JP2561558B2 - ロータリーカメラのランプ切れマーク写し込み装置 - Google Patents

ロータリーカメラのランプ切れマーク写し込み装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、原稿とフィルムとを互いに反対方向に移動
しつつ撮影してゆくロータリーカメラに適用され、原稿
の露光ランプの断線(ランプ切れ)を検出してランプ切
れマークをフィルムに写し込むようにしたランプ切れマ
ーク写し込み装置に関するものである。
(発明の技術的背景) マイクロフィルムのカメラの1種としてロータリーカ
メラがある。これは原稿とフィルムとを互いに反対方向
に移動させ、狭いスリットを通して原稿の一端から順次
連続的に撮影して行くものである。
ここに原稿は撮影中に、原稿を証明する露光ランプの
フィラメントの断線などによりランプが消えることがあ
り得る。このランプが切れるとフィルムに撮影が行われ
ないままフィルムだけが走行することになる。またこの
ランプ切れが発生すると、ランプを交換してからランプ
切れが発生した原稿より適宜の数だけ前に遡って撮影を
再開しなければならない。このためランプ切れを起こし
た原稿付近では原稿が重複して撮影されることになる。
しかしフィルムには縮小画像が撮影されているのでどこ
でランプ切れは発生したのか、またどの原稿が重複して
いるのかをフィルムをみながらでは確認がしにくいとい
う問題があった。
またランプ切れが発生すると、通常フィルムが空白に
なることになるが、現像後のフィルムを見ただけではこ
の画像に生じた異常の原因が何であるかを確実に知るこ
とが困難であった。例えばこの長い空白が原稿の撮影が
完了したために生じたものか、ランプ切れにより発生し
たものであって続きがあるのか、等の判断がしにくいと
いう問題があった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、
ランプ切れが発生した場合にはその旨をフィルムに写し
込むことにより、現像後のフィルムを見てランプ切れが
起った位置を容易に検出することができるようにし、こ
の付近だけを見れば原稿の重複撮影の有無を容易に判別
できるようにしたロータリーカメラのランプ切れマーク
写し込み装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、 原稿とフィルムとを互いに反対方向に移動しつつ撮影
するマイクロフィルムのロータリーカメラにおいて、 多数の前記原稿を連続的に撮影部を通過させる原稿搬
送手段と、この原稿を前記撮影部で照明する露光ランプ
と、このランプの断線を検出するランプ切れ検出手段
と、前記フィルムにデータを写し込む発光手段と、ラン
プ切れの検出に基づき前記発光手段によりランプ切れマ
ークを写し込み前記原稿の撮影を停止させる制御手段と
を備えるロータリーカメラのランプ切れマーク写し込み
装置、により達成される。
ここにランプ切れ検出手段は、ランプの光量が一定以
下になることからランプ切れを検出するように構成する
ことができる。
発光手段を一次元発光手段とし、撮影ローラに巻き掛
けた位置でフィルムに原稿を撮影すると共に、この位置
において一次元発光手段がランプ切れマークを写し込む
ようにすることができる。
また原稿枚数をカウントしておき、ランプ切れが発生
するとそこまでの撮影済み枚数をランプ切れマークと共
に写し込んでもよい。ランプ切れの発生時に原稿を最初
から再投入させ、ランプ切れを発生したところまで原稿
を空送りしてその先だけを撮影するように構成してもよ
い。
(作用) ランプ切れ検出手段がランプ切れを検出すると、制御
手段はより、フィルムにランプ切れマークを写し込む。
そして原稿を再度投入すれば、このランプ切れマークの
後に続けて原稿が撮影されて行く。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の概念図、第2図は実際の
光学系を示す斜視図、第3図はその要部の拡大図、第4
図は原稿搬送手段を示す側面図、第5図はフィルムの送
り経路を示す正面図、第6図はキーボードを示す図、、
第7図はフィルムのデータ写し込みの例を示す図、第8
図はランプ切れマークの写し込みの例を示す図、第9図
は動作流れ図である。
まず第2、4図に基づき原稿搬送手段の概要を説明す
る。
第4図で符号10はオートフィーダであり、投入口12に
手形などの原稿14が重ねて投入され、その一番上の原稿
14の上面には正転ローラ16が接触する一方、これに対向
する逆転ローラ18がこの原稿14の下面に接触する。そし
て重ねた原稿14を上から順に1枚づつ撮影部へ送り込む
ものである。20は適宜数のローラに巻き掛けられた搬送
ベルトであり、このベルト20の上面にはローラユニット
22が押圧され、両者の間に前記オートフィーダ10から送
られてくる原稿14が挟まれて送られる。原稿14はここで
上向きに方向転換され、適宜の搬送ローラにより撮影ガ
ラス24、24間を通って上昇する。そして原稿14は排出ロ
ーラ26とこれに押圧されたベルト28との間に挟まれてス
タッカ30に排出される。原稿14は撮影された順にこのス
タッカ30にたまる。ここに原稿14は撮影ガラス24、24間
を通過中に撮影される一方、ここに入る原稿14の前端と
後端とが原稿検出サンサ32により検出される。すなわち
原稿14の通路を挟んでLEDなどの発光素子33がセンサ32
と対向するように配置され、センサ32はこの光を原稿14
が断続することにより原稿14の通過を検出するものであ
る。
原稿14は撮影ガラス24、24を通る際にその両面が同時
に後記のフィルム34に撮影される。すなわち第2図に示
すように、原稿14は両撮影ガラス24、24の外側に整列さ
れた複数の露光ランプ36、36により照明され、この原稿
14の表・裏両面の像はそれぞれミラー38a、b、40、4
2、44によって撮影レンズ46に導かれ、このレンズ46の
下方に位置するフィルム34に結像する。ここにフィルム
34に結像する表・裏の像はスリット48によって原稿14の
送り方向に直交する方向に長い線状の像となる。50は撮
影レンズ46の上方に位置するシャッタであり、撮影光の
通過を断続する。
次にレンズ46の下方において定速で走行するフィルム
34の送り経路を第5図に基づいて説明する。この図で52
はフィルム34の供給側スプールであり、このスプール52
から供給されるフィルム34はガイドローラ54、撮影ロー
ラ56、ガイドローラ58などを介して巻取側スプール60に
巻取られる。62はこのスプール60の前に配置されたカッ
タであり、後記する現像キー108を押すことにより作動
する。ここに撮影ローラ56はガイドローラ54、58よりも
高い位置にあり、フィルム34はこの撮影ローラ56の上側
の半周面に密着して走行する。なお前記撮影レンズ46は
この撮影ローラ56の上方に位置し縮小投影画像をこの撮
影ローラ56上のフィルム34に結像する。またガイドロー
ラ58はモータで一定速度で回転され、フィルム34の送り
速度を決定する。
巻取側スプール60は、水平な回転軸64を挟んでその両
側に一対保持されている(第5図には一方のみが表われ
ている)。このスプール60の右端には円板66が固定さ
れ、この円板66とスプール60との間にドライブベルト68
が配設されている。このドライブベルト68は駆動ローラ
70と、従動ローラ72とに巻き付けられ、図示の反時計方
向(矢印方向)に走行する。この従動ローラ72は電磁ソ
レノド(図示せず)によりスプール60側へ移動される
と、ベルト68がスプール60の周縁に接触し、スプール60
を第5図で時計方向(矢印方向)に回転させる。この状
態で撮影済みのフィルム34が巻取られ、所定量の撮影が
終了し後記する「現像」キー108が押されるとカッタ62
によりフィルム34がカットされる。またこの従動ローラ
72を円板66側へ移動させてベルト68をこの円板66に接触
させると、回転軸64を180゜回転させて、スプール60の
位置を回転軸64を挟んで左右に入れ換えることができ
る。スプール60が左右入れ換わると従動ローラ72は再び
スプール60側に移動し、スプール60を時計方向に回転さ
せる。このため撮影されて巻取られたフィルム34は、今
度は逆に送り出されることになり、現像処理部74へ送ら
れる。
現像処理部74は、スプール60の下方に位置し、現像タ
ンク76A、定着タンク76B、水洗タンク76C、76Dとを備え
る。前記スプール60から送り出された撮影済みのフィル
ム34はこれらの各タンク76A〜D内を順に通って処理さ
れた後、乾燥部78に送られる。なおタンク76A〜Dは一
体に作られて上下動可能であり、下降させることにより
タンク76A〜Dをフィルム34の経路から脱出させて処理
液の交換を行うようになっている。
乾燥部78は水洗処理を終ったフィルム34をヒータ80に
よって加熱乾燥させるものであり、ここで乾燥されたフ
ィルム34はフィルムトレイ82に収容される。このフィル
ムトレイ82には巻取リール84を設け、このリール84にフ
ィルム34を直接巻取るようにしてもよい。
86は一次元発光手段としてのラインLEDであり、微小
な発光ダイオードを一列に並べたものである。このライ
ンLED86は前記撮影ローラ56の側方に位置し、この撮影
ローラ54にフィルム34が密着する範囲すなわち撮影ロー
ラ54の上側の半周面の範囲内において、フィルム34の幅
方向に一次元の画像を結像する。
このラインLED86の各画素を構成する各LEDは、フィル
ム34の送り速度に同期して制御手段88(第1図)により
選択的に点滅され、フィルム34上に所定のデータを写し
込む。この制御手段88は、CPU90、ROM92、RAM94、入力
インターフェース(IF)96、出力インターフェース98を
備える。フィルム34の送り速度は前記ガイドローラ58に
取付けられたエンコーダ100により検出され、その出力
が入力インターフェース98を介してCPU90に読み込ま
れ、必要に応じてRAM94にメモリされる。またフィルム3
4に写し込むべきデータはキーボード102と、後記するラ
ンプ切れ検出手段150、枚数検出手段90Aなどから入力さ
れる。
キーボード102は第6図に示すようにデータ入力キー
群104、スペースキー106、現像キー108などを持ち、デ
ータ入力キー群104で入力したデータや他の運転状況を
示すメッセージが液晶表示板110に適宜表示されるよう
になっている。
CPU90はROM92にメモリされた所定の動作プログラムに
従い、ラインLED86の各画素を選択的に発光させる信号
を出力インターフェース98を介して出力する。この出力
に基づいて駆動回路112は各画素を選択的に発光させ、
フィルム34の所定位置に所定のデータを写し込む。
この写し込むデータは例えばフィルム34の撮影先頭部
分および最後の部分に入れる第7図のようなものが可能
である。日付はデータ入力キー104の中の「日付」キー
を押すことにより入力指令でき、手形の撮影の場合には
これと共に銀行コードや支店コードなども自動で入力指
令することができる。「シフト」キーを押しながら「日
付」キーを押せば時刻を指令できる。また「始」キーを
押すとフィルム34の幅の中央に大文字で「始」と記録す
ることを指令できる。また「A」〜「J」キーと「シフ
ト」キーにより予め登録した「商業手形」、「他店券」
などの登録文字を指令できる。これらの指令が終ってか
ら「確認」キーを押すことにより写し込み動作が始ま
る。また原稿14の撮影が終った後、「終」キーを押し
「確認」キーを押せばその大文字による記録を指令でき
る。記録するデータは撮影した表・裏の画像14A、14Bの
枠外に記録するブリップ114であってもよい。
なお「スペース」キー106はフィルム34を撮影するこ
となく空送りする場合に用いるものである。「現像」キ
ー108は撮影終了後にこれを押すことによりフィルム34
をカッタ62でカットし、現像を開始させるものである。
次にランプ切れを示すマーク(ランプ切れマーク)の
写し込みについて説明する。
ランプ36のランプ切れはランプ切れ検出手段150(第
1図)により検出される。この手段150は各ランプ36の
光を別々に検出する複数の光センサ152、152と各光セン
サ152の光量が一定以下になるとランプ切れ信号lを出
力する比較器154とで構成される。従っていづれかのラ
ンプ36が切れると、これに対応する光センサ152の出力
が低レベルになり比較器154はランプ切れ信号lを制御
手段88に出力する。
またCPU90は、原稿14の通過を監視するセンサ32の出
力をカウントして撮影枚数を求める枚数検出手段90Aの
機能も備えている。
制御手段88は、ランプ切れ検出手段150がランプ切れ
を検出すると、ランプ切れマークMとこの時の撮影枚数
Nとをフィルム34に写し込む(第8図)。
(動作) 次にこの実施例の全体動作を第9図を用いて説明す
る。まず原稿14の撮影に先行して必要なデータをフィル
ム34の先頭あるいは希望の位置に写し込む。この写し込
みは、写し込みを希望する位置にフィルム34を静止させ
た状態でキーボード102から記録するデータを入力し
(第9図、ステップ200)、このデータ表示パネル110で
確認した上で「確認」キーを押すことにより始まる(ス
テップ202)。すなわちフィルム34の送りが始まり、ラ
インLED86が選択的に発光する(ステップ204)。
所定の文字や数字などのデータが写し込まれた後、原
稿14を重ねてオートフィーダ10にセットすれば、原稿14
は上から1枚づつ送り出され、その先端縁が原稿センサ
32で検出される。この検出後タイマによる設定時間後に
シャッタ50は開かれ、原稿の表と裏の画像14A、14Bが走
行中のフィルム34に同時に撮影される。そして原稿34の
後縁が原稿センサ32で検出されると、その一定時間後に
シャッタ50が閉じる。以上の動作を連続して行い撮影済
みフィルム34をスプール60に巻取ってゆく(ステップ20
6)。所定量の原稿14の撮影が終ると(ステップ208)
「終」キーを押しさらに「確認」キーを押せば「終」の
文字が大きく写し込まれる(ステップ210、第7図参
照)。
撮影の途中においてランプ切れ検出手段150がランプ
切れを検出すると(ステップ212)、制御手段88はフィ
ルム34の送りを停止する(ステップ214)。そして再度
フィルム34を送って「ランプ切れ」のマークMと、ラン
プ切れせずに撮影が完了している枚数nを示す「n枚
目」とを発光手段86から写し込ませ(ステップ216)、
フィルム34の送りを停止させる。操作者が原稿14を最初
からその順番を変えずに再度オートフィーダ10に投入す
れば(ステップ218)、制御手段88はランプ切れを起こ
す直前のn枚目までの原稿14を空送りし、(n+1)枚
目から再び撮影を開始させる(ステップ220)。
撮影が済んでから「現像」キー108を押せばカッタ62
がフィルム34をカットする。このカット端がスプール60
に巻き込まれるとベルト68の従動ローラ72はスプール60
側から円板66側に移動しベルト68が円板66を180゜回転
させ、スプール60を左右入れ換える。その後従動ローラ
72はスプール60側に復帰しスプール60を同方向に回転さ
せてフィルム34を現像処理部74へ送出する。現像された
フィルム34は乾燥されてトレイ82に導かれる。
この実施例では、ランプ切れマークと共にランプ切れ
が発生した所までの撮影枚数も写し込むようにしたが、
本発明は前者だけを写し込むものでも所期の目的は達成
可能である。またランプ切れの検出を行うための光セン
サ152は多数のランプがある場合には各ランプ毎に別々
に設けるのが望ましい。しかし複数のランプの電気配線
を直列接続とし、そのうちの1つのランプが切れるとこ
れに直列接続されたランプ全てが切れるように構成した
場合には、光センサ152の数を減らすことが可能であ
る。
ランプ切れマークは肉眼で読める大きさの文字で表わ
すのが望ましいが、これを撮影した画像14A、14Bの枠外
に前記第7図に示した前記ブリップ114と同様な位置に
ブリップ114と別のマークとして写し込むようにしても
よい。
以上の実施例では一次元発光素子86を用いているが、
二次元発光素子を用いてもよく、この場合にはフィルム
34を静止させて写し込む。
(発明の効果) 本発明は以上のように、原稿のランプ切れを検出し、
ランプ切れマークをフィルムに写し込むようにしたか
ら、現像後のフィルムを見ればこのランプ切れマークか
らランプ切れが発生した場所を容易に検出でき、フィル
ムに撮影された画像の異常がランプ切れによるものであ
ることを容易に判断することができる(請求項
(1))。
ここにランプ切れ検出手段はランプ光量を検出する光
センサの出力レベルからランプ切れを検出するようにす
れば構成が簡単である(請求項(2))。
ランプ切れマークと共にランプ切れが発生するまでに
撮影が済んだ枚数も写し込むようにすれば、未撮影の原
稿を正確に判別でき便利である(請求項(4))。
フィルムを撮影ローラに巻き掛けて原稿の画像を撮影
するようにし、この撮影ローラ上でランプ切れの写し込
みも行うようにすれば、フィルムの走行路長を短縮でき
装置の小型化に適する(請求項(3))。
また撮影枚数をメモリしておき、ランプ切れ発生時に
再度原稿を最初から投入し直す場合にこの撮影枚数まで
あるいはこの枚数付近まで原稿を空送りし、ランプ切れ
した原稿からあるいはその少し前の原稿から撮影を続け
るようにすれば、操作が簡単になる(請求項(5)、
(6))。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概念図、第2図は実際の光
学系を示す斜視図、第3図はその要部の拡大図、第4図
は原稿送り機構を示す側面図、第5図はフィルムの送り
経路を示す正面図、第6図はキーボードを示す図、第7
図はフィルムの写し込みの例を示す図、第8図はランプ
切れマークの写し込みの例を示す図、第9図は動作流れ
図である。 32……センサ、 34……フィルム、 46……撮影レンズ、 56……撮影ローラ、 86……一次元発光手段としてのラインLED、 88……制御手段、 90A……枚数検出手段、 150……ランプ切れ検出手段、 152……光センサ、 154……比較器、 M……ランプ切れマーク。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿とフィルムとを互いに反対方向に移動
    しつつ撮影するマイクロフィルムのロータリーカメラに
    おいて、 多数の前記原稿を連続的に撮影部を通過させる原稿搬送
    手段と、この原稿を前記撮影部で照明する露光ランプ
    と、このランプの断線を検出するランプ切れ検出手段
    と、前記フィルムにデータを写し込む発光手段と、ラン
    プ切れの検出に基づき前記発光手段によりランプ切れマ
    ークを写し込み前記原稿の撮影を停止させる制御手段と
    を備えるロータリーカメラのランプ切れマーク写し込み
    装置。
  2. 【請求項2】前記ランプ切れ検出手段は、前記ランプの
    光量を検出する光センサと、この光センサの出力に基づ
    き光量が一定以下の時にランプ切れ信号を出力する比較
    器とを備える請求項(1)のロータリーカメラのランプ
    切れマーク写し込み装置。
  3. 【請求項3】請求項(1)のロータリーカメラにおい
    て、 前記フィルムが巻き掛けられる撮影ローラと、前記フィ
    ルムの前記撮影ローラに密着する範囲内に前記原稿の縮
    小投影像を結像させる撮影レンズとを備え、前記発光手
    段を前記撮影ローラの前記フィルムが密着する範囲に対
    向配置された一次元発光手段としたロータリーカメラの
    ランプ切れマーク写し込み装置。
  4. 【請求項4】請求項(1)または(2)のロータリーカ
    メラにおいて、 前記原稿の撮影枚数をカウントする枚数検出手段を備
    え、前記制御手段はランプ切れ発生までの撮影済み枚数
    をランプ切れマークと共に写し込むようにしたロータリ
    ーカメラのランプ切れマーク写し込み装置。
  5. 【請求項5】請求項(4)のロータリーカメラにおい
    て、 ランプ切れ発生時にはランプ交換後前記原稿を最初から
    再度投入させる一方、前記制御手段はランプ切れ発生ま
    での撮影済み枚数分だけ前記原稿を空送りし、ランプ切
    れ発生した原稿から撮影を再開させるようにしたロータ
    リーカメラのランプ切れマーク写し込み装置。
  6. 【請求項6】請求項(5)のロータリーカメラにおい
    て、 前記制御手段はランプ切れ発生後の原稿再投入時にはラ
    ンプ切れが発生した付近の原稿を一部重複して撮影させ
    るようにしたロータリーカメラのランプ切れマーク写し
    込み装置。
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