JPH07319074A - 写真フィルムの現像焼き付け方法およびそのための装置 - Google Patents

写真フィルムの現像焼き付け方法およびそのための装置

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JPH07319074A
JPH07319074A JP7111820A JP11182095A JPH07319074A JP H07319074 A JPH07319074 A JP H07319074A JP 7111820 A JP7111820 A JP 7111820A JP 11182095 A JP11182095 A JP 11182095A JP H07319074 A JPH07319074 A JP H07319074A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムロールの総延長と印画紙ロールの長
さとを簡単に照合させることのできる焼き付け方法およ
びそのための装置を提供する。 【構成】 現像時のバッチとは異なるバッチで写真フィ
ルムロールは焼き付けされる。個々のフィルムロール
は、焼き付け時に、印画紙の使用を最適化するようにバ
ッチ単位に収集される。フィルム現像後にフィルムは走
査され、画像フォーマットといった現像後にしか判明し
ない情報を決定する。効率的な印画紙の使用を考慮して
焼き付け時にフィルムはバッチにまとめられる。各フィ
ルムロールには固有の識別番号を付し、この識別番号に
よって、処理およびプリント中にフィルムロールを追跡
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、お客からの指示や、フ
ィルムに記録された情報に従ってフィルムを現像したり
焼き付けたりする写真処理に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、フィルムの写真露光コマを写真プ
リントに仕上げる処理はかなり自動化されている。通
常、フィルムロールを収容したカートリッジは封筒に入
れられ、処理施設に届けられる。封筒によってディーラ
ーやお客を識別することができ、処理方法を指示するこ
ともできる。複数のフィルムロールは、カートリッジか
ら取り出されると、分類された後、継ぎ合わされて、大
きなリールに巻き付けられる。こうして高速フィルム現
像が可能となる。現像されたネガを投影すると、印画紙
上で画像が拡大される。この拡大された投影像を用い
て、印画紙上に要求された枚数分のコピーを作る。印画
紙は現像され、現像された印画紙を切り分けると、プリ
ントが仕上がる。一方、フィルムはフィルムストリップ
に切り分けられる。元のフィルムロールごとに照合され
るようにフィルムは切り分けられる。お客ごとのフィル
ムストリップは、対応するプリントとともにお客に返却
される。
【0003】処理中、封筒の順番は継ぎ合わせたフィル
ムの順番通りに維持される。こうすれば、封筒とその注
文に関連する他の要素とを照合する処理手順を用いるこ
とができる。封筒にはディーラーの識別子やお客の名前
および住所が記入され、この封筒を使用して注文品をお
客に返却する。関連する封筒、フィルムおよびプリント
にはしばしば互いにリンクした識別番号が付される。こ
の識別番号は「スプライス(継ぎ合わせ)ID」と呼ば
れ、この識別番号を用いれば、封筒と構成要素との照合
に役立つ。注文に含まれる他の要素の元の順番が乱され
た場合に特に有効となる。
【0004】初回の現像および焼き付けの後、追加プリ
ントの注文がなされることがある。この再注文に係るフ
ィルムストリップは、初回の注文分と一緒に継ぎ合わさ
れるのではなく、他の再注文分とともに「オフライン」
で処理される。再注文分のフィルムストリップは、通
常、牽引ウェブに重ね合わされ、この牽引ウェブによっ
て専用の再注文用デッキを備えたプリンタに送られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在使用されている自
動処理では、フィルムロールを分類してバッチごとにま
とめてから、フィルムをつなぎ合わせて処理する。フィ
ルムロールの順番は最初から確立されている。この順番
は処理全般を通じて保持される。まず、この処理開始時
点で、注文の累積を待つために処理の遅れが生じる。注
文を累積させて効率的な処理を行いうるバッチサイズを
確立する必要があるからである。しかも、その順番が全
ての処理にとって最適というわけではない。特に、プリ
ンタでは、印画紙ロールが取り付けられる時点では、そ
の印画紙ロールの長さと任意のバッチ内のプリントの総
延長とを比較したり一致させたりすることができない。
【0006】効率的な処理を行うには、継ぎ合わされた
フィルムロールと印画紙ロールとをどのように1対1で
対応させるかが重要となる。継ぎ合わされたフィルムロ
ール(バッチ)では、はみ出すことなく完全に1個の印
画紙ロールを使いきる長さにフィルムロールを蓄積させ
たい。ある種の推理ゲームである。つまり、十分な情報
もないのに決定を下し、フィルム処理が開始されるから
である。フィルムロールの累積量を少なく見積もれば印
画紙ロールからはみ出すことを防止することが可能であ
る。しかし、こうすると、各印画紙の先頭部分に必要と
される先導部や、各印画紙の最後部に必要とされるトレ
イラー部の部分で印画紙の消費量が増えてしまう。同時
に、フィルムや印画紙をバッチ処理する設定回数も増え
てしまう。フィルムロールの累積量を多くする方が効率
的かもしれないが、この場合、印画紙ロールからはみ出
してしまうおそれがある。そうなればフィルムロールを
分割しなくてはならない。これは至極非効率的である。
【0007】最近、1本のフィルムロール上に様々なフ
ォーマットやサイズに画像を露光することができるカメ
ラが提案されている。こうしたカメラからのフィルムを
従来の処理方法で効率的に処理することは非常に困難で
ある。プリント業者は、通常、露光された画像のサイズ
やプリントの数を現像後でなければ知ることができない
からである。
【0008】追加プリントの注文を処理する場合には別
の問題もある。主としてプリンタでは、再注文分と初回
注文分とを混合して同じ焼き付けバッチ上で処理するよ
うなハードウェアに構成されていないからである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、上
記問題点を解決するためになされたもので、本発明によ
れば、フィルム現像で確立されるバッチとは異なるバッ
チで写真フィルムを焼き付ける方法およびそのための装
置が提供される。フィルムロールは、焼き付け中または
焼き付け直前に、フィルム現像によって判明したパラメ
ータに従ってバッチ単位にまとめられる。バッチは主と
して使用される印画紙に基づいて形成される。
【0010】本発明の他の態様によれば、フィルム現像
後にフィルムを走査し、フィルムを現像して初めて得ら
れる情報を決定する。この情報には、例えば、焼き付け
るネガの大きさや枚数が含まれる。フィルムを焼き付け
中にバッチにまとめることで作業効率を高める。バッチ
の中のフィルムロールの順番は焼き付け後も維持され、
そのまま印画紙はプリントに裁断され、パッケージに包
まれる。
【0011】本発明の更に他の態様によれば、各フィル
ムロールに固有の識別番号を付し、この番号を用いて、
現像、焼き付けおよび仕上げ処理を通してフィルムを追
跡する。焼き付けに必要とされる情報、例えば、お客が
指定したプリントの枚数やサイズといった情報は、その
識別番号を通じて追跡される。この情報を用いて、指定
された枚数やサイズのプリントを作成するのに必要な印
画紙に基づいて焼き付け処理を効率化する。この効率化
には、お客からの情報と、現像後に決定された情報とを
組み合わせて利用する。
【0012】フィルムは焼き付け中にバッチにまとめら
れることから、フィルム現像に先立って必要とされる分
類を最小限に留めることができる。プリンタのバッチ量
が蓄積されるまで待つことはない。したがって、フィル
ムは速やかに処理され、ネガが現像されてから焼き付け
用にバッチ処理される。その時点ではプリントの枚数や
そのフォーマットといったより多くの情報を得ることが
できる。焼き付け中、お客から得た情報と、ネガを現像
して初めて引き出せる情報とは組み合わされ、最も効率
のよいフィルムバッチを形成し、印画紙を最大限に活用
する。
【0013】印画紙ロールを継ぎ合わせる必要はない。
フィルムや印画紙は焼き付け時にバッチ処理されるの
で、印画紙ロールを継ぎ合わせなくても、両者をマッチ
させることができる。
【0014】追加プリントの再注文分は、1つの焼き付
けバッチの中に初回注文分のものとランダムに混合さ
れ、処理され焼き付けされる。再注文分と初回注文分と
は、後続する仕上げ処理の間、「オンライン」で扱われ
る。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ本発明の好適な
実施例を説明する。
【0016】複数の自動ステーションは写真フィルムを
処理し、お客の要望通りのプリントを仕上げる。これら
の自動ステーションには、注文入力ステーション10
(図1)、フィルム現像ステーション12(図2)、機
械分類ステーション14(図2)、焼き付けステーショ
ン16(図3および図4)、印画紙現像ステーション1
8 (図5)、仕上げステーション20(図5)および
情報処理/制御ステーション22(図6)が含まれる。
【0017】注文入力ステーション 図1に示すように、ディーラーは大型のバッグや箱にフ
ィルムロールを入れて持ち込む。フィルムロールはカー
トリッジに収容され、ディーラー封筒に入れられる。フ
ィルムを入れた封筒には、プリントの枚数や大きさ、プ
リント表面の仕上仕様といったお客の指示が記入されて
いる。この封筒によって、ディーラーを特定することが
でき、お客の氏名や返却先の住所も分かる。
【0018】本実施例に使用されるフィルムロールおよ
びカートリッジは、押し込み充填式(thrust loading)
と呼ばれる。詳細は、1992年6月16日発行の米国
特許第5122823号(Baxter et a
l.)および1993年4月6日発行の米国特許第52
00777号(Zander)に記載される。カートリ
ッジにフィルムを保持したままでフィルム処理および焼
き付けが行われる。フィルムはカートリッジ内部のスプ
ールに取り付けられていることが好ましい。フィルムロ
ールの巻きを解いてフィルムを伸ばして各種処理や焼き
付け処理を行う。カートリッジの構造は、最も外側のフ
ィルムが解かれてカートリッジ開口から外へ引き出せる
ようになっている。
【0019】封筒28から取り出されたフィルムロール
26はリーダー30で走査される。この走査によって、
製造業者がカートリッジに付した個別の識別番号が読み
出される。この識別番号は、CID(カートリッジ識別
子)とも呼ばれ、バーコードの外、機械で読めるマーク
によって表示される。この識別番号と、カートリッジ内
のフィルムタイプやフィルムロールの長さといった情報
とを組み合わせることもできる。処理作業中、各ステー
ションでCIDを用いれば、フィルムカートリッジを個
別に追ったり、フィルム処理に関するフィルム情報を検
出したり検索したりすることができる。
【0020】フィルムカートリッジからCIDを読み出
すと同時に、スキャナ32を用いてお客の指示を封筒か
ら読み出す。読み出された指示にはCIDがラベル付け
される。したがって、CIDを用いれば、いつでも、ど
のステーションからでも、特定カートリッジに関する指
示やお客が注文した指示をシステムから引き出すことが
できる。封筒の指示を機械が読めない場合には、人間の
オペレータが端末機34からシステムにコード入力す
る。
【0021】処理ステーション フィルムロールが短時間に収集されても、フィルムロー
ルを累積する必要はない。フィルムロールはすぐにフィ
ルム現像ステーション12(図2)に搬送される。フィ
ルム現像ステーション12では、目に見えない画像を含
んだフィルムを現像し、焼き付け用のネガを生成する。
再注文分に対してはこのステーション12で現像を施す
必要がなく、直接に自動分類ステーション14に搬送さ
れ、焼き付けが施される。ここでは運搬用にトート(搬
送袋)36が図示されるが、コンベヤやその他の自動運
搬方法を用いれば一層効率的となる。
【0022】現像に際して、フィルムユニットの順番は
問題ではなく、フィルムロールも継ぎ合わせない。各フ
ィルムロールは、カートリッジと合わせて1ユニットと
して扱われる。各ユニットを現像するには、各カートリ
ッジからフィルムを引き出し、必要な処理液の間を移動
させる。フィルムはカートリッジから引き出されて処理
液に浸される。
【0023】図2で示す通り、カートリッジに収容され
たフィルムロールはでたらめな順番でトート38からホ
ッパー40に移される。ホッパー40から回収されたフ
ィルムロールは、いわゆる「ディップ・アンド・ダン
ク」処理に供される。例えば、フィルムロール42、4
4はカートリッジから引き出され、従来の現像方法に従
って、複数の現像液タンク46、48、50に次々に浸
される。現像後、フィルムをカートリッジに巻き取って
次のステーションへ運ぶ。フィルムをしっかりとカート
リッジに取り付けていれば、フィルムが偶発的にカート
リッジから外れてCIDを失うこともない。ただし、フ
ィルムを一時的にカートリッジから取り外し、現像後に
再びカートリッジにはめ込んで他の処理作業を行うよう
にしてもよい。
【0024】機械分類ステーション 焼き付け用のネガに現像されたフィルムは、トートやコ
ンベヤで自動分類ステーション14のホッパー52に搬
送され、機械分類される。フィルムロールは、例えば、
プリント幅、指定された表面仕様に応じて分離される。
ディーラーや小売り店ごとに分類してもよく、他の分離
パラメータを設けてもよい。フィルムロールはホッパー
52からリードセクション54に移動する。リードセク
ション54ではカートリッジからCIDを読み取り、関
連するお客指定情報を引き出す。フィルムロールは分離
パラメータに従って種類ごとの箱56、58、60、6
2に振り分けられる。各箱のフィルムロールは収集され
てフィルム積み込みマガジン64に積み込まれる。この
フィルム積み込みマガジン64は、カートリッジに入っ
たフィルムを各ステーション間で持ち運んだり、フィル
ムをカートリッジごとプリンタに搭載する際に有用であ
る。焼き付けの際、フィルムロールはマガジンに積み込
まれる。積み込む順番は、フィルムロールを現像した順
番とは全く無関係である。その他、カートリッジをトー
トやコンベヤに積み込んでプリンタに運んでもよい。プ
リンタでは、CID番号によってカートリッジが特定さ
れる。
【0025】焼き付けステーション 図3および図4において、フィルムロールは、一度に1
ロールずつフィルム積込みマガジン64から焼き付けス
テーションに取り出される。焼き付けが終わると、フィ
ルムロールは焼き付けステーションからフィルムバッチ
マガジン66に移し替えられる。このフィルムバッチマ
ガジン66はフィルムロールのバッチを規定する。フィ
ルムロールの順番は焼き付け時の順番と同じである。こ
のフィルムバッチマガジン66によって、後続する処理
においてもバッチと順番とを保持することができる。最
終的には、この順番によってフィルムとプリントとを照
合し、パッケージに包んで返却する。バッチサイズを焼
き付け処理中に確立すれば効率を向上させることができ
る。特に、印画紙の使用という観点から効率が向上す
る。
【0026】フィルム積み込みマガジン64はプリンタ
16の回転支軸70に搭載される。この回転支軸70
は、作業用スパイダー形回転台74の上方で腕72に支
持される。プッシュロッドあるいはこれに類似するもの
でフィルムロールをフィルム積み込みマガジンから押し
出し、回転台74によって複数の焼き付け作業ステーシ
ョンの間をフィルムロールを移動させる。焼き付けが済
むとフィルムロールをバッチマガジン66に積み込む。
【0027】回転台74は、半径方向に延びる進退可能
な多数の腕76、78、80、82を備える。これらの
腕76、78、80、82は、回転台74によって作業
ステーション84、86、88、90に位置決めされ
る。積み込みステーション84はフィルム積み込みマガ
ジン64に隣接し、このフィルム積み込みマガジン64
からフィルムロールが取り出される。走査ステーション
86では、フィルムが走査され、ネガの焼き付け特性が
決定される。焼き付けステーション88では、フィルム
上の画像がランプハウス94の光源92に露光される。
ネガ上の画像は所望の光学系(図示せず)を通して印画
紙に投影される。取り外しステーション90では、フィ
ルムロールがバッチマガジン66に載せられる。フィル
ム積み込みマガジン64と同様、バッチマガジン66も
腕98の回転軸96に支持される。
【0028】印画紙は大型ロール100から供給され
る。この大型ロール100は、プリンタの一端で、光が
遮断された印画紙マガジン102に収容される。焼き付
けされた印画紙は、プリンタの他端で、同様の大型ロー
ル104およびマガジン106に巻き取られる。印画紙
が供給ロール100から供給されて巻き取りロール10
4に巻き取られるまで、焼き付け露光セクション108
を縫うように通過する。印画紙は真っ直ぐに引っ張ら
れ、その上に画像が露光される。この画像は、光源92
およびその光学系(図示せず)によって焼き付けステー
ション88から投影される。
【0029】焼き付け処理中、機械とのやりとりやセッ
ティングはコミュニケーションチャンネルを通して行わ
れる。そのためにプリンタはCRT110を備える。
【0030】処理中、プリンタの積み込みステーション
84にでたらめな順序でフィルムロールが搭載される。
フィルムロールは、スパイダー形の回転台によって1度
に1つずつプリンタの各ステーション間を移動する。各
ステーションでは、フィルムが巻き解かれてカートリッ
ジから引き延ばされる。ステーションで必要とされる情
報は画像処理/制御ネットワークから引き出される。そ
のとき、カートリッジの識別番号(CID)が使用され
る。1つのステーションで処理が終了すると、フィルム
ロールは一旦カートリッジに巻き取られ、次のステーシ
ョンに位置決めされる。全ての焼き付け処理が終了する
とフィルムロールはバッチマガジン66に積み込まれ
る。フィルムロールは、焼き付け順番を維持したまま仕
上げステーションに送られる。
【0031】焼き付け中、フィルムロールをバッチでま
とめれば、印画紙ロールのサイズを考慮して印画紙ロー
ルを効率的に使用することができる。各印画紙ロールの
長さは製造仕様からわかり、この長さが画像処理/制御
ネットワークのコンピュータに入力される。この特定長
さの印画紙を有効活用するようにフィルムロールは走査
され、焼き付けられる。続いて、フィルムロールは、後
続する処理作業のためにバッチにまとめられる。走査ス
テーション86は、フィルムを走査して、どのネガ画像
が焼き付けに適しているかを決定し、さらに、焼き付け
る画像のフォーマットとサイズとを決定する。これらの
情報を用いて、使用される印画紙の長さを算出し、フィ
ルムロールごとに、何本分のフィルムロールを焼き付け
れば効率的に印画紙を埋められるかを算出する。こうし
て算出された数のフィルムロールをバッチマガジン66
に積み込む。フィルムロールが積み込まれたバッチマガ
ジン66は、その分の印画紙ロール104とともにプリ
ンタから取り外される。バッチマガジンと印画紙ロール
との間に1対1の関係付けを行う必要はないが、自然数
の倍数であることが望ましい。さらに、所定の長さや注
文数を特定してもよい。
【0032】印画紙現像ステーション 図5に示すように、印画紙ロール104はプリンタから
現像ステーションに搬送される。印画紙ロール104
は、光を遮断したマガジン106に入れたままである。
印画紙は、従来通り、暗室で引き出されると、複数の現
像液タンク112、114を潜らされ、乾燥室116に
送られる。乾燥されたプリントをロール118に巻き、
検査および仕上げステーションに運ぶ。
【0033】仕上げステーション 現像によって得られたプリントはテーブル120上で視
覚的に検査される。検査されたプリントは再びロール1
22に巻かれ、仕上げステーション20に送られる。印
画紙は、ステーション124でプリントごとに裁断さ
れ、バッチマガジン66のフィルムロールと照合され
る。照合されたプリントとフィルムロールとは、封筒供
給器126から取り出された新たな封筒に入れられ、お
客に返却される。フィルムロールはプリンタから出た時
のバッチ順番のままなので、対応するプリントとの組み
合わせを容易に行うことができる。
【0034】情報処理/制御ステーション 図6に示すように、情報処理/制御ネットワークは生産
管理コンピュータ130を備える。この生産管理コンピ
ュータ130は各処理ステーションに関連するロジック
と結びついている。注文のコード化の段階で、フィルム
ロールおよびカートリッジ識別子を走査して関連情報に
識別子をラベル付けする。この関連情報は注文の処理や
返却時に必要となる。フィルム現像ステーションでは、
カートリッジ識別子を用いて処理されるフィルムタイプ
を決定する。自動分類ステーションでは、その識別番号
を用いて、お客からの指示、ディーラー情報、その他要
求されたプリント表面の仕様やサイズといった情報を引
き出す。焼き付けステーションでは、お客からの情報を
用いてプリント枚数を決定する。この情報をプリントの
裏側に印刷すれば、仕上げステーションで、切り離され
たプリントと対応するフィルムロールとを簡単に照合さ
せることができる。照合されたプリント等はパッケージ
されてお客に返却される。
【0035】このように、改良された方法および装置に
よれば、フィルムロールは、フィルム現像とは違った順
番で焼き付け中にバッチにまとめられる。この手法によ
って、焼き付け処理や印画紙ロールの長さを考慮しなが
らも全体の効率を向上させることができる。同時に、こ
れらの方法や装置によれば、フィルム現像に先立って必
要とされたフィルムロールの蓄積待ちの時間を省くこと
ができる。
【0036】図7〜図20は本発明の第2実施例を示
す。この第2実施例では、フィルム焼き付け中のバッチ
処理までの工程が第1実施例とは異なる。すなわち、フ
ィルムストリップをカートリッジから取り外し、従来通
り、他のフィルムストリップと継ぎ合わせてフィルム現
像を行う。現像されたフィルムは、継ぎ目から切り離し
て取り出した時と同じカートリッジに再び挿入する。続
いて、前述の実施例と同様に、フィルムを焼き付け用に
バッチ処理して焼き付けた後に、カートリッジに入れて
ディーラーやお客に返却する。
【0037】フィルム形式 この第2実施例で使用するフィルムは、カートリッジに
収容された1ロールのストリップフィルムといったフォ
ーマットに形成されている。このフォーマットはいわゆ
る35mmフォーマットと呼ばれる既存の製品に類似し
ている。相違する点は、フィルム表面上に磁気コーティ
ングが形成され、カメラで使用された際にカメラ露光パ
ラメータを記録することができること等である。この構
成は「マグネチック・オン・フィルム」(magnetic-on-
film)とも呼ばれ、フラッシュ設定やその他の露光条件
を記録する。このとき、磁気的に記録された情報によっ
て、レギュラーサイズ、ポートレイトサイズ、パノラマ
サイズといったプリントフォーマットが特定されること
が望ましい。このプリントフォーマットは露光時にカメ
ラを通じて選択される。その後、フィルムを処理する際
にはそのプリントフォーマットが特定され、画像のフォ
ーマットを所定の光学系やフレームに照合させる。
【0038】カメラによっては磁気記録能力がないもの
もある。そのようなカメラでは、通常、画像フォーマッ
トに関する情報は光学的にフィルムに記録される。この
場合、レギュラーサイズかパノラマサイズかといった画
像フォーマットの情報は、FATビットとよばれるフィ
ルム領域が露光されているか否かによって表示される。
このFATビットは、画像と同様、フィルム現像が済む
まで目に見えないので、現像するまで画像フォーマット
を決定することはできない。本発明の特に有効な点は、
現像後に焼き付け用のバッチ処理を行うこと、すなわ
ち、FATビットや画像フォーマットが判明してからバ
ッチ処理を行うことにある。
【0039】フィルムによっては、フィルムやカートリ
ッジを損傷することなくフィルムをカートリッジから取
り外すことができない場合がある。それに関連して、取
り外したカートリッジにフィルムを再び取り付けること
ができない場合がある。このようなフィルムについて
は、1993年7月27日に発行された米国特許第09
8112号「A Tool And Method F
or Detaching A Trailing E
nd Portion Of A Filmstrip
From At Least One Hook A
top A Ramp On A Film Spoo
l Inside A Film Cartridg
e」に説明されている。
【0040】大まか分類 図7に示すように、フィルムは封筒210に入れられて
処理施設に届けられる。1つの封筒はお客からの1つの
注文を示す。封筒の中には、通常カートリッジに収容さ
れた1本以上のフィルムロールが含まれる。封筒は、処
理に関するお客からの指示も含んでいる。
【0041】フィルムは、製品フォーマットや要求され
ているサービスを基準に大まかに分類される。この第2
実施例は、上記に特徴づけられるAPSフォーマットに
特に有効であって、このAPSフォーマットに関連づけ
て説明する。主として初回注文分の現像および焼き付け
(D&P)に限って説明するが、再注文分にも適用する
ことができる。
【0042】この大まか分類は多くの点で現行の処理方
法と類似する。フィルムロールは、フィルム処理の特徴
が共通するものごとに分離される。ただし、処理の初期
段階では、焼き付けに関するパラメータを考慮する必要
はない。焼き付けに関するバッチ処理が初期段階のもの
と異なってもよいように、フィルム処理が終了するまで
焼き付け用のバッチ処理を行う必要はない。焼き付け用
のバッチ処理を行う際には、フィルム処理後にしか得ら
れないFATビットといった情報を考慮することができ
る。
【0043】ステーション220において封筒210か
らカートリッジ222を取り出し、フィルム外し/継ぎ
合わせ装置224に積み込む。
【0044】フィルム外し/継ぎ合わせ フィルム外し/継ぎ合わせ装置224は4つの機能を有
する。第1に、この装置224は封筒から情報を引き出
し、カートリッジの識別子CIDを読み出す。ディーラ
ーに基づく地域別製品コード(LPC)や価格設定に必
要な情報とともにこれらの情報および識別子を記憶す
る。第2に、この装置224は、フィルムやカートリッ
ジを損傷せずにフィルムをカートリッジから取り外す。
第3に、この装置224は、従来の設備を用いて、取り
外したフィルムストリップを大型のロールに継ぎ合わせ
る。この従来の設備とは、「Gretag Imagi
ngUltimax」という市販製品と類似したもので
ある。第4に、この装置224は、空のカートリッジを
カートリッジマガジンに積み込む。積み込む順番は継ぎ
合わされたフィルムストリップの順番と同じである。こ
のカートリッジマガジンは第1実施例のマガジン64と
同じである。
【0045】図8〜図11に示すように、フィルム外し
セクションは、カートリッジから損傷せずにフィルムス
トリップを取り外す。取り外されたフィルムストリップ
は既知のフィルムスプライサ(継ぎ合わせ機)に送られ
る。続いて、空のカートリッジは順々にカートリッジマ
ガジンに積み込まれる。
【0046】ステッパモータ232はカートリッジスプ
ール236のアクセス部234に係合してこれを回転さ
せる。その回転によって、フィルムストリップ237の
先端がフィルム駆動機238に押し込まれる。フィルム
駆動機238はカートリッジからフィルムを引き出し
て、引き出したフィルムを継ぎ合わせステーション22
7に送る。感知装置240と制御装置242とがフィル
ムストリップ237の終端(トレイラー)を見張る。フ
ィルム切り欠き244によってフィルムストリップ23
7の終端は検知され、切り欠き244が適切な位置に来
たところでフィルム駆動機238を停止する。
【0047】フィルムロール237の終端には2つの孔
246、248が設けられる。これらの孔246、24
8は、カートリッジスプール236の対応フック250
によって捕らえられる。カートリッジスプール236に
は、上下の半円体254、256によって溝252が形
成される。フィルムロール237の終端は、溝252す
なわち半円体254、256間に押し込まれ、フック2
50を通過する。延長部258によって2つのフック2
50の間でフィルム237はわずかに曲げられる。フィ
ルム237には上の半円体254に向けられた付勢力が
作用し、孔246、248は、フック250の基端と係
合する位置にフィルムが押し付けられる。
【0048】カートリッジからフィルムを分離する際に
は、可撓具260をカートリッジ開口262からカート
リッジ内に差し込む。この可撓具260は2つの丸い先
端部264、266を有する。2つ先端部264、26
6は中央開放部268によって分離される。作用中、可
撓具260は、カートリッジ開口262を通ってカート
リッジ222内部に挿入され、フィルム237と下半円
体256との間でスプール236に係合する。続いて、
可撓具260はフィルム237とフック250との間で
フック250の傾斜面270に乗り上げる。可撓具26
0によってフック250からフィルム237が押し上げ
られ、フィルムやカートリッジを損傷せずにフィルム2
37はスプール236から外される。可撓具260の中
央開放部268が延長部258を受容することから、先
端部264、266は延長部258を跨ぎ、両者の干渉
は生じない。
【0049】フィルム駆動機238を再び作動させ、継
ぎ合わせステーションに向けてフィルムを進める。その
継ぎ合わせステーションでは、フィルムの先端が先行す
るフィルムストリップに継ぎ合わされる。フィルム外し
用の可撓具260は空のカートリッジから引き抜かれ
る。カートリッジはシュートに沿ってカートリッジマガ
ジンに運ばれる。
【0050】フィルム現像中、カートリッジ222の順
番とフィルムストリップの順番とは維持される。その順
番は順方向に数えても逆方向に数えてもよい。特に指定
がない限り「順番」には双方向のものが含まれる。
【0051】フィルム処理 図7に示す既知のシネフィルム処理装置272は多数市
販されている製品の中から選択される。シネフィルム処
理装置272は、フィルム上の目に見えない画像を焼き
付け可能なポジかネガに現像することができればよい。
【0052】図示してはいないが、処理前に、継ぎ合わ
せたフィルムを検査し、継ぎ合わせの一体性を見てもよ
い。また、処理効率を高めるために、1以上の継ぎ合わ
せバッチを結合して大型のバッチを形成してもよい。
【0053】処理後、フィルムストリップは、図7に示
すように、切り離し/再装着ステーション274(図
7)に送られる。切り離し/再装着ステーション274
では、継ぎ合わせたフィルムストリップは元のストリッ
プに分離され、分離されたストリップは、継ぎ合わせ前
に取り外されたカートリッジに再び装着される。
【0054】フィルム切り離し/再装着 切り離し装置274は、図12〜図16に示すフィルム
切り離し装置300と、図17〜図20に示す再装着装
置355とに分けられる。以下、2つの装置を簡単に説
明するが、フィルム切り離し装置300は、1993年
12月22日に出願された米国特許出願第171950
号に詳述され、再装着装置355は、1993年12月
22日に出願された米国特許出願第171790号に詳
述される。
【0055】切り離し 図12〜図16に示すように、切り離し装置300は、
第1および第2フィルムストリップ312、314から
継ぎ目310を取り外す。この切り離し装置300は熱
ヘッド316およびそれに対向するプラテン318を備
える。両者316、318は互いに相対移動して継ぎ目
310を捕らえ、その継ぎ目310を熱する。第1およ
び第2駆動機322、324(図14)は、切り離し装
置300内でフィルムストリップ312、314を搬送
する。第1および第2駆動機322、324によって、
熱された継ぎ目310からフィルムストリップ312、
314が引き剥がされる。廃棄継ぎ目収集用ウェブ32
6は、前進しつつ剥がされた継ぎ目を廃棄のために運び
去る。
【0056】継ぎ目310は、今日の写真仕上げ業界で
よく使用される製品であって、片面に感熱接着層328
が付された処理紙からなる。熱および圧力を加えて継ぎ
目310をフィルムストリップ312、314に適用す
る。フィルムストリップ312、314は互いに固く結
合される。このとき、フィルムの長手方向には第1およ
び第2フィルムストリップ312、314間に隙間33
0が形成される。この隙間330の使用目的については
後述する。
【0057】ヘッド316は加熱シュー332を備え
る。加熱シュー332の先端には、継ぎ目310に係合
して継ぎ目310を均一に熱する熱プレート334が設
けられる。この加熱シュー332は、プラテン318か
ら離れた上昇位置と、プラテン318上の継ぎ目310
に係合する下降位置との間でヘッド316内を往復移動
する。
【0058】ヘッド316は上昇位置に向けて付勢され
ることが好ましい。空気圧を用いてヘッド316を下降
位置まで移動させ、継ぎ目310に圧力を加える。
【0059】プラテン318には細長い圧力ロッド34
2が内蔵される。この圧力ロッド342は、回転可能
に、かつ、継ぎ目310に対して垂直方向すなわち加熱
シュー323に向けて移動可能に支持される。圧力ロッ
ド342の往復運動は空気供給344からの圧力により
行われる。この空気圧の大きさは、加熱シュー332か
ら対抗する圧力に打ち勝ち、プラテン318から加熱シ
ュー332をわずかに上昇させる程度に設定される。加
熱シュー332の上昇によって、フィルムストリップに
加わる圧力は軽減され、その結果、フィルムストリップ
312、314を簡単に継ぎ目310から引き離すこと
ができる。これについては後述する。圧力ロッド342
は集力装置としても機能し、圧力を集めて線接触を可能
にする。
【0060】第1および第2フィルム駆動機322、3
24は双方向移動可能であって複数の機能を果たす。ま
ず、2つのフィルム駆動機322、324は前進方向に
回転し、フィルムストリップ312、314を前進させ
る。これによって継ぎ目310はプラテン318と加熱
シュー332との間に位置する。続いて、継ぎ目310
の接着剤が軟化すると、第1および第2フィルム駆動機
322、324は回転し、2本のフィルムストリップ3
12、314を互いに反対方向に引っ張る。これにより
継ぎ目310から2つのフィルムストリップ312、3
14は分離される。最後に、第1および第2フィルム駆
動機322、324は再び同方向に回転する。フィルム
ストリップ312、314は切り離しステーションを前
進して後続する処理に供給される。フィルムストリップ
の位置は、処理サイクル中随時、センサ346、34
8、350によって決定され、装置を制御するために役
立つ。
【0061】廃棄継ぎ目収集用ウェブ326は、プラテ
ン318によって案内され、圧力ロッド342上で継ぎ
目310の真下に位置する。この廃棄継ぎ目収集用ウェ
ブ326は駆動源352によって段階的に前進する。ウ
ェブ326はロール(図示せず)に巻き取られる。継ぎ
目310がフィルムストリップ312、314から切り
離される度にウェブ326は切り離された継ぎ目310
を回収する。
【0062】次にこの装置の動作を説明する。継ぎ合わ
されたフィルムストリップ312、314を図13に示
す位置に前進させる。継ぎ目310は熱プレート334
とプラテン318との間に位置する。熱プレート334
が加圧下で継ぎ目310に接触し、熱伝導を利用して継
ぎ目310の接着材を加熱し軟化させる。接着剤が軟化
したら、図14に示すように、圧力ロッド342を動作
させ、フィルムストリップ312、314の間の隙間3
30からウェブ326を介して継ぎ目310に接触す
る。圧力ロッド342には十分な力が作用して熱プレー
ト334をわずかに上昇させ、これによって、シュー3
32からフィルムストリップ312、314に加わる圧
力をいくらか解放する。同時に、圧力ロッド342が熱
プレート334との間に継ぎ目310を捕らえる。続い
て、フィルムストリップ312、314を相反する方向
に引き離し、相互に分離するとともに継ぎ目310から
分離する。圧力ロッド342および熱プレート334は
再び下降し、ウェブ326に継ぎ目310を張り付け
る。ウェブ326が前進すると、その領域から継ぎ目3
10が取り去られる。こうして、多数の継ぎ目はロール
に巻き取られ、容易に廃棄される。
【0063】図16は切り離された2本のフィルムスト
リップ312、314を示す。接着剤の残片328が残
存することもあるが、フィルムストリップ312、31
4はそっくりそのまま製造時と同じ状態に戻る。切断は
必要とされない。
【0064】フィルムストリップは、互いに切り離され
た後、取り出されたカートリッジに再び充填され、カー
トリッジスプールに再装着される。
【0065】カートリッジ再搭載およびフィルム再装着 図17〜図20を参照し、フィルム再装着装置355
は、分離したカートリッジと同じカートリッジ222に
フィルムストリップを再装着する。図20は関連するフ
ィルムストリップ237の形態を示し、フィルムストリ
ップ237は溝孔356を備える。関連するカートリッ
ジスプール236の形態は図10および図11に明瞭に
示され、カートリッジスプール236は、上下の半円体
254、256間に画成された溝252を備える。
【0066】再び図17〜図20を参照し、再装着具3
57は、フィルム214の最後端に係合してこれを引っ
張る形状358を有する。係合した再装着具357はカ
ートリッジ開口262を通じて回動しながらカートリッ
ジ222内部に進入する。カートリッジ222の内部で
は、再装着具357および形状358がフィルム214
の終端を溝252やフック250に誘導する。再装着具
357をカートリッジ222から引き抜けば、スプール
236を通じてカートリッジ222に取り付けられてい
るフック250にフィルム214は装着されたままとな
る。スプール236を回転させれば、フィルム214は
カートリッジ222に巻き取られ、したがって、フィル
ム214はカートリッジ222に収められてお客に返却
される。
【0067】再装着具357の形状358は3本の指3
59、360、362を有する。各指359、360、
362には上部平坦面が形成され、これらの平坦面がフ
ィルムストリップの終端と係合し、支持する。中央の指
362には突起364が設けられ、この突起364が溝
孔356に進入する。この再装着具357は駆動軸36
6に搭載され、図17に示す後退位置と図19に示す進
入位置との間で回動する。後退位置では、再装着具35
7はカートリッジ222から取り除かれる。進入位置で
は、再装着具357はカートリッジ222の内部でスプ
ール236内の溝252に差し込まれる。再装着具35
7の突起364が溝孔356を通じてフィルムストリッ
プ237に係合すると、再装着具357をカートリッジ
222内へ回動することによって、再装着具357がフ
ィルムストリップを引っ張り、フィルムストリップはス
プール236の溝252内に引き入れられる。フィルム
の孔246、248はフック250上を滑ってフック2
50に係合し、図17に示すように再装着具357が後
退位置に戻った後も、フィルムの孔246、248の係
合状態は維持される。
【0068】プリンタバッチ処理 フィルムストリップは、引き離された後、カートリッジ
に再装着され巻き取られると、機械分類ステーション1
4(図2)に搬送され、第1実施例と同様の処理が行わ
れる。第1実施例と同様、焼き付け用のバッチ処理は、
現像用に継ぎ合わされたフィルムバッチとは異なる。焼
き付け処理や印画紙ロールの長さを考慮した新たなバッ
チを作ることで全体の効率が上がる。
【0069】システムバッチ処理 本発明の他の態様では、フィルムロールをバッチにまと
めることによってシステム全体の効率を高めている。例
えば、システムバッチ処理は、写真仕上げシステム内の
プリンタ、プロセッサ、仕上げステーション、その他の
装置の効率を最大化することができる。例えば、CI
D、FID、お客の注文、その他システムを通して処理
されるパラメータによって順番を正しく維持すれば、シ
ステムに沿って適切なバッチ順番が与えられ、その結
果、ある装置が稼働していなかったり低い効率で稼働し
ていも他の装置に処理が集中することはない。本発明に
よれば、個々のロールのバッチは、システム内の様々な
仕上げ設備に適用され、それらの設備をより効率的に利
用することができる。プリンタからのプリントは、仕上
げステーションに存在する在庫によっては、1以上の異
なる仕上げステーションに向けられてもよい。加えて、
任意のプリンタ、プロセッサ、その他の装置にフィルム
の量も同様の方法で制御してもよく、そうすれば個々の
装置を最大限に活用することができる。このように、本
発明によれば、フィルムロールを様々なバッチサイズに
分類することができる。このバッチサイズとは個々の装
置の必要条件に対応するものである。その結果、システ
ム全体が効率良く維持される。
【0070】本発明を好適な実施例を参照しながら説明
してきたが、本発明は前述の実施例のにおける特定細部
だけに限定されない。請求項では、本発明の範囲内の全
ての変更や適用例をも網羅する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スキャナと、お客からの情報を記録する注文
入力端末とを有し、本発明が適用された受領ステーショ
ンの概略図である。
【図2】 本発明に係るフィルム現像ステーションおよ
び機械分類ステーションの概略図であって、1注文分の
個々のフィルムロールを現像する処理を示す図である。
【図3】 本発明に係る焼き付けステーションの正面概
略図であって、現像の順番とは違った順番でフィルムロ
ールから画像を焼き付ける処理を示す図である。
【図4】 図3の焼き付けステーションの概略平面図で
あって、焼き付け処理時にフィルムロールを取扱う回転
台を示す図である。
【図5】 本発明に係る印画紙現像ステーション、点検
ステーションおよび仕上げステーションを示す概略図で
ある。
【図6】 フィルムロールに関する情報、お客の指示お
よび現像後の情報にを処理し、これらを用いて焼き付け
および関連処理の最適化を行うシステムのブロック図で
ある。
【図7】 本発明の第2実施例の断面図であって、継ぎ
合わせステーション、処理ステーションおよび焼き付け
前の切り離しステーションを示す図である。
【図8】 本発明の第2実施例に係るフィルム外しステ
ーションであって、フィルムが取り外されたカートリッ
ジを示す図である。
【図9】 フィルムストリップの終端と、フィルムスト
リップをカートリッジに取り付ける形態とを示す図であ
る。
【図10】 フィルムストリップの終端に係合してスプ
ールのフックからフィルムストリップを取り外すフィル
ム外し具を示す図である。
【図11】 図10のフィルム外し具の作用を説明する
図である。
【図12】 本発明の第2実施例に従った切り離し処理
を示し、そのための切り離し装置の各要素を示す図であ
る。
【図13】 切り離し装置の作用を説明する図である。
【図14】 切り離し装置の作用を説明する図である。
【図15】 切り離す前のフィルムストリップを示す図
である。
【図16】 切り離した後のフィルムストリップを示す
図である。
【図17】 処理前に収容されていたカートリッジにフ
ィルムストリップを再び装着する再装着装置の概略図で
あって、そのカートリッジと再装着具とを示す図であ
る。
【図18】 カートリッジにフィルムストリップを再装
着する再装着具の作用を説明する図である。
【図19】 カートリッジにフィルムストリップを再装
着する再装着具の作用を説明する図である。
【図20】 カートリッジの装着要素に係合するフィル
ムストリップの終端の詳細図である。
フロントページの続き (72)発明者 ウォルター チャールズ スレイター アメリカ合衆国 ニューヨーク州 プラッ ツバーグ ネープルズ ヒル ロード 6914 (72)発明者 ジョセフ ポール ケント アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ウェブ スター ハイタワー ウェイ 794

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大量の写真フィルムを現像および焼き付
    けする写真フィルムの現像焼き付け方法であって、 第1バッチの写真フィルムを現像する工程と、 その第1バッチと異なる第2バッチの写真フィルムを焼
    き付ける工程とを含むことを特徴とする写真フィルムの
    現像焼き付け方法。
  2. 【請求項2】 固有の識別番号を含むお客用写真フィル
    ムロールを現像および焼き付けする写真フィルムの現像
    焼き付け方法であって、 現像および焼き付け処理を通じてフィルムロールを追跡
    するシステムに前記識別番号を入力する工程と、 前記識別番号と関連させて、前記フィルムロールの焼き
    付けに関する情報を前記システムに入力する工程と、 第1順番に従って前記フィルムロールを1本ずつ現像す
    る工程と、 前記第1順番とは異なる第2順番に従って前記フィルム
    ロールを1本ずつ焼き付ける工程とを含み、 第2順番に従った焼き付け時に前記識別番号と情報とを
    用いることを特徴とする写真フィルムの現像焼き付け方
    法。
  3. 【請求項3】 個々の現像済みの写真フィルムロールか
    ら印画紙に画像を焼き付ける画像焼き付け方法であっ
    て、 フィルムロールごとに、画像に対して印画紙を露光する
    工程と、 印画紙の使用と露光とをモニタして、印画紙ロールの利
    用を決定する工程と、 モニタした印画紙の利用に基づいて、焼き付け時にフィ
    ルムロールをバッチ処理する工程とを含むことを特徴と
    する画像焼き付け方法。
  4. 【請求項4】 個々の現像済みの写真フィルムロールか
    ら印画紙ロールに画像を焼き付ける画像焼き付け方法で
    あって、 現像されたフィルムから情報を読み出し、焼き付ける画
    像の数とフォーマットとを決定する工程と、 印画紙を画像に露光する工程と、 印画紙ロールの使用に基づいてフィルムロールのバッチ
    を確立する工程と、 露光された印画紙をプリントに処理する工程とを含み、 印画紙をプリントに処理する際にフィルムロールのバッ
    チを維持することを特徴とする画像焼き付け方法。
  5. 【請求項5】 個々の現像済みの写真フィルムロールを
    印画紙に焼き付ける焼き付け方法であって、 フィルムロールごとに固有の記録を確立し、要求される
    プリントの数およびサイズを識別する工程と、 前記記録に従って、要求されたプリントの枚数分、良好
    な画像に対してのみ印画紙を露光する工程と、 使用する印画紙ロールに基づき、焼き付け時にフィルム
    ロールのバッチを確立する工程と、 露光された印画紙をプリントに処理する工程とを含み、 印画紙をプリントに処理する際にフィルムロールのバッ
    チを維持することを特徴とする焼き付け方法。
  6. 【請求項6】 個々の現像済みの写真フィルムロールを
    印画紙ロールに焼き付ける焼き付け装置であって、 フィルムごとに印画紙に対して画像を露光する手段と、 使用すべき印画紙と露光とをモニタして、印画紙ロール
    が完全に露光される時期を決定する手段と、 モニタした印画紙に基づいて、焼き付け時にフィルムロ
    ールをバッチ処理する手段とを備えることを特徴とする
    焼き付け装置。
  7. 【請求項7】 個々の現像済みの写真フィルムロールを
    印画紙ロールに焼き付ける焼き付け装置であって、 現像されたフィルムを走査して、プリントすべき良好な
    画像の数を決定する手段と、 前記画像に印画紙を露光する手段と、 印画紙ロールの効果的な使用に基づいてフィルムロール
    をバッチ処理する手段と、 露光された印画紙をプリントに処理する手段と、 印画紙をプリントに処理する際にフィルムロールのバッ
    チを維持する手段とを備えることを特徴とする焼き付け
    装置。
  8. 【請求項8】 個々の現像済みの写真フィルムロールを
    印画紙ロールに焼き付ける焼き付け装置であって、 フィルムロールごとに固有の記録を確立し、要求される
    プリントの枚数およびサイズを識別する手段と、 現像されたフィルムを走査して焼き付けに適する画像を
    決定する手段と、 前記記録に従って、要求されるプリント枚数分、良好な
    画像に対してのみ印画紙を露光する手段と、 使用する印画紙ロールに基づき、焼き付け時にフィルム
    ロールをバッチ処理する手段と、 露光された印画紙をプリントに処理する手段と、 印画紙をプリントに処理する際に、フィルムロールのバ
    ッチを維持する手段とを備えることを特徴とする焼き付
    け装置。
  9. 【請求項9】 別個の現像済みの写真フィルムロールを
    印画紙に焼き付ける焼き付け方法であって、 別個のフィルムロールごとに、画像に対して印画紙を露
    光する工程と、 所定のパラメータに基づき、焼き付け時に個々のフィル
    ムロールをバッチ処理する工程とを備えることを特徴と
    する焼き付け方法。
  10. 【請求項10】 複数の写真仕上げ装置を有する写真仕
    上げ処理を用いて、別個の写真フィルムロールから画像
    を処理する画像処理方法であって、 個々のフィルムロールをバッチに分類して、写真仕上げ
    処理における個々の仕上げ装置の生産性および効率を維
    持することを特徴とする画像処理方法。
JP7111820A 1994-05-12 1995-05-10 写真フィルムの現像焼き付け方法およびそのための装置 Expired - Lifetime JP2911385B2 (ja)

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