JP3703682B2 - ケーブルコネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシールド線または同軸線の接続に用いられるケーブルコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シールド線の端末に取付けられるシールドコネクタを例にとって従来の技術を説明する。
【0003】
ここではシールド線として、二本の内導体(信号線)を備えた二芯シールド線を例にとっている。
【0004】
図15〜図17に示すように、シールド線1は、被覆層2,2で覆われた内導体3,3の外周に外導体(シールド層)4、最外周に外被5がそれぞれ設けられて成り、その端末部分で外被5が剥かれるとともに、外導体4が裏返された状態でシールドコネクタAに接続される。
【0005】
シールドコネクタAは、内導体端子(圧接端子)6,6の外側に誘電体7を介して外導体端子8が装着されて成り、内導体端子6,6がシールド線1の被覆層2を突き破って内導体3に圧接接続される。
【0006】
また、外導体端子8にはシールド線側の端部に断面U字形のバレル8aが一体に設けられ、外導体4がこのバレル8aにかしめ接続される。
【0007】
図16,17中、9,9はこのコネクタAに嵌合接続される相手方コネクタの内導体端子を内導体端子6,6に向けてガイドする嵌合ガイド穴である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、外導体端子8は、相手方コネクタに嵌合されるコネクタ接続部8bが筒状、これに連なる他の部分が断面U字形にそれぞれ形成され、内導体端子6,6はこの外導体端子8の内側にあってコネクタ接続部8bからケーブル側に突出する状態で取付けられている。
【0009】
すなわち、内導体端子6,6は、下方と左右両側方の三方が壁で囲まれ、前方も筒状のコネクタ接続部8bで塞がれた状態で取付けられている。
【0010】
従って、この限られたごく狭い空間で、内導体3,3の間隔を内導体端子6,6のそれに合うように整形して挿入し、内導体端子6,6に圧接接続する細かい操作を行わなければならないため、この接続作業が非常に面倒で効率が悪く、かつ、接続状態が不確実になり易いという問題があった。
【0011】
また、接続操作の自由度を増すために外導体4を長く反転させて内導体3,3を被覆層2ごと長く露出させなければならないため、この余長が長くなり、その分ノイズが発生し易くなったり接続後に余長部分の処理が面倒となる等の弊害が生じていた。
【0012】
このような問題は、とくに、ここで例示した二芯シールド線のような多芯シールド線の場合に顕著であり、またシールド線だけでなく、基本的に同様の構成及び接続方式をとる同軸線にもあった。
【0013】
そこで本発明は、ケーブルの内導体とコネクタ側内導体端子を効率良く、かつ、確実に、そして最小限の余長をもって接続することができるケーブルコネクタを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、別部品として構成した第1及び第2の端子体を備え、第1の端子体には相手方コネクタの内外両導体端子に接続される内外両導体端子、第2の端子体にはケーブルの内外両導体に接続される内外両導体端子をそれぞれ設け、この両端子体を、互いの内外両導体同士が接続される状態で結合して構成するケーブルコネクタであって、上記両端子体の内導体端子同士を接続する手段として、一方の内導体端子に接続穴、他方の内導体端子に上記接続穴に挿入されてかしめ接続される接続片をそれぞれ設けたものである。
【0015】
請求項2の発明は、別部品として構成した第1及び第2の端子体を備え、第1の端子体には相手方コネクタの内外両導体端子に接続される内外両導体端子、第2の端子体にはケーブルの内外両導体に接続される内外両導体端子をそれぞれ設け、この両端子体を、互いの内外両導体端子体同士が接続される状態で結合して構成するケーブルコネクタであって、上記両端子体の内導体端子同士を接続する手段として、両端子体の内導体端子に、相接合して溶接される溶接接続部を設けたものである。
【0016】
請求項3の発明は、別部品として構成した第1及び第2の端子体を備え、第1の端子体には相手方コネクタの内外両導体端子に接続される内外両導体端子、第2の端子体にはケーブルの内外両導体に接続される内外両導体端子をそれぞれ設け、この両端子体を、互いの内外両導体端子体同士が接続される状態で結合して構成するケーブルコネクタであって、上記両端子体の内導体端子同士を接続する手段として、一方の内導体端子に一対の圧接刃、他方の内導体端子にこの圧接刃間に挟み込まれる被圧接部を設けたものである。
【0017】
請求項4の発明は、請求項の構成において、被圧接部に捻りを加えたものである。
【0018】
請求項5の発明は、別部品として構成した第1及び第2の端子体を備え、第1の端子体には相手方コネクタの内外両導体端子に接続される内外両導体端子、第2の端子体にはケーブルの内外両導体に接続される内外両導体端子をそれぞれ設け、この両端子体を、互いの内外両端子体同士が接続される状態で結合して構成するケーブルコネクタであって、第2の端子体の外導体端子とケーブルの外導体とを接続する手段として、上記外導体端子を板刃状に形成し、この外導体端子をケーブルの外被を突き破って外導体に接続するように構成したものである。
【0019】
請求項6の発明は、請求項5記載のケーブルコネクタにおいて、第2の端子体の外導体端子に接続脚部を設ける一方、第1の端子体の外導体端子にバレルを設け、このバレルを上記接続脚部ごとケーブルの外被に巻き付けてかしめることにより上記接続脚部をバレルに接触させて外導体端子同士を接続するように構成したものである。
【0020】
請求項7の発明は、請求項6の構成において、第2の端子体の外導体端子をU字形に形成し、この外導体端子のU字の底辺部分を接続脚部としてバレルに接触させるように構成したものである。
【0021】
請求項8の発明は、請求項の構成において、第2の端子体に、相対向する一対の外導体端子を設け、この両外導体端子の下端部を接続脚部として対向外側または内側に折り曲げてバレルに接触させるように構成したものである。
【0022】
請求項9の発明は、別部品として構成した第1及び第2の端子体を備え、第1の端子体には相手方コネクタの内外両導体端子に接続される内外両導体端子、第2の端子体にはケーブルの内外両導体に接続される内外両導体端子をそれぞれ設け、この両端子体を、互いの内外両端子体同士が接続される状態で結合して構成するケーブルコネクタであって、第2の端子体に、相対向する一対の内導体端子を設け、この内導体端子とケーブルの内導体とを接続する手段として、上記内導体端子間にケーブルの内導体を挟み込んで圧接させるように構成したものである。
【0023】
請求項10の発明は、請求項の構成において、第2の端子体の内導体端子を板刃状に形成し、この内導体端子を、ケーブルの内導体被覆層を突き破って内導体に接触させるように構成したものである。
【0024】
請求項11の発明は、請求項1乃至10のいずれかの構成において、多芯ケーブル用コネクタとして、第1及び第2両端子体にそれぞれ多芯ケーブルの内導体に対応する複数の内導体端子を設けたものである。
【0025】
上記構成によると、ケーブル(請求項11では多芯ケーブル)側の内導体とコネクタ側の内導体端子の接続作業を、第2の端子体という、周囲が開放した全露出部分であって障害のない良好な条件下で効率良く行うことができ、かつ、確実な接続状態を得ることができる。また、これに関連して内導体の余長を最小限に短くすることができる
【0026】
の場合、両端子体の内導体端子同士を接続する手段として、一方の内導体端子体に設けた接続片を、他方の内導体端子体に設けた接続穴に挿入してかしめる手段をとる請求項の構成によると、端子同士をかしめ操作のみによって簡単に接続することができる。
【0027】
また、請求項の構成によると、両内導体端子を溶接(請求項)または圧接(請求項)によってより確実にかつ強固に接続することができる。
【0028】
一方、第2の端子体の外導体端子を板刃状に形成し、これをケーブルの外被を突き破って外導体に接続する請求項の構成によると、従来のような、外導体(シールド線の場合のシールド層)を露出させ、かつ、裏返す作業が不要となるため、接続作業をより効率良く行うことができる。
【0029】
請求項,1の構成によると、第2の端子体における一対の内導体端子間にケーブルの内導体を挟み込んで圧接させるため、この両者を確実に接続することができる。とくに、請求項1では板刃状両端子を内導体被覆層を突き破って内導体に圧接させるため、内導体の被覆を剥ぐ作業が不要で、この接続作業を簡略化することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1〜図14によって説明する。
【0031】
以下の実施形態では、従来技術の説明に合わせて二芯シールド線用のシールドコネクタを適用対象として例にとっている。
【0032】
第1実施形態(図1〜図9参照)
この実施形態にかかるコネクタBは、相手方コネクタに接続される第1の端子体B1と、第2の端子体B2とを備えた二分割構造とされ、シールド線1が第2の端子体B2に接続された後、第2の端子体B2が第1の端子体B1に電気的及び機械的に結合されてコネクタBが組立てられる。
【0033】
両端子体B1,B2は次のように構成されている。
【0034】
第1の端子体B1
この端子体B1は、図3〜図6等に示すように、内導体端子11,11の外側に誘電体12を介して外導体端子13が装着されて成っている。図中、14,14は第1の端子体B1に嵌合接続される相手方コネクタの内導体端子を内導体端子11,11に向けてガイドする嵌合ガイド穴である。
【0035】
内導体端子11,11は、図3〜図5等に示すように、相手方コネクタの内導体端子(雄端子)が差し込まれる筒状のコネクタ接続部11a,11aの後方(シールド線側)にL字形に折り曲げられた接続片11b,11bが一体に設けられて成り、図7に示すようにコネクタ接続部11a,11aが誘電体12の嵌合ガイド穴14,14に嵌め込まれ、接続片11b,11bが外導体端子13のコネクタ接続部13aからケーブル側に突出する状態で取付けられている。
【0036】
また、外導体端子13のシールド線側端部には、シールド線1全体をかしめ固着すると同時に第2の端子体B2の外導体端子(後述)に接続するための断面U字形のバレル13bが設けられている。
【0037】
第2の端子体B2
この端子体B2は、図1〜図3等に示すように、合成樹脂等の絶縁体からなる端子基板15の前端部に一対の内導体端子16,16、後端部に外導体端子17がそれぞれ取付けられて成っている。
【0038】
内導体端子16,16には、それぞれ前端部に接続穴16aが設けられるとともに、後端部に一対の端子板16b,16bが設けられている。
【0039】
この両端子板16b,16bは、コの字形の板刃状に形成され、図7,8に示すようにこの両端子板16b,16bがシールド線1の内導体被覆層2を突き破って内導体3に接触することにより、内導体端子16と内導体3が接続される。
【0040】
外導体端子17は、全体としてU字形の板状に形成され、図7,9に示すように端子基板15に対し、底辺部17aが基板下面側に位置し、かつ、両側部17b,17bが基板上に突出する状態で取付けられている。
【0041】
この両側部17b,17bは先尖りの板刃状に形成され、シールド線1の外被5を下から突き破って外導体(シールド層)4に接触する。これにより、外導体4と外導体端子17が接続される。
【0042】
両端子体B1,B2の結合
上記のようにシールド線1が第2の端子体B2に接続された後、図3及び図6〜図9に示すように、
(i)第1の端子体B1における内導体端子11の接続片11bが、第2の端子体B2における内導体端子16の接続穴16aに挿入され、かしめられることにより、両端子体B1,B2の内導体端子11,16同士が接続される。
【0043】
(ii)第1の端子体B1における外導体端子13のバレル13bに、第2の端子体B2における外導体端子17ごとシールド線1の外被5がかしめ固着される。このとき、外導体端子17の底辺部17aがバレル13bの内面に圧接することによって両端子体B1,B2の外導体端子13,17同士が接続される。
【0044】
この(i)(ii)の操作により、両端子体B1,B2同士が電気的及び機械的に結合されてコネクタBが組立てられる。
【0045】
このコネクタ構造によると、シールド線1の内外両導体3,4とコネクタBの接続作業を、結合前の第2の端子体B2に対して行えばよいため、この接続作業を、周囲が開放した全露出部分であって障害のない良好な条件下で行うことができる。
【0046】
このため、限られたごく狭い空間で内導体を端子間隔に合わせて整形し、コネクタ側内導体端子に挿入してかしめなければならなかった従来のコネクタと比較して、この接続作業を簡単に効率良く行うことができ、かつ、確実な接続状態を得ることができる。
【0047】
また、接続操作がやり易くなることで内導体3の余長を最小限に短くすることができる。
【0048】
第2実施形態(図10,11参照)
以下の各実施形態においては上記第1実施形態との相違点のみを説明する。
【0049】
第1実施形態では第2の端子体B2の外導体端子17がU字形の単一部品として形成されたのに対し、第2実施形態では、分離した一対の外導体端子18,18が相対向して設けられている。
【0050】
この両端子18,18は先尖りの板刃状に形成されて、端子基板15を貫通する状態で取付けられ、図11に示すように第1の端子体B1における外導体端子13のバレル13bにかしめられたときに、バレル13の穴13c,13cを通った下端部18a,18aが外向きにカールしてバレル13bに接触し、外導体端子13に接続されるように構成されている。
【0051】
なお、両外導体端子18,18の下端部18a,18aは、上記のように外向きにカールし易いように予め図示のように外向きに湾曲させておくのが望ましい。
【0052】
あるいは、両端子下端部18a,18aを内向きにカールさせるように構成してもよい。
【0053】
第3及び第4実施形態(図12〜図14参照)
第1実施形態では、両端子体B1,B2の内導体端子11,16同士を接続する手段として、接続片11bを接続穴16aに挿入してかしめる手段をとったのに対し、第3実施形態では、図12,13に示すように両端子11,16の端部(溶接接続部)11c,16c同士を相接合させて溶接する手段をとっている。
【0054】
なお、ここで「溶接」には、はんだ付け(所謂鑞付け全般をいう)が含まれる。
【0055】
この場合、第1実施形態の接続片11b、接続穴16aは勿論不要となる。
【0056】
なお、この実施形態をとる場合、図13に示すように第1の端子体B1に、溶接電極19,20のうちの一方(下側)の電極20を溶接部分に導くための電極通し穴21が設けられる。
【0057】
一方、第4実施形態では、図14に示すように第1の端子体B1側の内導体端子11に一対のコ字形の圧接刃11d,11dを設け、第2の端子体B2側の内導体端子16の中間部16dをこの圧接刃11d,11d間に挟み込み、圧接させて接続する手段をとっている。
【0058】
この場合、抜け等が生じない強固で安定した圧接状態が得られるように、被圧接部である内導体端子16の中間部16dに図示のような捻りを加え、この中間部16dの捻りの中心を挟んだ両側部分に圧接刃11d,11dを当接させるのが望ましい。
【0059】
他の実施形態
(1)第1実施形態における両端子体B1,B2の内導体端子11,16同士を接続する手段の変形形態として、第1実施形態とは逆に、接続片11bを第2の端子体B2側に、接続穴16aを第1の端子体B1側に設けてもよい。
【0060】
(2)上記各実施形態では、シールド線1の内導体3を第2の端子体B2における内導体端子16に接続する手段として、一対の端子板16b,16bをコの字形の板刃状に形成し、内導体被覆層2を突き破って内導体3に圧接させるようにしたが、この両端子板16b,16bを平板状とし、被覆層2を剥いだ状態で内導体3をこの端子板16b,16b間に挟み込む構成をとってもよい。
【0061】
(3)上記各実施形態では、二芯シールド線に使用されるコネクタを例示したが、本発明は三芯以上の多芯シールド線、または単芯シールド線に使用されるコネクタにも適用することができる。
【0062】
また、本発明はシールド線に限らず同軸線にも適用することができる。
【0063】
【発明の効果】
上記のように本発明のケーブルコネクタによると、相手方コネクタ側に接続される第1の端子体と、ケーブル側に接続される第2の端子体とに分割し、ケーブルの内導体とコネクタの内導体端子を、第2の端子体という、周囲が開放した全露出部分であって障害のない良好な条件下で接続し得るように構成したから、従来のコネクタと比較して、この接続作業を短時間で効率良く行うことができ、かつ、確実な接続状態を得ることができる。
【0064】
また、この接続操作の容易化に伴い内導体の余長を最小限に短くすることができるため、この余長部分によるノイズの発生や余長部分の後処理が面倒となる等の問題が生じない。
【0065】
この場合、請求項の発明によると、第1及び第2両端子体の内導体端子同士を接続する手段として、一方の内導体端子体に設けた接続片を、他方の内導体端子体に設けた接続穴に挿入してかしめる構成としたから、この内導体端子同士をかしめ操作のみによって簡単に接続することができる。
【0066】
一方、請求項の発明によると、第1及び第2両内導体端子を溶接(請求項)または圧接(請求項)によってより確実にかつ強固に接続することができる。
【0067】
請求項の発明によると、第2の端子体の外導体端子を板刃状に形成し、これをケーブルの外被を突き破って外導体に接続する構成としたから、従来のような、外導体を露出させ、かつ、裏返す作業が不要となるため、接続作業をより効率良く行うことができる。
【0068】
請求項,1の発明によると、第2の端子体における一対の内導体端子間にケーブルの内導体を挟み込んで圧接させるため、この両者を確実に接続することができる。とくに、請求項1の発明によると、板刃状の両端子を内導体被覆層を突き破って内導体に圧接させるため、内導体の被覆を剥ぐ作業が不要で、このケーブル内導体と第2の端子体の内導体端子の接続作業を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかるコネクタの第2の端子体とシールド線の分解斜視図である。
【図2】 第2の端子体の分解斜視図である。
【図3】 同コネクタにおいて第2の端子体にシールド線を接続した後、第1の端子体に接続する前の状態の斜視図である。
【図4】 第1の端子体を構成する内導体端子と誘電体の分解斜視図である。
【図5】 第1の端子体の内導体端子と誘電体を組立てた後、外導体端子に結合する前の状態の斜視図である。
【図6】 コネクタを組立てた状態の斜視図である。
【図7】 コネクタ組立状態の断面図である。
【図8】 図7のVIII−VIII線拡大断面図である。
【図9】 図7のIX−IX線拡大断面図である。
【図10】 本発明の第2実施形態にかかるコネクタの第1及び第2両端子体の結合前の状態の図9相当断面図である。
【図11】 図10の状態から両端子体を結合させた状態の図10相当図である。
【図12】 本発明の第3実施形態にかかるコネクタの両端子体を結合する前の状態の斜視図である。
【図13】 両端子体を結合した状態の断面図である。
【図14】 本発明の第4実施形態にかかるコネクタの両端子体を結合する前の状態の斜視図である。
【図15】 従来のコネクタに接続されるシールド線の端末の被覆を剥いだ状態の斜視図である。
【図16】 従来のコネクタにシールド線を接続する前の状態の斜視図である。
【図17】 従来のコネクタにシールド線を接続した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 シールド線(ケーブル)
2 内導体被覆層
3 内導体
4 外導体(シールド層)
5 外被
B コネクタ
B1 第1の端子体
11,11 第1の端子体の内導体端子
11b,11b 同端子の接続片
12 第2の端子体の誘電体
13 同端子体の外導体端子
13b 同端子のバレル
B2 第2の端子体
16,16 同端子体の内導体端子
16a,16a 同端子の接続穴
16b,16b 同端子の端子板
17 同端子体のU字形の外導体端子
17a 同端子の底辺部
17b,17b 同端子の板刃状の両側部
18,18 分離した一対の板刃状外導体端子
18a,18a 両端子の下端部
11c,11c 第1の端子体における内導体端子の溶接接続部(端部)
16c,16c 第2の端子体における内導体端子の溶接接続部(端部)
11d,11d 第1の端子体における内導体端子の一対の圧接刃
16d,16d 第2の端子体における内導体端子の捻られた中間部

Claims (11)

  1. 別部品として構成した第1及び第2の端子体を備え、第1の端子体には相手方コネクタの内外両導体端子に接続される内外両導体端子、第2の端子体にはケーブルの内外両導体に接続される内外両導体端子をそれぞれ設け、この両端子体を、互いの内外両導体同士が接続される状態で結合して構成するケーブルコネクタであって、上記両端子体の内導体端子同士を接続する手段として、一方の内導体端子に接続穴、他方の内導体端子に上記接続穴に挿入されてかしめ接続される接続片をそれぞれ設けたことを特徴とするケーブルコネクタ。
  2. 別部品として構成した第1及び第2の端子体を備え、第1の端子体には相手方コネクタの内外両導体端子に接続される内外両導体端子、第2の端子体にはケーブルの内外両導体に接続される内外両導体端子をそれぞれ設け、この両端子体を、互いの内外両導体端子体同士が接続される状態で結合して構成するケーブルコネクタであって、上記両端子体の内導体端子同士を接続する手段として、両端子体の内導体端子に、相接合して溶接される溶接接続部を設けたことを特徴とするケーブルコネクタ。
  3. 別部品として構成した第1及び第2の端子体を備え、第1の端子体には相手方コネクタの内外両導体端子に接続される内外両導体端子、第2の端子体にはケーブルの内外両導体に接続される内外両導体端子をそれぞれ設け、この両端子体を、互いの内外両導体端子体同士が接続される状態で結合して構成するケーブルコネクタであって、上記両端子体の内導体端子同士を接続する手段として、一方の内導体端子に一対の圧接刃、他方の内導体端子にこの圧接刃間に挟み込まれる被圧接部を設けたことを特徴とするケーブルコネクタ。
  4. 被圧接部に捻りを加えたことを特徴とする請求項3記載のケーブルコネクタ。
  5. 別部品として構成した第1及び第2の端子体を備え、第1の端子体には相手方コネクタの内外両導体端子に接続される内外両導体端子、第2の端子体にはケーブルの内外両導体に接続される内外両導体端子をそれぞれ設け、この両端子体を、互いの内外両端子体同士が接続される状態で結合して構成するケーブルコネクタであって、第2の端子体の外導体端子とケーブルの外導体とを接続する手段として、上記外導体端子を板刃状に形成し、この外導体端子をケーブルの外被を突き破って外導体に接続するように構成したことを特徴とするケーブルコネクタ。
  6. 請求項5記載のケーブルコネクタにおいて、第2の端子体の外導体端子に接続脚部を設ける一方、第1の端子体の外導体端子にバレルを設け、このバレルを上記接続脚部ごとケーブルの外被に巻き付けてかしめることにより上記接続脚部をバレルに接触させて外導体端子同士を接続するように構成したことを特徴とするケーブルコネクタ。
  7. 請求項6記載のケーブルコネクタにおいて、第2の端子体の外導体端子をU字形に形成し、この外導体端子のU字の底辺部分を接続脚部としてバレルに接触させるように構成したことを特徴とするケーブルコネクタ。
  8. 請求項6記載のケーブルコネクタにおいて、第2の端子体に、相対向する一対の外導体端子を設け、この両外導体端子の下端部を接続脚部として対向外側または内側に折り曲げてバレルに接触させるように構成したことを特徴とするケーブルコネクタ。
  9. 別部品として構成した第1及び第2の端子体を備え、第1の端子体には相手方コネクタの内外両導体端子に接続される内外両導体端子、第2の端子体にはケーブルの内外両導体に接続される内外両導体端子をそれぞれ設け、この両端子体を、互いの内外両端子体同士が接続される状態で結合して構成するケーブルコネクタであって、第2の端子体に、相対向する一対の内導体端子を設け、この内導体端子とケーブルの内導体とを接続する手段として、上記内導体端子間にケーブルの内導体を挟み込んで圧接させるように構成したことを特徴とするケーブルコネクタ。
  10. 請求項9記載のケーブルコネクタにおいて、第2の端子体の内導体端子を板刃状に形成し、この内導体端子を、ケーブルの内導体被覆層を突き破って内導体に接触させるように構成したことを特徴とするケーブルコネクタ。
  11. 多芯ケーブル用コネクタとして、第1及び第2両端子体にそれぞれ多芯ケーブルの内導体に対応する複数の内導体端子を設けたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のケーブルコネクタ。
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