JP2002235256A - カール特性の改善された毛髪用繊維及びそれからなる頭飾製品 - Google Patents

カール特性の改善された毛髪用繊維及びそれからなる頭飾製品

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JP2002235256A
JP2002235256A JP2001026654A JP2001026654A JP2002235256A JP 2002235256 A JP2002235256 A JP 2002235256A JP 2001026654 A JP2001026654 A JP 2001026654A JP 2001026654 A JP2001026654 A JP 2001026654A JP 2002235256 A JP2002235256 A JP 2002235256A
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hair
fiber
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head decoration
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Masahiko Takada
高田雅彦
Kazuaki Fujiwara
藤原一晃
Hiroyuki Nakajima
中島宏幸
Takahiro Ogawa
小川孝裕
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクリル系繊維及び人毛の特長を合わせも
ち、それぞれのカール特性での欠点を改善した毛髪用繊
維及びそれからなる頭飾製品を提供する 【解決手段】 アクリロニトリルが45〜75重量%、
ハロゲン含有ビニル系モノマーが25〜55重量%、及
びこれらと共重合可能な他のビニル系モノマーが0〜5
重量%含有したアクリル系共重合体を用いてなり、単繊
維の繊度が30〜85dtex、かつ10%収縮温度が
160℃以上であるアクリル系繊維(A)を20〜80
重量部と、人毛(B)を20〜80重量部混合した毛髪
用繊維により達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウィッグやヘアア
クセサリー等の頭飾製品として用いられ、カール特性を
改善した毛髪用繊維及びそれからなる頭飾製品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】人毛はその性質上、毛髪原料として昔か
ら頭飾製品に用いられているが、高価であり、かつ使用
量や長さ等の制限がある。このため、人毛に替わる毛髪
原料としては、アクリル系繊維、塩化ビニル繊維、ポリ
エステル繊維等の合成繊維が使われている。なかでもア
クリル系繊維は、難燃性であり、かつ毛髪用としての触
感やボリューム感に優れた特性をもっているため頭飾製
品に広く使用されている。しかしながら、人毛に比べて
耐熱性が低く、又、ヘアアイロンを用いてスタイルを施
す時、ヘアアイロンでスタイリングし、次いでヘアアイ
ロンを取り除いて該スタイルを固定するための冷却時間
が必要であり、非常な手間である。一方人毛は、風合い
に優れ、フリッツしにくく、カットしやすい等の特長に
加えて、前述したヘアアイロンでスタイリングする時、
冷却することなくスタイルを固定することができ、手間
をかけずにスタイリングするこができる。しかしなが
ら、人毛はカールを付与しても、合成繊維に比べてカー
ルを保持する力が弱く、特に水を含むとその自重でカー
ルが伸びる欠点がある。このため、人毛の特長とアクリ
ル系繊維の特長を合わせもたせるために、両方の繊維を
混合する方法が試みられている。しかしながら、人毛と
アクリル系繊維の耐熱性が異なるために、前述のヘアア
イロンでスタイリングする処理温度の調節が困難になる
問題があった。すなわち、人毛にスタイルを施すために
は、ヘアアイロンの温度が140℃以上であることが好
ましいが、該温度ではアクリル系繊維は耐熱性が低いた
め、収縮したり、触感も硬くなってしまう。一方、アク
リル系繊維に収縮したり、触感が硬くならない様にスタ
イルを施すためには、ヘアアイロンの温度は125℃以
下が好ましいが、該温度では人毛にカ−ルが付きにく
く、スタイルを施せなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アク
リル系繊維及び人毛の特長を合わせもち、ヘアアイロン
などでスタイリングが可能であり、それぞれのカール特
性での欠点を改善した毛髪用繊維及びそれからなる頭飾
製品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために鋭意検討した結果、耐熱性の高いアク
リル系繊維と人毛とを混合することで目的を達成できる
ことを見いだし本発明に到達した。すなわち本発明は、
アクリロニトリル45〜75重量%、ハロゲン含有ビニ
ル系モノマー25〜55重量%、及びこれらと共重合可
能な他のビニル系モノマー0〜5重量%からなるアクリ
ル系共重合体を用いてなり、単繊維の繊度が30〜85
dtex、かつ10%収縮温度が160℃以上であるア
クリル系繊維(A)を20〜80重量部と、人毛(B)
を20〜80重量部混合した毛髪用繊維である。一方、
本発明の頭飾製品は上記した毛髪用繊維を加工してなる
頭飾製品であり、具体的にはウィッグ又はヘアアクセサ
リーであるのが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
本発明に用いるアクリル系繊維(A)は、アクリロニト
リル45〜75重量%、ハロゲン含有ビニル系モノマー
25〜55重量%、及びこれらと共重合可能な他のビニ
ル系モノマー0〜5重量%含有したアクリル系共重合体
を用いてなるものである。
【0006】前記共重合体におけるアクリロニトリルの
割合が45重量%未満またはハロゲン含有ビニル系モノ
マーの割合が55重量%を超える場合、耐熱性が充分で
なく、本発明の10%収縮温度が160℃以上であるア
クリル系繊維を得ることが難しく、アクリロニトリルの
割合が75重量%を超えるか、又はハロゲン含有ビニル
系モノマーの割合が25重量%未満の場合、難燃性が充
分でなくなる傾向がある。
【0007】前記ハロゲン含有ビニル系モノマーとして
は、ハロゲン原子、好ましくは塩素原子または臭素原子
を含有するビニル系モノマーであれば、いずれも用いる
ことができる。前記ハロゲン含有ビニル系モノマーの具
体例としては、塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニ
ルなどがあげられる。これらは1種で用いてもよく、2
種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデンが取扱いや共重合体の品質の面で
好ましい。
【0008】前記アクリロニトリルおよびハロゲン含有
ビニル系モノマーと共重合可能な他のビニル系モノマー
としては、たとえばアクリル酸、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸プロピルなどのアクリル酸
エステル、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸エチルなどのメタクリル酸エステル、アクリルア
ミド、酢酸ビニル、ビニルスルホン酸、ビニルスルホン
酸塩(ビニルスルホン酸ナトリウムなど)、スチレンス
ルホン酸、スチレンスルホン酸塩(スチレンスルホン酸
ナトリウムなど)、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸塩(2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸ナトリウムなど)、などがあげられ
る。これらは1種で用いてもよく2種以上を組み合わせ
て用いてもよい。又、その使用割合は5重量%以下であ
る。5重量%を越えると、耐熱性を低下させるため、1
0%収縮温度を160℃以上にする事が困難になる。そ
のため必要最低限の量に止める必要がある。
【0009】本発明のアクリル系繊維(A)は、10%
収縮温度が160℃以上であることが必要である。10
%収縮温度が160℃未満である場合には、人毛と混合
して頭飾製品に使用する場合には、例えば140℃以上
の高い温度のヘアアイロンでカ−ルを付与させる必要が
あり、該温度では、アクリル系繊維が収縮したり、触感
が硬くなって、商品価値がなくなる。
【0010】前記アクリロニトリル、ハロゲン含有ビニ
ル系モノマーおよびこれらと共重合可能なビニル系モノ
マーを共重合して重合体を得る方法としては、通常のビ
ニル重合法、たとえばスラリー重合法、乳化重合法、溶
液重合法などのいずれの方法により行なってもよく、と
くに制限はない。上記した共重合体を用いてアクリル系
繊維とするためには、これらの共重合体を溶解可能な有
機溶媒を用いて、湿式紡糸法にて得ることができる。該
有機溶媒としては、例えば、アセトンやジメチルホルム
アミド,ジメチルアセトアミド及びジメチルスルホキシ
ド等が挙げられる。
【0011】本発明の10%収縮温度が160℃以上の
アクリル系繊維(A)はアクリル系繊維の製造段階で歪
みを十分に取ることで得る事ができる。すなわち、アク
リル系重合体溶液を湿式紡糸する場合、凝固後、水洗及
び延伸を経た後乾燥されるがこの段階で弛緩乾燥する、
あるいは緊張状態で乾燥後必要に応じて延伸した後、弛
緩処理を十分に施すことで歪みを取ることが出来、目的
とするモダクリル繊維(A)が得られる。
【0012】好ましい製造法としては、アクリル系重合
体を湿式紡糸し、水洗及び1.5〜4倍の延伸を施し、
続いて100℃以上の温度で緊張又は弛緩しながら乾燥
し、必要に応じて120℃以上の温度で更に2〜4倍の
延伸を施す。続いて110℃以上の湿熱で10%以上の
弛緩熱処理を施すことで10%収縮温度が160℃以上
のアクリル系繊維を得ることが出来る。
【0013】10%収縮温度が160℃以上のアクリル
系繊維とするためには、アクリロニトリル45重量%以
上含むことが必要である。好ましくは50重量%、さら
に好ましくは55重量%である アクリロニトリルが55重量%以上になると弛緩熱処理
の温度を上げる事が出来る為10%収縮温度を160℃
以上にする事が容易になる。
【0014】好ましい組成としては、アクリロニトリ
ル、塩化ビニリデン、及び上記記載のハロゲン含有モノ
マー以外のビニルモノマーのアルカリ塩から構成される
3元組成物が挙げられる。塩化ビニルや臭化ビニルでは
塩化ビニリデンに比較して熱収縮率が高くなりやすく、
10%収縮温度を160℃以上にするためにはアクリロ
ニトリルの割合を増やす必要がある。
【0015】また本発明に用いる人毛は、特に制限はな
く、市販の人毛が使用できるが、中国産あるいはインド
産の人毛が品質が安定しているので好ましい。
【0016】アクリル系繊維(A)の単繊維の繊度は3
0〜85dtexであるのが好ましく、45〜70dt
exがさらに好ましい。繊度が30dtex未満である
と毛髪用としては柔らかすぎで、かつスタイリングが難
しく、85dtexを超えると硬くなる傾向にある。
【0017】アクリル系繊維(A)と人毛(B)の混合
割合は、各種スタイルの要求品質により適宜選択される
ものであるが、その範囲は、(A)が20〜80重量
部、(B)が20〜80重量部である。(A)の混合割
合が20重量部未満、又は(B)の混合割合が80重量
部を超えると、カールの保持力が弱くなる傾向があり、
人毛の欠点が改善されず、(A)の混合割合が80重量
部を超えるか、又は(B)の混合割合が20重量部未満
であると、ヘアアイロン処理時に、スタイルを固定する
ための冷却時間が必要となる傾向がある。本発明の毛髪
用繊維を加工した頭飾製品としては、具体的には、ブレ
ード、ウィッグ、ヘアアクセサリー、人形の頭髪のよう
な頭飾製品が例示できるが、特にウィッグ、ヘアアクセ
サリーが好ましい。
【0018】ウィッグとは、婦人用、紳士用を問わず頭
部に面で取り付ける主におしゃれを楽しむための装飾品
であり、その装着面積によって部分ウィッグ、ハーフウ
ィッグ、七分ウィッグ、フルウィッグ等に分けられる。
一方、ヘアアクセサリーとは、自毛や頭皮に取り付ける
ウィッグを除く装飾品の総称であり、例えばヘアピンや
ヘアクリップ等を介して自毛に取り付けて自毛を長く見
せるエクステンションや、頭皮に沿って網状に編んで自
毛に縫い合わせたり、頭皮や自毛に接着剤等で主に帯状
に取り付けるウィービング(単に繊維を束ねたものや、
当業者では一般にウエフトとよばれる繊維を腰ミノ状に
加工した繊維束、さらにそれらをカール形状を付与した
装飾品)等が挙げられる。
【0019】本発明の毛髪用繊維を用いてこれら頭飾製
品を加工する方法は、公知の製法で行える。例えば、ウ
ィッグを作る場合は、繊維束をウィッグ用ミシンで縫製
してミノ毛を作り、これをパイプに巻いて熱セットにて
カールを付与し、カールの付いたミノ毛をヘアキャップ
に縫い付けスタイルを整えることによりできる。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれによって何ら限定されるもので
はない。なお、実施例中の評価方法は、以下の通りであ
る。
【0021】(10%収縮温度)10%収縮温度を測定
する方法は、セイコウ電子社製TMA/SS150C
(接続ステーションSSC500H)熱分析装置を用い
た。測定する試料の形態は、3300dtexの繊度に
なるようサンプルを秤量し、試料長5mm、荷重1gと
し、加熱速度を3℃/min、雰囲気Air10ml/
minの条件で測定を行った。この方法により20℃〜
300℃まで昇温させながら、試料長の変化を読み取
り、試料が10%収縮したときの温度を10%収縮温度
とするものである。
【0022】(カール形成方法)長さ45cmの総繊度
約15万dtexの繊維束を2っ折りにして一端を糸で
くくって束ね試料とする。この毛束をヘッドに固定して
吊り下げ、ヘアアイロンで毛先から毛束を巻き込んだ
後、ヘアアイロンを抜き取りカールを付与する。この時
冷却が必要な試料は手でカールを3〜5秒間保持する。
【0023】(カール保持性)上述のカール形成方法で
カールを付与した試料に,霧吹きで水分を付与し、カー
ルの状態を観察する。
【0024】(風合い)専門美容師による官能評価を行
い、下記の4段階で評価した。 優:人毛に似た非常に柔らかな風合い 良:人毛に似たやや柔らかな風合い やや不良:人毛に比べやや硬い風合い 不良:人毛に比べ硬い風合い (カット性)専門美容師により、上述のカールを施す前
の毛束に霧吹きで水分を付与して、ハサミでカットし、
切れ易さを評価する。
【0025】(実施例1)アクリロニトリル56重量
%、塩化ビニリデン42重量%、2−アクリルアミド−
2−プロパンスルホン酸ナトリウム2重量%からなる樹
脂をジメチルホルムアミド(DMF)に溶解し29重量
%の紡糸原液を得た。この紡糸原液を0.3mm径の円
形孔を有するノズルで55重量%(25℃)のDMF水
溶液中に紡糸した。続いて水洗し、2倍の延伸をした
後、油剤を付与し130℃で乾燥した。乾燥後150℃
で2.0倍に延伸した後、湿熱120℃で弛緩熱処理
(25%弛緩)を行い単繊維の平均繊度52dtexの
モダクリル繊維を得た。該モダクリル繊維の10%収縮
温度は177℃であった。この繊維75重量部と、繊度
が62dtexの市販の中国産の人毛25重量部を混合
し、ハックリングして糸条を整えた。この繊維束を用い
て上述した評価方法により、ヘアアイロンの温度は15
0℃でカール形成、カール保持性を評価し、又、触感及
びカット性を評価した。結果を表1に示す。
【0026】(実施例2)実施例1のアクリル系繊維が
50重量部及び市販の人毛が50重量部を混合した以外
は実施例1と同様に行った。結果は表1に示す。
【0027】(実施例3)実施例1のアクリル系繊維が
25重量部及び市販の人毛が75重量部を混合した以外
は実施例1と同様に行った。結果は表1に示す。
【0028】(比較例1)実施例1のアクリル系繊維が
100重量部使用した以外は実施例1と同様に行った。
結果は表1に示す。
【0029】(比較例2)実施例1の市販の人毛が10
0重量部を使用した以外は実施例1と同様に行った。結
果は表1に示す。
【0030】(比較例3)乳化重合で得られたアクリロ
ニトリル44重量%、塩化ビニル55重量%、スチレン
スルホン酸ソーダ1重量%からなる共重合体をアセトン
に溶解して30重量%の紡糸原液を調製し、該原液を直
径が0.3mmの丸型ノズルを用いて30重量%のアセ
トン水溶液中に紡出した。得られた繊維を水洗浴60℃
の脱溶剤及び1.5倍に延伸し、次いで130℃で乾燥
後、120℃で2.5倍に熱延伸し、さらに145℃の
乾熱で緩和熱処理を行って、単繊維の繊度が54dte
xのアクリル系繊維を得た。該モダクリル繊維の10%
収縮温度は136℃であった。この繊維50重量部と、
繊度が62dtexの市販の中国産の人毛50重量部を
混合し、ハックリングして糸条を整えた。この繊維束を
用いて上述した評価方法により、カール形成、カール保
持性を評価したが、ヘアアイロンの温度が150℃であ
ると、アクリル系繊維が収縮して、触感が硬くなり、ヘ
アアイロンの温度を120℃に下げると、人毛のカ−ル
が弱くなり、所定のスタイリングができなかった。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明の毛髪用繊維により,アクリル系
繊維及び人毛の特長を合わせもち、さらにヘアアイロン
でカールが冷却なしで付与でき、かつカール保持性の良
いといったそれぞれの欠点を改善した毛髪用繊維及びそ
れからなる頭飾製品を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4L035 BB03 BB06 BB66 BB89 BB91 CC05 CC07 DD14 EE02 FF07 MB13 4L036 MA04 MA08 MA33 MA39 PA01 PA03 PA46 UA01 4L049 AA04 AA06 AA20 BA03 BA21 DA30 EA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリロニトリル45〜75重量%、ハロ
    ゲン含有ビニル系モノマー25〜55重量%、及びこれ
    らと共重合可能な他のビニル系モノマー0〜5重量%か
    らなるアクリル系共重合体を用いてなり、単繊維の繊度
    が30〜85dtex、かつ10%収縮温度が160℃
    以上であるアクリル系繊維(A)を20〜80重量部
    と、人毛(B)を20〜80重量部混合した毛髪用繊
    維。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の毛髪用繊維を加工してな
    る頭飾製品。
  3. 【請求項3】前記頭飾製品がウィッグ又はヘアアクセサ
    リーである請求項2記載の頭飾製品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005037000A1 (ja) * 2003-10-17 2005-04-28 Kaneka Corporation カール特性の改善された毛髪用繊維およびそれからなる頭飾製品
WO2008071063A1 (fr) * 2006-12-12 2008-06-19 Hiking Group Co., Ltd Fibre de polyacrylonitrile modifiée, son procédé de préparation et son utilisation
JP5105871B2 (ja) * 2004-05-19 2012-12-26 株式会社カネカ 人工毛髪用収縮性繊維

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