JP3343578B2 - ケーブルコネクタおよびケーブルコネクタ用コンタクト - Google Patents

ケーブルコネクタおよびケーブルコネクタ用コンタクト

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JP3343578B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/112Resilient sockets forked sockets having two legs

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁ハウジング内
にコンタクトを左右に並んで整列保持し、このコンタク
トに一端が繋がれたケーブルが絶縁ハウジングから外方
に延びて構成されるケーブルコネクタ、および、このよ
うなケーブルコネクタ用のコンタクトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のケーブルコネクタの一例を図11
に示しており、このケーブルコネクタ90は、絶縁材料
製のハウジング91内にチューニングフォーク状の雌コ
ンタクト93を保持して構成される。雌コンタクト93
は中間保持部93dをハウジング91内に圧入して固定
保持される。さらに、雌コンタクト93の後部(脚部)
に形成された圧着部93cにおいて被覆ケーブル95の
心線95aが圧着され、被覆ケーブル95はハウジング
91の後部に取り付けられたカバー92を通って外部に
延びている。雌コンタクト93の前部に延びるフォーク
部が左右一対の弾性アーム93a,93bを形成してお
り、弾性アーム93a,93bの外側とハウジング91
の内壁面との間には隙間が設けられて弾性アーム93
a,93bは外側に広がるように弾性変形可能となって
いる。
【0003】このケーブルコネクタ90と嵌合接続され
る相手コネクタ96は、図示のように、絶縁ハウジング
97内に雄コンタクト98を整列保持して構成される。
相手コネクタ96は、図において矢印Aで示すようにケ
ーブルコネクタ90に嵌合され、このとき雄コンタクト
98は、絶縁ハウジング91の前面開口91aから雌コ
ンタクト93が配設された空間内に挿入される。これに
より、雄コンタクト98は雌コンタクト93の左右弾性
アーム93a,93bを外側に押し広げるように弾性変
形させながら両弾性アーム93a,93bの間に入り込
んで挟持され、両コンタクト93,98が接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のケー
ブルコネクタにおいて、弾性アーム部93a,93bが
雌コンタクト98を挿入させて挟持させるだけの弾性変
形が可能であるようにするには、弾性アーム部93a,
93bの長さ寸法をそれだけの弾性変形が可能となるよ
うな長さにする必要がある。また、雌コンタクト93を
ハウジング91に固定保持させるための固定保持部93
dも必要であり、さらに、ケーブル心線95aを圧着さ
せる圧着部93cが必要である。このようなことから、
雌コンタクト93の長さ寸法が長くなり、ケーブルコネ
クタ90の長さが長くなって大型化するという問題があ
る。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みたもので、
弾性アームによる雄コンタクトの挟持が可能であり、且
つケーブル心線との接続も可能な構成を有した上で、長
さ寸法を短縮でき、小型・コンパクトな構成となるケー
ブルコネクタと、このケーブルコネクタ用コンタクトと
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明に係るケーブルコネクタは、絶縁ハウジング
内に複数のコンタクトを左右に並んで整列保持し、これ
らコンタクトに一端が繋がれて他端が絶縁ハウジングか
ら外方に延びる複数のケーブルを有して構成され、各コ
ンタクトが、絶縁ハウジングに固定保持される基部と、
基部に一体に繋がるとともに基部と所定間隔をおいて延
びた弾性アーム部とから構成され、基部にケーブルの一
端が接続されて構成される。さらに、このコネクタが、
相手コネクタと接続されるときに、この相手コネクタの
コンタクト部を基部と弾性アーム部との間に挟持してコ
ンタクト同士を接続させるように構成されている。この
ようなケーブルコネクタの場合には、基部にケーブルの
一端が接続される構成であるため、コンタクトの長さ寸
法が短くなり、コネクタが小型・コンパクトな構成とな
る。
【0007】なお、上記コンタクトを脚部の短いもしく
は脚部のないチューニングフォーク状に形成し、一方の
フォーク部が基部を構成するとともに他方のフォーク部
が弾性アーム部を構成するようにしても良い。また、ケ
ーブルの一端と基部との接続方法としては、半田付け、
圧着もしくは圧接等を用いることができる。
【0008】本発明に係るケーブルコネクタ用コンタク
トは、脚部の短いもしくは脚部のないチューニングフォ
ーク状に形成され、一方のフォーク部が絶縁ハウジング
に固定される基部を構成し、他方のフォーク部が基部に
対して弾性変形可能な弾性アーム部を構成して、弾性ア
ーム部の弾性変形により相手コンタクトを基部と弾性ア
ーム部との間に挟持するように構成され、基部にケーブ
ルの端部を接続するように構成される。このように構成
されたコンタクトでは、相手コンタクトを挟持するフォ
ーク部の片方がケーブルの端部が接続される基部を構成
するため、コンタクト長さが短くなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。本発明に係るケーブ
ルコネクタの一例を図1および図2に示しており、この
コネクタは、絶縁材料製のハウジング10内に多数の雌
コンタクト20(本発明に係るケーブルコネクタ用コン
タクトに該当)を幅方向(図1における上下方向)に整
列保持し、絶縁ハウジング10の外面を覆ってシールド
カバー30を取り付けて構成される。なお、以下におい
ては説明の便宜上、図1(B)における右方向を前方
(F)、左方向を後方(B)、上方向を左方(L)、下
方向を右方(R)と称し、図1(C)における右方向を
下方(D)、左方向を上方(U)と称する。
【0010】図1(B)においては、絶縁ハウジング1
0の内部形状を示すためシールドカバー30の幅方向片
側半分(左半分)をカットして示しているが、シールド
カバー30は絶縁ハウジングの全面を覆うように形成さ
れている。また、図1においては、同軸ケーブル50を
取り外した状態で示しているが、実際には後述するよう
に同軸ケーブルがアセンブリ状態で組み付けられて、ケ
ーブルコネクタが構成される。
【0011】絶縁ハウジング10は、図1(A)におけ
る矢印III−IIIに沿った断面図である図3に示すよう
に、幅方向に並んで多数のコンタクト挿入空間11が形
成されている。各コンタクト挿入空間11は、挿入開口
11aを有して前面側に開口しており、挿入開口11a
から雌コンタクト20がそれぞれ挿入されて保持され
る。図3および図10から良く分かるように、雌コンタ
クト20は金属板材を成形して、基部21と圧入部23
と弾性アーム部25とから略Y字状に形成されている。
この形状はいわゆるチューニングフォーク形状であり、
基部21と弾性アーム部25とが左右フォーク部に該当
し、圧入部23が把持部に該当する。
【0012】上記のように雌コンタクト20がそれぞれ
挿入開口11aからコンタクト挿入空間11内に挿入さ
れた状態で、圧入部23および基部21が絶縁ハウジン
グ10内に圧入されて固定保持され、弾性アーム部25
がコンタクト挿入空間11内でフリーな状態となる。こ
のため、弾性アーム部25はコンタクト挿入空間11内
において、図10に矢印A1で示すように弾性変形可能
である。なお、図3から分かるように、雌コンタクト2
0は平面部分が幅方向に延びるようにして同一面上に並
んで整列配置され、上下方向が板厚方向となるように配
置される。
【0013】一方、絶縁ハウジング10においてコンタ
クト挿入空間11の後部側は上面側に開放しており、こ
の開放部の上部に幅方向に延びる一本の前中央溝16が
形成されている(図4および図5参照)。また、この開
放部の後側における雌コンタクト20の基部21と前後
に一致する位置に、多数の前ケーブル支持溝12が幅方
向に並ぶとともに上方に開放して形成されている。これ
ら前ケーブル支持溝12の後側に幅方向に延びる一本の
後中央溝13が上方に開放して形成されている。さら
に、後中央溝13の後側における前ケーブル支持溝12
と前後に一致する位置に、多数の後ケーブル支持溝14
が幅方向に並ぶとともに上方に開放して形成されてい
る。絶縁ハウジング10の後部側における左右端部には
それぞれ、カバー係止溝15が形成され、絶縁ハウジン
グ10の後部下部には、前後に貫通する貫通孔18が複
数形成されている。
【0014】この絶縁ハウジング10の外面に取り付け
られるシールドカバー30を図6に示している。シール
ドカバー30は図6(C)に示すように、金属板材を断
面U字状に折り曲げて形成され、上カバー面31と下カ
バー面32と折り曲げ部33とを有する。折り曲げ部3
3には幅方向に並んで多数の連通開口36が形成されて
いる。上カバー面31の左右端部は側方に延びて係止ア
ーム部34が設けられている。上カバー面31には、四
カ所に接触舌片35が切り欠き形成されており、接触舌
片35は斜め下方に折り曲げられて下面側に斜めに突出
している。また、上カバー面31の後端部は断面U字状
に内側に折り返されて折り返し部31aが形成されてお
り、上カバー面31の剛性を高くしている。
【0015】このように絶縁ハウジング10に保持され
た雌コンタクト20に接続されるケーブルコネクタを構
成する同軸ケーブルアセンブリCを図7に示している。
図示のように、多数の同軸ケーブル50を、同一平面上
に整列した状態で、上下一対の挟持板55により挟持し
て同軸ケーブルアセンブリCが構成される。
【0016】各同軸ケーブル50は、中心に位置する心
線ワイヤ51と、この外周を覆う内側絶縁被覆層52
と、この外周を覆う導電性シールド層53と、最外周に
位置する外側絶縁被覆層54とから構成される(図8
(B)参照)。ケーブルアセンブリCは、同軸ケーブル
50の各層を順次剥いで平面上に並べ、導電性シールド
層53が露出する部分を導電材料製の挟持板55により
上下から挟持するとともに半田56により接合して作ら
れる。なお、この状態で並んで先端に位置する心線ワイ
ヤ51は表面が半田コーティング処理されている。さら
に、心線ワイヤ51の先端部がラミネートフィルム59
により挟まれて保持され、その変形、ピッチの狂いを防
止する。但し、この先端部は、コネクタに半田付け接合
されて取り付けられるときには鎖線Z−Zにおいて切断
されて取り除かれる。また、内側絶縁層52が露出した
部分が図8(A)に示すように折り曲げ成形され、U字
もしくはV字状のたるみ部52aが設けられる。
【0017】以上のような構成部品から構成されるケー
ブルコネクタの組立について、図4および図5を参照し
て、以下に説明する。まず、前述したように、多数の雌
コンタクト20を絶縁ハウジング10の前面の挿入開口
11aからコンタクト挿入空間11内に挿入して整列保
持させる。この状態では、圧入部23および基部21が
絶縁ハウジング10に圧入されて固定保持され、弾性ア
ーム部25が図10の矢印Aで示すように、コンタクト
挿入空間11内で弾性変形可能である。
【0018】この状態で、図9に示すようにケーブルア
センブリCを図示のように上方から載置する。このと
き、各同軸ケーブル50における心線ワイヤ51は図1
0に示すように雌コンタクト20の基部21の上に載置
され、内側絶縁被覆層52は前ケーブル支持溝12内に
入り込み、挟持板55は後中央溝13内に入り込み、導
電性シールド層53および外側絶縁被覆層54は後ケー
ブル支持溝14内に入り込む。次いでパルスヒータのヒ
ーターチップ5を前中央溝16内に入り込ませ、各基部
21の上に載置された多数の心線ワイヤ51に押しつけ
てこれらを一括して加熱する。心線ワイヤ51は半田コ
ーティングされており、ヒーターチップ5により加熱さ
れて半田が溶融し、全心線ワイヤ51がそれぞれ対応す
る雌コンタクト20の基部に半田付け接合される。
【0019】次に、シールドカバー30を、U字開口側
を絶縁ハウジング10の前面に対向させるようにして、
前側から絶縁ハウジング10の上に取り付ける。ここで
シールドカバー30の下カバー面32の後端に複数の後
方に突出する突起32aが形成されており、上記のよう
にシールドカバー30を取り付けるときに、これら突起
32aが絶縁ハウジング10の貫通孔18内に入り込ん
で係止される(図5参照)。また、シールドカバー30
の前部に形成された連通開口36はそれぞれ、前面側の
挿入開口11aと対向し、挿入開口11aは連通開口3
6を通って前面側に開放される。
【0020】このようにしてシールドカバー30を絶縁
ハウジング10に取り付けると、上カバー面31および
下カバー面32が絶縁ハウジング10の上下外面を覆う
とともに、折り曲げ部33が絶縁ハウジング10の前面
を覆う。このとき、シールドカバー30の左右両端の係
止アーム部34は絶縁ハウジング10のカバー係止溝1
5の上方に位置し、係止アーム部34は下方に折り曲げ
られて、カバー係止溝15を覆うようにして絶縁ハウジ
ング10に係止される。この結果、シールドカバー30
が絶縁ハウジング10にしっかりと固定される。また、
このようにシールドカバー30が取り付けられた状態
で、上カバー面31に形成された接触舌片35は挟持板
55と当接し、同軸ケーブル50の導電性シールド層5
3はシールドカバー30と電気接続される。
【0021】以上のようにして作られたケーブルコネク
タは、相手コネクタと嵌合されるときに、シールドカバ
ー30が相手コネクタのグランド接続されたシールド部
材と当接接触し、グランド接続される。これにより、シ
ールドカバー30によるシールド作用がなされ、外部ノ
イズの侵入および外部へのノイズの発散をシールドカバ
ーにより防止される。
【0022】このように相手コネクタと接続するときに
は、相手コネクタの雄コンタクト80が、図4および図
10に示すように、挿入開口11aからコンタクト挿入
空間11内に突入し、弾性アーム25を弾性変形させて
押し広げて弾性アーム25と基部21との間に入り込
む。この結果、雄コンタクト80は弾性アーム25と基
部21とに挟持されて雌コンタクト20と電気接続され
る。このように電気接続された状態において、雄コンタ
クト80はシールドカバー30の折り曲げ部33に形成
された連通開口36内に突入した状態であるため、折り
曲げ部33により隣接するコンタクト80間での信号の
クロストークが効果的に防止される。
【0023】以上説明したように、本発明のコネクタに
おいては、雌コンタクト20をチューニングフォーク状
に形成した上で、チューニングフォークの把持部となる
圧入部23を絶縁ハウジング10に圧入するとともに一
方のフォーク部となる基部21を絶縁ハウジング10に
より固定保持するように構成しているので、基部21お
よび圧入部23の上に同軸ケーブル50の心線ワイヤ5
1を半田付け接続させることが可能である。このため、
雌コンタクト20の前後方向長さを短くすることがで
き、コネクタの前後寸法を短くしてコネクタをコンパク
トに構成することができる。
【0024】なお、この雌コンタクト20においては、
基部21の後側に圧入部23を設けているが、この部分
をさらに短くしたり、この部分を省略し、基部21と弾
性アーム25とを繋ぐ部分を絶縁ハウジングに圧入する
ような構成としても良い。これにより、雌コンタクト長
をさらに短くすることができる。
【0025】また、上記実施形態においては、基部21
の上に心線ワイヤ51を半田付けしているが、基部21
に心線ワイヤを圧着する構成でも良い。さらに、基部2
1に圧接部を設け、心線ワイヤ51を内側絶縁被覆層5
2により覆った状態で、この圧接部に圧接接続させるよ
うにしても良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
絶縁ハウジング内に複数のコンタクトを左右に並んで整
列保持し、これらコンタクトに一端が繋がれて他端が絶
縁ハウジングから外方に延びる複数のケーブルを有して
構成され、各コンタクトが、絶縁ハウジングに固定保持
される基部と、基部に一体に繋がるとともに基部と所定
間隔をおいて延びた弾性アーム部とから構成され、基部
にケーブルの一端が接続されて構成され、このコネクタ
が、相手コネクタと接続されるときに、この相手コネク
タのコンタクト部を基部と弾性アーム部との間に挟持し
てコンタクト同士を接続させるように構成されている。
このようなケーブルコネクタの場合には、基部にケーブ
ルの一端が接続される構成であるため、コンタクトの長
さ寸法を短くして、コネクタを小型・コンパクトな構成
とすることができる。
【0027】なお、上記コンタクトを脚部の短いもしく
は脚部のないチューニングフォーク状に形成し、一方の
フォーク部が基部を構成するとともに他方のフォーク部
が弾性アーム部を構成するようにしても良い。また、ケ
ーブルの一端と基部との接続方法としては、半田付け、
圧着もしくは圧接等を用いることができる。
【0028】本発明に係るケーブルコネクタ用コンタク
トは、脚部の短いもしくは脚部のないチューニングフォ
ーク状に形成され、一方のフォーク部が絶縁ハウジング
に固定される基部を構成し、他方のフォーク部が基部に
対して弾性変形可能な弾性アーム部を構成して、弾性ア
ーム部の弾性変形により相手コンタクトを基部と弾性ア
ーム部との間に挟持するように構成され、基部にケーブ
ルの端部を接続するように構成される。このように構成
されたコンタクトでは、相手コンタクトを挟持するフォ
ーク部の片方がケーブルの端部が接続される基部を構成
するため、コンタクト長さを短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブルコネクタを示す平面図、
正面図および背面図である。
【図2】本発明に係るケーブルコネクタを示す側面図で
ある。
【図3】上記ケーブルコネクタを図1の矢印III−IIIに
沿って示す断面図である。
【図4】上記ケーブルコネクタを図1の矢印IV−IVに沿
って示す断面図である。
【図5】上記ケーブルコネクタを図1の矢印V−Vに沿っ
て示す断面図である。
【図6】上記ケーブルコネクタを構成するシールドカバ
ーの平面図、正面図および側面図である。
【図7】上記ケーブルコネクタを構成するケーブルアセ
ンブリを示す平面図、正面図および側面図である。
【図8】上記ケーブルアセンブリの側面図および同軸ケ
ーブルの断面図である。
【図9】上記ケーブルアセンブリを組み付ける工程を示
す説明図である。
【図10】上記ケーブルコネクタを構成する雌コンタク
トとこの雌コンタクトに係合される雄コンタクトとを示
す平面図である。
【図11】従来のケーブルコネクタを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 絶縁ハウジング 11 コンタクト挿入空間 20 雌コンタクト 21 基部 23 圧入部 25 弾性アーム部 30 シールドカバー 36 連通開口 50 同軸ケーブル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/11 H01R 11/12 H01R 107:00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ハウジング内に複数のコンタクトを
    左右に並んで整列保持し、前記コンタクトに一端が繋が
    れて他端が前記絶縁ハウジングから外方に延びる複数の
    ケーブルを有して構成されるケーブルコネクタにおい
    て、 前記コンタクトが、前記絶縁ハウジングに固定保持され
    る基部と、前記基部に一体に繋がるとともに前記基部と
    所定間隔をおいて延びた弾性アーム部とからなり、 前記基部に前記ケーブルの一端が接続され、 相手コネクタと接続されるときに、前記相手コネクタの
    コンタクト部を前記基部と前記弾性アーム部との間に挟
    持してコンタクト同士を接続させるように構成されてい
    ることを特徴とするケーブルコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトが脚部の短いもしくは脚
    部のないチューニングフォーク状に形成され、一方のフ
    ォーク部が前記基部を構成するとともに他方のフォーク
    部が前記弾性アーム部を構成することを特徴とする請求
    項1に記載のケーブルコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ケーブルの一端が前記基部に、半田
    付け、圧着もしくは圧接により接続されることを特徴と
    する請求項1もしくは2に記載のケーブルコネクタ。
  4. 【請求項4】 脚部の短いもしくは脚部のないチューニ
    ングフォーク状に形成され、一方のフォーク部が絶縁ハ
    ウジングに固定される基部を構成し、他方のフォーク部
    が前記基部に対して弾性変形可能な弾性アーム部を構成
    して、前記弾性アーム部の弾性変形により相手コンタク
    トを前記基部と前記弾性アーム部との間に挟持するよう
    に構成され、 前記基部にケーブルの端部を接続するようになっている
    ことを特徴とするケーブルコネクタ用コンタクト。
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