JP2604891B2 - 写真作成装置 - Google Patents

写真作成装置

Info

Publication number
JP2604891B2
JP2604891B2 JP19031990A JP19031990A JP2604891B2 JP 2604891 B2 JP2604891 B2 JP 2604891B2 JP 19031990 A JP19031990 A JP 19031990A JP 19031990 A JP19031990 A JP 19031990A JP 2604891 B2 JP2604891 B2 JP 2604891B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
bag
code
print
photosensitive material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19031990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0476548A (ja
Inventor
孝 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP19031990A priority Critical patent/JP2604891B2/ja
Priority to US07/728,506 priority patent/US5159385A/en
Publication of JPH0476548A publication Critical patent/JPH0476548A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2604891B2 publication Critical patent/JP2604891B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真作成装置に関し、特に、写真フイルム
と、これを用いて作成したプリント写真とをDP袋に自動
的に装填する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、プリンタプロセサで仕上げられたプリント写真
は、仕分け装置により各オーダー毎に仕分けられる。ま
た、焼付露光に供したネガフイルムは6コマ毎のフイル
ムピースに切断され、フイルムシートに挿入される。そ
して、このフイルムシートが照明用テーブル上いに置か
れ、バックライトにより各コマが確認され、これと仕上
りプリントの画像とが照合され、これらがDP袋に装填さ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来は、ネガフイルムとプリント写真と
の照合を人手により行うため、能率のよいプリント作業
を行うことができないという問題がある。しかも、照合
のために、照合テーブルを有するビューア等の装置も必
要になり、装置が大型化するという問題もある。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、フイ
ルムとこれのプリント写真との照合及びこれらのDP袋へ
の装填を自動で行えるようにした写真作成装置を提供す
ることを目的とする。
また、本発明の他の目的は、プリンタ部やプロセサ部
でのペーパーのジャミング時にもやり直しプリントを効
率よく行えるようにした写真作成装置を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、プリント対象
フイルムの画像を感光材料に焼付露光するときに、フイ
ルムのIDコードを読み取る手段と、読み取ったIDコード
を、フイルムの画像を焼付露光した感光材料に各オーダ
ー毎に記録する手段と、感光材料を現像処理した後に、
これに記録したIDコードを読み取る手段と、焼付露光し
た感光材料の現像処理が終了するまでこの焼付露光に供
したフイルムを貯留する手段と、感光材料に記録したID
コードの読み取り後に貯留手段からフイルムを送り、こ
のフィルムのIDコードを読み取る手段と、感光材料のID
コードとフイルムのIDコードとが一致したときに、フイ
ルムを切断しこれをフイルムシートに挿入する手段と、
現像処理済みの感光材料をコマ毎に切断してプリント写
真とし、これをIDコード毎に1まとまりにする手段と、
このプリント写真と前記フイルムシートとを同一IDコー
ド毎に1まとまりにして、これをDP袋に挿入する手段と
を有する。
〔作用〕
ネガフイルムに設けられたIDコードを読み取った後に
ネガフイルムに記録されたコマを感光材料に焼付露光す
る。感光材料、好ましくはその先頭コマの余白部には、
焼付露光に供したネガフイルムのIDコードが記録され
る。そして、この感光材料を現像処理した後に、これの
IDコードが読み取られ、各オーダー毎にプリント写真が
1まとまりにされる。また、感光材料の現像処理が終わ
るまでこれに対応するネガフイルムが一時的に貯留され
る。そして、感光材料のIDコードの読取り信号によりペ
ーパー現像処理の終了が検出される。この検出により、
該当するネガフイルムがフイルムピースに切断され、こ
れがフイルムシート内に挿入される。この後、このフイ
ルムシートとプリント写真とが同一IDコード毎に1まと
まりにされ、これがDP袋内に挿入される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
同時プリントの受付処理工程を示す第2図おいて、撮
影済みのネガフィルムはDP取次店の提出される。DP取次
店では、同時プリントの依頼を受けると、第3図に示す
ように、DP袋10に客の名前,連絡先等を書き込んで、こ
のDP袋10内に撮影済みのネガフイルムを巻き取ったパト
ローネ11を入れる。DP袋10には、周知のように集配ルー
ト識別番号10a、取次店識別番号10b、受付番号10c等か
らなる1連のID番号とこれのバーコード10dとが予め印
字されている。この受付後のDP袋10は現像所に提出され
る。
現像所では、第3図に示すように、DP袋10のバーコー
ド10dをバーコードセンサ12により読み取る。バーコー
ドセンサ12は読み取ったバーコード信号を周知のパソコ
ンからなる受付機13に送る。受付機13は、このバーコー
ド信号から、受付店及び受付番号の各下3桁のみをつな
げた6桁のラボ受付番号を作成し、このラボ受付番号と
これに対応するバーコードを印字装置14によりラベル用
紙15に印字して3連の同一番号及びバーコードを有する
ID番号ラベル16を作成する。この3連のID番号ラベル16
は、DP袋10,パトローネ11,及びこのパトローネ11からべ
ろ出し具等により頭出しされたフイルム18の先頭部それ
ぞれに貼り付けられる。
ID番号ラベル16が貼られたフイルム18は周知のフイル
ムスプライサーにより、他のオーダーのものと接合さ
れ、長尺化してロール状に巻き取られる。そして、所定
の長さになると、このロール状のフイルムは、フイルム
プロセサに充填され、現像処理される。
現像処理済みフイルムは周知のネガ検定機にかけら
れ、各コマ毎にネガ検定が行われ、プリントコマに対し
てはフイルムの一方の側縁部に半円形状の切欠きからな
るノッチが付される。また、撮影不良により補正しても
良好のプリント写真が得られないコマに対しては、周知
のようにノッチは付されない。また、補正の必要なコマ
に対しては、最適な仕上りとなる濃度補正データ,色補
正データが入力される。これらの補正データや、ノッチ
数,スプライステープと先頭ノッチとの間隔,各ノッチ
間の間隔等のデータは、LSIカードに、各ID番号毎に記
録される。また、コマ番号バーコードが側縁部に付され
たフイルムにあっては、ノッチを付したプリント対象コ
マのコマ番号データも併せて記録される。
このネガ検定済みのフイルムは、写真作成装置にセッ
トされる。第1図に示すように、写真作成装置には、ネ
ガ検定済みのロール状フイルム20a,20bが装填されるフ
ィルム装填部21と、ロール状のカラーペーパー22a,22b
が装填されるペーパー装填部23と、ネガ検定データを記
録たLSIカード24a,24bが装填されるカード装填部25とが
それぞれ対で設けられている。
フイルム装填部21とペーパー装填部23との出口側には
スプライサー28,29が設けられており、一方のフイルム
やペーパーが終了すると、これの後端に次のフイルム等
の先端を接合する。なお、各スプライサー28,29の入口
側には、先行するフイルムやペーパーの後端と後行の先
端とを検出する先後端センサ28a,29aが設けられてお
り、これの先端又は後端の検出信号により、フイルムや
ペーパーの先後端は各スプライサー28,29に位置決めさ
れる。そして、スプライサー28,29により、フイルムや
ペーパーの先端や後端が接合しやすいように切断され、
この切断くずは排出ガイドによりくず箱に廃棄される。
また、フイルム装填部21のフイルム出口側にはフイル
ム引出しローラ対30が設けられており、フイルム装填部
21からフイルム20aを引き出す。引き出されたフイルム2
0aは、前記フイルムスプライサー28を経た後、フイルム
キャリア31のフイルム送りローラ対32によりプリント位
置へ送られる。フイルムキャリア31内には前記ノッチを
検出するノッチセンサ35が配置されており、このノッチ
検出信号はコントローラ37に送られる。
また、スプライサー28とフイルムキャリア30との間に
は、ID番号読取りセンサ36が配置されている。ID番号読
取りセンサ36は、フイルムの先端に貼り付けられたID番
号ラベル16のID番号を光学的に読み取り、この読取り信
号をコントローラ37に送る。
コントローラ37は周知のマイクロコンピュータから構
成されており、ROMに記憶したプログラムに従い各部を
シーケンス制御する。まず、コントローラ37は、読み取
ったID番号と、カード装填部25に装填されたLSIカード2
4aの先頭フイルムのID番号とが対応しているか否かを判
定し、対応していない場合には警報を発する。対応して
いる場合には、LSIカード24aから各ID番号毎にプリント
データを読み取る。このプリントデータには、各オーダ
ー毎の全体的なプリントデータと、プリント対象コマ毎
の個別的なプリントデータとがある。全体的なプリント
データとしては、ネガフイルムの種別毎に予め最適なプ
リント条件を設定するためのプリントチャンネル、スプ
ライステープから第1ノッチまでの距離情報(フイルム
送り量)と各ノッチ間の距離情報、1件のプリント数
(ノッチ総数)、フルサイズかハーフサイズかの種別を
示すコマサイズ情報等がある。また、個別プリントデー
タとしては、各プリント対象コマ毎の濃度及び色補正
値,自動シーン判別による色補正値(ACCS補正値)、コ
マ番号等があり、これらは件内ノッチ順番に記憶されて
いる。
そして、コントローラ37は、ノッチセンサ35によりノ
ッチを検出し、この検出タイミングとフイルム送り量と
から、ノッチが付されたプリント対象コマをプリント位
置にセットする。
焼付露光部40は、周知のように、光源41と、光質調節
部42と、拡散箱43と、焼付レンズ44と、シャッタ45と、
受光センサ46とを備えている。そして、受光センサ46で
プリント対象コマの全画面平均透過濃度(LATD)を測光
すると、これとLSIカード24aからの補正データとから露
光量を算出し、これに基づき光質調節部42を駆動して各
色フイルタ47〜49を所定の位置にセットし、光源41の光
質を調節する。焼付レンズ44は、光質調節された光で照
明されたプリント対象コマの画像を、シャッタ45が開い
ている間、プリント位置にセットされたカラーペーパー
22aに結像して、焼付露光を行う。
カラーペーパー22aは、ペーパー装填部23から引出し
ローラ対53により引き出され、第1ペーパーリザーバー
54を経た後に、ガイドローラ55,送りローラ対56により
プリント位置にセットされる。第1リーザーバー54は、
カラーペーパー22a,22bの接合処理時間を稼ぐ他、ペー
パー引出し負荷を一定にするものであり、そのペーパー
ループ量は接合処理時間に対応するペーパー長さ分より
やや多く設定されており、ループセンサ58によりこの量
になるように制御される。また、プリント位置のペーパ
ー出口側には、裏印字ヘッド60,IDコード潜像記録部61,
パンチユニット62が設けられている。
裏印字ヘッド60は、焼付露光コマの裏側に、フイルム
20の各コマに対応するコマ番号や、必要に応じて補正デ
ータ,更にはID番号等を印字する。また、IDコード潜像
記録部61は、第4図に示すように、カラーペーパー22a
の先頭コマ63aの先頭側余白部63bに、露光ヘッドにより
ID番号63cを焼付露光する。これは、オペレータがカラ
ーペーパー22aに記録したID番号63cをジャミング等のト
ラブル時に視覚により確認することができるようにする
ためであり、各コマ毎の切断時に余白部63bとともに廃
棄される。
また、パンチユニット62は、小孔からなるソートマー
ク64,カットマーク65,及びID番号マーク66をカラーペー
パー22aの両側縁部、及び余白部63bに記録する。ソート
マーク64は各オーダーの区切りを示すものであり、カッ
トマーク65は各コマ毎にカラーペーパー22aを切断する
ためのものである。また、ID番号マーク66は余白部63b
に一列で形成される7個の小孔からなり、これら7個の
小孔の有無によりID番号の下2桁を示すものである。こ
のID番号は、ネガフイルム20aとの自動照合に用いられ
る。
焼付露光後にネガフイルム20aはコマ送りされ、ま
た、焼付露光,小孔による各種マークの形成,更に裏印
字の終了後にカラーペーパー22aはコマ送りされる。ネ
ガフイルム20aのコマ送りは、ノッチの検出タイミング
後にフイルムを所定量送ることで行われる。このコマ送
りにより、焼付露光済みのフイルム20aはフイルムスト
ック部70に送られる。フイルムストック部70は、上下方
向に離間する複数のダンサーローラ71を備えており、フ
イルム20aを複数のループ状にして、所定の長さ分貯留
する。このストック量はプロセサ部80の処理能力に応じ
て決定される。具体的には、フイルムの画像に対応する
画像を有するカラーペーパーがプロセサ部80の出口から
排出されるまで、該当するフイルムをストックするもの
であり、このため、本実施例では24枚撮り10本分の長さ
とされている。
また、焼付露光済みのカラーペーパー22aは、第2及
び第3のリザーバー74,75でループセンサ76a,76b,77の
信号に基づき所定の長さ分ループ状に貯留される。各リ
ザーバーのフイルム入口側には第1及び第2のペーパー
カッタ78,79が配置されている。第1リザーバー74は、
焼付露光部40のプリント速度と、次のプロセサ部80の処
理速度との違いを吸収するために、一時的にペーパー22
aを貯留する。また、第1カッタ78は、作業終了時にカ
ットマーク位置にてペーパー22aを切断する。第2カッ
タ79は、プリント作業を一時的に中断する時にカラーペ
ーパー22aのカットマークをマークセンサ79aで検出して
この位置で切断する。第2リザーバー75は、第2カッタ
79による切断時間を稼ぐためのもので、切断時間に対応
する量よりもやや多めにペーパー22aを貯留する。
プロセサ部80は、周知のように、各処理層81を並べて
設けたものである。各処理層81を経たペーパー22aは乾
燥部82で乾燥された後、第3カッタ83により各コマ毎に
切断される。第3カッタ83のペーパー入口側には、マー
クセンサ85が配置されている。このマークセンサ85は、
カラーペーパー22aの幅方向に一列に設けた前記ソート
マーク64,カットマーク65,ID番号マーク66を検出する。
第3カッタ83は、カットマーク検出信号に基づき各コマ
の余白部位置でカラーペーパー22aを切断する。この
時、カッタマーク等の小孔記録部は廃棄処分される。各
コマ毎に切断されたプリント写真88は、ソーター部90の
棚91内に送られる。ソーター部90はソートマーク検出信
号に基づき棚91を1棚分だけ移動するから、各棚91内に
は、順次各オーダー毎に1まとまりとされたプリント写
真88が収納される。
前記マークセンサ85からのID番号読取り信号は、コン
ロトーラ37に送られる。コントローラ37は、このID番号
の検出によりフイルムストック部70からフイルム20aを
フイルム装填部95に送る。フイルム装填部95はID番号読
取りセンサ96とノッチセンサ97とカッタ98とを備えてい
る。ID番号読取りセンサ96からのID番号読取り信号はコ
ントローラ37に送られ、ここで、このID番号と、現像処
理済みペーパー22aの前記ID番号とが照合され、同じ場
合にはフイルム20aがノッチ検出信号に基づき6コマ毎
に切断され、フイルムピース99にされる。切断後のフイ
ルムピース99は、送りローラ対101によりフイルムシー
ト100内に順次挿入される。また、各ID番号が異なって
いる場合には警報を発する。
フイルムシート100は、周知のようにロール状に巻き
取り収納されており、フイルムシート100の袋部がフイ
ルムピース装填位置に順次セットされる。そして、1オ
ーダーのフイルムピース99がフイルムシート100内に挿
入されると、フイルムシート100は1オーダー分毎に切
断され、下方に待機するDP袋10内に挿入される。
DP袋10は、フイルム接合順にDP袋装填部110にセット
されており、順次フイルムシート装填位置にセットされ
る。そして、DP袋10内へのフイルムシート100の挿入時
には、袋開口用のガイド部材106を用いて、DP袋10の口
を確実に開けるようにしている。なお、開口用ガイド部
材106を用いる代わりに、DP袋10内にエアーを吹きつけ
て、袋の口を開けるようにしてもよい。
また、フイルムシート装填位置には、DP袋の料金表
に、プリント料金を印字するプリント料金印字部115が
設けられている。プリント料金印字部115は、LSIカード
24から読み取ったプリント数に基づき、プリント料金と
フイルム現像料金と、更に必要に応じて消費税と、これ
らの総計とをフイルムシート100の装填前に印字する。
フイルムシート100が装填されたDP袋10は、袋搬送部1
20により、ソーター部90のプリント写真投入位置まで送
られる。この投入位置へのセットは、ソーター部90の該
当するID番号のプリント写真88がプリント写真投入位置
の直前にセットされた時に行われる。そして、次のソー
トマークの検出により、ソーター部が1棚分移動する
と、これによりプリント写真88が投入ガイド121を介し
てDP袋10内に挿入される。なお、袋搬送部120は無端状
のベルトコンベヤにより構成されるが、この他の他の搬
送手段を用いてもよい。
このプリント写真挿入済みのDP袋10は、ベルトコンベ
アからなる袋搬送部122により袋ストック部123に搬送さ
れる。
次に、本実施例の作用を説明する。まず、第1図に示
すように、ネガ検定済みのロール状フイルム20aと、こ
れのネガ検定データを記録したLSIカード24aとを装填部
21,25に装填する。また、対のネガ検定済みフイルム20b
も空いている方のフイルム装填部21にセットし、同時に
これのLSIカード24bもカード装填部25の空いている方に
セットする。フイルム装填部21にセットされたフイルム
20aは引出しローラ対30により装填部21から引き出さ
れ、ID番号読取りセンサ36により先頭フイルムのID番号
が読み取られる。コントローラ37はこのID番号と、LSI
カード24aの先頭フイルムのID番号とを照合し、これら
が合っている時には、フイルム20aをフイルムキャリア3
1に送る。また、ID番号が異なっている場合には警報を
発して、該当するLSIカードのセットをうながす。
プリント位置にセットされたプリント対象コマの画像
はLSIカード24aのプリントデータに基づき焼付露光部40
によりカラーペーパー22aに最適な露光量で焼付露光さ
れ、この後、次のコマがプリント位置にセットされ、次
の焼付露光が行われる。そして、第4図に示すように、
焼付露光に対応してカラーペーパー22aの先頭コマ63aの
余白部63bにはパンチユニット62により、ソートマーク6
4,カットマーク65,及びID番号マーク66が記録される。
また、各コマが焼付露光されたカラーペーパー22aの裏
面には黒印字ヘッド60によりコマ番号が印字されるとと
もに、余白部63bにはカットマーク65が形成される。ま
た、先頭コマ63aの余白部63bには、IDコード潜像記録部
61によりID番号が潜像で記録される。焼付露光済みのネ
ガフイルム20aは、フイルムストック部70に送られ、こ
こで所定の長さ分貯留される。また、焼付露光済みのカ
ラーペーパー22aは第2及び第3リザーバー74,75を介し
ループ状いに貯留された後、プロセサ部80に送られ、現
像処理される。
現像処理済みのペーパー22aは、マークセンサ85のカ
ットマーク検出信号により各コマ毎に切断され、プリン
ト写真88とされ、ソーター部90の棚91内に挿入される。
また、マークセンサ85によりID番号マーク66が検出され
ると、これに対応するネガフイルム20はフイルムストッ
ク部70からフイルム装填部95に送られ、ノッチを参照し
て6コマ毎にフイルムピースに切断され、フイルムシー
ト100への袋詰めが行われる。このように、1オーダー
分のプリント写真88が全て得られた段階でフイルム20a
をフイルムピース99に切断して、フイルムシート100内
に挿入するようにしたので、プロセサ部80等でカラーペ
ーパー22aが詰まりこの部分が損傷して所定のプリント
枚数が得られない場合でも、フイルム20aを戻してやり
直しプリントを簡単に行うことができる。なお、フイル
ムピースへの切断は、このID番号を持つオーダーの全て
のプリント写真88が各棚91内に収納されたことが次のソ
ートマーク64の検出により確認された時に行うようにし
てもよく、この場合には、切断不良の場合のやり直しプ
リントも簡単に行うことができる。
フイルムピース99の装填済みフイルムシート100は、
該当するID番号ラベル16が貼られた料金表印字済みのDP
袋10内に挿入される。そして、フイルムシートの挿入後
にこのDP袋10は、プリント写真挿入位置にセットされ、
ここで、DP袋10内にプリント写真88が挿入される。そし
て、このDP袋10は、DP袋ストック部123に送られる。以
下、同様にして次々と各オーダーのプリント処理が行わ
れる。
そして、ロール1本分のフイルム20aの後端側リーダ
ー又はフイルム後端が先後端センサ28aにより検出され
ると、フイルムスプライサー28は、先行のフイルムの後
端を接合しやすいように切断する。その後、他方のフイ
ルム装填部21を駆動してフイルム20bの先端を引出しロ
ーラ30に送り、フイルムスプライサー28にフイルム先端
をセットして、フイルムを接合し易いように切断する。
この後、スプライステープにより先のフイルム20aの後
端と次のフイルム20bの先端とを接合する。以下、同様
にしてプリント処理が行われる。また、カラーペーパー
22a,22bの接合もフイルムと同じように行われる。以上
の処理手順を第5図に示す。
次に、第1図及び第6図を参照してペーパープロセサ
部80のジャミング時の処理手順について説明する。
先ず、マークセンサ85によりID番号マークの検出を行
う。このID番号マークが所定の時間Tを経過しても検出
されないと、コントローラ37はプロセサ部80のジャミン
グと判定し、警報を発しプリントを停止する。所定の時
間Tは正常時のペーパー現像処理時間相当とされ、最初
のID番号を検出する時には焼付露光開始時からの経時間
により判定し、それ以降のID番号の検出時には、前のID
番号検出時からの経過時間により判定する。なお、各オ
ーダー毎にプリント枚数が異なるため、LSIカード24aか
ら該当するID番号のプリント枚数情報を得て、このプリ
ント枚数情報と、写真1枚当たりの現像処理時間とか
ら、該当するID番号の処理時間Tを算出する。
ジャミング時には、オペレータは、プロセサ部のカバ
ーを開けてジャミングしたペーパーを取り除いて元の状
態に復帰させた後に、やり直しプリントの対象コマをID
番号とノッチ数とで特定しキーボード入力する。その
後、スタートボタンを操作して、再プリント処理を開始
する。再プリント処理では、ネガフイルム20aをフイル
ムストック部70からフイルム装填部21へ巻き戻す。この
時に、コントローラ37は、ネガフイルム20aに各オーダ
ー毎に付されたID番号コードを読み取り、該当するID番
号が検出された時に巻き戻しを停止する。その後、該当
するノッタ分だけコマ送りを行い、やり直しの先頭コマ
をフイルムキャリアのプリント位置にセットする。以
下、このコマから順次焼付露光を行う。
また、フイルムキャリア31やフイルムストック部70,
フイルム装填部95のフイルムのジャミング時にもコント
ローラ37は警報を発する。この場合にも、オペレータに
より、ジャミング部分等のフイルムの切断やシートへの
挿入が手動操作により行われる。同様に料金印字部での
トラブルやDP袋へのプリント写真の投入トラブル時にも
警報が発せられ、この場合にも同様に手動操作によりト
ラブル処理が行われる。
なお、上記実施例では、DP袋10に料金表を直接印字す
るようにしたが、これは料金表を印字したシートをフイ
ルムシート100やプリント写真88の挿入時に同時に挿入
するようにしてもよい。
また、上記実施例では、DP袋10のID番号のバーコード
を読み取り、これによりID番号ラベル16を作成し、これ
をDP袋やフイルム等に貼り付けるようにしたが、この他
に、ID番号ラベルは従来と同じように予め作成してお
き、これをDP袋やフイルムに貼り付けるようにしてもよ
い。
また、上記実施例では、光学的に読み取り可能なバー
コードを用いてラベルを作成しているが、この他に、光
学的に読み取り可能な文字や、磁気的に読み取り可能な
ラベルを用いてもよい。
また、上記実施例では、撮影済みのフイルムの受付時
のDP袋10を用い、この中へフイルム20aとプリント写真8
8とを挿入するようにしたが、この他に、DP袋装填部110
には新しい袋をセットし、この袋に料金表の印字時にID
番号と客の名前等を印字するようにしてもよい。また、
この袋を中袋として使用し、元のDP袋10内にこれを中袋
のまま挿入するようにしてもよい。
また、上記実施例では、フイルム装填部21,ペーパー
装填部23,カード装填部25を1対設けて、これらを交互
に用い連続処理するようにしたが、この他に、各装填部
をそれぞれ1個として単発的に処理するようにしてもよ
い。
また、上記実施例は、プリンタ、プロセサ、フイルム
カッティングインサーター,ソーター、袋詰め部等を一
体化した写真作成装置であるが、この他に、第7図に示
すように、各機器は別個に設けて、これらを接続するよ
うにした写真作成システムに本発明を実施してもよい。
この場合には、既設のプリンタプロセサ160に、フイル
ムシート及びプリント写真の袋詰め装置161を新しく設
置する。そして、プリンタプロセサ160のフイルム入口
側に、前記実施例と同様のIDコードリーダーを増設する
とともに、露光位置近くのカラーペーパーに読み取った
ID番号を記録するパンチユニットと、ペーパー出口側
に、前記IDコードを読み取るリーダーとを増設する。ま
た、プリンタ160のフイルム入口側にはフイルムリール
セット部162を、フイルム出口側には、フイルムストッ
ク装置163を設ける。
フイルムストック装置163はフイルム164を多数のルー
プ状に貯留するとともに、フイルム送り方向を90゜変換
して、フイルム164をフイルムカッティングインサータ
ー165に送る。インサーター165は、フイルム164をフイ
ルムピースに切断し、これをフイルムシート166に挿入
する。1オーダー分のフイルムピースの挿入後にフイル
ムシート166は切断され、下方の排出部に落下する。そ
して、前記実施例の袋詰め部110とほぼ同様に構成され
ている袋詰め装置161により、フイルムシート166は、プ
リント写真及び広告シート170,171とともに、DP袋10内
に袋詰めされる。このように、既設のプリンタプロセサ
160に、袋詰め装置161の増設とIDコードのセンサや記録
部を設ける改造とを行うことで、自動照合及び装填を可
能にする写真作成システムを簡単に構成することができ
る。なお、DP袋へのプリント写真及びフイルムシートの
挿入は別々に行う他に、これらを先ず1まとまりにし、
これを一括してDP袋へ挿入してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、フイルムにID番号
を記録したラベルを貼付し、これを読み取って対応する
感光材料にID番号を記録し、これに基づきフイルムとプ
リント写真とを自動的に照合して、これらをDP袋に挿入
するようにしたから、従来のように人手による照合作業
や装填作業を行う必要がなく、プリント作業を能率よく
行うことができる。
しかも、フイルムをピース状に切断してフイルムシー
トに挿入するフイルム装填部の前段に、フイルムストッ
ク部を設け、ここで、焼付露光した感光材料が現像処理
を終了するまでフイルムを一時的に貯留するから、プロ
セサ部でペーパージャミングが発生した場合でも、フイ
ルムはフイルムピースに切断されず長尺のまま貯留され
るため、フイルムの巻き戻しが簡単に行え、やり直しプ
リントの自動化が可能になる。更に、既設のプリンタプ
ロセサを改造し袋詰め装置を増設することにより、自動
照合が行える写真作成システムを簡単に構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施した写真作成装置の概略図であ
る。 第2図は、同時プリントの受付処理工程を示すフローチ
ャートである。 第3図は、現像所での受付工程の説明図である。 第4図は、カラーペーパーに形成されるカットマーク,
ソートマーク,ID番号マーク等を示す平面図である。 第5図は、写真作成装置の処理手順を示すフローチャー
トである。 第6図は、ペーパージャミング時の処理手順を示すフロ
ーチャートである。 第7図は、本発明を実施した写真作成システムを示す斜
視図である。 10……DP袋 11……パトローネ 16……ID番号ラベル 20a,20b……フイルム 21……フイルム装填部 22a,22b……カラーペーパー 23……ペーパー装填部 24a,24b……LSIカード 25……カード装填部 28,29……スプライサー 31……フイルムキャリア 35……ノッチセンサ 36……ID番号読取りセンサ 70……フイルムストック部 78,79,83……ペーパーカッタ 90……ソーター部 91……棚 95……フイルム装填部 99……フイルムピース 100……フイルムシート 110……DP袋装填部 115……プリント料金印字部 160……写真プリンタ 161……袋詰め装置 163……フイルムストック装置 165……フイルムカッティングインサーター。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械的に読み取り可能なIDコードをプリン
    ト対象フイルムに各オーダー毎に設け、このフイルムの
    画像を感光材料にプリントし、得られたプリント写真と
    フイルムとをDP袋に装填する装置において、 前記プリント対象フイルムの画像を感光材料に焼付露光
    するときに、フイルムのIDコードを読み取る手段と、読
    み取ったIDコードを、フイルムの画像を焼付露光した感
    光材料に各オーダー毎に記録する手段と、感光材料を現
    像処理した後に、これに記録したIDコードを読み取る手
    段と、焼付露光した感光材料の現像処理が終了するまで
    この焼付露光に供したフイルムを貯留する手段と、感光
    材料に記録したIDコードの読み取り後に貯留手段からフ
    イルムを送り、このフイルムのIDコードを読み取る手段
    と、感光材料のIDコードとフイルムのIDコードとが一致
    したときに、フイルムを切断しこれをフイルムシートに
    挿入する手段と、現像処理済みの感光材料をコマ毎に切
    断してプリント写真とし、これをIDコード毎に1まとま
    りにする手段と、このプリント写真と前記フイルムシー
    トとを同一IDコード毎に1まとまりにして、これをDP袋
    に挿入する手段とからなることを特徴とする写真作成装
    置。
JP19031990A 1990-07-11 1990-07-18 写真作成装置 Expired - Fee Related JP2604891B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19031990A JP2604891B2 (ja) 1990-07-18 1990-07-18 写真作成装置
US07/728,506 US5159385A (en) 1990-07-11 1991-07-11 Total photofinishing laboratory system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19031990A JP2604891B2 (ja) 1990-07-18 1990-07-18 写真作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0476548A JPH0476548A (ja) 1992-03-11
JP2604891B2 true JP2604891B2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=16256196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19031990A Expired - Fee Related JP2604891B2 (ja) 1990-07-11 1990-07-18 写真作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2604891B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002023279A (ja) * 2000-07-06 2002-01-23 Noritsu Koki Co Ltd 写真プリント装置
JP2003075976A (ja) 2001-09-07 2003-03-12 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理システム
JP2005258312A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0476548A (ja) 1992-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5159385A (en) Total photofinishing laboratory system
US5264683A (en) Method of collating photographic prints with photographic film
EP0024342B1 (en) Photographic print inspection method and apparatus
US5212512A (en) Photofinishing system
US5227827A (en) Apparatus for and method of splicing photographic films
JP2604891B2 (ja) 写真作成装置
EP0664484B1 (en) Index photograph, exposed film package, and film package producing system
JP2991345B2 (ja) 写真照合方法及び装置
JP2604889B2 (ja) 写真作成装置
JPH05197117A (ja) 現像装置を通過しかつ越えて露光済写真フィルムを搬送する装置
JP2650230B2 (ja) 写真照合装置及び写真照合装填装置
JPH02214840A (ja) 駒番号照合印字装置
JPS63311253A (ja) 仕上り印画検定装置
JPH05289184A (ja) プリント写真の作成方法
JP2685975B2 (ja) プリント写真の照合方法
JPH04314047A (ja) 写真処理方法
JPH05289183A (ja) プリント写真の作成方法
JPH04311938A (ja) 写真処理方法
JPH0481853A (ja) フイルム接合装置
JP2685974B2 (ja) プリント写真の照合方法
JPH08152704A (ja) 写真処理システムにおける写真材料間照合方法
JPH05289182A (ja) 混在コマ写真プリンタ
JPH09101614A (ja) 写真処理システム
JPH04318848A (ja) 自動袋詰処理装置
JPH04125541A (ja) ネガピースの焼増しプリント方法及び焼増し情報記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080129

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100129

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees