JP2992689B2 - 雄型コネクタ - Google Patents
雄型コネクタInfo
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/58—Contacts spaced along longitudinal axis of engagement
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2103/00—Two poles
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電気コネクタの技術
に関するもので、特に多芯ケーブル用の雄型直流コネク
タ等の雄型コネクタに関するものである。
に関するもので、特に多芯ケーブル用の雄型直流コネク
タ等の雄型コネクタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】雄型直流コネクタは、三線式ケーブル等
の多芯ケーブルを、筒状の直流式ジャックまたはソケッ
ト内に接合可能である雄型コネクタに接続するために使
用されている。従来の雄型直流コネクタは、中央の導電
性コンタクトを包囲する一対の同心状に嵌め込まれた筒
状の内側および外側の導電性コンタクトを有している。
従来、複数の導電性コンタクトは、多芯ケーブルの三本
のワイヤまたは内部導体に半田付けされ、雄型コネクタ
と多芯ケーブル間には、幾つかの型のひずみ開放手段が
設けられている。内部導体に半田付けされる導電性コン
タクトと、さらに多芯ケーブルに取り付けられるひずみ
開放手段により雄型コネクタのオートメーション化した
製造および／または組立は、困難であり費用のかかるも
のである。
の多芯ケーブルを、筒状の直流式ジャックまたはソケッ
ト内に接合可能である雄型コネクタに接続するために使
用されている。従来の雄型直流コネクタは、中央の導電
性コンタクトを包囲する一対の同心状に嵌め込まれた筒
状の内側および外側の導電性コンタクトを有している。
従来、複数の導電性コンタクトは、多芯ケーブルの三本
のワイヤまたは内部導体に半田付けされ、雄型コネクタ
と多芯ケーブル間には、幾つかの型のひずみ開放手段が
設けられている。内部導体に半田付けされる導電性コン
タクトと、さらに多芯ケーブルに取り付けられるひずみ
開放手段により雄型コネクタのオートメーション化した
製造および／または組立は、困難であり費用のかかるも
のである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、全ての接続
作業が簡単なクリンプ工程により実施可能である、上述
した特徴の非常に簡単な雄型直流コネクタを提供するも
のである。従って、本発明の目的は、多線式ケーブル用
の雄型直流コネクタ等の、新規であり改良された筒状の
雄型直流コネクタを提供することにある。
作業が簡単なクリンプ工程により実施可能である、上述
した特徴の非常に簡単な雄型直流コネクタを提供するも
のである。従って、本発明の目的は、多線式ケーブル用
の雄型直流コネクタ等の、新規であり改良された筒状の
雄型直流コネクタを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】多芯ケーブルは、外側の
絶縁性ジャケットにより包囲された、少なくとも第一お
よび第二の内部ワイヤまたは内部導体を有している。雄
型コネクタは、少なくとも外側の筒状の導電性コンタク
トと、その内側に配置された導電性コンタクトが装着さ
れた略筒状の誘電性ハウジングを有している。内側の導
電性コンタクトは、多芯ケーブルの第一の内部導体に接
続される。外側の筒状の導電性コンタクトの後端部外側
に嵌合して係合した本体部と、多芯ケーブルの第二の内
部導体にクリンプして接続された、本体部から後方に突
出する第一のクリンプアームと、多芯ケーブルの外側の
絶縁性ジャケット上にクリンプされた、本体部から後方
に突出する第二のクリンプアームを有する外側端子が備
えられている。更に、外側端子の本体部が外側の導電性
コンタクトに嵌合して係合した部分から、前記第二のク
リンプアームが多芯ケーブルの絶縁性ジャケットにクリ
ンプした部分に亙って外側にブートがオーバモールドさ
れて、外側の導電性コンタクトと外側端子の本体部の係
合状態がブートによって固定されている。
絶縁性ジャケットにより包囲された、少なくとも第一お
よび第二の内部ワイヤまたは内部導体を有している。雄
型コネクタは、少なくとも外側の筒状の導電性コンタク
トと、その内側に配置された導電性コンタクトが装着さ
れた略筒状の誘電性ハウジングを有している。内側の導
電性コンタクトは、多芯ケーブルの第一の内部導体に接
続される。外側の筒状の導電性コンタクトの後端部外側
に嵌合して係合した本体部と、多芯ケーブルの第二の内
部導体にクリンプして接続された、本体部から後方に突
出する第一のクリンプアームと、多芯ケーブルの外側の
絶縁性ジャケット上にクリンプされた、本体部から後方
に突出する第二のクリンプアームを有する外側端子が備
えられている。更に、外側端子の本体部が外側の導電性
コンタクトに嵌合して係合した部分から、前記第二のク
リンプアームが多芯ケーブルの絶縁性ジャケットにクリ
ンプした部分に亙って外側にブートがオーバモールドさ
れて、外側の導電性コンタクトと外側端子の本体部の係
合状態がブートによって固定されている。
【０００５】上述したように、外側端子の本体部は、外
側の筒状の導電性コンタクトを包囲するために、略リン
グ形状となっている。外側端子の第二のクリンプアーム
は、多芯ケーブルの外側の絶縁性ジャケットを包囲する
ために、Ｕ字状のクリンプ部を有している。外側端子の
第一のクリンプアームは、多芯ケーブルの内部導体を包
囲する、リング状のクリンプ部を有している。内側に配
置された導電性コンタクトは、多芯ケーブルの内部導体
を包囲する、リング状のクリンプ部を有している。
側の筒状の導電性コンタクトを包囲するために、略リン
グ形状となっている。外側端子の第二のクリンプアーム
は、多芯ケーブルの外側の絶縁性ジャケットを包囲する
ために、Ｕ字状のクリンプ部を有している。外側端子の
第一のクリンプアームは、多芯ケーブルの内部導体を包
囲する、リング状のクリンプ部を有している。内側に配
置された導電性コンタクトは、多芯ケーブルの内部導体
を包囲する、リング状のクリンプ部を有している。
【０００６】三芯の多芯ケーブルに接続される雄型コネ
クタは、クリンプアームと、第三の内部導体に接続する
リング状のクリンプ部を有する内部端子を有している。
従って、雄型コネクタの導電性コンタクトおよび／また
は内外部端子のすべては、多芯ケーブルの内部導体に接
続され、雄型コネクタ自体は、クリンプタイプ組立作業
で、ひずみ開放手段により多芯ケーブルに取り付けられ
る。
クタは、クリンプアームと、第三の内部導体に接続する
リング状のクリンプ部を有する内部端子を有している。
従って、雄型コネクタの導電性コンタクトおよび／また
は内外部端子のすべては、多芯ケーブルの内部導体に接
続され、雄型コネクタ自体は、クリンプタイプ組立作業
で、ひずみ開放手段により多芯ケーブルに取り付けられ
る。
【０００７】
【実施例】図面について詳細に説明すれば、まず図１に
おいて、参照符号１２で示されるワイヤハーネスが示さ
れている。ワイヤハーネス１２は、多芯ケーブル１４の
一端部に接続された、参照符号１６で示される筒状の雄
型直流コネクタと、多芯ケーブル１４の他端部に接続さ
れた、参照符号１８で示される、略矩形のジャック式コ
ネクタを有する。多芯ケーブル１４は、三線または三芯
ケーブルである。ワイヤハーネス１２は、多芯ケーブル
１４にケーブルラップ２０を巻き付けて固定して、組み
立ておよび輸送される。本発明は、筒状の雄型直流コネ
クタ１６に関するものである。
おいて、参照符号１２で示されるワイヤハーネスが示さ
れている。ワイヤハーネス１２は、多芯ケーブル１４の
一端部に接続された、参照符号１６で示される筒状の雄
型直流コネクタと、多芯ケーブル１４の他端部に接続さ
れた、参照符号１８で示される、略矩形のジャック式コ
ネクタを有する。多芯ケーブル１４は、三線または三芯
ケーブルである。ワイヤハーネス１２は、多芯ケーブル
１４にケーブルラップ２０を巻き付けて固定して、組み
立ておよび輸送される。本発明は、筒状の雄型直流コネ
クタ１６に関するものである。
【０００８】図１とともに図２について説明すれば、多
芯ケーブル１４は、外側の絶縁性ジャケット２４で包囲
されている、第一と、第二と、第三の内部導体２２ａ，
２２ｂ，２２ｃを有している。実際には、内部導体自体
は、絶縁体により包囲された内側の導電性コア２６を有
しており、（後述する）導電性コンタクト／内、外部端
子は、内部導体の導電性コアに接続される。プラスチッ
ク製またはエラストマ製ブート２８が、多芯ケーブル１
４の前端と、雄型直流コネクタ１６の後端と、特に雄型
直流コネクタ１６の接続およびひずみ開放域にオーバモ
ールドされている。
芯ケーブル１４は、外側の絶縁性ジャケット２４で包囲
されている、第一と、第二と、第三の内部導体２２ａ，
２２ｂ，２２ｃを有している。実際には、内部導体自体
は、絶縁体により包囲された内側の導電性コア２６を有
しており、（後述する）導電性コンタクト／内、外部端
子は、内部導体の導電性コアに接続される。プラスチッ
ク製またはエラストマ製ブート２８が、多芯ケーブル１
４の前端と、雄型直流コネクタ１６の後端と、特に雄型
直流コネクタ１６の接続およびひずみ開放域にオーバモ
ールドされている。
【０００９】図２とともに図３および図４について説明
すれば、雄型直流コネクタ１６は、略筒状の誘電性ハウ
ジング３０を有し、中央の導電性コンタクト３２と、内
側の筒状の導電性コンタクト３４と、外側の筒状の導電
性コンタクト３６が同心状に装着されている。内側の筒
状の導電性コンタクト３４は、外側の筒状の導電性コン
タクト３６の筒状コンタクト部３６ａの前方に突出する
前側の筒状コンタクト部３４ａを有しているため、一般
に前側コンタクトとも呼ばれている。図２に見られるよ
うに、筒状をした内外の導電性コンタクト３４，３６の
筒状コンタクト部３４ａ，３６ａはそれぞれ、オーバモ
ールドされたブート２８の前方外側に露出している。導
電性コンタクト３４，３６はそれぞれ、誘電性ハウジン
グ３０により分離されて、各導電性コンタクト３４，３
６の筒状コンタクト部３４ａおよび３６ａは、誘電性ハ
ウジング３０のリング部３０ａにより分離されている。
これは、図１においても見られる。
すれば、雄型直流コネクタ１６は、略筒状の誘電性ハウ
ジング３０を有し、中央の導電性コンタクト３２と、内
側の筒状の導電性コンタクト３４と、外側の筒状の導電
性コンタクト３６が同心状に装着されている。内側の筒
状の導電性コンタクト３４は、外側の筒状の導電性コン
タクト３６の筒状コンタクト部３６ａの前方に突出する
前側の筒状コンタクト部３４ａを有しているため、一般
に前側コンタクトとも呼ばれている。図２に見られるよ
うに、筒状をした内外の導電性コンタクト３４，３６の
筒状コンタクト部３４ａ，３６ａはそれぞれ、オーバモ
ールドされたブート２８の前方外側に露出している。導
電性コンタクト３４，３６はそれぞれ、誘電性ハウジン
グ３０により分離されて、各導電性コンタクト３４，３
６の筒状コンタクト部３４ａおよび３６ａは、誘電性ハ
ウジング３０のリング部３０ａにより分離されている。
これは、図１においても見られる。
【００１０】図５および図６において、中央の導電性コ
ンタクト３２は、略筒状であるように示されている。中
央の導電性コンタクト３２は、導電性の金属板材料から
打ち抜き成形された一体構造であり、ロール加工され
て、シーム４０を規定する筒形状に形成されている。図
２に見られるように、中央の導電性コンタクト３２の後
部には、多芯ケーブル１４の第一の内部導体２２ａの第
一の導電性コア２６用に、筒状またはリング状のクリン
プ部３２ａが設けられている。クリンプ部３２ａは、導
電性コア２６上にクランプされ、多芯ケーブル１４の第
一の内部導体２２ａに接続される。
ンタクト３２は、略筒状であるように示されている。中
央の導電性コンタクト３２は、導電性の金属板材料から
打ち抜き成形された一体構造であり、ロール加工され
て、シーム４０を規定する筒形状に形成されている。図
２に見られるように、中央の導電性コンタクト３２の後
部には、多芯ケーブル１４の第一の内部導体２２ａの第
一の導電性コア２６用に、筒状またはリング状のクリン
プ部３２ａが設けられている。クリンプ部３２ａは、導
電性コア２６上にクランプされ、多芯ケーブル１４の第
一の内部導体２２ａに接続される。
【００１１】図２−４とともに図７および図８について
説明すれば、雄型直流コネクタ１６は、内側の導電性コ
ンタクト３４を多芯ケーブル１４の第三の内部導体２２
ｃに相互接合する、参照符号４２で示される内側端子を
有している。内側端子４２は、導電性の金属板材料で打
ち抜き成形された一体構造である。さらに、内側端子４
２は、誘電性ハウジング３０の後端部内に挿入される
と、筒状をした内側の導電性コンタクト３４の後端部に
嵌合して係合する筒状本体部４４を有している。クリン
プアーム４６が、筒状本体部４４から後ろ向きに突出し
ており、図２において見られるように、多芯ケーブル１
４の第三の内部導体２２ｃの導電性コア２６をまず支持
してその後クリンプする、リング状または筒状のクリン
プ部４８を有している。
説明すれば、雄型直流コネクタ１６は、内側の導電性コ
ンタクト３４を多芯ケーブル１４の第三の内部導体２２
ｃに相互接合する、参照符号４２で示される内側端子を
有している。内側端子４２は、導電性の金属板材料で打
ち抜き成形された一体構造である。さらに、内側端子４
２は、誘電性ハウジング３０の後端部内に挿入される
と、筒状をした内側の導電性コンタクト３４の後端部に
嵌合して係合する筒状本体部４４を有している。クリン
プアーム４６が、筒状本体部４４から後ろ向きに突出し
ており、図２において見られるように、多芯ケーブル１
４の第三の内部導体２２ｃの導電性コア２６をまず支持
してその後クリンプする、リング状または筒状のクリン
プ部４８を有している。
【００１２】図２−４とともに、図９および図１０につ
いて説明すれば、雄型直流コネクタ１６は、図２に見ら
れるように、外側の導電性コンタクト３６を多芯ケーブ
ル１４の第二の内部導体２２ｂに相互接合する、参照符
号５０で示される外側端子を有している。さらに、外側
端子５０は、筒状の外側の導電性コンタクト３６の後端
部３６ｂの外側に嵌合して係合する、筒状の本体部５２
を有している。外側端子５０は、本体部５２から後ろ向
きに突出し、図２に見られるように、多芯ケーブル１４
の第二の内部導体２２ｂの導電性コア２６をまず支持し
てその後クリンプする、リング状または筒状のクリンプ
部５６を有する第一のクリンプアーム５４を有してい
る。また、外側端子５０は、本体部５２から後方に突出
し、図２に見られるように、多芯ケーブル１４の外側の
絶縁性ジャケット２４上にクリンプするＵ字状のクリン
プ部６０を有する、第二のクリンプアーム５８を有して
いる。
いて説明すれば、雄型直流コネクタ１６は、図２に見ら
れるように、外側の導電性コンタクト３６を多芯ケーブ
ル１４の第二の内部導体２２ｂに相互接合する、参照符
号５０で示される外側端子を有している。さらに、外側
端子５０は、筒状の外側の導電性コンタクト３６の後端
部３６ｂの外側に嵌合して係合する、筒状の本体部５２
を有している。外側端子５０は、本体部５２から後ろ向
きに突出し、図２に見られるように、多芯ケーブル１４
の第二の内部導体２２ｂの導電性コア２６をまず支持し
てその後クリンプする、リング状または筒状のクリンプ
部５６を有する第一のクリンプアーム５４を有してい
る。また、外側端子５０は、本体部５２から後方に突出
し、図２に見られるように、多芯ケーブル１４の外側の
絶縁性ジャケット２４上にクリンプするＵ字状のクリン
プ部６０を有する、第二のクリンプアーム５８を有して
いる。
【００１３】外側端子５０は、導電性の金属板材料で打
ち抜き成形された一体構造である。図１１には、打ち抜
かれて部分的に形成された外側端子５０が示されてお
り、第一および第二のクリンプアーム５４，５８は、図
９および図１０に図示するように、外側端子５０の最終
形状において本体部５２から後ろ向きよりも、むしろ、
筒状の本体部５２から外向きに略放射状に突出してい
る。組立時に、第一のクリンプアーム５４が、そのクリ
ンプ部５６とともに、図４に示すように後ろ向きに折り
曲げられ、クリンプ部５６は、中央の導電性コンタクト
３２のクリンプ部３２ａと、内側端子４２のクリンプ部
４８と一直線上に整列される。それから、多芯ケーブル
１４の内部導体２２ａと、２２ｂと、２２ｃの導電性コ
ア２６を筒状のクリンプ部４８，３２ａ，５６内に挿入
して、支持することができ、同時に、一つのオートメー
ション化された接続作業において、各導電性コア２６上
にクリンプ部３２ａ，４８，５６をクリンプすることが
できる。図４についてさらに説明すると、Ｕ字状のクリ
ンプ部６０が、絶縁性ジャケット２４から離れて配置さ
れている実線の位置から、図２に示すように、クリンプ
部６０を多芯ケーブル１４の外側の絶縁性ジャケット２
４上にクリンプできる最終位置まで、外側端子５０の第
二のクリンプアーム５８を矢印Ａの方向に折り曲げる
か、または折り畳むことができる。
ち抜き成形された一体構造である。図１１には、打ち抜
かれて部分的に形成された外側端子５０が示されてお
り、第一および第二のクリンプアーム５４，５８は、図
９および図１０に図示するように、外側端子５０の最終
形状において本体部５２から後ろ向きよりも、むしろ、
筒状の本体部５２から外向きに略放射状に突出してい
る。組立時に、第一のクリンプアーム５４が、そのクリ
ンプ部５６とともに、図４に示すように後ろ向きに折り
曲げられ、クリンプ部５６は、中央の導電性コンタクト
３２のクリンプ部３２ａと、内側端子４２のクリンプ部
４８と一直線上に整列される。それから、多芯ケーブル
１４の内部導体２２ａと、２２ｂと、２２ｃの導電性コ
ア２６を筒状のクリンプ部４８，３２ａ，５６内に挿入
して、支持することができ、同時に、一つのオートメー
ション化された接続作業において、各導電性コア２６上
にクリンプ部３２ａ，４８，５６をクリンプすることが
できる。図４についてさらに説明すると、Ｕ字状のクリ
ンプ部６０が、絶縁性ジャケット２４から離れて配置さ
れている実線の位置から、図２に示すように、クリンプ
部６０を多芯ケーブル１４の外側の絶縁性ジャケット２
４上にクリンプできる最終位置まで、外側端子５０の第
二のクリンプアーム５８を矢印Ａの方向に折り曲げる
か、または折り畳むことができる。
【００１４】クリンプ部３２ａ，４８，５６の内部導体
２２ａ，２２ｂ，２２ｃへのクリンプと、外部端子５０
の第二のクリンプアーム５８のクリンプ部６０の絶縁性
ジャケット２４へのクリンプが完了した状態で、外側か
らブート２８が、図２に見られるように、オーバモール
ドされている。ブート２８のオーバモールドは、外側端
子５０の本体部５２が外側の導電性コンタクト３６の後
端部３６ｂに嵌合して係合した部分から、外側端子５０
の第二のクリンプアーム５８のクリンプ部６０が多芯ケ
ーブル１４の絶縁性ジャケット２４にクリンプした部分
に亙っている。即ち、外側端子５０の本体部５２と外側
の導電性コンタクト３６の係合状態がブート２８で覆わ
れて固定されている。
２２ａ，２２ｂ，２２ｃへのクリンプと、外部端子５０
の第二のクリンプアーム５８のクリンプ部６０の絶縁性
ジャケット２４へのクリンプが完了した状態で、外側か
らブート２８が、図２に見られるように、オーバモール
ドされている。ブート２８のオーバモールドは、外側端
子５０の本体部５２が外側の導電性コンタクト３６の後
端部３６ｂに嵌合して係合した部分から、外側端子５０
の第二のクリンプアーム５８のクリンプ部６０が多芯ケ
ーブル１４の絶縁性ジャケット２４にクリンプした部分
に亙っている。即ち、外側端子５０の本体部５２と外側
の導電性コンタクト３６の係合状態がブート２８で覆わ
れて固定されている。
【００１５】
【発明の効果】上記のように、本発明の第一の構成によ
れば、外側の絶縁性ジャケットにより包囲された、少な
くとも第一および第二の内部導体を有する多芯ケーブル
用の雄型コネクタは、少なくとも、外側の筒状の導電性
コンタクトと、その内側に配置された導電性コンタクト
が装着された誘電性ハウジングを有し、前記内側に配置
された導電性コンタクトに、多芯ケーブルの前記第一の
内部導体が接続されており、そして、前記外側の筒状の
導電性コンタクトの後端部外側に嵌合して係合した筒状
の本体部と、多芯ケーブルの前記第二の内部導体にクリ
ンプして接続された、前記本体部から後方に突出する第
一のクリンプアームと、多芯ケーブルの前記外側の絶縁
性ジャケット上にクリンプされた、前記本体部から後方
に突出する第二のクリンプアームを有する外側端子が備
えられ、更に、前記外側端子の本体部が外側の導電性コ
ンタクトに嵌合して係合した部分から、前記第二のクリ
ンプアームが多芯ケーブルの絶縁性ジャケットにクリン
プした部分に亙って外側にブートがオーバモールドされ
て、外側の導電性コンタクトと外側端子の本体部の係合
状態がブートによって固定されているので、全ての接続
作業が簡単なクリンプ工程により実施可能となる。
れば、外側の絶縁性ジャケットにより包囲された、少な
くとも第一および第二の内部導体を有する多芯ケーブル
用の雄型コネクタは、少なくとも、外側の筒状の導電性
コンタクトと、その内側に配置された導電性コンタクト
が装着された誘電性ハウジングを有し、前記内側に配置
された導電性コンタクトに、多芯ケーブルの前記第一の
内部導体が接続されており、そして、前記外側の筒状の
導電性コンタクトの後端部外側に嵌合して係合した筒状
の本体部と、多芯ケーブルの前記第二の内部導体にクリ
ンプして接続された、前記本体部から後方に突出する第
一のクリンプアームと、多芯ケーブルの前記外側の絶縁
性ジャケット上にクリンプされた、前記本体部から後方
に突出する第二のクリンプアームを有する外側端子が備
えられ、更に、前記外側端子の本体部が外側の導電性コ
ンタクトに嵌合して係合した部分から、前記第二のクリ
ンプアームが多芯ケーブルの絶縁性ジャケットにクリン
プした部分に亙って外側にブートがオーバモールドされ
て、外側の導電性コンタクトと外側端子の本体部の係合
状態がブートによって固定されているので、全ての接続
作業が簡単なクリンプ工程により実施可能となる。
【００１６】同様に、本発明の第二の構成によれば、外
側の絶縁性ジャケットにより包囲された、少なくとも第
一と、第二と、第三の内部導体を有する多芯ケーブル用
の雄型コネクタは、外側の筒状の導電性コンタクトと、
内側の筒状の導電性コンタクトと、中央の導電性コンタ
クトが同心状に装着された誘電性ハウジングを有し、前
記中央の導電性コンタクトが、多芯ケーブルの前記第一
の内部導体に接続されており、そして、前記内側の筒状
の導電性コンタクトの後端部外側に嵌合して係合した筒
状本体部と、多芯ケーブルの第三の内部導体にクリンプ
して接続された、筒状本体部から突出するクリンプアー
ムを有する内側端子と、前記外側の筒状の導電性コンタ
クトの後端部外側に嵌合して係合した筒状の本体部と、
多芯ケーブルの第二の内部導体にクリンプして接続され
た、前記本体部から後方に突出する第一のクリンプアー
ムと、多芯ケーブルの前記外側の絶縁性ジャケット上に
クリンプされた、前記本体部から後方に突出する第二の
クリンプアームを有する外側端子とが備えられ、更に、
前記外側端子の本体部が外側の導電性コンタクトに嵌合
して係合した部分から、前記第二のクリンプアームが多
芯ケーブルの絶縁性ジャケットにクリンプした部分に亙
って外側にブートがオーバモールドされて、外側の導電
性コンタクトと外側端子の本体部の係合状態がブートに
よって固定されているので、先の本発明の第一の構成と
同様に、全ての接続作業が簡単なクリンプ工程により実
施可能となる。
側の絶縁性ジャケットにより包囲された、少なくとも第
一と、第二と、第三の内部導体を有する多芯ケーブル用
の雄型コネクタは、外側の筒状の導電性コンタクトと、
内側の筒状の導電性コンタクトと、中央の導電性コンタ
クトが同心状に装着された誘電性ハウジングを有し、前
記中央の導電性コンタクトが、多芯ケーブルの前記第一
の内部導体に接続されており、そして、前記内側の筒状
の導電性コンタクトの後端部外側に嵌合して係合した筒
状本体部と、多芯ケーブルの第三の内部導体にクリンプ
して接続された、筒状本体部から突出するクリンプアー
ムを有する内側端子と、前記外側の筒状の導電性コンタ
クトの後端部外側に嵌合して係合した筒状の本体部と、
多芯ケーブルの第二の内部導体にクリンプして接続され
た、前記本体部から後方に突出する第一のクリンプアー
ムと、多芯ケーブルの前記外側の絶縁性ジャケット上に
クリンプされた、前記本体部から後方に突出する第二の
クリンプアームを有する外側端子とが備えられ、更に、
前記外側端子の本体部が外側の導電性コンタクトに嵌合
して係合した部分から、前記第二のクリンプアームが多
芯ケーブルの絶縁性ジャケットにクリンプした部分に亙
って外側にブートがオーバモールドされて、外側の導電
性コンタクトと外側端子の本体部の係合状態がブートに
よって固定されているので、先の本発明の第一の構成と
同様に、全ての接続作業が簡単なクリンプ工程により実
施可能となる。
【００１７】さらに、本発明の第三の構成によれば、外
側の絶縁性ジャケットにより包囲された、少なくとも第
一と、第二と、第三の内部導体を有する多芯ケーブル用
の雄型コネクタは、外側の筒状の導電性コンタクトと、
内側の筒状の導電性コンタクトと、中央の導電性コンタ
クトが装着された誘電性ハウジングを有し、前記中央の
導電性コンタクトが、多芯ケーブルの前記第一の内部導
体に直接クリンプして接続されたクリンプ部を有してお
り、そして、前記外側の筒状の導電性コンタクトの後端
部外側に嵌合して係合した筒状の本体部と、多芯ケーブ
ルの前記第二の内部導体に直接クリンプして接続された
クリンプ部を有する外側端子と、前記内側の筒状の導電
性コンタクトに係合した筒状本体部と、多芯ケーブルの
前記第三の内部導体に直接クリンプして接続されたクリ
ンプ部を有する内側端子とが備えられ、中央の導電性コ
ンタクトと、内側端子と、外側端子の各クリンプ部はす
べて、一つのクリンプ作業により、多芯ケーブルの三本
の内部導体に同時に接続することができる配置とされ、
更に、前記外側端子の本体部が外側の導電性コンタクト
に嵌合して係合した部分には、外側にブートをオーバモ
ールドすることによって、外側の導電性コンタクトと外
側端子の係合状態を固定できるようにされているので、
先の本発明の第一および第二の構成と同様に、全ての接
続作業が簡単なクリンプ工程により実施可能となる。
側の絶縁性ジャケットにより包囲された、少なくとも第
一と、第二と、第三の内部導体を有する多芯ケーブル用
の雄型コネクタは、外側の筒状の導電性コンタクトと、
内側の筒状の導電性コンタクトと、中央の導電性コンタ
クトが装着された誘電性ハウジングを有し、前記中央の
導電性コンタクトが、多芯ケーブルの前記第一の内部導
体に直接クリンプして接続されたクリンプ部を有してお
り、そして、前記外側の筒状の導電性コンタクトの後端
部外側に嵌合して係合した筒状の本体部と、多芯ケーブ
ルの前記第二の内部導体に直接クリンプして接続された
クリンプ部を有する外側端子と、前記内側の筒状の導電
性コンタクトに係合した筒状本体部と、多芯ケーブルの
前記第三の内部導体に直接クリンプして接続されたクリ
ンプ部を有する内側端子とが備えられ、中央の導電性コ
ンタクトと、内側端子と、外側端子の各クリンプ部はす
べて、一つのクリンプ作業により、多芯ケーブルの三本
の内部導体に同時に接続することができる配置とされ、
更に、前記外側端子の本体部が外側の導電性コンタクト
に嵌合して係合した部分には、外側にブートをオーバモ
ールドすることによって、外側の導電性コンタクトと外
側端子の係合状態を固定できるようにされているので、
先の本発明の第一および第二の構成と同様に、全ての接
続作業が簡単なクリンプ工程により実施可能となる。
【図１】一端部に雄型直流コネクタを有する、ワイヤハ
ーネスの側面図である。
ーネスの側面図である。
【図２】図１の雄型直流コネクタの２−２線に沿う拡大
縦断面図である。
縦断面図である。
【図３】多芯ケーブルとオーバモルドされたブートが取
り外された、雄型直流コネクタの誘電性ハウジングと、
導電性コンタクトと、内外側端子の横断面図である。
り外された、雄型直流コネクタの誘電性ハウジングと、
導電性コンタクトと、内外側端子の横断面図である。
【図４】図３と同様の正面図である。
【図５】雄型直流コネクタの中央の導電性コンタクトの
平面図である。
平面図である。
【図６】図５の６−６線に沿う断面図である。
【図７】雄型直流コネクタの内側端子の平面図である。
【図８】図７の８−８線に沿う断面図である。
【図９】雄型直流コネクタの外側端子の平面図である。
【図１０】同じく正面図である。
【図１１】端子が完全に形成される前の、外側端子の断
面図である。
面図である。
１４ 多芯ケーブル １６ 雄型直流コネクタ ２２ａ，２２ｂ，２２ｃ 内部導体 ２４ 絶縁性ジャケット ２８ ブート ３０ 誘電性ハウジング ３２ 中央の導電性コンタクト ３２ａ クリンプ部 ３４ 内側の導電性コンタクト ３６ 外側の導電性コンタクト ３６ｂ 後端部 ４２ 内側端子 ４４ 筒状本体部 ４６ クリンプアーム ４８ クリンプ部 ５０ 外側端子 ５２ 本体部 ５４ 第一のクリンプアーム ５６ クリンプ部 ５８ 第二のクリンプアーム ６０ クリンプ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 17/00 - 17/04 H01R 23/26
Claims (15)
- 【請求項１】 外側の絶縁性ジャケットにより包囲され
た、少なくとも第一および第二の内部導体を有する多芯
ケーブル用の雄型コネクタであって、 少なくとも、外側の筒状の導電性コンタクトと、その内
側に配置された導電性コンタクトが装着された誘電性ハ
ウジングを有し、 前記内側に配置された導電性コンタクトに、多芯ケーブ
ルの前記第一の内部導体が接続されており、そして、 前記外側の筒状の導電性コンタクトの後端部外側に嵌合
して係合した筒状の本体部と、多芯ケーブルの前記第二
の内部導体にクリンプして接続された、前記本体部から
後方に突出する第一のクリンプアームと、多芯ケーブル
の前記外側の絶縁性ジャケット上にクリンプされた、前
記本体部から後方に突出する第二のクリンプアームを有
する外側端子が備えられ、 更に、前記外側端子の本体部が外側の導電性コンタクト
に嵌合して係合した部分から、前記第二のクリンプアー
ムが多芯ケーブルの絶縁性ジャケットにクリンプした部
分に亙って外側にブートがオーバモールドされて、外側
の導電性コンタクトと外側端子の本体部の係合状態がブ
ートによって固定されていることを特徴とする雄型コネ
クタ。 - 【請求項２】 前記外側端子の本体部は、前記外側の筒
状の導電性コンタクトを包囲するために、略リング形状
であることを特徴とする請求項１に記載の雄型コネク
タ。 - 【請求項３】 前記外側端子の第二のクリンプアーム
は、多芯ケーブルの前記外側の絶縁性ジャケットを包囲
するＵ字状のクリンプ部を有していることを特徴とする
請求項２に記載の雄型コネクタ。 - 【請求項４】 前記第二のクリンプアームは、前記Ｕ字
状のクリンプ部が、多芯ケーブルの前記外側の絶縁性ジ
ャケットから離れて配置されている位置から、前記Ｕ字
状のクリンプ部が、前記外側の絶縁性ジャケットを包囲
する位置に配置される位置まで、折り曲げることができ
ることを特徴とする請求項３に記載の雄型コネクタ。 - 【請求項５】 前記外側端子の第一のクリンプアーム
は、多芯ケーブルの内部導体を包囲するリング状のクリ
ンプ部を有していることを特徴とする請求項３に記載の
雄型コネクタ。 - 【請求項６】 前記内側に配置された導電性コンタクト
は、多芯ケーブルの内部導体を包囲するリング状のクリ
ンプ部を有していることを特徴とする請求項５に記載の
雄型コネクタ。 - 【請求項７】 前記内側に配置された導電性コンタクト
は、多芯ケーブルの内部導体に、直接接続するクリンプ
部を有していることを特徴とする請求項１に記載の雄型
コネクタ。 - 【請求項８】 前記内側に配置された導電性コンタクト
と係合する筒状本体部と、多芯ケーブルの内部導体にク
リンプして接続するために、前記筒状本体部から突出す
るクリンプアームを有する、内側端子を有していること
を特徴とする請求項１に記載の雄型コネクタ。 - 【請求項９】 外側の絶縁性ジャケットにより包囲され
た、少なくとも第一と、第二と、第三の内部導体を有す
る多芯ケーブル用の雄型コネクタであって、 外側の筒状の導電性コンタクトと、内側の筒状の導電性
コンタクトと、中央の導電性コンタクトが同心状に装着
された誘電性ハウジングを有し、 前記中央の導電性コンタクトが、多芯ケーブルの前記第
一の内部導体に接続されており、そして、 前記内側の筒状の導電性コンタクトの後端部外側に嵌合
して係合した筒状本体部と、多芯ケーブルの第三の内部
導体にクリンプして接続された、筒状本体部から突出す
るクリンプアームを有する内側端子と、 前記外側の筒状の導電性コンタクトの後端部外側に嵌合
して係合した筒状の本体部と、多芯ケーブルの第二の内
部導体にクリンプして接続された、前記本体部から後方
に突出する第一のクリンプアームと、多芯ケーブルの前
記外側の絶縁性ジャケット上にクリンプされた、前記本
体部から後方に突出する第二のクリンプアームを有する
外側端子とが備えられ、 更に、前記外側端子の本体部が外側の導電性コンタクト
に嵌合して係合した部分から、前記第二のクリンプアー
ムが多芯ケーブルの絶縁性ジャケットにクリンプした部
分に亙って外側にブートがオーバモールドされて、外側
の導電性コンタクトと外側端子の本体部の係合状態がブ
ートによって固定されていることを特徴とする雄型コネ
クタ。 - 【請求項１０】 前記内側端子の筒状本体部および外側
端子の筒状の本体部は、内側の筒状の導電性コンタクト
および外側の筒状の導電性コンタクトをそれぞれ包囲す
るために、略リング形状であることを特徴とする請求項
９に記載の雄型コネクタ。 - 【請求項１１】 前記外側端子の第二のクリンプアーム
は、多芯ケーブルの前記外側の絶縁性ジャケットを包囲
するＵ字状のクリンプ部を有していることを特徴とする
請求項１０に記載の雄型コネクタ。 - 【請求項１２】 前記第二のクリンプアームは、前記Ｕ
字状のクリンプ部が、多芯ケーブルの前記外側の絶縁性
ジャケットから離れて配置されている位置から、前記Ｕ
字状のクリンプ部が、前記外側の絶縁性ジャケットを包
囲する位置に配置される位置まで、折り曲げることがで
きることを特徴とする請求項１１に記載の雄型コネク
タ。 - 【請求項１３】 前記外側端子の第一のクリンプアーム
と、前記内側端子のクリンプアームは、それぞれ、内部
導体を包囲するリング状のクリンプ部を有していること
を特徴とする請求項１１に記載の雄型コネクタ。 - 【請求項１４】 前記中央の導電性コンタクトは、多芯
ケーブルの内部導体を包囲するリング状のクリンプ部を
有していることを特徴とする請求項１３に記載の雄型コ
ネクタ。 - 【請求項１５】 外側の絶縁性ジャケットにより包囲さ
れた、少なくとも第一と、第二と、第三の内部導体を有
する多芯ケーブル用の雄型コネクタであって、 外側の筒状の導電性コンタクトと、内側の筒状の導電性
コンタクトと、中央の導電性コンタクトが装着された誘
電性ハウジングを有し、 前記中央の導電性コンタクトが、多芯ケーブルの前記第
一の内部導体に直接クリンプして接続されたクリンプ部
を有しており、そして、 前記外側の筒状の導電性コンタクトの後端部外側に嵌合
して係合した筒状の本体部と、多芯ケーブルの前記第二
の内部導体に直接クリンプして接続されたクリンプ部を
有する外側端子と、 前記内側の筒状の導電性コンタクトに係合した筒状本体
部と、多芯ケーブルの前記第三の内部導体に直接クリン
プして接続されたクリンプ部を有する内側端子とが備え
られ、 中央の導電性コンタクトと、内側端子と、外側端子の各
クリンプ部はすべて、一つのクリンプ作業により、多芯
ケーブルの三本の内部導体に同時に接続することができ
る配置とされ、 更に、前記外側端子の本体部が外側の導電性コンタクト
に嵌合して係合した部分には、外側にブートをオーバモ
ールドすることによって、外側の導電性コンタクトと外
側端子の係合状態を固定できるようにされていることを
特徴とする雄型コネクタ。
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