JPH09265140A - プリンタプロセッサ - Google Patents

プリンタプロセッサ

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JPH09265140A
JPH09265140A JP8072286A JP7228696A JPH09265140A JP H09265140 A JPH09265140 A JP H09265140A JP 8072286 A JP8072286 A JP 8072286A JP 7228696 A JP7228696 A JP 7228696A JP H09265140 A JPH09265140 A JP H09265140A
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JP
Japan
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printing
photosensitive material
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surface quality
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Application number
JP8072286A
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English (en)
Inventor
Shigeru Takeuchi
滋 竹内
Hideo Ishii
英雄 石井
Katsutoshi Sawada
勝利 澤田
Yasuaki Tamakoshi
泰明 玉腰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH09265140A publication Critical patent/JPH09265140A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕分けの手間を省き、プリントサイズに応じ
たプリント用感光材料の切り替えを自動的に行い、プリ
ントの生産効率の高いプリンタプロセッサを提供するこ
と。 【解決手段】 プリントサイズ情報を含む情報を予め記
録した写真原稿のプリントサイズ情報を読み取る情報読
取手段と、前記情報読取手段により読み取られたプリン
トサイズ情報に応じたプリントサイズに切断されたプリ
ント用感光材料を供給するプリント用感光材料供給手段
と、前記情報読取手段により読み取られた写真原稿の駒
画像から、前記プリント用感光材料供給手段から切断し
て供給されたプリント用感光材料に、露光する露光手段
と、前記露光手段により露光されたプリント用感光材料
を現像処理してプリントを得るローラトランスポート方
式のプロセッサとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント用感光材
料を供給するプリント用感光材料供給手段と、写真原稿
の駒画像から、前記プリント用感光材料供給手段から供
給されたプリント用感光材料に、露光する露光手段と、
前記露光手段により露光されたプリント用感光材料を現
像処理してプリントを得るプロセッサと、を有し、異な
るプリントサイズに露光される多数本の写真原稿を連続
して処理しうるプリンタプロセッサに関する発明であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の写真原稿の駒画像からプリント用
感光材料に露光する露光手段と、前記露光手段により露
光されたプリント用感光材料を現像処理してプリントを
得るプロセッサとを有するプリンタプロセッサでは、顧
客のプリントサイズとプリント面質の注文内容によっ
て、写真原稿を仕分けしてから、露光手段に写真原稿を
掛けて露光することにより、プリント用感光材料の切り
替えを最小限にしていた。しかし、この方法では、顧客
のプリントサイズとプリント面質の注文内容によって、
写真原稿を仕分ける手間と大変な労力が必要なプリント
用感光材料の切り替えを行う手間が必要であった。
【0003】そこで、従来はプリント用感光材料の切り
替えをマガジンの交換で行っていたため大変な労力であ
ったのに対し、最近では、異なるプリントサイズに対応
したプリント用感光材料を収容する複数のマガジンを保
持し、簡単にプリント用感光材料を切り替えるプリンタ
プロセッサが現れてきている。
【0004】しかし、これらの方法でも、顧客のプリン
トサイズとプリント面質の注文内容によって、写真原稿
を仕分ける手間とプリント用感光材料の切り替えを行う
手間が必要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、仕分けの手間
を省き、プリント用感光材料の切り替えを自動的に行う
ために、写真原稿とその写真原稿の顧客の注文内容のプ
リントサイズとを対応させておき、露光される写真原稿
のプリントサイズに対応したプリント用感光材料を供給
するプリンタプロセッサが提案されている。
【0006】しかし、単に、異なるプリントサイズに対
応したプリント用感光材料を収容する複数のマガジンを
保持し、顧客のプリントサイズの注文内容に対応したプ
リント用感光材料を供給するだけでは、通常のプロセッ
サでは、プリントサイズ毎に搬送経路の状態(例えばガ
イド搬送では搬送ガイドの幅方向の位置)を切り替える
のに、あるプリントサイズに対応したプリント用感光材
料を完全に現像処理し終わるまで、切り替えることがで
きず、その間他のプリントサイズに対応したプリント用
感光材料を現像することができないので、その間の待ち
時間が発生し、プリントの生産効率が著しく損なわれる
問題があることが判った。
【0007】なぜなら、予め写真原稿をその写真原稿の
顧客の注文内容のプリントサイズ毎に仕分けておくのと
比べると、プリントサイズ毎の搬送経路の切り替えが頻
繁に発生するからである。
【0008】また、写真原稿とその写真原稿の顧客の注
文内容のプリントサイズとの対応を露光直前に行うと、
露光される写真原稿のプリントサイズに対応したプリン
ト用感光材料を供給するまでに時間がかかる問題があ
る。
【0009】また、顧客の注文内容のプリントサイズに
対応したプリント用感光材料を供給するプリンタプロセ
ッサが提案されているが、複数の異なる面質のプリント
を提供する場合は、それだけでは不十分であり、顧客の
注文内容のプリント面質に対応したプリント用感光材料
を供給することも重要である。
【0010】本発明は、写真原稿をその写真原稿の顧客
の注文内容のプリントサイズ毎に仕分けなくてもよいよ
うな、プリントサイズ情報を含む情報を予め記録した写
真原稿のプリントサイズ情報に応じたプリントサイズの
プリント用感光材料を供給するプリンタプロセッサに特
有の上述の課題を解決するためのもので、写真原稿をそ
の写真原稿の顧客の注文内容のプリントサイズ毎に仕分
ける手間を省き、プリントサイズに応じたプリント用感
光材料の切り替えを自動的に行い、露光前の待ち時間を
減らし、プリントの生産効率の高いプリンタプロセッサ
を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、上述の課題を解決するた
めのもので、仕分けの手間を省き、プリント面質に応じ
たプリント用感光材料の切り替えを自動的に行い、露光
前の待ち時間を減らし、プリントの生産効率の高いプリ
ンタプロセッサを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は特許請求
の範囲の各請求項により達成される。以下、各請求項に
ついて説明する。但し、引用項の説明と重複する説明は
省略する。
【0013】〔請求項1の説明〕『プリント用感光材料
を供給するプリント用感光材料供給手段と、写真原稿の
駒画像から、前記プリント用感光材料供給手段から供給
されたプリント用感光材料に、露光する露光手段と、前
記露光手段により露光されたプリント用感光材料を現像
処理してプリントを得るプロセッサと、を有し、異なる
プリントサイズに露光される多数本の写真原稿を連続し
て処理しうるプリンタプロセッサにおいて、前記写真原
稿に対応するプリントサイズ情報を得る情報取得手段を
有し、前記プリント用感光材料供給手段が、前記情報取
得手段により得られたプリントサイズ情報に応じたプリ
ントサイズに切断されたプリント用感光材料を供給する
ものであり、前記プロセッサがローラトランスポート方
式であることを特徴とするプリンタプロセッサ。』によ
り、写真原稿のプリントサイズ情報に応じたプリントサ
イズに切断されたプリント用感光材料が供給されるの
で、露光前に写真原稿を仕分けたりプリントサイズを入
力したりする手間が不要であり、また、露光されたプリ
ント用感光材料を現像処理してプリントを得るプロセッ
サがローラトランスポート方式なので、あるプリントサ
イズに対応したプリント用感光材料を現像処理し終わら
なくても、他のプリントサイズに対応したプリント用感
光材料を現像することができ、その間の待ち時間が発生
せず、プリントの生産効率が著しく損なわれることな
く、従って、トータルとして、プリントの生産効率の高
いものとなる。
【0014】〔請求項2の説明〕『前記プリント用感光
材料供給手段が、プリント用感光材料を収容するマガジ
ンを複数保持できる保持手段と、前記保持手段に保持さ
れているマガジンから、前記情報取得手段により得られ
たプリントサイズ情報に応じたプリントサイズに切断さ
れたプリント用感光材料を供給する供給手段と、を有す
ることを特徴とする請求項1に記載のプリンタプロセッ
サ。』により、プリント用感光材料を収容するマガジン
を複数保持できるので、複数の異なるプリントサイズに
対応するマガジンを保持させることにより、そのマガジ
ンからプリントサイズ情報に応じたプリントサイズに切
断されたプリント用感光材料を供給することができる。
また、この場合において、ある1つのマガジンに収容さ
れているプリント用感光材料が切れても、他のマガジン
に応じたプリントサイズの露光をしている間にマガジン
を交換することで、露光の効率を落とすことなく、マガ
ジンの交換を行うことができる。
【0015】ここで、プリント用感光材料を収容するマ
ガジンは、予め各々のプリントサイズに切断されたシー
ト状のプリント用感光材料を収容するマガジンであって
もよいし、プリント幅(プリント用感光材料の搬送方向
と直交する方向の長さ)が異なるウエブ状のプリント用
感光材料を巻き取って収容するロールマガジンであって
もよいし、他の形態のマガジンであってもよい。
【0016】〔請求項3の説明〕『前記マガジンが所定
の幅のウエブ状のプリント用感光材料を収容するもので
あり、前記保持手段が、収容されているプリント用感光
材料の幅が異なるマガジンを保持できるものであり、前
記供給手段が、前記情報取得手段により得られたプリン
トサイズ情報に応じた幅のプリント用感光材料が収容さ
れている、前記保持手段により保持されているマガジン
から送り出されたウエブ状のプリント用感光材料を、前
記情報取得手段により得られたプリントサイズ情報に応
じた長さに切断し、切断されたプリント用感光材料を供
給するものであることを特徴とする請求項2に記載のプ
リンタプロセッサ。』により、プリントサイズ情報に応
じたプリントサイズに切断されたプリント用感光材料を
供給することができる。また、1つのマガジンから、同
じ幅の異なる長さのプリントサイズのプリント用感光材
料を供給することができ、少ないマガジンしか保持でき
なくても、多くのプリントサイズのプリント用感光材料
を供給することができる。また、露光後切断方式ではプ
リントサイズ切り替え時にウエブ状プリント用感光材料
の先端部をマガジン側に戻す手間や時間が必要であると
いうウエブ状プリント用感光材料を収容するマガジン特
有の問題も解決される。
【0017】〔請求項4の説明〕『前記マガジンが所定
のプリントサイズのシート状のプリント用感光材料を収
容するものであり、前記保持手段が、収容されているプ
リント用感光材料のプリントサイズが異なるマガジンを
保持できるものであり、前記供給手段が、前記情報取得
手段により得られたプリントサイズ情報に応じたプリン
トサイズのプリント用感光材料が収容されている、前記
保持手段により保持されているマガジンからプリント用
感光材料を供給するものであることを特徴とする請求項
2に記載のプリンタプロセッサ。』により、プリントサ
イズ情報に応じたプリントサイズに切断されたプリント
用感光材料を供給することができる。また、露光部の前
でプリント用感光材料を切断する必要がないので、紙粉
の発生がなく良好な品質のプリントが得られやすく、か
つ、切断のための待ち時間も不要である。
【0018】〔請求項5の説明〕『写真原稿に対応する
プリント面質情報を得る情報取得手段と、前記情報取得
手段により得られたプリント面質情報に応じた面質のプ
リント用感光材料を供給するプリント用感光材料供給手
段と、前記写真原稿の駒画像から、前記プリント用感光
材料供給手段から供給されたプリント用感光材料に、露
光する露光手段と、前記露光手段により露光されたプリ
ント用感光材料を現像処理してプリントを得るプロセッ
サとを有することを特徴とするプリンタプロセッサ。』
により、写真原稿のプリント面質情報に応じた面質のプ
リント用感光材料に露光するので、露光前に写真原稿を
仕分ける手間が不要で、プリント用感光材料の切り替え
を自動的に行うことができ、トータルとして、プリント
の生産効率の高いものとなる。
【0019】〔請求項6の説明〕『前記プリント用感光
材料供給手段が、プリント用感光材料を収容するマガジ
ンを複数保持できる保持手段と、前記保持手段に保持さ
れているマガジンから、前記情報取得手段により得られ
たプリント面質情報に応じた面質のプリント用感光材料
を供給する供給手段とを有することを特徴とする請求項
5に記載のプリンタプロセッサ。』により、プリント用
感光材料を収容するマガジンを複数保持できるので、複
数の異なる面質に対応するマガジンを保持させることに
より、そのマガジンからプリント面質情報に応じた面質
のプリント用感光材料を供給することができる。そし
て、この場合、そのマガジンからプリント面質情報に応
じた面質のプリント用感光材料を切断して供給すること
により、ある1つのマガジンに収容されているプリント
用感光材料が切れても、他のマガジンに応じた面質のプ
リント用感光材料の露光をしている間にマガジンを交換
することで、露光の効率を落とすことなく、マガジンの
交換を行うことができる。
【0020】ここで、プリント面質に対応するプリント
用感光材料を収容するマガジンは、予め各々の面質のシ
ート状のプリント用感光材料を収容するマガジンであっ
てもよいし、異なる面質のウエブ状のプリント用感光材
料を巻き取って収容するロールマガジンであってもよい
し、他の形態のマガジンであってもよい。
【0021】〔請求項7の説明〕『前記マガジンが所定
の面質のウエブ状のプリント用感光材料を収容するもの
であり、前記保持手段が、収容されているプリント用感
光材料の面質が異なるマガジンを保持できるものであ
り、前記供給手段が、前記情報取得手段により得られた
プリント面質情報に応じた面質のプリント用感光材料が
収容されている、前記保持手段により保持されているマ
ガジンから送り出されたウエブ状のプリント用感光材料
を切断し、切断されたプリント用感光材料を供給するも
のであることを特徴とする請求項6に記載のプリンタプ
ロセッサ。』により、プリント面質情報に応じた面質の
プリント用感光材料を供給することができる。また、露
光後切断方式ではプリントサイズ切り替え時にウエブ状
プリント用感光材料の先端部をマガジン側に戻す手間や
時間が必要であるというウエブ状プリント用感光材料を
収容するマガジン特有の問題も解決される。
【0022】〔請求項8の説明〕『前記マガジンが所定
の面質のシート状のプリント用感光材料を収容するもの
であり、前記保持手段が、収容されている面質が異なる
マガジンを保持できるものであり、前記供給手段が、前
記情報取得手段により得られたプリント面質情報に応じ
た面質のプリント用感光材料が収容されている、前記保
持手段により保持されているマガジンからプリント用感
光材料を供給するものであることを特徴とする請求項6
に記載のプリンタプロセッサ。』により、プリント面質
情報に応じた面質のプリント用感光材料を供給すること
ができる。また、露光部の前でプリント用感光材料を切
断する必要がないので、紙粉の発生がなく良好な品質の
プリントが得られやすく、かつ、切断のための待ち時間
も不要である。
【0023】〔請求項9の説明〕『プリント用感光材料
を供給するプリント用感光材料供給手段と、写真原稿の
駒画像から、前記プリント用感光材料供給手段から供給
されたプリント用感光材料に、露光する露光手段と、前
記露光手段により露光されたプリント用感光材料を現像
処理してプリントを得るプロセッサと、を有し、異なる
プリントサイズに露光される多数本の写真原稿を連続し
て処理しうるプリンタプロセッサにおいて、前記写真原
稿に対応するプリントサイズ情報とプリント面質情報を
得る情報取得手段を有し、前記プリント用感光材料供給
手段が、前記情報取得手段により得られたプリントサイ
ズ情報に応じたプリントサイズに切断された、前記情報
取得手段により得られたプリント面質情報に応じた面質
のプリント用感光材料を、供給するものであり、前記露
光手段が、前記情報取得手段により得られた写真原稿の
駒画像から、露光するものであり、前記プロセッサがロ
ーラトランスポート方式であることを特徴とするプリン
タプロセッサ。』により、写真原稿のプリントサイズ情
報に応じたプリントサイズに切断された写真原稿のプリ
ント面質情報に応じた面質のプリント用感光材料に露光
するので、露光前に写真原稿を仕分ける手間が不要で、
プリント用感光材料の切り替えを自動的に行うことがで
き、また、露光されたプリント用感光材料を現像処理し
てプリントを得るプロセッサがローラトランスポート方
式なので、あるプリントサイズに対応しかつある面質の
プリント用感光材料を現像処理し終わらなくても、他の
プリントサイズに対応した又は他の面質のプリント用感
光材料を現像することができ、その間の待ち時間が発生
せず、プリントの生産効率が損なわれることなく、従っ
て、トータルとして、プリントの生産効率の高いものと
なる。
【0024】〔請求項10の説明〕『前記プリント用感
光材料供給手段が、プリント用感光材料を収容するマガ
ジンを複数保持できる保持手段と、前記保持手段に保持
されているマガジンから、前記情報取得手段により得ら
れたプリントサイズ情報に応じたプリントサイズに対応
した、プリント面質情報に応じた面質のプリント用感光
材料を供給する供給手段と、を有することを特徴とする
請求項9に記載のプリンタプロセッサ。』により、プリ
ント用感光材料を収容するマガジンを複数保持できるの
で、複数の異なるプリントサイズに対応し、かつ、複数
の異なる面質に対応するマガジンを保持させることによ
り、これらのマガジンからプリントサイズ情報に応じた
プリントサイズに切断された、プリント面質情報に応じ
た面質のプリント用感光材料を供給することができる。
そして、この場合、そのマガジンからあるプリント用感
光材料を切断して供給することにより、ある1つのマガ
ジンに収容されているプリント用感光材料が切れても、
他のマガジンに応じた面質のプリント用感光材料の露光
をしている間にマガジンを交換することで、露光の効率
を落とすことなく、マガジンの交換を行うことができ
る。
【0025】ここで、プリント用感光材料を収容するマ
ガジンは、予め各々のプリントサイズに切断された各々
の面質のシート状のプリント用感光材料を収容するマガ
ジンであってもよいし、プリント幅(プリント用感光材
料の搬送方向と直交する方向の長さ)が異なる各々の面
質のウエブ状のプリント用感光材料を巻き取って収容す
るロールマガジンであってもよいし、他の形態のマガジ
ンであってもよい。
【0026】〔請求項11の説明〕『前記マガジンが所
定の面質の所定の幅のウエブ状のプリント用感光材料を
収容するものであり、前記保持手段が、収容されている
プリント用感光材料の面質が異なるマガジンも収容され
ているプリント用感光材料の幅が異なるマガジンも保持
できるものであり、前記供給手段が、前記情報取得手段
により得られたプリント面質情報とプリントサイズ情報
に応じた面質と幅のプリント用感光材料が収容されてい
る、前記保持手段により保持されているマガジンから送
り出されたウエブ状のプリント用感光材料を前記情報取
得手段により得られたプリントサイズ情報に応じた長さ
に切断し、切断されたプリント用感光材料を供給するも
のであることを特徴とする請求項10に記載のプリンタ
プロセッサ。』により、プリントサイズ情報に応じたプ
リントサイズに切断された、プリント面質情報に応じた
プリント面質のプリント用感光材料を供給することがで
きる。また、1つのマガジンから、同じ幅の異なる長さ
のプリントサイズのプリント用感光材料を供給すること
ができ、少ないマガジンしか保持できなくても、多くの
プリントサイズのプリント用感光材料を供給することが
できる。また、露光後切断方式ではプリントサイズ切り
替え時にウエブ状プリント用感光材料の先端部をマガジ
ン側に戻す手間や時間が必要であるというウエブ状プリ
ント用感光材料を収容するマガジン特有の問題も解決さ
れる。
【0027】〔請求項12の説明〕『前記マガジンが所
定の面質の所定のプリントサイズのシート状のプリント
用感光材料を収容するものであり、前記保持手段が、収
容されている面質が異なるマガジンも収容されているプ
リントサイズが異なるマガジンも保持できるものであ
り、前記供給手段が、前記情報取得手段により得られた
プリント面質情報とプリントサイズ情報に応じた面質と
プリントサイズのプリント用感光材料が収容されてい
る、前記保持手段により保持されているマガジンからプ
リント用感光材料を供給するものであることを特徴とす
る請求項10に記載のプリンタプロセッサ。』により、
プリントサイズ情報に応じたプリントサイズに切断され
た、プリント面質情報に応じた面質のプリント用感光材
料を供給することができる。また、露光部の前でプリン
ト用感光材料を切断する必要がないので、紙粉の発生が
なく良好な品質のプリントが得られやすく、かつ、切断
のための待ち時間も不要である。
【0028】〔請求項13の説明〕『写真原稿を収容す
る写真原稿容器に、前記露光手段で露光した写真原稿を
収容する写真原稿収容手段と、前記写真原稿容器に収容
された写真原稿と、前記写真原稿に対応する前記プロセ
ッサにより得たプリントとを対応する所に保持するソー
タと、を有することを特徴とする請求項1〜12のいず
れか1項に記載のプリンタプロセッサ。』により、写真
原稿とその写真原稿に対応するプリントとを対応する所
に保持するので、写真原稿とプリントの食い違いが発生
しにくく、また、人手で写真原稿とその写真原稿に対応
するプリントとを対応させる手間が不要であることなど
により、トータルとしてプリントの生産効率を向上させ
ることができる。
【0029】〔請求項14の説明〕『前記写真原稿収容
手段が、前記写真原稿が長尺状である場合、短尺状に切
断した後に、写真原稿を収容するものであることを特徴
とする請求項13に記載のプリンタプロセッサ。』によ
り、写真原稿が長尺状であっても、短尺状であっても、
短尺状にして写真原稿を収容するものであるので、元の
写真原稿が長尺状であっても、短尺状であっても、同じ
写真原稿容器に同じように収容することができ、また、
同じソータが同じように保持することができ、設備を簡
略なものにでき、また、写真原稿容器の管理を簡素化で
きるなどにより、トータルとしてプリントの生産費用を
削減することができる。
【0030】〔請求項15の説明〕『前記写真原稿が、
そのプリントサイズ情報を含む情報を予め記録したもの
であり、前記情報取得手段が、前記写真原稿に記録され
たプリントサイズ情報を読み取ることにより、前記写真
原稿に対応するプリントサイズ情報を得るものであり、
前記露光手段が、前記情報取得手段により読み取られた
写真原稿から露光するものであることを特徴とする請求
項1〜4のいずれか1項に記載のプリンタプロセッ
サ。』により、他に写真原稿毎にプリントサイズ情報を
記憶する手段が無くてもできる。
【0031】〔請求項16の説明〕『前記写真原稿が、
その識別のためのID情報を含む情報を予め記録したも
のであり、前記情報取得手段が、前記写真原稿に記録さ
れたID情報を読み取ることにより、前記写真原稿に対
応するプリントサイズ情報を得るものであり、前記露光
手段が、前記情報取得手段により読み取られた写真原稿
から露光するものであることを特徴とする請求項1〜4
のいずれか1項に記載のプリンタプロセッサ。』 ID情報からプリントサイズ情報を得るには、ID情報
とプリントサイズ情報とを対応して記憶する記憶手段を
設け、読み取ったID情報からプリントサイズ情報を得
るなどの方法がある。
【0032】〔請求項17の説明〕『前記写真原稿が、
そのプリント面質情報を含む情報を予め記録したもので
あり、前記情報取得手段が、前記写真原稿に記録された
プリント面質情報を読み取ることにより、前記写真原稿
に対応するプリント面質情報を得るものであり、前記露
光手段が、前記情報取得手段により読み取られた写真原
稿から露光するものであることを特徴とする請求項5〜
8のいずれか1項に記載のプリンタプロセッサ。』によ
り、他に写真原稿毎にプリントサイズ情報を記憶する手
段が無くてもできる。
【0033】〔請求項18の説明〕『前記写真原稿が、
その識別のためのID情報を含む情報を予め記録したも
のであり、前記情報取得手段が、前記写真原稿に記録さ
れたID情報を読み取ることにより、前記写真原稿に対
応するプリント面質情報を得るものであり、前記露光手
段が、前記情報取得手段により読み取られた写真原稿か
ら露光するものであることを特徴とする請求項5〜8の
いずれか1項に記載のプリンタプロセッサ。』 ID情報からプリント面質情報を得るには、ID情報と
プリント面質情報とを対応して記憶する記憶手段を設
け、読み取ったID情報からプリント面質情報を得るな
どの方法がある。
【0034】〔請求項19の説明〕『前記写真原稿が、
そのプリントサイズ情報とプリント面質情報を含む情報
を予め記録したものであり、前記情報取得手段が、前記
写真原稿に記録されたプリントサイズ情報とプリント面
質情報を読み取ることにより、前記写真原稿に対応する
プリントサイズ情報とプリント面質情報を得るものであ
り、前記露光手段が、前記情報取得手段により読み取ら
れた写真原稿から露光するものであることを特徴とする
請求項9〜12のいずれか1項に記載のプリンタプロセ
ッサ。』により、他に写真原稿毎にプリントサイズ情報
を記憶する手段が無くてもできる。
【0035】〔請求項20の説明〕『前記写真原稿が、
その識別のためのID情報を含む情報を予め記録したも
のであり、前記情報取得手段が、前記写真原稿に記録さ
れたID情報を読み取ることにより、前記写真原稿に対
応するプリントサイズ情報とプリント面質情報を得るも
のであり、前記露光手段が、前記情報取得手段により読
み取られた写真原稿から露光するものであることを特徴
とする請求項9〜12のいずれか1項に記載のプリンタ
プロセッサ。』 ID情報からプリントサイズ情報とプリント面質情報を
得るには、ID情報とプリントサイズ情報とプリント面
質情報とを対応して記憶する記憶手段を設け、読み取っ
たID情報からプリントサイズ情報とプリント面質情報
を得るなどの方法がある。
【0036】〔請求項21の説明〕『前記情報取得手段
と前記露光手段とが写真原稿の自動搬送経路により連結
されていることを特徴とする請求項15〜20のいずれ
か1項に記載のプリンタプロセッサ。』により、前記情
報取得手段と前記露光手段とが写真原稿の自動搬送経路
により連結されて、写真原稿が自動的に露光手段に搬送
されるので、写真原稿と読み取った情報の行き違いが発
生しにくく、誤ったプリントサイズや面質のプリントが
発生しにくく、また、人手で写真原稿を送る手間が不要
であることなどにより、トータルとしてプリントの生産
効率を向上させることができる。
【0037】なお、この場合、「前記写真原稿を撮像す
る撮像手段を有し、前記露光手段は、前記撮像手段の撮
像により得られた画像情報に基づいて、前記撮像手段に
より撮像された写真原稿の駒画像から露光するものであ
り、前記情報取得手段が前記写真原稿を所定の情報読取
搬送速度で搬送しながら情報を読み取るものであり、前
記撮像手段が前記写真原稿を所定の撮像搬送速度で搬送
しながら情報を読み取るものであり、前記情報取得手段
と前記撮像手段と前記露光手段とが写真原稿の自動搬送
経路により連結されており、前記情報読取搬送速度と前
記撮像搬送速度とが実質的に同じ速度であること。」
が、前記情報取得手段と前記撮像手段と前記露光手段と
が写真原稿の自動搬送経路により連結されているので、
写真原稿が自動的に露光手段に搬送されるので、写真原
稿と読み取った情報と画像情報の行き違いが発生しにく
く、誤ったプリントサイズや面質のプリントや誤った画
像情報に基づく誤った露光による品質の悪いプリントが
発生しにくく、また、人手で写真原稿を送る手間が不要
で、トータルとしてプリントの生産効率を向上させるこ
とができるだけでなく、前記情報読取搬送速度と前記撮
像搬送速度とが実質的に同じ速度であるので、情報読取
手段と撮像手段との間に速度調整機構を設ける必要がな
い。なお、前記情報読取手段と前記撮像手段とを1つの
スキャナで兼ねてもよい。
【0038】〔請求項22の説明〕『前記写真原稿に前
記情報を予め記録するのに、前記情報を記録した情報シ
ールを予め前記写真原稿に貼付するものであることを特
徴とする請求項15〜21のいずれか1項に記載のプリ
ンタプロセッサ。』により、写真原稿が磁気記録できな
いものであっても情報を記録できる。
【0039】〔請求項23の説明〕『前記情報シール
が、前記情報をコード又はマークとして印刷したシール
であることを特徴とする請求項22に記載のプリンタプ
ロセッサ。』により、安価なシールで情報を記録でき
る。
【0040】なお、このコードとしては、バーコードが
好ましく、特に、写真原稿の搬送方向にバーが並んだバ
ーコードであることが、写真原稿を搬送しながらコード
を読み取れるので、写真原稿をコードの読み取りのため
に止める必要がないので、好ましい。また、マークとし
てはマークシートなどに用いられている単純に白黒で2
値を示すバイナリーマークが好ましい。
【0041】〔請求項24の説明〕『前記写真原稿に前
記情報を予め記録するのに、前記写真原稿に情報を記録
するコードを予め印刷するものであることを特徴とする
請求項15〜23のいずれか1項に記載のプリンタプロ
セッサ。』により、写真原稿が磁気記録できないもので
あっても、安価に情報を記録できる。
【0042】なお、写真原稿に印刷する場所としては、
写真原稿の駒画像の記録されていない先頭部又は後端部
が好ましい。このコードとしては、バーコードが好まし
く、特に、写真原稿の搬送方向にバーが並んだバーコー
ドであることが、写真原稿を搬送しながらコードを読み
取れるので、写真原稿をコードの読み取りのために止め
る必要がないので、好ましい。また、マークとしてはマ
ークシートなどに用いられている単純に白黒で2値を示
すバイナリーマークが好ましい。
【0043】〔請求項25の説明〕『前記情報を予め記
録した写真原稿が画像駒を有しないダミー写真原稿であ
り、1又は同じ情報に対応する複数の写真原稿毎に、前
記ダミー写真原稿が供給されるものであることを特徴と
する請求項15〜24のいずれか1項に記載のプリンタ
プロセッサ。』により、写真原稿が磁気記録できないも
のであっても情報を記録できるだけでなく、ダミー写真
原稿に情報を記録するので、写真原稿に余計な記録をし
て、写真原稿を汚したり、記録部材を貼り付けたり、剥
がしたりする必要がなく、また、ダミー写真原稿が情報
を記録すること専用にすると、読み取り精度を高くする
ことが簡単にできる。
【0044】ダミー写真原稿の例としては、オーダを表
示するシートであるオーダ表示シート(実施形態で示す
オーダ開始表示フィルムやオーダ終了表示フィルムな
ど)や、オーダ表示シートとは別の情報記録用のシート
や、写真原稿が長尺状写真フィルムを現像処理して得ら
れた場合の写真原稿から切断された画像駒のない部分の
フィルムなどが挙げられる。
【0045】また、ダミー写真原稿は1又は同じ情報に
対応する複数の写真原稿の先頭に供給されることが好ま
しい。
【0046】〔共通事項の説明〕プリントサイズ情報と
は、E判、L判、葉書サイズなどのプリントのサイズに
関する情報である。また、プリント面質情報とは、艶消
し、半光沢、絹目、光沢などのプリントの面質に関する
情報である。
【0047】第一シートと前記第一シートに固定された
第二シートとにより短尺フィルムを挟み込んで収容する
フィルム袋の具体例としては、写真業界で『ネガシー
ト』と呼ばれるフィルム袋などが挙げられる。なお、第
一シートと前記第一シートに固定された第二シートは一
体のシートを折り曲げたものであってもよい。
【0048】写真原稿はプリントに複製される元の駒画
像を写真的に記録したものであり、写真原稿には、現像
済のカラー写真フィルムなどの透明フィルムやガラスな
どの透明支持体上にカラー写真像が形成された透過原稿
や、紙などの不透明支持体上にカラー写真像が形成され
たような反射原稿があるが、透過原稿が好ましい。写真
原稿からプリント用感光材料に露光する方法としては、
写真原稿が透過原稿の場合、透過原稿からの透過光によ
り、投影露光による方法、走査スリット投影露光による
方法、密着露光による方法などが挙げられる。また、写
真原稿が反射原稿である場合、写真原稿からの反射光を
プリント用感光材料に結像する、投影露光による方法、
走査スリット投影露光による方法などが挙げられる。
【0049】また、現像済のカラー写真フィルムとして
は、透明フィルム支持体上に複数の均一な感光層が形成
されたカラー写真フィルムに、写真撮影により潜像が形
成された後、現像された現像済のカラー写真フィルムが
一般的である。このカラー写真フィルムとしては、一般
に、カラーネガフィルム、カラーリバーサルフィルム、
モノクロームフィルムと呼ばれるフィルムなどが挙げら
れる。
【0050】また、プリント用感光材料には、モノクロ
ーム印画紙、カラー印画紙などの印画紙(ペーパー)、
プリント用写真フイルムなどが挙げられる。
【0051】また、ローラトランスポート方式とは、プ
リント用感光材料の搬送幅方向の両端を規制する規制部
材を有しておらず、ローラによりプリント用感光材料を
搬送する方式のことである。これにより、プリント用感
光材料の搬送幅方向のサイズが様々なプリント用感光材
料を、規制部材を移動させることなく、搬送することが
できる。通常、ローラトランスポート方式の場合、搬送
方向に最も短いプリントサイズよりも短い間隔にローラ
が配置されている。
【0052】
【発明の実施の形態】以下に本発明に関する具体例の一
例を実施形態として示すが、本発明はこれらに限定され
ない。また、実施形態には、用語等に対する断定的な表
現があるが、本発明の好ましい例を示すもので、本発明
の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
【0053】実施形態1 本実施形態のシステムは、写真原稿として現像済短尺フ
ィルム又は現像済長尺フィルムを用い、プリント用感光
材料としてカラー印画紙を用いるシステムであり、先
ず、写真原稿に、プリントサイズ情報とプリント面質情
報を含む情報を予め記録し、そのプリントサイズ情報と
プリント面質情報を読み取り、読み取られたプリントサ
イズ情報に応じたプリントサイズに切断された、読み取
られたプリント面質情報に応じた面質のプリント用感光
材料を、供給し、読み取られた写真原稿の駒画像から、
切断して供給されたプリント用感光材料に、露光し、露
光されたプリント用感光材料をローラトランスポート方
式のプロセッサで現像処理してプリントを得るプリンタ
プロセッサである。
【0054】図1と図2は、本実施形態のシステムの全
体概略図である。図1に示すように、現像済短尺フィル
ム91を複数収容するネガシート93に収容された現像
済短尺フィルム91の場合、現像済短尺フィルム91を
複数収容するネガシート93を現像済短尺フィルム取出
装置21に供給する。そして、現像済短尺フィルム取出
装置21は、現像済短尺フィルム91を複数収容したネ
ガシート93から、収容されている全ての現像済短尺フ
ィルム91を、1本1本順に取り出す。現像済短尺フィ
ルム取出装置21が取り出した現像済短尺フィルム91
は、1本1本順に現像済短尺フィルム表裏判定矯正装置
22に送られる。そして、現像済短尺フィルム表裏判定
矯正装置22に送られた現像済短尺フィルム91の表裏
を1本毎に判定し、現像済短尺フィルム91の表裏が正
常であれば現像済短尺フィルム91をそのまま排出し、
反対であれば図示のように搬送方向を軸とする周方向に
半回転した後、現像済短尺フィルム91を排出すること
により、現像済短尺フィルムの表裏を矯正する。そし
て、現像済短尺フィルム91は、搬送経路Aを通って、
図2の情報読取部61に送られる。
【0055】また、図1に示すように、未現像長尺フィ
ルム94の場合、未現像長尺フィルム94の先端部にリ
ーダ95を取り付け、フィルム現像機10に供給する。
そして、フィルム現像機10は、現像第一槽11と現像
第二槽12と漂白槽13と定着槽14と第一水洗槽15
と第二水洗槽16と第三水洗槽17と第四水洗槽18と
乾燥部19とをこの順に有しており、供給された未現像
長尺フィルム94をこの順に処理する。そして、現像処
理された長尺フィルムは現像後処理装置24に供給され
る。現像後処理装置24は現像済長尺フィルムからリー
ダ95を取り外し、現像済長尺フィルムを排出する。そ
して、現像済長尺フィルムは、搬送経路Aを通って、図
2の情報読取部61に送られる。
【0056】また、現像済短尺フィルム取出装置21と
現像済短尺フィルム表裏判定矯正装置22からの信号に
より、オーダ開始表示フィルム発行機23は、1つのオ
ーダの先頭にオーダ開始表示フィルムが来るようにオー
ダ開始表示フィルムを発行する。また、現像機10から
の信号と現像後処理装置24からの信号により、オーダ
開始表示フィルム発行機23は、現像済長尺フィルムの
先頭にオーダ開始表示フィルムが来るようにオーダ開始
表示フィルムを発行する。なお、オーダ開始表示フィル
ム発行機23は現像後処理装置24からの信号により、
現像済短尺フィルム取出装置21の取り出しを制御する
ことにより、現像済短尺フィルムと現像済長尺フィルム
が搬送経路Aでかち合うことを防止してもよい。ここ
で、オーダ開始表示フィルム発行機23は、現像済短尺
フィルム取出装置21又はその上流工程からの信号若し
くは現像機10又はその上流工程からの信号により、オ
ーダ開始表示フィルムに、ID情報とプリントサイズ情
報とプリント面質情報とプリント枚数情報と(現像済短
尺フィルムの場合、プリント駒情報も)を情報として記
録するバーコードを印刷する。
【0057】図2の情報読取部61は、送られてきたフ
ィルムを読み取り、オーダ開始表示フィルムであるか否
か判断する。もし、オーダ開始表示フィルムと判断した
場合、そのフィルムに印刷されているバーコードを読み
取り、ID情報とプリントサイズ情報とプリント面質情
報とプリント枚数情報と(現像済短尺フィルムの場合、
プリント駒情報も)を得る。そして、フィルムは撮像部
63に搬送される。
【0058】撮像部63は、搬送されたオーダ開始表示
フィルムは素通しさせ、搬送された現像済フィルムを撮
像して、画像情報を得る。そして、得られた画像情報に
基づいて、露光制御条件を算出し、算出した露光制御条
件を露光部50に送信する。
【0059】露光部50は、撮像部63から送信された
露光制御条件に基づいて、ネガマスクに位置決めされた
現像済フィルムの画像駒の画像をカラー印画紙96に露
光するものである。露光用白色光源51からの露光光
が、送信された露光制御条件に基づいて色調を合わせる
調光フィルタと露光時間を決めるシャッタを有する露光
光調整部52を通って、ディフューザ53で均一な拡散
光となりネガキャリア54のネガマスクに位置決めされ
た現像済フィルムの画像駒を照明する。照明された現像
済フィルムの画像駒からの透過光が結像レンズ55によ
りペーパーマスク56に位置決めされたカラー印画紙9
6に結像される。これにより、ネガマスクに位置決めさ
れた現像済フィルムの画像駒の画像をカラー印画紙96
に露光する。なお、露光部50は、現像済短尺フィルム
の場合、プリント駒情報に基づいて焼付注文のある画像
駒だけを焼付必要と判断し、現像済長尺フィルムの場
合、全ての画像駒を焼付必要と判断し、ネガキャリア5
4を制御して焼付必要な画像駒だけをネガマスクに位置
決めして露光し、焼付注文されている画像駒を有してい
ない現像済フィルムとオーダ開始表示フィルムは素通り
させる。なお、露光部50は、ネガキャリア54に送ら
れた現像済フィルムの画像駒が焼付注文されている画像
駒か否かは駒ナンバーコードに基づいて判断する。ま
た、位置決めされたカラー印画紙96は図3に示す印画
紙供給部30から情報読取部61が読み取ったプリント
サイズ情報とプリント面質情報とプリント枚数情報に基
づいて供給されたものである。
【0060】なお、情報読取部61が現像済フィルムを
所定の情報読取搬送速度で搬送しながら情報を読み取る
ものであり、撮像部63が現像済フィルムを所定の撮像
搬送速度で搬送しながら情報を読み取るものであり、情
報読取部61と撮像部63と露光部50とが連続したフ
ィルムの自動搬送経路により連結されており、情報読取
搬送速度と撮像搬送速度とが実質的に同じ速度であるこ
とにより、情報読取部61と撮像部63との間に速度調
整機構を設ける必要がない。なお、この情報読取部61
とこの撮像部63とを1つのスキャナで兼ねてもよい。
【0061】そして、露光部50のネガキャリア54か
ら排出された現像済フィルムとオーダ開始表示フィルム
は、露光後処理部65に送られる。露光後処理部65
は、撮像部63からの7駒分以上の長さのフィルムが通
ったという情報により、長尺状現像済フィルムが通った
と判断すると、長尺状現像済フィルムを6駒分以下の長
さの短尺状に切断する。また、露光後処理部65は、オ
ーダ開始表示フィルムが通ったと判断すると、ネガシー
ト排出信号をネガシート挿入機80に送る。そして、露
光後処理部65は、オーダ開始表示フィルム89は排出
する。また、露光後処理部65からの現像済短尺状フィ
ルム91をネガシート挿入機80に送る。
【0062】ネガシート挿入機80は、現像済短尺フィ
ルム91を1本1本別の区画に収容できるネガシート9
2に、送られてくる現像済短尺フィルム91を、1本1
本順に収容する。このネガシート92はロール状に収容
されており、現像済短尺フィルム91を1本収容する
と、ネガシート92を1本分送り、ネガシート排出信号
がくると、ネガシートの後端を切断して、現像済短尺フ
ィルム91を収容して切断されたネガシート99を、ソ
ータ67の現像済フィルム用ソータビン68に供給す
る。そして、ソータ67の現像済フィルム用ソータビン
68を1つ進ませる。これにより、オーダ開始表示フィ
ルムに基づいてオーダ毎に現像済短尺フィルム91を現
像済フィルム用ソータビン68に収容することができ
る。
【0063】また、露光部50で露光されたカラー印画
紙96は矢印に示す順路に従って、現像槽71と漂白定
着槽72と第一水洗槽73と第二水洗槽74と第三水洗
槽75と乾燥部76とをこの順に有して、カラー印画紙
96をこの順に処理する現像部70で現像処理される。
現像処理されたカラー印画紙はプリント97となって、
このプリント97のオーダの現像済短尺フィルム91を
収容したネガシート99の現像済短尺フィルム用ソータ
ビン68の隣のプリント用ソータビン69に送られる。
これにより、プリント97はオーダ毎にプリント用ソー
タビン69に送られ、プリント集積体98となる。
【0064】なお、ソータ67は、プリント用ソータビ
ン69と現像済短尺フィルム用ソータビン68とが交互
に配置されており、同じオーダに係わるプリント97と
現像済短尺フィルム91を収容したネガシート99とが
隣のソータビンに収容できるようになっている。これに
より、同じオーダに係わる現像済短尺フィルム91を収
容したネガシート99とプリント97を全て収容するこ
とにより、簡単に同じオーダに係わる現像済短尺フィル
ム91を収容したネガシート99とプリント97を全て
プリント返却袋の中に収容することができる。
【0065】図3に、露光部50にカラー印画紙を供給
する印画紙供給部30と、露光部50と、現像部70の
概略断面図を示す。この図3に基づいて、印画紙供給部
30の構造を説明する。
【0066】印画紙供給部30にセットされるマガジン
32、42は、内部に一定幅のウエブ状のカラー印画紙
をロール状に巻き取って収容するものであり、そのカラ
ー印画紙の先端を挟んで前後に搬送させる搬送ローラ3
3、43を有するものである。なお、この搬送ローラ3
3、43は印画紙供給部30から駆動力を受けて、回転
駆動するものである。
【0067】第一マガジン保持台31はマガジン32を
位置決めして保持するものである。第二マガジン保持台
41はマガジン42を位置決めして保持するものであ
る。これら、第一マガジン保持台31や第二マガジン保
持台41には、マガジンの前面にあるマガジンに収容さ
れているカラー印画紙の面質と幅と初期に収容されてい
る長さを示すコード突起(図示せず)を読み取るコード
突起読取センサ(図示せず)を有し、マガジンに収容さ
れているカラー印画紙の面質と幅と初期に収容されてい
る長さを読み取る。
【0068】第一マガジン保持台31にセットされたマ
ガジン32のスリット先端には、マガジン32のスリッ
ト先端から送りだされたカラー印画紙の存在を検出する
センサ35が有り、また、第二マガジン保持台41にセ
ットされたマガジン42のスリット先端には、マガジン
42のスリット先端から送りだされたカラー印画紙の存
在を検出するセンサ45が有る。そして、センサ35の
先に搬送ローラ対36と搬送ローラ対38があり、その
間にカッタ37がある。同様に、センサ45の先に搬送
ローラ対46と搬送ローラ対48があり、その間にカッ
タ47がある。そして、搬送ローラ対36と搬送ローラ
対38によりマガジン32から送りだされたカラー印画
紙を張りながら、カッタ37でプリントサイズ情報に応
じたプリント長さに切断する。同様に、搬送ローラ対4
6と搬送ローラ対48によりマガジン42から送りださ
れたカラー印画紙を張りながら、カッタ47でプリント
サイズ情報に応じたプリント長さに切断する。この際に
搬送ローラ33、43と搬送ローラ対36、46と搬送
ローラ対38、48が一定の速度でカラー印画紙を搬送
し、センサ35、45の検出結果に基づいて、時間制御
により、所定の長さカラー印画紙をカッタから先に送ら
れたところで、カラー印画紙を切断することにより、カ
ラー印画紙を所定の長さに切断する。
【0069】そして、搬送ローラ対38から先に送られ
たカラー印画紙は、複数のローラ対を有するストック部
39に複数枚ストックされる。なお、ストックされる枚
数は情報読取部61により読み取られたプリント枚数情
報に基づくプリント枚数の残り枚数までである。これに
より、別のオーダに露光が繰り越されるプリントがスト
ック部に長時間残ることを防止しつつ、効率的に露光す
ることができる。
【0070】そして、情報読取部61により読み取られ
たプリントサイズ情報に応じたプリントサイズに切断さ
れた、情報読取手段61により読み取られたプリント面
質情報に応じた面質のカラー印画紙を、切り替えガイド
49と前出の搬送ローラ対により、露光部搬送ベルト5
7に送りだす。
【0071】露光部搬送ベルト57はカラー印画紙を吸
引しながら搬送し、カラー印画紙をペーパーマスク56
に位置決めする。そして、カラー印画紙に露光を与えた
後、露光部排出ローラ群58に露光されたカラー印画紙
を速やかに送り出し、露光部排出ローラ群58も同様に
速い速度で受渡しローラ群59にカラー印画紙を送りだ
す。受渡しローラ群59はワンウエイクラッチを有し、
露光部搬送ベルト57と露光部排出ローラ群58からの
速やかなカラー印画紙の排出に寄与している。そして、
受渡しローラ群59は現像部70のカラー印画紙の搬送
速度でカラー印画紙を搬送することにより、現像部70
との間でカラー印画紙がジャムとなることを防止する。
現像部70の構造は図3に示すように、ローラトランス
ポート方式のものであり、前述の通りである。
【0072】次に、印画紙供給部30の動きについて説
明する。上述の装置で、マガジン32が102mm幅の
無光沢のカラー印画紙を収容し、マガジン42が89m
m幅の光沢のカラー印画紙を収容している場合について
説明する。情報読取部61により読み取られたプリント
サイズ情報がL判(89×127mm)でプリント面質
情報が光沢の場合、ローラ対43、46、48が駆動
し、マガジン42からカラー印画紙が送りだされ、カッ
タ47で127mmの長さに切断され、切り替えガイド
49がローラ対46から送り出されたカラー印画紙を露
光部搬送ベルト57に送り出す側に切り替えられ、L判
(89×127mm)サイズのカラー印画紙が露光部搬
送ベルト57に送りだされる。また、情報読取部61に
より読み取られたプリントサイズ情報がパノラマサイズ
(89×254mm)でプリント面質情報が光沢の場
合、カッタ47で254mmの長さに切断される以外は
同様にして、パノラマサイズ(89×254mm)の光
沢のカラー印画紙が露光部搬送ベルト57に送りだされ
る。また、プリントサイズ情報が葉書サイズ(102×
148mm)でプリント面質情報が無光沢の場合、ロー
ラ対33、36、38とストック部39の複数のローラ
対が駆動し、マガジン32からカラー印画紙が送りださ
れ、カッタ37で148mmの長さに切断され、切り替
えガイド49がストック部39から送り出されたカラー
印画紙を露光部搬送ベルト57に送り出す側に切り替え
られ、ストック部39にストックされている葉書サイズ
(102×148mm)の無光沢のカラー印画紙が1
枚、露光部搬送ベルト57に送りだされる。それ以外の
プリントサイズ情報とプリント面質情報の組み合わせの
場合供給できないので、警報を出してマガジンの交換を
要求する。
【0073】また、印画紙供給部30は、コード突起読
取センサによりコード突起から読み取られた各マガジン
の初期に収容されている長さと、切り出した各マガジン
のカラー印画紙の長さの累計とから、マガジン内の残り
長さが判るので、残り長さが少ないマガジンの交換を促
す。そして、他のマガジンからカラー印画紙を供給して
いる間に交換することにより、露光の効率を落とすこと
なく、マガジンの交換ができる。
【0074】実施形態2 本実施形態は実施形態1の変形形態である。以下、実施
形態1との相違点についてのみ説明する。本実施形態で
は、オーダ開始表示フィルム発行機23が、現像済短尺
フィルム取出装置21又はその上流工程からの信号若し
くは現像機10又はその上流工程からの信号により、オ
ーダ開始表示フィルムに、ID情報とプリントサイズ情
報とプリント面質情報とのバーコード印刷するのではな
く、現像済短尺フィルム取出装置21が、ID情報とプ
リントサイズ情報とプリント面質情報とを情報として記
録したバーコードを印刷した情報シールをそのオーダの
短尺状現像済フィルムの先端に貼り付けて送り出し、ま
た、現像後処理部24で長尺状現像済フィルムの先端
に、現像機10又はその上流工程からの信号により、I
D情報とプリントサイズ情報とプリント面質情報とを情
報として記録したバーコードを印刷した情報シールを長
尺状現像済フィルムの先端に貼り付けて送り出す。そし
て、情報読取部61は、送られてきたフィルムを読み取
り、情報シールの存在を検知すると、その情報シールに
印刷されているバーコードを読み取り、ID情報とプリ
ントサイズ情報とプリント面質情報とを得る。また、露
光後処理部65は、情報シールが通ったと判断するとネ
ガシート排出信号をネガシート挿入機80に送る。
【0075】実施形態3 本実施形態は実施形態2の変形形態である。以下、実施
形態2との相違点についてのみ説明する。本実施形態で
は、ID情報とプリントサイズ情報とプリント面質情報
とを情報として記録したバーコードを印刷した情報シー
ルを貼り付けるのではなく、短尺状現像済フィルムや長
尺状現像済フィルムのパーフォレーション間にバーコー
ド印刷し、情報読取部61は、送られてきたフィルムの
パーフォレーション間のバーコード印刷を読み取り、I
D情報とプリントサイズ情報とプリント面質情報とを得
る。
【0076】実施形態4〜6 本実施形態は実施形態1〜3の変形形態で、印画紙供給
部30のみが異なる。図4は本実施形態の印画紙供給部
30と露光部50と現像処理部70の概略断面図であ
る。以下、図4に基づいて、実施形態1〜3との相違点
についてのみ説明する。
【0077】印画紙供給部30にセットされる各マガジ
ン112、122、132、142は、内部に一定幅の
ウエブ状のカラー印画紙をロール状に巻き取って収容す
るものであり、そのカラー印画紙の先端を挟んで前後に
搬送させる搬送ローラ113、123、133、143
を有するものである。なお、この搬送ローラ113、1
23、133、143は印画紙供給部30から駆動力を
受けて、回転駆動するものである。
【0078】各マガジン保持台111、121、13
1、141は各マガジン112、122、132、14
2を位置決めして保持するものである。これら各マガジ
ン保持台111、121、131、141は、マガジン
の前面にあるマガジンに収容されているカラー印画紙の
面質と幅と初期に収容されている長さを示すコード突起
(図示せず)を読み取るコード突起読取センサ(図示せ
ず)を有し、マガジンに収容されているカラー印画紙の
面質と幅と初期に収容されている長さを読み取る。
【0079】各マガジン保持台111、121、13
1、141にセットされた各マガジン112、122、
132、142のスリット先端部の先に、各マガジン1
12、122、132、142のスリット先端部から送
りだされたカラー印画紙の存在を検出するセンサ11
5、125、135、145が有る。そして、各センサ
115、125、135、145の先に各々、搬送ロー
ラ対116、126、136、146と搬送ローラ対1
18、128、138、148とがあり、その間にカッ
タ117、127、137、147がある。そして、情
報読取部61で読み取られたプリント面質情報の面質に
対応し、プリントサイズ情報に対応するプリントサイズ
のカラー印画紙幅に対応する搬送ローラ対116、12
6、136、146と搬送ローラ対118、128、1
38、148とによりマガジンから送りだされたカラー
印画紙を張りながら、カッタ117、127、137、
147でプリントサイズ情報に応じたプリント長さに切
断する。この際に搬送ローラ113、123、133、
143と搬送ローラ対116、126、136、146
と搬送ローラ対118、128、138、148が一定
の速度でカラー印画紙を搬送し、センサ115、12
5、135、145の検出結果に基づいて、時間制御に
より、カラー印画紙をカッタから先に所定の長さ送った
ところで、カラー印画紙を切断することにより、カラー
印画紙を情報読取部61で読み取られたプリントサイズ
情報に対応するプリントサイズの長さに切断する。
【0080】そして、情報読取部61により読み取られ
たプリントサイズ情報に応じたプリントサイズに切断さ
れた、情報読取手段61により読み取られたプリント面
質情報に応じた面質のカラー印画紙を、切り替えガイド
49と前出の搬送ローラ対により、露光部搬送ベルト5
7に送りだす。そして、以降のカラー印画紙の搬送経路
は実施形態1〜3とおなじである。
【0081】次に、印画紙供給部30の動きについて説
明する。上述の装置で、マガジン112が89mm幅の
光沢のカラー印画紙を収容し、マガジン122が89m
m幅の絹目のカラー印画紙を収容し、マガジン132が
82mm幅の光沢のカラー印画紙を収容し、マガジン1
42が102mm幅の光沢のカラー印画紙を収容してい
る場合について説明する。
【0082】情報読取部61により読み取られたプリン
トサイズ情報がL判(89×127mm)でプリント面
質情報が光沢の場合、マガジン112からカラー印画紙
が送りだされ、カッタ115で127mmの長さに切断
され、切り替えガイド49が送り出されたカラー印画紙
を露光部搬送ベルト57に送り出す側に切り替えられ、
L判(89×127mm)サイズの光沢のカラー印画紙
が露光部搬送ベルト57に送りだされる。
【0083】また、情報読取部61により読み取られた
プリントサイズ情報がハイビジョンサイズ(89×15
8mm)でプリント面質情報が光沢の場合、カッタ11
5で158mmの長さに切断される以外は同様にして、
ハイビジョンサイズ(89×158mm)の光沢のカラ
ー印画紙が露光部搬送ベルト57に送りだされる。
【0084】また、情報読取部61により読み取られた
プリントサイズ情報がパノラマサイズ(89×254m
m)でプリント面質情報が光沢の場合、カッタ115で
254mmの長さに切断される以外は同様にして、パノ
ラマサイズ(89×254mm)の光沢のカラー印画紙
が露光部搬送ベルト57に送りだされる。
【0085】情報読取部61により読み取られたプリン
トサイズ情報がL判(89×127mm)でプリント面
質情報が絹目の場合、マガジン112からカラー印画紙
が送りだされ、カッタ115で127mmの長さに切断
され、切り替えガイド49が送り出されたカラー印画紙
を露光部搬送ベルト57に送り出す側に切り替えられ、
L判(89×127mm)サイズの絹目の印画紙が露光
部搬送ベルト57に送りだされる。
【0086】また、情報読取部61により読み取られた
プリントサイズ情報がハイビジョンサイズ(89×15
8mm)でプリント面質情報が光沢の場合、カッタ11
5で158mmの長さに切断される以外は同様にして、
ハイビジョンサイズ(89×158mm)の絹目のカラ
ー印画紙が露光部搬送ベルト57に送りだされる。
【0087】また、情報読取部61により読み取られた
プリントサイズ情報がパノラマサイズ(89×254m
m)でプリント面質情報が光沢の場合、カッタ115で
254mmの長さに切断される以外は同様にして、パノ
ラマサイズ(89×254mm)の絹目のカラー印画紙
が露光部搬送ベルト57に送りだされる。
【0088】また、プリントサイズ情報がE判(82×
120mm)でプリント面質情報が光沢の場合、マガジ
ン132からカラー印画紙が送りだされ、カッタ135
で120mmの長さに切断され、切り替えガイド49が
送り出されたカラー印画紙を露光部搬送ベルト57に送
り出す側に切り替えられ、葉書サイズ(82×120m
m)の無光沢のカラー印画紙が1枚、露光部搬送ベルト
57に送りだされる。
【0089】また、プリントサイズ情報が葉書サイズ
(102×148mm)でプリント面質情報が光沢の場
合、マガジン142からカラー印画紙が送りだされ、カ
ッタ145で148mmの長さに切断され、切り替えガ
イド49が送り出されたカラー印画紙を露光部搬送ベル
ト57に送り出す側に切り替えられ、葉書サイズ(10
2×148mm)の無光沢のカラー印画紙が1枚、露光
部搬送ベルト57に送りだされる。
【0090】それ以外のプリントサイズ情報とプリント
面質情報の組み合わせの場合供給できないので、警報を
出してマガジンの交換を要求する。
【0091】また、印画紙供給部30は、コード突起読
取センサによりコード突起から読み取られた各マガジン
の初期に収容されている長さと、切り出した各マガジン
のカラー印画紙の長さの累計とから、マガジン内の残り
長さが判るので、残り長さが少ないマガジンの交換を促
す。そして、他のマガジンからカラー印画紙を供給して
いる間に交換することにより、露光の効率を落とすこと
なく、マガジンの交換ができる。
【0092】実施形態7〜9 本実施形態は実施形態1〜3の変形形態で、印画紙供給
部30のみが異なる。図5は本実施形態の印画紙供給部
30と露光部50と現像処理部70の概略断面図であ
る。以下、図5に基づいて、実施形態1〜3との相違点
についてのみ説明する。
【0093】印画紙供給部30にセットされる各マガジ
ン212、222、232は、内部に一定のプリントサ
イズの同じ面質のシート状のカラー印画紙を厚み方向に
積み重ねて収容するものである。
【0094】各マガジン保持台211、221、231
は各マガジン212、222、232を位置決めして保
持するものである。これら各マガジン保持台211、2
21、231は、マガジンの前面にあるマガジンに収容
されているカラー印画紙の面質とプリントサイズと初期
に収容されている枚数を示すコード突起(図示せず)を
読み取るコード突起読取センサ(図示せず)を有し、マ
ガジンに収容されているカラー印画紙の面質とプリント
サイズと初期に収容されている枚数を読み取る。
【0095】各マガジン保持台211、221、231
には、各マガジン212、222、232がセットされ
る底面に取り出しローラ213、223、233によ
り、各マガジン212、222、232の底にあるシー
ト状カラー印画紙を送りだす。この際に、情報読取部6
1で読み取られたプリントサイズ情報に対応するプリン
トサイズの情報読取部61で読み取られたプリント面質
情報に対応する面質のカラー印画紙を収容するマガジン
からカラー印画紙を送り出し、切り替えガイド49と前
出の搬送ローラ対により、露光部搬送ベルト57に送り
だす。そして、以降のカラー印画紙の搬送経路は実施形
態1〜3とおなじである。
【0096】次に、印画紙供給部30の動きについて説
明する。上述の装置で、マガジン212がパノラマサイ
ズの光沢のカラー印画紙を収容し、マガジン222が葉
書サイズの絹目のカラー印画紙を収容し、マガジン23
2がL判の光沢のカラー印画紙を収容している場合につ
いて説明する。
【0097】情報読取部61により読み取られたプリン
トサイズ情報がL判(89×127mm)でプリント面
質情報が光沢の場合、マガジン232からカラー印画紙
が送りだされ、切り替えガイド49が送り出されたカラ
ー印画紙を露光部搬送ベルト57に送り出す側に切り替
えられ、L判サイズの光沢のカラー印画紙が露光部搬送
ベルト57に送りだされる。
【0098】また、情報読取部61により読み取られた
プリントサイズ情報がパノラマサイズでプリント面質情
報が光沢の場合、マガジン212からカラー印画紙が送
りだされ、切り替えガイド49が送り出されたカラー印
画紙を露光部搬送ベルト57に送り出す側に切り替えら
れ、パノラマサイズの光沢のカラー印画紙が露光部搬送
ベルト57に送りだされる。
【0099】また、情報読取部61により読み取られた
プリントサイズ情報がハガキサイズでプリント面質情報
が絹目の場合、マガジン222からカラー印画紙が送り
だされ、切り替えガイド49が送り出されたカラー印画
紙を露光部搬送ベルト57に送り出す側に切り替えら
れ、ハガキサイズの絹目の印画紙が露光部搬送ベルト5
7に送りだされる。
【0100】それ以外のプリントサイズ情報とプリント
面質情報の組み合わせの場合供給できないので、警報を
出してマガジンの交換を要求する。
【0101】また、印画紙供給部30は、コード突起読
取センサによりコード突起から読み取られた各マガジン
の初期に収容されている枚数と、送り出した各マガジン
のカラー印画紙の枚数の累計とから、マガジン内の残り
枚数が判るので、残り枚数が少ないマガジンの交換を促
す。そして、他のマガジンからカラー印画紙を供給して
いる間に交換することにより、露光の効率を落とすこと
なく、マガジンの交換ができる。
【0102】
【発明の効果】
〔請求項1の効果〕露光前に写真原稿を仕分けたりプリ
ントサイズを入力したりする手間が不要であり、また、
あるプリントサイズに対応したプリント用感光材料を現
像処理し終わらなくても、他のプリントサイズに対応し
たプリント用感光材料を現像することができ、その間の
待ち時間が発生せず、プリントの生産効率が著しく損な
われることなく、従って、トータルとして、プリントの
生産効率の高いものとなる。
【0103】〔請求項2の効果〕複数の異なるプリント
サイズに対応するマガジンを保持させることにより、そ
のマガジンからプリントサイズ情報に応じたプリントサ
イズに切断されたプリント用感光材料を供給することが
できる。また、この場合において、ある1つのマガジン
に収容されているプリント用感光材料が切れても、他の
マガジンに応じたプリントサイズの露光をしている間に
マガジンを交換することで、露光の効率を落とすことな
く、マガジンの交換を行うことができる。
【0104】〔請求項3の効果〕プリントサイズ情報に
応じたプリントサイズに切断されたプリント用感光材料
を供給することができる。また、少ないマガジンしか保
持できなくても、多くのプリントサイズのプリント用感
光材料を供給することができる。また、露光後切断方式
ではプリントサイズ切り替え時にウエブ状プリント用感
光材料の先端部をマガジン側に戻す手間や時間が必要で
あるというウエブ状プリント用感光材料を収容するマガ
ジン特有の問題も解決される。
【0105】〔請求項4の効果〕プリントサイズ情報に
応じたプリントサイズに切断されたプリント用感光材料
を供給することができる。また、露光部の前でプリント
用感光材料を切断する必要がないので、紙粉の発生がな
く良好な品質のプリントが得られやすく、かつ、切断の
ための待ち時間も不要である。
【0106】〔請求項5の効果〕露光前に写真原稿を仕
分ける手間が不要で、プリント用感光材料の切り替えを
自動的に行うことができ、トータルとして、プリントの
生産効率の高いものとなる。
【0107】〔請求項6の効果〕複数の異なる面質に対
応するマガジンを保持させることにより、そのマガジン
からプリント面質情報に応じた面質のプリント用感光材
料を供給することができる。そして、この場合、そのマ
ガジンからプリント面質情報に応じた面質のプリント用
感光材料を切断して供給することにより、ある1つのマ
ガジンに収容されているプリント用感光材料が切れて
も、他のマガジンに応じた面質のプリント用感光材料の
露光をしている間にマガジンを交換することで、露光の
効率を落とすことなく、マガジンの交換を行うことがで
きる。
【0108】〔請求項7の効果〕プリント面質情報に応
じた面質のプリント用感光材料を供給することができ
る。また、露光後切断方式ではプリントサイズ切り替え
時にウエブ状プリント用感光材料の先端部をマガジン側
に戻す手間や時間が必要であるというウエブ状プリント
用感光材料を収容するマガジン特有の問題も解決され
る。
【0109】〔請求項8の効果〕プリント面質情報に応
じた面質のプリント用感光材料を供給することができ
る。また、露光部の前でプリント用感光材料を切断する
必要がないので、紙粉の発生がなく良好な品質のプリン
トが得られやすく、かつ、切断のための待ち時間も不要
である。
【0110】〔請求項9の効果〕露光前に写真原稿を仕
分ける手間が不要で、プリント用感光材料の切り替えを
自動的に行うことができ、また、あるプリントサイズに
対応しかつある面質のプリント用感光材料を現像処理し
終わらなくても、他のプリントサイズに対応した又は他
の面質のプリント用感光材料を現像することができ、そ
の間の待ち時間が発生せず、プリントの生産効率が損な
われることなく、従って、トータルとして、プリントの
生産効率の高いものとなる。
【0111】〔請求項10の効果〕複数の異なるプリン
トサイズに対応し、かつ、複数の異なる面質に対応する
マガジンを保持させることにより、これらのマガジンか
らプリントサイズ情報に応じたプリントサイズに切断さ
れた、プリント面質情報に応じた面質のプリント用感光
材料を供給することができる。そして、この場合、その
マガジンからあるプリント用感光材料を切断して供給す
ることにより、ある1つのマガジンに収容されているプ
リント用感光材料が切れても、他のマガジンに応じた面
質のプリント用感光材料の露光をしている間にマガジン
を交換することで、露光の効率を落とすことなく、マガ
ジンの交換を行うことができる。
【0112】〔請求項11の効果〕プリントサイズ情報
に応じたプリントサイズに切断された、プリント面質情
報に応じたプリント面質のプリント用感光材料を供給す
ることができる。また、1つのマガジンから、同じ幅の
異なる長さのプリントサイズのプリント用感光材料を供
給することができ、少ないマガジンしか保持できなくて
も、多くのプリントサイズのプリント用感光材料を供給
することができる。また、露光後切断方式ではプリント
サイズ切り替え時にウエブ状プリント用感光材料の先端
部をマガジン側に戻す手間や時間が必要であるというウ
エブ状プリント用感光材料を収容するマガジン特有の問
題も解決される。
【0113】〔請求項12の効果〕プリントサイズ情報
に応じたプリントサイズに切断された、プリント面質情
報に応じた面質のプリント用感光材料を供給することが
できる。また、露光部の前でプリント用感光材料を切断
する必要がないので、紙粉の発生がなく良好な品質のプ
リントが得られやすく、かつ、切断のための待ち時間も
不要である。
【0114】〔請求項13の効果〕写真原稿とプリント
の食い違いが発生しにくく、また、人手で写真原稿とそ
の写真原稿に対応するプリントとを対応させる手間が不
要であることなどにより、トータルとしてプリントの生
産効率を向上させることができる。
【0115】〔請求項14の効果〕元の写真原稿が長尺
状であっても、短尺状であっても、同じ写真原稿容器に
同じように収容することができ、また、同じソータが同
じように保持することができ、設備を簡略なものにで
き、また、写真原稿容器の管理を簡素化できるなどによ
り、トータルとしてプリントの生産費用を削減すること
ができる。
【0116】〔請求項21の効果〕写真原稿と読み取っ
た情報の行き違いが発生しにくく、誤ったプリントサイ
ズや面質のプリントが発生しにくく、また、人手で写真
原稿を送る手間が不要であることなどにより、トータル
としてプリントの生産効率を向上させることができる。
【0117】〔請求項25の効果〕写真原稿が磁気記録
できないものであっても情報を記録できるだけでなく、
写真原稿に余計な記録をして、写真原稿を汚したり、記
録部材を貼り付けたり、剥がしたりする必要がなく、ま
た、ダミー写真原稿が情報を記録すること専用にする
と、読み取り精度を高くすることが簡単にできる。
【0118】〔その他請求項の効果〕これまでの説明で
理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のシステムの全体概略図(その
1)。
【図2】実施形態1のシステムの全体概略図(その
2)。
【図3】実施形態1の印画紙供給部30と露光部50と
現像処理部70の概略断面図。
【図4】実施形態4〜6の印画紙供給部30と露光部5
0と現像処理部70の概略断面図。
【図5】実施形態7〜9の印画紙供給部30と露光部5
0と現像処理部70の概略断面図。
【符号の説明】
10 フィルム現像機 21 現像済短尺フィルム取出部 22 現像済短尺フィルム表裏判定矯正装置 23 オーダ開始表示フィルム発行機 24 現像後処理部 30 印画紙供給部 50 露光部 61 情報読取部 63 撮像部 65 露光後処理部 67 ソータ 70 現像処理部 80 ネガシート挿入機 91 現像済短尺フィルム 92 ネガシート(返却用) 93 ネガシート(注文用) 96 カラー印画紙 97 プリント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉腰 泰明 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント用感光材料を供給するプリント
    用感光材料供給手段と、写真原稿の駒画像から、前記プ
    リント用感光材料供給手段から供給されたプリント用感
    光材料に、露光する露光手段と、前記露光手段により露
    光されたプリント用感光材料を現像処理してプリントを
    得るプロセッサと、を有し、異なるプリントサイズに露
    光される多数本の写真原稿を連続して処理しうるプリン
    タプロセッサにおいて、前記写真原稿に対応するプリン
    トサイズ情報を得る情報取得手段を有し、前記プリント
    用感光材料供給手段が、前記情報取得手段により得られ
    たプリントサイズ情報に応じたプリントサイズに切断さ
    れたプリント用感光材料を供給するものであり、前記プ
    ロセッサがローラトランスポート方式であることを特徴
    とするプリンタプロセッサ。
  2. 【請求項2】 前記プリント用感光材料供給手段が、プ
    リント用感光材料を収容するマガジンを複数保持できる
    保持手段と、前記保持手段に保持されているマガジンか
    ら、前記情報取得手段により得られたプリントサイズ情
    報に応じたプリントサイズに切断されたプリント用感光
    材料を供給する供給手段と、を有することを特徴とする
    請求項1に記載のプリンタプロセッサ。
  3. 【請求項3】 前記マガジンが所定の幅のウエブ状のプ
    リント用感光材料を収容するものであり、前記保持手段
    が、収容されているプリント用感光材料の幅が異なるマ
    ガジンを保持できるものであり、前記供給手段が、前記
    情報取得手段により得られたプリントサイズ情報に応じ
    た幅のプリント用感光材料が収容されている、前記保持
    手段により保持されているマガジンから送り出されたウ
    エブ状のプリント用感光材料を、前記情報取得手段によ
    り得られたプリントサイズ情報に応じた長さに切断し、
    切断されたプリント用感光材料を供給するものであるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のプリンタプロセッサ。
  4. 【請求項4】 前記マガジンが所定のプリントサイズの
    シート状のプリント用感光材料を収容するものであり、
    前記保持手段が、収容されているプリント用感光材料の
    プリントサイズが異なるマガジンを保持できるものであ
    り、前記供給手段が、前記情報取得手段により得られた
    プリントサイズ情報に応じたプリントサイズのプリント
    用感光材料が収容されている、前記保持手段により保持
    されているマガジンからプリント用感光材料を供給する
    ものであることを特徴とする請求項2に記載のプリンタ
    プロセッサ。
  5. 【請求項5】 写真原稿に対応するプリント面質情報を
    得る情報取得手段と、前記情報取得手段により得られた
    プリント面質情報に応じた面質のプリント用感光材料を
    供給するプリント用感光材料供給手段と、前記写真原稿
    の駒画像から、前記プリント用感光材料供給手段から供
    給されたプリント用感光材料に、露光する露光手段と、
    前記露光手段により露光されたプリント用感光材料を現
    像処理してプリントを得るプロセッサとを有することを
    特徴とするプリンタプロセッサ。
  6. 【請求項6】 前記プリント用感光材料供給手段が、プ
    リント用感光材料を収容するマガジンを複数保持できる
    保持手段と、前記保持手段に保持されているマガジンか
    ら、前記情報取得手段により得られたプリント面質情報
    に応じた面質のプリント用感光材料を供給する供給手段
    と、を有することを特徴とする請求項5に記載のプリン
    タプロセッサ。
  7. 【請求項7】 前記マガジンが所定の面質のウエブ状の
    プリント用感光材料を収容するものであり、前記保持手
    段が、収容されているプリント用感光材料の面質が異な
    るマガジンを保持できるものであり、前記供給手段が、
    前記情報取得手段により得られたプリント面質情報に応
    じた面質のプリント用感光材料が収容されている、前記
    保持手段により保持されているマガジンから送り出され
    たウエブ状のプリント用感光材料を切断し、切断された
    プリント用感光材料を供給するものであることを特徴と
    する請求項6に記載のプリンタプロセッサ。
  8. 【請求項8】 前記マガジンが所定の面質のシート状の
    プリント用感光材料を収容するものであり、前記保持手
    段が、収容されている面質が異なるマガジンを保持でき
    るものであり、前記供給手段が、前記情報取得手段によ
    り得られたプリント面質情報に応じた面質のプリント用
    感光材料が収容されている、前記保持手段により保持さ
    れているマガジンからプリント用感光材料を供給するも
    のであることを特徴とする請求項6に記載のプリンタプ
    ロセッサ。
  9. 【請求項9】 プリント用感光材料を供給するプリント
    用感光材料供給手段と、写真原稿の駒画像から、前記プ
    リント用感光材料供給手段から供給されたプリント用感
    光材料に、露光する露光手段と、前記露光手段により露
    光されたプリント用感光材料を現像処理してプリントを
    得るプロセッサと、を有し、異なるプリントサイズに露
    光される多数本の写真原稿を連続して処理しうるプリン
    タプロセッサにおいて、前記写真原稿に対応するプリン
    トサイズ情報とプリント面質情報を得る情報取得手段を
    有し、前記プリント用感光材料供給手段が、前記情報取
    得手段により得られたプリントサイズ情報に応じたプリ
    ントサイズに切断された、前記情報取得手段により得ら
    れたプリント面質情報に応じた面質のプリント用感光材
    料を、供給するものであり、前記露光手段が、前記情報
    取得手段により得られた写真原稿の駒画像から、露光す
    るものであり、前記プロセッサがローラトランスポート
    方式であることを特徴とするプリンタプロセッサ。
  10. 【請求項10】 前記プリント用感光材料供給手段が、
    プリント用感光材料を収容するマガジンを複数保持でき
    る保持手段と、前記保持手段に保持されているマガジン
    から、前記情報取得手段により得られたプリントサイズ
    情報に応じたプリントサイズに対応した、プリント面質
    情報に応じた面質のプリント用感光材料を供給する供給
    手段と、を有することを特徴とする請求項9に記載のプ
    リンタプロセッサ。
  11. 【請求項11】 前記マガジンが所定の面質の所定の幅
    のウエブ状のプリント用感光材料を収容するものであ
    り、前記保持手段が、収容されているプリント用感光材
    料の面質が異なるマガジンも収容されているプリント用
    感光材料の幅が異なるマガジンも保持できるものであ
    り、前記供給手段が、前記情報取得手段により得られた
    プリント面質情報とプリントサイズ情報に応じた面質と
    幅のプリント用感光材料が収容されている、前記保持手
    段により保持されているマガジンから送り出されたウエ
    ブ状のプリント用感光材料を前記情報取得手段により得
    られたプリントサイズ情報に応じた長さに切断し、切断
    されたプリント用感光材料を供給するものであることを
    特徴とする請求項10に記載のプリンタプロセッサ。
  12. 【請求項12】 前記マガジンが所定の面質の所定のプ
    リントサイズのシート状のプリント用感光材料を収容す
    るものであり、前記保持手段が、収容されている面質が
    異なるマガジンも収容されているプリントサイズが異な
    るマガジンも保持できるものであり、前記供給手段が、
    前記情報取得手段により得られたプリント面質情報とプ
    リントサイズ情報に応じた面質とプリントサイズのプリ
    ント用感光材料が収容されている、前記保持手段により
    保持されているマガジンからプリント用感光材料を供給
    するものであることを特徴とする請求項10に記載のプ
    リンタプロセッサ。
  13. 【請求項13】 写真原稿を収容する写真原稿容器に、
    前記露光手段で露光した写真原稿を収容する写真原稿収
    容手段と、前記写真原稿容器に収容された写真原稿と、
    前記写真原稿に対応する前記プロセッサにより得たプリ
    ントとを対応する所に保持するソータと、を有すること
    を特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のプ
    リンタプロセッサ。
  14. 【請求項14】 前記写真原稿収容手段が、前記写真原
    稿が長尺状である場合、短尺状に切断した後に、写真原
    稿を収容するものであることを特徴とする請求項13に
    記載のプリンタプロセッサ。
  15. 【請求項15】 前記写真原稿が、そのプリントサイズ
    情報を含む情報を予め記録したものであり、前記情報取
    得手段が、前記写真原稿に記録されたプリントサイズ情
    報を読み取ることにより、前記写真原稿に対応するプリ
    ントサイズ情報を得るものであり、前記露光手段が、前
    記情報取得手段により読み取られた写真原稿から露光す
    るものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載のプリンタプロセッサ。
  16. 【請求項16】 前記写真原稿が、その識別のためのI
    D情報を含む情報を予め記録したものであり、前記情報
    取得手段が、前記写真原稿に記録されたID情報を読み
    取ることにより、前記写真原稿に対応するプリントサイ
    ズ情報を得るものであり、前記露光手段が、前記情報取
    得手段により読み取られた写真原稿から露光するもので
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載のプリンタプロセッサ。
  17. 【請求項17】 前記写真原稿が、そのプリント面質情
    報を含む情報を予め記録したものであり、前記情報取得
    手段が、前記写真原稿に記録されたプリント面質情報を
    読み取ることにより、前記写真原稿に対応するプリント
    面質情報を得るものであり、前記露光手段が、前記情報
    取得手段により読み取られた写真原稿から露光するもの
    であることを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に
    記載のプリンタプロセッサ。
  18. 【請求項18】 前記写真原稿が、その識別のためのI
    D情報を含む情報を予め記録したものであり、前記情報
    取得手段が、前記写真原稿に記録されたID情報を読み
    取ることにより、前記写真原稿に対応するプリント面質
    情報を得るものであり、前記露光手段が、前記情報取得
    手段により読み取られた写真原稿から露光するものであ
    ることを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載
    のプリンタプロセッサ。
  19. 【請求項19】 前記写真原稿が、そのプリントサイズ
    情報とプリント面質情報を含む情報を予め記録したもの
    であり、前記情報取得手段が、前記写真原稿に記録され
    たプリントサイズ情報とプリント面質情報を読み取るこ
    とにより、前記写真原稿に対応するプリントサイズ情報
    とプリント面質情報を得るものであり、前記露光手段
    が、前記情報取得手段により読み取られた写真原稿から
    露光するものであることを特徴とする請求項9〜12の
    いずれか1項に記載のプリンタプロセッサ。
  20. 【請求項20】 前記写真原稿が、その識別のためのI
    D情報を含む情報を予め記録したものであり、前記情報
    取得手段が、前記写真原稿に記録されたID情報を読み
    取ることにより、前記写真原稿に対応するプリントサイ
    ズ情報とプリント面質情報を得るものであり、前記露光
    手段が、前記情報取得手段により読み取られた写真原稿
    から露光するものであることを特徴とする請求項9〜1
    2のいずれか1項に記載のプリンタプロセッサ。
  21. 【請求項21】 前記情報取得手段と前記露光手段とが
    写真原稿の自動搬送経路により連結されていることを特
    徴とする請求項15〜20のいずれか1項に記載のプリ
    ンタプロセッサ。
  22. 【請求項22】 前記写真原稿に前記情報を予め記録す
    るのに、前記情報を記録した情報シールを予め前記写真
    原稿に貼付するものであることを特徴とする請求項15
    〜21のいずれか1項に記載のプリンタプロセッサ。
  23. 【請求項23】 前記情報シールが、前記情報をコード
    又はマークとして記録したシールであることを特徴とす
    る請求項22に記載のプリンタプロセッサ。
  24. 【請求項24】 前記写真原稿に前記情報を予め記録す
    るのに、前記写真原稿に情報を記録するコードを予め印
    刷するものであることを特徴とする請求項15〜23の
    いずれか1項に記載のプリンタプロセッサ。
  25. 【請求項25】 前記情報を予め記録した写真原稿が画
    像駒を有しないダミー写真原稿であり、1又は同じ情報
    に対応する複数の写真原稿毎に、前記ダミー写真原稿が
    供給されるものであることを特徴とする請求項15〜2
    4のいずれか1項に記載のプリンタプロセッサ。
JP8072286A 1996-03-27 1996-03-27 プリンタプロセッサ Pending JPH09265140A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139943A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置

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