JPH11234476A - 写真感光材料処理装置 - Google Patents

写真感光材料処理装置

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JPH11234476A
JPH11234476A JP10034783A JP3478398A JPH11234476A JP H11234476 A JPH11234476 A JP H11234476A JP 10034783 A JP10034783 A JP 10034783A JP 3478398 A JP3478398 A JP 3478398A JP H11234476 A JPH11234476 A JP H11234476A
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JP
Japan
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film
image
photographic
photographic material
material processing
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JP10034783A
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English (en)
Inventor
Shoji Negoro
尚司 根来
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真フィルム自動現像装置等の写真感光材料
処理装置において、現像処理されたフィルムに記録され
ている画像をCCD等の撮像素子により自動的に読み取
り、ディジタル画像データとして出力する。 【解決手段】 乾燥部130と第2のトレイ149の間
のフィルム搬送路上に画像読み取り装置144を設け、
識別ラベル読み取り装置141により画像読み取りの必
要ありと判断されたフィルムについて画像を読み取り、
ディジタル画像データとして写真プリント装置やパーソ
ナルコンピュータ等に出力する。画像読み取り不要のフ
ィルムについては、そのまま画像読み取り装置144を
通さずに第1のトレイ148に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未現像フィルムを
現像処理すると共に、現像処理されたフィルムに記録さ
れた画像を読み込み、インデックスプリントを作成した
り、あるいは読み込んだ画像を表示装置に表示しうる写
真感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の写真感光材料処理システムでは、
フィルムを現像処理するための写真フィルム自動現像装
置と、現像処理されたフィルムから銀塩写真プリント
(以下、単にプリントとする)を作成するための写真プ
リント装置が、それぞれ別個独立して用いられていた。
従って、従来の写真フィルム自動現像装置は、フィルム
の現像及び乾燥を行う機能のみを有しており、現像処理
されたフィルムに記録されている画像を読み取る機能は
有していなかった。
【0003】また、現像処理されたフィルムを銀塩感光
材料(印画紙)にプリントする際に露光条件等を補正し
たり、新写真システム(Advanced Photo
System:以下、APSと称する)におけるイン
デックスプリントを作成する場合、写真プリント装置に
設けられたスキャナー等の画像読み取り装置により、フ
ィルムに記録された画像の読み取りが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
写真感光材料処理システムでは、写真フィルム自動現像
装置から排出された現像済みのフィルムを改めて画像読
み取り装置に装填しなければならず、時間と労力を要す
るという問題点を有していた。
【0005】また、一本のフィルムに記録されている全
てのコマ(画像)をプリントする必要がない場合や、あ
るいは複数枚プリントする必要がある場合もある。とこ
ろが、従来のシステムでは、実際に全てのコマがプリン
トされるまでは、どのコマが不要であり、どのコマを焼
き増しする必要があるかは不明であるという問題点を有
していた。そのため、不要なコマのプリントは印画紙、
特に貴重な資源である銀を浪費し、また、顧客も必要な
枚数のプリントを手に入れるために、改めてDPE取扱
店に出向かなければならなかった。
【0006】また、スキャナー等の画像読み取り装置の
高解像度化及びカラープリンターの高画質化等により、
必ずしもプリントを必要としない場合もある。
【0007】さらに、1台の装置でフィルムの現像処理
とプリントとを連続的に処理するフルオートタイプの写
真感光材料処理装置も提案されており、フィルムに記録
された画像を自動的に読み取る必要が生じている。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたものであり、現像処理されたフィルムに記録
されている画像を読み取ることが可能な写真感光材料処
理装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の写真感光材料処理装置は、フィルムを現像
処理するための現像処理部と、現像処理されたフィルム
を乾燥させる乾燥部と、フィルムを少なくとも現像処理
部及び乾燥部を通って次の工程に搬送するフィルム搬送
路と、乾燥部とその次の工程との間のフィルム搬送路上
に設けられ、フィルムに記録されている画像を読み取る
ための画像読み取り装置とを具備する。すなわち、本発
明はフィルムの搬送路中に画像読み取り装置を設けたの
で、現像されたフィルムを改めて画像読み取り装置に装
填する作業が不要になる。
【0010】上記構成において、画像読み取り装置によ
り読み取られた画像データを出力する出力装置を設けて
も良い。この構成により、実際にプリントする以前に画
像データをCRT等の表示装置に表示することができ、
フィルムに記録されている各コマごとにプリントの要否
やプリント枚数等を指定することが可能となる。特に、
近年の現像処理速度の向上により、比較的短時間(数分
〜十数分)でフィルムの現像処理が可能となっている。
そのため、わずかな待ち時間を要するだけで、フィルム
の現像処理が終わった段階で、プリント不要のコマの選
別や各コマごとのプリント枚数が指定でき、不要なコマ
のプリントによる印画紙のむだ等を少なくすることがで
きる。また、顧客もその場で必要な枚数のプリントを手
に入れることができ、改めてDPE取扱店に出向く手間
をなくすことが可能となる。また、銀塩写真プリントを
必要としない顧客に対して、画像データをフロッピーデ
ィスクやMOディスク等の磁気記録媒体や、CD−R等
の光学的記録媒体に記録して引き渡したり、遠隔地の顧
客にインターネット等の通信回線を通じて送信すること
が可能となる。
【0011】上記構成において、フィルムの磁気記録領
域に記録されているデータを読み出すための磁気情報読
み取り装置を設けても良い。また、磁気情報読み取り装
置により読み取られたデータを出力する装置を設けても
よい。これらの構成により、例えばAPSフィルム等の
ような磁気記録領域を有するフィルムの場合に、撮影時
に記録された撮影条件等の情報を同時に読み出し、その
情報を表示装置に表示したりプリント時の露光条件の補
正に反映することが可能となる。
【0012】また、上記各構成において、フィルムの磁
気記録領域にデータを書き込むための磁気情報書き込み
装置を設けても良い。この構成により、上記APSフィ
ルム等にプリントした際の露光条件等を書き込むことが
でき、プリントの焼き増し等の際に色調等を揃えること
が可能となる。
【0013】また、上記各構成において、フィルムの端
部に貼付された識別ラベルを読み取るためのラベル読み
取り装置を設けても良い。この構成により、識別ラベル
の内容、例えばインデックスプリントの要否や画像読み
取りの要否等を識別することできる。
【0014】また、上記構成において、画像読み取り装
置により読み取った画像データを用いて感光材料を露光
し、現像処理するように構成しても良い。この構成によ
り、いわゆるフルオートタイプの装置の場合に、読み取
った画像データを用いて露光条件の補正を行ったり、A
PSにおけるインデックスプリントを作成することが可
能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の写真感光材料処理装置の
一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1
は写真感光材料処理装置の一例である写真フィルム自動
現像装置及びその周辺機器からなる写真感光材料処理シ
ステムの構成を示す図である。図2(a)は本実施形態
の写真フィルム自動現像装置の構成を示す正面断面図、
(b)はその側面断面図である。
【0016】図1に示すように、例えばDPE取扱店の
店頭等50には、写真フィルム自動現像装置100、写
真プリント装置200、パーソナルコンピュータ30
0、フロッピーディスクドライブ、MOドライブ、CD
−Rドライブ等の外部記録再生装置301、熱転写式、
インクジェット式、レーザービーム式等のカラープリン
ター302、CRTや液晶ディスプレイ等の表示装置3
03等が設けられている。写真フィルム自動現像装置1
00は写真プリント装置200及びパーソナルコンピュ
ータ300に接続されている。
【0017】DPE取扱店のパーソナルコンピュータ3
00は、インターネット500等を介して顧客60のパ
ーソナルコンピュータ400に接続可能である。また、
各パーソナルコンピュータ300及び400には、それ
ぞれ外部記録再生装置301,401及びカラープリン
ター302,402等が接続されているものとする。
【0018】図2(b)に示すように、本実施形態の写
真フィルム自動現像装置は、例えば135サイズフィル
ム3AとAPSフィルム3B等のように、それぞれ幅の
異なる複数種類のフィルムの現像処理が可能であり、1
35サイズフィルム3Aの現像処理ラインL1とAPS
フィルム3Bの現像処理ラインL2がそれぞれ平行に設
けられているものとする。
【0019】図2(a)に示すように、写真フィルム自
動現像装置100の各現像処理ラインL1及びL2は、
それぞれフィルム容器1からフィルム3を引き出すため
のフィルム引き出し部110、フィルム3を現像処理す
るための現像処理部120、現像処理されたフィルム3
(3A,3B)を乾燥するための乾燥部130、乾燥さ
れたフィルム3(3A,3B)をフィルムに貼付されて
いる識別ラベルに従って処理するフィルム処理部140
等で構成されている。
【0020】フィルム引き出し部110は、フィルム容
器1から引き出されているフィルム3の先端部を挟持
し、フィルム3をフィルム容器1から引き出すフィルム
搬送ローラ111及び従動ローラ112と、フィルム3
(3A,3B)の全体がフィルム容器1から引き出され
た時に、フィルム3の終端部を切断し、フィルム容器1
とフィルム3(135サイズフィルム3Aのみ)とを切
り離すためのカッタ113と、フィルム3の全体が現像
処理部200に搬送されたことを検出するためのフィル
ム検出センサ114等で構成されている。なお、カッタ
113は、APSフィルム3Bの現像処理ラインL2に
は設けられていない。
【0021】現像処理部120は、現像液が充填された
現像処理タンク121と、漂白液が充填された漂白処理
タンク122と、定着液が充填された定着処理タンク1
23及び124と、安定液が充填された安定処理タンク
125、126及び127と、各処理タンク121〜1
27の内部及び各処理タンクの仕切部分に設けられたフ
ィルム搬送路128、現像処理されたフィルム3の表面
から処理液を搾り取るためのスクイズ機構129等で構
成されている。
【0022】乾燥部130は、現像処理されたフィルム
を乾燥するための乾燥室131と、乾燥室131に温風
を吹き出すためのブロワ132と、フィルム3を搬送す
る搬送路133等で構成されている。
【0023】フィルム処理部140の乾燥部130のフ
ィルム排出口近傍には、フィルム端部に貼付された識別
ラベルを読み取るためのラベル読み取り装置141及び
フィルム3の搬送方向を切り替えるための第1の搬送方
向切り替え機構142が設けられている。第1の搬送方
向切り替え機構142は、略水平方向にフィルム3を搬
送する第1の搬送方向W1と、略垂直方向にフィルム3
を搬送する第2の搬送方向W2の2方向に切り替えが可
能である。
【0024】第2の搬送方向W2に沿って平行にフィル
ム3を引き込むためのフィルムループ143と、フィル
ム3に記録されている画像を読み取るための画像読み取
り装置144が設けられている。また、第2の搬送方向
W2で、かつ画像読み取り装置144に対向する位置に
は、第2の搬送方向切り替え機構145が設けられてい
る。第2の搬送方向切り替え機構145は、第2の方向
W2に沿って搬送されてきたフィルム3の搬送方向を、
第1の搬送方向W1に平行で、かつ画像読み取り装置1
44に向かう第3の搬送方向W3に切り替えることが可
能である。
【0025】写真フィルム自動現像装置100における
第1の搬送方向W1及び第3の搬送方向W3の外部に
は、それぞれ画像読み取りを行っていないフィルムを受
けるための第1のトレイ148と画像読み取りを行った
フィルムを受けるための第2のトレイ149が設けられ
ている。
【0026】画像読み取り装置144と第2のトレイ1
49との間には、例えばAPSフィルムのような磁気記
録領域を有するフィルムに関して、磁気記録領域に記録
されている撮影データ等を読み出したり、磁気記録領域
にプリント時の露光条件を書き込むために磁気ヘッド装
置150が設けられている。
【0027】図2(b)に示すように、画像読み取り装
置144は、図中矢印で示すように、135サイズフィ
ルム3Aの現像処理ラインL1とAPSフィルム3Bの
現像処理ラインL2との間を移動可能なように構成され
ている。また、画像読み取り装置144は、フィルム3
a又は3Bを照明するための照明光学系144a、フィ
ルム3A又は3Bに記録された画像をCCD等の撮像素
子上に結像するための結像光学系144b等で構成され
ている。
【0028】写真フィルム自動現像装置のフィルム3の
搬送方法がリーダを用いるタイプである場合、図2
(a)及び(b)に示すように第2の搬送方向の終端に
はフィルム3をリーダから切り離すためのリーダリムー
バ146及び切り離されたリーダをストックするための
リーダストッカ147が設けられている。なお、写真フ
ィルム自動現像装置のフィルム3の搬送方法がリーダを
用いない、いわゆるリーダレスタイプである場合は、こ
れらは不要である。
【0029】図3にリーダを用いる場合のフィルム3と
リーダとの固着状態を示す。一般に、APSではフィル
ム終端を切断することは行っていないので、図3(a)
に示すように、フィルムの終端部近傍に形成された係合
穴をリーダ10に設けられたフック11に係合する。一
方、135サイズフィルムでは、フィルムの先端及び終
端を切断しても特に問題はないので、図3(b)に示す
ように、フィルム先端の幅の狭い部分を切断し、粘着テ
ープ12等でリーダ10に固着する。なお、バーコード
やその他の記号等を記載した識別ラベル13はフィルム
端部に貼付される。
【0030】次に、本実施形態の動作について説明す
る。現像処理され、かつ乾燥されたフィルム3(3A,
3B)は、ラベル読み取り装置141を通過し、フィル
ム3(3A,3B)の端部に貼付されている識別ラベル
13の内容から、例えば画像読み取りを行う必要がある
か否かを判断される。
【0031】画像読み取りを行う必要がない場合、第1
の搬送方向切り替え機構142により、フィルム3(3
A,3B)は第1の搬送方向W1に搬送され、第1のト
レイ148上に排出される。この動作は、写真フィルム
自動現像装置100のフィルム搬送方法がリーダを用い
るタイプの場合でも、リーダを用いないリーダレスタイ
プの場合でも同様である。
【0032】画像読み取りを行う場合、第1の搬送方向
切り替え機構142により、フィルム3(3A,3B)
を第2の搬送方向W2に搬送する。ここで、写真フィル
ム自動現像装置100のフィルム搬送方法がリーダを用
いるタイプの場合、リーダ10を一旦リーダリムーバ1
46間で搬送し、リーダリムーバ146によりリーダ1
0とフィルム3(3A,3B)とを切り離す。切り離さ
れたリーダ10はリーダストッカ147に回収される。
リーダ10と切り離されたフィルム3(3A,3B)
は、その先端が第2の搬送方向切り替え機構145より
も上になるまで、逆方向に引き戻される。このとき、フ
ィルム3(3A,3B)の逆方向搬送によりたるむ部分
は、フィルムループ143に収納される。次に、第2の
搬送方向切り替え機構145を切り替え、フィルム3
(3A,3B)は第3の搬送方向W3に搬送される。
【0033】一方、写真フィルム自動現像装置100の
フィルム搬送方法がリーダを用いないリーダレスタイプ
の場合、第2の搬送方向W2に搬送されてきたフィルム
3(3A,3B)は、第2の搬送方向切り替え機構14
5により、直接第3の搬送方向W3に搬送される。
【0034】第3の搬送方向W3に搬送されたフィルム
3(3A,3B)は画像読み取り装置144に搬入さ
れ、フィルム3(3A,3B)に記録されている画像が
読み取られる。さらに、APSフィルム3B等のように
フィルムに磁気記録領域が設けられている場合、磁気ヘ
ッド装置150により、磁気記録領域に記録されている
撮影データ等を読み取ったり、あるいは、画像読み取り
装置144により読み取った画像データに基づいて、写
真プリント装置200等によりプリントする際の露光条
件等を書き込むことが可能である。画像が読み取られた
フィルム3(3A,3B)は、第2のトレイ149に排
出される。
【0035】画像読み取り装置144により読み取られ
た画像及び軸ヘッド装置150により読み取られた撮影
データ等は、マイクロコンピュータ300に出力され、
そのモニタ画面上又は表示装置303上に表示され、又
はカラープリンタ302によりプリントされる。顧客
は、例えば表示装置303上に表示された画像やプリン
トアウトされた画像及び撮影データ等を見ながら、フィ
ルム3(3A,3B)の各コマについて、プリントの要
否やプリント枚数等をDPE取扱店50のオペレータに
指示することが可能となる。
【0036】また、オペレータは、写真プリント装置2
00によりプリントする場合、フィルム3(3A、3
B)を改めて写真プリント装置200の画像読み取り装
置に装填することなく、画像読み取り装置144から出
力された画像データを用いて露光条件の補正等を行うこ
とが可能となる。
【0037】また、APSフィルム3Bの場合、画像読
み取り装置144により読み取った画像を写真プリント
装置200に出力することにより、インデックスプリン
トを作成することが可能となる。
【0038】さらに、顧客が遠隔地にいる場合、パーソ
ナルコンピュータ300をインターネット500等を介
して顧客60のパーソナルコンピュータ400に接続
し、画像読み取り装置144により読み取られた画像を
送信することが可能である。この場合、顧客は、同様に
インターネット500等を介してDPE取扱店50のオ
ペレータに、フィルム3(3A,3B)の各コマについ
て、プリントの要否やプリント枚数等を指示することが
可能であり、DPE取扱店50に出向くことなく郵送等
により、所望する枚数のプリントを入手することが可能
となる。
【0039】あるいは、銀塩写真プリントが不要な場
合、画像読み取り装置144により読み取った画像を外
部記録再生装置301によりフロッピーディスク、MO
ディスク、CD−R等の記録媒体4に出力して顧客に引
き渡すことも可能である。
【0040】なお、上記実施形態では、写真感光材料処
理装置の一例として写真フィルム自動現像装置について
説明したが、これに限定されるものではなく、少なくと
もフィルムの現像処理機能と画像読み取り機能を有して
いればよい。例えば、フィルムと印画紙の現像処理が可
能なフルオートタイプの写真感光材料処理装置であって
もよい。この場合、現像処理されたフィルム3(3A,
3B)は、一旦装置外部に排出されることなくそのまま
続けてプリントされるため、現像処理されたフィルム3
(3A,3B)を写真フィルム自動現像装置100から
写真プリント装置200に移し替える必要がなく、プリ
ントに要する時間をさらに短縮することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の写真感光
材料処理装置によれば、フィルムを現像処理するための
現像処理部と、現像処理されたフィルムを乾燥させる乾
燥部と、フィルムを少なくとも現像処理部及び乾燥部を
通って次の工程に搬送するフィルム搬送路と、乾燥部と
その次の工程との間のフィルム搬送路上に設けられ、フ
ィルムに記録されている画像を読み取るための画像読み
取り装置とを具備するので、現像されたフィルムを改め
て画像読み取り装置に装填する作業を行うことなく、読
み取った画像データを用いてインデックスプリントを作
成したり、プリント時の露光条件の補正等を行うことが
可能となる。
【0042】また、画像読み取り装置により読み取られ
た画像データを出力する出力装置を設けることにより、
実際にプリントする以前に画像データをCRT等の表示
装置に表示することができ、フィルムに記録されている
各コマごとにプリントの要否やプリント枚数等を指定す
ることが可能となる。その結果、不要なコマのプリント
による印画紙のむだ等を少なくすることができる。ま
た、顧客もその場で必要な枚数のプリントを手に入れる
ことができ、改めてDPE取扱店に出向く手間をなくす
ことが可能となる。また、銀塩写真プリントを必要とし
ない顧客に対して、画像データをフロッピーディスクや
MOディスク等の磁気記録媒体や、CD−R等の光学的
記録媒体に記録して引き渡したり、遠隔地の顧客にイン
ターネット等を通じて送信することが可能となる。
【0043】また、フィルムの磁気記録領域に記録され
ているデータを読み出すための磁気情報読み取り装置を
設けることにより、例えばAPSフィルム等のような磁
気記録領域を有するフィルムの場合に、撮影時に記録さ
れた撮影条件等の情報を同時に読み出すことが可能とな
る。さらに、磁気情報読み取り装置により読み取られた
データを出力する装置を設けることにより、その情報を
表示装置に表示したりプリント時の露光条件の補正に反
映することが可能となる。
【0044】また、フィルムの磁気記録領域にデータを
書き込むための磁気情報書き込み装置を設けることによ
り、APSフィルム等にプリントした際の露光条件等を
書き込むことができ、プリントの焼き増し等の際に色調
等を揃えることが可能となる。
【0045】また、フィルムの端部に貼付された識別ラ
ベルを読み取るためのラベル読み取り装置を設けること
により、識別ラベルの内容、例えばインデックスプリン
トの要否や画像読み取りの要否等を識別することでき
る。
【0046】また、画像読み取り装置により読み取った
画像データを用いて感光材料を露光し、現像処理するこ
とにより、いわゆるフルオートタイプの装置の場合に、
読み取った画像データを用いて露光条件の補正を行った
り、APSにおけるインデックスプリントを作成するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 写真感光材料処理装置の一例である写真フィ
ルム自動現像装置及びその周辺機器からなる写真感光材
料処理システムの構成を示す図である。
【図2】 (a)は本実施形態の写真フィルム自動現像
装置の構成を示す正面断面図、(b)はその側面断面図
である。
【図3】 リーダを用いる場合のフィルム3とリーダと
の固着状態を示す図であり、(a)はAPSフィルムを
リーダに固着した状態を示し、(b)は135サイズフ
ィルムをリーダに固着した状態を示す。
【符号の説明】
1 :フィルム容器 3 :フィルム 3A:135サイズフィルム 3B:APSフィルム 4 :記録媒体 10 :リーダ 13 :識別ラベル 100 :写真フィルム自動現像装置 110 :フィルム引き出し部 120 :現像処理部 130 :乾燥部 140 :フィルム処理部 141 :ラベル読み取り装置 142 :第1の搬送方向切り替え機構 143 :フィルムループ 144 :画像読み取り装置 145 :第2の搬送方向切り替え装置 146 :リーダリムーバ 147 :リーダストッカ 148 :第1のトレイ 149 :第2のトレイ 150 :磁気ヘッド装置(磁気情報読み取り装置、磁
気情報書き込み装置) 200 :写真プリント装置 300 :パーソナルコンピュータ(出力装置) 301 :外部記録再生装置(出力装置) 302 :カラープリンタ(出力装置) 303 :表示装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムを現像処理するための現像処理
    部と、現像処理されたフィルムを乾燥させる乾燥部と、
    フィルムを少なくとも現像処理部及び乾燥部に搬送する
    フィルム搬送路と、乾燥後のフィルム搬送路上に設けら
    れ、フィルムに記録されている画像を読み取るための画
    像読み取り装置とを具備する写真感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 画像読み取り装置により読み取られた画
    像データを出力する出力装置を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の写真感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 フィルムの磁気記録領域に記録されてい
    るデータを読み出すための磁気情報読み取り装置を設け
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の写真感光材料
    処理装置。
  4. 【請求項4】 磁気情報読み取り装置により読み取られ
    たデータを出力する装置を設けたことを特徴とする請求
    項3記載の写真感光材料処理装置。
  5. 【請求項5】 フィルムの磁気記録領域にデータを書き
    込むための磁気情報書き込み装置を設けたことを特徴と
    する請求項1から4のいずれかに記載の写真感光材料処
    理装置。
  6. 【請求項6】 フィルムの端部に貼付された識別ラベル
    を読み取るためのラベル読み取り装置を設けたことを特
    徴とする請求項1から5のいずれかに記載の写真感光材
    料処理装置。
  7. 【請求項7】 画像読み取り装置により読み取った画像
    データを用いて感光材料を露光し、現像処理することを
    特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の写真感光
    材料処理装置。
JP10034783A 1998-02-17 1998-02-17 写真感光材料処理装置 Withdrawn JPH11234476A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066580A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Noritsu Koki Co Ltd フィルム処理装置
JP2007199625A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Noritsu Koki Co Ltd プリント処理システム
JP2007206314A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Noritsu Koki Co Ltd フィルム処理装置

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