JP3212261B2 - モジュラープラグ - Google Patents

モジュラープラグ

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JP3212261B2 JP29275696A JP29275696A JP3212261B2 JP 3212261 B2 JP3212261 B2 JP 3212261B2 JP 29275696 A JP29275696 A JP 29275696A JP 29275696 A JP29275696 A JP 29275696A JP 3212261 B2 JP3212261 B2 JP 3212261B2
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    • H01R13/6461Means for preventing cross-talk
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    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6591Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
    • H01R13/6592Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モジュラープラグ
に係わり、特に、2本の心線を一組として形成された複
数のツイストペアをモジュラージャックの開口部に挿入
して電気的に接続するモジュラープラグに関する。
【0002】
【従来の技術】電話やLAN(ローカルエリアネットワ
ーク)に使用されるコネクタ部材として、モジュラープ
ラグとモジュラージャックが知られている。モジュラー
プラグは、ケーブル等の複数の心線を結線して、それら
を機器本体に接続するための部材であり、一方、モジュ
ラージャックは、この機器本体に設けられて、モジュラ
ープラグと接続される部材である。これらの部材は、対
にして使用される。一般に、モジュラープラグには、ケ
ーブル内の複数の心線を整列させるためのガイド部材が
設けられている。ガイド部材の従来例として、例えば、
特開平8−7937号に開示されているものがある。こ
こでは、プラスチック製のガイド部材が使用されてお
り、また、ケーブル内の複数の心線を、水平且つ等間隔
に整列する型式が採用されている。尚、ここでは特に、
ツイストケーブル、即ち、2本を一組として撚りをかけ
た心線(いわゆるツイストペア)を複数備えたケーブ
ル、が使用されている。ツイストケーブルを特に使用し
ているのは、電線に交番磁界が作用することによって電
磁誘導による電流が流れ、この結果、ノイズが発生する
のを防止するためである。
【0003】ガイド部材によって整列された各心線に
は、接触端子(以下、「接続側接触端子」と呼ぶ)が取
り付けられている。これらの接続側接触端子は、各心線
と電気的に接続されて、各対応する心線から電気信号を
受信し、この信号をモジュラージャックに伝達するため
の部材である。接続側接触端子の形態は、上記特開平8
−7937号に開示されているような、ほぼ長方形のも
の、また、特開平8−1621756号に開示されてい
るような、刃状のもの等があるが、これら従来の接続側
接触端子は、いずれも、並列に、相隣合う端子との間隔
が全て均一になるように、また、相隣合う端子の面積部
分がそのほぼ全面で重なり合うように配列されていた。
モジュラープラグ側の接続側接触端子に対応して、モジ
ュラージャック側にも、複数の接触端子(以下、「受け
側接触端子」と呼ぶ)が設けられている。モジュラープ
ラグがモジュラージャックに取り付けられたとき、接続
側接触端子と受け側接触端子は、各対応して接続され得
る。受け側接触端子もまた、接続側接触端子と同様に、
従来においては、並行に、相隣合う端子との間隔が全て
均一になるように、また、相隣合う端子がそのほぼ全面
で重なり合うように配列されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、回線や端子に流
れる電圧電流が、電磁結合や静電結合により他の回線に
誘導されることによってクロストーク(漏話)が発生す
る。このクロストークが発生すると、それら回線や端子
間における信号伝達が妨害され、その結果、雑音等の様
々な障害が生じてしまう。このため、モジュラープラグ
においても、このクロストークは低減されなければなら
ない。上述した従来例のように、全ての心線が水平且つ
等間隔に整列する型式が採用された場合、ツイストペア
間で電磁結合による影響を受けやすく、また、シールド
効果を得ることが困難となり、この結果、ツイストペア
間にクロストークが発生する恐れが生ずる。
【0005】また、ガイド部材をプラスチックで形成し
た場合にも、同様の問題が生じ得る。更に、従来のよう
に、接続側接触端子が、相隣合う端子がそのほぼ全面で
重なり合うように配列されると、これら端子間にクロス
トークが発生する恐れが生ずる。本発明は、上記従来技
術の持つ問題点を解決するためになされたものであり、
ツイストペア使用時におけるクロストークの低減を図る
ことができるモジュラープラグを提供することを目的と
している。また、本発明は、ガイド部材の材質を改良し
て従来の問題を解決するようにしたモジュラープラグを
提供することを目的としている。
【0006】さらに、本発明は、接続側接触端子間に生
ずるクロストークの低減を図ることができるモジュラー
プラグを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの観点によ
れば、2本の心線を一組として形成された複数のツイス
トペアをモジュラージャックの開口部に挿入して電気的
に接続するモジュラープラグにおいて、上記複数のツイ
ストペアを、ツイストペア毎に分離し整線するガイドプ
レートと、このガイドプレートによって分離し整線され
たツイストペアを各ツイストペアを形成する心線毎に位
置決めして固定するハウジングと、このハウジングによ
り位置固定された各心線に接続される各接触端子と、を
有しており、上記ガイドプレートは、金属製であり、上
記ツイストペアの各々にシールド効果を持たせることが
できるものであることを特徴とする。本発明の一つの実
施の形態によれば、上記ハウジングは、横方向に相隣合
う心線を互いに高さ方向にずらして固定する。
【0008】本発明の別の観点によれば、結線された複
数の心線をモジュラージャックの開口部に挿入して電気
的に接続するモジュラープラグにおいて、これらの複数
の心線を分離し整線するガイドプレートと、このガイド
プレートによって分離し整線された心線を位置決めして
固定するハウジングと、このハウジングにより位置決め
固定された各心線に接続される接触端子と、を有してお
り、上記接触端子は、その面積部分が相隣合う接触端子
の面積部分と実質的に重なり合わないように配列されて
おり、上記ガイドプレートは、金属製であり、上記心線
の各々にシールド効果を持たせることができるものであ
ることを特徴とする。本発明の一つの実施の形態によれ
ば、上記接触端子は、その面積部分が相隣合う接触端子
の面積部分とその一部でのみ重なり合うように配列され
ている。本発明の別の実施の形態によれば、上記接触端
子は、相隣合う接触端子の面積部分が各心線の長手方向
でずらされるように配列されている。
【0009】本発明において、接触端子は、横方向に相
隣合う接触端子の面積部分が高さ方向にずらされるよう
に配列されていることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。先ず、本発明の実施形態による
モジュラープラグについて説明する。図1は、本発明の
モジュラープラグ100の分解部品配列斜視図を示して
いる。モジュラープラグ100は、ハウジング110
と、整列部材130と、ガイドプレート140と、複数
の接続側接触端子120(120A、120B)、およ
び、絶縁ケース300から構成されている。ハウジング
110は、更に、ほぼ方形の筐体に形成されたシールド
板114と、この筐体の一方の端部を閉じるようにして
その先端部に設けられた絶縁部116で構成されてい
る。尚、絶縁部116はプラスチック、シールド板11
4は金属で、それぞれ形成されている。
【0011】概略的に述べれば、整列部材130とガイ
ドプレート140は、ケーブル200内の複数の心線2
10を分離し整線するための部材であり、ハウジング1
10は、これらの部材によって分離し整線された心線2
10を位置決めしてその内部に固定するための部材であ
り、また、接続側接触端子120は、ハウジングにより
位置固定された各心線に接続される部材である。以下
に、本願発明の主要な部材についてより詳細に説明す
る。ケーブル200内の各心線210は、絶縁部材によ
って覆われており、更に、これらの心線210は複数本
を1まとめにして、シース201とシールド線203に
よって覆われている。心線210は、2本を一組にして
撚りをかけたツイストペア210Aとされており、ここ
では、このようなツイストペア210Aが4組設けられ
ている。ケーブル200内で、これらのツイストペア2
10Aは、絡み合った状態で保持されている。
【0012】ガイドプレート140は、ケーブル200
によって1まとめにされていた心線210を、ツイスト
ペア210A毎に分離して、整線、保持するための部材
である。このガイドプレート140は金属で形成されて
いる。ガイドプレート140には、4つの貫通穴143
が設けられており、これらの貫通穴143は、横方向に
相隣合う貫通穴143が交互に高さ方向にずらされるよ
うに配置されている。各貫通穴143に、いずれかのツ
イストペア210Aが通される。このように、1まとめ
にされていた心線を、特に金属製のガイドプレート14
0を用いて、また、ツイストペア210A毎に、分離さ
せることにより、ツイストペアの各々にシールド効果を
持たせることができ、この結果、ツイストペア間のクロ
ストークを低減させることが可能とされている。尚、整
列部材130も金属製であってもよく、この結果、更に
ツイストペア間のクロストークを低減させることが可能
とされる。
【0013】ガイドプレート140の両側側部には、ハ
ウジング110の内部でストッパとして働く突出部14
1も設けられている。これらの突出部141は、ストッ
パとして役立つのみならず、ハウジングの遮蔽、シール
ド性を向上させるのにも役立つ。即ち、ガイドプレート
140がハウジング110内に完全に挿入された後、ハ
ウジング110を形成するシールド板114と連結され
た折り曲げ部117が内側に折り曲げられると、突出部
141はこれらの折り曲げ部117によって覆われ、こ
の結果、ハウジングの遮蔽およびシールド性が向上され
る。整列部材130は、ガイドプレート140によって
分離された各ツイストペアを、更に、心線毎に、分離し
て、整線、保持するための部材である。この整列部材を
設けることにより、後にハウジングの特にその絶縁部1
16に設けられた挿入穴に位置決めする際の作業を容易
にすることができ、また、後述するハウジングの挿入穴
と同様の機能を発揮できるという利点がある。整列部材
130には、心線210と同じ数、即ち、8(=4×
2)つの貫通穴131が設けられている。これらの貫通
穴131が、横方向に相隣合う貫通穴が交互に高さ方向
にずらされるように配置されている。
【0014】ハウジング110は、ガイドプレート14
0と整列部材130を自身の内部に受け入れて、それら
を固定する働きを有すると共に、整列部材130によっ
て分離された各心線210の先端を自身の内部に保持、
位置決めし、固定する働きを有している。前者の働きは
主にハウジングのシールド板114によって、後者の働
きは主にハウジングの絶縁部116によって、それぞれ
達成される。ハウジングの先端に設けられた絶縁部11
6には、整列部材の貫通穴131の位置に対応して8つ
の挿入穴(図示されていない)が設けられている。但
し、これらの挿入穴は、貫通された状態とはされていな
い。図2は、ハウジングの正面図を示している。図にお
いて、挿入穴に配置された各心線210は破線で示され
ており、また、各心線に210a〜210hの番号が付
されている。210aと210b、210dと210
e、210gと210h、および、210cと210f
の心線によって、それぞれ、ツイストペアが形成されて
いる。この心線の配置は、各心線から生ずる電磁結合や
静電結合によるクロストークを低減するのに効果的なも
のとされている。
【0015】この配置は次の原理に基づく。即ち、「あ
る2本の心線に逆位相の電流が流れているとき、これら
の各心線によって生じる磁力線は、それら各心線からほ
ぼ等距離の位置においては互いに打ち消し合い、そのよ
うな位置では磁力線による影響が生じない」というもの
である。この原理は当業者によく知られている。図2を
参照して具体的に述べれば、210aと210bの心線
によって生じる磁力線は、他のペアとなる心線への影響
を低減し、また、210dと210eの心線によって生
じる磁力線は、他のペアとなる心線への影響を低減し、
更に、210gと210hの心線によって生じる磁力線
は、他のペアとなる心線への影響を低減し、更にまた、
210cと210fの心線によって生じる磁力線は、そ
れらの心線が互いに離れているため、他のペアとなる心
線への影響を低減する。この結果、全体としてクロスト
ークの低減を図ることが可能とされている。
【0016】ハウジング110は、更に、モジュラープ
ラグ100をモジュラージャック500(図5参照)に
係止固定する機能をも有している。このため、ハウジン
グ110の先端部には、ロック部115が設けられてい
る。ロック部115は、ハウジング先端部、特に、その
絶縁部116と一体形成されており、該絶縁部116か
ら後方に向かって斜め上方(図1では下方)に延長する
ように設けられている。ロック部115は絶縁部116
と同様にプラスチック製とされており、下方向に弾性変
位可能である。ロック部の働きについては後に詳述す
る。ハウジング110に固定された各心線210a〜2
10hに対して、接続側接触端子120が接続される。
接続側接触端子120は、心線から電気信号を受信し
て、この信号をジャックの受け側接触端子に伝達するた
めの部材である。モジュラープラグがモジュラージャッ
クに嵌合されたとき、これらの受け側および接続側接触
端子は互いに各対応して接続される。接続側接触端子1
20は、心線210と同じ数だけ、即ち、8つ設けられ
ている。各心線210に対して、これらの接続側接触端
子120が1つずつ割り当てられる。これらの接続側接
触端子120は、ハウジング110の外部から取り付け
ることができる。このため、ハウジング110の特にそ
の絶縁部116には、各心線に対応する位置に、各心線
に通じる挿入溝112が設けられている。接続側接触端
子120は、これらの挿入溝112を通じて、各心線2
10に圧接され得る。接続側接触端子120の先端は鋭
利な形状とされており、接続側接触端子120は、各心
線への圧接によって、各心線の絶縁被覆を貫通してその
内部導体と電気的に接続される。
【0017】接続側接触端子には、脚の長い長端子12
0Aと短い短端子120Bの2種類が存在する。これら
の端子が、心線に交互に接続されている。図2の例で説
明すれば、上側の心線、即ち、210b、210d、2
10fおよび210hには、長端子120Aが接続さ
れ、下側の心線、即ち、210a、210c、210e
および210gには、短端子120Bが接続される。こ
れらの端子がハウジングに配置されたとき、長端子12
0Aは、短端子120Bよりも、若干、上に位置付けら
れる。このずれも、また、クロストークの低減に有効で
ある。図3は、図1のモジュラープラグのその長手方向
における断面を示している。この図によって、横方向か
らみた接続側接触端子の配列状態が明らかにされてい
る。図3の実施形態では、共に従来の端子のほぼ半分の
面積部分とされた長端子120Aと短端子120Bが、
互い違いに、また、横方向に相隣合う端子の面積部分が
重なり合わないよう、心線への圧接位置を交互にずらす
ようにして配列されている。更に言えば、1つ置きに配
列された長端子120Aのみ、若しくは、短端子120
Bのみに着目すれば、それらは重なり合っているが、相
隣合う長端子120Aと短端子120Bの間では、それ
らは重なり合っていない。このように、従来の端子の面
積部分をほぼ半分にして、相隣合う端子との面積部分に
おける重なり合いを実質的に無くすことにより、端子間
の電磁結合、静電結合を小さくし、クロストークの低減
を図ることが可能にされている。尚、当然のことなが
ら、ともに従来の端子の半分の面積部分にすることに限
定されるものでなく、相隣合う端子との面積部分におけ
る重なり合いを実質的に無くしていれば良い。
【0018】図4は、本発明の他の実施形態によるモジ
ュラープラグを図3と同様の形態で示している。図4の
実施形態では、長端子120Cの面積部分のみを従来の
端子のほぼ半分とし、一方、短端子120Dの面積部分
は従来の端子とほぼ同じままにして、短端子120Dの
面積部分が長端子120Cの面積部分のほぼ2倍になる
ようにしてある。ここでもまた、長端子120Cと短端
子120Dは、図3の実施形態と同様の圧接位置におい
て、交互にずらされるように配列されている。しかしな
がら、ここでは、長端子120Cの面積部分のみが小さ
くされているため、短端子120Dの面積部分の一部、
即ち、ほぼ半分と、長端子120Cの面積部分のほぼ全
部とが重なり合うこととなる。この結果、モジュラープ
ラグがモジュラージャックに嵌合されたとき、これらの
受け側及び接続側接触端子は、同一位置で接続すること
になり、安定した接続が得られる。又、図4の実施形態
では、接触端子の面積部分の間に重なり合う部分が存在
することになるが、このような場合でも、短端子120
Dについてみれば、面積部分の大部分が重なり合わない
ようにされているため、図3の実施形態と同様に、クロ
ストークの低減という効果を得ることができる。尚、当
然のことながら、長端子を従来の端子の半分の面積部分
にすることに限定されるものではなく、面積部分の大部
分が重なり合わないようにされていれば良い。又、短端
子の面積部分のみを小さくしても良い。
【0019】モジュラープラグ100の組み立ては、ほ
ぼ次の手順で行われる。先ず、組立てに先立って、ケー
ブル200が絶縁ケース300の後方の開口部から挿入
される。絶縁ケース300は、この段階では、ケーブル
200に沿って自由に動くことができる状態とされてい
る。次に、開口部を通じて取り出されたケーブル200
の心線210を、ガイドプレート140と整列部材13
0によって整線、保持し、これら2つの部材を、ハウジ
ング110の内部、特にシールド板114によって形成
された筐体の内部に、その後方から挿入し、固定する。
更に、この作業とともに、各心線210の先端を、ハウ
ジング110の絶縁部116の挿入穴に位置決めし、且
つ、固定する。次に、ケーブル200を、シールド板1
14の延長部に設けられた圧着部111によってその周
囲を圧接することにより、固定する。その後、ハウジン
グ110に配置された各心線210に、接続側接触端子
120をハウジング110の外部から取り付ける。最後
に、ケーブル200に沿って絶縁ケース300をハウジ
ング側に移動させ、ハウジング110の後端部を覆うこ
とによって、モジュラープラグの組立てを完了する。絶
縁ケース300をハウジング110に固定するため、ハ
ウジング110、特にそのシールド板114には、2つ
の係止突起113が設けられており、これに対応して絶
縁ケース300には2つの係止穴301が設けられてい
る。ハウジング110が絶縁ケース300の内部に所定
量挿入されたとき、これら係止突起113と係止穴30
1は係合され、この結果、ハウジング110は、絶縁ケ
ース300の内部に係止固定され得る。
【0020】次に、モジュラージャックについて説明す
る。図5は、モジュラージャックの斜視図を、図6は、
図5のモジュラージャックの正面図を、図7は、図5の
A−Aにおける断面図を、図8は、図5のモジュラージ
ャックの底面図を、それぞれ示している。図3及び図4
のモジュラープラグ100は、図5の向きのモジュラー
ジャック500に、それら図3及び図4の向きで嵌合さ
れ得る。モジュラージャック500は、ハウジング51
0と、受け側接触端子520から構成されており、更
に、ハウジング510は、ハウジング本体511と、シ
ールドケース513等の配列ブロックから構成されてい
る。配列ブロックは、受け側接触端子520が固定され
る前に、ハウジング本体511に組み付けられる。尚、
このモジュラージャック500では、ハウジング510
が一部品で構成されている。この場合、受け側接触端子
520は、ハウジング510に圧入により挿入される。
【0021】モジュラージャック500の前側に、モジ
ュラープラグ100の先端部を受け入れる開口部515
が設けられている。この開口部515は、モジュラープ
ラグの先端部と相補形状をなしている。モジュラープラ
グ100が、図3および図4の向きで、図5の向きのモ
ジュラージャック500の開口部515から挿入され、
所定量だけ押し込まれたとき、モジュラープラグ100
はモジュラージャック500に係止固定され得る。この
係止固定の際に、モジュラープラグ100のロック部1
15が利用される。モジュラープラグ100のロック部
115は、その先端部の各側縁から横方向に延びる突起
部(図示されていない)を有し、一方、モジュラージャ
ック500の内部には、これらの突起部に対応して、下
方向に延びる凸部(図示されていない)が設けられてい
る。モジュラープラグ100がモジュラージャック50
0に所定量だけ押し込まれると、突起部がモジュラージ
ャック500の凸部の下方に延びる傾斜部分と係合さ
れ、この結果、モジュラープラグのロック部115は、
下方向に変位される。挿入が進むにつれて、突起部(ロ
ック部)は下方向に変位され、突起部が凸部をちょうど
乗り越えたとき、モジュラープラグのロック部は上方向
にパチンと戻り、モジュラープラグ100はモジュラー
ジャック500に完全に嵌合される。嵌合されたモジュ
ラープラグ100は、ロック部115を下に押し下げた
状態で引っぱることによって、モジュラージャックから
簡単に引き抜くことができる。
【0022】モジュラージャック500の受け側接触端
子520は、開口部515からの所定距離において、モ
ジュラージャック500の内部に配列される。受け側接
触端子520の数は、モジュラープラグ100の接続側
接触端子120の数に対応して、8本とされる。図7に
よく示されているように、これら各受け側接触端子52
0は、固定部521と、取付部525と、傾斜部523
に分かれている。固定部521は、受け側接触端子52
0をモジュラージャック500に固定する部分である。
受け側接触端子520は、この固定部521によって、
モジュラージャック500の底部にしっかりと位置決め
される。これらの固定部521は、モジュラージャック
500の底部において、横方向に相隣合う固定部が交互
に高さ方向にずらされるように配置される。このずれに
より、クロストークの低減が図られている。
【0023】取付部525は、傾斜部523とは反対側
の固定部521の端部に設けられた部分である。取付部
525は、基板との電気的接続に使用される。このた
め、取付部525は、モジュラージャック500の底部
から基板側へ飛び出るようにして設けられており、モジ
ュラージャックが基板に載置された際に、基板上の各対
応するパターンに半田付けされ得る。傾斜部523は、
固定部521の一方の端部に設けられた部分である。傾
斜部523は、モジュラージャック500の内部におい
て、その前方から後方に向かって、斜め上方に延びるよ
うに配置されており、下方向に弾性変位可能とされてい
る。モジュラープラグ100がモジュラージャック50
0に押し込まれると、モジュラープラグ100の接続側
接触端子120は、受け側接触端子520の傾斜部52
3と1対1に対応し、傾斜部523の前縁の比較的低い
位置において、この傾斜部523の上部に覆い被さるよ
うな形で傾斜部523と係合される。接続側接触端子1
20のこの比較的低い位置は、挿入途中においても変更
されることはないため、モジュラープラグ100が押し
込まれるにつれて、傾斜部523は接続側接触端子12
0によって下方向に変位される。この結果、接続側接触
端子120と、受け側接触端子520の間で、完全な電
気的接続が可能とされる。但し、このときの傾斜部の変
位量は、接続側接触端子の配列や形状に依存する。
【0024】例えば、図3の実施形態によるモジュラー
プラグ100が挿入された場合、このモジュラープラグ
では、上述したように、ほぼ同じ面積部分を有する長端
子120Aと短端子120Bが互いにずらされるように
配列されているため、モジュラープラグ100のより先
端側に配列された長端子120Aは、後端側に配列され
た短端子120Bよりも、傾斜部523のより前方で係
合される。このため、長端子120Aと係合された傾斜
部は、短端子120Bと係合された傾斜部よりも、より
大きく変位され、この結果、横方向に相隣合う傾斜部が
交互にずらされた状態とされる。このずれは、傾斜部に
おけるクロストークを低減させるのに有効なものとなり
得る。尚、上述したように、長端子120Aは短端子1
20Bよりもハウジングにおいて若干上に位置付けられ
ているため、傾斜部のこのずれはその分小さなものとな
るが、この場合でも、クロストークの低減という効果を
得るには十分である。これに対し、図4のモジュラープ
ラグが挿入された場合には、長端子120Cと短端子1
20Dが傾斜部のほぼ同じ位置で係合されるため、傾斜
部の変位量はほぼ等しいものとされる。
【0025】図8によって受け側接触端子520の固定
部521の形状と取付部525の配列状態が明らかにさ
れている。図8の各受け側接触端子にも、図2の各心線
の番号に対応して、520a〜520hの番号を付して
いる。この結果、図8の受け側接触端子についても、図
2のモジュラープラグの心線に対応して、520aと5
20b、520dと520e、520gと520h、お
よび、520cと520fの間で、それぞれ、ペアが形
成されていることになる。これらの番号は、当然に、受
け側接触端子を構成する固定部や取付部にも適用され
る。図8から明らかなように、520dと520eを除
く全ての受け側接触端子の固定部が、モジュラージャッ
クの本体中心部から遠ざかるようにして横方向に拡張さ
れている。横方向における拡張の度合いは、本体中心部
から離れた固定部ほど大きくされており、また、520
aと520bの固定部の間、520dと520eの固定
部の間、および、520gと520hの固定部の間でほ
ぼ等しくされている。これらの固定部の間で、それぞ
れ、ペアが形成されている。尚、520cと520fの
固定部は、本体中心部を挟んで逆方向に拡げられてい
る。一方、このような横方向への拡張に加えて、各固定
部は、縦方向にも拡張されている。縦方向における拡張
の度合いは、520a、520c、520e、520g
の固定部の間で等しく、また、520b、520d、5
20f、520hの固定部の間で等しい。但し、後者
は、前者よりも拡張の度合いが大きくされている。固定
部521の形状に依存して、取付部525もまた、横方
向において、520aと520b、520dと520
e、520gと520hでペアを形成するように配列さ
れ、また、縦方向において、前後にずらされるように配
列されている。このように、受け側接触端子の、特にそ
の固定部521と取付部525における、ペア間のピッ
チを拡げるような形状とすることにより、ペア間に生ず
る電磁結合、静電結合によるクロストークを低減するこ
とが可能とされている。尚、520cと520fのペア
は、他のペアとの距離を大きくとっているため、実質的
に他のペア間とのクロストークが低減する。
【0026】図9に、他の形態のモジュラージャック5
00Aの斜視図を示している。このモジュラージャック
500Aでは、図5とは異なり、ハウジング510Aと
カバー540Aが別々に設けられた、いわゆるツーピー
ス構成とされている。また、受け側接触端子520A
は、各接触端子の全ての固定部を1つのカバー540A
で覆うようにして、一体形成されている。これらの受け
側接触端子520Aは、ハウジング510Aに配列ブロ
ックが組み付けられた後に、ハウジング本体511Aの
後ろ側から一体的に組み入れられる。尚、受け側接触端
子520Aの取り付け部は、図5のように、固定部と接
続した形では設けられておらず、受け側接触端子の別部
品として設けられている。その他の点については、図5
と同様に考えることができる。尚、当然のことながら、
モジュラージャックは、図5、図9のものに限定される
ものではなく、従来のモジュラージャックであっても良
い。
【0027】図10に、従来のモジュラープラグとの対
比において、本発明によって得られるクロストークをグ
ラフで示している。グラフにおいて、横軸は周波数(M
Hz)、縦軸はクロストーク(dB)を意味する。この
グラフから明らかなように、本発明のモジュラープラグ
によれば、クロストークを最大約10dB程度上昇させ
ることが可能である。尚、当然のことながら、ツイスト
ペアの数、更に、それに対応するガイドプレートや整列
部材における貫通穴の数、および、ハウジングの挿入穴
の数、また、接触端子の数は、上述のものに限定される
ものではい。
【0028】
【発明の効果】モジュラープラグにおいて、ガイドプレ
ートによって複数のツイストペアを各ツイストペア毎に
整線、保持させることにより、ツイストペア間に生じる
クロストークが低減される。また、ガイドプレートが金
属製とされ、クロストークの低減がより効果的に行われ
る。更に、モジュラープラグにおいて、接続側接触端子
の重なり合いをなくし、また、少なくしたことにより、
これら端子間に生じるクロストークが低減されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるモジュラープラグの分
解部品配列斜視図。
【図2】モジュラープラグのハウジングの正面図。
【図3】本発明の実施形態によるモジュラープラグの断
面図。
【図4】本発明の他の実施形態によるモジュラープラグ
の断面図。
【図5】モジュラージャックの斜視図。
【図6】図5のモジュラージャックの正面図。
【図7】図5のモジュラージャックのA−Aにおける断
面図。
【図8】図5のモジュラージャックの底面図。
【図9】他の形態のモジュラージャックの斜視図。
【図10】モジュラープラグの周波数vsクロストーク
を従来装置と対比して示したグラフ。
【符号の説明】
100 モジュラープラグ 120 接続側接触端子 130 整列部材 140 ガイドプレート 300 絶縁ケース 500 モジュラージャック 520 受け側接触端子 530 接続部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の心線を一組として形成された複数
    のツイストペアをモジュラージャックの開口部に挿入し
    て電気的に接続するモジュラープラグにおいて、 上記複数のツイストペアを、ツイストペア毎に分離し整
    線するガイドプレートと、 このガイドプレートによって分離し整線されたツイスト
    ペアを各ツイストペアを形成する心線毎に位置決めして
    固定するハウジングと、 このハウジングにより位置固定された各心線に接続され
    る各接触端子と、 を有しており、 上記ガイドプレートは、金属製であり、上記ツイストペ
    アの各々にシールド効果を持たせることができるもので
    あること、 を特徴とするモジュラープラグ。
  2. 【請求項2】 上記ハウジングは、横方向に相隣合う心
    線を互いに高さ方向にずらして固定する請求項1記載の
    モジュラープラグ。
  3. 【請求項3】 結線された複数の心線をモジュラージャ
    ックの開口部に挿入して電気的に接続するモジュラープ
    ラグにおいて、 これらの複数の心線を分離し整線するガイドプレート
    と、 このガイドプレートによって分離し整線された心線を位
    置決めして固定するハウジングと、 このハウジングにより位置決め固定された各心線に接続
    される接触端子と、を有しており、 上記接触端子は、その面積部分が相隣合う接触端子の面
    積部分と実質的に重なり合わないように配列されてお
    り、 上記ガイドプレートは、金属製であり、上記心線の各々
    にシールド効果を持たせることができるものであるこ
    と、 を特徴とするモジュラープラグ。
  4. 【請求項4】 上記接触端子は、その面積部分が相隣合
    う接触端子の面積部分とその一部でのみ重なり合うよう
    に配列されている請求項3記載のモジュラープラグ。
  5. 【請求項5】 上記接触端子は、相隣合う接触端子の面
    積部分が各心線の長手方向でずらされるように配列され
    ている請求項3又は4記載のモジュラープラグ。
  6. 【請求項6】 上記接触端子は、横方向に相隣合う接触
    端子の面積部分が高さ方向にずらされるように配列され
    ている請求項3又は4記載のモジュラープラグ。
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