JP3570532B2 - 写真処理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、処理されるフィルムの処理情報を入力するためのフィルム処理情報入力手段を備え、前記フィルム処理情報に基づき前記フィルムを処理する写真処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネガフィルム等の写真フィルムの撮影を終了したユーザーは、その写真フィルムを写真店(以下、取次店という。)に持っていきプリント作成の依頼をする。通常、撮影済みのその写真フィルムは発色現像、定着等の所定の現像処理がなされる。そして、この現像処理が終了するとこの写真フィルムの画像を印画紙等に焼付露光することでプリントを得るようにしている。ユーザーからの依頼を受けた取次店は、写真フィルムを扱う現像所(いわゆる、ラボ)にこの写真フィルムを発送し、ラボにおいて上記プリントを得るための処理がなされ、現像済み写真フィルムとプリントとはユーザーに返却される。このように、写真フィルムの現像とプリントとを一括して処理することを同時プリントと呼んでいる。
【0003】
さて、ユーザーには現像済み写真フィルムとプリントが返却された後、プリントを再注文(焼き増し等)してくるケースがある。このリオーダーの対象となる写真フィルムは、その写真フィルムの現像処理がされない他は上記同時プリントのケースと同様の処理がなされる。このように、写真フィルムの焼付露光のみを処理することをリオーダーと呼んでいる。
【0004】
以上のような、同時プリントとリオーダーとを行うことのできる写真処理システムは、例えば、特開平7−244365号公報で知られている。このシステムによれば、この公報の第1図から明らかなように、同時プリントの写真フィルムが入荷されると、ネガ現像機、プリンタ等により一連の処理が実行される。また、リオーダーの写真フィルムが入荷されると、再注文用プリンタ等により、一連の処理が実行される。 この様なフィルムの処理を行うシステムでは、同時プリントや、リオーダーの焼き付けの際の処理は、駒の指定情報や、焼付枚数、焼付サイズなどのフィルム処理情報に基づいて行われなければならない。これらのフィルム処理情報は、ユーザーの依頼に基づいて作成された注文伝票を伝票用バーコードリーダにより読み取る事により写真処理システムのホストコンピュータに取り込まれる。このホストコンピュータによりフィルム処理情報に基づいて、処理状況が管理されているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この様に、ホストコンピュータに全てのフィルム処理情報を記憶させて、処理を行う方法であると、各々のフィルムに対応させてこの情報を管理する必要があるため、バーコードであるIDタグをフィルム収納体であるカートリッジやネガピース等に取り付け、処理搬路の要所においてIDタグのバーコードを読み込むことにより、各々のフィルムと、ホストコンピュータに記録されたそのフィルムの処理情報を対応させる必要があった。
フィルム処理情報を全てホストコンピュータに記憶させなくとも、フィルムにこのフィルム処理情報を記録することができる点において、従来の写真処理システムには改良の余地があった。本発明の目的の一つは、フィルムにこのフィルム処理情報を記録する事のできる写真処理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による写真処理システムは、受付処理を行う受付ステーションと、フィルムの仕分けを行うソータステーションと、仕分けられたフィルムから焼き付け処理を行う焼付ステーションとを備えると共に、前記受付ステーションは、受付時に取得した処理情報を前記フィルム処理情報入力手段としての磁気記録装置によってフィルムの磁気情報記録部に記録するよう処理形態が設定され、前記ソータステーションは、磁気情報読み取り装置でフィルムの磁気情報記録部に記録されたフィルム処理情報を読み取り、このフィルム処理情報に基づいてフィルムの仕分け行い、前記焼付ステーションは、仕分けられたフィルムに対応した処理を行う複数の写真焼付装置を備えている。
このシステムによれば、受付ステーションでは受付時に取得した処理情報を、磁気記録装置によってフィルムの磁気情報記録部に記録し、ソータステーションではフィルムの磁気記録部に記録された処理情報を磁気情報読み取り装置で読み取ってフィルムの仕分けを行い、焼付ステーションでは仕分けられたフィルムに対応した処理を複数の写真処理装置によって行うことができる。
【0007】
前記ソータステーションとして、前記フィルムの磁気情報記録部に記録したフィルム処理情報を磁気読み取り装置で読み取ることによって焼付条件を判別して、そのフィルムをフィルムマガジンに挿入するように構成しても良く、又、前記ソータステーションが、リオーダ用のフィルムを仕分ける第1ソータステーションと、同時プリント用のフィルムを仕分ける第2ソータステーションとで構成され、この第1ソータステーションと第2ソータステーションにおいて前記フィルムマガジンに挿入されたフィルムを前記複数の写真焼付装置に搬送する搬送装置を備えても良い。
この構成により、ソータステーションでは、フィルムの磁気記録部に記録されたフィルム処理情報を磁気読み取り装置で読み取って処理条件を判別して、そのフィルムを、例えば、処理条件に対応したフィルムマガジンに挿入でき、又、この構成により、第1ソータステーションで仕分けられたリオーダ用のフィルムと、第2ソータステーションで仕分けられた同時プリント用のフィルムとを搬送装置が複数の写真焼付装置にできる。
【0008】
前記フィルム処理情報が、少なくとも焼き付け処理する駒の指定情報と、焼付枚数と、焼付サイズを含んでも良い。
この構成により、フィルム処理情報に基づいてフィルムにおいて指定された駒を指定された焼付枚数だけ焼き付け処理できる。
【0009】
前記ソータステーションが、仕分けたフィルムをカートリッジに再度挿入するよう構成され、このカートリッジを複数個保持する保持手段の搬送を行う搬送装置を備えても良い。
ソータステーションにおいて、仕分けたフィルムをカートリッジに再度挿入することにより、このカートリッジを保持手段に複数個保持して搬送装置で搬送できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明による写真処理システムを採用した場合の、カートリッジ2に収納された写真フィルム(以下、単にフィルムという。)が取次店10を経て写真処理システム100を備えたDPEセンターで写真処理される様子が示されている。なお、以下の記載では、写真処理システムとDPEセンターとは同意語として共に図番100で示す。
市場では、2つのタイプのフィルム1とフィルム収納体2が主に出回っている。つまり、従来からよく知られている収納体としてのパトローネに収納されている135タイプのフィルムと、最近新しく開発されたAPSに基づく収納体としてのカートリッジ2に収納されているIX240タイプのフィルム1である。
本実施例では、以下、カードリッジ2に収納され、磁気情報記録部を有するIX240タイプのフィルム1の処理を例にとって説明する。
【0011】
取次店10では、未現像フィルム1の現像・焼付処理(同時プリント)の依頼と、現像済みフィルム1の焼き増し等の処理(リオーダー)の依頼があるが、IX240タイプのフィルムの場合、現像処理を行った後で客に変換される場合にも、現像済みフィルム1は専用カートリッジ2に収納されて返却される。
【0012】
このIX240タイプのフィルム1には図5で示されるとおり、フィルム1の画像領域1Cの上下の部分には、磁気情報記録部1D、1E、1Fが設けられており、このうち、画像領域1Cの上方に位置する磁気情報記録部1は、ラボトラックと呼ばれ、フィルムの処理時に利用されるデータが記録される。また、画像領域1Cの下方に位置する磁気情報記録部E1Fは、カメラトラックと呼ばれ、カメラの撮影情報が記録される。また、ラボトラック上においても、先端部分1Aと画像領域1Cの領域との間にあるリーダー部分にある磁気情報記録部1Dには、全駒共通データが記録され、画像領域1Cに配置されるそれぞれの駒の上部に位置する磁気情報記録部1Eには対応する駒に関する情報が記録される。本発明による写真処理システムではこのラボトラックが利用される。
フィルム1を持って顧客がDPEセンター100の取次店10に現像や焼付などの写真処理を依頼すると、取次店10はそのフィルム1を預かるとともに図2及び図3に示すような感圧式の3枚綴りの注文伝票を発行する。この注文伝票は、顧客の控え用として渡される顧客控え用伝票11、取次店10に残される取次店用確認伝票12、そしてDPEセンター100へフィルム1と共に送られるラボ用伝票13とからなる。
【0013】
図2は、リオーダーの依頼を受けた場合に発行される注文伝票を示す。この注文伝票には、顧客によって選択される、「コマNo.」、「焼付枚数」、「焼付サイズ」、「印画紙面質」等のフィルム処理情報が複数のバーコードで記載されており、さらに姓名、住所、電話番号などの顧客情報が書き込まれる欄及び取次店10の名称が設けられている。また、ラボ用伝票13には取次店10のIDコードを示す店名バーコード14も設けられている。
図3は、同時プリントの依頼を受けた場合に発行される注文伝票を示す。この注文伝票には、顧客によって選択される、「同時プリントの要否」、「フィルム長さ」、「焼付サイズ」等のフィルム処理情報が複数のバーコードで記載されている。その他の点は、リオーダーの依頼の場合と同様である。
【0014】
リオーダーや同時プリントの依頼の場合、注文伝票の発行時には、さらに、この注文伝票と顧客より預かったフィルム1とを照合するために用いるIDコードを表すバーコードシール15がラボ用伝票13とカートリッジ2に貼付けられる。
【0015】
このカートリッジ2に貼付けられるバーコードシール15は、貼り直し可能な二段式のシール構造になっている。これは、DPEセンター100での写真処理工程において、フィルム1がカートリッジ2から引き出されるので、その時点で引き出されたフィルム1にバーコードシール15を貼り直す必要があるからである。
以上のような、バーコードシール15の貼付け作業が完了すると、ラボ用伝票13とフィルム1は、例えばらばらになっても、IDコードをキーとして照合することが可能となる。このことにより、取次店10からDPEセンター100へのフィルム1搬送にあたっては、ラボ用伝票13とフィルム1とを別々にすることができる。
【0016】
さて、DPEセンター100に送られたラボ用伝票13とフィルム1は、受付ステーション20で受付処理が行われる。
先ず、リオーダーのフィルム1や同時プリントのフィルム1の受付処理ではラボ用伝票13にバーコードとして記録されているフィルム処理情報の例である写真焼付情報や、店名バーコード14がバーコードシール15のIDコードと共に、伝票用バーコードリーダ21によって読み取られる。このフィルム処理情報が、DPEセンター100に設置された写真処理システムのホストコンピュータ200を介して、後に説明されるフィルム処理情報記録手段である磁気記録装置22に送られる。
【0017】
この時点で同時プリントを行う未現像のフィルム1は、現像済みのリオーダーのフィルム1とは現像処理の分だけ異なる処理搬路をたどる。
リオーダーのフィルム1に対しては、カートリッジ2よりフィルム1が取り出され、カートリッジ2に貼り付けられたバーコードシール15が、フィルム1に貼付けられる。
ここで簡単に図4を参照してこのバーコードシール15について説明すると、これは二段式シール15になっており、裏面に接着層を形成したベース部15bと、その裏面に再貼付け可能な接着層を形成すると共にIDコードを表しているバーコード表示部15aとから構成され、取次店10で前記ベース部15bと一体となってカートリッジ2に貼付けられたバーコード表示部15aは、フィルム1引出し時に、前記ベース部15bから剥がされ、引き出されたフィルム1先端に貼付けられるようになっている。これによって、以下で説明される次の段階で、フィルム1にフィルム処理情報が記録される際に、ラボ用伝票13に貼付けられたバーコード15と対応するフィルム1にフィルム処理情報が記録されることが確実に行われるのである。
【0018】
次に、リオーダーのフィルム1は、磁気記録装置22に挿入され、前記磁気記録装置22によりフィルム1に設けられた磁気情報記録部に、対応するラボ用伝票13よりのフィルム処理情報が記録される。この磁気記録装置22のハウジングには、フィルム1に貼付けられたバーコードシール15上に記録された情報を読み取るフィルム用バーコードリーダも備えられている。
この様にして、ラボ用伝票13のフィルム処理情報はフィルム1に直接記録されるのである。
【0019】
一方、同時プリントを行う未現像フィルム1の場合、遮光されたケース内でカートリッジ2よりフィルム1先端部分のみを引き出し、カートリッジ2に貼り付けられたバーコードシール15がこのフィルム1先端部分に再貼付けされ、フィルム先端が巻き戻された後、カートリッジごと現像ステーション30に装填され、それ自体は公知である方法で現像処理が行われる。処理すべき未現像フィルム1に特有の現像条件があれば、ホストコンピュータ200から現像ステーション30に送られる。
【0020】
この現像ステーション30により現像処理が終わった同時プリントのフィルム1は、リオーダーのフィルムと同様に、図2に示されるものと同様の磁気記録装置22に挿入され、受付処理の段階で伝票用バーコードリーダ21により読み取られたフィルム処理情報がこの磁気記録装置22を介してフィルム1に記録される。
リオーダーで受付処理が終了した現像済みフィルム1は、第1ソータステーション40に送られ、同時プリントで現像処理が終わり、フィルム処理情報が記録されたフィルム1は第2ソータステーション31に送られる。第1ソータステーション40或いは第2ソータステーション31において、このフィルム1は、ラボ用伝票13から読み取られ、フィルム1に磁気情報として記録されたプリントサイズ等のフィルム処理情報に基づいてグループ化される。
ここでは、フィルム処理情報の一部である焼付条件として印画紙の大きさが、フルサイズとパノラマサイズの2種類の間で選択される場合を例に取って説明する。もちろん、フィルム処理情報はこれに限定されない。この第1ソータステーション40或いは第2ソータステーション31はフィルム処理装置の一例である。
【0021】
リオーダ用の第1ソータステーション40と同時プリント用の第2ソータステーション31は、配設位置が異なっているが、構成は同じなので第1ソータステーション40を例にとり、図6を参照してこれらの構成を説明する。
先ず、フィルム1はフィルム処理情報読み取り手段としての磁気情報読み取り装置23に挿入され、フィルム1に記録されたフィルム処理情報が読み取られ、この情報がホストコンピュータ200に送られる。 フィルム処理情報の一部である焼付条件がフルサイズの場合には、フィルム1を搬送ローラ24、可動ガイド27、搬入・搬出ローラー350、案内プレート309を経由して図6中では下方に位置するフィルムマガジン300内に挿入する。フィルムマガジン300の構成の詳細は後述する。又、焼付条件がパノラマサイズの場合には、フィルム1を搬送ローラ24、可動ガイド27、固定ガイド28、搬入・搬出ローラー350、案内プレート309を経由して別の上方に位置するフィルムマガジン300内に挿入する。可動ガイド27は図6中で、実線位置と一点鎖線位置との間を移動可能であり、その切り換え制御は磁気情報読み取り装置23により読み取られたフィルム処理情報に基づきホストコンピュータ200が行う。固定ガイド28は、フィルム1の搬送経路の長さ調整のために設けられている。
すなわち、フィルム処理情報読み取り手段である磁気情報読み取り装置23により読み取られたフィルム処理情報に基づき第1と第2ソータステーション40、31がフィルム1を仕分けるのである。
以上のようにフィルム1はフィルムマガジン300に詰め替えられて、搬送装置50へ送り込まれる。
【0022】
なお、カートリッジ2はそれが再使用可能であるから、フィルム1を引き出して現像処理した後、再度そのカートリッジ2に現像済みフィルム1を収納して搬送装置50へ投入するようにしても良いが、上記のようなフィルムマガジン300へ挿入するようにすることが好ましい。
【0023】
次に、搬送装置50の詳細を図7により説明する。
図7には、第1ソータステーション40と第2ソータステーション31で仕分けされたフィルムマガジン300が、第1ストック装置55と第2ストック装置56に仕分けされる様子が図示されている。第1ストック装置55は、フルサイズの写真焼付を行う第1写真焼付装置61に送り込まれるフィルムマガジン300をストックする。第2ストック装置56は、パノラマサイズの写真焼付を行う第2写真焼付装置62に送り込まれるフィルムマガジン300をストックする。フィルムマガジン300を搬送するベルトコンベヤ51には所定ピッチでフィルムマガジン300を収容することができるポケット部材52が取り付けられている。
【0024】
このポケット部材52の両端と上方は開放されており、フィルムマガジン300を側方や上方から出し入れできる。さらにポケット部材52の側壁には各ポケット部材52を識別するためのIDコードを示すバーコード53が付けられている。ベルトコンベヤ51の駆動はホストコンピュータ200によって制御されていることから、ホストコンピュータ200には、あるIDコードをもつポケット部材52にあるIDコードをもつフィルムマガジン300が収納されているかという情報が格納される。このベルトコンベヤ51には前述した第1ストック装置55と第2ストック装置56が接続されており、その接続領域に達したポケット部材52のバーコード53がバーコードリーダ54によって読み取られ、その情報がホストコンピュータ200に入力されると、ホストコンピュータ200がそのポケット部材52に収納されているフィルムマガジン300がその接続領域で分岐させるかどうかを判断して、分岐させる場合は、ここでは矢印でしか図示されていないフィーダを用いてそのフィルムマガジン300を、例えば同じようなポケット部材を備えた第1ストック装置55へ送り込む。
【0025】
以上のように、この搬送装置50においては、リオーダーのフィルム1を収納したフィルムマガジン300と、同時プリントのフィルム1を収納したフィルムマガジン300とが混在した状態で搬送されるようになっている。即ち、同時プリントとリオーダーとを、同じラインにおいて処理するよう構成されているのである。
【0026】
従来の技術のように、同時プリントとリオーダーとを全く別のラインにおいて処理することは作業性の低下を招いてしまう。処理ラインを別にしてしまうと、例えば、同時プリントの処理量がリオーダーの処理量を上回ってしまうような場合に、リオーダーのために設けられた写真焼付装置の稼動率が低下する。従って、写真処理システム全体の生産性が低下することになる。反対に本実施形態による写真処理システムでは同時プリント写真フィルムとリオーダー写真フィルムとを共通の写真焼付装置で処理し、その結果、写真焼付装置の稼動率を向上させることができるのである。
【0027】
次にフィルムマガジン300について説明する。ここで説明に使われるフィルムマガジン300は、6駒程度に切断されたネガピースの形態のものと、切断されていない1オーダー分の長さのフィルムとの両方を収納することが可能である。従って、フィルムマガジン300には1オーダー分のフィルム1が収納されることもできるし、複数オーダー分のフィルム1を収納することもできる。
【0028】
図8にフィルムマガジン300の全体構造が示されている。フィルムマガジン300は、基本的には、その外観を構成するケース301と、その中心部に設けた回動軸芯302回りに回動可能なドラム303と、ドラム303に対してフィルム1を搬入・搬出するためのローラー機構305を備えている。ドラム303の外周壁304には8個の軸方向のスリット306が等間隔で形成されている。このドラム303の側壁は図面を見やすくする目的で、図示されていない。これらのスリット306を通じてフィルム1がドラム303の内部空間に挿入され、必要に応じて、ドラム303から排出される。
【0029】
ドラム303の内部空間に挿入されたフィルム1の後端領域を保持するために、ドラム303の外周壁304に沿ってエンドレスベルト307が配設されている。このエンドレスベルト307はドラム303の外周部304の実質的に大部分と当接する状態で、ベルト307と外周壁304の間にフィルム1を鋏み込み、保持するように構成されている。尚、このエンドレスベルト307は複数のローラー308を備えており、その内の1つが第1ソータステーション40または第2ソータステーション31側から動力が供給されるように構成されている。
【0030】
又、上述したようにエンドレスベルト307はドラム303の外周壁304の全周に亘って当接しているのではなく、その一部においてフィルム1のスリット306への挿入用の入口箇所において外周壁304から離脱している。このように、ベルト307の外周壁304に対する非当接部分は、フィルム1のドラム303への入口を形成するとともに、同時にこの部分で、フィルム端部の保持が解除されるので、フィルム1のドラム303からの出口も形成している。図より明らかなように、ドラム303へのフィルム1の進入路は、案内プレート309によって形成されている。
フィルムマガジン300には、さらにフィルムマガジン300の搬送中に不用意なドラム303の回転を防止するための回転規制アーム310や、ドラム303の回動位置を検出するためのドラム位置検出手段311が備えられている。このドラム位置検出手段311には、公知の種々の位置検出センサーシステムを利用することができる。例えば、外周壁304のスリット306に隣接する位置に設けられた磁性体と磁気センサーの組み合わせなどが典型的なものである。
【0031】
このフィルムマガジン300へのフィルム1の搬入・搬出やドラム303への動力は、フィルムマガジン300が装着される各ソータステーション側で準備されており、例えば、図8の350はソータステーション側に設けられたフィルム1の搬入・搬出ローラであり、ローラ機構305は、フィルムマガジン300の装着時に、図示されていないソータステーション側の出力ギヤ又はプーリなどと動力伝達可能に連結される。
【0032】
次に、図9と図10を参照しながら、このフィルムマガジン300へのフィルム1の挿入過程を説明する。
以下の説明において、フィルムの先端、後端という用語を使用するが、これはソータステーション側から送り出される最初の部分が先端であり、即ち、マガジン300に送り込まれるフィルム1の先端部が先端であると定義する。後端とはその逆側端部であり、即ち、ソータステーション側から送り出されるときに最後に排出されるフィルムの端部であると定義する。
【0033】
まず、フィルムマガジン300をソータステーション側の所定の装着位置に装着する(図9aの状態)。この時点でフィルムマガジン300の回転規制アーム310がドラム303の回動規制を解除する状態となる。そして、ドラム303の回転位置がフィルム1の挿入可能位置にあるか否かをドラム位置検出手段311によって検出する。そしてこの検出によってドラム303がフィルム挿入位置にないときはさらにドラム303を図中時計方向に回転する。ドラム303のスリット306によってセグメント状に分割されている外周壁304に設けられたドラム位置検出手段311の構成要素である被検出体311bの位置をセンサー311aが検出するとドラム303の回動を停止する(図9bの状態)。
【0034】
搬入・排出ローラ350とローラ機構305を駆動することでフィルム1の搬送が開始され(図9cの状態)、フィルム1の先端がドラム303のスリット306に侵入していく(図9dの状態)。フィルム1の搬送は、図9eに示すようにフィルムセンサ351が未検出の状態になってから所定時間経過するまで続行される。即ち、フィルム後端の未検出を感知した時点においてはフィルム1の後端とドラム303のスリット306までの長さがかなりあるため、ある程度フィルム1をさらに送り込んでから、搬入・排出ローラ350とローラ機構305の駆動を停止する。
【0035】
図9fに示すように、搬入・排出ローラ350とローラ機構305の駆動が停止された後にドラム303の回動を実行する。このドラム303の回動は、ドラム位置検出手段311によってドラム303のフィルム挿入可能位置を感知した時点で回動を停止する。この停止位置では、エンドレスベルト307によるフィルム1の保持が実現するとともに、ドラム303は次のフィルム1を受け入れ可能な待機状態となる。
搬入・排出ローラ350とローラ機構305の駆動によって次のフィルム1が搬送されてくる(図10gの状態)。そして、図10hに示すように、フィルム1はドラム内部に搬送されていき、フィルム1の後端がフィルムセンサ351の位置を通過してゆく(図10hの状態)。そして前述したように所定の時間経過後に搬送装置を停止状態にする。さらに、ドラム303が図中時計回りに回動操作され、次のフィルム1を挿入するためにドラム位置検出手段311がフィルム挿入可能位置を検出するまで、ドラム303の回動が継続する(図8iの状態)。
【0036】
そして、ドラム303が挿入可能位置に回動したことを検出するとドラム303が停止し、次のフィルム1の挿入の待機状態となる。そして図10j,図10k,図10lに示すように、次のフィルム1をドラム303に挿入していくステップが上記と同様に繰り返される。
上述のような方法で、同じ焼付条件をもつフィルム1は、フィルムマガジン300に収納された状態で、焼付ステーション60に送られる。
【0037】
フィルムマガジン300からフィルム1を先入れ先出し法で排出する過程は以下の通りである。
図11aでは、フィルムマガジン303に収納された8本のフィルム1の内、見易さの観点から3本だけが示されている。この図面では、3つの内の真ん中のフィルム1が最初に入れられたフィルムとする。このフィルム1を排出するためには、まず、ドラム303を図中時計方向にスリットの角度ピッチの2倍分回動させる。図11bは、図11aの状態からドラム303を時計方向にスリット306の1ピッチ分回動させた状態を示す。図11bの状態においては排出したいフィルム1の後端がガイドプレート309内に位置する状態ではないため、図11cの状態までドラム303を回動駆動する。ところが、この状態では、排出すべきフィルム1の後端は駆動ローラ305から離れているため、今度は図11dの状態になるまで、ドラム303を反時計方向に回動駆動する。このときの回動偏位はスリットの1ピッチ分に相当する。
このようにして、フィルム1の後端がガイドプレート309を通過し、駆動ローラ305に達する状態となる。従って、この状態から搬入・排出ローラ350とローラ機構305を駆動することによってフィルム1をフィルムマガジン300から排出することが可能となる。そしてフィルム1の先端がフィルムセンサ351を通過すると次のフィルムの排出の準備が可能となる。同様な方法で、先に入れたフィルム1から順々に排出することができる。もちろん、先入れ後出し法による排出が可能であるだけではなく、任意のフィルム1からの排出も、ドラム位置検出手段311の検出信号を利用して、収納されたフィルム1の位置を記憶しておくことで可能となる。
【0038】
焼付ステーション60には、フルサイズの焼付けを行うための第1写真焼付装置61とパノラマサイズの焼付けを行うための第2写真焼付装置62が設置されている。ここでは写真焼付装置は2台設置されているが、もちろんこれに限定されず3台以上設置してもよい。それぞれの写真焼付装置61又は62にはこの焼付条件に適合するフィルム1を収納するフィルムマガジン300が選択的に供給される。供給されたフィルムマガジン300から、再びフィルム1が引き出され写真焼付装置61、62に挿入される。写真焼付装置には、第1と第2ソータステーションと同様に、磁気情報読み取り装置が設けられ、各々のフィルムのプリントする駒の指定情報や、枚数などのフィルム処理情報としての焼付情報が読み取られ、写真焼付装置61または62に情報が直接送られる。この時、この情報をホストコンピュータ200を介して写真焼付装置61または62に送り、これらを設定しても良い。磁気情報読み取り装置より直接写真焼付装置61または62に焼付情報が送られる場合にも、この情報をホストコンピュータ200に同じ情報を処理状態情報として送ってもよい。
【0039】
この写真焼付装置61、62では、焼付条件が一致しておれば、リオーダーのフィルム1と同時プリントのフィルム1とは混在した状態で投入され、処理される。混在した状態であっても、フィルム1の各々に情報が記録されているので、何ら問題はない。
ここでは、焼付条件としてフルサイズとパノラマサイズをあげているが、その他に、印画紙面質(光沢面、絹目面など)、印画紙幅がある。又、焼付サイズとしてはE,L,2E,2L等がある。もちろん、これらの複数の焼付条件を組み合わせて設定することもできる。
【0040】
焼付処理の終了後、フィルム1とプリントはオートパッカーステーション70に送られる。焼付処理が終了するとフィルムマガジン300は必要なくなるので、再利用のためソータステーション31、40に戻される。フィルム1は再びカートリッジ2に収納され、プリントと共に搬送装置71により出荷ステーション72へ送られる。この搬送装置71の基本構成は、図7に示される搬送装置50と同じものでよい。
【0041】
出荷ステーション72では、プリントとカートリッジ2は顧客別にDP袋に入れられ、取次店10毎に仕分けがされる。仕分けが完了すると、プリントとカートリッジ2は取次店10に発送される。
【0042】
次に、別実施形態について説明する。
(1)本発明における重要思想は、フィルム処理情報をフィルム自体に記録する事にあるのであって、これが、磁気的に記録されなくとも例えばバーコードとして記録された情報を印刷したバーコードシールをフィルムのリーダ部分に貼り付けるように構成しても良い。
この様にバーコードによりフィルム処理情報を記録する構成であると、従来のパトローネに収容される135タイプのフィルムなど、磁気情報記録部を備えないフィルムにも本発明は応用できるのである。
【0043】
この場合、フィルム情報記録手段として、上記実施形態における磁気記録装置22の代わりにバーコード発行装置を利用し、フィルム処理情報読み取り手段として、磁気情報読み取り装置23の代わりにバーコードリーダを利用することにより簡単に実施することができる。上記実施形態において、これらの装置を交換することにより、従来のパトローネに収容される135タイプのフィルムなど、磁気情報記録部を備えないフィルムにも本発明が応用できるのである。135タイプのフィルムなどがリオーダされる場合、6駒毎のフィルムピースとなって受注されるが、上記の実施形態のバーコードシール15は、このフィルムピースの一番先端側のリード部分に貼り付けることが好ましい。
IX240タイプのフィルムにフィルム処理情報を記録する場合では、上記実施形態の様に、磁気情報記録部に記録することが好ましいが、上記の通りバーコードシール15を利用してフィルム処理情報を記録することも可能である。
【0044】
(2)上記実施形態では、同時プリントされるフィルム1へのフィルム処理情報の記録は、現像処理が行われた後で、第2ソータステーションに送られる前に行われたが、これを、現像ステーション30において現像処理が行われる以前に行っても良い。この場合、フィルム1を感光させないよう遮光されたケース内で行なったり、注意する必要がある。この様に現像ステーション30の前にフィルム1に対してフィルム処理情報を記録し、これを読み込み、このフィルム処理情報に基づき現像ステーション30の設定を行うこともできる。よって、現像ステーション30も処理装置の一例となりうる。
【0045】
(3)上記実施形態では、伝票用バーコードリーダ21によって読み取られた、フィルム処理情報が、ホストコンピュータ200を介して、フィルム処理情報記録手段である磁気記録装置22に送られる様、構成されていたが、フィルム処理情報を伝票用バーコードリーダ21よりフィルム処理情報記録手段である磁気記録装置22に直接送るように構成しても良い。
【0046】
(4)上記実施形態では、第1と第2ソータステーションの制御を、磁気情報読み取り装置23によって読み取られたフィルム処理情報に基づきホストコンピュータ200が行うよう構成されているが、 第1と第2 ソータステーションのそれぞれに小型の専用制御コンピュータを設け、これらにより磁気情報読み取り装置23によって読み取られたフィルム処理情報に基づきソータステーションの制御を行っても良い。この様に情報のみでなく、制御作業の分散化を図ることによりホストコンピュータ200の負担を軽減させるばかりでなく、システムの効率化を図ることができる。
【0047】
(5)本実施形態では、バーコードシール15の貼り付けを取次店10で行っているが、DPEセンター100の受付ステーション20で行ってもよい。
(6)本実施形態では、同時プリントとリオーダーの焼付情報を読み取るための読取り手段であるバーコードリーダー21は、それぞれ同時プリント用とリオーダー用と別々に設けてもよいが、もちろん共用しても構わない。
【0048】
(7)本実施形態では、顧客情報やリオーダー情報を記録するための情報体として注文伝票を利用しているが、DP袋に情報をもたせてもよい。あるいは、ICカードやフロッピーディスク等の小型の磁気記録媒体を用いてもよい。
(8)本実施形態では、搬送装置50の搬送経路上におけるフィルム位置を識別するための識別手段としてバーコード53を使用しているが、これに限定されず、テレビカメラにより位置座標を認識するようにしてもよい。
(9)本実施形態では、フィルムマガジン300にはバーコードシール15は貼付けられない。これは、収納されているフィルム1に既にバーコードシール15が貼付けられているからであるが、もちろん、フィルムマガジン300にも更に貼付けるようにしてもよい。この貼り付けは、ソータステーション31、40において行われる。
(10)上記実施形態では、フィルム処理情報として、基本的にラボ用伝票13にある情報が、取次店のIDコードなどを含め、全てフィルムに記録するようにしても良いし、焼付条件のみ等、一部の情報のみをフィルムに記録するようにしても良い。
(11)上記実施形態では、第1ソータステーション40と第2ソータステーション31において、フィルム1がフィルム処理情報に基づいて仕分けされ、フィルムマガジン300に収納される構成になっている。しかし、カートリッジ2は再使用可能であるため、図12に示されるとおり、フィルム1をフィルムマガジン300に収納する代わりに、仕分けされたフィルム1を再度カートリッジ2に収納した後に、カートリッジ2を複数保持する保持手段であるカートリッジケース57にまとめられ、搬送装置50に送り込まれるよう構成することも可能である。この場合、例えば同じ焼付条件で処理されるべきフィルム1は同じカートリッジケース57に収納される様にする。このカートリッジケース57には第1或いは第2写真焼付装置61、62の何れに送られるべきかを判断するための情報を記録したバーコード57aが添付される。
搬送装置50では上記実施形態と同様にバーコードリーダ58A、58Bが設けられており、バーコード57aに記録された情報が読み込まれ、図示されないコンピュータ200が分枝させるかどうかを判断して、分枝させる場合は、ここでは矢印でしか図示されていないフィーダを用いてそのカートリッジケース57を、第1写真焼付装置61用の第1ストック装置59Aあるいは第2写真焼付装置62用の第2ストック装置59Bへ送り込むよう構成されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による写真処理システムの全体構成を示すブロック図
【図2】リオーダーの場合の取次店における作業と、受付処理を説明するための説明図
【図3】同時プリントの伝票の形式を説明するための説明図
【図4】バーコードシールの貼替えを説明する説明図
【図5】IX240タイプのフィルムに設けられた磁気情報記録部を示す平面図
【図6】ソータステーションの構成を示す説明図
【図7】搬送装置の概略構成図
【図8】フィルムマガジンの構造を示す縦断面図
【図9】フィルムマガジンへのフィルムの挿入を示す工程分解図
【図10】フィルムマガジンへのフィルムの挿入を示す工程分解図
【図11】フィルムマガジンからのフィルムの排出を示す工程分解図
【図12】別実施形態による搬送装置の概略構成図
【符号の説明】
1 写真フィルム
10 取次店
11 顧客用控え伝票
12 取次店用確認伝票
13 ラボ用伝票
15 バーコードシール
21 バーコードリーダ
22 磁気記録装置
23 磁気情報読み取り装置
31 第2ソータステーション
40 第1ソータステーション
50 搬送装置
53 バーコード
60 焼付ステーション
70 オートパッカーステーション
100 DPEセンター
200 ホストコンピュータ
300 フィルムマガジン

Claims (5)

  1. 処理されるフィルムの処理情報を入力するためのフィルム処理情報入力手段を備え、前記フィルム処理情報に基づき前記フィルムを処理する写真処理システムであって、
    受付処理を行う受付ステーションと、フィルムの仕分けを行うソータステーションと、仕分けられたフィルムから焼き付け処理を行う焼付ステーションとを備えると共に、
    前記受付ステーションは、受付時に取得した処理情報を前記フィルム処理情報入力手段としての磁気記録装置によってフィルムの磁気情報記録部に記録するよう処理形態が設定され、
    前記ソータステーションは、磁気情報読み取り装置でフィルムの磁気情報記録部に記録されたフィルム処理情報を読み取り、このフィルム処理情報に基づいてフィルムの仕分け行い、前記焼付ステーションは、仕分けられたフィルムに対応した処理を行う複数の写真焼付装置を備えている写真処理システム。
  2. 前記ソータステーションは、前記フィルムの磁気情報記録部に記録したフィルム処理情報を磁気読み取り装置で読み取ることによって焼付条件を判別して、そのフィルムをフィルムマガジンに挿入するように構成されている請求項1に記載の写真処理システム。
  3. 前記ソータステーションが、リオーダ用のフィルムを仕分ける第1ソータステーションと、同時プリント用のフィルムを仕分ける第2ソータステーションとで構成され、この第1ソータステーションと第2ソータステーションにおいて前記フィルムマガジンに挿入されたフィルムを前記複数の写真焼付装置に搬送する搬送装置を備えている請求項2記載の写真処理システム。
  4. 前記フィルム処理情報が、少なくとも焼き付け処理する駒の指定情報と、焼付枚数と、焼付サイズを含んでいる請求項2又は3に記載の写真処理システム。
  5. 前記ソータステーションが、仕分けたフィルムをカートリッジに再度挿入するよう構成され、このカートリッジを複数個保持する保持手段の搬送を行う搬送装置を備えている請求項1記載の写真処理システム。
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