JPH035112Y2 - - Google Patents

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JPH035112Y2
JPH035112Y2 JP1986202595U JP20259586U JPH035112Y2 JP H035112 Y2 JPH035112 Y2 JP H035112Y2 JP 1986202595 U JP1986202595 U JP 1986202595U JP 20259586 U JP20259586 U JP 20259586U JP H035112 Y2 JPH035112 Y2 JP H035112Y2
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JP
Japan
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insulator
contact
metal sleeve
coaxial cable
core wire
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JP1986202595U
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JPS63106082U (ja
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は同軸ケーブルに付けられて他の同軸
コネクタと容易に接続することを可能とする同軸
コネクタに関する。
「従来の技術」 従来のこの種の同軸コネクタは第4図Aに示す
ように、同軸ケーブル11の端部の外被12が剥
され、その剥されて露出されたシールド線13を
第4図Bに示すように外被12上に折返し、その
折返されたシールド線13より内部絶縁体14を
一部突出し、更にこれより芯線15を突出させ、
この状態で第4図Cに示すように芯線15にコン
タクト16を接続し、このコンタクト16上に、
筒状の絶縁体17を嵌合する。この絶縁体17の
一端はシールド13の折曲げ点と衝合し、また内
部絶縁体14上にも嵌合している。
この状態で更にこれら全体の上に外部導体18
が被され、このシールド線13部分上から外部導
体18がかしめ付けられている。この外部導体1
8、更にその内部の絶縁体17は筒状をしてお
り、コンタクト16に達するコンタクト挿入孔1
9が前方端に形成されて、外部より相手同軸コネ
クタの中心導体のピン状コンタクトを挿入結合で
きるようにされている。
この従来の同軸コネクタにおいては、その同軸
ケーブルの端末処理、更に結線に手間がかかる欠
点があつた。
この考案は同軸ケーブルの端末処理結線を簡単
にした同軸コネクタを提供するものである。
「問題点を解決するための手段」 この考案によれば同軸ケーブルの外被上に金属
スリーブが挿通され、その金属スリーブより突出
した部分において同軸ケーブルの内部導体の一部
が第1絶縁体に嵌合挿入されると共に、同軸ケー
ブルの芯線がその第1絶縁体より貫通突出されて
いる。またこの第1絶縁体は同軸ケーブルのシー
ルド線を金属スリーブの端面で折曲げ押えてい
る。その第1絶縁体にコンタクトの一対の対向片
の一端部が挿入固定され、これら対向片の他端に
相手コンタクトが挿入結合されるべきコンタクト
本体が一体に形成され、第1絶縁体より突出した
芯線が一方の対向片に圧接接続される。このコン
タクト上に筒状の第2絶縁体が被される。更にこ
の第2絶縁体と金属スリーブ上にわたつて外部導
体が被され、その外部導体の内周面によつてシー
ルド線が金属スリーブの外周面に圧接され、更に
この部分がかしめ付けられて互に固定される。
このような構成であるためその同軸ケーブルの
端末処理が簡単で、また結線工程も簡単である。
「実施例」 以下この考案による同軸コネクタの実施例を図
面を参照してその組立て方法を説明しながら説明
する。第1図に示すように同軸ケーブル11の外
被12上に金属スリーブ21が挿通される。金属
スリーブ21より突出した部分の外被が第1図B
に示すように剥されてシールド線13が外部に露
出される。
この状態で第1図Cに示すように治具22を用
いて処理するが、その治具としては端部が円錐状
をしており、中心に孔23が形成されており、こ
の孔23に芯線15が挿入されるように治具22
を金属スリーブ21に向つて押すことによつてそ
の治具22の円錐状部によりシールド線13を押
し広げ、また内部絶縁体14も長手方向において
押し縮め、直角方向に膨出させ、シールド線13
を押し広げる補助作用を行わせる。
このようにしてシールド線13を押し広げた
後、また芯線15を突出させた状態で第1図Dに
示すように第1絶縁体24を芯線15上に挿通
し、かつ金属スリーブ21側に円錐状とされた内
部絶縁体14を嵌合させ、かつ第1絶縁体24の
端面で金属スリーブ21の端面にシールド線13
を折曲げて押えつける。
この第1絶縁体24より突出した芯線15はそ
の中間部に屈曲部25を設け、この芯線15をコ
ンタクト26に挿入させる。コンタクト26は第
2図、第3図に示すように、その相手方のピンコ
ンタクトが挿入されるコンタクト本体27より第
1絶縁体24側に、一対の対向片28,29が対
向して突出され、対向片28,29の端部は第1
絶縁体24内に挿入されている。この挿入は第1
絶縁体24の成形時に一体に行うことができる。
一方の対向片29はその途中でU字状に折曲げら
れ、U字状に折曲げた部分に切込み31が形成さ
れている。実際の組立てに当つてはコンタクト2
6が付けられた第1絶縁体24を芯線15上に挿
通し、第1絶縁体24を内部絶縁体14に嵌合さ
せた状態で第1絶縁体24から突出した芯線15
は切込み31の入口と対向し対向片29の近くに
位置し、対向片28,29の孔から治具を入れて
芯線15に屈曲部25を作り、その後、圧接治具
により芯線15を切込み31内に圧入して芯線1
5がコンタクト26と電気的に接続される。なお
屈曲部25はコンタクトに対する挿脱その他によ
つて芯線15が軸方向に移動した場合における余
裕を与え、接触部に影響を与えないようにするた
めである。
このようにしてコンタクト26を接続した後、
第1図Fに示すように筒状の第2絶縁体32がコ
ンタクト上に被される。その端面は第1絶縁体2
4の端面と対接される。第1絶縁体24、第2絶
縁体32の第1絶縁体と反対側の端部は、相手コ
ンタクトが挿入されるコンタクト挿入孔33が形
成されている。
更にこの状態で第2絶縁体32上から金属スリ
ーブ21にわたつて筒状外部導体34が被され
る。この結果、そのシールド線13は金属スリー
ブ21上に折返され、外部導体34の内周面で金
属スリーブ21の外周面に対してシールド線13
が圧接され、更にこの状態でその外部導体34が
金属スリーブ21部分で外側より芯線に向つてか
しめ付けることによつて外部導体34はケーブル
11に固定される。
以上述べたようにこの考案による同軸コネクタ
にによれば、その同軸ケーブルに対する端末処理
が頗る簡単で、その結線も簡単であり、容易に作
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による同軸コネクタの製造組
立ての一例を示す工程図、第2図はコンタクト2
6の斜視図、第3図はコンタクト26と芯線との
接続状態を示す斜視図、第4図は従来の同軸コネ
クタの製造組立ての工程を示す図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 同軸ケーブルの外被上に挿通された金属スリー
    ブと、 その金属スリーブより突出した上記同軸ケーブ
    ルの内部絶縁体の一部が嵌合挿入され、上記同軸
    ケーブルの芯線が貫通され、端面が上記同軸ケー
    ブルのシールド線の折曲げ点を上記金属スリーブ
    の端面で押えている第1絶縁体と、 その第1絶縁体に一対の対向片の一端部が挿入
    固定され、その対向片の他端に相手コンタクトが
    挿入接触されるべきコンタクト本体が一体に形成
    され、上記第1絶縁体より突出した上記芯線が上
    記対向片の一方に圧接接触したコンタクトと、 そのコンタクト上に被された筒状の第2絶縁体
    と、 その第2絶縁体及び上記金属スリーブ上に被さ
    れ、上記シールド線を上記金属スリーブの外周面
    に圧着する外部導体とを具備する同軸コネクタ。
JP1986202595U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH035112Y2 (ja)

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JP1986202595U JPH035112Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JP1986202595U JPH035112Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JPS63106082U JPS63106082U (ja) 1988-07-08
JPH035112Y2 true JPH035112Y2 (ja) 1991-02-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2638746B2 (ja) * 1994-04-01 1997-08-06 株式会社サン・エレック 高周波同軸ケーブル用中継コネクタ

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Publication number Publication date
JPS63106082U (ja) 1988-07-08

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