JP2007199625A - プリント処理システム - Google Patents

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伸生 中嶋
Takashi Mizushima
隆史 水島
Yuta Imanara
雄太 今奈良
Kazuhiko Imanishi
和彦 今西
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Abstract

【課題】その課題は、写真フィルムの処理状態を簡単に確認可能とするプリント処理システムを提供すること、さらには、現像・スキャン処理を連続して実行する処理態様において、フィルムの進行状況を確認して割り込みでスキャン処理可能か否かを判断できるプリント処理システムを提供することである。
【解決手段】フィルムプロセッサFPと、フィルムスキャナーFSと、搬送ユニットFCとを備えたフィルム処理装置FAと、写真プリントを作成するプリント作成装置PAとを具備するプリント処理システム1であって、フィルム処理装置FAの状態を検出する状態検出手段17fと、フィルム処理装置FAの状態を表示する状態表示手段200aと、写真フィルムを検出するフィルム検出手段と、写真フィルムの位置を算出するフィルム位置算出手段17gと、写真フィルムの位置を表示するフィルム位置表示手段200bとを具備する。
【選択図】図6

Description

本発明は、未現像写真フィルムの現像処理を行なうフィルムプロセッサと、このフィルムプロセッサにより処理された現像済み写真フィルムのコマ画像をデジタル画像データとして取得するためのフィルムスキャナーと、フィルムプロセッサから排出される現像済み写真フィルムをフィルムスキャナーへ搬送するための搬送ユニットとを備えたフィルム処理装置を具備するプリント処理システムに関するものである。
未現像写真フィルムの現像処理を行なうフィルムプロセッサと、現像済み写真フィルムのコマ画像をデジタル画像データとして取得するためのフィルムスキャナーとを結合して一体化したシステムとしては、下記特許文献1に開示される写真感光材料処理装置が公知である。フィルムプロセッサにおいて写真フィルムの現像処理を行う場合には、写真フィルムの先端にフィルムリーダと呼ばれる案内部材を取り付け、写真フィルムはこのフィルムリーダによりフィルムプロセッサ内の各部を移動する。写真フィルムの現像処理及び乾燥処理が終了すると、写真フィルムはフィルムプロセッサから排出されて搬送ユニットへ送り込まれ、まず写真フィルムとフィルムリーダを分離するために写真フィルムの先端部をカットする。フィルムリーダは所定の場所に回収され、現像済み写真フィルムはフィルムスキャナーに引き続き搬送されて、各コマ画像のスキャニングが行われる。
上記のフィルムスキャナーでの各コマ画像のスキャンニングは、2度行われる。すなわち、1度目のスキャンニングは、各コマ画像を含むフィルム全体の画像を低解像度で読み取ることであり、通常、プレスキャンと称される。このプレスキャンでコマ画像数が演算される。次いで、2度目のスキャンニングは、プレスキャン画像から切り出された各コマ画像が高解像度で読み取られ、通常、本スキャンニングと称される。
上記装置とこれに接続されるプリント作成装置からなるシステムにおいて、未現像写真フィルムの現像処理からプリント作成までを自動で処理することが可能である。すなわち、上記装置で現像処理、スキャン処理を連続して行い、スキャン処理で読み取られた画像データをプリント作成装置に送信する。プリント作成装置では、オペレータによる個々のコマ画像ごとの画像判定処理(赤め補正、ガンマ補正処理、プリントサイズ設定、プリント枚数等の設定)を省いて、予め設定された画像処理のみを実行して印画紙に露光して写真プリントを作成する。これにより、フィルム挿入から写真プリントまでを連続して自動で処理することができる。この処理方法を自動同時プリントと称する。
特開平11−234476号公報
上記自動同時プリント処理において、オペレータは、プリント作成装置側の入力操作で、「オーダ情報(例えば、「オーダ識別情報、プリントサイズ等)を入力する。そして、入力した「オーダ情報に対応する未現像写真フィルムをフィルム処理装置にセットする。そして、未現像写真フィルムの搬送が開始され(ローディング開始)、現像処理、スキャン処理が連続してなされ、スキャン処理されて得られた画像データがプリント作成装置に送信され、この画像データに基づいて写真プリントが作成される。かかる場合に、「オーダ情報入力し、フィルムセット後に、オペレータは、通常、プリント作成装置の付近に待機して、排出されてくる写真プリントを確認している。
そして、次の未現像写真フィルムをプリント処理したい場合に、オペレータはフィルム処理装置側の操作画面で、未現像写真フィルムをセットしてよいか否かを確認する必要がある。すなわち、オペレータは、作成されてくる写真プリントの排出確認をプリント作成装置側で行い、次の未現像写真プリントをセットできるか否かの確認をフィルム処理装置側で行う必要があり、大変煩雑な操作内容となっており改善が望まれていた。さらに、未現像写真フィルムのセット可能か否かの確認のみならず、現像処理、スキャン処理中におけるエラー等が発生した場合にもフィルム処理装置側で確認する必要があった。
また、フィルム処理装置は、フィルムプロセッサー(現像処理機能)と、フィルムスキャナー(画像データ取得機能)を具備しており、自動同時プリント処理において現像・スキャン処理を連続して行うことができる一方、現像処理とスキャン処理を別々に実行できるように制御できる。この処理モードを通常モードと称する。なお、現像処理とスキャン処理を自動的に連続して行うモードを予約モードと称する(自動同時プリント処理では、フィルム処理装置は、予約モードで実行されることになる)。この予約モードで処理されている際に、別の写真フィルムのスキャン処理を行いたい場合(例えば焼き増しプリント処理でのスキャン処理等)がある。しかし、予約モードの途中で、別のフィルムのスキャン処理を実行することができないため、予約モードを終了させることが必要であった。
例えば、現像処理開始直後あるいは現像処理中であって、スキャン処理されるまでに十分に余裕時間があり、所望の写真フィルムのスキャン処理が可能な場合もあると考えられる。このような場合に、従来は、フィルムプロセッサー側の操作画面で現像処理中か否かを確認することができたが、写真フィルムが現像処理のどの工程で実行されているかを正確に確認することはできなかった。そのため、強制的に予約モードでの処理を中断する必要があった。
そして、予約モードを中断した場合に、通常モード設定することで、別の現像済み写真フィルムのスキャン処理を行っていた。そして、上記予約モード処理を中断した際に現像処理中の写真フィルムは、フィルムスキャナーに自動搬送されず、フィルム処理装置のフィルムストッカーに収納されていた。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、写真フィルムの処理状態を簡単に確認可能とするプリント処理システムを提供すること、さらには、現像・スキャン処理を連続して実行する処理態様において、フィルムの進行状況を確認して割り込みでスキャン処理可能か否かを判断できるプリント処理システムを提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係るプリント処理システムは、
未現像写真フィルムの現像処理を行なうフィルムプロセッサと、このフィルムプロセッサにより処理された現像済み写真フィルムのコマ画像をデジタル画像データとして取得するためのフィルムスキャナーと、フィルムプロセッサから排出される現像済み写真フィルムをフィルムスキャナーへ搬送するための搬送ユニットとを備えたフィルム処理装置と、
前記取得された画像データに基づいて写真プリントを作成するプリント作成装置とを具備するプリント処理システムであって、
前記フィルム処理装置の状態を検出する状態検出手段と、
前記状態検出手段の検出結果に基づいて、フィルム処理装置の状態を表示する状態表示手段と、
前記写真フィルムを検出するフィルム検出手段と、
前記フィルム検出手段の検出結果に基づいて、写真フィルムの位置を算出するフィルム位置算出手段と、
前記フィルム位置算出手段で算出された写真フィルムの位置を表示するフィルム位置表示手段と、
を具備することを特徴とする。
上記構成の作用効果を以下にしめす。すなわち、フィルム処理装置は、未現像写真フィルムの現像処理を行なうフィルムプロセッサと、このフィルムプロセッサにより処理された現像済み写真フィルムのコマ画像をデジタル画像データとして取得するためのフィルムスキャナーと、フィルムプロセッサから排出される現像済み写真フィルムをフィルムスキャナーへ搬送するための搬送ユニットとを備える。ここで、フィルムプロセッサから排出される現像済み写真フィルムは、通常、所定の間隔で排出される。「所定の間隔」は、例えば、現像処理される写真フィルムのインターバル時間である。このインターバル時間は、現像処理とスキャン処理が自動的に行われるように、例えば、フィルム長さ、スキャン解像度、スキャン処理時間、フィルム搬送時間等に基づいて算出される。
そして、フィルムスキャナーで読み取られた画像データは、プリント作成装置に送信され、かかる画像データに基づいて写真プリントが作成される。
「オーダ作成装置は、「オーダ情報を管理しており、操作画面上で、入力された「オーダごとにオーダ情報を確認できるように構成されている。そして、状態検出手段が、フィルム処理装置の状態を検出し、この検出結果に基づいて、状態表示手段が、フィルム処理装置の状態を操作画面上に表示するように構成される。「オーダ情報」は、例えば、「オーダ識別番号、プリントサイズ、プリント枚数、顧客ID等の情報である。「フィルム処理装置の状態」は、フィルム処理装置の処理状態を意味し、例えば、フィルムプロセッサでの未現像写真フィルムセット可能状態・セット済み状態、ローディング開始状態、現像処理状態(さらに細分化して、発色現像液処理状態、漂白処理状態、定着液処理状態、安定液処理状態、乾燥処理状態等)、フィルムスキャナーへの搬送中の状態、プレスキャン状態、本スキャン状態、フィルムストッカー収納状態、エラー状態等がある。
また、フィルム検出手段が写真フィルムを検出し、この検出結果に基づいて、フィルム位置算出手段が写真フィルムの位置を算出する。そして、フィルム位置表示手段が、フィルム位置算出手段で算出された写真フィルムの位置を操作画面上に表示するように構成される。フィルム検出手段は、フィルム処理装置内のフィルム搬送経路に配置された少なくとも1つ以上の光学式の1対のセンサを有して構成することが好ましい。フィルム位置算出手段は、フィルム検出結果に基づいて、フィルムの位置を検出できる。例えば、フィルム検出手段がローディング開始を検出した場合、それ以降の搬送経路上のフィルム位置は、搬送速度に基づいて算出できる。そして、フィルム位置表示手段は、算出されたフィルム位置に基づいて、プリント作成装置の操作画面にフィルム位置を表示する。
この構成によれば、フィルムの位置をプリント作成装置側の操作画面上で確認できるので、オペレータが、フィルム処理装置側とプリント作成装置側との両方の操作画面を確認する必要がなくなり、大幅に操作性が向上する。
また、本発明においてフィルム位置表示手段は、写真フィルムの位置を表示する場合に、少なくとも写真フィルムの識別情報を表示することは好ましい。この構成によれば、オーダ上で、フィルムの位置を確認できるとともに、どのオーダのフィルムがどの位置で処理されているかの確認を視覚的に行えるので、オペレータが、オーダの進行状況を正確に把握できる。
また、本発明において、写真フィルムが現位置からフィルムスキャナーに搬送されるまでの搬送時間を算出する搬送時間算出手段を備え、フィルム位置表示手段は、写真フィルムの位置を表示する場合に、写真フィルムが現位置からフィルムスキャナーに搬送されるまでの搬送時間を表示することは好ましい。この構成によれば、現像処理中のフィルムが、スキャナーに搬送されるまでの搬送時間をしることができるので、スキャン処理開始までの余裕時間を知ることができる。よって、オペレータは、余裕時間が長い場合に、他の作業を行なえる。または、余裕時間が長い場合に、別の現像済み写真フィルムのスキャン処理を実行することができ、予約モードにおける作業効率を向上することができる。
また、本発明において、搬送時間が所定値以上であるか否かを判断する判断手段をさらに備え、判断結果が、搬送時間が所定値以上である場合に、フィルム位置表示手段は、別の現像済み写真フィルムのスキャン処理が可能である旨を表示することは好ましい実施形態である。「所定値」は、別の現像済み写真フィルムのスキャン処理が行える十分な時間であり、スキャナーの処理能力、オペレータの操作時間に基づいて設定される。
この構成によれば、予約モード処理中に、別の現像済み写真フィルムのスキャン処理を実行できるか否かの判断を行えるので、オペレータが、進行中のフィルム位置から判断する作業を軽減できる。
また、本発明において、フィルム位置表示手段は、写真フィルムの位置を表示する場合に、当該写真フィルムが処理される処理モードを表示することは好ましい。この構成によれば、「オーダごとの処理モードの確認をプリント作成装置の操作画面上で行うことができる。
また、本発明において、フィルム位置表示手段は、写真フィルムの位置を表示する場合に、当該写真フィルムの種類ごとに識別可能に表示することが好ましい。写真フィルムの種類ごとの識別としては、図形、色、又は文字フォントを「オーダごとに変更することがさらに好ましい。この構成によれば、写真フィルムの種類(ASP、135mmフィルム、235mmフィルム、白黒フィルム等)に応じて識別表示することができるのでオペレータが確認作業をより迅速に行うことができる。
本発明に係るフィルム処理装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、フィルムプロセッサFPとフィルムスキャナーFSで構成されるフィルム処理装置FAと、プリント作成装置PAを有するプリント処理システム1全体の外観構成を示す図である。なお、プリント処理システム1は、その他の装置(例えば、注文者用受付端末、記録媒体への書き込み・読み取り装置、インターネット受け付け可能なPC端末等)を有するものであってもよい。
<システムの全体構成>
図1において、フィルム処理装置FAは、未現像写真フィルムの現像処理を行なうフィルムプロセッサFPと、このフィルムプロセッサFPにより現像処理された現像済み写真フィルムのコマ画像を光電変換によりデジタルの画像データとして取得するためのフィルムスキャナーFSとを上下位置に配置する。そして、フィルム処理装置FAは、フィルムプロセッサFPの排出部から排出された現像済み写真フィルムをフィルムスキャナーFSの供給部へ搬送するための搬送ユニットFCを備えている。
このフィルム処理装置FAは、通信回線を介してプリント作成装置PAに接続される。プリント作成装置PAは、通信機能、「オーダ管理・制御機能、画像処理機能、プリント作成機能を有し、コンピュータ、ディスプレイ等の表示手段、キーボード、マウス等のインターフェースとを備えている。この構成によりフィルム処理装置FAで取得した画像データは、通信回線を介してプリント作成装置PAに伝送され、このプリント作成装置PAにより印画紙等のプリント媒体に画像がプリントされる。「オーダ管理・制御は、画像データを「オーダ単位で管理し、プリント作成の順序を設定できるように構成される。
なお、プリント作成装置PAは銀塩式の印画紙を使用するものに限定されず、インクジェット型、昇華型のプリント作成装置を用いてもよい。
本発明において、フィルムプロセッサFPにより現像処理される前の写真フィルム(コマ画像が潜像状態のもの)を特に未現像写真フィルムと称し、フィルムプロセッサFPにより現像処理された後の写真フィルム(コマ画像が顕在化したもの)を特に現像済み写真フィルムと称することがある。
<フィルムプロセッサ>
フィルムプロセッサFPは、図1、2に示すように、プロセッサ本体の前部にフィルム挿入部11を配置し、プロセッサ本体内部に現像処理部12、乾燥処理部13とを備え、プロセッサ本体の後部に排出部14を配置し、フィルム挿入部11から排出部14にわたって搬送機構15を形成している。プロセッサ本体の前部位置には各種情報を表示する液晶ディスプレイ16aと複数の操作ボタン16bを有したコントロールパネル16を備え、プロセッサ本体内部にフィルムプロセッサFP全体の制御を実現する制御ユニット17を備える。プロセッサ本体の上面には、排出部14から送りだされる現像済写真フィルムを受け止めるフィルムストッカー18が形成されている。
フィルム挿入部11には、開閉自在な蓋体11aを備え、フィルムカートリッジCa(もしくはパトローネ)に収容されたロール状の未現像写真フィルムをセットし、搬送機構15に受け渡す作動系(フィルム駆動機構11e)と、写真フィルムの後端を切断する切断ユニット11bを備える。
また、写真フィルムの長さの情報を得るために、搬送機構15によって搬送される写真フィルムの先端及び後端の通過を検出するローディングセンサー11c(フィルム検出手段に相当する)を備える。ローディングセンサー11cは、例えば、一対の光学式センサ(受光式、投光式)、反射型センサ、レーザセンサー、その他の近接センサ、イメージセンサー等で構成できるが、一対の光学式センサー(受光式、投光式)が好ましい。このローディングセンサー11cは、フィルム先端位置(もしくはフィルムリーダの先端位置)とフィルム後端位置を検出することができる。これら検出された先端位置と後端位置情報に基づいて、写真フィルムの長さ情報を演算することができる。
APSフィルムの現像処理の場合、カートリッジCaから引き出した写真フィルムの先端にフィルムリーダLを取り付け、蓋体11aを開放して、このフィルムリーダLが先行するようにフィルム挿入部11にカートリッジCaをセットする。写真フィルムFとフィルムリーダLとを接続した状態を図3に示す。フィルムリーダLは、樹脂製のフィルムと同程度の柔軟性を持つシート状部材であり、写真フィルムFよりも大きな幅寸法を有する。フィルムリーダLには、多数のパーフォレーションLaが形成されており、このパーフォレーションLaと噛み合うスプロケットにより、写真フィルムFはフィルムプロセッサFP内を搬送される。かかるパーフォレーションLaを設けることで、フィルムプロセッサFP内をすべりが生じることなく確実に写真フィルムを案内することができる。
パーフォレーションLaは、好ましくは、図示のようにフィルムリーダLの幅方向の片側端部(図3(b)参照)に形成されるが、両側端部に形成されていてもよい。写真フィルムFとフィルムリーダLとの連結は、図3(a)に示すように、フィルムリーダLに形成された係合突起を写真フィルムFに形成された孔に挿入することで連結してもよいし、図3(b)に示すように、粘着テープTにより写真フィルムFの先端部とフィルムリーダLとを連結してもよい。使用されるフィルムリーダLの形状・大きさは予め決まっている。また、フィルムリーダLと写真フィルムFの連結は治具を用いて行なうため、フィルムリーダLに対する写真フィルムFの連結位置(貼り付け位置)も予め決まっている。
フィルムリーダL付きの写真フィルムFをセットして、蓋体11aを閉じた後、コントロールパネル16の所定の操作ボタン16bを操作することで制御ユニット17の制御によってフィルム搬送(ローディング)が開始され、現像処理部12での現像処理と、乾燥処理部13での乾燥処理の後に排出部14からフィルムリーダLを先頭にして写真フィルムが排出される。この場合、カートリッジ検出手段11dがカートリッジCaを検出して、次いで、蓋体11aを閉じると、ローディングが開始され、写真フィルムFが搬送開始される。
制御ユニット17は、ローディングを開始するようにフィルムプロセッサFPの各要素を制御する。フィルム駆動機構11eが、フィルムリーダL及び写真フィルムFを圧着ローラで狭持しながら現像処理部12まで搬送し、ローディングセンサー11cが搬送されてきたフィルムリーダL及び写真フィルムの先端を検出すると、現像処理部12及び乾燥処理部13の搬送機構部15が駆動され、フィルムリーダL及び写真フィルムを圧着ローラで挟持して、現像処理部側に搬送する。ここで、フィルム駆動機構11eと搬送機構15は、別駆動で動作する。なお、フィルムプロセッサFPでの「ローディング」とは、フィルムカートリッジCaから写真フィルムがフィルム駆動機構11eによって引き出され、現像処理部12に搬送される動作を意味する。
現像処理部12は、発色現像槽、漂白槽、定着槽、安定槽を有し、現像処理部12内部において搬送機構15は、フィルムリーダL及び写真フィルムを搬送するためフィルムリーダLのスプロケットLaと係合する複数のスプロケット機構と圧着ローラ機構15aを備えている。また、乾燥処理部13は、現像処理部12から搬送されてきた写真フィルムを乾燥するブロワ13aを備える。同様に、乾燥処理部13にも上記スプロケット機構と圧着ローラ機構が備えられている。搬送機構15は、スプロケット機構と圧着ローラ機構15aと、これらを電動モータ(不図示)で同期駆動する駆動系を備えている。
排出部14には、現像済み写真フィルムをフィルムプロセッサFPから排出するための排出ローラ15bが設けられている。排出ローラ15bにより排出された写真フィルムは、搬送ユニットFCに受け渡されフィルムスキャナーFSへと搬送されることになる。
フィルムスキャナーFSは、図1,2に示すように、スキャナー本体の下部にフィルムキャリア21を配置し、このフィルムキャリア21の下側に光源ユニット22を、フィルムキャリア21の上側にズームレンズ23と光電変換ユニット24とを配置している。スキャナー本体の内部にスキャナー制御部25(制御ユニット)を配置している。フィルムスキャナーFSは、フィルムプロセッサFPに固定されており、排出部14の排出ブロック上部位置に配置されている。
フィルムキャリア21は、フィルムプロセッサFPの前部と同じ方向に現像済写真フィルムの供給部21aを形成し、この供給部21aからフィルムを後部側に搬送しながらスキャニングを行えるように構成される。なお、フィルムキャリア21に写真フィルムを送り出す前に、搬送ユニットFCにおいて写真フィルムからフィルムリーダLを切り離す処理がなされる。また、フィルムキャリア21は、搬送ローラ21bを駆動する搬送モータ(不図示)を備える。
光源ユニット22は、R(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の発光ダイオード(不図示)を有し、ズームレンズ23は、焦点距離の調節によって、写真フィルムのコマの情報を設定された拡大率で光電変換ユニット24の光電変換面に結像させる。この光電変換ユニット24は、R(赤)、G(緑)、B(青)の3原色に対応してCCD等の光電変換素子でなる3つのラインセンサ(不図示)を備える。
<搬送ユニットの構成>
次に、フィルムプロセッサFPから排出された現像済み写真フィルムをフィルムスキャナーFSへ搬送するための搬送ユニットFCの構成を図4により説明する。図4に示すように、フィルムプロセッサFPの排出部14には、排出ローラ15bが設けられている。
搬送ユニットFCは、フレームに固定された搬送ブロックBと、所定の軸芯周りに回転可能に取り付けられたチャッカーCとを備えている。搬送ブロックBの下側のブロック部の上流側端部には、フィルムガイド30が設けられており、軸芯30a周りに回転可能に軸支されている。フィルムガイド30は、搬送すべき写真フィルムの幅寸法に対応したガイド部を備えており、図4に示す第1位置と想像線で示す第2位置との間をガイド切替ソレノイド31によりいずれかの位置に切り替えられる。第1位置にセットされているときは、写真フィルムをフィルムスキャナーFSの方向に導くことができる。第2位置にセットしているときは、写真フィルムはフィルムストッカー18に排出される。
搬送経路に沿って、上流側の搬送ローラ対32aと下流側の搬送ローラ対32bとからなるローラ搬送機構32が設けられている。各搬送ローラ対32a,32bは、駆動ローラと圧着ローラにより構成され、第1駆動モータM1により同期駆動される。下流側の搬送ローラ対32bの上流側近傍に第1フィルムセンサー33とリーダセンサー34が設けられている。これらのセンサは、発光素子と受光素子からなる光センサであり、写真フィルムやフィルムリーダがセンサ位置を通過すると、透光状態から遮光状態に切り換わることで検出を行なう。第1フィルムセンサー33とリーダセンサー34は、図4の紙面に直交する方向から見ると同じ位置に配置されているが、幅方向において異なる位置に配置されており、写真フィルムとフィルムリーダを別々に検出することができる。
下流側搬送ローラ対32bの更に下流側には、写真フィルムとフィルムリーダを切り離すためのカッター35が設けられており、カットモータ36により駆動される。カットされたフィルムリーダはリーダーストッカー19に回収される。カッター35のすぐ下流側には、第2フィルムセンサー37が設けられており、フィルムリーダの先端や写真フィルムの先端を検出する。第2フィルムセンサー37も第1フィルムセンサー33と同様の光センサで構成することができる。
チャッカーCはフィルムリーダが切り離された写真フィルムの先端部を挟持ローラ対40により挟持し、フィルムスキャナーFSの供給部21aへと搬送する。チャッカーCは、チャッカー駆動モータにより軸芯41回りに回転可能に設けられている。チャッカーCは、図4に示すような写真フィルムを受け取る受け取り位置と、写真フィルムをフィルムスキャナーFSに受け渡し可能な受け渡し位置の間を回転可能であり、更に、ループボックス50内にループを形成するためにループ形成位置において中間停止することができる。
搬送ユニットFCの右側の空間はループボックス50であり、写真フィルムがループを形成するための空間部が形成されている。搬送ユニットFCの上部には、第1ガイド部60と第2ガイド部61が設けられており、夫々写真フィルムを搬送するための搬送経路60a,61aが形成されている。チャッカーCが受け渡し位置に回転してきたときは、第2ガイド部61は経路外に退避するように移動し、第1ガイド部60の搬送経路60aに写真フィルムが受け渡される。
ループボックス50の上方には第1排出経路51と第2排出経路52が設けられている。フィルムスキャナーFSによるコマ画像の読み取りが終了した写真フィルムは、第1ガイド部60と第2ガイド部61を逆方向に搬送され、第1排出経路51へと導かれる。第1排出経路51の終端はフィルムストッカー18へと連結されており、スキャニングを終了した写真フィルムはフィルムストッカー18に回収される。
フィルムプロセッサFPにより現像処理された写真フィルムは、予約モード処理の場合に、搬送ユニットFCを介して自動的にフィルムスキャナーFSに送り込まれる。一方、通常モード処理では、手動でフィルムスキャナーFSに写真フィルムを供給することができる。この場合は、第1ガイド部60と第2ガイド部61を開いて、手動で写真フィルムを供給部21aから供給する。例えば、焼き増しプリントの依頼で写真フィルムの現像処理を行わない場合は、手動で写真フィルムをフィルムスキャナーFSに供給する。手動で挿入された写真フィルムは、第2排出経路52から排出されるように構成されている。
フィルムスキャナーFSには、搬送経路に沿って搬送ローラ21bが配置されており、その途中に読み取り用の開口部21cが設けられる。この開口部21cの位置に読み取り光軸SLが設定される。供給部21aには、ローディングセンサー26が設けられており、写真フィルムの先端が搬送されてきたことを検出する。この検出に基づいて、各搬送ローラ21bを回転させるための駆動モータを駆動する。また、ローディングセンサー26とは別にレディセンサー27が設けられており、このレディセンサー27による検出タイミングを基準として、写真フィルムの画像スキャニング開始が制御される。
<フィルム処理装置の制御ブロック構成>
次に、図5の制御ブロック図によりフィルム処理装置FAの制御機能について説明する。まず、フィルムプロセッサFPの制御ユニット17の主要な機能を説明する。フィルム端部検出部17aは、ローディングセンサー11cによる検出信号に基づいて、写真フィルム(フィルムリーダ)の先端位置及び後端位置を検出する。検出された先端位置情報に基づいて、写真フィルムの位置がプリント作成装置PAの操作画面に表示されるように、先端位置情報がプリント作成装置PAに送信される。具体的表示方法については後述する。
フィルム長さ演算部17bは、フィルム端部検出部17aにより検出された先端位置と後端位置の情報に基づいて、写真フィルムの長さを演算する。実際にローディングセンサー11cにより検出されるのはフィルムリーダの先端であるが、フィルムリーダの大きさは予め分かっているため、その分を差し引くことで写真フィルムの長さを演算することができる。通信制御部17cは、搬送ユニットFCやフィルムスキャナーFSとの通信を行う機能を有する。
フィルム位置演算部17dは、写真フィルムの先端位置情報に基づいて、現像済み写真フィルムが搬送ユニットFC内に送り込まれてくるタイミングを演算する。具体的には、排出ローラ15bから所定距離の位置に写真フィルム先端が到達したことを検出する。カウント部17eは、ローディングセンサー11cにより先端が検出された時点から予め設定された所定時間をカウントする。所定時間をカウント終了した時点で、写真フィルムの先端が排出ローラ15bから所定距離の位置に到達していることになる。なお、時間をカウントするのではなく、搬送機構15による搬送量をカウントするように構成してもよい。
状態検出手段17fは、フィルム処理装置FAの状態を検出する。「フィルム処理装置FAの状態」は、フィルム処理装置FAの処理状態を意味し、例えば、フィルムプロセッサFPでの未現像写真フィルムセット可能状態・セット済み状態、ローディング開始状態、現像処理状態(さらに細分化して、発色現像液処理状態、漂白処理状態、定着液処理状態、安定液処理状態、乾燥処理状態等)、フィルムスキャナーFSへの搬送中の状態、プレスキャン状態、本スキャン状態、フィルムストッカー収納状態、エラー状態等がある。未現像写真フィルムセット可能状態・セット済み状態は、カートリッジ検出手段11dがカートリッジCa(またはパトレーネ)を検出したか否かで判断できる。ローディング開始状態は、ローディングセンサー11cがフィルム先端位置(もしくはフィルムリーダの先端位置)を検出したことで判断できる。現像処理状態は、フィルムプロセッサFP内のフィルムの位置に基づいて判断できる。フィルムスキャナーFSへの搬送中の状態は、搬送ユニットFCに搬送状態であるか否かで判断できる。プレスキャン状態は、プレスキャン実行信号の検出によって判断できる。本スキャン状態は、本スキャン実行信号の検出によって判断できる。プレスキャン実行信号、本スキャン実行信号は、スキャナー制御部25によって送信される。フィルムストッカー収納状態は、搬送ユニットにFCで自動搬送されずに、フィルムストッカー18に収納されたか否かで判断できる。また、スキャン処理後にフィルムストッカー18に排出された状態も、同様に、フィルムストッカー18に収納されたか否かで判断できる。エラー状態は、フィルム詰まり、フィルムスリップ、処理液交換等があり、従来公知の検出方法によってエラー状態を検出できる。
状態検出手段17fによって検出された、フィルム処理装置FAの状態は、プリント作成装置PAに送信され、その操作画面上にフィルム処理装置FAの状態が状態表示手段200aによって表示される(後述)。なお、状態検出手段17fは、フィルム処理装置FAの各制御ユニットの一機能としてもたせてもよいが、プリント作成装置PAの機能としてもたせてもよい。
フィルム位置算出手段17gは、フィルム端部検出部17aで検出されたフィルム先端に基づいてフィルムの位置を算出できる。または、フィルム位置算出手段17gは、ローディングセンサー11cで検出されたフィルム先端に基づいてフィルムの位置を算出できる。フィルム端部検出部17a及びローディングセンサー11cは、フィルム検出手段の機能を有する。フィルム先端が検出された時刻からのカウント時間と搬送速度から移動距離が算出される。この移動距離からフィルム位置が算出できる(フィルム位置演算部17aと同様の機能を有している)。なお、搬送速度は予め定められた値である。また、フィルム位置算出手段17gは、後述の搬送量演算部71で得られた搬送量に基づいて搬送ユニットFC上でのフィルム先頭の位置を算出できる。また、ローディングセンサー26の検出結果により写真フィルムの先端がフィルムスキャナーFSにセットされたことが判断できる。
フィルム位置算出手段17gによって算出された、フィルム先端位置の情報はプリント作成装置PAに送信され、その操作画面上にフィルム先端位置が、フィルム位置表示手段200bによって表示される(後述)。なお、フィルム位置算出手段17gは、フィルム処理装置FAの制御ユニットの一機能としてもたせてもよいが、プリント作成装置PAの機能としてもたせてもよい。
搬送制御部70は、搬送ユニットFC内を搬送される写真フィルムの搬送・停止を含む駆動制御を統括的に行なう。また、フィルムプロセッサFPの制御ユニット17及びフィルムスキャナーFSのスキャナー制御部25との通信を行なう。写真フィルムの位置情報や長さ情報は、制御ユニット17からの通信によりデータを受信することができる。
搬送量演算部71は、写真フィルムの搬送量を演算する。搬送ユニットFCにおいて写真フィルムの搬送・停止の制御を行うためには、写真フィルムの搬送量を監視することが必要である。搬送量の演算は、各モータ(パルスモータ)を駆動するために供給される駆動パルスの数や、搬送ローラに連動して回転するエンコーダからの信号に基づいて、搬送量を演算することができる。あるいはタイマーによる時間カウントを行なって搬送量を演算してもよい。また、搬送量演算部71は第1フィルム長さカウント部71aと第2フィルム長さカウント部71bの機能を備えており、搬送される写真フィルムの長さをカウントする機能を有する。
搬送制御部70は、ガイド切替ソレノイド31、第1駆動モータM1、第2駆動モータM2、第3駆動モータM3、チャッカーモータCM、カットモータ36に対する駆動制御を行なう。第1駆動モータM1は、ローラ搬送機構32を駆動し、第2駆動モータM2と第3駆動モータM3はチャッカーCの挟持ローラ対40を駆動する。チャッカーC自身には駆動源は搭載されておらず、チャッカーCが受け取り位置にあるときは、第2駆動モータM2と挟持ローラ対40とが機械的に連結し、チャッカーCが受け渡し位置にあるときは、第3駆動モータM3と挟持ローラ対40とが機械的に連結可能に構成されている。第2駆動モータM2と第3駆動モータM3は、搬送ユニットFCのフレームに対して固定されている。
第1・第2フィルムセンサー33,37については既に説明した通り、写真フィルム(フィルムリーダ)の先端・後端の検出を行なう。ホームリミットスイッチ35aは、カッター35がホーム位置にあるか否かを検出する。ホームリミットスイッチ35aは機械的にカッター35を検出するものであるが、光センサなど他のタイプのセンサを用いてもよい。
ホームセンサー38は、チャッカーCが受け取り位置(ホーム位置)にいることを検出するためのセンサである。ガイド検出センサ62は、第1ガイド部60が閉じているか否かを検出するためのセンサである。第1ガイド部60が閉じているときに、チャッカーCにより写真フィルムをフィルムスキャナーFSに受け渡すことができる。以上の各センサ信号は、搬送制御部70に送信され、これらの検出結果に基づいて、ソレノイドやモータの駆動制御が行なわれる。
<プリント作成装置の機能ブロック構成>
図6を用いて、プリント作成装置PAの機能について説明する。
入力手段100は、画像データの注文に関する情報である「オーダ情報の入力を受け付ける。例えば、モニター7に表示される操作画面(GUI)を参照しながら、キーボード、マウス等の入力操作部8を操作して、「オーダ情報が入力されるように機能する。「オーダ情報入力の際には、自動同時プリント処理モード、予約モード又は通常モード等を選択入力できる。
制御手段200は、自動同時プリント処理モードが設定されている場合に、自動同時プリント処理が実行できるように、プリント作成装置PAの各要素を制御し、フィルム処理装置FAの各制御ユニットに自動同時プリント処理モードの指令を行う。
制御手段200の処理手順は、通常、ソフトウェアで構成され、かかるソフトウェアは、不図示のCPU、メモリ等のハードウェア資源と協働して動作するものであるが、専用回路、ファームウエア等を組み合わせて構成してもよい。当該ソフトウエアプログラムは、ROM等のメモリに予め格納されている。
状態表示手段200aは、モニター7の操作画面上で、フィルム処理装置FAから送信されたフィルム処理装置FAの状態を表示するように制御される。
フィルム位置表示手段200bは、フィルム位置算出手段17gで算出された写真フィルムの位置をモニター7の操作画面上で表示する。また、フィルム位置表示手段200bは、写真フィルムの位置を表示する場合に、少なくとも写真フィルムの識別情報を表示することができる。また、フィルム位置表示手段200bは、写真フィルムの位置を表示する場合に、当該写真フィルムが処理される処理モードを表示することができる。フィルム位置表示手段200bは、写真フィルムの位置を表示する場合に、当該写真フィルムの種類ごとに識別可能に表示することができる。この写真フィルムの種類ごとの識別方法としては、図形、色、又は文字フォントを、個々のフィルム毎に変更することが、視覚的認識の観点から好ましい。
搬送時間算出手段200dは、写真フィルムが現位置からフィルムスキャナーFSに搬送されるまでの搬送時間を算出する。そして、フィルム位置表示手段200bは、写真フィルムの位置を表示する場合に、その搬送時間を表示することができる。なお、搬送時間算出手段200dの機能をフィルム処理装置FA側にもたせてもよい。
判断手段200cは、搬送時間算出手段200dで算出された搬送時間が所定値以上か否かを判断することで、別の現像済み写真フィルムをスキャン処理可能か否かを判断する。そして、この判断手段200cの判断結果が搬送時間が所定値以上である場合に、フィルム位置表示手段200bは、別の現像済み写真フィルムをスキャン処理可能である旨を表示することができる。なお、判断手段200cの機能をフィルム処理装置FA側にもたせてもよい。
画像判定部4は、フィルム処理装置FAから取得した画像データに対する判定をオペレータが行なうための機能を提供し、かかる機能は主としてソフトウェアにより提供される。これは、画像データに基づいて写真プリントを作成する前に、適切な画質の写真プリントが作成されるか否かを判定するものであり、かかる作業をプレジャッジと称することとする。画像判定部4には、補正データの設定機能、プリントデータの設定機能、サムネイル画像の設定機能が主たる機能として設けられている。なお、プレジャッジは必ず行なわなければならないものではなく、プレジャッジを省略してプリント処理を行うことも可能である。自動同時プリント処理モードでは、プレジャッジが行われないように構成される。なお、以下において、オーダーデータとは、1「オーダに含まれる画像データ群と、プレジャッジにより設定された補正データ、プリントサイズ、プリント枚数などのプリントデータ、「オーダを特定するデータ(「オーダ識別ID、顧客の氏名、住所、会員IDなどのデータ)により構成される。「オーダ情報は、プリントデータの一部を構成する。
「オーダ制御部5は、プリント処理すべき画像データを「オーダ単位に管理する機能を提供する。「オーダ登録部5aは、画像判定部4によりプレジャッジの終了したオーダーデータを記憶装置6に登録・保存する機能を有する。記憶装置6は概念的に、スプーラ6aと呼ばれる部分と、その他の記憶部6bとで構成される。プリント処理すべきオーダーデータは、すべてスプーラ6aに保存される。従って、スプーラ6aにオーダーデータを保存することで「オーダの管理を行なうことができ、プリント処理の順番や割り込みなどの制御を行なうことができる。スプーラ6aと、記憶部6bは、いずれもハードディスクのような大容量記憶装置により構成することができるが、スプーラ6aと記憶部6bは、ハードウェア的に別々のハードディスクにより構成してもよいし、1つのハードディスクの記憶領域を分割して、スプーラ6aとして機能する領域と、それ以外の領域を形成してもよい。
プリント処理制御部5bは、プリント処理指令を後述する画像処理基板9に送信する。そして、この指令に従って、画像処理基板9は、オーダーデータに基づいて、画像処理を行う。
モニター7は、「オーダ情報の入力操作画面表示以外に、その他の例えば、プレジャッジを行なうための画面や「オーダ管理画面等を表示させるものであり、プリント処理等を行うために必要な画面を提供する。入力操作部8は、キーボードやマウス等により構成され、「オーダ情報入力、プリント処理に必要なデータ入力や設定、各種指令を行うために用いられる。
画像処理基板9は、スプーラ6aから画像データと補正データを受け取り、補正データに基づいて画像データに対する画像処理を行い、写真プリントを作成するために用いられるプリント用画像データを生成する。画像処理基板9は、受信メモリ、処理回路部、展開メモリにより構成され、処理回路部において指定された画像処理が行なわれる。具体的には、補正データに基づく色・濃度の補正、設定されたプリントサイズに従ったデータの拡縮処理などである。自動同時プリントでは、予め設定された補正内容の画像処理が実行される。
次に、図6に示すプリント処理部の構成を簡単に説明する。ペーパーマガジン101には、写真感光材料(印画紙ともいう)であるペーパーがロール状に収容されている。ペーパーマガジン101は、2台を設置することができ、例えば、ペーパー幅の異なるペーパーを予めセットしておくことができる。ペーパーカッターは、ペーパーマガジン101から引き出された長尺状のペーパーを設定されたプリントサイズになるように切断する。
露光エンジン102aは、画像処理基板9の展開メモリから送信されてくるプリント用画像データを受け取り、このプリント用画像データに基づいて、ペーパーの乳剤面に画像を焼付露光する。露光エンジン102aとしては、特定の方式のものに限定されるものではなく、例えば、レーザーエンジン、CRTエンジン、PLZTエンジンなどを用いることができる。
裏印字手段102bは、ペーパーの裏面に、「オーダ識別ID、コマナンバー、プリント処理済枚数、プリント要求枚数、補正テータ等をプリントする機能を有する。裏印字手段102bは、例えば、ドットインパクトプリンタ、熱転写式プリンタ、インクジェットプリンタ等で実現される。
現像処理部103は、画像が焼付露光されたペーパーの現像処理を行い、乾燥処理部104は、現像処理されたペーパーの乾燥処理を行なう。ペーパー排出部から仕上がりの写真プリントが装置本体外部に排出され、所定の集積装置(不図示)により「オーダ単位で集積される。
ペーパーセンサー106は、ペーパー排出部から排出されるペーパーを検出し、ある「オーダの写真プリントが全て排出されたか否かを検出する。センサ制御部(不図示)は、ペーパーセンサー106の駆動制御を行なうと共に、ペーパーセンサー106からの信号を受信して解析する。
(実施形態1)
現像処理とスキャン処理を連続して処理し、スキャン処理で読み取られた画像データをプリント作成装置PAに送信し、個々のコマ画像データの画像判定を行わずに、そのまま、或いは所定の画像処理を施すのみで、画像データに基づく露光処理・現像処理を行い写真プリント作成する自動同時プリント処理の場合について以下に図面を用いて説明する。この自動同時プリント処理においては、フィルム処理装置FAは予約モード処理が実行される。
まず、プリント作成装置PAの操作画面がモニター7に表示される。図7に示すように、「オーダ予約画面が表示される。フィルムプロセッサーFPに未現像写真フィルムがセットされていない場合、オーダ予約画面の上部に「フィルムをセットしてください」の表示がなされる。これは、状態検出手段17fの検出結果に基づいてなされた状態表示手段200aの機能による。また、この表示は、フィルムのローディングが完了して、次のフィルムローディングが可能な状態の場合でも同様の表示がなされる。かかる場合、状態検出手段17fは、ローディングセンサー11cのフィルム後端部検出に基づいて判断がなされる。
また、画面下部には、オーダ情報の一覧が表示される。「オーダID」は、フィルムの先端部分に貼り付けられるオーダ識別ラベルと同じ情報が表示される。「オーダ状態」は、状態検出手段17fで検出された、フィルム処理装置FA内でのフィルムの処理の状態を表示する。これは、状態表示手段200aの機能による。
また、オーダの処理モードが表示される。ここでは全て予約モードで処理されるので、「予約モード」が表示される。
また、オーダ情報一覧には、フィルム位置が表示される。これは、フィルム位置算出手段17gが算出したフィルム先端の位置情報に基づいてなされたフィルム位置表示手段200bの機能による。フィルム先端の位置が「→」で示される。例えば、「オーダID「001」のフィルムの先端は、「D」部分に表示されているが、これは乾燥処理中であることを示す。「オーダID「002」のフィルムの先端は、「S3」部分に表示されているが、これは第3段階目の安定槽処理中であることを示す。「オーダID「005」のフィルムの先端は、「F2」部分に表示されているが、これは、第2段階目の定着槽処理中であることを示す。「オーダID「006」のフィルムの先端は、「B」部分に表示されているが、漂白槽処理中であることを示す。「C」は、現像液処理部分であることを示す。なお、フィルム先端位置の表示として「→」の図形を用いたがこれに限定されない。各処理段階の表示において、「→」の表示色を変更してもよい。
フィルムプロセッサーFP内での処理は、約10〜12分程度必要であり、フィルムスキャナーFSに搬送されるまでに、十分な時間がある場合、オペレータは、別の現像済み写真フィルムのスキャン処理を実行できる。かかる場合に、オペレータは、プリント作成装置PAのモニター7の操作画面(ここでは予約モード画面)を確認して、別の現像済み写真フィルムのスキャン処理を実行できるか否かを判断できる。別の現像済み写真フィルムのスキャン処理を実行させた場合に、操作画面上のスキャン処置割り込み指示ボタン(不図示)を選択することで、予約モードの状態で、フィルムスキャナーFSのみを独立でスキャン処理動作可能に制御できる。
(実施形態2)
図8は、エラー表示の一例を示す図である。フィルムプロセッサーFPでエラーが発生した場合、状態検出手段17fは、エラー発生を検出し、プリント作成装置PAにエラー発生信号を送信する。このエラー発生信号の受信により、状態表示手段200aは、「オーダ予約画面を閉じて、エラー/お知らせ画面を表示させる。そして、エラー内容を示し、フィルム処理装置FAの概略図と共にエラー箇所についての説明図を示す。さらに、エラー通知する場合は、警報音も同時に行うように構成してもよい。警報音を停止させる場合、オペレータは画面下部の警報音停止ボタンを押下するように構成される。
上記のようなフィルムプロセッサーFPでのエラー発生の場合、写真フィルムは、フィルムストッカー18に排出される。すなわち、自動搬送されてスキャン処理は行われない。ストッカー18に排出された場合、「オーダ状態は、「ストッカー排出」と表示される。ストッカー18に排出されたフィルムには、識別ラベルが貼られているので、「オーダ情報との照合が簡単に行える。識別ラベルの情報は、例えば、「オーダIDの情報と同じものである。
(実施形態3)
図9は、フィルム処理装置FAにおけるフィルムの移動経路の概略図の一例を示す図である。フィルム位置は、移動経路上の○印で示される。この○印には、「オーダIDが共に示される。また、フィルム種類に応じて、○印の表示色を変えている。ここで、フィルム先頭位置の表示は○印に限定されない。フィルム種類に応じて図形を変えてもよい。オーダIDの文字フォントをフィルムの種類に対応して変更してもよい。オーダID「015」のフィルムが現在ローディング中であり、画面に、「ローディング中 フィルムセットできません」が表示される。これは、状態表示手段200aの機能による。
また、フィルムの移動経路として、フィルムプロセッサFP、搬送ユニットFC、フィルムスキャナーFS、フィルムストッカー18部分を全て表示できるように構成されている。これは、フィルム位置表示手段200bの機能による。
(実施形態4)
図10は、写真フィルムが現位置からフィルムスキャナーFSに搬送されるまでの搬送時間を示す図である。図10に示すように、写真フィルムの位置を表示する場合に、写真フィルムが現位置からフィルムスキャナーFSに搬送されるまでの搬送時間も表示される。搬送時間の算出は、搬送時間算出手段200dの機能による。さらに、算出された搬送時間が所定値以上(例えば、搬送時間が8分以上)である場合に、別の現像済み写真フィルムをスキャン処理可能である旨が表示される。図10に示すように、「オーダ予約モード画面に、「別のフィルムをスキャン処理できます」の文字が表示される。フィルム位置表示手段200bの機能による。フィルム位置表示部分の「R」は、ローディング中を意味する。
そして、オペレータがスキャン実行1001ボタンをクリックすると、予約モードのまま、スキャン処理できるようにフィルムスキャナーFSが制御される。
以上によれば、予約モード処理中に、別の現像済み写真フィルムのスキャン処理を実行できるか否かの判断を行えるので、オペレータが、進行中のフィルム位置から判断する作業を軽減できる。
フィルム処理装置を有するプリント処理システム全体の外観構成を示す図 フィルム処理装置の全体構成を示す断面図 写真フィルムとフィルムリーダを連結した状態を示す図 搬送ユニットの構成を示す断面図 フィルム処理装置の制御機能を示すブロック図 プリント処理システムの制御機能を示すブロック図 実施形態1の操作画面の一例を示す図 実施形態2の操作画面の一例を示す図 実施形態3の操作画面の一例を示す図 実施形態4の操作画面の一例を示す図
符号の説明
1 プリント処理システム
11c ローディングセンサー
11d カートリッジ検出センサ
17 制御ユニット
17a フィルム端部検出部
17f 状態検出手段
17g フィルム位置算出手段
25 スキャナー制御部
70 搬送制御部
200 制御手段
200a 状態表示手段
200b フィルム位置表示手段
200c 判断手段
200d 搬送時間算出手段
F 写真フィルム
FP フィルムプロセッサ
FA フィルム処理装置
FC 搬送ユニット
FS フィルムスキャナー
C チャッカー
L フィルムリーダ

Claims (7)

  1. 未現像写真フィルムの現像処理を行なうフィルムプロセッサと、このフィルムプロセッサにより処理された現像済み写真フィルムのコマ画像をデジタル画像データとして取得するためのフィルムスキャナーと、フィルムプロセッサから排出される現像済み写真フィルムをフィルムスキャナーへ搬送するための搬送ユニットとを備えたフィルム処理装置と、
    前記取得された画像データに基づいて写真プリントを作成するプリント作成装置とを具備するプリント処理システムであって、
    前記フィルム処理装置の状態を検出する状態検出手段と、
    前記状態検出手段の検出結果に基づいて、フィルム処理装置の状態を表示する状態表示手段と、
    前記写真フィルムを検出するフィルム検出手段と、
    前記フィルム検出手段の検出結果に基づいて、写真フィルムの位置を算出するフィルム位置算出手段と、
    前記フィルム位置算出手段で算出された写真フィルムの位置を表示するフィルム位置表示手段と、
    を具備するプリント処理システム。
  2. 前記フィルム位置表示手段は、写真フィルムの位置を表示する場合に、少なくとも写真フィルムの識別情報を表示することを特徴とする請求項1に記載のプリント処理システム。
  3. 写真フィルムが現位置から前記フィルムスキャナーに搬送されるまでの搬送時間を算出する搬送時間算出手段をさらに備え、
    前記フィルム位置表示手段は、写真フィルムの位置を表示する場合に、前記搬送時間を表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリント処理システム。
  4. 前記搬送時間が所定値以上であるか否かを判断する判断手段をさらに備え、
    前記判断結果が、搬送時間が所定値以上である場合に、前記フィルム位置表示手段は、別の現像済み写真フィルムのスキャン処理が可能である旨を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリント処理システム。
  5. 前記フィルム位置表示手段は、写真フィルムの位置を表示する場合に、当該写真フィルムが処理される処理モードを表示することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプリント処理システム。
  6. 前記フィルム位置表示手段は、写真フィルムの位置を表示する場合に、当該写真フィルムの種類ごとに識別可能に表示することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプリント処理システム。
  7. 前記写真フィルムの種類ごとの識別は、図形、色、又は文字フォントをフィルム種類ごとに変更することで識別できることを特徴とする請求項6に記載のプリント処理システム。
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