JPS6224582A - 電気コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気コネクタに係り、特に伝送ケーブル用複列
コネクタの分野に関する。

平形伝送ケーブル用の複列受口コネクタが知られており
、二列のピンアレイと接合するコネクタアセンブリを包
含している。この種のコネクタアセンブリは平形ケーブ
ルの相隣る密間隔の信号導体を当該コネクタの交互する
側面上の端子に通す一方、関係のアース導体を該コネク
タに収容されたアースバスに通している。

米国特許第４，２６０，２０９号は平形伝送ケーブルの
大伍成端を行うこの種のコネクタを開示し、その信号導
体用受口端子はスロット付ぎビーム型の成端区分を有し
、絶縁排除によって導体に成端される。同様にアース導
体はアースバスのスロット付きビームに固着される。受
口端子とアースバスはハウジングのそれぞれの凹みに沿
って配置され、これにケーブルの導体が成端され、成端
部上にカバーが置かれ、また応力緩和部材がこのアセン
ブリに取付けられる。このコネクタは選択された受口端
子をアースバーによりまたは犠牲にされた信号導体によ
り信号導体にでなくアースバスに接続することにより、
アース端子の選択的プログラミングを行うことができる
。

米国特許第４，２６９，４６６号はもう一つの平形伝送
ケーブル用複列受口コネクタを開示するが、その端子は
ハウジング部材の反対両側沿いのみぞに配置され、それ
ぞれの信号導体が絶縁排除によりスロット付きビーム型
成端区分（複数）に成端される。カバ一部材（複数）は
ハウジングの両側に載置されその前端でハウジングに錠
止し後端で互いに錠止してケーブルの応力阻止を行う。

アースバスバーは複数のスロット付きビーム型成端区分
によりアース導体（複数）に係合する。本コネクタのア
ース端子を選択プログラムするために、アースバスバー
には選択位置出しされた成端区分を持たせて絶縁排除に
より犠牲信号導体に係合させることができ、その信号導
体はそこから前方に進んで、アース端子となるそれぞれ
の受口接触子に係合することになる。

欧州特許出願段８３３０６７４０．８号、公告用０１１
２０１９号はインピーダンスの不連続性を極減された個
別伝送ケーブル用の電気コネクタを開示する。そのコネ
クタは誘電体の接触子担持部材から前方に延びる一列の
プラグ接触区分を具え、接触子担持部材の一側には信号
導体に成端される信号接触子が取付けられ他側にはアー
ス導体を成端されるアース平板が取付けられる。その周
りには絶縁性のカバーが被覆成型されて、レーザ溶接を
可とする成端部（複数）を封止すると共に、ケーブル沿
いに延びて応力緩和を行う。アース平板の、信号接触区
分（複数）と整合力る、選択位置からは接触区分が前方
に延出する。

プログラム可能なアース（Ｗ数）を持つ複列受口コネク
タを供することが望ましい。

また、個別信号伝送ケーブル用のこの種コネクタを供す
ることが求められる。

さらに、インピーダンス不連続性の極減に備えて高速度
高信頼性の信号伝送用にこの種コネクタを供することが
望ましい。

またさらには、この種コネクタにして、誘電体のカバー
を何しこれが導体／端子接続部および絶Ｂ導体ケーブル
（複数）の隣接部分を封止し、端子（複数）を不動に保
持し、ケーブルを変形させずにケーブルの間隔配置およ
び応力緩和をなし、個別ケーブル使用時にはその間隔配
置と支持を行うコネクタを供することが望まれる。

本発明はピンアレイと接合ずべき高速信号伝送ケーブル
用の複列受口コネクタであって、予備成型された前ハウ
ジング部材を含みその接合面から二列の端子受入れ通路
が後方に延びてその後端に受口接触端子を受入れる。そ
れらの端子は接触子担持体に取付けられたのち伝送ケー
ブルの信号導体およびアース導体に成端され、その後ケ
ーブル手段の成端部およびケーブル長を誘電体カバ一手
段が覆って成端部を封止し、ケーブル手段を接続子担持
体に固着し、非変形成のケーブル応力緩和を行う。

本発明の第一実施例において、一列の端子の各々が別個
の接触子担持部材に取付けられる。信号位置と称する接
触位置の端子は一列のそれぞれの伝送ケーブルの信号導
体に成端され、アース位置の端子はケーブルのアース導
体に成端されるアース平板に溶接され、このようにして
構成された端子サブアセンブリは誘電体材料を被覆成型
される。

各受口接触端子の接触区分は被覆成型されたカバーの前
方に延びて前ハウジング部材の関係通路に受入れられる
。個別ケーブル使用時はこの誘電体カバーはケーブルの
間隔配置にも役立つ。リボンケーブルにも本発明は使え
る。

第一実施例の端子アセンブリを構成する被覆成型に先立
って端子サブアセンブリが次のようにして完成される。

信号導体の剥離端が端子を取付けられた誘電体の接触子
担持部材の一側のみぞに通され、次いでその信号導体が
それぞれの信号端子にレーザ溶接される。各関係信号導
体と関連する１本または２本の剥離アース導体は誘電体
接触子担持部材の１枚のアース平板を取付けられる他側
のみぞに通される。これらのアース導体はアース平板に
レーザ溶接される。

アース平板の前端沿いの予め選定された位置では端子に
電気接続が行われてアース端子が形成され、その周体の
受口接触区分は被覆成型された端子アセンブリから前方
に延び信号端子の受口接触区分と横に整合して前ハウジ
ング部材の通路に受入れられることになる。端子アセン
ブリの一つにおけるアース接触区分の位置は他アセンブ
リにおけるアース接触区分の位置と無関係である。

第一実施例の端子アセンブリは、各アセンブリから延出
して他アセンブリの導体間のスロットを貫通する一つま
たは二つの突起によって前ハウジング部材への組付は前
に相互に結合することができ、突起はその後に冷間杭止
めする。これらのアセンブリには前端に横向きラッチ突
起を設けて前ハウジング部材の対応する横ラッチにラッ
チ係合させることができる。又、受口接触区分を端子受
入通路内に保持するには、例えば、端子の通常の接向き
ランスを通路の側壁の前向き止面に係合させ端子前端を
通路前端の後向き正面に係合させる。

アセンブリの取外しは、突起を持つ工具を接合面から差
込んで端子ランスを押下げまたハウジング横ラッチを外
方に拡げてからアセンブリを後°に引くことにより随時
に可能である。

本発明の第一実施例の各端子アセンブリは、各信号接触
子に対向させてアース平板に開口を設け、端子をサブア
センブリ内に埋設して不動に保持し、また非変形性のケ
ーブル応力緩和を施すことによって、各一列の導体およ
び端子に対し極減されたインピーダンス不連続性を呈す
る。その応力緩和は個別ケーブル使用時には関係ケーブ
ルに精確な配置間隔を保つ。本発、明はまたは、接触子
への導体の高堅実度レーザ溶接と成端部り封止保護を供
する。

本発明の第二の実施例では、そのコネクタは、接触子受
入部分および該部分の正中平面から後方に延びる接触子
担持部分を持つ、予備成形された前ハウジング部材を含
む。二列の端子受入通路が前ハウジング部材の接合面か
ら該ハウジングの接触子受入部分を通して後方に延び、
みぞ（複数）はハウジングの接触子担持部分の上下両面
沿いに通路と整合して走る。

受口接触端子はまずハウジング内に取付けられてその接
触区分が通路内に固着され本体区分および成端区分がみ
ぞに沿ってその後方に位置し、信号端子はアース端子と
各列内で交互する。各信号端子には対向列内の一アース
端子が対向し、これらにはそれぞれに関係伝送ケーブル
の信号端子および関連する１本か２本のアース導体が成
端される。信号導体はなるべくは信号端子のスロット付
ぎ成端区分に沿って該区分内に締り嵌めにより保持され
次いでこれにレーザ溶接により接続される。

前記１本または２本のアース導体は同様にアース端子の
スロット付き成端区分に沿って該区分内に締り嵌めどな
って保持され次いでこれにレーザ溶接される。伝送ケー
ブルは、ハウジング部材からその接触子担持部分の正中
平面を後方に延びる単一列に配置される。

ここでハウジングの接触子受入部分の後方には、成型可
能な誘電体材料が、接触子担持部分および導体／端子成
端部の上および応力緩和のために伝送ケーブルの被絶縁
部分沿いに封止状に成型されて、成端部を封止し端子を
不動に保持する、誘電体カバ一手段を形成する。個別の
ケーブルが使用される場合は、なるべくカバ一手段の成
型中に横向きの第二応力緩和部材を形成してカバ一手段
から伝送ケーブル沿い後方に選択された距離だけ離隔さ
せ、ケーブル列の各端において縦方向に延びるウェブ区
分により第二応力緩和部材とカバ一手段を一体に結合す
る。

本発明によって供せられる応力緩和は、他の在来の応力
緩和方式のように伝送ケーブルを変形させることはない
。交互して対向する信号およびアース端子の設置はイン
ピーダンス問題を極減する。

成端は高堅実度のレーザ溶接により行われ、のち封止さ
れる。

本発明の複列コネクタは各コネクタが低プロファイルな
複数個を並列に配置しプリント回路板の多列ピンアレイ
と電気接合させたり、縦一列に配置して長い複列のピン
と接合させたりすることができる。本発明の複列コネク
タはリボンケーブル、同軸ケーブル、２本リードケーブ
ルなど種々の伝送ケーブルに使用できる。

本発明のコネクタアセンブリ（２００）を第１図に示す
がこれは前ハウジング部材（１０）と一対の端子アセン
ブリ（１２）を包含する。両アセンブリ（１２）は、各
アセンブリ（１２）の前端（１６）の側面のラッチ突起
（１４）をハウジング（１０）のラッチアーム（１８）
に係合させてハウジング（１０）に取付けられる。電気
接触端子（２２）の箱型受口接触区分（２０）は各アセ
ンブリ（１２）の前端（１６）から前方に一列になって
延びてハウジング（１０）の端子受入通路（２４）に受
入れられ、なるべくは、第９図および第１０図に示すよ
うに、通路（２４）内の止血（２８）に係合する口、ツ
クランス（２６）などによって通路（２４）内に固着さ
れるのがよい。

一列の電気転送ケーブル（１５０）はその信号およびア
ース導体を端子（２２）に成端されて各アセンブリ（１
２）から後方に延びる。各端子アセンブリ（１２）は、
端子（２２）、これとの信号およびアース導体の成端部
および伝送ケーブル（１５０）の端部分など後に詳述す
る各部分を含む、端子サブアセンブリを覆って成型され
るカバ一手段（３０）を有する。〕ネクタアセンブリ（
２００）はプリント回路板（図示せず）のピンアレイの
二列のピン接触子と整合することかでｄ、前ハウジング
部材（１０）上にはピンアレイ周りのシュラウド部材と
適当に接合するだめのキー構成（３２）が示されている
。

端子アセンブリ（１２）はなるべくは、ハウジング（１
０）にラッチ化めする前に、各アセンブリ上の一つまた
は複数の相対垂直突起（３４）を関係の他アセンブリに
おける軸方向スロット（３６）に挿入して自由Ｇ　（３
８）を該他アセンブリの遠隔面から突出させたのち、第
１１Ａ図に示すように、自由端（３８）を遠隔面に冷間
抗圧め即ち変形拡大（かしめつけ）して初めに相互に取
付は結合するを可とする。

第２図は端子サブアセンブリ（４０）を示し、これにカ
バ一手段（３０）を被覆成型すると端子アセンブリ（１
２）が構成される。誘電体の接触子担持部材（４２）は
適当な材料から成型され、その相対的上面（４６）には
みぞ（４４）が間隔配置されて接触子担持部材（４２）
の前端（４８）から後端（５２）の導体位置出し区分（
５０）に達している。端子取付は突起（５４）は前端（
４８）に近いみぞ底面（５６）から立上る。接触子担持
部材（４２）の相対的下面（５８）は導体位置出し区分
（５０）の前方で平板状を呈し、平板状下面（５８）の
前端（４８）近くを横切って下向きの取付は突起（６０
）が間隔配置されること第３図に示す通りである。アー
ス平板（６２）は、後に説明するように、突起（６０）
によってこの下面（５８）に取付けられることになる。

第２図ないし第４図において、端子（２２）はなるべく
は銅合金７２５から型打成形されるものとする。

各端子（２２）は、接触区分（２０）から後方に順に、
中間区分（６４）、斜上区分（６６）および取付は区分
−（６８）を有しその後端に導体接続区分（７０）があ
る。各端子（２２）の取付は区分（６８）および導体接
続区分（７０）は関係のみぞ（４４）に配置される。取
付は区分（６８）はみぞ（４４）内の取付は突起（５４
）に対応する穴（７２）を有しこれを突起（５４）が１
通する。突起（５４）はその先端が取付は区分（６８）
上に冷間抗圧め（要すれば熱検出め）されてその拡大端
（７４）で端子（２２）を接触子担持部材（４２）の上
面（４６）に固着させる。このようにして、各受口端子
（２２）の斜上区分（６６）、中間区分（６４）および
接触区分（２０）は端子（２２）およびみぞ（４４）の
縦軸線に沿い前端（４８）の前方に延出し、導体接続区
分（７０）は接触子担持部材（４２）の導体位置出し区
分（５０）の近く前方に位置する。

第２図ないし第４図において、アース平板（６２）は長
形平板区分（１６）を有しこの区分から若干自前下方に
傾斜してタブ区分（７８）が延出し、各タブ区分から水
平に短いタブ先端（８０）が延びている。タブ区分（７
８）は後述のように予め選定された位置（複数）に形成
される。アース平板（６２）の後端に沿う導体接続区分
（８４）はなるべくは、アース平板（６２）が型打成形
される金属素材の折返し部分から成り、後端が彎曲区分
（８２）である。アース平板（６２）の前端近くには平
板（６２）を横切って複数の穴（８６）が配設されて接
触子担持部材（４２）の下面（５８）の取付は突起（６
０）とそれぞれ対応する。アース平板（６２）は取付は
突起（６０）を穴（８６）に通してその先１（８８）を
冷間抗圧め（要すれば熱検出め）により変形拡大してア
ース平板（６２）の下面にかしめつけることにより下面
（５８）に固着される。タブ区分（７８）はサブアセン
ブリ（４０）において接触子担持部材（４２）の前端（
４８）の前方に延びる。アース平板（６２）にはまた、
端子サブアセンブリ（４０）構成後に複数の端子（２２
）の取付は区分（６８）と反対になる位置に開口（１４
２）を設けることが好ましい。それらの開口（１４２）
は仕上がり端子アセンブリにおける信号端子とアース平
板との絶縁間隔を増してインピーダンス整合を助ける。

コネクタアセンブリ（２００）はいずれかの列中任意の
位置にアース接触子を持つことができ、一列中のアース
位置は他列中の信号位置としてのアースとは無関係であ
って独立にアースのプログラムが可能となる。第２図お
よび第５図を参照して、アース平板（６２）のタブ区分
（７８）は平板（６２）と一体であり、コネクタアセン
ブリ（２００）において前方にアースが必要な選ばれた
位置に設置される。なるべく、この位置決めは全位置に
タブ区分を形成しアース用に不要な分を切落として行う
のがよい。

それらののアース位置の後方には、信号伝送用に予定さ
れる信号導体は配置されない。例えば、リボンケーブル
においては、それらのアース位置に信号導体が置かれる
ことになっても信号伝送に用いられることはなくて放棄
される。図示例のように、個別の電気ケーブルが使用さ
れる場合は前記のアース位置にはケーブルが設置されな
い。しかし、端子（２２）は、このようなアース位置に
設置され、接触子担持部材（４２）の上面（４６）に取
付けられて中間区分（６４）をタブ先端（８０）に溶接
されること第５図に示す通りである。タブ先端（８０）
にはなるべく半円形の凹み（９０）を設けて溶接（９２
）の強度を高めるのがよい。このようにして、端子（２
２）はアース平板（６２）をピンアレイの関係アースピ
ンに電気的に接続するアース接触区分を具える。第４図
では、端子（２２）はアース平板（６２）のタブ区分（
７８）或いはタブ先端（８０）に溶接も係合もしておら
ず、その側方に離れている。

ここに図示するケーブル（１５０）は１本の信号導体（
１５２）と、その側方に離れた２本のアース導体（１５
４１とを有し絶縁性外ジャケット（１５６）が断面長方
形を呈する三リード伝送ケーブルである。他を式の伝送
ケーブル、例えば個別のメーケーブル、１本のアース導
体を持つ同軸ケーブル、信号導体周りの内ジャケットお
よび外ジャケット内且つアースＪ３よび絶縁信号導体周
りの箔シールドを右する三リードケーブル、複数本の信
号および関連アース導体を持つリボンケーブルなども本
発明に使用できる。ケーブル（１５０）はその端部分か
ら絶縁性外ジャケット（１５６）を除去して信号および
アース導体を露出させることにより成端の準備を施され
る。

第４図および第６Ｂ図に示すように、ケーブル（１５０
）は接触子担持部材（４２）の平面内に配置され、信号
導体（１５２）およびアース導体（１５４）はそれぞれ
相対的に上向きおよび下向きに偏向される。

信号導体（１５２）は接触子担持部材（４２）の導体位
置出し区分（５０）のそれぞれの信号みぞ（９４）に沿
いさらに前方に該部材（４２）の上面（４６）近くを信
号端子（２２）のそれぞれの導体接続区分（７０）に沿
って配置されこれに成端される。信号みぞ（９４）は後
端（５２）から前に向って上方に傾斜する底面（９６）
を持つ。

引込口（９８）は関係信号導体（１５２）のみぞ（９４
）内装置を容易にするために隅角を面取りされている。

各信号端子（２２）の導体接続区分（７０）には、なる
べくは、第６Ａ図に示１゛ように狭い導体受入スロット
（１００）を設けることが好ましい。スロット（１００
）は信号導体（１５２）の径よりも狭くすることが好ま
しく、これより信号導体（１５２）を導体の端子へのレ
ーザ溶接以前にス旧ットにプレス嵌めして締り嵌めの状
態に保持することができる。スロット（１００）は端子
素材の両側から側方に延びる型打タブの互いに離れて対
向する端面（１０２）によって形成するのがよく、両側
タブの自由端は端子の成形中曲げ回されて素材の上面近
くで互いに近づく。ここで１本の信号導体（１５２）が
スロット（ｉｏｏ）の上端近くで端面（１０２）間にそ
の軽いぼね作用によって締り嵌めの状態に保持され、次
いで、第６Ｂ図に示すように、溶接（１０４）により導
体接続区分（７０）に溶接される。スロット（１００）
のト縁は導体の受入れを容易にするために滑らかにする
のがよく、また、スロット（１００）にはテーパ付引込
口（１０６）を設けることが好ましい。

同様に且つなるべくは同時に、一対のアース導体（１５
４）は、第７図に示すように、接触子担持部材（４２）
の後端から前方に延びる一対のそれぞれのアースみぞ部
分（１０８）に沿って相対的に下前方に偏向される。各
一対のアースみぞ部分（１０８）は収斂して導体位置出
し区分（５０）の下面（５８）沿いに１本の幅広な主ア
ースみぞ（１１０）になる。各一対のいまや相隣るアー
ス導体（１５４）は前方の主アースみぞ（１１０）に沿
いアース平板（６２）の導体接続区分（８４）の関係部
分まで並列に配置されてこれに成端される。アース平板
（６２）の導体接続区分（８４）は後彎曲区分（８２）
のそれぞれの開口（１１４）と連通する複数のスロット
（１１２）を有し、開口（１１４）は狭くなってスロッ
ト（１１２）と合一している。各ス［コツ１−　（１１
２）の幅はなるべくアース導体（１５４）の直径の２倍
より狭くして一対のアース導体（１５４）がア−ス平板
へのレーザ溶接前にスロット（１１２）にプレス嵌めさ
れて締り嵌めの状止に保持されようにするることか好ま
しい。アース平板（６２）の平板区分（７６）には各ス
ロット（１１２）の中央に向けてえくぼ様の突起（１１
６）を突設して一対の相隣るアース導体（１５４）を導
体接続区分（８４）の外面に沿うスロット（１２）内に
精確容易に配置した上で溶接（１１８）によりアース平
板（６２）に溶接することができるようにするとよい。

スロット（１１２）の上縁は滑らかにして導体対の挿入
を容易にづるこくとが好ましい。一つのスロット（１１
２）に２本のアース導体を挿置するとスロットの所要数
や別々に作らるべき溶接継牟の数が半減する。

信号導体およびアース導体は端子およびアース平板のそ
れぞれの導体受入区分にレーザ溶接することが好ましい
。レーザ溶接は一般に知られており、［材料加工理論と
実際」第３巻［レーザ材料加工Ｊ（１９８３年ノース・
ホランド・パブリジング・カンパニ、エム・パース（Ｂ
ａｓｓ）氏編）特にその第３章「レーザ溶接」　（ジエ
ー・マザムダ−（Ｈａｚｕｍｄｅｒ）氏１１３−２００
ページ）に詳細に論じられている。特にエレクトロニク
スにおけるレーザ溶接については「エレクトロニクス」
誌１９８１年９月２２日号のヘンダソン氏の［フレキシ
ブル印刷配線のデュアルレーザ高速成端」と題する１４
９−１５４ページの論文に記載されている。

次に、第８図を参照して、端子サブアセンブリ（４０）
は接触区分（２０）とケーブル（１５０）を外方に延出
させて型キヤビテイ内に挿置される。型キャビティには
誘電体成型材料が注入され誘電体カバ一手段（３０）が
接触子担持部材（４２）に被覆成型される。

カバ一手段（３０）はケーブル（１５０）の端部分、信
号導体（１５２）とそれの溶接（１０４）による端子（
２２）の導体接続区分（７０）への成端部、アース導線
（１５４）とそれのアース平板（６２）の導体接続区分
（８４）への成端部を封止して保護する。またカバ一手
段（３ｏ）はアース平板（６２）とアースとして選択さ
れた端子（２２）へのタブ先端（８０）の溶接部（９２
）との全体並びに接触区分（２０）のすぐ後方で中間区
分（６４）の中央から始まる端子（２２）の全体を封止
保護する。カバ一手段（３０）は伝送り−プル（１５０
）の端部分を封什埋込むことによってそれらを支持しそ
れらの応力緩和に備える。また、その被覆成型プロセス
中に下向き突起（３４）と、対応するスロット（３６）
並びに横ラッチ突起（１４）が形成される。随意的には
、第１３図に示すようにウェア区分でカバ一手段（３０
３ｋｍ結合して、もしくは前記欧州特許出願用８３３０
６７４０．８号のようにして、横バーを第二のケーブル
応力緩和用に形成することも望ましい。カバ一手段（３
０）には端子アセンブリ（１２）の前端（１６）近くに
これを横切って走る下向きテーパ面（１２０）を設ける
のがよい。

第９図ないし第１１Ｂ図は］ネクタアセンブリ（２００
）の最終組立工程を示す。一対の端子アセンブリ（１２
）は各アセンブリ（１？）の突起（３４）を他アセンブ
リの対応するスロット（３６）に通しでその自由端（３
８）を冷間抗圧めなどにより拡大するごとによって結合
固定される９、この対アセンブリ（１２）はハウジング
部材（１０）内に押進められて端子（２２）の接触区分
（２０）が対応”りろ端子受入れ通路（２４）！、二人
りそこで１コツクランス（２６）”、（どにより個々に
固・定、きれる。各ロックランス（２６）は後方に延び
て関係する通路（２４）の対応する壁の前向き正面（２
８）に係合１゛る。各接触区分（２０）の前端（１１２
）はハウジング部材（１０）の接合面（１２８）に通じ
る通路（２４）の前Ｇｉ（１２６）に近い後向き止面（
１２４）と係合することになる。横ラッチ（１４）のテ
ーパ面（１３０）は斜切面（１３２）を持つ対応するハ
ウジングラップ−アーム（１８）を外方に圧迫して乗越
えることを容易にする。横ラッチ（１４）のラッチ面（
１３４）はラッチアーム（１８）の対応するラッチ面（
１３６）の背後に掛止する。ハウジング（１０）の接合
面（１２８）から後方に延びるキ１７ビテイ（１３８）
はラッチ面（１３６）の成型を容易にづる。結合され一
対のアセンブリ（１２）の上下両面のデーパ面（１２０
）は対応するハウジングテーバ面（１４０）に係合して
挿入を容易にしハウジング部材（１０）内の両アゼンブ
リ（１２）に軽い締り嵌め−を！−ｊえる。この一対の
端子アセンブリ（１２）は、すべでの錠止ランス（２６
）をラッチ解除し、またラッヂア−１，，（Ｉ８）をラ
ッチ解除し、・、両ア廿ンブリ（１２）を後を後方に引
くことによって随時に取外すことができる。

二列を超える接触子を有しアースを独立にプログラムで
きるコネクタは、同等数の単列端子アセンブリを集積結
合してその接触区分を前方のハウジング部材内に延出さ
せ相手方端子と接合しうるようにすることによって得る
ことができる。また、前ハウジング部材がシララウドで
あり接触区分がプラグ区分であるかピン接触区分である
プラグコネクタを供することも可能である。さらに、キ
ー構成（３２）を設けないで本発明の低プロファイル特
性を利用し、複数の本発明コネクタを集積して二列を超
えるピンアレイと接合させることも可能である。

第１２図は本発明の他の一実施例の端子サブアセンブリ
（２１０）の構成要素を示すものであ・）Ｃ１予備成型
された誘電体の前ハウジング（２１２）　、複数の受口
信号端子（２１４）　、複数の受口アース端子（２１６
）　、各ケーブルが対向する一信号端子（２１４）とア
ース端子（２１６）とに関連する複数の伝送ケーブル（
２１８）が含まれる。第１３図は、端子（２１４）。

（２１６）をハウジング（２１２）の通路（２２２）に
固着しクープル（２１８）のそれぞれの導体を端子（２
１４）。

（２１６）に成端したあとで第１２図の端子サブアセン
ブリ（２１０）上に誘電体成型材料を被覆成型して絶縁
封止性のカバ一手段（２２０）を形成して完成した本発
明のコネクタアセンブリ（３００）を示す。ハウジング
（２１２）にはキー構成（２６８）を設けて、木］＞、
フタアセンブリ（３００１と接合すべきピンアレイを取
囲む、プリント回路板上のピンシュラウド（図示せず）
と正しく接合させることができる。

第１２図および第１４図において、受口端子（２１４）
。

（２１６）はなるべくは銅合金７２５から型打成形され
るものであって同一の箱型接触区分（２２４）　、同一
の甲板状本体区分（２２６）および同様な導体接続弁そ
れぞれ（２２８１，（２３０）を右する。接触区分（２
２４）はハウジング（２１２）の接合面（２３２）に通
じ該面から後方に延びる端子受入通路（２２２）に受入
れられる。甲板状本体区分（２２６）は、ハウジング（
２１２）の接触子受入部分（２４０）から後方に延出す
るハウジング（２１２）と一体な、接触子担持部分（２
３８）のみぞ（２３６）の底面（２３４）沿いに置かれ
る。各みぞ底面（２３４）は、第１４図でよくわかるよ
うに、関係の通路（２２２）の内側壁（２４２）から連
続的に後方に延びている。

受口端子（２１４）、　（２１６）は接触区分（２２４
）から後外方に選ばれた角度に延びる該区分上の錠止ラ
ンス（２４４）によってそれぞれの通路（２２２）に取
付けられる。端子（２１４）、　（２１６）の全挿入時
に、その錠止ランス（２４４）は、第１８図および第１
９図からよくわかるように、関係の選ばれた通路側壁（
２４８）沿いの前向き止血（２４６）に係合してその端
子（２１４）、　（２１６）の軸線方向後方移動を阻止
ザる。端子（２１４）、　（２１６）の前＃１（２５０
）は通路（２２２）の前端（２５４）に近い後向き止面
（２５２）に係合してそれ以上の端子（２１４）、　（
２１６）の軸線方向前方移動を阻止する。通路前１（２
５４）は斜切されてプリント回路板上などのピンアレイ
の関係の角ピン即ち関係の受口型信号端子（２１４）ま
たはアース端子（２１６）と電気的に接合すべき角ピン
（図示せず）の挿入用引込口となる。凹み（２５６）は
止血（２４６）前方の選ばれた通路側壁！２４８）沿い
に成型され、止面（２４６）の成型を容易にすると共に
、組立中に端子を取外したくなった場合、端子（２１４
）、　（２１６）の錠止ランス（２４４）ラッチ解除用
の工具を受入れる。

各通路（２２２）の後端には、後述の型の中子ピンを受
入れるための後凹み（２５８）がある。

信号端子（２１４）とアース端子（２１６）はハウジン
グｆ２１２）の通路（２２２）への端子挿入中容列内で
交互に挿入され、一列中の信号端子（２１４）は他列中
のアース端子（２１６）に対向する。各一対の信号端子
（２１４）およびアース端子（２１６）が各伝送ケーブ
ル（２１８）に関連する。各ケーブル（２１８）は１本
の信号導体（２６０）と、信号導体から離れてその各側
に一つずつの２本のアース導体（２６２）とを有し、そ
れらの周りの絶縁性外ジャケット（２６４）は断面長方
形である。各ケーブル（２１８）は端部分から外ジャケ
ット（２６４）を剥離（）て信号（２６０）およびアー
ス（２６２）導体を露出させることによって成端に備え
る。

端子サブアセンブリ（２１０）は第１５図ないし第１７
図に示すようにして構成される。第１５図において、信
号端子（２１４）は上の通路（２２２Ａ）に取付けられ
てその導体接続区分（２２８）にケーブル（２１８）の
信号導体（２６０）を受入れ、アース端子（２１６）は
下の通路（２２２Ｂ）に取付けられてその導体接続区分
（２３０）にケーブル（２１８）の両アース導体（２６
２）を受入れる。信ｒ、Ｌ　＞、９体（２６０）はハウ
ジング（２１２）の接触子担持部分（２３８）およびケ
ーブル（２１８）を通る正中平面から相対的に上方にそ
れて関係の上みぞ（２３６Ａ）の後端のテーバ面（２６
６）に沿い信号端子（２１４）の導体接続区分（２２８
）の狭いスロット（２７０）に進入すること、第１６図
および第２０図に示す通りである。スロット（２７０）
は信号導体（２６０）の直径よりも狭くして信号導体（
２６０）の端子へのレーザ溶接以前に信号導体（２６０
）をスロット（２７０）に圧入して締り嵌めの状態に保
持しうるようにすることが好ましい。また、スロット（
２７０）は、端子素材の両側から側方に延びる型打タブ
の離れた対向する端面（２７２）によって画成するのが
よい。両タブの自由端は端子成形中に素材の上面近くに
曲げ回して互いに近づけられる。ここで１木の信号導体
はスロット（２７０）沿いに置かれたのち、スロット（
２７０）の上端近くで、対向する端面（２７２）により
両端面間に若干のばね作用で締り嵌めの状態に保持され
、次いで溶接部（２７４）で導体接続区分（２２，８）
に溶接されること、ケーブル（２１８八）について第２
０図および第２１図に示１通りである。スロット（２７
０）の上縁はなるべく滑らかにしてそれへの導体の受入
れを容易にし、またスロワ１〜（２７０）にテーバ付き
引込口（２７６）に形成することが好ましい。

同様に且つなるべくは同時に、一対のアース導体（２６
２）は正中平面から相対的に下方に偏向されて上みぞ（
２３６Ａ）と反対の下みぞ（２３６Ｂ）のＩ％ｉのテー
バ面（２７８）に沿う。両アース導体（２６２）は（ケ
ーブル（２１８Ｂ）について第１９図ないし第２１図に
よく示されるように）まとめられて前方に延びアース端
子（２１６）の導体接続区分（２３０）のスロット（２
８０）沿いに並ぶ。スロワ１−（２８０）の寸法はアー
ス導体の直径の２倍よりも狭くして、一対のアース導体
（２６２）が、第１６図および第２０図に示すように、
スロット（２８０）の上端近くでスロット（２８０）を
画成する離れて対向する端面（２８２）により両端面間
に若干のばね作用で締り嵌めの状態に保持され、溶接部
（２８４）で導体接続区分（２３０）になるべくはレー
ザ溶接される。

第１６図に示すごとき端子サブアセンブリ（２１０）は
次に、その周りにカバ一手段（２２０）を被覆成型して
電気コネクタアセンブリ（３００）を形成するために、
第１７図に示すように、型（４００）内に挿置される。

型（４００）には、型キャビティの相対的に前方の端に
中子ピン（複数）　（４０２）が設置され、主キヤビテ
イ部分（４０６）の相対後端近くに中子ピン（複数）　
（４０４）が設置される。前方の中子ピン（４０２）は
ハウジング（２１２）の上下両壁の後凹み（２５８）に
入り、端子（２１４）、　（２１６）の平板状本体区分
（２２６）に係合してこれらを被覆成型操作中みぞ底面
（２３４）に押付は保持する。前方中子ピン（４０２）
は凹み（２５ｇ）の両側面問いっばいに嵌つて絶縁材料
が端子（２１４）、　（２１６）の受口接触区分（２２
４）に入るのを阻止するに役立つ。後方中子ピン（４０
４）は上下からケーブル（２１８）に係合してこれらを
被覆成型操作中その位置に保持する。

第１７図において、ハウジング（２１２）の接触子担持
部分（２３８）の主部分は主キヤビテイ部分（４０６）
内に置かれ、また端子（２１４）、　（２１６）の導体
接続区分（２２８）、　（２３０）およびこれとの導体
（２６０）。

＜２６２）の成端部並びにケーブル（２１Ｂ）の絶縁付
き端部分も同然である。

なるべくならポリプロピレンなどの、絶縁材料は型キヤ
ビテイ内に注入され端子サブアセンブリ（２１０）の成
端区分層りに成型されてハウジング（２１２）の接触子
受入部分から後方でザブアセンブリ（２１０）上に誘電
体カバ一手段（２２０）を形成する。

カバ一手段（２２０）は端子への導体成端部特に溶接部
（２７４）、　（２８４）を封止する。カバ一手段（２
２０）はまた、端子を堅実に埋込んでコネクタアセンブ
リ内での端子の動きを防止する。カバ一手段（２２０）
はまた、ケーブル（２１８）の絶縁付き部分沿いに後方
に延びてケーブルの応力緩和効果を奏し、在来の応力緩
和方式のようにケーブルを密に圧締したりハウジング部
材の軸直角の突起層りに屈曲させたりしてケーブルを変
形させることはない。

個別の導体を用いる場合には、第１３図および第２１図
でよくわかるように、カバ一手段（２２０）からケーブ
ル（２１８）に沿って後方に離れ、軸線方向に延びるウ
ェブ（複数）　（２８８）によってカバ一手段（２２０
）に一体に結合された、横バー（２８６）による第二の
応力緩和を施すことが好ましい。ウェブ（２８８）はケ
ーブル（２１８）の列端に、なるべく列端近くの少なく
も数ケーブルの間に配設されて軸方向キャビティ部分（
図示せず）により形成され、横バー（２８６）は後キャ
ビティ部分（４０８）によって形成される。ウェブ（２
８８）に隣接する端ケーブル中のケーブル（２１８）は
その整列維持に役立つ型みぞ（４１０）に挿置される。

第二応力緩和のバー（２８６）はピンアレイに対するコ
ネクタアセンブリ（３００）の接合および分離中把持用
の造作として役立って個別ケーブル（２１８）への応力
を緩和する。

第１８図ないし第２１図はコネクタアセンブリ（３００
）の組立を示す上部断面図である。第１８図において、
信号（２１４１およびアース（２１６）端子はそれぞれ
ハウジング（２１２）の相隣る通路（２２２）およびみ
ぞ（２３６）に挿入される。第１９図においては、信号
端子（２１４）が止面（２４６）に当たる錠止ランス（
２４４）によって通路（２２２）内に固着されて端ケー
ブル（２１８Ａ）の信号導体（２６０）を受入れようと
しており、アース導体（２６２）の部分が信号導体（２
６（））の後に見られる。アース端子（２１６）も同様
にして通路（２２２）内に固着されており、第二ケーブ
ル（２１８Ｂ）の一対のアース導体（２６２）を受入れ
る。

第２０図においては、ケーブル（２１８Ａ）の信号導体
（２６０）はスロット（２７０）内に配されて溶接部（
２７４）で信号端子（２１４）の導体接続区分（２２８
）に溶接され、ケーブル（２１８Ｂ）のアース導体（２
６２）はスロット（２８０）に配され溶接部　（２８４
）でアース端子（２１６）の導体接続区分（２３０）に
溶接されて端子サブアセンブリ（２１０）を構成してい
る。

第２１図においては、端子サブアセンブリ（２１０）が
ハウジング（２ｉ２）の接触子受入部分（２４０）から
後方にカバ一手段（２２０）を被覆成型されて−Ｊコネ
クタアセンブリ３００）を形成している。カバ一手段（
２２０）はケーブル（２１８＾）、（２１８Ｂ）の成端
部および端部分を封止する。カバ一手段（２２０）はま
たケーブル（２１８Ａ）、　（２１８Ｂ）に沿ったウェ
ブ（２８８）を介して横バー（２８６）に結合している
。型（４００）の中子ピン（４０２）によってハウジン
グ（２１２）の後凹み（２５８）から後方に形成された
開口にはまた別の信号端子（２１４）の平板状本体区分
（２２６）の一部分が見えており、又カバ一手段（２２
０）の後端近くに中子ピン（４０４）によって形成され
た開口に第三のケーブル（２１８）の一部分が見えてい
る。

本発明のコネクタアセンブリはまたケーブル（複数）の
他端に成端してワイヤハーネスを形成することもできる
。また本コネクタアセンブリは、個別光ケーブル、複数
の信号導体および関連アース導体を持つ平形リボンケー
ブル、同軸ケーブル、各信号にアース導体を１本だけ有
するだけであって使用アース端子には１本のアース導体
を受入れるようなスロットを持たせなければならないケ
ーブルなど種々の伝送ケーブルに成端接続できる。

本発明はまた、信号導体周りの内ジャケットと、外ジャ
ケット内でアース導体および絶縁付き信号導体周りのフ
ォイルシールドとを有する三リードケーブルにも有用で
ある。

カバ一手段の外面には種々の特徴を成型することができ
る。受口型接触区分には図示のものと異なる構造を持た
せることもできる。本発明の精神または特許請求の範囲
から逸脱せずに、ここに記された教示事項から他の変型
を考案することもできよう。

【図面の簡単な説明】 本発明の実施例を示す添附図面において、第１図は二つ
の端子アセンブリを前ハウジング部材から分解して示す
本発明コネクタの斜視図である、第２図は成端および被
覆成型によって端子アセンブリになる前の端子サブアセ
ンブリの一つの斜視図であって接触子担持部材、信号端
子およびこれを分離させたアース平板およびその後方に
分解されたケーブル端を示す。第３図は第２図の線３−
３による端子サブアセンブリの縦断面図、第４図は端子
を取付けてこれに導体を接続さゼたあとの、第３図の端
子サブアセンブリの縦断面図ある。第５図はアース平板
タブに溶接された端子の、下からの拡大斜視図である。 第６Ａ図および第６Ｂ図は端子サブアセンブリ内の信号
端子に信号導体を溶接する前後の部分平面図である。第
７図は端子サブアセンブリにおいて担持体内の合流する
みぞに通されアース平板に単一の溶接で成端された一対
のアース導体の拡大斜視図である。第８図は被覆成型さ
れた端子アセンブリの縦断面図、第９図および第１０図
は結合されて前ハウジング部材に挿入される前後の、第
８図の端子アセンブリの対の縦断面図である。第１１Ａ
図および第１１８図は端子アセンブリのハウジングへの
ラッチ止めを示す。第１２図は本発明コネクタアセンブ
リの他の一実施例の、端子をハウジングから分解し準備
された伝送ケーブルを端子から分解して示す、アセンブ
リ成端および被覆成型前の斜視図、第１３図は第１２図
のコネクタアセンブリの組立被覆成型後の斜視図、第１
４図は第１２図の線１４−１４によるハウジングおよび
端子の縦断面図、第１５図はハウジング内の端子および
これに成端さるべきケーブル導体の、第１２図の線１５
−１５による縦断面図、第１６図は第１５図のハウジン
グ付き端子に導体を成端したところを示す。第１７図は
第１６図の成端済みサブアセンブリの被覆成型後の状態
を示し、型は仮想線で表わされる。第１８図ないし第２
１図はそれぞれ相隣る信号およびアース端子がハウジン
グから分解された状態、信号およびアース導体を受入れ
るべくハウジング内に固着された状態、それぞれの導体
に成端された状態および被覆成型された状態を、ハウジ
ングの上部を切欠いて示す部分平面図である。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）信頼性および均一性の高い電気信号伝送に用いら
   れる一リボンケーブルまたは複数電気ケーブル（１５０
   、２１８）の信号導体（１５２、２６０）およびアース
   導体（１５４、２６２）用電気コネクタ（２００、３０
   ０）にして、それぞれに端子（２２、２１４、２１６）
   を受入れて固着させる複数列の通路（２４、２２２）を
   内部に持つハウジング部材（１０、２１２）と、前記端
   子（２２、２１４、２１６）が信号導体（１５２、２６
   ０）もしくはアース導体（１５４、２６２）に成端され
   てその成端部を保護する誘電体カバー（３０、２２０）
   とを有する電気コネクタ（２００、３００）において、 前記端子（２２、２１４、２１６）が接触子担持体の一
   側に取付けられ、次いでそれぞれが前記信号導体（１５
   ２、２６０）もしくは前記アース導体（１５４、２６２
   ）に成端され、 接触区分（２０、２２４）がそれぞれの前記通路（２４
   、２２２）内に取付けられ、 前記誘電体カバー（３０、２２０）が前記成端部、前記
   接触子担持体および前記一ケーブルまたは複数ケーブル
   （１５０、２１８）の端部分を覆って前記成端部を封止
   し且つ前記一ケーブルまたは複数ケーブル（１５０、２
   １８）に対する非変形性応力緩和部材となることを特徴
   とする電気コネクタ（２００、３００）。
2. （２）前記接触子担持体が二つの別々の部材（４２）を
   包含し、一列の端子（２２）が各前記部材（４２）の一
   側（４６）に取付けられその他側（５８）にアース平板
   （６２）が取付けられて前記端子（２２）のうち選ばれ
   てアース端子となるものに電気的に接続され、前記信号
   導体（１５２）は前記端子（２２）のうち信号端子とな
   るものに成端され、前記アース導体（１５４）は前記ア
   ース平板（６２）に成端され、接触区分（２０）は各前
   記接触子担持体の前方に延びて別個の端子サブアセンブ
   リ（４０）を構成し、 信号およびアース成端部上および各端子サブアセンブリ
   （４０）の端子（２２）およびアース平板（６２）周り
   の接触区分（２０）から後方に並びに前記一ケーブルま
   たは複数ケーブル（１５０）の端部分の周りに誘電体材
   料が封止されてそれぞれの接触区分（２０）を前方に延
   出させた各一列の端子（２２）を有する端子アセンブリ
   （１２）を構成し、前記端子アセンブリ（１２）は前記
   接触区分（２０）をそれぞれの前記通路（２４）内に取
   付けて前記ハウジング部材（１０）に取付けられて前記
   コネクタ（２００）を構成することをさらに特徴とする
   、特許請求の範囲第１項に記載の電気コネクタ（２００
   、３００）。
3. （３）複数対の前記端子アセンブリ（１２）がまず、少
   なくも一つの前記端子アセンブリ（１２）の前記カバー
   （３０）の一側面から他前記端子アセンブリに向かって
   延び該他端子アセンブリ（１２）における関係のスロッ
   ト（３６）に受入れられてその遠隔側に延出する少なく
   も一つの突起（３４）により結合されたのち、前記少な
   くも一つの突起（３４）の端（３８）が前記他端子アセ
   ンブリ（１２）の前記遠隔側の表面に当てて変形拡大さ
   れることをさらに特徴とする、特許請求の範囲第２項に
   記載の電気コネクタ（２００）。
4. （４）前記複数の端子アセンブリ（１２）は、該端子ア
   センブリ（１２）から側方に延びるラッチ突起（１４）
   を前記ハウジング部材（１０）の対応するラッチアーム
   （１８）にラッチ係合させることによって、前記ハウジ
   ング部材（１０）に固着しうることを特徴とする、特許
   請求の範囲第２項もしくは第３項に記載の電気コネクタ
   （２００）。
5. （５）各前記アース平板（６２）は前記端子（２２）の
   うちの対応するアース端子に向かって前方に延びその中
   間区分（６４）に達するタブ区分（７８）を有し、タブ
   区分（７８）のタブ端（８０）がそれぞれ前記中間区分
   （６４）に溶接されることをさらに特徴とする、特許請
   求の範囲第２項乃至第４項中のいずれか一つの項に記載
   の電気コネクタ（２００）。
6. （６）前記接触子担持体には前記ハウジング部材（２１
   ２）の前記通路（２２２）の相隣る列の中間を後方に延
   出する接触子担持部分（２３８）が包含され、前記接触
   子担持部分（２３８）の上下両面の一つに一列の端子（
   ２１４、２１６）が配置されその接触区分（２２４）が
   それぞれの前記通路（２２２）内に取付けられてその導
   体接続区分（２２８、２３０）が前記接触子担持部分（
   ２３８）の後端近くに位置し、前記端子（２１４、２１
   ６）は対向する対の形に配置され、前記信号導体（２６
   ０）が前記端子中のそれぞれの信号端子（２１４）に成
   端され前記アース導体（２６２）が前記端子中のそれぞ
   れのアース端子（２１６）に成端されて端子サブアセン
   ブリ（２１０）を構成し、これに前記誘電体カバー（２
   ２０）が封止されることをさら特徴とする、特許請求の
   範囲第１項に記載の電気コネクタ（２００、３００）。
7. （７）前記端子のうちの前記アース端子（２１６）は各
   々が前記一ケーブルまたは複数ケーブル（２１８）の前
   記一対のアース導体（２６２）を受けてその成端用スロ
   ット（２８０）に力嵌めさせることをさらに特徴とする
   、特許請求の範囲第６項に記載の電気コネクタ（３００
   ）。
8. （８）複数のケーブル（２１８）に対して、前記カバー
   （２２０）には、該カバー（２２０）の主部分から後方
   に離れて前記複数のケーブル（２１８）周りに成型され
   ウェブ区分（２８８）により主部分に結合された横バー
   （２８６）が含まれて前記複数のケーブル（２１８）を
   間隔配置し支持し且つ応力緩和することを特徴とする、
   特許請求の範囲第６項もしくは第７項に記載の電気コネ
   クタ（３００）。
9. （９）特許請求の範囲第１項乃至第５項に記載の電気コ
   ネクタ（２００）を製する方法にして、各列内の信号位
   置およびアース位置を選定し、各接触子担持体の一側（
   ５８）にアース平板（６２）を取付けてタブ区分を前記
   アース位置で前方に延出させ、 前記接触子担持体の他側（４６）に複数の端子（２２）
   を取付け、 前記端子（２２）中のアース端子に前記タブ区分を電気
   的に接続し、 一ケーブルまたは複数ケーブル（１５０）のアース導体
   （１５４）を前記アース平板（６２）に且つ前記一ケー
   ブルまたは複数ケーブル（１５０）の信号導体（１５２
   ）を前記端子（２２）中のそれぞれの信号端子に成端し
   てそれぞれの端子サブアセンブリ（４０）を構成し、 各端子サブアセンブリ（４０）の前記一ケーブルまたは
   複数ケーブル（１５０）の前記成端部および端部分に誘
   電体カバー（３０）を被着して単列端子アセンブリ（１
   ２）を構成し、そして 前記単列端子アセンブリ（１２）を結合して少なくも二
   列の端子（２２）を持つ電気コネクタ（３００）を構成
   する の諸工程を包含する方法。
10. （１０）特許請求の範囲第１項および第６項ないし第８
    項に記載の電気コネクタ（３００）を製する方法にして
    、 ハウジング部材（２１２）の後方に延びる接触子担持部
    分（２３８）のそれぞれの側に複数の端子（２１４、２
    １６）を取付けて該端子（２１４、２１６）の接触区分
    （２２４）を前記接触子担持部分（２３８）の前記側の
    前方で前記ハウジング部材のそれぞれの通路（２２２）
    内に配置し、 前記一ケーブルまたは複数ケーブル（２１８）の信号導
    体（２６０）を前記端子中のそれぞれの信号端子（２１
    ４）に且つそのアース導体（２６２）を前記端子中のア
    ース端子（２１６）に成端して端子サブアセンブリ（２
    １０）を構成し、 前記端子サブセンブリ（２１０）を、各前記端子（２１
    ４、２１６）に関連して第一中子ピン（４０２）を有す
    る型（４００）内に挿置し、該型（４００）を閉じて前
    記第一中子ピン（４０２）が前記端子（２１４、２１６
    ）に達し該端子を前記接触子担持部分の前記側に押し当
    て保持し前記通路（２２２）の後端を閉め切るようにし
    、そして 前記通路（２２２）の後方で前記端子サブアセンブリ（
    ２１０）上にカバー（２２０）を成型して成端部を封止
    すると共に前記一ケーブルまたは複数ケーブル（２１８
    ）の端部分沿いに延びる非変型性応力緩和部を構成する の諸工程を包含する方法。