989031417U JPH0323677Y2 (ja) 1989-03-22 1989-03-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01155285U JPH01155285U (ja) 1989-10-25
JPH0323677Y2 true JPH0323677Y2 (ja) 1991-05-23

Family

ID=31257265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989031417U Expired JPH0323677Y2 (ja) 1989-03-22 1989-03-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0323677Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11133778B2 (en) 2012-06-18 2021-09-28 Sunpower Corporation High current burn-in of solar cells

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11133778B2 (en) 2012-06-18 2021-09-28 Sunpower Corporation High current burn-in of solar cells

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01155285U (ja) 1989-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5263877A (en) L-shaped coaxial cable connector
US4593964A (en) Coaxial electrical connector for multiple outer conductor coaxial cable
US5833495A (en) Plug type cable connector
US4690481A (en) Coaxial coupling
JP3824316B2 (ja) 同軸ケーブル用シールド端子
JPS6232585B2 (ja)
JPH0377282A (ja) シールド線用コネクタ
KR20010102914A (ko) 전기콘택트 및 전기콘택트를 전선에 압착하는 방법
US4830629A (en) Shielded electrical connector and method of wiring same
US4678261A (en) L-type coaxial plug connector
GB2139018A (en) Coaxial plug and jack connectors
US6305980B2 (en) Cable end connector having accurately positioned connection terminal therein
US6361383B1 (en) Cable end connector reliably positioning a shell
JP2929407B2 (ja) ピンターミナル
JPH0212691Y2 (ja)
US20040137789A1 (en) Device for connecting coaxial conductors to a plug-in connector
JP3399537B2 (ja) 一体化された両端が広がった胴部を備えた絶縁端子
EP0881717B1 (en) Electric plug connector
JPH0323677Y2 (ja)
JPH11307158A (ja) 同軸コネクタ
JP3200550B2 (ja) 点火ケーブル用接続端子
JP2537568Y2 (ja) コネクタ
JPH0641082U (ja) 同軸コネクタ
JPH035112Y2 (ja)
JPH0581971U (ja) ケーブルコネクタ