JPH0253910A - 毛髪用塩化ビニル系繊維およびその製造法 - Google Patents

毛髪用塩化ビニル系繊維およびその製造法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、かつら、ヘアーアクセサリ−、人形の頭髪な
どに使用した際に、加工性、機能性、触感などの美容特
性に優れた性質を示す毛髪用塩化ビニル系繊維およびそ
の製造法に関する。
[従来の技術コ 一般に毛髪用合成繊維として、モダアクリル繊維(たと
えばアクリロニトリル50%(重量%、以下同様)およ
び塩化ビニル50%の共重合体からなる繊維)、ポリ塩
化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維あるいはポリエ
ステル繊維なと多数の繊維が市販されている。
しかしながら、これらの繊維には、耐熱性、カーリング
性、触感など毛髪用繊維として必要な特性をすべて備え
るものがないため、頭髪製品を製造するばあい、単独の
繊維で種々の特性を満足させる製品を製造することはで
きず、各繊維の特性に応じた製品が製造され、使用され
ているのが実情である。
第1表に毛髪用繊維に要求される代表的な美容特性およ
びその評価方法を記す。
[以下余白] 第 表 従来より市販されている毛髪用合成繊維には、前述のご
とく各美容特性に対してそれぞれ長所、欠点かある。
たとえは、モダアクリル繊維はボリューム感、触感、艶
か入毛によく似ており、かつ櫛通りかよいといった長所
をもっているか、カールを伺与すると毛束かねじれたり
、カールか経時的にゆるんできたり、弾力感に乏しいと
いうようにカーリング性に難点があり、ナチュラルスタ
イル(軽くウェーブかかかっているか全くウェブがない
もの)に多く使用されている。
これに対してポリ塩化ビニル繊維はカール形状がきれい
にまとまり、経時的にくずれ難く、またスパイラルカー
ルを付与すると弾力感があるといった主にカーリング性
関連特性がすぐれているという長所があるものの、ボリ
ューム感に乏しく、触感、艶か合繊ライつてあるといっ
た主に官能的特性におとるという欠点かあり、ウェーブ
またはストレートスタイル けカールかかかっている)に多く使用されている。
このような状況に鑑み、頭髪製品の製造メカ−では、各
種美容特性をすべて満足する頭髪製品をうるため、2種
以」二の繊維を混合して使用する方法などを試みている
が、耐熱特性が異なるため適切な加工条件が採れない、
色相、艶が異なるために不自然に見えるなどの問題も多
く、中途半端な製品に旧しなければならないというのが
現状である。
[発明か解決しようとする課題] 本発明は前記問題を解決し、単独の繊維で毛髪用繊維に
要求される各種美容特性を備え、広範囲なスタイルをカ
バーできる繊維をうろことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は」1記目的を達成するため、毛髪用合成繊維と
して広く使われているポリ塩化ビニル繊維およびモダア
クリル繊維に着目し、それぞれの優れた特性を兼ね備え
た新規な毛髪用合成繊維をうるべく塩化ビニルとアクリ
ロニトリルとの共重合組成比について鋭意検討を重ねた
結果、アクリロニトリルを15〜30%の範囲で塩化ビ
ニルと共重合させた共重合体からなる塩化ビニル系繊維
か最適であることを見出した。
さらに」1記繊維の断面形状をH形〜アレー形とし、繊
度を40〜70デニールとすることにより入毛に近い艶
、色の深み、しなやかさか表現でき、より毛髪用繊維と
しての品位が高まり、好ましいものになることを見出し
、本発明に到達した。
すなわち本発明は、 塩化ビニル85〜70%、アクリロニトリル15〜30
%およびこれらど共重合可能なビニルモノマ0〜5%の
共重合体からなる美容特性に優れた毛髪用塩化ビニル系
繊維、 該繊維の断面形状かH形〜アレー形で、繊度が40〜7
0デニールである美容特性に優れた毛髪用塩化ビニル系
繊維:および 前記共重合体を、該樹脂を溶解する溶剤で溶解し、湿式
法または乾式法で紡糸し、乾燥延伸後100〜140°
Cの乾熱または80−110 ’Cl7)湿熱で熱処理
することを特徴とする特許 毛髪用塩化ビニル系繊維の製造法 に関する。
[実施例] 本発明の毛髪用塩化ビニル系繊維は塩化ビニル85〜7
0%、アクリロニトリル15〜30%およびこれらと共
重合可能なビニルモノマー0〜5%の共重合体からなる
前記共重合体における塩化ビニル単位は、毛髪用繊維に
経時的にくずれにくいきれいにまとまったカール形状を
与え、スパイラルカールを付与したばあいに弾力感を与
えるためのものであり、アクリロニトリル単位は、毛髪
用繊維に入毛に近い風合やボリウム感、櫛通り性を与え
るためのものである。
前記共重合体中における塩化ビニル単位含有率が70%
未満になると毛髪用繊維にしたばあいにカール形状のま
とまり、保持力、弾力感なと主にカーリング関連特性が
充分えられなくなり、一方、該含有率か85%を超える
とアクリロニ1・リル単位含有率か15%未腐となり、
アクリロニトリル単位を含有することによる効果、すな
わち入毛に近い風合やボリューム感、櫛通り性など主に
官能的特性か充分でなくなってしまう。
前記共重合体中に0〜5%の範囲で共重合せしめられる
塩化ビニルおよびアクリロニトリルと共重合可能なビニ
ルモノマーは、たとえば染色性、加工性などの品質改善
を目的として使用される成分である。このようなビニル
モノマの具体例としては、たとえばアクリル酸、メタク
リル酸、それらの塩類やエステル、塩化ビニリデン、臭
化ビニル、臭化ビニリデン、メタリルスルホン酸、スチ
レンスルホン酸、それらの塩類、アクリルアミド、酢酸
ビニルなどかあげられるが、これらに限定されるもので
はない。
前記共重合体は単独で使用するのが最も好ましいが、目
的に応じて他の樹脂を少量併用してもよい。
併用する樹脂としては、たとえば塩化ビニル樹脂、ポリ
アクリロニ1・リル、塩化ビニル−アクリロニトリル共
重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体な
どがあげられるか、これに限定されるものではない。こ
れら他の樹脂を使用するばあい、その使用量は目的に応
じて定めればよいか、たとえば樹脂合計量中30%以下
、好ましくは20%以下の範囲である。
前記毛髪用繊維の断面形状にはとくに限定はなく、毛髪
用合成繊維として既によく知られて形(G)、星形(☆
)、Y形(マ)などのものでも、本発明に用いる特定の
共重合体に由来して優れた美容特性を発現し、本発明の
目的を達成しうるか、断面形状がH形( 、[Xl )
〜アレー形(00)にすることにより、入毛に近い艶、
色の深み、しなやかさが表現でき、よりすように、繊維
の断面形状(1)の縦巾をa、横11をbとしたとき、
b/aが1.5未満で好ましくは05以上のばあいをH
形(第1図)、b/aが1.5以上で好ましくは3以下
のばあいをアレ形(第2図)とする。
前記毛髪用繊維の繊度にもとくに限定はなく、毛髪用と
して通常使用される範囲のものであるかぎり使用するこ
とかでき、一般に40〜70デニールのものか好ましく
使用される。繊度が40デニ一ル程度よりも小さくなる
と毛髪用としては細く、かつカール形状の保持が難しく
なり、70デニールを超えて太くなると硬くなりすぎる
傾向にある。
つぎに本発明の毛髪用繊維の製造法について説明する。
前記共重合体は、工業的に用いられる通常の水系重合法
、たとえば懸濁重合法や乳化重合法などによって製造さ
れうる。
このようにして製造された共重合体に、必要ならば他の
樹脂を併用し、25〜35%の溶液が調製される。
該溶液の調製に使用する溶剤としては、たとえばジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスル
ホキシド、アセトン、アセトニトリル 前記樹脂溶液は、そのまま紡糸原液として使用してもよ
く、繊維の品質を改善するだめの添加剤、たとえば酸化
チタン、コロイダルシリカ、硫酸カルシウム、水酸化ア
ルミニウムなどを混合して紡糸原液として使用してもよ
い。
このようにして調製された紡糸原液は、通常の湿式法や
乾式法により紡糸され、乾燥、延伸後、100〜140
℃の乾熱または80〜110℃の湿熱で熱処理される。
前記熱処理は伸延でできた歪をとり繊維構造を安定させ
るために行なわれる処理であり、通常0.5〜5分程度
行なわれる。該熱処理が乾熱100°C未満または湿熱
80°C未満では、えられる毛髪用繊維から頭髪製品を
製造する際に、各種スタイルにセットする温度(80〜
110°C)で容易に熱収縮してしまい、熱処理が感熱
140℃または湿熱110°Cを超えると熱処理時に繊
維同士の熱融着がおこる。
以下、本発明を実施例に基づき具体的に説明する。
なお、下記実施例および比較例における各種美容特性の
評価は次の方法により行なった。
所定の長さにカットのみした繊維または平行に引揃えた
繊維をスタイルに合わせて10〜40+n+nの各種の
径のアルミパイプに巻込み、オーブン中で熱処理(80
〜110℃、ポリエステルのばあいは約180°C)し
てカールを付与し、ミシンまたは植毛針を用いてキャッ
プベースに取付けて頭髪を作製したのち、第1表に示し
た項目にしたがって4段階評価を行なった。
また繊維の断面形状は走査型電子顕微鏡で観察した。
実施例ル ドックス系触媒を用い、乳化重合法により塩化ビニル7
3%およびアクリロニトリル27%の共重合体を製造し
た。該共重合体をアセトンで溶解して樹脂濃度30%の
紡糸原液を調製したのち、H形の孔を有するオリフィス
から紡出して凝固、水洗、乾燥、延伸後、125°Cの
乾熱で熱処理し、繊度55デニールでH形断面形状の繊
維を製造した。
この繊維を用いて第2表に示す美容特性を調べた。結果
を第2表に示す。
第2表の結果から、えられた繊維の特性が非常に良好で
あることがわかる。
なお第3表には、えられた繊維の種々のスタイルに対す
る適応性を調べた結果を示した。この結果から本発明の
繊維は種々のスタイルにできることがわかる。
実施例2 実施例1と同様にして紡糸原液を調製し、この原液をア
レー形の孔を有するオリフィスから紡出して凝固、水洗
、乾燥、延伸後、125°Cの乾熱で熱処理し、繊度5
5デニールでアレー形断面形状の繊維を製造した。
この繊維を用いて第2表に示す美容特性を調べた。結果
を第2表に示す。
第2表の結果から、えられた繊維の特性が非常に良好で
あることがわかる。
また第3表には、えられた繊維の種々のスタイルに対す
る適応性を調べた結果を示した。この結果から本発明の
繊維は種々のスタイルにてきることがわかる。
実施例3 実施例1と同様にして紡糸原液を調製し、この原液を丸
形の孔を有するオリフィスから紡出して、凝固、水洗、
乾燥、延伸後、125℃の乾熱で熱処理し、繊度55デ
ニールで馬蹄形断面形状の繊維を製造した。
この繊維を用いて第2表に示す美容特性を調べた。結果
を第2表に示す。
第2表の結果から、えられた繊維の特性はH形断面およ
びアレー形断面のものに比べ、触感、艶が多少劣るもの
の非常に良好であることがわかる。
実施例4 レドックス系触媒を用い、乳化重合法により塩化ビニル
80%、アクリロニトリル19%およびスチレンスルホ
ン酸ソーダ1%の共重合体を製造した。該共重合体をア
セトンとベンゼンの混合溶媒で溶解して樹脂濃度28%
の紡糸原液を調製したのち、丸形の孔を有するオリフィ
スから紡出して凝固、水洗、乾燥、延伸後、90°Cの
湿熱で熱処理し、繊度60デニールで馬蹄形断面形状の
繊維を製造した。
この繊維を用いて第2表に示す美容特性を調べた。結果
を第2表に示す。
第2表の結果から、えられた繊維の特性は実施例3のも
のと同様、非常に良好であることかわかる。
実施例5 実施例1でえられた共重合体85%と塩化ビニル50%
、アクリロニトリル49%およびスチレンスルホン酸ソ
ーダ1%の共重合体15%とを混合してアセトンに溶解
し、樹脂濃度30%の紡糸原液を調製したのち、丸形の
孔を有するオリフィスから紡出して凝固、水洗、乾燥、
延伸後、130°Cの乾熱で熱処理し、繊度55デニー
ルで馬蹄形断面形状の繊維を製造した。
この繊維を用いて第2表に示す美容特性を調べた。結果
を第2表に示す。
第2表の結果から、えられた繊維の特性は実施例3.4
のものと同様、非常に良好であることがわかる。
比較例ル ドックス系触媒を用い乳化重合法により塩化ビニル60
%およびアクリロニトリル40%の共重合体を製造した
。該共重合体をアセトンで溶解して樹脂濃度28%の紡
糸原液を調製したのち、丸形の孔を有するオリフィスか
ら紡出して凝固、水洗、乾燥、延伸後、135℃の乾熱
で熱処理し、繊度55デニールで馬蹄形断面形状の繊維
を製造した。
この繊維を用いて第2表に示す美容特性を評価した。結
果を第2表に示す。
比較例2 レドックス系触媒を用い、乳化重合法により塩化ビニル
90%およびアクリロニトリル10%の共重合体を製造
した。該共重合体をアセトンおよびベンゼンの混合溶媒
で溶解して樹脂濃度26%の紡糸原液を調製したのち、
丸形の孔を有するオリフィスから紡出して凝固、水洗、
乾燥、延伸後、90℃の湿熱で熱処理し、繊度55デニ
ルで馬蹄形断面形状の繊維を製造した。
この繊維を用いて第2表に示す美容特性を評価した。結
果を第2表に示す。
比較例3〜6 市販のモダアクリル繊維(塩化ビニル50%、アクリロ
ニトリル49%、その他の単量体1%の共重合体)、ポ
リ塩化ビニル繊維、ポリエステル繊維(それぞれ比較例
3〜5)を用いて第2表に示す美容特性を評価した。結
果を第2表に示す。また第3表にスタイルの適応性を調
べた結果を示した。
[発明の効果] 本発明の毛髪用塩化ビニル系繊維は、カール形状かきれ
いにまとまる、カール形状を付与すると弾力感かあると
いったポリ塩化ビニル繊維の特徴を有しなから、かつ入
毛に近い風合、ボリューム感を有するなどのモダアクリ
ル繊維の特徴をも兼ね備えたものである。それゆえ、頭
髪製品製造メーカーが単一繊維で種々のスタイルを表現
でき、また頭髪製品使用者が好みによってスタイルチェ
ンジすることも可能であり、毛髪用合成繊維としてその
利用価値はきイっめて高い。
前記のごとき好ましい特性を有する毛髪用塩化ビニル系
繊維は本発明の方法により製造される。
を示す説明図である。
(図面の符号) (1):繊維の断面形状 鐘淵化学工業株式会社
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩化ビニル85〜70重量%、アクリロニトリル1
    5〜30重量%およびこれらと共重合可能なビニルモノ
    マー0〜5重量%の共重合体からなる美容特性に優れた
    毛髪用塩化ビニル系繊維。 2 繊維断面がH形〜アレー形の形状を有しており、繊
    度が40〜70デニールである請求項1記載の塩化ビニ
    ル系繊維。 3 塩化ビニル85〜70重量%、アクリロニトリル1
    5〜30重量%およびこれらと共重合可能なビニルモノ
    マー0〜5重量%の共重合体を、該樹脂を溶解する溶剤
    で溶解し、湿式法または乾式法で紡糸し、乾燥延伸後1
    00〜140℃の乾熱または80〜110℃の湿熱で熱
    処理することを特徴とする美容特性に優れた毛髪用塩化
    ビニル系繊維の製造法。
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