JPH09251201A - 写真処理システム - Google Patents

写真処理システム

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Publication number
JPH09251201A
JPH09251201A JP8058773A JP5877396A JPH09251201A JP H09251201 A JPH09251201 A JP H09251201A JP 8058773 A JP8058773 A JP 8058773A JP 5877396 A JP5877396 A JP 5877396A JP H09251201 A JPH09251201 A JP H09251201A
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JP
Japan
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photographic
film
processing
printing
cartridge
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8058773A
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English (en)
Inventor
Shigeki Nishida
茂樹 西田
Yuji Yamamoto
有治 山本
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/806,738 priority patent/US5886774A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルムやフィルムを収納する収納体に与えら
れたIDコードや処理情報を利用した信頼性の高い写真
処理システムにおいて、現像工程や焼付工程での生産性
を低下させないシステムを提供すること。 【解決手段】写真フィルム1の処理情報を読み取る処理
情報読取手段と、前記処理情報に応じて処理すべき写真
フィルム1を仕分けるソータステーション4と、前記処
理情報に応じた処理を実行可能な複数台のフィルム現像
装置61、62、63、64と複数台の写真焼付装置8
1、82、83、84と、前記ソータステーション4で
仕分けられた写真フィルム1を前記フィルム現像装置6
1、62、63、64や前記写真焼付装置81、82、
83、84に搬送する搬送装置100とから構成される
とともに、処理情報はフィルムの長さなどの現像データ
及び焼付サイズなどの焼付データを含んでおり、前記写
真フィルム1のIDコードと前記処理情報をリンクして
記憶可能なホストコンピュータ200と接続しているこ
とを特徴とする写真処理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像撮影用の写真
フィルムに写真処理情報を与え、この写真処理情報を読
み取り、その写真処理情報に基づいて処理を行う写真処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】前述した写真処理システムは、例えば、
特開平7ー244365号公報から知られており、これ
によれば、現像処理時に写真フィルムに当該写真フィル
ムの現像処理情報が記録され、写真フィルムからプリン
トを作製する時は、同時プリントや焼き増しプリント等
のプリント時期にかかわらず、プリントの色味が一致す
るように露光制御が行われる。さらに、写真現像・焼付
業務の簡素化を目的として、例えば特開平6−9534
9号公報によるシステムでは、透明磁気記録層を有する
写真フィルムを有するDP袋を用い、受付時に、受付機
による双方の磁気記録層に照合用のIDコード等の情報
を記録しておき、現像・焼付終了後、その磁気記録情報
を用いて、ラボシステムの出力部に位置する自動梱包機
が自動的に照合を行い、写真フィルムとプリントは対応
するDP袋に自動的に収納される。このようにフィルム
やフィルムを収納する収納体にIDコードや処理情報を
記録することで、注文から出荷までの写真処理業務を簡
素化する技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
より、同じフィルムからはいつでも同じ品質のプリント
を得ることや、注文間違いの少ない写真処理業務が実現
可能となるが、写真処理工程、つまり現像工程や焼付工
程での生産性に関しては、注文順に供給される処理すべ
きフィルム毎にそのフィルムがもつ特定の処理情報、例
えば、フィルム長さや、焼付印画紙のサイズなどに合わ
せて、現像装置や焼付装置の仕様設定する必要があり、
かえってマイナスとなる。特に、近年、現像・焼付処理
がいわゆる大量生産方式の作業形態になっていることを
考慮すれば、頻繁に生じる現像装置や焼付装置に対する
設定換えは、大きな問題となる。本発明の目的は、上記
問題を考慮し、フィルムやフィルムを収納する収納体に
与えられたIDコードや処理情報を利用した信頼性の高
い写真処理システムにおいて、現像工程や焼付工程での
生産性を低下させないシステムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による写真処理システムは、写真フィルムの
処理情報を読み取る処理情報読取手段と、前記処理情報
に応じて処理すべき写真フィルムを仕分けるソータステ
ーションと、前記処理情報に応じた処理を実行可能な写
真処理装置と、前記ソータステーションで仕分けられた
写真フィルムを前記写真処理装置に搬送する搬送装置と
から構成されている。
【0005】この構成の写真処理システムでは、注文に
より現像又は焼付あるいはその両方の処理を行わねばな
らない写真フィルムは、まずその写真フィルムがもつ処
理情報が読み取られ、その読み取られた処理に応じてソ
ータステーションにより仕分けられる。仕分けられた写
真フィルムは、処理装置としての現像装置が処理条件に
合わせて設定された複数台が準備されている場合は、搬
送装置により適合する現像装置へ搬入される。現像装置
が1台しかない場合、1つのグループの適切な本数だけ
づつ取り出して、バッチ的に現像処理を行うことで、現
像装置の頻繁な設定換えを避ける。その際例えば、注目
される処理条件がフィルム長さであれば、フィルム長さ
毎に分類されるが、これは、基本的に、現像装置におい
ては複数の写真フィルムの先端をリーダーに連結して、
同時に処理する方式を採用しており、異なる長さの写真
フィルムを対にして処理すると、処理液の消耗度等の推
定に大きな誤差を生じるからである。
【0006】もちろん、写真処理装置が焼付装置であっ
ても、同様な写真フィルムの分類が行われる。例えば、
手間のかかる印画紙の交換をできるだけ避けるために
は、1つの焼付装置には処理情報として同じ焼付サイズ
をもつ写真フィルムが連続して送り込まれることが望ま
しいからである。その際、それぞれ異なる焼付サイズに
設定された複数の焼付装置があれば問題はないが、もし
焼付装置が1台しかない場合でも、同じ焼付サイズで処
理されるべき写真フィルムを1ロットとしてバッチ的に
焼付処理を行うことで、その生産性が大きく改善され
る。ここで、処理条件としてフィルム長さや焼付サイズ
を挙げているが、もちろんその他の条件、例えば処理速
度や処理液温度、あるいは露光補正量、さらに印画紙画
質などを採用することができる。
【0007】さらに、本発明の別な実施形態の1つとし
て、写真処理システムを構成する各装置が、前記写真フ
ィルムのIDコードと前記処理情報をリンクして記憶可
能なホストコンピュータと接続するならば、写真処理中
の写真フィルムを追従しながら、各装置に対して必要な
制御を行うことができる。このことは、DPEセンター
の無人化に可能性を与える。本発明のその他の特徴と利
点については、以下の実施形態の記載により明かにされ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】なお、この実施形態では、2つの
タイプのフィルム1とフィルム収納体2が扱われてい
る。つまり、従来からよく知られている収納体としての
パトローネ2aに収納されているフィルム1aと、最近
新しく開発されたAPS(新写真システム)に基づくフ
ィルム収納体2としてのカートリッジ2bに収納されて
いるフィルム1bである。なお、以下の記載において、
単にパトローネ2aやカートリッジ2bという名称だけ
で十分に理解できる場合には、その名称で、パトローネ
2aとその中に収納されたフィルム1aやカートリッジ
2bとその中に収納されたフィルム1bを意味すること
がある。
【0009】通常、大規模なDPEセンターに設置され
ている本発明による写真処理システムの概略構成を図1
を用いて説明する。取次店500から送られてきたパト
ローネ2a又はカートリッジ2b及び後で詳しく述べる
ラボ伝票の受付処理を行う受付ステーション3がこの写
真処理システムの入力部として機能する。この受付ステ
ーション3で、パトローネ2aやカートリッジ2bに与
えられるIDコードとラボ伝票から読み取られた写真処
理情報とがリンクされた形でホストコンピュータ200
に送られ、そこで自由に検索読み出し可能に記憶され
る。
【0010】受付処理が完了したパトローネ2a又はカ
ートリッジ2bは第1ソータステーション4に送られパ
トローネ2aとカートリッジ2bに仕分けられるととも
に写真処理情報の中の現像条件に基づいてさらに仕分け
られる。仕分けられたパトローネ2aとカートリッジ2
bは現像ステーション6の手前に配置された第1ストッ
クステーション5で現像処理の順番が来るまで待機す
る。第1ストックステーション5で待機しているパトロ
ーネ2aとカートリッジ2bに対して現像処理開始の指
令が与えられると、順次現像ステーション6に送られ、
現像処理が行なわれる。現像処理された現像済みフィル
ム1a、1bは、第2ソータステーション7において、
写真処理情報の中の焼付条件に基づいて、適合する搬送
ラインに仕分けられる。仕分けられた現像済みフィルム
1a又は1bは、焼付装置ステーション8でその画像を
印画紙に焼き付けられるが、現像のみの写真処理情報を
持つフィルム1はこの焼付装置ステーション8を素通り
する。但し、現像のみと同時プリントとの区別を明確に
するため、現像のみの写真処理情報を持つフィルムは焼
付装置ステーション8で少なくとも一枚の白プリントを
行う。これにより、写真焼付後のプリントの仕分けする
にあたり、現像のみのオーダーであるのかどうかを確認
することができる。
【0011】フィルム1a、1bと焼付装置ステーショ
ン8で作成されたプリントは、この写真処理システムの
出力部として機能する出荷ステーション9の袋入れ機械
によってDP袋に一緒に入れられる。各ステーション間
のフィルム1a、1b及びパトローネ2aとカートリッ
ジ2b、さらにはプリントの搬送は、その大部分が搬送
ラインとしてしか図示されていない搬送装置100によ
って行なわれる。以上の写真処理システムの各ステーシ
ョンと搬送装置の制御と、写真処理されていくフィルム
1a、1bの監視は、ホストコンピュータ200によっ
て行なわれている。
【0012】以上の構成による写真処理システムを利用
した撮影済みフィルムの写真処理の流れを詳しく説明す
る。カメラ撮影したフィルム1を収納したフィルム収納
体2、つまりパトローネ2aやカートリッジ2bを持っ
て顧客がDPEセンターの取次店500に同時プリント
を依頼すると、取次店500はそのフィルム収納体2を
預かるとともに図2に示すような3枚綴りの注文伝票を
発行する。この注文伝票は、顧客の控えとして渡される
顧客用控え伝票11、取次店500の残される取次店用
確認伝票12、そしてDPEセンターへフィルム1a、
1bと共に送られるラボ用伝票13からなる。従来から
よく知られているような写真フィルム1aは、パトロー
ネ2aに収納されており、プリント後は、プリントとと
もに適当な駒分に切断されたフイルムピースとしてDP
袋に入れられて顧客に返却される。さらに、最近新しく
開発されたAPS(新写真システム)に基づくカートリ
ッジフィルムでは、フィルム1bを収納するカートリッ
ジ2bは現像・プリント後、再び現像済みのフィルムを
収納した状態で返却される。
【0013】この注文伝票には、顧客によって選択され
る、「同時プリントの要否」、「フィルム長さ」、「焼
付サイズ」などの写真処理情報が複数のバーコードで記
載されており、さらに姓名、住所、電話番号などの顧客
情報が書き込まれる欄も設けられている。この注文書の
発行時には、さらにこの注文伝票とつまりパトローネ2
aやカートリッジ2bとを照合するために、パトローネ
2aやカートリッジ2bには注文伝票の通し番号に対応
する番号シール14が取次店500とDPEセンターと
の間のIDコードとして張り付けられる。
【0014】注文伝票のうちラボ用伝票13と預かった
パトローネ2a又はカートリッジ2bなどのフィルム収
納体2は、DPEセンターに送られ、受付ステーション
3で受付処理が行われる。この受付処理では、図3に示
すように、ラボ用伝票13に記録されている前述した写
真処理情報がバーコードリーダ31によって読み取ら
れ、DPEセンターに設置された写真処理システムのホ
ストコンピュータ200に取り込まれる。同時に、この
写真処理システム内での写真フィルム1とそのフィルム
収納体2の照合のために、IDコードを示しているバー
コードシール33がバーコードシール発行装置32によ
り発行され、該当するフィルム収納体2に張り付けられ
る。このバーコードシール33のIDコードはホストコ
ンピュータ200に送られ、前述した対応する写真処理
情報とリンクされ、このことにより、以後ホストコンピ
ュータ200は、この写真処理システムに搬入された各
フィルム1がどのような写真処理情報を持っているかを
把握することができる。
【0015】ID用バーコードシール33を張り付けら
れたフィルム収納体2は写真処理システムの第1の処理
搬送ライン101に投入される。この第1処理ライン1
01には第1ソータステーション4が設けられており、
この第1ソータステーション4は、まずフィルム収納体
2をカートリッジ2bとパトローネ2aに区分けし、カ
ートリッジ処理ライン102とパトローネ処理ライン1
03に送られる。それぞれの処理ラインにおいて、さら
にこの仕分けられたカートリッジ2bとパトローネ2a
は、それぞれ個別に有する写真処理情報の中の現像処理
条件によってさらに2つに仕分けられる。これは、この
実施形態では、このカートリッジ処理ライン102には
それぞれ異なる現像処理条件に設定された第1カートリ
ッジ現像装置61と第2カートリッジ現像装置62が配
置され、パトローネ処理ライン103にはそれぞれ異な
る現像処理条件に設定された第1パトローネ現像装置6
3と第2パトローネ現像装置64が配置されているから
である。つまり、この第1ソータステーション4におけ
るフィルム収納体2の仕分け工程においては、現像ライ
ンを流れるフィルム収納体2のバーコードシール33が
読み取られ、この読み取られたIDコードによって確認
されたフィルム収納体2がもつ収納体タイプ及び現像処
理条件、例えばフィルム長さに基づいてその現像処理条
件に適応する方の現像装置は配置されている現像ライン
にこのフィルム収納体2が送り込まれるのである。
【0016】各処理ライン102又は103の現像ステ
ーション6の手前には、ストックステーション5が設け
られており、ここで現像装置による現像処理の順番が来
るまで待機する。このストックステーション5における
ストック工程において、カートリッジ2bは、複数のカ
ートリッジ2bを格納することができるカートリッジケ
ースを用いてストックされ、パトローネ2aも複数のパ
トローネ2aを格納することができるパトローネケース
を用いてストックされる。カートリッジケースは第1カ
ートリッジ現像装置61や第2カートリッジ現像装置6
2のフィルム充填部に装着可能であり、パトローネケー
スは第1パトローネ現像装置63や第2パトローネ現像
装置64のフィルム充填部に装着可能である。
【0017】カートリッジケースやパトローネケース
(これらをまとめてケースということがある。)から収
納されていたカートリッジ2bやパトローネ2aがすべ
て取り出されると、空になったケースはフィルム充填部
から取り外しをされて、新たなケースが装着される。こ
のようなケースの交換は自動的に行われる。また、空に
なったケースは元の処理位置であるストックステーショ
ン5等に返却される。これにより、ケースの必要数をい
たずらに増やすことがなくてすみ、有効活用できる。返
却は、オペレータが行うか、又は、ベルトコンベヤが利
用される。また、ストックステーション5においてはフ
ィルム1のストック量が監視される。これは、特定の処
理装置にフィルム1がストックされすぎることがないよ
うにする目的で行われる。このような監視装置の一例と
しては、ストックステーション5に監視用のテレビカメ
ラを設け、これをホストコンピュータ200で制御され
るモニターでストック状態を監視する装置があげられ
る。これにより、システム全体の作業効率を改善でき
る。
【0018】第1・第2カートリッジ現像装置61、6
2による現像処理工程は、よく知られているので、ここ
では詳しく述べないが、カートリッジケースから取り出
されたカートリッジ2bのフタが開放され、そこから引
き出されたフィルム1bが順次カートリッジ現像装置6
1又は62に送り込まれるが、その際2本のカートリッ
ジ2bから引き出されたフィルム1bがリーダに接続さ
れ、このリーダの先導のもとにカートリッジ現像装置6
1又は62の処理タンク内を搬送されていくことで、現
像処理が行われる。現像処理工程の最終段階で、現像を
完了したフィルム1bは、リーダを外され、現像前と同
じカートリッジ2bに収納される。なお、カートリッジ
2bとフィルム1bの照合は、カートリッジ2bに貼り
付けられたIDコードとAPS仕様に基づくフィルムの
磁気記録層に記録されたIDデータとを利用して行われ
る。なお、カートリッジ2bに収納する代わりに後述す
るフィルムマガジン300に収納してもよい。
【0019】再びフィルム1bを巻き取ったカートリッ
ジ2bは、第2ソータステーション7に送られ、カート
リッジ2bに貼り付けられたバーコードシール33のI
Dコードによりホストコンピュータ200が該当する写
真処理情報を照合することで、次の写真処理工程である
焼付処理の処理条件に応じて2つのグループに仕分けら
れ、同じ焼付条件をもつカートリッジ2bは同じカート
リッジケースに格納される。焼付条件でグループ化され
たカートリッジケースは、対応するカートリッジ焼付装
置81又は82に送られる。カートリッジケースは、カ
ートリッジ現像装置61又は62の場合と同様に、カー
トリッジ焼付装置81又は82のフィルム充填部に装着
可能にしてもよく、この場合のカートリッジケースの交
換や返却についても同様の構成とするのがよい。空にな
ったカートリッジケースはベルトコンベアによりカート
リッジ焼付装置81又は82からカートリッジ現像装置
61又は62に返却される。
【0020】第1・第2パトローネ現像装置63、64
による現像処理工程は、カートリッジ現像装置による現
像処理工程と類似する。パトローネ2aから引き出され
たフィルム1aが順次パトローネ現像装置に送り込まれ
るが、その際2本のパトローネ2aから引き出されたフ
ィルム1aがリーダに接続され、このリーダの先導のも
とにパトローネ現像装置の処理タンク内を搬送されてい
くことで、現像処理が行われる。カートリッジの場合と
は違って、フィルムが引き出されたパトローネは、基本
的には再使用されない。その代わりに、ここでは、複数
のフィルムを収納することができるフィルムマガジン3
00が用いられている。フィルムマガジン300は複数
用意されており、次の写真処理工程である焼付処理の処
理条件が同じであるフィルム1aが同じフィルムマガジ
ン300に収納されるように第2ソータステーション7
が機能する。
【0021】なお、カートリッジ2bの場合とは違っ
て、パトローネ2aから引き出されたフィルム1aには
IDコード等を記録する特別な領域が備えられているわ
けではないので、パトローネ2aからのフィルム1aの
引き出し時に、フィルム1aの先端部にIDコードを示
すバーコードシール33が貼り付けられなければならな
い。この目的のため、図4に示すように、パトローネ2
aに貼り付けられたバーコードシール33は、同じバー
コードを印刷したシールが上下に2枚重ねられた2重構
造となっており、引き出されたフィルム1aの先端には
この上側のシール33aがベース紙33bから剥がされ
てフィルム1aの先端部に貼り付け直される。これによ
り、フィルム収納体2としてのパトローネ2aが現像処
理工程の最初の段階でに破棄されても、そのフィルム1
aとホストコンピュータ200に取り込まれている写真
処理情報との照合が可能となる。このことにより、第1
パトローネ現像装置63又は第2パトローネ現像装置6
4で現像されたフィルム1aは、第2ソータステーショ
ン7で、写真処理情報の中の印画紙サイズなどの焼付条
件によって仕分けされ、同じ焼付条件のフィルム1aだ
けを格納するフィルムマガジン300に送られる。
【0022】次にこのフィルムマガジン300について
説明する。図5にフィルムマガジン300の全体構造が
示されている。フィルムマガジン300は、基本的に
は、その外観を構成するケース301と、その中心部に
設けた回動軸芯302回りに回動可能なドラム303
と、ドラム303に対してフィルム1aを搬入・搬出す
るためローラー機構305を備えている。ドラム303
の外周壁部304には8個の軸方向のスリット306が
等間隔で形成されている。このドラム303の側壁は図
面を見やすくする目的で、図示されていない。これらの
スリット306を通じてフィルム1aがドラム303の
内部空間に挿入され、必要に応じて、ドラム303から
排出される。
【0023】ドラム303の内部空間に挿入されたフィ
ルム1aの後端領域を保持するために、ドラム303の
外周壁304に沿ってエンドレスベルト307が配設さ
れている。このエンドレスベルト307はドラム303
の外周部304の実質的に大部分と当接する状態で、ベ
ルト307と外周壁304の間にフィルム1aを鋏み込
み、保持するように構成されている。 尚、このエンド
レスベルト307は複数のローラー308を備えてお
り、その内の1つが、フィルムマガジン300の装着時
にステーション側から動力が供給されるように連結され
る。
【0024】又、上述したようにエンドレスベルト30
7はドラム303の外周壁304の全周に亘って当接し
ているのではなく、その一部においてフィルム1aのス
リット306への挿入用の入口箇所において外周壁30
4から離脱している。このように、ベルト307の外周
壁304に対する非当接部分は、フィルム1aのドラム
303への入口を形成するとともに、同時にこの部分
で、フィルム端部の保持が解除されるので、フィルム1
aのドラム303からの出口も形成している。図5より
明らかなように、ドラム303へのフィルム1aの進入
路は、案内プレート309によって形成されている。
【0025】フィルムマガジン300には、さらにフィ
ルムマガジン300の搬送中に不用意なドラム303の
回転を防止するための回転規制アーム310や、ドラム
303の回動位置を検出するためのドラム回動位置検出
手段311が備えられている。このドラム回動位置検出
手段311には、公知の種々の位置検出センサーシステ
ムを利用することができる。例えば、外周壁304のス
リット306に隣接する位置に設けられた磁性体と磁気
センサーの組み合わせなどが典型的なものである。この
フィルムマガジン300へのフィルム1aの搬入・搬出
やドラム303への動力は、フィルムマガジン300が
装着される各ステーション側で準備されており、例え
ば、図5の350はステーション側に設けられたフィル
ム1aの搬入・搬出ローラであり、ローラ機構305
は、フィルムマガジン300の装着時に、図示されてい
ないステーション側の出力ギヤ又はプーリなどと動力伝
達可能に連結される。
【0026】次に、図6と図7を参照しながら、このフ
ィルムマガジン300へのフィルム1aの挿入過程を説
明する。以下の説明において、フィルムの先端、後端と
いう用語を使用するが、これはステーション側から送り
出される最初の部分が先端であり、即ち、マガジン30
0に送り込まれるフィルム1aの先端部が先端であると
定義する。後端とはその逆側端部であり、即ち、ステー
ション側から送り出されるときに最後に排出されるフィ
ルムの端部であると定義する。まず、フィルムマガジン
300をステーション側の所定の装着位置に装着する
(図6aの状態)。この時点でフィルムマガジン300
の回動規制アーム310がドラム303の回動規制を解
除する状態となる。そして、ドラム303の回転位置が
フィルム1aの挿入可能位置にあるか否かをドラム回動
位置検出手段311によって検出する。そしてこの検出
によってドラム303がフィルム挿入位置にないときは
さらにドラム303を図中時計方向に回転する。ドラム
303のスリット306によってセグメント状に分割さ
れている外周壁303に設けられたドラム回動位置検出
手段311の構成要素である被検出体311bの位置を
センサー311aが検出するとドラム303の回動を停
止する(図6bの状態)。
【0027】搬入・搬出ローラ350とローラ機構30
5を駆動することでフィルム1aの搬送が開始され(図
6cの状態)、フィルム1aの先端がドラム303のス
リット306に侵入していく(図6dの状態)。フィル
ム1aの搬送は、図6eに示すようにフィルムセンサ3
51が未検出の状態になってから所定時間経過するまで
続行される。即ち、フィルム後端の未検出を感知した時
点においてはフィルム1aの後端とドラム303のスリ
ット306までの長さがかなりあるため、ある程度フィ
ルム1aをさらに送り込んでから、搬入・搬出ローラ3
50とローラ機構305の駆動を停止する。図6fに示
すように、搬入・搬出ローラ350とローラ機構305
の駆動が停止された後にドラム303の回動を実行す
る。このドラム303の回動は、ドラム回動位置検出手
段311によってドラム303のフィルム挿入可能位置
を感知した時点で回動を停止する。この停止位置では、
エンドレスベルト307によるフィルム1aの保持が実
現するとともに、ドラム303は次のフィルム1aを受
け入れ可能な待機状態となる。
【0028】搬入・搬出ローラ350とローラ機構30
5の駆動によって次のフィルム1aが搬送されてくる
(図7gの状態)。そして、図7hに示すように、フィ
ルム1aはドラム内部に搬送されていき、フィルム1a
の後端がフィルムセンサ351の位置を通過してゆく
(図7hの状態)。そして前述したように所定の時間経
過後に搬送装置を停止状態にする。さらに、ドラム30
3が図中時計回りに回動操作され、次のフィルム1aを
挿入するためにドラム回動位置検出手段311がフィル
ム挿入可能位置を検出するまで、ドラム303の回動が
継続する(図7iの状態)。そして、ドラム303が挿
入可能位置に回動したことを検出するとドラム303が
停止し、次のフィルム1aの挿入の待機状態となる。そ
して図7j,図7k,図7lに示すように、次のフィル
ム1aをドラム10に挿入していくステップが上記と同
様に繰り返される。
【0029】上述のような方法で、同じ焼付条件をもつ
フィルム1aは、フィルムマガジン300に収納された
状態で、焼付装置ステーション8に送られる。フィルム
マガジン300からフィルム1aを先入れ先出し法で排
出する過程は以下の通りである。図8aでは、フィルム
マガジン300に収納された8本のフィルム1aの内、
見易さの観点から3本だけが示されている。この図面で
は、3つの内の真ん中のフィルム1aが最初に入れられ
たフィルムとする。このフィルム1aを排出するために
は、まず、ドラム303を図中時計方向にスリット30
6の角度ピッチの2倍分回動させる。 図8bは、図8
a の状態からドラム303を時計方向にスリット30
6の1ピッチ分回動させた状態を示す。図8bの状態に
おいては排出したいフィルム1aの後端がガイドプレー
ト309内にに位置する状態ではないため、図8cの状
態までドラム303を回動駆動する。ところが、この状
態では、排出すべきフィルム1aの後端はローラ機構3
05から離れているため、今度は図8dの状態になるま
で、ドラム303を反時計方向に回動駆動する。このと
きの回動偏位はスリット306の1ピッチ分に相当す
る。このようにして、フィルム1aの後端がガイドプレ
ート309を通過し、ローラ機構305に達する状態と
なる。従って、この状態から搬入・搬出ローラ350と
ローラ機構305を駆動することによってフィルム1a
をフィルムマガジン300から排出することが可能とな
る。そしてフィルム1aの先端がフィルムセンサ351
を通過すると次のフィルム1aの排出の準備が可能とな
る。同様な方法で、先に入れたフィルム1aから順々に
排出することができる。もちろん、先入れ後出し法によ
る排出が可能であるだけではなく、任意のフィルム1a
からの排出も、ドラム回動位置検出手段311の検出信
号を利用して、収納されたフィルム1aの位置を記憶し
ておくことで可能となる。
【0030】再び、写真処理システムに話をもどすと、
図1では示されていないが、第2ソータステーション7
と焼付装置ステーション8との間の搬送ラインは、循環
式のコンベヤラインであり、カートリッジケースやフィ
ルムマガジン300のためのストック機能も果たすこと
ができる。もちろん、コンベアラインとは別に専用のス
トックステーションを設けてもよい。カートリッジケー
スやフィルムマガジン300は、割り当てられている焼
付装置により処理の順番が来るまで、このコンベヤライ
ンに載せられたまま循環待機している。また、フィルム
1のストック状態を監視するために、ストックステーシ
ョン5で説明したのと同様なテレビカメラを利用した監
視装置が設けられる。
【0031】焼付装置ステーション8には、カートリッ
ジ2bに収納されたフィルム 1bから印画紙に画像を
焼き付ける第1カートリッジ焼付装置81と第2カート
リッジ焼付装置82が備えられている。この2つのカー
トリッジ焼付装置81、82は、それぞれ異なる焼付条
件、例えば異なる焼付サイズに設定されており、それぞ
れのカートリッジ焼付装置81又は82にはこの焼付条
件に適合するフィルム1bを収納するカートリッジ2b
が選択的に供給される。供給されたカートリッジ2bか
ら、再びフィルム1bが引き出され、そのIDコードが
読み込まれることによりそのフィルム1bがもつ焼付枚
数などの写真処理情報が呼び出され、カートリッジ焼付
装置81、82に焼付枚数の指令を与えることも可能で
ある。焼付処理の終了後、フィルム1bは再び元のカー
トリッジ2bに収納され、焼き付けられた印画紙、つま
りプリントと組み合わされ、出荷ステーション9に送ら
れる。
【0032】さらに焼付装置ステーション8には、フィ
ルムマガジン300から引き出されたフィルム1aの画
像を印画紙に焼き付ける第1パトローネ焼付装置83と
第2パトローネ焼付装置84が備えられている。この2
つのパトローネ焼付装置83、84も、それぞれ異なる
焼付条件、例えば異なる焼付サイズに設定されており、
それぞれのパトローネ焼付装置83又は84にはその焼
付条件に適合するフィルムマガジン300が供給され、
順次フィルム1aが引き出され、やはりそのIDコード
が読み込まれることによりそのフィルム1aの焼付枚数
などの写真処理情報が呼び出され、パトローネ焼付装置
83、84に焼付枚数の指令を与えることも可能であ
る。
【0033】さて、フィルム1aが引き出され、空にな
ったフィルムマガジン300はパトローネ焼付装置83
又は84内のフィルム充填部から取り外しをされて、新
たなフィルムマガジン300が装着される。このような
フィルムマガジン300の交換は自動的に行われる。ま
た、空になったフィルムマガジン300は元の処理位置
であるパトローネ現像装置63又は64に返却される。
これにより、フィルムマガジン300の必要数をいたず
らに増やすことがなくてすみ、有効活用できる。返却
は、オペレータが行うか、又は、ベルトコンベヤが利用
される。
【0034】焼付処理の終了後、フィルム1aは6駒程
度の画像をもつ適当なピースに切断され、焼付装置ステ
ーション8で作成されたプリントと組み合わされ、出荷
ステーション9に送られる。出荷ステーション9では、
フィルム1aやカートリッジ2bはそれぞれのプリント
とともに顧客別にDP袋に入れられ、再び取次店500
に配送される。
【0035】上記実施の形態の説明では詳しく説明され
ていないが、第1ソータステーション4と第1ストック
ステーション5及びそれらの間を接続する搬送装置10
0の構成の一例をここで提示しておく。図9には、第1
ソータステーション4の第1段階で仕分けされたパトロ
ーネ2aが第1ストックステーション5の中のパトロー
ネ用第1ストック装置51とパトローネ用第2ストック
装置52に仕分けされる様子が図示されている。仕分け
されたパトローネ2aを搬送するベルトコンベヤ100
aには所定ピッチでパトローネ2aを収容することがで
きるポケット部材41が取り付けられている。このベル
トコンベヤ100aはエンドレスのループ形状をしてい
る。このポケット部材41の両端と上方は開放されてお
り、パトローネ2aを側方や上方から出し入れできる。
さらにポケット部材41の側壁には各ポケット部材41
を識別するためのIDコードを示すバーコード42が付
けられている。ベルトコンベヤ100aの駆動はホスト
コンピュータ200によって制御されていることから、
ホストコンピュータ200には、あるIDコードをもつ
ポケット部材41にあるIDコードをもつパトローネ2
aが収納されているかという情報が格納される。
【0036】このベルトコンベヤ100aにはパトロー
ネ用第1ストック装置51とパトローネ用第2ストック
装置52が接続されており、その接続領域に達したポケ
ット部材41のバーコード42がバーコードリーダ43
によって読み取られ、その情報がホストコンピュータ2
00に入力されると、ホストコンピュータ200がその
ポケット部材41に収納されているパトローネ2aがそ
の接続領域で分岐させるかどうかを判断して、分岐させ
る場合は、ここでは矢印でしか図示されていないフィー
ダを用いてそのパトローネ2aを、例えば同じようなポ
ケット部材を備えたパトローネ用第1ストック装置51
へ送り込む。なお、フィルム保持部として説明したポケ
ット部材41は一例であり、カートリッジケースを搬送
する場合には、カートリッジケースの大きさに対応した
部材形状とすればよい。このような構成は、搬送装置と
ソータ装置を組み合わせたシステムの一例に過ぎず、本
発明がこのような構成に限定されていないことは当然で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による写真処理システムの全体構成を示
すブロック図
【図2】取次店における作業を説明するための説明図
【図3】受付ステーションと第1ソータステーションの
一部を示す模式図
【図4】二重式シールの構成を示す模式図
【図5】フィルムマガジンの構造を示す縦断面図
【図6】フィルムマガジンへのフィルムの挿入を示す工
程分解図
【図7】フィルムマガジンへのフィルムの挿入を示す工
程分解図
【図8】フィルムマガジンからのフィルムの排出を示す
工程分解図
【図9】パトローネの仕分け工程の一例を示す模式図
【符号の説明】
1a、1b 写真フィルム 4、7 ソータステーション 6、8 写真処理装置 31 処理情報読取手段 100 搬送装置 200 ホストコンピュータ 300 フィルムマガジン

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フィルムの処理情報を読み取る処理
    情報読取手段と、前記処理情報に応じて処理すべき写真
    フィルムを仕分けるソータステーションと、前記処理情
    報に応じた処理を実行可能な写真処理装置と、前記ソー
    タステーションで仕分けられた写真フィルムを前期写真
    処理装置に搬送する搬送装置とからなることを特徴とす
    る写真処理システム。
  2. 【請求項2】 前記写真処理装置はフィルム現像装置で
    あり、前記処理情報はフィルムの長さを含んでいること
    を特徴とする請求項1に記載の写真処理システム。
  3. 【請求項3】 それぞれ異なる処理情報に応じた処理の
    ために設定された複数台のフィルム現像装置が備えられ
    ていることを特徴とする請求項2に記載の写真処理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前期各フィルム現像装置には同じ長さの
    所定複数の写真フィルムが連続的に供給されるように前
    記ソータステーションが動作することを特徴とする請求
    項3に記載の写真処理システム。
  5. 【請求項5】 前記写真処理装置は写真焼付装置であ
    り、前記処理情報は焼付サイズを含んでいることを特徴
    とする請求項1に記載の写真処理システム。
  6. 【請求項6】 前記写真処理装置は写真焼付装置であ
    り、前記処理情報は印画紙幅や印画紙面質などの印画紙
    データを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の
    写真処理システム。
  7. 【請求項7】 それぞれ異なる処理情報に応じた処理の
    ために設定された複数台の写真焼付装置が備えられてい
    ることを特徴とする請求項5又は6に記載の写真処理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記各写真焼付装置には、焼付に関する
    同じ処理情報をもつ写真フィルムが供給されるように前
    記ソータステーションが動作することを特徴とする請求
    項5〜7のいずれかに記載の写真処理システム。
  9. 【請求項9】 現像のみという処理情報をもつ写真フィ
    ルムは前記写真焼付装置の焼付処理搬送ラインを素通り
    することを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の
    写真処理システム。
  10. 【請求項10】 処理情報が現像のみの場合に、前記写
    真焼付装置により少なくとも1枚の白プリントを作成す
    ることを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載の写
    真処理システム。
  11. 【請求項11】 前記写真処理装置に、写真フィルムを
    ストックするためのストックステーションと、そのスト
    ックステーションにストックされた写真フィルムの量を
    監視するための監視装置とを備えたことを特徴とする請
    求項1〜10のいずれかに記載の写真処理システム。
  12. 【請求項12】 写真フィルムが巻取り収納されるカー
    トリッジが備えられており、前記写真処理装置でそのカ
    ートリッジから写真フィルムが取り出されて所定の処理
    を行うような写真フィルムにおいて、写真フィルムが巻
    取られた前記カートリッジを複数個収納可能なカートリ
    ッジケースを用いることを特徴とする請求項1〜11の
    いずれかに記載の写真処理システム。
  13. 【請求項13】 前記カートリッジケースは所定の位置
    において交換できるように構成し、前記カートリッジが
    取り出された空の前記カートリッジケースを前記搬送装
    置により前記フィルム処理装置などの前処理位置に返却
    するようにしたことを特徴とする請求項12に記載の写
    真処理システム。
  14. 【請求項14】 写真フィルムの処理情報を読み取る処
    理情報読取手段と、前記処理情報に応じて処理すべき写
    真フィルムを仕分けるソータステーションと、前記処理
    情報に応じた処理を実行可能な複数台のフィルム現像装
    置と複数台の写真焼付装置と、前記ソータステーション
    で仕分けられた写真フィルムを前記フィルム現像装置や
    前記写真焼付装置に搬送する搬送装置とから構成される
    とともに、処理情報はフィルムの長さなどの現像データ
    及び焼付サイズなどの焼付データを含んでおり、前記写
    真フィルムのIDコードと前記処理情報をリンクして記
    憶可能なホストコンピュータと接続していることを特徴
    とする写真処理システム。
  15. 【請求項15】 前記フィルム現像装置から搬出された
    複数の写真フィルムを巻き取り収納するフィルムマガジ
    ンが備えられており、このフィルムマガジンを用いて写
    真フィルムを前記写真焼付装置に搬送することを特徴と
    する請求項14に記載の写真処理システム。
  16. 【請求項16】 前記写真フィルムは、前記処理情報に
    応じてグループ分けされ、各グループ毎に特定のフィル
    ムマガジンに収納されることを特徴とする請求項15に
    記載の写真処理システム。
  17. 【請求項17】 前記フィルムマガジンは所定の位置に
    おいて交換できるように構成し、写真フィルムが取り出
    された空の前記フィルムマガジンを前記搬送装置により
    前記フィルム現像装置などの前処理位置に返却するよう
    にしたことを特徴とする請求項15又は16に記載の写
    真処理システム。
  18. 【請求項18】 前記フィルム搬送装置は、写真フィル
    ムを保持するための複数のフィルム保持部を備えてお
    り、各フィルム保持部を識別するための識別手段を備え
    たことを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の
    写真処理システム。
JP8058773A 1996-03-01 1996-03-15 写真処理システム Withdrawn JPH09251201A (ja)

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EP97103230A EP0793142B1 (en) 1996-03-01 1997-02-27 Photographic processing system comprising means for automatically sorting films according to parameters read from the films
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