JPH0935788A - 電気接続器 - Google Patents

電気接続器

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JPH0935788A
JPH0935788A JP7179971A JP17997195A JPH0935788A JP H0935788 A JPH0935788 A JP H0935788A JP 7179971 A JP7179971 A JP 7179971A JP 17997195 A JP17997195 A JP 17997195A JP H0935788 A JPH0935788 A JP H0935788A
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秀一郎 稲垣
Keiichi Kobayashi
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/646Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00 specially adapted for high-frequency, e.g. structures providing an impedance match or phase match
    • H01R13/6461Means for preventing cross-talk
    • H01R13/6463Means for preventing cross-talk using twisted pairs of wires

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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、隣接する撚り対線から誘導さ
れる漏話を低減し、高速信号を伝送するケーブルを接続
することが可能で、かつ整線作業が簡便で、小型な電気
接続器を提供することにある。 【解決手段】本発明は、接続端子30〜35に設けた溝
に絶縁性被覆が付与されたままの電線500〜505を
圧入して接続し、前記電線500〜505の上から押え
板20を被せて電線接続部への外力の印加を防止する圧
接タイプの電気接続器において、2本の被覆付電線50
0〜505を互いに撚り合わせた撚り対線50〜52が
圧入接続される接続端子30〜35対の中間に対応する
位置に、前記撚り対線50〜52を1対毎に挿入して保
持する撚り対線収容穴21〜23を前記押え板20に設
けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速信号を伝送す
る電気ケーブルを接続するための電気接続器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気接続器のケーブルが
結線される側の電気接続器には、図5に示すように、撚
り対線50,51,52の撚りをほぐし、電線500,
501,502,503,504,505をX方向に1
列に並べた後、係止用突起111,112,113,1
14(114は図示せず)にロックレバー204,20
5(204は図示せず)を係合して押え板200をハウ
ジング110に固定することにより、電線500,50
1,502,503,504,505をハウジング11
0上で互い違いに配置された接続端子300,301,
302,303,304,305(302〜305は図
示せず)に一括して圧接するケーブル側電気接続器10
0があった。
【0003】また、図6に示すように、撚り対線50,
51,52の撚りをほぐして電線500,502,50
4と電線501,503,505とをY方向に2列に分
けた後、電線500,502,504と電線501,5
03,505をそれぞれX方向に整列し、係止用突起1
21,122,123,124(123,124は図示
せず)にロックレバー211,213およびロックレバ
ー221,223(211,223は図示せず)の係止
穴212,214および係止穴222,224(21
2,214,224は図示せず)を係合させて押え板2
10,220をハウジング120に固定することによ
り、ハウジング120を挟んで対向する接続端子31
0,312,314(312,314は図示せず)およ
び接続端子311,313,315(311,313,
315は図示せず)に電線500,502,504と電
線501,503,505を圧接するケーブル側電気接
続器101があった。
【0004】なお、図5,図6では、全ての撚り対線を
固定するためのケーブルクランプおよびケーブルクラン
プと電気接続器100,101とを保持するカバーハウ
ジングを省略している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す従来の第1のケーブル側電気接続器100では、撚
り対線50と隣接する撚り対線51とでは、撚りをほぐ
した部分において電線501と電線502との間隔と電
線500と電線503との間隔が異なるため、隣接する
撚り対線で静電的な結合状態がアンバランスとなる。こ
のため、電気接続器の漏話が大きくなり、高速信号を伝
送することができなかった。さらに、例えば、接続端子
300に圧接された電線500と接続端子301との電
気的な絶縁性を確保するため、接続端子300,30
1,302,303,304,305(302〜305
は図示せず)のX方向の間隔を広く取る必要があり、電
気接続器が小型化できないという問題もあった。
【0006】また、図6に示す従来の第2のケーブル側
電気接続器101では、例えば撚り対線50の撚りをほ
ぐした部分が長く、かつ対を構成する電線500と50
1の間隔が離れてしまうため、隣接する撚り対線51と
の間の電磁的な結合度が大きくなる。このため、電気接
続器101の漏話が大きくなり、高速信号を伝送するこ
とができなかった。さらに、撚り対線50,51,52
の撚りをほぐした後で、電線500,502,504と
電線501,503,505をY方向で2列に分けた
後、電線500,502,504と電線501,50
3,505をそれぞれX方向に並べなければならず、し
かも事前に電線500,502,504と電線501,
503,505の先端位置をZ方向に揃えなければなら
ないため、整線作業性が非常に悪いという問題もあっ
た。また、ハウジング120を挟んで対向するように配
置された接続端子310,312,314(312,3
14は図示せず)および接続端子311,313,31
5(311,313,315は図示せず)を覆うように
押え板210,220をハウジング120へ固定するた
め、ケーブル側の電気接続器101のY方向の寸法が大
きくなる。さらに、押え板210,220をハウジング
120へ固定するためには、ロックレバー211,21
3およびロックレバー221,223(211,223
は図示せず)のためのスペースを確保しなければなら
ず、Z方向の寸法も大きくなるので、電気接続器を小型
化できないという問題もあった。
【0007】従って、本発明は上記の従来の欠点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、隣接
する撚り対線から誘導される漏話を低減し、高速信号を
伝送するケーブルを接続することが可能で、かつ整線作
業が簡便で、小型な電気接続器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、接続端子に設けた溝に絶縁性被覆が付与されたまま
の電線を圧入して接続し、前記電線の上から押え板を被
せて電線接続部への外力の印加を防止する圧接タイプの
電気接続器において、2本の被覆付電線を互いに撚り合
わせた撚り対線が圧入接続される接続端子対の中間に対
応する位置に、前記撚り対線を1対毎に挿入して保持す
る撚り対線収容穴を前記押え板に設けたことを特徴とす
るものである。
【0009】また本発明は、上記電気接続器において、
撚り対線を接続端子に圧入して接続するために撚り対線
を整列する整線作業の前の時点で、前記撚り対線を機械
的に変形させて固定する機能を有するケーブルクランプ
を前記押え板に結合し、前記撚り対線を前記押え板に固
定したことを特徴とするものである。
【0010】また本発明は、上記電気接続器において、
互いに隣接する前記撚り対線収容穴の間を、前記撚り対
線を構成する電線の直径より小さな幅の空隙で連結した
ことを特徴とするものである。
【0011】本発明によれば、撚り対線の撚りをほぐし
た部分を短縮し、かつ撚り対線を構成する電線を密着で
きるため、隣接する撚り対線との静電的なアンバランス
や電磁的な結合度を小さくできる。従って、電気接続器
での漏話を低減できるため、高速信号を伝送することが
できる。さらに、撚り対線を押え板の保持穴に挿入した
後で撚りをほぐせば良いので、整線作業性を良好なもの
にできる。しかも、対を構成する接続端子をハウジング
上面で対向して配置できるので、電気接続器を小型化す
ることができる。
【0012】また、本発明によれば、上記の作用に加え
て、撚り対線を接続端子に圧入して接続するために撚り
対線を整列する整線作業の前の時点で、撚り対線を押え
板に固定できる。従って、外部で撚り対線が構成するケ
ーブルを固定したり、ケーブルの片寄りを防止するため
に外部のケーブル固定場所から撚り対線の長さを均一化
するような固定状態の調整作業を省略できるので、整線
作業性をより一層良好なものにできる。また、本発明に
よれば、上記の作用に加えて、撚り対線収容穴の間隔を
短縮できるので、電気接続器をより一層小型化すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態例を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施形態例に係る圧接タイプの電気接続器の一部破断斜視
図であり、ケーブルと基板とを接続する電気接続器の例
を示す。図2は、本発明に係る電気接続器の押え板の一
部破断斜視図である。
【0014】撚り対線50,51,52は、それぞれ押
え板20の撚り対線収容穴21,22,23を通り、押
え板20の下面で撚りをほぐし、絶縁性被覆が付与され
たままの電線500,502,504と絶縁性被覆が付
与されたままの電線501,503,505との2列に
分けた後、X方向に整線する。その後、接続端子30,
31,32,33,34,35(32〜35は図示せ
ず)が収容されているハウジング10の押え板固定用突
起11,12,13,14(14は図示せず)とロック
レバー24,25とが係合するようにして、押え板20
をハウジング10に固定する。この時、電線500,5
02,504および電線501,503,505は、そ
れぞれ接続端子30,32,34に設けた溝および接続
端子31,33,35(32〜35は図示せず)に設け
た溝に圧入して接続される。この時、撚り対線50,5
1,52は、接続端子30,31,32,33,34,
35(32〜35は図示せず)の直近まで、撚りが施さ
れた状態を保持している。その後、ハウジング10から
外に出ている電線500,501,502,503,5
04,505の余長を切断することで、結線作業が完了
する。なお、押え板20を固定する時に、接続端子3
0,31,32,33,34,35(32〜35は図示
せず)のハウジング10から突き出ている部分は、押え
板20の収容溝26,27,28,26′,27′,2
8′(26′,27′,28′は図示せず)に収容され
る。
【0015】このようにして結線されたケーブル側電気
接続器1を、基板側電気接続器のハウジング60をガイ
ドとして基板側電気接続器2に装着することにより、そ
れぞれ、撚り対線50を基板側電気接続器の接続端子7
0,71に、撚り対線51を基板側電気接続器の接続端
子72,73に、撚り対線52を基板側電気接続器の接
続端子74,75に接続することができる。
【0016】上記構成の電気接続器では、撚り対線5
0,51,52は、接続端子30,31,32,33,
34,35(32〜35は図示せず)の直近まで撚りが
ほぐされることはないので、隣接する撚り対線との静電
的な結合のアンバランスを改善できる。さらに、撚り対
線収容穴21,22,23の直径を、電線500,50
1,502,503,504,505の直径の2倍程度
にすれば、たとえ撚り対線収容穴内で撚りがほぐれて
も、対を構成する電線同士を密着できるため、隣接する
撚り対線との電磁的な結合度も小さくできる。従って、
電気接続器での漏話を低減でき、高速信号を伝送するこ
とができる。また、撚り対線50,51,52を押え板
20の撚り対線収容穴21,22,23に挿入した後で
撚りをほぐせば良く、圧接作業完了後に電線500,5
01,502,503,504,505の余長を切断す
れば良いので、電線500,501,502,503,
504,505の長さを気にせずに過不足なく撚りをほ
ぐすことができ、整線作業性を良好なものにできる。さ
らに、対を構成する接続端子30,31および接続端子
32,33(32,33は図示せず)および接続端子3
4,35(34,35は図示せず)をハウジング10の
上面でY方向に対向して配置できるので、電気接続器を
小型化することができる。
【0017】なお、ハウジング10と押え板20は、図
1に示す構造に限ることなく、互いに連結固定できるも
のであれば良いことは言うまでもない。また、撚り対線
収容穴21,22,23の断面形状は円形だけに限るこ
となく、楕円形、角形等、撚り対線を収容できる形状で
あれば良いことは言うまでもない。
【0018】図3は、本発明の第2の実施形態例に係る
電気接続器の押え板とケーブルクランプの一例の一部破
断斜視図であり、図1,図2と異なる点は、押え板2
0′にケーブルクランプ40,41を結合したことにあ
る。また、電気接続器のその他の部分は図1に準じた構
成である。
【0019】ケーブルクランプ40には半円溝42,4
4,46を形成し、ケーブルクランプ41にも半円溝4
3,45,47(43は図示せず)を形成する。ケーブ
ルクランプ40,41を重ね合わせると、半円溝42と
43(43は図示せず),44と45,46と47はそ
れぞれ丸穴となるが、この各丸穴の直径が撚り対線5
0,51,52を構成する電線500,501,50
2,503,504,505の直径の2倍よりも小さく
なるよう設定する。ケーブルクランプ40の半円溝4
2,44,46に、撚り対線50,51,52をそれぞ
れ装着して、ケーブルクランプ41を重ね合わせた後、
撚り対線50,51,52がそれぞれ撚り対線収容穴2
1,22,23に入るようにして、押え板20′の開口
部29にケーブルクランプ40,41を挿入する。この
時、押え板20′のケーブルクランプ固定穴291,2
91′(291′は図示せず)とケーブルクランプ41
の突起48およびケーブルクランプ40の突起49(4
9は図示せず)とが嵌合し、ケーブルクランプ40,4
1は押え板20′と一体化され、撚り対線50,51,
52が押え板20′に固定される。このため、撚り対線
50,51,52の撚りをほぐし、電線500,50
2,504と電線501,503,505との2列に分
けて整線する場合に、撚り対線50,51,52で構成
されるケーブルが動かないように外部で固定したり、撚
り対線50,51,52の外部の固定場所からの長さを
均一化してケーブルの片寄りを防止するような調整作業
も必要がない。従って、整線作業性が大幅に改善され
る。しかも、第1の実施形態例と同様に撚り対線50,
51,52の撚りが接続端子30,31,32,33,
34,35(32〜35は図示せず)の直近まで保持さ
れるため、高速信号を伝送することができる。
【0020】なお、ケーブルクランプ40,41の撚り
対線固定部の形状はケーブルより幅狭の半円溝に限るこ
となく、ケーブルを押えることができる形状であれば良
いことは言うまでもない。また、ケーブルクランプ4
0,41と押え板20′との連結部は、図3に示す構造
に限ることなく、互いに一体化して固定できるものであ
れば良いことは言うまでもない。さらに、ケーブルクラ
ンプ40,41のいずれか一方を、押え板20′と一体
で形成しても良いことは言うまでもない。
【0021】図4は本発明の第3の実施形態例に係る電
気接続器の押え板の一例の一部切欠斜視図であり、図1
〜図3と異なる点は、押え板20″の撚り対線収容穴2
1,22,23を電線500,501,502,50
3,504,505の直径よりも狭い幅の連結孔2
1′,22′で連結したことである。また、電気接続器
のその他の部分は図1〜図3に準じた構成である。
【0022】押え板20″の撚り対線収容穴21,2
2,23は、それぞれ撚り対線50,51,52を構成
する電線500,501,502,503,504,5
05の直径よりも狭い幅の連結孔21′,22′で連結
されている。このような構成の押え板20″では、例え
ば、撚り対線収容穴21に撚り対線50を挿入した後に
電線500,501を整線しても、電線500,501
が隣の撚り対線収容穴22の方へ移動することはない。
従って、押え板20″には、図1〜図3の押え板20,
20′と同等の機能を持たせることができる。さらに、
撚り対線収容穴21,22,23を連結孔21′,2
2′で連結しているため、押え板20″を成形する時
に、撚り対線収容穴21,22,23の間に樹脂を流し
込む必要がない。このため、撚り対線収容穴21,2
2,23の並び間隔を短縮できるので、電気接続器をよ
り一層小型化することができる。
【0023】上記第1の実施形態例によれば、撚り対線
の撚りをほぐした部分を短縮し、かつ撚り対線を構成す
る電線を密着できるため、隣接する撚り対線との静電的
なアンバランスや電磁的な結合度を小さくできる。従っ
て、電気接続器での漏話を低減できるため、高速信号を
伝送することができる。さらに、撚り対線を押え板の保
持穴に挿入した後で撚りをほぐせば良いので、整線作業
性を良好なものにできる。しかも、対を構成する接続端
子をハウジング上面で対向して配置できるので、電気接
続器を小型化することができる。
【0024】また上記第2の実施形態例によれば、第1
の実施形態例の作用に加えて、撚り対線を接続端子に圧
入して接続するために撚り対線を整列する整線作業の前
の時点で、撚り対線を押え板に固定できる。従って、外
部で撚り対線が構成するケーブルを固定したり、ケーブ
ルの片寄りを防止するために外部のケーブル固定場所か
ら撚り対線の長さを均一化するような固定状態の調整作
業を省略できるので、整線作業性をより一層良好なもの
にできる。
【0025】また上記第3の実施形態例によれば、第1
と第2の実施形態例の作用に加えて、撚り対線収容穴の
間隔を短縮できるので、電気接続器をより一層小型化す
ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撚
り対線が圧入接続される接続端子対の中間に対応する位
置に、撚り対線を1対毎に挿入して保持する撚り対線収
容穴を押え板に設けたことにより、撚り対線の撚りをほ
ぐした部分を短縮でき、かつ撚りをほぐした部分でも対
を構成する電線を密着できる。このため、隣接する撚り
対線との静電的な結合のアンバランスを改善でき、電磁
的な結合度も小さくできる。従って、電気接続器での漏
話を低減できるため、高速信号を伝送することができ
る。さらに、撚り対線を押え板の撚り対線収容穴に挿入
した後で撚りをほぐせば良いので、整線作業性を良好な
ものにできる。しかも、対を構成する接続端子をハウジ
ング上面で対向して配置できるので、電気接続器を小型
化することができる。
【0027】また、本発明によれば、撚り対線を接続端
子に圧入して接続するために撚り対線を整列する整線作
業の前の時点で、撚り対線を押え板に固定できる。従っ
て、外部で撚り対線が構成するケーブルを固定したり、
ケーブルの片寄りを防止するために外部のケーブル固定
場所からの撚り対線の長さを均一化するような固定状態
の調整作業を省略できるので、整線作業性をより一層良
好なものにできる。さらに、押え板とケーブルクランプ
を結合することにより、カバーハウジングを省略できる
ので、電気接続器全体を小型化することができる。ま
た、隣接する撚り対線との静電的な結合のアンバランス
や電磁的な結合度を小さくできるため、電気接続器での
漏話を低減でき、高速信号を伝送することができる。
【0028】また、本発明によれば、撚り対線収容穴の
間隔を短縮できるので、電気接続器をより一層小型化す
ることができる。さらに、隣接する撚り対線との静電的
な結合のアンバランスを改善でき、電磁的な結合度も小
さくできるため、高速信号を伝送することができる。し
かも、撚り対線を押え板の撚り対線収容穴に挿入した後
で撚りをほぐせば良いので、整線作業性を良好なものに
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例に係る電気接続器の
一部切欠斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態例に係る電気接続器の
押え板の一部切欠斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施形態例に係る電気接続器の
押え板とケーブルクランプの一部切欠斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施形態例に係る電気接続器の
押え板の一部切欠斜視図である。
【図5】従来の第1の電気接続器の一部切欠斜視図であ
る。
【図6】従来の第2の電気接続器の一部切欠斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,100,101…ケーブル側電気接続器、2…基板
側電気接続器、10,110,120…ハウジング、1
1,12,13,14,111,112,113,11
4,121,122,123,124(14,114,
123,124は図示せず)…押え板固定用突起、2
0,20′,20″,200,210,220…押え
板、21,22,23…撚り対線収容穴、21′,2
2′…連結孔、24,25,205,211,213,
221,223(211,223は図示せず)…ロック
レバー、26,27,28,26′,27′,28′
(26′,27′,28′は図示せず)…接続端子収容
溝、29…開口部、291,291′(291′は図示
せず)…ケーブルクランプ固定穴、30,31,32,
33,34,35,300,301,302,303,
304,305,310,311,312,313,3
14,315(32,33,34,35,302,30
3,304,305,311,312,313,31
4,315は図示せず)…接続端子、40,41…ケー
ブルクランプ、42,43,44,45,46,47
(43は図示せず)…半円溝、48,49(49は図示
せず)…ケーブルクランプ固定用突起、50,51,5
2…撚り対線、60…基板側電気接続器のハウジング、
70,71,72,73,74,75…基板側電気接続
器の接続端子、212,214,222,224(21
2,214,224は図示せず)…押え板固定用穴、5
00,501,502,503,504,505…電
線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続端子に設けた溝に絶縁性被覆が付与
    されたままの電線を圧入して接続し、前記電線の上から
    押え板を被せて電線接続部への外力の印加を防止する圧
    接タイプの電気接続器において、2本の被覆付電線を互
    いに撚り合わせた撚り対線が圧入接続される接続端子対
    の中間に対応する位置に、前記撚り対線を1対毎に挿入
    して保持する撚り対線収容穴を前記押え板に設けたこと
    を特徴とする電気接続器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気接続器において、撚
    り対線を接続端子に圧入して接続するために撚り対線を
    整列する整線作業の前の時点で、前記撚り対線を機械的
    に変形させて固定する機能を有するケーブルクランプを
    前記押え板に結合し、前記撚り対線を前記押え板に固定
    したことを特徴とする電気接続器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電気接続器におい
    て、互いに隣接する前記撚り対線収容穴の間を、前記撚
    り対線を構成する電線の直径より小さな幅の空隙で連結
    したことを特徴とする電気接続器。
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