JP2685974B2 - プリント写真の照合方法 - Google Patents

プリント写真の照合方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリント写真の照合方法に関し、特に、感光
乳剤層に画像を記録するとともに磁気記録層にフイルム
記録情報を収録した写真フイルムと、これを用いて作成
したプリント写真とを照合する方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
撮影済みの写真フイルムをDP取次店に出すと、DP取次
店では客の名前や処理内容等をDP袋に記入し、これに預
かったフイルムを挿入して、現像所に回す。現像所で
は、同じ識別符号、例えば4桁の数字を付したチェック
テープをネガフイルム及びDP袋に貼り付ける。そして、
このチェックテープによりネガフイルムとDP袋とを対応
させて、ネガフイルムが確実に依頼主に戻るようにして
いる。また、ネガフイルムとこれにより作成されたプリ
ント写真との照合は、次のようにして行っている。先
ず、先頭のプリント写真の絵柄とネガフイルムの先頭コ
マの絵柄とを確認し、次に最後尾のプリント絵柄とネガ
フイルムの最後尾コマの絵柄とを確認して、これらが合
致した時に、ネガフイルムに対応するプリント写真であ
ると判定している。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、プリント写真とネガフイルムとの絵柄を
確認して照合を行うため、照合に時間を要するという問
題がある。また、ネガフイルムとDP袋とを照合するため
に、従来はチェックテープを貼付する必要があり、手間
を要するという問題もある。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、チェ
ックテープを貼付することなく確実にネガフイルムを識
別することができ、しかも、絵柄の確認によらずプリン
ト写真と写真フイルムとを照合することができるように
したプリント写真の照合方法を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、DP袋の顧客識
別情報を読み取り、この顧客識別情報を写真フイルムの
磁気記録層に記録し、プリント時に前記磁気記録層の顧
客識別情報を読み取ってこれに基づきプリント写真に顧
客識別情報を可視表示で記録し、前記照合時に前記磁気
記録層の顧客識別情報を読み取ってこの顧客識別情報を
ディスプレイに表示し、この表示された顧客識別情報と
前記プリント写真の顧客識別情報とに基づき、前記写真
フイルムとプリント写真とを照合するようにしたもので
ある。
〔作用〕
DP袋の顧客識別情報が読み取られ、この顧客識別情報
が写真フイルムの磁気記録層に磁気記録される。プリン
ト時に、写真フイルムの磁気記録層に記録した顧客識別
情報が読み出され、これに基づきプリント写真に顧客識
別情報が可視表示で記録される。写真フイルムパトロー
ネとこれのプリント写真とは、プリント写真に可視表示
で記録された顧客識別情報と、写真フイルム又はパトロ
ーネに可視表示で記録された顧客識別情報とが合致して
いるか否かにより照合される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第2図に示すように、撮影済みのネガフイルム11は、
写真フイルムパトローネ10内のスプール12に巻き取られ
てパトローネ本体13内に収納されている。写真フイルム
パトローネ10は、スプール12をフイルム巻き取り方向と
は反対の給送方向へ回転することにより、フイルム先端
11aがパトローネ本体13のフイルム出入り口14から出る
フイルム頭出し機能を備えている。このため、パトロー
ネ本体13のフイルム収納室15は、フイルム11を全てスプ
ール12に巻き取った状態時のフイルム最大巻径とほぼ同
じかやや大きめに形成されている。これにより、スプー
ル12を給送方向に回転することで、スプール12の回転が
フイルム先端11aまで伝達され、フイルム先端11aがフイ
ルム出入り口14から外部に出る。
フイルム先端11aは、両側縁部を斜めに切り取った形
状とされており、フイルム頭出し時のフイルム送り抵抗
が小さくされている。また、フイルム先端部には、フイ
ルム先端部送り用のパーフェレーション11bが形成され
ている。更に、画像記録部11cには位置決め用パーフォ
レーション11dが各コマ11eに1個ずつ形成されており、
このパーフォレーション11dを機械的にあるいは光学的
に検出することで、カメラやプリンタの露光枠にフイル
ムの各コマ11eがセットされる。また、フイルム11の感
光乳剤面と反対側の面には透明磁気記録層がフイルム11
の全面に亘って形成されている。この磁気記録層には、
フイルム情報が製造時に、撮影情報が撮影時に、そし
て、顧客ID番号,ラボID番号頭の識別情報や、プリント
指示情報等がDP受付時等にそれぞれ磁気記録される。
更に、フイルム11の先端部と後端部とには、フイルム
11の全面に亘って形成された磁気記録層の磁気記録エリ
ア(図中ハッチングで示される)20及び無記録エリア2
1,22を識別するためのスタートマーク23と、エンドマー
ク24とが形成されている。これらマーク23,24は、遮光
性のインク層により矩形状に形成されている。そして、
インク層形成面とこれ以外の面との光透過率又は光反射
率の違いから、各マーク23,24が検出され、これに基づ
き磁気記録エリア20外の無記録エリア21,22の各切断線2
5,26位置で、フイルム先端及び後端が切断される。本実
施例では、スタートマーク23及びエンドマーク24は2個
の矩形マークを所定間隔で並べて構成されており、これ
により、パーフォレーション11b,11dを誤って検出する
ことのないようにしている。なお、各マークはインク層
の外に、小孔やノッチを用いてもよい。
前記磁気記録エリア20は、フイルム全体の情報を記録
するための全体情報記録エリア27と、各コマ毎に個別に
記録する個別情報記録エリア28とに分けられている。全
体情報記録エリア27は、フイルム先端から第1コマの前
までの位置とされており、個別情報記録エリア28は各コ
マの画像記録エリアとほぼ対応する位置とされている。
全体情報記録エリア27には、フイルム感度、フイルムメ
ーカー、フイルム種別、フイルム撮影コマ数等のフイル
ム情報の外に、顧客ID番号やラボID番号等の情報も書き
込まれる。また、個別情報記録エリア28には、撮影光
源、ストロボ撮影、被写体位置、撮影距離等の撮影時の
個別情報の外に、トリミング指示情報や擬似ズーミング
情報等も書き込まれる。
第3図に受付機の概略を、第4図に受付機の全体外観
を示す。受付機は、受付機本体30と磁気記録装置31とか
ら構成されている。受付機本体30は周知のパソコンが用
いられ、コントローラ32とキーボード33及びディスプレ
ィ34とからなる。撮影済みの写真フイルムパトローネ10
は磁気記録装置31のフイルム引出し部35にセットされ
る。
フイルム引出し部35は、蓋36と、パトローネホルダー
37と、スプール回動軸38と、フイルム引出しローラ対3
9,40と、フイルム先端センサ41と、巻取り軸42とを備え
ている。蓋36は、ホルダー37に保持されたパトローネ10
を閉時に光密状態に覆う。パトローネホルダー37は、パ
トローネ本体13を保持する収納溝を備えており、フイル
ム頭出し時に、パトローネ本体13が回転することのない
ように保持する。スプール回動軸38はモータ43の駆動軸
に接続されている。シフト部44は、スプール回動軸38
を、先端がスプール12の係合端部12a内に入り込む係合
位置と、この位置から上方に変位してパトローネ10をパ
トローネホルダー37から上方へ排出する位置との間で変
位させる。
フイルム引出し部35によりパトローネ10から引き出さ
れたフイルム11の磁気記録エリア20には、磁気記録部50
により受付データが書き込まれる。受付データとして
は、顧客ID番号やラボID番号,プリント枚数やプリント
のサイズ・面種等があり、これらがオペレータによりDP
袋の記入欄から読み出され、キー入力される。コントロ
ーラ32は、ROMに記憶したプログラムにしたがい、キー
ボード入力された受付データをディスプレィ34に表示す
るとともに、この表示後にキーボード33の記録開始キー
の操作により、受付データを磁気記録部50に送る。
磁気記録部50は、コントローラ32からの受付データに
基づき磁気記録ヘッド51を駆動して、受付データ中の顧
客ID番号やラボID番号、プリントのサイズ情報等を全体
情報記録エリア27に、プリント枚数情報を各コマ毎に個
別情報記録エリア28に記録する。磁気記録ヘッド51は、
フイルムの巻取り通路上に配置されており、フイルム送
り中に受付データを磁気記録エリア20に記録する。受付
データの磁気記録後は、スプール回動軸38の回転により
フイルム11をパトローネ本体13内に巻き戻した後、スプ
ール回動軸38の上方変位により、パトローネ10をパトロ
ーネホルダー37から排出する。
受付処理された写真フイルムパトローネ10は、周知の
フイルムプロセサで現像処理が行われ、次に、この現像
済みフイルムを用いてプリンタプロセサでプリント処理
が行われる。第1図はプリンタプロセサを示すものであ
り、現像済みのネガフイルム60は、送りローラ対61,62
により、フイルムキャリア63のプリント開口64に送られ
る。このフイルム移送中に、磁気読取りヘッド65により
磁気記録エリア20からフイルム記録情報が読み出され、
この読取り信号はデコード66に送られる。デコーダ66は
読取り信号から各種記録情報に変換し、これをコントロ
ーラ67や露光量演算部68に送る。
また、フイルムキャリア63は、フイルム60の移送中に
パーフォセンサ72によりコマ位置決め用パーフォレーシ
ョン11dを検出し、この検出後にフイルム60を定量送り
して、プリント対象コマをプリント開口64にセットす
る。
フイルムキャリア63の下方には光源部73が配置されて
いる。光源部73は、光源74と、光質調節部75と、拡散箱
76とから構成されている。光質調節部75は、焼付光路内
に色フイルタ77〜79を挿入して焼付光の光質を焼付露光
量に応じて調節する。拡散箱76は、光質調節された光を
均一に拡散して、プリント対象コマを照明する。フイル
ムキャリア63の上方には、プリント対象コマの画像をカ
ラーペーパー80の感光乳剤面に結像させる焼付レンズ81
と、シャッタ82とが配置されている。
また、フイルムキャリア63の斜め上方にはスキャナー
85が配置されており、プリント対象コマの画像の各点を
三色分解測光する。この測光データは特性値算出部86に
送られ、ここで焼付露光量の決定に必要な特性値を算出
し、これを露光量演算部68に送る。露光量演算部68は周
知の露光量演算式を用いて、特性値や撮影情報、及び必
要に応じて入力されるネガ検定データから焼付露光量を
算出し、これをコントローラ67に送る。
カラーペーパー80はマガジン87内にロール状に収納さ
れており、ペーパー送りローラ対88,89によりプリント
位置にセットされる。プリント位置のペーパー出口近く
には、印字機90及びパンチユニット91が配置されてい
る。印字機90は、ネガフイルム60の先頭コマの画像がプ
リントされたカラーペーパー80の裏面に、顧客ID番号を
印字する。パンチユニット91は、ペーパー80の一方の側
縁部に小孔状のソートマーク、及び他方の側縁部に小孔
状のカットマークを各コマの間の余白位置に形成する。
コントローラ67は、周知のマイクロコンピュータから
構成されており、各種指令等を入力するためのキーボー
ド67aと、この指令等を表示するディスプレィ67bとを備
えている。このコントローラ67は、焼付露光量から周知
のフイルタキャリブレーションカーブを用いて各色フイ
ルタ77〜79のセット位置を求め、これに基づき光質調節
部75を制御するとともに、シャッタ82も制御して、プリ
ント対象コマの画像をカラーペーパー80に焼付露光す
る。
また、コントローラ67は、焼付露光制御の外に、前記
磁気読取りヘッド65からの顧客ID番号をコントローラ67
内のメモリ67cに記憶しておき、先頭コマのプリント後
に、印字機90によりカラーペーパー80の先頭コマの裏面
に印字する。更に、コントローラ67は、ソートマーク信
号に基づきパンチユニット91を作動させ、カラーペーパ
ー80にソートマークを記録する。更に、各コマの焼付露
光後にカラーペーパー80にカットマークを記録する。な
お、ソートマークを記録した時点で、前記メモリ67cの
顧客ID番号データをクリアする。
プロセサ部93は、焼付露光済みのカラーペーパー80を
現像処理する。プロセサ部93のペーパー出口には、ペー
パー送りローラ対94、ソートマーク及びカットマークを
検出するマークセンサ95、及びカッタ96が配置されてい
る。カッタ96は、カットマーク検出信号に基づきカット
マーク形成位置でペーパー80を1コマ毎に切断する。ソ
ーター部97はマークセンサ95のソートマークの検出信号
に基づき各棚97aを1棚分だけ移動させ、各オーダー毎
にプリント写真98を集積する。
第5図に焼付露光済みフイルム100の巻取り装置を示
す。パトローネホルダー102には焼付露光済みフイルム1
00を巻取り収納する空のパトローネ103がセットされ
る。空のパトローネ103のスプール104には、リーダーテ
ープ105の一端が固定されており、他端はパトローネ本
体106から外部に出た状態とされている。このリーダー
テープ105の先端はスプライサ107の接合位置にセットさ
れる。スプライサ107は、リーダテープ105の先端と焼付
露光済みフイルム100の後端とをスプライステープ108に
より接合する。スプール回動軸109はスプール104の軸端
に係合して、スプール104を巻取り方向に回動する。ま
た、フイルム100の移送路には、磁気読取りヘッド110が
配置されており、全体情報記録エリア内の顧客ID番号を
読み出す。デコーダ111は読取り信号をID番号に変換し
コントローラ113に送る。コントローラ113はこのID番号
をディスプレィ114に表示する。また、コントローラ113
は、磁気記録ヘッド110により、フイルム記録情報の
内、撮影年月日情報及び現像年月日情報とラボID番号情
報とを読み出して、これら年月日と顧客ID及びラボID番
号とを印字機116によりパトローネ103のデータ記入欄11
7に印字する。なお、データ記入欄117の平面性を確保す
るために、パトローネ本体106は角筒状に形成すること
が好ましい。
次に、本実施例の作用を説明する。撮影済みのフイル
ムパトローネ10はDP取次店に提出される。DP取次店で
は、DP袋の記入欄に顧客の名称、連絡先、処理内容等を
記入した後に、この中に預かったパトローネ10を入れ
て、現像所に送る。現像所では、DP袋からフイルムパト
ローネ10を取り出し、これを受付機のフイルム引出し部
35にセットする。その後、DP袋に記入されている顧客識
別番号や処理内容を見て、これらの受付データをキーボ
ード33により入力する。この入力した受付データはディ
スプレィ34に表示され、これによりキー入力した受付デ
ータを確認することができる。確認後に、記録開始キー
を操作することで、顧客ID番号等の受付データがフイル
ム11の磁気記録層に記録される。
この後、フイルムプロセサで現像処理されたネガフイ
ルム11はプリンタプロセサのフイルムキャリア63にセッ
トされる。フイルムキャリア63は、キーボード67aのコ
マ送りキーの操作により、ネガフイルム60をコマ送りす
る。このコマ送り中に、ネガフイルム60の全体情報記録
エリア27から顧客識別情報やフイルム種情報等のフイル
ム記録情報が読み出され、これがコントローラ67に送ら
れる。また、プリント対象コマの個別情報(光源種情報
や主要被写体位置情報等の撮影情報)が個別情報記録エ
リア28から読み出され、これがコントローラ67及び露光
量演算部68に送られる。
また、位置決めされたプリント対象コマは、スキャナ
ー85でコマの各点の三色濃度が測光され、特性値算出部
86で特性値が抽出された後、これに基づき露光量演算部
68で露光量が算出される。この露光量算出時には、必要
に応じて入力されたネガ検定データや撮影情報等が用い
られ、最適な露光量が求められる。次に、露光量に基づ
き光質調節部75が制御され、所定の露光量でカラーペー
パー80にネガ像が焼付露光される。そして、カラーペー
パー80の先頭コマの裏面には、印字機90により顧客ID番
号が印字される。また、周知のように、パンチユニット
91により該当位置にカットマーク及びソートマークが記
録される。
以下、同様の繰り返しにより、ネガフイルム60の各コ
マが焼付露光される。フイルム1本分の焼付露光を終了
すると、フイルムキャリア63には新たなネガフイルム60
がセットされ、次のオーダーのプリントが行われる。焼
付露光済みのペーパー80はプロセサ部93で現像処理され
た後にカッタ96により1コマ毎に切断され、ソーター部
97の棚97a内に送られる。そして、ペーパー80のソート
マークがマークセンサ95により検出されると、これに基
づきソーター部97が1棚分だけ各棚97aを移動する。こ
れにより、各オーダー毎にプリント写真98が仕分けられ
る。
プリント後には、第5図に示すように、焼付露光済み
フイルム60は空のパトローネ103内に巻き取り収納され
る。この巻き取り時に、磁気記録エリアに記録された顧
客ID番号が読み出され、これが巻取り装置のディスプレ
ィ114に表示される。そして、この顧客ID番号と、プリ
ント写真の先頭コマの裏面に印字されたID番号とを照合
し、これらが同一である時に、同一のID番号を有するDP
袋にこれらを挿入して、プリント作業を終了する。
なお、上記実施例では、照合時にフイルムの顧客ID番
号をディスプレィ114に表示する外に、記入欄に印字し
ているため、印字装置116又はディスプレィ114の一方は
省略してもよい。
また、上記実施例は、ミニラボタイプのプリントシス
テムに本発明を実施したものであるが、この外に、大ラ
ボ用のシステムに本発明を実施してもよい。この場合に
は、上記実施例と同じように受付処理を行い、この後、
多数のフイルムをフイルムプロセサで接合し長尺化して
ロール状に巻き取る。次に、これをフイルムプロセサに
かけて現像処理する。そして、現像処理後のフイルムを
ロール式プリンタにセットする。プリンタには、上記実
施例と同じように、磁気記録ヘッドと印字機とが配置さ
れており、磁気記録ヘッドで読み取った顧客ID番号をカ
ラーペーパーに印字する。
また、上記実施例では、受付データはキーボード入力
により行うようにしたが、この外に、マークシートリー
ダーを受付機に接続し、受付票をマークシート方式とし
て、顧客ID番号やラボID番号、プリントサイズやプリン
ト面種の情報を読み取り、これをフイルムの磁気記録エ
リアに記録するようにしてもよい。この場合には、処理
内容や顧客ID番号等をマークシートにマークするだけで
よく、操作が簡単になる。
また、上記実施例では、現像所において、顧客ID番号
を記録するようにしたが、この外に、カメラ側で記録し
たり、DP取次店で記録したりしてもよい。また、顧客ID
番号のカラーペーパーへの記録は印字機90により行うよ
うにしたが、この外に、プリントに白い縁がある縁有り
プリントでは、この縁の部分に顧客ID番号を液晶パネル
等から構成した焼込ヘッドにより潜像記録してもよい。
また、上記実施例では、顧客識別情報として数字から
なるID番号を記録するようにしたが、これに代えて、機
械で光学的に読み取ることができるように、バーコード
やカルラコード等を記録したり、更には、これらをID番
号に併記してもよい。このように、バーコード等を記録
した場合には、自動照合が可能になる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、DP袋の顧客識
別情報を読み取り、この顧客識別情報を写真フイルムの
磁気記録層に記録し、プリント時に前記磁気記録層に記
録した顧客識別情報を読み取ってこれに基づきプリント
写真に顧客識別情報を可視表示で記録したから、写真フ
イルムからその都度顧客識別情報を得ることができ、顧
客識別情報をプリント写真に簡単にしかも正確に記録す
ることができる。しかも、プリント時と照合時とに別形
態の情報入力として各工程にうまく対応した情報を使用
することができるものであり、写真処理の流れを損なう
ことなく各工程での情報の書込み読み取りを円滑に行う
ことができる。
また、照合時に磁気記録層の顧客識別情報を読み取っ
てこれをディスプレイに表示し、この表示された顧客識
別情報とプリント写真の顧客識別情報とに基づき、写真
フイルムとプリント写真とを照合するから、これらの照
合が簡単に行える。しかも、写真フイルムとプリント写
真との照合に後にこれらと、DP袋とを顧客識別情報に基
づき照合することにより、写真フイルムとプリント写真
とDP袋との照合も簡単に行える。
このように、本発明によれば、従来のように識別番号
を記録したチェックテープを用いる必要もなく、プリン
ト処理が簡単に行えるようになる。また、従来のように
写真フイルムと仕上がったプリント写真との絵柄を見て
照合を行う必要がなくなり、照合を短時間で確実に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法を実施したプリンタプロセサを示
す概略図である。 第2図は、本発明方法で用いる写真フイルムパトローネ
を示す正面図である。 第3図は、受付機を示す概略図である。 第4図は、受付機の全体外観を示す斜視図である。 第5図は、フイルム巻取り装置を示す概略図である。 10……写真フイルムパトローネ 11……ネガフイルム 12……スプール 20……磁気記録エリア 30……受付機本体 31……磁気記録装置 51……磁気記録ヘッド 100……焼付露光済みフイルム 103……空のパトローネ 107……スプライサ 116……印字機。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光乳剤層に画像を記録するとともに磁気
    記録層にフイルム記録情報を磁気記録した写真フイルム
    と、この写真フイルムを用いて作成したプリント写真
    と、顧客識別情報が記録されており前記写真フイルム及
    びプリント写真を収納するためのDP袋とを照合する方法
    において、 前記DP袋の顧客識別情報を読み取り、この顧客識別情報
    を写真フイルムの磁気記録層に記録し、 プリント時に前記磁気記録層の顧客識別情報を読み取っ
    てこれに基づきプリント写真に顧客識別情報を可視表示
    で記録し、 前記照合時に前記磁気記録層の顧客識別情報を読み取っ
    てこの顧客識別情報をディスプレイに表示し、この表示
    された顧客識別情報と前記プリント写真の顧客識別情報
    とに基づき、前記写真フイルムとプリント写真とを照合
    することを特徴とするプリント写真の照合方法。
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