JP3622524B2 - バッテリーターミナル - Google Patents

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車等に搭載されるバッテリーのバッテリーポストに取り付けられるバッテリーターミナルに係わり、特に、取付時の過剰な締付を防止できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のバッテリーターミナルとして、実開平4−51761号公報に記載されたものが知られている。これは、例えば図4に示すように、バッテリーポスト7に嵌合させる円環状の嵌合部2に連接された一対の締付片部3,3のうちの一方の端部を、他方の締付片部3側にむけて曲げ加工することにより、ストッパ4を形成した構成のものである。このようなバッテリーターミナル1をバッテリーポスト7に取り付ける際は、嵌合部2をバッテリーポスト7の周囲にはめ込んだ後、ナット6を締め付ければよい。両締付片部3,3が互いに接近し、ストッパ4が反対側の締付片部3に当接すると、ナット6の締付トルクが制限されてそれ以上ねじ込むことができなくなるため、作業者は締付が完了したことを認識することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の構成では、実際に締付が行われるボルト5及びナット6の位置から離れた箇所にストッパ4が形成されているため、ナット6の締付時に過度の力が加わると締付片部3が撓み変形してしまうという問題が生じる(図5(B)参照)。このような端子変形が起きると、締付トルクを増大させても締付エネルギーは端子変形に費やされるため、バッテリーポスト7への密着性は高まらない。また、締付片部3の変形が弾性限界を超えた場合には、バッテリータミナル1の繰り返し使用ができなくなる。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、端子を変形させることなくバッテリーポストへの締付を行うことができるとともに、繰り返し使用可能なバッテリーターミナルを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係るバッテリーターミナルは、バッテリーポストの外周部に嵌合される円環状の電極嵌合部と、この電極嵌合部の開口端側に連接されて隙間を挟んで対向する一対の締付片部と、前記両締付片部に形成された貫通孔を貫通して設けられるボルト及びそれと螺合するナットと、電線が接続される電線接続部とを一体に有するバッテリータミナルにおいて、前記両締付片部の各貫通孔の内周縁部には、バーリング加工によって相手側の締付片部側に延びるストッパ筒がそれぞれ形成され、前記ボルトによる締め付けがなされることで、前記両ストッパ筒が当接し合うようになっているところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明に係るバッテリーターミナルは、請求項1において、一方の締付片部には、電極嵌合部とは反対側に位置してその電極嵌合部とで貫通孔を挟む予備ストッパが形成されているところに特徴を有する。
【0007】
請求項3の発明に係るバッテリーターミナルは、請求項2において、バッテリータミナルの締付時には、予備ストッパが締付片部に当接した後に両ストッパ筒が当接する寸法に設定されているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用・効果】
上記請求項1の発明によれば、実際に締付の行われるボルトの位置にストッパ筒が形成される構成であるので、締付時に過度の力が加わった場合でも、両締付片部はストッパ筒によって接近距離が制限される。このため、過度に締め付けられても従来のように端子が変形してしまうことがない。なお、ストッパ筒は両締付片部にバーリング加工を行うことによって形成されているが、このようにストッパ筒を突き当てる構成であると面と面、或いはバーリング部と面によってストッパを構成する場合に比べて変形し難く、丈夫である。
【0009】
請求項2の発明によれば、上記ストッパ筒に加えて予備ストッパを設けることによって、ストッパ筒に係る締付力を両者に分散させることが可能であり、ストッパ筒がより変形し難いという効果を奏する。
【0010】
さらに、請求項3の発明によれば、締付時に、まず電極嵌合部からストッパ筒よりも遠い位置に形成されている予備ストッパが機能することによって、締付が一旦規制される。さらに力を加えて締付を行うと、締付片部が若干弾性変形するとともに、締付の行われるボルトに位置する両ストッパ筒が互いに当接するため、それ以上の締付が完全に制限される。このように、嵌合部から遠い位置から嵌合部側に向かって締付力が作用するように構成されていることによって、電極嵌合部のバッテリーポストへの締付が確実に行われるとともに、高い保持力を維持することができるという効果を奏する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態について図1及び図2を参照して説明する。
図1は本実施形態のバッテリーターミナルの全体構成を示す斜視図である。図1に示すように、バッテリーターミナル10は、例えば金属板材を曲げ加工して形成されており、バッテリーのバッテリーポスト20の外周部に嵌合される断面ほぼC字状の電極嵌合部11と、この電極嵌合部11の開口端部から連接されて対向する一対の板状の締付片部12と、そのうちの一方の締付片部12Aの先端部に連接して形成される、電線をかしめ固定するための電線接続部13とを有している。
【0012】
上記両締付片部12は、その断面がコ字状になるように両端縁部に外側に向かってほぼ直角に曲げ加工された補強リブ12Cが形成されているとともに、両締付片部12を締結するボルト17を貫通させるための貫通孔14が形成されている。
そしてこれら各貫通孔14の内周縁部には、対向する締付片部12側に向かって延びるストッパ筒15が、バーリング加工によって突出して形成されている。さらに、上記締付片部12Aと対向する締付片部12Bの先端部には、予備ストッパ16が、締付片部12A側に向けて曲げ加工して形成されている。なおこの予備ストッパ16のストッパ高さは、上記両ストッパ筒15の合計高さよりも、若干高くなるように寸法設定されている。
【0013】
上記構成のバッテリーターミナル10をバッテリーに取り付ける際は、図2(A)に示すように、まず電極嵌合部11をバッテリーポスト20の周囲に嵌合させる。この時電極嵌合部11はバッテリーポスト20の径より大きくなるように開いているので、バッテリーポスト20への取付、取り外し作業は容易に行うことができる。
次に、両締付片部12に貫通しているボルト17に取り付けられたナット18を、レンチ等によってねじ込めばよい。ナット18がボルト17にねじ込まれることによって、両締付片部12A,12Bが次第に接近すると共に、電極嵌合部11がバッテリーポスト20に締め付けられてゆく。そして予備ストッパ16の先端部が締付片部12Aに当接すると、一旦締め付けが規制される。その後さらに力を加えて締め付けると、締付片部12Aが若干弾性変形して、両ストッパ筒15がゆっくりと当接し合う。両ストッパ筒15が完全に当接すると、ナット18の締付が完了する(図2(B)参照)。
【0014】
このように、本発明のバッテリーターミナル10によれば、実際に締付が行われるボルト18の位置にストッパ筒15を設ける構成としたことにより、過剰な締付力が加わった場合でも、ストッパ筒15が互いに当接して、締付片部12の接近を制限する。このため、バッテリーターミナル10が変形してしまうことがなく、バッテリーターミナル10の繰り返し使用が可能である。
【0015】
また、電極嵌合部11からストッパ筒15よりも遠い位置に予備ストッパ16が形成されており、締付時には両ストッパ筒15が当接し合う前に予備ストッパ16が締付片部12Aに当接するように寸法設定されている。従って、締付力がストッパ筒15と予備ストッパ16とに分散されて、より変形し難い構成となっているとともに、電極嵌合部11から遠い位置から電極嵌合部11側に向かって締付力が作用することになり、バッテリーポスト20の保持力が向上するという優れた効果を奏する。
【0016】
なお、本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば図3に示すように、締付片部30の図中上下方向の端縁部を他方の締付片部30側に曲げ加工して、予備ストッパ31を形成してもよい。なお図3では、上記実施形態と同一部位には同一符号を付してある。
また、その他にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のバッテリーターミナルを示す斜視図
【図2】同じくバッテリーターミナルを示す平面図
【図3】本発明の他の実施形態のバッテリーターミナルを示す斜視図
【図4】従来のバッテリータミナルを示す斜視図
【図5】同じく平面図
【符号の説明】
10…バッテリータミナル
11…電極嵌合部
12…締付片部
13…電線接続部
14…貫通孔
15…ストッパ筒
16…予備ストッパ
17…ボルト
18…ナット

Claims (3)

  1. バッテリーポストの外周部に嵌合される円環状の電極嵌合部と、この電極嵌合部の開口端側に連接されて隙間を挟んで対向する一対の締付片部と、前記両締付片部に形成された貫通孔を貫通して設けられるボルト及びそれと螺合するナットと、電線が接続される電線接続部とを一体に有するバッテリータミナルにおいて、
    前記両締付片部の各貫通孔の内周縁部には、バーリング加工によって相手側の締付片部側に延びるストッパ筒がそれぞれ形成され、前記ボルトによる締め付けがなされることで、前記両ストッパ筒が当接し合うようになっていることを特徴とするバッテリーターミナル。
  2. 前記一方の締付片部には、前記電極嵌合部とは反対側に位置してその電極嵌合部とで前記貫通孔を挟む予備ストッパが形成されていることを特徴とする請求項1記載のバッテリーターミナル。
  3. 前記バッテリータミナルの締付時には、前記予備ストッパが前記締付片部に当接した後に前記両ストッパ筒が当接する寸法に設定されていることを特徴とする請求項2記載のバッテリーターミナル。
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