JP2569478Y2 - シールド機能付コネクタ - Google Patents

シールド機能付コネクタ

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JP2569478Y2
JP2569478Y2 JP1993047871U JP4787193U JP2569478Y2 JP 2569478 Y2 JP2569478 Y2 JP 2569478Y2 JP 1993047871 U JP1993047871 U JP 1993047871U JP 4787193 U JP4787193 U JP 4787193U JP 2569478 Y2 JP2569478 Y2 JP 2569478Y2
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徹 橋口
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は,シールド機能付コネク
タに関し,特に,シールド付ツイストペアケーブル等の
複数の電線を一括で圧着するコネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の圧着タイプのコネクタにあって
は,図9に示すように,ケーブル5の内部ケーブル50
の夫々の先端の芯線51を内被53から剥き出して,コ
ンタクト9の圧着部91に圧着保持させて結線した後,
図示しないインシュレータに組込むものであった。な
お,図中54はシールドであり,コネクタ内のシェルと
結線される。
【0003】内部ケーブル50の芯線51をコンタクト
9の圧着部91に圧着するとき,ケーブルとコンタクト
との位置合せをするため,圧着に用いる治具は内被53
の部分で位置出しをすることになる。このため,内被5
3の剥き出し寸法aを長く設定しておく必要が生じるこ
ととなる。
【0004】また,実開平4―52372号公報には,
コンタクト,インシュレータおよびシェルを組立てた状
態で,一括して結線するコネクタが提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし,このように芯
線52を被覆する内被53を長く設定しておくと,コネ
クタの寸法が大きくならざるを得ない。
【0006】また,実開平4―52372号公報に示す
コネクタにあっては,結線される電線が1本であるた
め,特に位置合せが困難であることはないが,ツイスト
ペアケーブルでは,2本の芯線が存在するため,一括し
て結線しようとすると,コンタクトとの位置合せが容易
でなく,正確に結線することが不可能であった。
【0007】そこで,上記従来技術の欠点に鑑みて,本
考案の技術的課題は,ツイストペアケーブルであっても
コネクタが大きくならず,しかも,コンタクトとの位置
合せが容易にでき,作業性の良好なシールド機能付コネ
クタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案によれば,内被に
覆われた芯線からなる複数の内部ケーブルとその周囲の
シールド線とを備えたシールド付ケーブルの上記芯線が
圧着結線される結線部を持つコンタクトと,上記シール
ド線が導通接続されるシェルと,これらを互いに結合さ
せたインシュレータとを有するシールド機能付コネクタ
において,上記コンタクトは複数本あり,上記複数本の
コンタクトは上記内部ケーブルを圧着保持する圧着部を
相互に離間した状態で夫々備え,上記結線部及び上記圧
着部を露出した状態で上記インシュレータに固定保持さ
れ,上記シェルには,上記ケーブルを上記シールド線と
ともに結線し保持するシールド結線部と,上記内部ケー
ブルを位置決めする複数の位置決め用突出部とが一体的
に形成されており,上記複数の位置決め用突出部の内の
互いに隣接するものは,上記複数本のコンタクトのピッ
チ方向と直交する方向で互いに位置ずれしていることを
特徴とするシールド機能付コネクタが得られる。
【0009】
【0010】また,本考案によれば,前記したいずれか
のシールド機能付コネクタにおいて,上記位置決め用突
出部の上部に上記内部ケーブル仮止め用の肥大部が形成
されていることを特徴とするシールド機能付コネクタが
得られる。
【0011】
【作用】上記構成の本考案によれば,内部ケーブル(内
被に被覆された芯線)をコネクタ内への位置決めをさせ
るときに,位置決め用突出部によって行なうので,位置
決めが確実に,かつ,容易に行なうことができる。しか
も,内部ケーブルの芯線とコンタクトとの位置合せを内
部ケーブルによって行なわないので,内部ケーブルをシ
ールドから長く剥き出しておく必要がなくなり,その分
だけコネクタを小型化することができる。
【0012】
【実施例】次に,本考案の一実施例について添付の図面
を参照して説明する。図1は本考案の実施例に係るシー
ルド機能付コネクタを示す分解組立斜視図,図2は正面
図,図3は平面図,図4は側面図,図5は側面断面図で
図2におけるA―A線断面図,図6は平面断面図で図5
におけるB―B線断面図である。
【0013】これらの図に示すように,本考案の実施例
に係るシールド機能付コネクタは,インシュレータ1,
コンタクト2,シェル3およびフード4から構成され
る。
【0014】インシュレータ1には,相手側コネクタ
(図示せず)のコンタクトを受容する受容孔11が形成
されており,この受容孔11の内部には,図5および図
6から最も良く分るように,コンタクト2が固定状態に
装填されている。
【0015】インシュレータ1に固定保持されたコンタ
クト2は,相手側コネクタとの接続側とは反対側がイン
シュレータ1から浮き上がった状態となっており,ここ
にケーブル5の内部ケーブル50の芯線51と結線され
る結線部21と内被53の先端を圧着保持する圧着部
3が形成されている。
【0016】シェル3は,導体からなり,コンタクト2
をほぼ離間状態で囲繞するようにインシュレータ1に取
り付けられており,ケーブル5側にはケーブル5のシー
ルド線54に接触した状態でケーブル5を圧着保持する
シールド結線部31が設けられている。
【0017】更に,このシェル3には,コンタクトの圧
着保持部23が位置する対応位置とシールド結線部31
との間の位置に,上方に向けて突出する位置決め用突出
部36が3個夫々所定の間隔をおいて設けられている。
この位置決め用突出部36間の寸法は,ケーブル5の内
部ケーブル50を通過させ得る寸法に設定されている。
すなわち,この位置決め用突出部36によって夫々の内
部ケーブル50を位置決めして,内部ケーブル50の芯
線51をコンタクト2の結線部21に導く。
【0018】フード4には,シェル3を被覆収容する収
容部41が形成されている。ケーブル5はフード4を挿
通して,前記コンタクト2およびシールド結線部と結線
される。
【0019】次に,結線作業について説明する。先ず,
図1に示したように,ケーブル5をフード4を通して,
内部ケーブル50を位置決め用突出部36間に案内し
て,内部ケーブル50の芯線51をコンタクト2の結線
部21にあてがい,また,内部ケーブル50の内被53
先端部をコンタクト2の圧着部23にあてがっておく。
そして,ケーブル5のシールド線54をシェル3のシー
ルド結線部31にあてがっておく。この状態のとき,ケ
ーブル5はシールド結線部31で,また内部の内部ケー
ブル50は位置決め用突出部36で仮固定された状態と
なっているので,圧着・結線作業が確実に行なえること
となる。この仮固定(仮止め)を確実にするためには,
位置決め用突出部36の上端部を大きくしてやり,すな
わち,肥大部36aを形成して,内部ケーブル50を押
えるようにしておけばよい。なお,本考案の実施例で
は,位置決め用突出部36の形状を薄板状として図示し
たが,本考案はこれに限定されるものではなく,棒状の
ようなある程度肉厚状のものであっても良いし,さらに
は,これに代る形状であってもよいことはいうまでもな
い。
【0020】この様にして圧着・結線された後,フード
4をシェル2に挿通してやると,図7に示すように完成
状態となる。なお,上記説明においては内部ケーブル5
0が2本のケーブル5を例にとって説明したが,本考案
においては,位置決め用突出部36の数を増やすこと
で,内部ケーブルの数が如何様なものでも対応できるこ
とになる。
【0021】なお,本考案のコネクタに接続される相手
側コネクタは,特にその構造が限定されるものではない
が,図8に示すように,インシュレータ6の内部にシェ
ル7を有した構造となっており,このシェル7は本考案
の実施例に係るコネクタのシェル3と導通接続されるも
のとなっている。なお,図中8は本考案の実施例に係る
シールド機能付コネクタのコンタクト2と導通接続する
ピンコンタクトである。
【0022】
【考案の効果】上記したように本考案のシールド機能
付コネクタにおいては,ケーブルをシェルに設けられた
シールド結線部で結線し,シェルに保持し,内部ケーブ
ルを互いに複数本のコンタクトのピッチ方向と直交する
方向で位置ずれしている複数の位置決め用突出部で位置
決めするので,コンタクトとの位置合せが容易であり,
複数本の内部ケーブルを有するケーブル(電線)であっ
ても,コンタクトとの位置合せが確実容易に行うことが
でき,圧着・結線作業性を大幅に向上させることができ
る。
【0023】また,本考案によれば,上記したような位
置決めで圧着結線を行なうので,剥き出された内被の寸
法を短くしておくことが可能となり,コネクタの大きさ
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るシールド機能付コネクタ
を示す分解組立斜視図である。
【図2】図1のシールド機能付コネクタの正面図であ
る。
【図3】図1のシールド機能付コネクタの平面図であ
る。
【図4】図1のシールド機能付コネクタの側面図であ
る。
【図5】図1のシールド機能付コネクタの側面断面図で
あり,図2におけるA―A線断面図である。
【図6】図1のシールド機能付コネクタの平面断面図で
あり,図5におけるB―B線断面図である。
【図7】図1のシールド機能付コネクタの組立完成状態
を示す斜視図である。
【図8】図1のシールド機能付コネクタと接続される相
手側コネクタの一例を示した側面断面図である。
【図9】従来のシールド付ツイストペアケーブルとコン
タクトとの接続例を示した説明図である。
【符号の説明】
1 インシュレータ 2 コンタクト 3 シェル 4 フード 5 ケーブル 21 結線部 23 圧着部 31 シールド結線部 36 位置決め用突出部 50 内部ケーブル 51 芯線 53 内被

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内被に覆われた芯線からなる複数の内部
    ケーブルとその周囲のシールド線とを備えたシールド付
    ケーブルの上記芯線が圧着結線される結線部を持つコン
    タクトと,上記シールド線が導通接続されるシェルと,
    これらを互いに結合させたインシュレータとを有するシ
    ールド機能付コネクタにおいて,上記コンタクトは複数
    本あり,上記複数本のコンタクトは上記内部ケーブルを
    圧着保持する圧着部を相互に離間した状態で夫々備え,
    上記結線部及び上記圧着部を露出した状態で上記インシ
    ュレータに固定保持され,上記シェルには,上記ケーブ
    ルを上記シールド線とともに結線し保持するシールド結
    線部と,上記内部ケーブルを位置決めする複数の位置決
    め用突出部とが一体的に形成されており,上記複数の位
    置決め用突出部の内の互いに隣接するものは,上記複数
    本のコンタクトのピッチ方向と直交する方向で互いに位
    置ずれしていることを特徴とするシールド機能付コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシールド機能付コネクタ
    において,上記位置決め用突出部の上部に上記内部ケー
    ブル仮止め用の肥大部が形成されていることを特徴とす
    るシールド機能付コネクタ。
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