JP7280265B2 - シリコーンポリマーを含有する透明なシャンプー組成物 - Google Patents

シリコーンポリマーを含有する透明なシャンプー組成物 Download PDF

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Description

本発明は、1種以上のシリコーンポリマーを含む透明なシャンプー組成物に関する。シリコーンポリマーは、1つ以上の第四級アンモニウム基と、平均して約99~199個のシロキサン単位を含むシリコーンブロックと、少なくとも1つのポリアルキレンオキシド構造単位と、少なくとも1つの末端エステル基と、を含有するポリオルガノシロキサン化合物である。
多くの消費者は、ディープクリーニングを提供して、スタイリング製品残留物、汚染物質、及び油分を除去し、毛髪の爽快感、光沢、並びに豊かな量感を残すための透明なシャンプーを望んでいる。しかし、消費者は、透明なシャンプーは毛髪を剥がすような感触があると訴えることが多く、これは、毛髪を藁のように感じさせ、乏しい湿潤感触及び乾燥感触を感じさせる場合がある(すなわち、毛髪が湿潤また乾燥しているとき、毛髪が、ざらつく、もつれる、櫛を通しにくい)。
湿潤感触及び乾燥感触を改善するための1つの方法は、シャンプーにシリコーンを添加することである。しかし、良好な湿潤感触を提供する多くのシリコーンは、比較的大きく、透明なシャンプー中で目に見え、シャンプーは、透明ではなく濁って又はクリーム状に見える。また、より小さいシリコーンは、一般に、消費者に許容可能な湿潤感触及び乾燥感触を提供しない。更に、ヘアケア製品中で使用されるいくつかのシリコーンは、爽快感及び清潔感ではなく、滑りやすくかつ油っぽい毛髪感触が残る場合があり、一般に、これは透明なシャンプーを求める消費者には好まれない。
したがって、組成物が消費者に許容可能な湿潤感触及び乾燥感触を提供する、シリコーンポリマーを含有する透明なシャンプー組成物が必要とされている。
透明なシャンプー組成物であって、(a)シリコーンエマルジョンであって、(i)乳化剤、及び(ii)組成物の約0.1%~約10%の1種以上のシリコーンを含み、1種以上のシリコーンの平均粒径が約1nm~約100nmであり、シリコーンのうちの少なくとも1種が、ポリオルガノシロキサン化合物であり、ポリオルガノシロキサン化合物が、(1)1つ以上の第四級アンモニウム基、(2)平均して約99~約199個のシロキサン単位を含むシリコーンブロック、(3)少なくとも1つのポリアルキレンオキシド構造単位、及び(4)少なくとも1つの末端エステル基、を含む、シリコーンエマルジョンと、(b)約4重量%~約45重量%の洗浄性界面活性剤と、を含む、シャンプー組成物が透明である、組成物。
本明細書は、本発明の主題を特定して指摘し明確に請求する特許請求の範囲をもって結論とするが、本発明は添付図面と関連させた次の説明から更に容易に理解できると考えられる。
実施例A-1、A-2、A-4、及びA-6の最終すすぎ摩擦を比較する図である。 実施例A-1、A-2、A-4、及びA-6の毛髪湿潤櫛通りを比較する図である。 実施例A-1、A-2、A-4、及びA-6の乾燥感触を比較する図である。 実施例A-1、A-2、A-4、及びA-6のシリコーン付着を比較する図である。 実施例B~Gの最終すすぎ摩擦を比較する図である。 実施例B~Gの毛髪湿潤櫛通りを比較する図である。 実施例B~Gの乾燥感触を比較する図である。 プラスチック製の外側容器及びバッグを有する、本発明によるエアゾールディスペンサの斜視図である。 折り畳み式バッグを有する、図1のエアゾールディスペンサの分解斜視図である。 ディップチューブを有する、図1のエアゾールディスペンサの分解斜視図である。
本明細書は、本発明を具体的に指摘し、明確に請求する「特許請求の範囲」をもって結論とするが、本開示は、以下の記載からよりよく理解されるものと考えられる。
本明細書で使用するとき、「a」及び「an」などの冠詞は、特許請求の範囲で使用する場合、請求又は記載されているもののうちの1つ以上を意味するものと理解される。
本明細書で使用するとき、「含む」とは、最終結果に影響を及ぼさない他の工程及び他の成分を加えることができることを意味する。この用語は、「~からなる」及び「~から本質的になる」という用語を包含する。
本明細書で使用するとき、「混合物」は、材料の単純な組み合わせ、及び結果としてそのような組み合わせから得ることができる任意の化合物を含むことを意味する。
本明細書で使用するとき、「分子量」又は「M.Wt.」は、特に記述のない限り、重量平均分子量を指す。分子量は、業界標準法であるゲル浸透クロマトグラフィー(gel permeation chromatography、「GPC」)を使用して測定される。
本明細書で使用するとき、「実質的に含まない」とは、3%未満、あるいは2%未満、あるいは1%未満、あるいは0.5%未満、あるいは0.25%未満、あるいは0.1%未満、あるいは0.05%未満、あるいは、0.01%未満、あるいは0.001%未満、及び/又は含まないことを意味する。本明細書で使用するとき、「含まない」は0%を意味する。
本明細書で使用するとき、用語「含む(include、includes、及びincluding)」は非限定的であることを意味し、それぞれ「含む(comprise、comprises、及びcomprising)」を意味すると理解される。
全ての百分率、部及び比率は、別途指定されない限り、本発明の組成物の総重量に基づく。全てのこのような重量は、提示された成分に関する場合、活性成分の濃度に基づき、したがって市販材料に含まれ得るキャリア又は副生成物を含まない。
別途記載のない限り、全ての成分又は組成物の濃度は、当該成分又は組成物の活性部分に関するものであり、かかる成分又は組成物の市販の供給源に存在し得る不純物、例えば残留溶媒又は副生成物は除外される。
本明細書の全体をとおして与えられる全ての最大数値限定は、それよりも小さい全ての数値限定を、かかるより小さい数値限定があたかも本明細書に明確に記載されているかのように含むものと理解すべきである。本明細書の全体をとおして与えられる全ての最小数値限定は、それよりも高い全ての数値限定を、かかるより高い数値限定があたかも本明細書に明確に記載されているかのように含む。本明細書の全体をとおして与えられる全ての数値範囲は、かかるより広い数値範囲内に含まれるより狭い全ての数値範囲を、かかるより狭い数値範囲があたかも全て本明細書に明確に記載されているかのように含む。
量の範囲が記載される場合、これらは組成物中の当該成分の総量であり、又は成分定義の範囲に2種以上が当てはまる場合、組成物中の、その定義に適合する全ての成分の総量であると理解されるべきである。例えば、組成物が1%~5%の脂肪酸アルコールを含む場合、2%のステアリルアルコール及び1%のセチルアルコールを含み、かつ他の脂肪酸アルコールは含まない組成物は範囲に収まるであろう。
以下に記載される各特定の成分又はこれらの混合物の量は、シャンプー組成物中の成分の総量の100%まで(又は100%)を占めることができる。
シャンプー組成物
多くの消費者は、ディープクレンジングを提供し、毛髪の爽快感、整った、豊かな量感を残す透明なシャンプーを望んでいる。シリコーンは、コンディショニングを改善するためにシャンプーに添加されることが多い。しかし、いくらかのシリコーンは、透明なシャンプー中で目に見え、組成物が濁って又はクリーム状に見える場合があり、及び/又は消費者には、毛髪がべた付き、ボリュームダウンすると認識される場合がある。
このシャンプーは、消費者に許容可能な湿潤コンディショニング及び乾燥コンディショニング(すなわち、同等な若しくはより良好な湿潤コンディショニング及び/又は乾燥コンディショニング)を提供しながら、シャンプー組成物を現在市販されているシリコーンエマルジョン(DOW Corning(登録商標)から入手可能なDC 1872及びWacker(登録商標)から入手可能なBelsil DM5500)と比較して、実際の全シリコーン付着レベルを低減することができる。これは、透明なシャンプー組成物がコンディショニングシャンプー組成物に通常関連するトレードオフを打破することができ、シャンプー組成物が、シリコーンの蓄積を伴わずに許容可能なコンディショニングを提供することができることを示している。更に、透明なシャンプー組成物は、剥がすように感じることなく、毛髪を清潔に感じたままにすることができる。
シャンプー組成物は、視覚的に透明であり得る。シャンプーは、後述の透過率(%)試験法(%transmittance Test Method)によって決定されるように、80%以上及び/又は約80%~約100%の透過率(%)を有し得る。別の例では、シャンプー組成物は、透明性であり、30%超及び80%未満の透過率(%)を有し得る。別の例では、シリコーンエマルジョンは視覚的に透明であり得る。
シャンプー組成物は、後述の毛髪湿潤櫛通り試験法(Hair Wet Feel Friction Measurement Test Method)によって決定されるように、約1000gf~約1600gf、あるいは約1100gf~約1500gf、及びあるいは約1200gf~約1400gfの最終すすぎ摩擦を有する一般集団のヘアピースを残すことができる。
シャンプー組成物は、後述の毛髪湿潤櫛通り試験法によって決定されるように、約50gf~約300gf、あるいは約60gf~約250gf、あるいは約75gf~約200gf、及びあるいは約100gf~約150gfの平均粗ストローク(Coarse Stroke)1を有する一般集団のヘアピースを残すことができる。
シャンプー組成物は、後述の乾燥感触試験法(Dry Feel Test Method)によって決定されるように、約1000gf~約1600gf、あるいは約1100gf~約1550gf、あるいは約1200gf~約1500gf、及びあるいは約1250gf~約1400gfの平均乾燥感触(繊維間摩擦(INTER Fiber Friction、IFF))を有する一般集団のヘアピースを残すことができる。
シャンプー組成物は、250ppm未満、200ppm未満、あるいは150ppm未満、あるいは100ppm未満、あるいは90ppm未満、あるいは75ppm未満、あるいは60ppm未満の平均シリコーン付着を有する、一般集団のヘアピースを残すことができる。シャンプー組成物は、約25ppm~約200ppm、あるいは約30ppm~約175ppm、あるいは約35ppm~約150ppm、及びあるいは約40ppm~約125ppmのシリコーン付着を有する一般集団の毛髪を残すことができる。シリコーン付着は、後述のように、シリコーン付着試験法(Silicone Deposition Test Method)によって決定することができる。
シャンプー組成物は、8000センチポアズ(cP)(8000mPa・s)未満、あるいは5000cP(5000mPa・s)未満、あるいは4000cP(4000mPa・s)未満、あるいは3000cP(3000mPa・s)未満、あるいは2500cP(2500mPa・s)未満の液相粘度を有し得る。シャンプー組成物は、約1cP(1mPa・s)~約8000cP(8000mPa・s)、あるいは約10cP(10mPa・s)~約6000cP(6000mPa・s)、あるいは、約25cP(25mPa・s)~約5000cP(5000mPa・s)、あるいは約40cP(40mPa・s)~約3000cP(3000mPa・s)、及び/又はあるいは約50cP(50mPa・s)~約3000cP(3000mPa・s)の液相粘度を有し得る。シャンプー組成物は、約1cP(1mPa・s)~約15,000cP(15,000mPa・s)、あるいは約10cP(10mPa・s)~約12,000cP(12,000mPa・s)、あるいは約20cP(20mPa・s)~約10,000cP(10,000mPa・s)、あるいは約50cP(50mPa・s)~約8,000cP(8,000mPa・s)、あるいは約100cP(100mPa・s)~約5000cP(5000mPa・s)、あるいは約250cP(25mPa・s)~約3000cP(3000mPa・s)、及び/又はあるいは約500cP(500mPa・s)~約2500cP(2500mPa・s)の液相粘度を有し得る。
シリコーン
シャンプー組成物は、シャンプー組成物の約0.1重量%~約16重量%、あるいは約0.3重量%~約12重量%、あるいは約0.4重量%~約10重量%、あるいは約0.5重量%~約8重量%、あるいは約1重量%~約7重量%、あるいは約2重量%~約6重量%、あるいは約1重量%~約5重量%、及びあるいは約2重量%~約4重量%の1種以上のシリコーンを含み得る。シャンプー組成物は、組成物の約5重量%~約16重量%、あるいは約6重量%~約14重量%、及びあるいは約7重量%~約12重量%の1種以上のシリコーンを含み得る。シャンプー組成物は、1種以上のシリコーンの約0.1%~約10%、あるいは約0.2%~約7%、あるいは約0.4%~約5%、及びあるいはシャンプー組成物の約0.5重量%~約1重量%を含み得る。
1種以上シリコーンの平均粒径は、約1nm~約100nm、あるいは約5nm~約100nm、あるいは約10nm~約80nm、あるいは約10nm~約60nm、あるいは約10nm~約50nm、及びあるいは約20nm~約50nmであり得る。1種以上のシリコーンの平均粒径は、100nm以下、あるいは90nm以下、あるいは80nm以下、あるいは、70nm以下、あるいは60nm以下、あるいは55nm以下、あるいは50nm以下、あるいは40nm以下、及びあるいは30nm以下であり得る。1種以上のシリコーンの平均粒径は、1nm以上、5nm以上、10nm以上、20nm以上であり得る。
1種以上のシリコーンの粒径は、動的光散乱法(DLS)によって測定され得る。He-Neレーザ633nmを使用するMalvern Zetasizer Nano ZEN3600システム(www.malvern.com)を、25℃における測定に使用し得る。
自己相関関数は、Malvern Instrumentsが提供するZetasizer Softwareを使用して解析され得、Stokes-Einstein方程式を使用して、有効な流体力学的半径を判定する:
Figure 0007280265000001
式中、kはボルツマン定数であり、Tは絶対温度であり、ηは媒体の粘度であり、Dは散乱種の平均拡散係数であり、Rは粒子の流体力学的半径である。
粒径(すなわち、流体力学的半径)は、ブラウン運動によって生じる観察されたスペックルパターンと相関させ、Stokes-Einstein方程式を解くことによって得ることができ、これは、当該技術分野において既知であるように、粒径を測定された拡散定数と関連付ける。
多分散指数(Polydispersity index、PDI)は、動的光散乱におけるキュムラント解析から計算されるサイズ分布の幅の無次元測定であり、以下の等式に従って計算される。
多分散指数(PDI)=(標準偏差の2乗)/(平均直径の2乗)
平均シリコーン液滴サイズの多分散指数(PDI)は、0.5未満、あるいは0.4未満、あるいは0.3未満、及びあるいは0.2未満であり得る。平均シリコーンサイズのPDIは、0~約0.6、あるいは約0~約0.4、あるいは約0~約0.2であり得る。
各サンプルについて、3回の測定が実施され得、Z平均値が平均粒径として報告され得る。
1種以上のシリコーンは、ナノエマルジョンの形態であり得る。本明細書で示される平均粒径は、動的光散乱によって測定されるz平均である。ナノエマルジョンは、皮膚及び/又は毛髪への塗布に好適な任意のシリコーンを含み得る。本明細書に記載されるナノエマルジョンは、以下の方法によって調製され得る:(1)エマルジョンの液滴直径を機械的に破壊する方法、(2)エマルジョンを自然に形成させる方法(文献ではマイクロエマルジョンと称される場合もある)、及び(3)本明細書に記載される標的範囲内の平均粒径を得るためにエマルジョン重合を使用する方法。約25重量%~約100重量%の1種以上のシリコーンは、ナノエマルジョンの形態であり得、別の実施形態では、約50重量%~約100重量%の1種以上のシリコーンが、ナノエマルジョンの形態であり得、及び別の実施形態では、約75重量%~約100重量%の1種以上のシリコーンが、ナノエマルジョンの形態であり得る。
第四級基を含有するシリコーンポリマー
本発明の組成物は、最大100,000mPa・sの粘度を有する低粘度シリコーンポリマーを含む。理論に束縛されるものではないが、この低粘度シリコーンポリマーは、親水性官能基(第四級アミン、エチレンオキシド/プロピレンオキシド)の添加により、従来のシリコーンよりも改善されたコンディショニング効果を提供する。以前に開示された第四級官能基を有するシリコーンと比較して、これらの新規構造は粘度が著しく低いため、これらの構造は、他の粘度が低い希釈剤及び分散剤とブレンドする必要がなく、製品中に配合することができる。低粘度シリコーン溶媒及び希釈剤は、シャンプー製品中の粘度及び安定性のトレードオフをまねく場合が多い。本発明は、シリコーンポリマーが直接又はエマルジョン形態で添加される粘度が十分に低いため、これらの材料の必要性を除外する。改善されたコンディショニング効果としては、滑らかな感触、摩擦の低減、及び毛髪損傷の防止が挙げられるが、いくつかの実施形態では、シリコーンブレンドの必要性が除外される。
構造的に、シリコーンポリマーは、1つ以上の第四級アンモニウム基、平均99~199個のシロキサン単位を含む少なくとも1つのシリコーンブロック、少なくとも1つのポリアルキレンオキシド構造単位、及び少なくとも1つの末端エステル基、を含むポリオルガノシロキサン化合物である。シリコーンブロックは、平均約99~約199個のシロキサン単位、あるいは約110~約199個のシロキサン単位、あるいは約120~約199個のシロキサン単位、あるいは約130~約199個のシロキサン単位、あるいは約110~約190個のシロキサン単位、あるいは約130~約190個のシロキサン単位、あるいは約110~約175個のシロキサン単位、あるいは約120~約175個のシロキサン単位、あるいは約130~約175シロキサン単位、あるいは約110~約155シロキサン単位、あるいは約120~約155個のシロキサン単位、あるいは、約130~約155個のシロキサン単位、あるいは約155~約199個のシロキサン単位、あるいは約155~約190個のシロキサン単位、及びあるいは約155~約175個のシロキサン単位を含み得る。シリコーンブロックは、平均して約120~約170個のシロキサン単位、及びあるいは約120~約145個のシロキサン単位を含み得る。シリコーンブロックは、平均して約145~約170個のシロキサン単位を含み得る。
シリコーンブロックは、99個以上のシロキサン単位、あるいは120個超のシロキサン単位、あるいは130個超のシロキサン単位、あるいは135個超のシロキサン単位、あるいは140個超のシロキサン単位、あるいは145個以上のシロキサン単位を含み得る。シリコーンブロックは、200個未満のシロキサン単位、あるいは180個未満のシロキサン単位、あるいは175個未満のシロキサン単位、あるいは170個以下のシロキサン単位を含み得る。
平均ブロック長は、平均値を反映している。これらの平均値は、当該技術分野において既知の手順を使用して、すなわち1H-NMR分光法又はGPCによって決定することができる。
ポリオルガノシロキサン化合物は、約2:1~約20:1、あるいは約4:1~約16:1、あるいは約6:1~約12:1、及びあるいは約8:1~約10:1のアルキレンオキシドブロックに対するシリコーンのモル比を有し得る。
ポリオラノシロキサン化合物に対する窒素含有量は、約0.1~約0.4mmolのN/gポリマー、あるいは約0.1~約0.3mmのN/gポリマー、及びあるいは約0.13~約0.27mmolのN/gポリマーであり得る。ポリオラノシロキサン化合物に対する窒素含有量は、約0.13~約0.35mmolのN/gポリマー、あるいは約0.15~約0.3mmolのN/gポリマー、あるいは約0.17~約0.27mmolのN/gポリマー、及びあるいは約0.19~約0.24mmolのN/gポリマーであり得る。
本発明によるポリオルガノシロキサン化合物は、一般式(Ia)及び(Ib)を有してもよく、
M-Y-[-(N-T-N)-Y-]-[-(NR-A-E-A’-NR)-Y-]-M (Ia)
M-Y-[-(N-T-N)-Y-]-[-(N -A-E-A’-N )-Y-]-M (Ib)
式中、
mは、0超、あるいは0.01~100、あるいは1~100、あるいは1~50、あるいは1~20、及びあるいは1~10であり、
kは、0、又は0以上~50、あるいは0以上~20、及びあるいは0以上~10の平均値であり、
Mは、以下から選択される末端エステル基を含む末端基を表し、
-OC(O)-Z
-OS(O)-Z、
-OS(O)O-Z、
-OP(O)(O-Z)OH、
-OP(O)(O-Z)であり、
式中、Zは、最大40個の炭素原子を有する一価の有機残基から選択され、1つ以上のヘテロ原子を任意選択的に含んでもよく、
A及びA’はそれぞれ互いに独立して、単結合、又は最大10個の炭素原子及び1つ以上のヘテロ原子を有する二価有機基から選択され、
Eは、次の一般式のポリアルキレンオキシド基であり、
-[CHCHO]-[CHCH(CH)O]-[CHCH(C)O]
式中、qは、0~200、あるいは0~100、あるいは0~50、あるいは0~25、あるいは0~10、あるいは1~200、あるいは1~100、あるいは1~50、あるいは1~25、及びあるいは1~10であり、
rは、0~200、あるいは0~100、あるいは0~50、あるいは0~25、及びあるいは0~10であり、
sは、0~200、あるいは0~100、あるいは0~50、あるいは0~30、及びあるいは0~25であり、
q+r+sは、1~600、あるいは1~100、あるいは1~50、あるいは1~40、又はあるいは1~30であり、
(q/(q+r+s))のqの百分率は、0%、0.166%~100%、1%~100%、2%~100%、2.5%~100%、10%~100%、30%~100%、50%~100%であり、あるいは(q/(q+r+s))qの百分率は、少なくとも1%、あるいは少なくとも2%、あるいは少なくとも10%、あるいは少なくとも30%、あるいは少なくとも50%、あるいは少なくとも75%、あるいは少なくとも90%、あるいは少なくとも95%、及びあるいは100%であり、
は、水素又はRから選択され、
Rは、最大22個の炭素原子、及び任意選択的に1つ以上のヘテロ原子を有する一価の有機基から選択されてもよく、窒素原子における遊離原子価は炭素原子に結合され、
Yは、以下の式の基であり、
-K-S-K-及び-A-E-A’-又は-A’-E-A-
Sは、
Figure 0007280265000002
であり、
式中、R1は、C~C22アルキル、C~C22フルオロアルキル又はアリールであり、nは、平均して99~199、あるいは平均して110~199、あるいは平均して120~199、あるいは平均して130~199、あるいは平均して110~190、あるいは平均して130~190、あるいは平均して110~175、あるいは平均して120~175であり、平均して130~175であり、平均して110~155であり、平均して120~155であり、あるいは平均して130~155、あるいは平均して155~199、あるいは平均して155~190、あるいは平均して155~175であり、これらは、いくつかのS基がポリオルガノシロキサン化合物中に存在する場合、同一又は異なり得、
Kは、二価又は三価の直鎖、環状、及び/又は分岐状のC~C40炭化水素残基であり、炭化水素残基は、-O-、-NH-、三価のN、-NR-、-C(O)-、-C(S)-によって任意選択的に中断されていてもよく、かつ-OHで任意選択的に置換されていてもよく、Rは、上のとおりに定義され、
Tは、最大20個の炭素原子及び任意選択的に1つ以上のヘテロ原子を有する二価有機基から選択されてもよい。
残基Kは、互いに同一であるか又は異なっていてもよい。-K-S-K-部分中、残基Kは、C-Si-結合を介して残基Sのケイ素原子に結合される。
ポリオルガノシロキサン化合物中にはアミン基(-(NR-A-E-A’-NR)-)が存在する可能性があることに起因し、これらは、有機又は無機酸によるそのようなアミン基のプロトン化によりもたらされる、プロトン化アンモニウム基を有する場合がある。このような化合物は、本発明によるポリオルガノシロキサン化合物の酸付加塩と称される場合がある。
第四級アンモニウム基b)と末端エステル基c)とのモル比は20:3未満であり、あるいは5:1未満であり、あるいは10:3未満であり、及びあるいは2:1未満である。この比は、13C-NMR又は1H-NMRによって決定することができる。
シリコーンポリマーは、20℃及び剪断速度0.1s-1(プレート-プレートシステム、プレート直径40mm、間隙幅0.5mm)において、100,000mPa・s(100mPa・s)未満の粘度を有する。未希釈シリコーンポリマーの粘度は、20℃及び剪断速度0.1s-1で決定した、約500~約100,000mPa・s、あるいは約500~約70,000mPa・s、あるいは約500~約50,000mPa・s、あるいは約500~約30,000mPa・s、あるいは、約2,000~約100,000mPa・s、あるいは約2,000~約70,000mPa・s、あるいは約2,000~約50,000mPa・s、あるいは約2,000~約30,000mPa・s、あるいは、約8,000~約100,000mPa・s、あるいは約8,000~約70,000mPa・s、あるいは約8,000~約50,000mPa・s、あるいは約8,000~約30,000mPa・s、あるいは約15,000~約100,000mPa・s、あるいは約15,000~約70,000mPa・s、あるいは約15,000~約50,000mPa・s、あるいは約15,000~約30,000mPa・sの範囲であり得る。
上で列挙したシリコーンポリマーに加え、以下に提供される実施形態を使用することが望ましい場合がある。例えば、次の一般式のポリアルキレンオキシド基Eにおいて、
-[CHCHO]-[CHCH(CH)O]-[CHCH(C)O]
式中、q、r、及びsは、以下のように定義される場合があり、すなわち
qは、1~200、又はあるいは1~100、又はあるいは1~50、又はあるいは1~20であり、
rは、0~200、又はあるいは0~100、又はあるいは0~50、又はあるいは0~20であり、
sは、0~200、又はあるいは0~100、又はあるいは0~50、又はあるいは0~20であり、
q+r+sは、1~600、又はあるいは1~100、又はあるいは1~50、又はあるいは1~40であり、
(q/(q+r+s))の中のqの百分率は、0%、0.166%~100%、1%~100%、2%~100%、2.5%~100%、10%~100%、30%~100%、50%~100%である。
一般式Sを有するポリオルガノシロキサン構造単位では、
Figure 0007280265000003
式中、Rは、C~C22アルキル、C~C22フルオロアルキル又はアリールであり、nは99~199であり、K(-K-S-K-基中)は、好ましくは二価又は三価の直鎖、環状、又は分岐状C~C20炭化水素残基であり、-O-、-NH-、三価のN、-NR-、-C(O)-、-C(S)-により任意選択的に中断されていてもよく、かつ-OHで任意選択的に置換されていてもよい。
は、C~C18アルキル、C~C18フルオロアルキル、及びアリールであり得る。更に、Rは、好ましくはC~C18アルキル、C~Cフルオロアルキル、及びアリールである。更に、Rは、あるいはC~Cアルキル、C~Cフルオロアルキル、あるいはC~Cフルオロアルキル、及びフェニルである。あるいは、Rは、メチル、エチル、トリフルオロプロピル、及びフェニルである。
本明細書で使用するとき、「C~C22アルキル」という用語は、直鎖又は分岐鎖であってもよい、1~22個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基を意味する。メチル、エチル、プロピル、n-ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、ノニル、デシル、ウンデシル、イソプロピル、ネオペンチル、及び1,2,3-トリメチルヘキシル部分が例として機能する。
更に、本明細書で使用するとき、「C~C22フルオロアルキル」という用語は、直鎖又は分岐鎖であってもよく、かつ少なくとも1つのフッ素原子で置換された、1~22個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素化合物を意味する。モノフルオロメチル(Monofluormethyl)、モノフルオロエチル、1,1,1-トリフルオロエチル(trifluorethyl)、ペルフルオロエチル、1,1,1-トリフルオロプロピル、1,2,2-トリフルオロブチルが好適な例である。
更に、「アリール」という用語は、置換されていない、又はOH、F、Cl、CF、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、C~Cシクロアルキル、C~Cアルケニル若しくはフェニルで1回又は数回フェニル置換されたものを意味する。アリールは、ナフチルも意味する場合がある。
ポリオルガノシロキサンのアンモニウム基(複数可)に由来する正電荷は、塩化物、臭化物、硫酸水素塩、硫酸塩などの無機アニオン、又はC~C30カルボン酸に由来するカルボキシレート、例えば、アセテート、プロピオネート、オクタノエート、特に、C10~C18カルボン酸に由来するカルボキシレート、例えば、デカノエート、ドデカノエート、テトラデカノエート、ヘキサデカノエート、オクタデカノエート、及びオレエート、アルキルポリエーテルカルボキシレート、アルキルスルホネート、アリールスルホネート、アルキルアリールスルホネート、アルキルスルフェート、アルキルポリエーテルスルフェート、リン酸モノアルキル/アリールエステル及びリン酸ジアルキル/アリールエステル由来のリン酸塩などの有機アニオンにより中和され得る。ポリオルガノシロキサン化合物の特性を、特に使用する酸の選択に基づいて修正することができる。
第四級アンモニウム基は、通常、モノカルボン酸及び二官能性ジハロゲンアルキル化合物の存在下で、第三級ジアミンと、特にジエポキシド(ビスエポキシドと称される場合もある)から選択されるアルキル化剤とを反応させることにより生成される。
ポリオルガノシロキサン化合物は、一般式(Ia)及び(Ib)からなってもよく、
M-Y-[-(N-T-N)-Y-]-[-(NR-A-E-A’-NR)-Y-]-M (Ia)
M-Y-[-(N-T-N)-Y-]-[-(N -A-E-A’-N )-Y-]-M (Ib)
式中、各基は上で定義したとおりである。しかしながら、反復単位は、統計的配列である(すなわち、ブロック様配列ではない)。
ポリオルガノシロキサン化合物はまた、一般式(IIa)又は(IIb)からなってもよく、
M-Y-[-N-Y-]-[-(NR-A-E-A’-NR)-Y-]-M (IIa)
M-Y-[-N-Y-]-[-(N -A-E-A’-N )-Y-]-M (IIb)
式中、各基は上で定義したとおりである。また、このような式中、反復単位は通常、統計的配列である(すなわち、ブロック様配列ではない)。
式中、上で定義したとおり、Mは、
-OC(O)-Z、
-OS(O)-Z、
-OS(O)O-Z、
-OP(O)(O-Z)OH、
-OP(O)(O-Z)であり、
Zは、直鎖、環状、又は分岐状の飽和若しくは不飽和のC~C20、又は好ましくはC~C18であり、又は更により好ましくは、1つ以上の-O-若しくは-C(O)-により中断され、かつ-OHで置換されている場合がある炭化水素ラジカルである。Mは、標準的なカルボン酸から生じる-OC(O)-Zであり得、特に、例えば、ドデカン酸のように10個超の炭素原子を有する。
ポリオルガノシロキサンを含有する反復基-K-S-K-とポリアルキレン反復基-A-E-A’-又は-A’-E-A-とのモル比は1:100~100:1であり、あるいは1:20~20:1であり、又はあるいは1:10~10:1である。
-(N-T-N)-基中、Rは、1つ以上の-O-、-C(O)-により中断されている可能性があり、かつ-OHにより置換されている可能性がある、一価の直鎖、環状、又は分岐状C~C20炭化水素ラジカルを表す場合があり、Tは、-O-、-C(O)-により中断されている可能性があり、かつヒドロキシルにより置換されている可能性がある二価の直鎖、環状、又は分岐状C~C20炭化水素ラジカルを表す場合がある。
第四級アンモニウム官能基及びエステル官能基を含む上記のポリオルガノシロキサン化合物はまた、1)第四級アンモニウム官能基を含み、エステル官能基を含まない個々の分子、2)第四級アンモニウム官能基及びエステル官能基を含む分子、並びに3)エステル官能基を含み、第四級アンモニウム官能基を含まない分子も含み得る。構造に限定されはしないものの、第四級アンモニウム官能基とエステル官能基とを含む、上記のポリオルガノシロキサン化合物は、両方の部分についてある特定の平均量及び比を含む、分子の混合物として理解される。
様々な一官能性有機酸を利用してエステルを得ることができ、これらのエステルとしては、C~C30カルボン酸、例えば、C、C、C酸、C10~C18カルボン酸、例えば、C12、C14、C16酸、飽和、不飽和、及びヒドロキシル官能化C18酸、アルキルポリエーテルカルボン酸、アルキルスルホン酸、アリールスルホン酸、アルキルアリールスルホン酸、アルキル硫酸、アルキルポリエーテル硫酸、リン酸モノアルキル/アリールエステル及びリン酸ジアルキル/アリールエステルを挙げることができる。
洗浄性界面活性剤
本明細書に記載されるコンパクトシャンプー組成物は、1種以上の洗浄性界面活性剤を含むことができる。洗浄性界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、及び双極性イオン界面活性剤、並びにこれらの組み合わせから選択することができる。
本組成物における洗浄性界面活性剤は、所望の洗浄性能及び発泡性能が提供されるよう十分な濃度でなければならない。コンパクトシャンプー組成物は、約4重量%~約45重量%、約10重量%~約40重量%、及び/又は約12重量%~約35重量%、約15重量%~約30重量%、及び/又は約17重量%~約28重量%、及び/又は約20重量%~約25重量%の総洗浄性界面活性剤濃度を含むことができる。コンパクトシャンプー組成物は、13重量%超、16重量%超、20重量%超、22重量%超、及び/又は25重量%超の総洗浄性界面活性剤濃度を含むことができる。
洗浄性界面活性剤は、アニオン性界面活性剤を含むことができる。本明細書の組成物に用いられる好適なアニオン性洗浄性界面活性剤成分には、シャンプーを含む、ヘアケア又は他のパーソナルケア組成物に用いるために既知のものを挙げることができる。本明細書に記載されるコンパクトシャンプー組成物に好適なアニオン性界面活性剤としては、アルキルサルフェート及びアルキルエーテルサルフェート、水溶性オレフィンスルホネート、β-アルキルオキシアルカンスルホネート、他のスルホネート、コハク酸塩界面活性剤、他のスルホネート、及び/又は硫酸塩を実質的に含まない他の界面活性剤を挙げることができる。
コンパクトシャンプー組成物は、約2重量%~約40重量%、約4重量%~約36重量%、約8重量%~約32重量%、約10重量%~約30重量%、及び/又は約12重量%~約28重量%の1種以上のアニオン性洗浄性界面活性剤を含むことができる。
本明細書に用いるのに好適なアニオン性界面活性剤には、式ROSOM及びRO(CO)SOMのアルキルサルフェート及びアルキルエーテルサルフェートが含まれ、式中、Rは、約8~約18個の炭素原子の直鎖又は分岐アルキル又はアルケニル鎖であり得、xは、1~10であり得、Mは、アンモニウム、ナトリウム、カリウム、及びトリエタノールアミンカチオンなどの水溶性カチオンであるか、又は2個のアニオン性界面活性剤アニオンをもつ二価のマグネシウムイオンの塩である。アルキルエーテルサルフェートは、エチレンオキシド及び約8~約24個の炭素原子を有する一価アルコールの縮合生成物として作製されてもよい。アルコールは、例えば、ココナッツ油、ヤシ油、パーム核油、若しくはタローなどの脂肪から誘導され得るか、又は合成であり得る。
Figure 0007280265000004
組成物はまた、ガーベットアルコール、アルドール縮合誘導アルコール、オキソアルコール及びこれらの混合物から選択され得るC8~C18分岐アルコールで合成される分岐アルキル鎖を有するアニオン性アルキルサルフェート及びアルキルエーテルサルフェート界面活性剤も含むことができる。2-アルキル分岐アルコールの非限定的な例としては、2-メチル-1-ウンデカノール、2-エチル-1-デカノール、2-プロピル-1-ノナノール、2-ブチル1-オクタノール、2-メチル-1-ドデカノール、2-エチル-1-ウンデカノール、2-プロピル-1-デカノール、2-ブチル-1-ノナノール、2-ペンチル-1-オクタノール、2-ペンチル-1-ヘプタノール、並びに商標名LIAL(登録商標)(Sasol)、ISALCHEM(登録商標)(Sasol)、及びNEODOL(登録商標)(Shell)で販売されるものなどのオキソアルコール、並びに2-エチル-1-ヘキサノール、2-プロピル-1-ブタノール、2-ブチル-1-オクタノール、2-ブチル-1-デカノール、2-ペンチル-1-ノナノール、2-ヘキシル-1-オクタノール、2-ヘキシル-1-デカノール並びに商標名ISOFOL(登録商標)(Sasol)で販売されるか又は商標名LUTENSOL XP(登録商標)(BASF)及びLUTENSOL XL(登録商標)(BASF)でアルコールエトキシレート及びアルコキシレートとして販売されるものなどのガーベット及びアルドール縮合誘導アルコールが挙げられる。
アニオン性アルキルサルフェート及びアルキルエーテルサルフェートはまた、商標名EXXAL(商標)(Exxon)及びMarlipal(登録商標)(Sasol)で販売されているブチレン又はプロピレンから誘導されるC8~C18分岐アルコールから合成されるものを含んでもよい。これは、トリデセス-n硫酸ナトリウム(STnS)のサブクラスのアニオン性界面活性剤を含み、nは、約0.5~約3.5である。このサブクラスの例示の界面活性剤は、トリデセス-2硫酸ナトリウム及びトリデセス-3硫酸ナトリウムである。組成物はまた、トリデシル硫酸ナトリウムも含むことができる。
サルフェートを実質的に含まない好適な界面活性剤としては、イセチオネート、サルコシネート、スルホネート、スルホサクシネート、スルホアセテート、グリシン酸塩、グルタメート、グルコースカルボキシレート、アンホアセテート.タウレート、他のアシルアミノ酸、ベタイン、スルタイン、及び/又はリン酸エステルを挙げることができる。硫酸塩を実質的に含まない好適な界面活性剤としては、カルボン酸を挙げることができる。
組成物は、一般式R-SOM(式中、Rは、10~24個の炭素原子、10~18個の炭素原子、又は13~15個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖、飽和、脂肪族炭化水素ラジカルであり、Mは、アンモニウム、ナトリウム、カリウム、トリエタノールアミンカチオンなどの水溶性カチオン、又は二価マグネシウムイオンと2つのアニオン性界面活性剤アニオンとの塩である)を有する水溶性オレフィンスルホネートを含み得る、好適なアニオン性洗浄性界面活性剤を含み得る。ナトリウムパラフィンスルホネートなどの好適なオレフィンスルホネートは、SO及びOと好適な鎖長のパラフィンとの反応を通じて生成され得る。
好適なアニオン性洗浄性界面活性剤としては、β-アルキルオキシアルカンスルホネートを挙げることができる。ベータ-アルキルオキシアルカンスルホネート界面活性剤は、式Iに一致し、
Figure 0007280265000005
式中、Rは、約6~約20個の炭素原子を有する直鎖アルキル基であり、Rは、約1~約3個の炭素原子、好ましくは1個の炭素原子を有する低級アルキル基であり、Mは、水溶性オレフィンスルホネートにおいて前述したとおりの水溶性カチオンである。
好適なアニオン性洗浄性界面活性剤としては、イセチオネート界面活性剤を挙げることができる。例えば、好適なイセチオネート界面活性剤としては、イセチオン酸でエステル化され、水酸化ナトリウムで中和された脂肪酸の反応生成物を挙げることができる。イセチオネート界面活性剤のための好適な脂肪酸は、メチルタウリドのアミドなど、ココナッツ油又はパーム核油から誘導され得る。
洗浄性アニオン性界面活性剤は、スクシネート界面活性剤であってもよい。好適なスクシネート界面活性剤の例としては、N-オクタデシルスルホコハク酸二ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸二ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸二アンモニウム、ラウレススルホスクシネート、N-(1,2-ジカルボキシエチル)-N-オクタデシルスルホコハク酸四ナトリウム、スルホコハク酸ナトリウムのジアミルエステル、スルホコハク酸ナトリウムのジヘキシルエステル、及びスルホコハク酸ナトリウムのジオクチルエステルを挙げることができる。本明細書において使用に好適である追加のアニオン性界面活性剤の例としては、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸トリエチルアミン、ラウレス硫酸トリエチルアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウレス硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸塩モノエタノールアミン、ラウレス硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸塩ジエタノールアミン、ラウレス硫酸ジエタノールアミン、ラウリルモノグリセリド硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸カリウム、ラウリルサルコシン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ラウリルサルコシンナトリウム、ココイルサルコシンナトリウム、ココイル硫酸アンモニウム、ラウロイル硫酸アンモニウム、ココイル硫酸ナトリウム、ラウロイル硫酸ナトリウム、ココイル硫酸カリウム、ラウリル硫酸カリウム、ココイル硫酸モノエタノールアミン、トリデセス-1硫酸ナトリウム、硫酸塩、トリデセス-2硫酸ナトリウム、硫酸塩、トリデセス-3硫酸ナトリウム、トリデシル硫酸ナトリウム、メチルラウロイルタウリン酸ナトリウム、メチルココイルタウリン酸ナトリウム、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム(「SLMI」)、ラウレススルホコハク酸ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸ナトリウム、C12~C14オレフィンスルホン酸ナトリウム、トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウロイルグリシン酸ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウリルグルコースカルボン酸ナトリウム、リン酸ナトリウムエステル界面活性剤、及び脂肪酸界面活性剤.並びにこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書に用いるのに好適な更なるアニオン性界面活性剤としては、イセチオン酸アシル、イセチオン酸アシルメチル、グルタミン酸アシル、アシルグリシン、サルコシン酸アシル、アシルアラニン、アシルタウリン、スルホコハク酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキル両性酢酸塩(alkylamphoacetate)、α-オレフィンスルホン酸塩、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。このような好適なアニオン性界面活性剤の例としては、ココイルイセチオン酸ナトリウム(SCI)、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ジナトリウム、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸ジナトリウム、ココイルアラニンナトリウム塩、ラウロイルアラニンナトリウム塩、ラウロイルグリシンナトリウム塩、ココイルグリシンナトリウム塩、ラウレススルホコハク酸ナトリウム、ラウレススルホコハク酸ジナトリウム、ラウリルスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸ジナトリウム、ラウリルグルコースカルボン酸ナトリウム、ココイルグルコースカルボン酸ナトリウム、ココイルアンホ酢酸ナトリウム、ラウロイルアンホ酢酸ナトリウム、メチルココイルタウリンナトリウム塩、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
コンパクトシャンプー組成物は、約0重量%~約25重量%、約0.1重量%~約20重量%、約0.5重量%~約15重量%、約1重量%~約10重量%の、両性界面活性剤、双極性イオン界面活性剤、非イオン性界面活性剤及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の共界面活性剤を含むことができる。組成物は、両性界面活性剤、双極性イオン界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される補助界面活性剤を含み得る。好適な双極性又は両性界面活性剤の非限定例は、米国特許第5,104,646号(Bolich Jr.ら)、米国特許第5,106,609号(Bolich Jr.ら)に記載されている。
本組成物で用いるのに好適な両性界面活性剤は、当該技術分野において周知であり、脂肪族第二級及び第三級アミンの誘導体として広く説明されている界面活性剤が挙げられ、その脂肪族基は、直鎖又は分岐鎖であることができ、脂肪族置換基のうちの1つは、約8~約18個の炭素原子を含み、1つは、カルボキシ、スルホネート、サルフェート、ホスフェート、又はホスホネートなどのアニオン性基を含む。両性界面活性剤は、コカミノプロピオン酸ナトリウム、コカミノジプロピオン酸ナトリウム、ココアンホ酢酸ナトリウム、ココアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ココアンホプロピオン酸ナトリウム、コムアンホプロピオン酸ナトリウム、ラウラミノプロピオン酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸ナトリウム、ラウロアンホプロピオン酸ナトリウム、コーンアンホプロピオン酸ナトリウム、ラウリミノジプロピオン酸ナトリウム、コカミノプロピオン酸アンモニウム、コカミノジプロピオン酸アンモニウム、ココアンホ酢酸アンモニウム、ココアンホヒドロキシプロピルスルホン酸アンモニウム、ココアンホプロピオン酸アンモニウム、コムアンホプロピオン酸アンモニウム、ラウラミノプロピオン酸アンモニウム、ラウロアンホ酢酸アンモニウム、ラウロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸アンモニウム、ラウロアンホプロピオン酸アンモニウム、コーンアンホプロピオン酸アンモニウム、ラウリミノジプロピオン酸アンモニウム、コカミノプロピオン酸トリエタノールアミン、コカミノジプロピオン酸トリエタノールアミン、ココアンホ酢酸トリエタノールアミン、ココアンホヒドロキシプロピルスルホン酸トリエタノールアミン、ココアンホプロピオン酸トリエタノールアミン、コムアンホプロピオン酸トリエタノールアミン、ラウラミノプロピオン酸トリエタノールアミン、ラウロアンホ酢酸トリエタノールアミン、ラウロアンホヒドロキシプロピルスルホン酸トリエタノールアミン、ラウロアンホプロピオン酸トリエタノールアミン、コムアンホプロピオン酸トリエタノールアミン、ラウリミノジプロピオン酸トリエタノールアミン、ココアンホジプロピオン酸、カプロアンホ二酢酸二ナトリウム、カプロアンホジプロピオン酸二ナトリウム、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウム、カプリロアンホジプロピオン酸二ナトリウム(disodium capryloamphodipriopionate)、ココアンホカルボキシエチルヒドロキシプロピルスルホン酸二ナトリウム、ココアンホ二酢酸二ナトリウム、ココアンホジプロピオン酸二ナトリウム、ジカルボキシエチルココプロピレンジアミン二ナトリウム、ラウレス-5カルボキシアンホ二酢酸二ナトリウム、ラウリミノジプロピオン酸二ナトリウム、ラウロアンホ二酢酸二ナトリウム、ラウロアンホジプロピオン酸二ナトリウム、オレオアンホジプロピオン酸二ナトリウム、PPG-2-イソデセチル-7カルボキシアンホ二酢酸二ナトリウム、ラウラミノプロピオン酸、ラウロアンホジプロピオン酸、ラウリルアミノプロピルグリシン、ラウリルジエチレンジアミノグリシン、及びこれらの混合物からなる群から選択することができる。
両性界面活性剤は、以下の構造による界面活性剤であってもよい。
Figure 0007280265000006
式中、R10は、9~15個の炭素原子を含む置換アルキル系、9~15個の炭素原子を含む非置換アルキル系、9~15個の炭素原子を含む直鎖アルキル系、9~15個の炭素原子を含む分岐アルキル系、9~15個の炭素原子を含む不飽和アルキル系からなる群から選択される炭素結合型の一価置換基であり、R11、R12、及びR13はそれぞれ独立して、1~3個の炭素原子を含む炭素結合型の二価の直鎖アルキル系、及び1~3個の炭素原子を含む炭素結合型の二価の分岐アルキル系からなる群から選択し、Mは、ナトリウム、アンモニウム、及びプロトン化トリエタノールアミンからなる群から選択される一価の対イオンである。両性界面活性剤は、ココアンホ酢酸ナトリウム、ココアンホ二酢酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホ二酢酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸アンモニウム、ココアンホ酢酸アンモニウム、トリエタノールアミンラウロアンホ酢酸ナトリウム、ココアンホ酢酸トリエタノールアミン、及びそれらの混合物からなる群から選択される。
洗浄性界面活性剤系は、分子構造内部にヒドロキシル基を有する1種以上の双性イオン性界面活性剤を組成物の少なくとも1重量%含み得る。双極性イオン界面活性剤は、脂肪族第四級アンモニウム化合物、ホスホニウム化合物、及びスルホニウム化合物の誘導体であり得、その脂肪族基が直鎖又は分岐鎖であり、その脂肪族置換基のうちの1つが約8~約18個の炭素原子を含み、また1つが、カルボキシ、スルホネート、サルフェート、ホスフェート、又はホスホネートなどのアニオン性基を含む。双極性イオン界面活性剤は、コカミドエチルベタイン、コカミドプロピルアミンオキシド、コカミドプロピルベタイン、コカミドプロピルジメチルアミノヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン、コカミドプロピルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、ココベタインアミドアンホプロピオネート、ココ-ベタイン、ココ-ヒドロキシスルタイン、ココ/オレアミドプロピルベタイン、ココ-スルタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウリルスルタイン、及びこれらの混合物からなる群から選択される。双極性イオン性界面活性剤は、ラウリルヒドロキシスルタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、ココ-ベタイン、ココ-ヒドロキシスルタイン、ココ-スルタイン、ラウリルベタイン、ラウリルスルタイン、及びこれらの混合物からなる群から選択されてもよい。
界面活性剤は、双極性イオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群から選択され得る。界面活性剤はアニオン性界面活性剤であり得、本組成物は共界面活性剤を更に含み、この共界面活性剤は双極性イオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される。共界面活性剤は、コカミド、コカミドメチルMEA、コカミドDEA、コカミドMEA、コカミドMIPA、ラウラミドDEA、ラウラミドMEA、ラウラミドMIPA、ミリスタミドDEA、ミリスタミドMEA、PEG-20コカミドMEA、PEG-2コカミド、PEG-3コカミド、PEG-4コカミド、PEG-5コカミド、PEG-6コカミド、PEG-7コカミド、PEG-3ラウラミド、PEG-5ラウラミド、PEG-3オレアミド、PPG-2コカミド、PPG-2ヒドロキシエチルコカミド、及びこれらの混合物からなる群から選択される非イオン性界面活性剤であってもよい。共界面活性剤は双極性イオン界面活性剤であってもよく、この双極性イオン界面活性剤は、ラウリルヒドロキシスルタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、ココ-ベタイン、ココ-ヒドロキシスルタイン、ココスルタイン、ラウリルベタイン、ラウリルスルタイン、及びこれらの混合物からなる群から選択される。
液体担体
適切な量の液体担体を含めることにより、適度な液体粘度及びレオロジーを有するシャンプー組成物の形成を促進することができる。シャンプー組成物は、組成物の約50重量%~約95重量%、約60重量%~約85重量%,約65重量%~約80重量%,約68重量%~約78重量%、及び/又は約70重量%~約77重量%の液体担体を含み得る。
液体担体は、水であり得、又は水と有機溶媒との混和性混合物であり得る。液体キャリアは、他の必須の又は任意の構成成分の微量成分として組成物中に別に付随的に組み込む場合を除き、最小限の有機溶媒を有するか、又は有意の濃度の有機溶媒を有さない水であってもよい。好適な有機溶媒としては、低級アルキルアルコール及び多価アルコールの水溶液を挙げることができる。有用な低級アルキルアルコールとしては、エタノール及びイソプロパノールなどの1~6個の炭素を有する一価アルコールが挙げられる。例示的な多価アルコールとしては、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、及びプロパンジオールが挙げられる。
任意の成分
泡シャンプー組成物は、有益剤を含むが、これらに限定されない、1つ以上の任意成分を更に含み得る。好適な有益剤としては、非シリコーンコンディショニング剤、カチオン性ポリマー、抗ふけ活性物質、ゲルネットワーク、キレート剤、及びヒマワリ油又はヒマシ油等の天然油が挙げられるが、これらに限定されない。更なる好適な任意成分としては、香料、香料マイクロカプセル、着色剤、粒子、抗菌剤、消泡剤(foam busters)、帯電防止剤、レオロジー変性剤及び増粘剤、懸濁材料及び構造化剤、pH調整剤及び緩衝剤、防腐剤、真珠光沢剤、溶媒、希釈剤、抗酸化剤、ビタミン並びにこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
そのような任意成分は、組成物の成分に物理的及び化学的に相溶性でなければならず、製品の安定性、審美性、又は性能を過度に損なってはいけない。CTFA Cosmetic Ingredient Handbook,Tenth Edition(the Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Association,Inc.(Washington,D.C.)より出版)(2004年)(本明細書、以下「CTFA」と呼ぶ)に、本明細書の組成物に付加され得る様々な非限定的な材料が記載されている。
非シリコーンコンディショニング剤
本明細書に記載の泡シャンプー組成物のコンディショニング剤はまた、単独又は上記のシリコーンなどのその他のコンディショニング剤と組み合わせてのいずれかで、少なくとも1種の有機コンディショニング剤を含むことができる。有機コンディショニング剤の非限定例を下記で説明する。
炭化水素油
シャンプー組成物でコンディショニング剤として使用するために好適な有機コンディショニング剤としては、少なくとも約10の炭素原子を有する炭化水素油、例えば、環状炭化水素、直鎖脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)、及び分岐鎖脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)(これらのポリマー及びこれらの混合物を含む)が挙げられるが、これらに限定されない。直鎖炭化水素油は、約C12~約C19であってよい。分岐鎖炭化水素油(炭化水素ポリマーを含む)は、典型的に、19個超の炭素原子を含有する。
ポリオレフィン
本明細書に記載される泡シャンプー組成物で使用するための有機コンディショニングオイルとしては、液体ポリ-α-オレフィン及び/又は水素添加液体ポリ-α-オレフィンを含む液体ポリオレフィンも挙げられる。本明細書で用いるためのポリオレフィンは、C~約C14、一実施形態では約C~約C12のオレフィン系モノマーを重合させることによって調製される。
脂肪酸エステル
本明細書に記載される泡シャンプー組成物でコンディショニング剤として使用するために好適な他の有機コンディショニング剤としては、少なくとも10個の炭素原子を有する脂肪酸エステルが挙げられる。これら脂肪族エステルとしては、脂肪酸又はアルコールに由来するヒドロカルビル鎖を有するエステルが挙げられる。本明細書における脂肪酸エステルのヒドロカルビル基は、アミド及びアルコキシ部分(例えば、エトキシ又はエーテル結合等)等、他の適合性官能基を含んでいてもよく、それに共有結合していてもよい。不飽和グリセリルエステルから調製される他のオリゴマー又はポリマーのエステルも、コンディショニング材料として使用することができる。
フッ素化コンディショニング化合物
有機コンディショニング剤として毛髪にコンディショニング効果を送達するのに好適なフッ素化化合物としては、ペルフルオロポリエーテル、ペルフルオロ化オレフィン、上記に記載したシリコーン流体に類似する流体又はエラストマー形態であり得るフッ素系特殊ポリマー、及びペルフルオロ化ジメチコンが挙げられる。
脂肪族アルコール
本明細書に記載される泡シャンプー組成物で使用するための好適な他の有機コンディショニングオイルとしては、少なくとも約10個の炭素原子、約10~約22個の炭素原子、及び一実施形態では約12~約16個の炭素原子を有する脂肪族アルコールが挙げられるが、これらに限定されない。
アルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体
本明細書に記載される泡シャンプー組成物で使用するために好適な有機コンディショニングオイルとしては、アルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。好適なアルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体の非限定的な具体例としては、Amercholから市販されているGlucam E-10、Glucam E-20、Glucam P-10、及びGlucquat 125が挙げられる。
ポリエチレングリコール
コンディショニング剤として本明細書において有用な追加の化合物としては、CTFA名称がPEG-200、PEG-400、PEG-600、PEG-1000、PEG-2M、PEG-7M、PEG-14M、PEG-45Mであるもの、及びこれらの混合物等の、約2,000,000以下の分子量を有するポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコールが挙げられる。
カチオン性ポリマー
シャンプー組成物は、カチオン性ポリマーを更に含むことができる。これらのカチオン性ポリマーは、(a)カチオン性グアーポリマー、(b)カチオン性非グアーガラクトマンナンポリマー、(c)カチオン性タピオカポリマー、(d)アクリルアミドモノマーとカチオン性モノマーとのカチオン性コポリマー、及び/又は(e)洗浄性界面活性剤と組み合わせた際にリオトロピック液晶を形成してもしなくてもよい、合成非架橋カチオン性ポリマー、(f)カチオン性セルロースポリマー、のうちの少なくとも1つを含み得る。更に、カチオン性ポリマーは、カチオン性ポリマーの混合物であってもよい。
シャンプー組成物は、カチオン置換したガラクトマンナン(グアー)ガム誘導体であるカチオン性グアーポリマーを含み得る。これらのグアーガム誘導体の調製に用いられるグアーガムは、典型的に、グアープラントの種から天然に産出される材料として得られる。グアー分子自体は、単員ガラクトース単位が交互にマンノース単位上にある、一定の間隔で分岐する直鎖状マンナンである。マンノース単位は、β(1-4)グリコシド結合によって互いに結合している。ガラクトース分岐は、α(1-6)結合によって生じる。グアーガムのカチオン性誘導体は、ポリガラクトマンナンのヒドロキシル基と反応性第四級アンモニウム化合物との間の反応によって得られる。グアー構造上へのカチオン性基の置換度は、上述の必要なカチオン性電荷密度を提供するのに十分でなくてはならない。
カチオン性グアーポリマーを挙げることができるが、これに限定されない、カチオン性ポリマーは、2,000,000g/モル未満、又は約10,000~約2,000,000g/モル、又は約50,000~約2,000,000g/モル、又は約100,000~約2,000,000g/モル、又は約10,000~約1,000,000g/モル、又は約25,000~約1,000,000g/モル、又は約50,000~約1,000,000g/モル、又は約100,000~約1,000,000g/モルの重量平均分子量を有する。カチオン性グアーポリマーは、約0.2~約2.2meq/g、又は約0.3~約2.0meq/g、又は約0.4~約1.8meq/g、又は約0.5meq/g~約1.7meq/gの電荷密度を有し得る。
カチオン性グアーポリマーは、約1,000,000g/モル未満の重量平均分子量を有し得、約0.1meq/g~約2.5meq/gの電荷密度を有し得る。一実施形態では、カチオン性グアーポリマーは、950,000g/モル未満、又は約10,000~約900,000g/モル、又は約25,000~約900,000g/モル、又は約50,000~約900,000g/モル、又は約100,000~約900,000g/モル、約150,000~約800,000g/モルの重量平均分子量を有する。カチオン性グアーポリマーは、約0.2~約2.2meq/g、又は約0.3~約2.0meq/g、又は約0.4~約1.8meq/g、又は約0.5meq/g~約1.5meq/gの電荷密度を有し得る。シャンプー組成物は、組成物の総重量に対して、約0.05重量%~約2重量%、約0.05重量%~約1.8重量%、約0.05重量%~約1.5重量%、約0.05重量%~約1.2重量%、約0.05重量%~約1重量%、約0.05重量%~約0.9重量%、約0.1重量%~約0.8重量%、又は約0.2重量%~約0.7重量%のカチオン性ポリマー(a)を含むことができる。
カチオン性グアーポリマーは、第四級アンモニウム化合物から形成することができる。カチオン性グアーポリマーを形成するための第四級アンモニウム化合物は、次の一般式1に適合することができ、
Figure 0007280265000007
式中、R、R、及びRは、メチル又はエチル基であり、Rは、一般式2のエポキシアルキル基であるか、
Figure 0007280265000008
又は、Rは、一般式3のハロヒドリン基であり、
Figure 0007280265000009
式中、Rは、C~Cアルキレンであり、Xは、塩素又は臭素であり、Zは、Cl-、Br-、I-、又はHSO-などのアニオンである。
カチオン性グアーポリマーは次の一般式4に適合することができ、
Figure 0007280265000010
式中、Rは、グアーガムであり、R、R、R、及びRは、上の定義と同様であり、Zは、ハロゲンである。カチオン性グアーポリマーは次の式5に適合することができる。
Figure 0007280265000011
好適なカチオン性グアーポリマーとしては、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドなどのカチオン性グアーガム誘導体が挙げられる。カチオン性グアーポリマーは、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドであり得る。グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドの具体的な例としては、Rhone-Poulenc Incorporatedから市販されているJaguar(登録商標)シリーズ、例えば、Rhodiaから市販されているJaguar(登録商標)C-500が挙げられる。Jaguar(登録商標)C-500は、0.8meq/gの電荷密度及び500,000g/モルの重量平均分子量を有する。他の好適なグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドは、約1.1meq/gの電荷密度及び約500,000g/モルの重量平均分子量を有し、ASIから入手可能なグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、約1.5meq/gの電荷密度及び約500,000g/モルの重量平均分子量を有し、ASIから入手可能なグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドである。他の好適なグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドは、約0.7meq/gの電荷密度及び約600,000g/モルの重量平均分子量を有し、Rhodiaから入手可能なHi-Care1000;約0.7meq/gの電荷密度及び約425,000g/モルの重量平均分子量を有し、ASIから入手可能なN-Hance(商標)3269及びN-Hance(商標)3270、約0.7meq/gの電荷密度及び約500,000g/モルの重量平均分子量を有し、Ashland(商標)から入手可能なN-Hance(商標)3271、約0.9meq/gの電荷密度及び約50,000g/モルの重量平均分子量を有し、ASIから入手可能なAquaCat(商標)CG518;約1.1meq/gの電荷密度及び約800,000の重量平均分子量のボレート(ホウ素)を含まないグアーであるBF-13、並びに約1.7meq/gの電荷密度及び約800,000のM.W.tのボレート(ホウ素)を含まないグアーであるBF-17(いずれもASIから入手可能)である。
他の好適なグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドは、約1.0meq/gの電荷密度及び約1,600,000g/モルの重量平均分子量を有し、Ashland(商標)から入手可能なN-Hance(商標)CG17、並びに約0.7meq/gの電荷密度及び約1,700,000g/モルの重量平均分子量を有し、Ashland(商標)から入手可能なN-Hance(商標)3196である。
シャンプー組成物には、モノマー対モノマー基準でマンノースとガラクトースとの比率が2:1より大きいガラクトマンナンポリマー誘導体を含んでよく、ガラクトマンナンポリマー誘導体は、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体、及び正味の正電荷を有する両性ガラクトマンナンポリマー誘導体からなる群から選択される。本明細書で使用するとき、用語「カチオン性ガラクトマンナン」は、カチオン性基が付加されたガラクトマンナンポリマーを指す。用語「両性ガラクトマンナン」は、ポリマーが正味の正電荷を有するようにカチオン性基及びアニオン性基が付加されたガラクトマンナンポリマーを指す。
ガラクトマンナンポリマーは、マメ科植物の種子の内胚乳に存在する。ガラクトマンナンポリマーは、マンノースモノマーとガラクトースモノマーとの組み合わせから構成される。ガラクトマンナン分子は、特定のマンノース単位上の単員ガラクトース単位が一定の間隔で分岐した直鎖状マンナンである。マンノース単位は、β(1-4)グリコシド結合によって互いに結合されている。ガラクトース分岐は、α(1-6)結合によって生じる。ガラクトースモノマーに対するマンノースモノマーの比率は、植物種によって様々であり、気候の影響も受ける。使用に好適な非グアーガラクトマンナンポリマー誘導体は、モノマー対モノマー基準で2:1より大きいガラクトースに対するマンノースの比率を有し得る。好適なガラクトースに対するマンノースの比率は、約3:1より大きくてもよく、ガラクトースに対するマンノースの比率は約4:1より大きくてもよい。ガラクトースに対するマンノースの比率の分析は、当該技術分野において周知であり、典型的には、ガラクトース含量の測定に基づく。
非グアーガラクトマンナンポリマー誘導体の調製に用いられるガムは、典型的には、植物の種又はマメなどの天然物質として得られる。様々な非グアーガラクトマンナンポリマーの例としては、タラガム(マンノース3部/ガラクトース1部)、イナゴマメ又はカロブ(マンノース4部/ガラクトース1部)、及びカッシアガム(マンノース5部/ガラクトース1部)が挙げられるが、これらに限定されない。
非グアー性ガラクトマンナンポリマー誘導体は、約1,000~約1,000,000、及び/又は約5,000(form about)~約900,000の分子量を有し得る。
シャンプー組成物はまた、約0.5meq/g~約7meq/gのカチオン電荷密度を有するガラクトマンナンポリマー誘導体を含むこともでき、このガラクトマンナンポリマー誘導体は、約1meq/g~約5meq/gのカチオン電荷密度を有することができる。ガラクトマンナン構造へのカチオン性基の置換度は、必要なカチオン性電荷密度をもたらすのに十分である必要がある。
ガラクトマンナンポリマー誘導体は、非グアーガラクトマンナンポリマーのカチオン性誘導体であってよく、これは、ポリガラクトマンナンポリマーのヒドロキシル基と反応性第四級アンモニウム化合物との反応によって得られる。カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体の形成に使用する好適な第四級アンモニウム化合物としては、上記で定義された一般式1~5に適合するものが挙げられる。
上記の試薬から形成されるカチオン性非グアーガラクトマンナンポリマー誘導体は、一般式6により表され、
Figure 0007280265000012
式中、Rはガムである。カチオン性ガラクトマンナン誘導体は、ガムヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドであることができ、これは、より具体的には、以下の一般式7によって表すことができる。
Figure 0007280265000013
代替的に、ガラクトマンナンポリマー誘導体は、正味の正電荷を有する両性ガラクトマンナンポリマー誘導体であってよく、これはカチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体がアニオン基を更に含む場合に得られる。
カチオン性非グアーガラクトマンナンは、約4:1を超えるガラクトースに対するマンノースの比率、約50,000g/モル~約1,000,000g/モル、及び/又は約100,000g/モル~約900,000g/モルの重量平均分子量、並びに約1meq/g~約5meq/g、及び/又は2meq/g~約4meq/gのカチオン電荷密度を有し得、カッシアという植物から得ることもできる。
シャンプー組成物は、組成物の少なくとも約0.05重量%のガラクトマンナンポリマー誘導体、あるいは、組成物の約0.05重量%~約2重量%のガラクトマンナンポリマー誘導体を含み得る。
シャンプー組成物は水溶性のカチオン変性デンプンポリマーを含み得る。本明細書で使用するとき、用語「カチオン変性デンプン」とは、デンプンがより小さい分子量に分解される前にカチオン性基が付加されたデンプン、又はデンプンの変性後にカチオン性基が付加されて所望の分子量に達したデンプンを指す。用語「カチオン変性デンプン」の定義には、両性変性デンプンも含まれる。用語「両性変性デンプン」とは、カチオン性基及びアニオン性基が付加されたデンプン加水分解物を指す。
シャンプー組成物は、組成物の約0.01重量%~約10重量%、及び/又は約0.05重量%~約5重量%の範囲のカチオン変性デンプンポリマーを含み得る。
本発明で開示されるカチオン変性デンプンポリマーは、約0.5%~約4%の結合窒素の百分率を有する。
シャンプー組成物で使用するためのカチオン変性デンプンポリマーは、約50,000g/モル~約1,000,000g/モル、及び/又は約100,000g/モル~約1,000,000g/モルの重量平均分子量を有し得る。
シャンプー組成物は、約0.2meq/g~約5meq/g、及び/又は約0.2meq/g~約2meq/gの電荷密度を有するカチオン変性デンプンポリマーを含み得る。このような電荷密度を得るための化学修飾としては、デンプン分子にアミノ基及び/又はアンモニウム基を付加することが挙げられるが、これに限定されない。これらのアンモニウム基の非限定的な例としては、ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、トリメチルヒドロキシプロピルアンモニウムクロリド、ジメチルステアリルヒドロキシプロピルアンモニウムクロリド、及びジメチルドデシルヒドロキシプロピルアンモニウムクロリドなどの置換基を挙げることができる。Solarek,D.B.,Cationic Starches in Modified Starches:Properties and Uses,Wurzburg,O.B.,Ed.,CRC Press,Inc.(Boca Raton,Fla.),1986,pp 113~125を参照のこと。カチオン性基は、より小さな分子量に分解される前にデンプンに付加されてもよく、又はカチオン性基は、そのような変性の後に付加されてもよい。
カチオン変性デンプンポリマーは通常、約0.2~約2.5のカチオン性基の置換度を有する。本明細書で使用するとき、カチオン変性デンプンポリマーの「置換度」とは、置換基によって誘導体化された各無水グルコース単位上のヒドロキシル基数の平均値である。各無水グルコース単位は、置換に利用できる3個の可能なヒドロキシル基を有し、可能な最大置換度は3である。置換度は、無水グルコース単位1mol当たりの置換基のmol数として、mol平均基準で表わされる。置換度は、当該技術分野において周知のプロトン核磁気共鳴分光法(「.sup.1H NMR」)法を使用して求めることができる。好適な.sup.1H NMR法としては、「Observation on NMR Spectra of Starches in Dimethyl Sulfoxide,Iodine-Complexing,and Solvating in Water-Dimethyl Sulfoxide」,Qin-Ji Peng and Arthur S.Perlin,Carbohydrate Research,160(1987),57-72;及び「An Approach to the Structural Analysis of Oligosaccharides by NMR Spectroscopy」,J.Howard Bradbury and J.Grant Collins,Carbohydrate Research,71,(1979),15~25に記載されているものが挙げられる。
化学変性前のデンプン源は、塊茎、マメ科植物、穀草、及び穀物などの様々な供給源から選択することができる。この供給源のデンプンの非限定的な例としては、トウモロコシデンプン、コムギデンプン、コメデンプン、ワキシーコーンスターチ、オートムギデンプン、キャッサバデンプン、もち麦、もち米(waxy rice)デンプン、グルテン状ライススターチ、もち米(sweet rice)デンプン、アミオカ、ジャガイモデンプン、タピオカデンプン、オートムギデンプン、サゴデンプン、もち米、又はこれらの混合物を挙げることができる。
カチオン変性デンプンポリマーは、分解カチオン性トウモロコシデンプン、カチオン性タピオカ、カチオン性ジャガイモデンプン、及びこれらの混合物から選択することができる。代替的に、カチオン変性デンプンポリマーは、カチオン性コーンスターチ及びカチオン性タピオカである。
デンプンは、より小さな分子量まで分解する前又は変性する前に、1種以上の追加の変性を含み得る。例えば、これらの変性としては、架橋、安定化反応、リン酸化反応、及び加水分解を挙げることができる。安定化反応としては、アルキル化及びエステル化を挙げることができる。
カチオン変性デンプンポリマーは、加水分解デンプン(例えば、酸、酵素、若しくはアルカリ分解)、酸化デンプン(例えば、過酸化物、過酸、次亜塩素酸塩、アルカリ、若しくはその他のいずれかの酸化剤)、物理的又は機械的に分解させたデンプン(例えば、加工装置の熱機械エネルギー投入によるもの)、又はこれらの組み合わせの形態で組成物に組み込んでよい。
デンプンの最適な形態は、水に容易に溶解して、実質的に透明な水溶液(600nmの透過率が80%以上)を形成する形状である。組成物の透過率は、紫外可視(Ultra-Violet/Visible、UV/VIS)吸光度測定法によって測定され、この測定法は、関連する指示事項に従って、Gretag Macbeth Colorimeter Color i 5を用いて、サンプルのUV/VIS光の吸収率又は透過率を測定する。600ナノメートルの光波長が、化粧品組成物の透明度を特徴付けるのに適していることが示されている。
シャンプー組成物で使用するための好適なカチオン変性デンプンは、既知のデンプン供給元から入手可能である。また、シャンプー組成物での使用に好適なものは、当該技術分野において既知のカチオン変性デンプンを更に誘導体化することができる非イオン性変性デンプンである。他の好適な変性デンプンの出発物質は、シャンプー組成物での使用に好適なカチオン変性デンプンポリマーを生成するために、当該技術分野において既知であるように、第四級化され得る。
デンプン分解手順:デンプンスラリーは、水中に粒状のデンプンを混合することによって調製することができる。温度を約35℃まで上昇させる。次に、デンプンに基づいて約50ppmの濃度で、過マンガン酸カリウム水溶液を添加する。水酸化ナトリウムでpHを約11.5まで上昇させ、スラリーを十分に攪拌して、デンプンが沈殿しないようにする。次に、過酸化物濃度がデンプンに基づいて約1%になるまで、水で希釈した過酸化水素の約30%溶液を加える。続いて、追加の水酸化ナトリウムを加えることによって、pHを約11.5に戻す。この反応は、約1~約20時間かけて完了する。次に、混合物を希塩酸で中和する。分解したデンプンをろ過によって回収してから、洗浄、乾燥する。
シャンプー組成物は、アクリルアミドモノマーとカチオン性モノマーとのカチオン性コポリマーを含むことができ、このコポリマーは、約1.0meq/g~約3.0meq/gの電荷密度を有する。カチオン性コポリマーは、アクリルアミドモノマーとカチオン性モノマーとの合成カチオン性コポリマーであってよい。
カチオン性コポリマーは、以下を含み得る。
(i)次式AMのアクリルアミドモノマー:
Figure 0007280265000014
式中、Rは、H、又はC1~4アルキルであり、R10及びR11は独立して、H、C1~4アルキル、CHOCH、CHOCHCH(CH、及びフェニルからなる群から選択されるか、共にC3~6シクロアルキルを形成する。
(ii)次式CMに適合するカチオン性モノマー:
Figure 0007280265000015
式中、kは1であり、v、v’、及びv’’はそれぞれ独立して、1~6の整数であり、wは0、又は1~10の整数であり、Xはアニオンである。
カチオン性モノマーは、式CMに適合し、式中、k=1、v=3及びw=0、z=1であり、XはClであって、次の構造を形成することができる。
Figure 0007280265000016
上の構造は、ジクワット(diquat)と称されることがある。代替的に、カチオン性モノマーは、式CMに適合することができ、式中、v及びv’’はそれぞれ3であり、v’=1、w=1、y=1であり、XはClであって、次のようになる。
Figure 0007280265000017
上記の構造は、トリクワット(triquat)と称されることがある。
好適なアクリルアミドモノマーとしては、アクリルアミド又はメタクリルアミドのいずれかが挙げられ得るが、これらに限定されない。
カチオン性コポリマーは、アクリルアミドモノマー及びカチオン性モノマーであってもよく、カチオン性モノマーは、以下からなる群から選択される:ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジテルチオ(ditertio)ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノメチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド;エチレンイミン、ビニルアミン、2-ビニルピリジン、4-ビニルピリジン;トリメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレートクロリド、トリメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレートメチルサルフェート、ジメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレートベンジルクロリド、4-ベンゾイルベンジルジメチルアンモニウムエチルアクリレートクロリド、トリメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリルアミドクロリド、トリメチルアンモニウムプロピル(メタ)アクリルアミドクロリド、ビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド、及びこれらの混合物からなる群から選択される。
カチオン性コポリマーは、トリメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレートクロリド、トリメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレートメチルサルフェート、ジメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレートベンジルクロリド、4-ベンゾイルベンジルジメチルアンモニウムエチルアクリレートクロリド、トリメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリルアミドクロリド、トリメチルアンモニウムプロピル(メタ)アクリルアミドクロリド、ビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、及びこれらの混合物を含むカチオン性モノマーからなる群から選択されるカチオン性モノマーを含むことができる。
カチオン性コポリマーは、水溶性であってよい。カチオン性コポリマーは、(1)(メタ)アクリルアミドと(メタ)アクリルアミドを主成分とするカチオン性モノマーとのコポリマー、並びに/又は加水分解に対して安定なカチオン性モノマー、(2)(メタ)アクリルアミドと、カチオン性(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするモノマーと、(メタ)アクリルアミドを主成分とするモノマーとのターポリマー、並びに/又は加水分解に対して安定なカチオン性モノマーから形成される。カチオン性(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするモノマーは、第四級化窒素原子を含む(メタ)アクリル酸のカチオン化エステルであってよい。第四級化窒素原子を含む(メタ)アクリル酸のカチオン化エステルは、アルキル基及びアルキレン基内のC1~C3で第四級化されたジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートであってもよい。第四級化窒素原子を含む(メタ)アクリル酸の好適なカチオン化エステルは、塩化メチルで第四級化されたジメチルアミノメチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノメチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、及びジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレートのアンモニウム塩からなる群から選択することができる。第四級化窒素原子を含む(メタ)アクリル酸のカチオン化エステルは、アルキルハライドで、又はメチルクロリド若しくはベンジルクロリド若しくはジメチルサルフェート(ADAME-Quat)で第四級化されたジメチルアミノエチルアクリレートであってもよい。(メタ)アクリルアミドを主成分とした場合、カチオン性モノマーは、アルキル基及びアルキレン基内のC1~C3で第四級化されたジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド、又はアルキルハライド若しくは塩化メチル若しくは塩化ベンジル若しくはジメチルサルフェートで第四級化されたジメチルアミノプロピルアクリルアミドであってもよい。
(メタ)アクリルアミドを主成分とする好適なカチオン性モノマーには、アルキル基及びアルキレン基内のC1~C3で第四級化されたジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドが挙げられる。(メタ)アクリルアミドを主成分とするカチオン性モノマーは、ハロゲン化アルキルで、特にメチルクロリド若しくはベンジルクロリド若しくはジメチルサルフェートで第四級化されたジメチルアミノプロピルアクリルアミドであり得る。
カチオン性モノマーは、加水分解に対して安定なカチオン性モノマーであってよい。ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド以外に、加水分解に対して安定なカチオン性モノマーは、OECD加水分解試験に対して安定であるとみなすことができる全てのモノマーであり得る。カチオン性モノマーは加水分解に対して安定であることができ、加水分解に対して安定なカチオン性モノマーは、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド、及び水溶性カチオン性スチレン誘導体からなる群から選択することができる。
カチオン性コポリマーは、アクリルアミドと、メチルクロリドで第四級化された2-ジメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレート(ADAME-Q)と、メチルクロリドで第四級化された3-ジメチルアンモニウムプロピル(メタ)アクリルアミド(DIMAPA-Q)とのターポリマーであり得る。カチオン性コポリマーは、アクリルアミド及びアクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドから形成することができ、このアクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドは、約1.0meq/g~約3.0meq/gの電荷密度を有する。
カチオン性コポリマーは、約1.1meq/g~約2.5meq/g、又は約1.1meq/g~約2.3meq/g、又は約1.2meq/g~約2.2meq/g、又は約1.2meq/g~約2.1meq/g、又は約1.3meq/g~約2.0meq/g、又は約1.3meq/g~約1.9meq/gの電荷密度を有することができる。
カチオン性コポリマーは、約10,000g/モル~約1,000,000g/モル、又は約25,000g/モル~約1,000,000g/モル、又は約50,000g/モル~約1,000,000g/モル、又は約100,000g/モル~約1,000,000g/モル、又は約150,000g/モル~約1,000,000g/モルの重量平均分子量を有し得る。
カチオン性合成ポリマー
シャンプー組成物は、カチオン性合成ポリマーを含むことができ、
i)1以上のカチオン性モノマー単位、及び任意選択的に、
ii)負電荷を有する1以上のモノマー単位、及び/又は
iii)非イオン性モノマー、から形成され得る。
ここで、結果として得られるコポリマーの電荷は正である。これらの3種のモノマーの比は「m」、「p」及び「q」で表され、ここで「m」は、カチオン性モノマーの数であり、「p」は、負電荷を有するモノマーの数であり、「q」は、非イオン性モノマーの数である。
カチオン性ポリマーは、以下の構造を有する、水溶性又は分散性で、非架橋型の合成カチオン性ポリマーであってもよく、
Figure 0007280265000018
式中、Aは以下のカチオン性部分のうちの1つ以上であってよく、
Figure 0007280265000019
式中、@は、アミド、アルキルアミド、エステル、エーテル、アルキル、又はアルキルアリールであり、
Yは、C1~C22アルキル、アルコキシ、アルキリデン、アルキル、又はアリールオキシであり、
Ψは、C1~C22のアルキル、アルキルオキシ、アルキルアリール又はアルキルアリールオキシであり、
Zは、C1~C22アルキル、アルキルオキシ、アリール又はアリールオキシであり、
R1は、H、C1~C4の直鎖又は分岐アルキルであり、
sは、0又は1であり、nは、0又は≧1であり、
T及びR7は、C1~C22アルキルであり、
は、ハロゲン、ヒドロキシド、アルコキシド、サルフェート又はアルキルサルフェートである。
上記の構造中、負電荷を有するモノマーは、R2’がH、C1~C4の直鎖又は分岐アルキルであり、R3が以下のとおりであることによって定義される。
Figure 0007280265000020
式中、Dは、O、N、又はSであり、
Qは、NH、又はOであり、
uは、1~6であり、
tは、0~1であり、及び
Jは、元素P、S、Cを含有する酸素化された官能基である。
上記の構造中、非イオン性モノマーは、R2’’がH、C1~C4の直鎖又は分岐アルキルであることと、R6が直鎖又は分岐アルキル、アルキルアリール、アリールオキシ、アルキルオキシ、アルキルアリールオキシであることと、によって定義され、βは以下のように定義され,
Figure 0007280265000021
式中、G’及びG’’は互いに独立して、O、S、又はN-Hであり、Lは、0又は1である。
カチオン性モノマーの例としては、アミノアルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アミノアルキル(メタ)アクリルアミド;少なくとも1つの第二級、第三級、若しくは第四級アミン官能基、又は窒素原子を含有する複素環基、ビニルアミン又はエチレンイミンを含むモノマー;ジアリルジアルキルアンモニウム塩;これらの混合物、これらの塩、及びこれらに由来するマクロモノマーが挙げられる。
カチオン性モノマーの更なる例としては、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジテルチオ(ditertio)ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノメチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、エチレンイミン、ビニルアミン、2-ビニルピリジン、4-ビニルピリジン、トリメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレートクロリド、トリメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレートメチルサルフェート、ジメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレートベンジルクロリド、4-ベンゾイルベンジルジメチルアンモニウムエチルアクリレートクロリド、トリメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリルアミドクロリド、トリメチルアンモニウムプロピル(メタ)アクリルアミドクロリド、ビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドが挙げられる。
好適なカチオン性モノマーとしては、式-NR (式中、Rは、同じであるか又は異なるものであり、水素原子、1~10個の炭素原子を含むアルキル基、又はベンジル基を表し、任意選択的にヒドロキシル基を有する)の第四級アンモニウム基を含み、アニオン(対イオン)を含むものが挙げられる。アニオンの例は、塩化物、臭化物などのハロゲン化物、サルフェート、ヒドロサルフェート、アルキルサルフェート(例えば、1~6個の炭素原子を含む)、ホスフェート、シトレート、ホルメート、及びアセテートである。
好適なカチオン性モノマーとしては、トリメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレートクロリド、トリメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレートメチルサルフェート、ジメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリレートベンジルクロリド、4-ベンゾイルベンジルジメチルアンモニウムエチルアクリレートクロリド、トリメチルアンモニウムエチル(メタ)アクリルアミドクロリド、トリメチルアンモニウムプロピル(メタ)アクリルアミドクロリド、ビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロリドが挙げられる。
更なる好適なカチオン性モノマーとしては、トリメチルアンモニウムプロピル(メタ)アクリルアミドクロリドが挙げられる。
負電荷を有するモノマーの例としては、ホスフェート又はホスホネート基を含むαエチレン性不飽和モノマー、αエチレン性不飽和モノカルボン酸、αエチレン性不飽和ジカルボン酸のモノアルキルエステル、αエチレン性不飽和ジカルボン酸のモノアルキルアミド、スルホン酸基を含むαエチレン性不飽和化合物、及びスルホン酸基を含むαエチレン性不飽和化合物の塩が挙げられる。
負電荷を有する好適なモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸、ビニルスルホン酸の塩、ビニルベンゼンスルホン酸、ビニルベンゼンスルホン酸の塩、α-アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸、α-アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸の塩、2-スルホエチルメタクリレート、2-スルホエチルメタクリレートの塩、アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸(AMPS)、アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸の塩、及びスチレンスルホネート(SS)が挙げられる。
非イオン性モノマーの例としては、酢酸ビニル、αエチレン性不飽和カルボン酸のアミド、αエチレン性不飽和モノカルボン酸と水素化又はフッ素化アルコールとのエステル、ポリエチレンオキシド(メタ)アクリレート(すなわちポリエトキシル化(メタ)アクリル酸)、αエチレン性不飽和ジカルボン酸のモノアルキルエステル、αエチレン性不飽和ジカルボン酸のモノアルキルアミド、ビニルニトリル、ビニルアミンアミド、ビニルアルコール、ビニルピロリドン、及びビニル芳香族化合物が挙げられる。
好適な非イオン性モノマーとしては、スチレン、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリロニトリル、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n-プロピルアクリレート、n-ブチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n-プロピルメタクリレート、n-ブチルメタクリレート、2-エチル-ヘキシルアクリレート、2-エチル-ヘキシルメタクリレート、2-ヒドロキシエチルアクリレート、及び2-ヒドロキシエチルメタクリレートが挙げられる。
合成カチオン性ポリマーと結合するアニオン性対イオン(X-)は、そのポリマーが、水、シャンプー組成物、又はシャンプー組成物のコアセルベート相に溶解可能又は分散可能なままであると共に、その対イオンが、シャンプー組成物の必須成分と物理的にも化学的にも相溶性である、又は製品の性能、安定性、若しくは審美性を著しく損なわない限り、いずれの既知の対イオンであってもよい。このような対イオンの非限定例としては、ハロゲン化物(例えば、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素)、サルフェート及びメチルサルフェートが挙げられる。
カチオン性ポリマーの濃度は、シャンプー組成物の約0.025重量%~約5重量%、約0.1重量%~約3重量%、及び/又は約0.2重量%~約1重量%の範囲である。
好適なカチオン性セルロースポリマーは、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの塩であり、これは、当業界(CTFA)ではポリクオタニウム10と称され、Dow/Amerchol Corp.(Edison,N.J.,USA)から、Polymer LR、JR、及びKGシリーズのポリマーで入手可能である。カチオン性セルロースの他の好適な種類としては、当業界(CTFA)ではポリクオタニウム24と呼ばれる、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと反応させたヒドロキシエチルセルロースのポリマー性第四級アンモニウム塩が挙げられる。これらの物質は、Dow/Amerchol Corpより、Polymer LM-200の商標名で入手可能である。カチオン性セルロースの他の好適な種類としては、当業界(CTFA)ではポリクオタニウム67と呼ばれている、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシド及びトリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応させたヒドロキシエチルセルロースのポリマー性第四級アンモニウム塩が挙げられる。これらの物質は、Dow/Amerchol Corp.から、SoftCAT Polymer SL-5、SoftCAT Polymer SL-30、Polymer SL-60、Polymer SL-100、Polymer SK-L、Polymer SK-M、Polymer SK-MH、及びPolymer SK-Hという商品名で入手可能である。
抗ふけ剤
泡シャンプー組成物での使用に適したフケ防止剤としては、ピリジンチオン塩、アゾール(例えば、ケトコナゾール、エコナゾール、及びエルビオール)、硫化セレン、硫黄粒子、サリチル酸、及びこれらの混合物が挙げられる。典型的な抗ふけ剤はピリジンチオン塩である。シャンプー組成物はまた、亜鉛含有層状物質も含むことができる。亜鉛含有層状物質の一例として、炭酸亜鉛物質が挙げられる。これらのうち、炭酸亜鉛及びピリジンチオン塩(特に、ジンクピリジンチオン、又は「ZPT」)はこうした組成物に一般的に用いられており、多くの場合一緒に添加される。
乳化剤
種々のアニオン性及び非イオン性乳化剤を泡シャンプー組成物に使用することができる。アニオン性及び非イオン性乳化剤は、本質的にモノマー又はポリマーのいずれかであることができる。モノマーの例としては、アルキルエトキシレート、アルキルサルフェート、石鹸、及び脂肪酸エステル、並びにこれらの誘導体が例示として挙げられるが、これらに限定されない。ポリマーの例としては、ポリアクリレート、ポリエチレングリコール、及びブロックコポリマー、並びにこれらの誘導体が例示として挙げられるが、これらに限定されない。ラノリン、レシチン及びリグニンなどの天然の乳化剤、並びにこれらの誘導体も、有用な乳化剤の非限定的な例である。
キレート剤
泡シャンプー組成物は、キレート剤も含み得る。好適なキレート剤としては、A E Martell & R M Smith,Critical Stability Constants,Vol.1,Plenum Press,New York & London(1974)及びA E Martell & R D Hancock,Metal Complexes in Aqueous Solution,Plenum Press,New York & London(1996)に記載されるものが挙げられ、いずれも参照により本明細書に組み込まれている。キレート剤に関し、用語「塩及びこれらの誘導体」は、参照しているキレート剤と同じ官能構造(例えば、同じ化学主鎖)を含み、同様の又はより優れたキレート化特性を有する塩及び誘導体を意味する。この用語には、アルカリ金属、アルカリ土類、アンモニウム、置換アンモニウム(すなわち、モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウム)塩、酸性部分を有するキレート剤のエステル、及びこれらの混合物、特に、全てのナトリウム、カリウム又はアンモニウム塩が含まれ得る。用語「誘導体」はまた、米国特許第5,284,972号に例示される化合物などの「キレート化界面活性剤」化合物、及び米国特許5,747,440号に開示されるポリマーEDDS(エチレンジアミン二コハク酸)などの、親キレート剤と同じ官能構造を有する1つ以上のキレート化基を含む大型分子も含む。
泡シャンプー組成物中のEDDSキレート剤の濃度は、約0.01重量%の低濃度、更には約10重量%の高濃度であってよいが、このような高濃度(すなわち、10重量%)を超える場合には、処方及び/又は人の安全性に関する懸念が生じ得る。EDDSキレート剤の濃度は、泡シャンプー組成物の少なくとも約0.05重量%、少なくとも約0.1重量%、少なくとも約0.25重量%、少なくとも約0.5重量%、少なくとも約1重量%、又は少なくとも約2重量%であり得る。約4重量%超の濃度を使用することができるものの、追加効果は得られない。
水性キャリア
泡シャンプー組成物は、注入可能な液体の形態であってよい(周囲条件下)。したがって、このような組成物は、典型的にキャリアを含み、これは泡シャンプー組成物の約40重量%~約80重量%、あるいは約45重量%~約75重量%、あるいは約50重量%~約70重量%の濃度で存在する。キャリアは、水、又は水と有機溶媒との混和性混合物を含んでもよいが、一態様では、他の必須又は任意成分の微量成分として組成物中に偶然取り込まれる場合を除き、最小限の有機溶媒を含むか、又は有意の濃度の有機溶媒を含まない水を含んでもよい。
泡シャンプー組成物において有用な担体としては、水並びに低級アルキルアルコール及び多価アルコールの水溶液が挙げられる。本明細書で有用な低級アルキルアルコールは、1~6個の炭素を有する一価アルコール、一態様では、エタノール及びイソプロパノールである。本明細書で有用な例示的な多価アルコールとしては、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、及びプロパンジオールが挙げられる。
泡の用量
コンパクトシャンプー組成物は、泡の用量として、エアゾールフォーマー又はポンプ式フォーマーなどのフォーマーから分配され得る。泡の用量は、約5cm~約500cm、あるいは約5cm~約450cm、あるいは約10cm~約400cm、あるいは約10cm~約350cm、あるいは約10cm~約300cm、あるいは約20cm~約250cm、あるいは約20cm~約200cm、あるいは約20cm~約150cm、あるいは約20cm~約100cmの体積を有し得る。
泡の用量は、泡の重量で約0.5g~約20g、あるいは約0.5g~約18g、あるいは約0.5g~約16g、あるいは約0.5g~約15g、あるいは約1g~約15g、あるいは約1g~約15g、あるいは約1g~約12g、あるいは約2g~約12g、あるいは約2g~約10g、あるいは約2.5g~約10g、あるいは約3g~約9g、あるいは約3g~約8gの洗浄性界面活性剤を含み得る。
泡の用量はまた、泡の重量で約0.0001g~約5g、あるいは約0.001g~約5g、あるいは約0.001g~約4g、あるいは約0.01g~約4g、あるいは約0.05g~約3g、あるいは約0.1~約2g、あるいは約0.075g~約2g、あるいは約0.05g~約1g、あるいは約0.05g~約0.5gの噴射剤を含み得る。
泡の用量はまた、約0.010g/cm~約0.50g/cm、あるいは約0.02g/cm~約0.40g/cm、あるいは約0.03g/cm~約0.35g/cmの泡密度を有し得る。
泡の用量はまた、約1μm~約500μm、あるいは約5μm~約300μm、あるいは約10μm~約200μm、あるいは約20μm~約100μmのR32を含む気泡サイズ分布を有し得る。
泡の用量は、約5Pa~約100Pa、あるいは約8Pa~約80Pa、あるいは約8Pa~約60Pa、あるいは約10Pa~約50Paの降伏点を有し得る。
泡の用量は、泡の重量で約0.00005g~約0.5gのカチオン性沈着ポリマーを含み得る。
フォームディスペンサ
図3、図4A、及び図4Bを参照すると、エアゾールディスペンサ20が示されている。ディスペンサ20は、加圧可能な外側容器22を備える。外側容器22は、プラスチック又は金属を含む任意の好適な材料を含むことができる。外側容器22は、開口部を有し得る。開口部は、他の構成要素が封止され得る首部24を画定する。首部24は、肩部25によって容器側壁に接続され得る。
図4A及び4Bを参照すると、弁カップ26は、外側容器22の開口部に封止され得る。封止部、外側容器、及び他の容器構成要素は、シャンプー組成物42及び/又は噴射剤40に耐えられるように選択され得る。
続いて弁アセンブリ28は、弁カップ26内に配置され得る。弁アセンブリ28は、シャンプー組成物42がユーザによって選択的に分配されるまで、シャンプー組成物42をエアゾールディスペンサ20内に保持する。弁アセンブリ28は、作動装置30によって選択的に作動され得る。弁アセンブリ28の選択的な作動により、ユーザは所望の量のシャンプー組成物42を必要に応じて分配することができる。シャンプー組成物は、発泡体として分配され得る。
外側容器22内に製品供給装置があり得る。製品供給装置は、図4Aに示すようなガス不透過性材料で作製され得る折り畳み式バッグ32を備えてもよい。折り畳み式バッグ32は、容器の首部24(すなわち、バッグオン缶構成)に封止関係で実装され得る。代替的に、折り畳み式バッグ32は、弁アセンブリ28(すなわち、バッグオン弁構成)に対して封止関係で実装され得る。
折り畳み式バッグ32は、その中にシャンプー組成物42を保持し、このようなシャンプー組成物42と噴射剤40との混合を防止することができ、これは駆動ガスと称される場合もある。噴射剤40は、折り畳み式バッグ32の外側でかつ外側容器22の内側に貯蔵されてもよい。噴射剤は、折り畳み式バッグ32又は外側容器22の壁を過度に貫通せず、したがって、製品の性能を維持し、その可使時間中に許容可能に分配する限り、任意のガスであり得る。
シャンプー組成物42は、起泡剤又はブルーミング剤とも呼ばれる噴射剤を含んでもよい。ブルーミング剤が組成物42と共に使用される場合、外側容器22内の圧力は、ブルーミング剤の蒸気圧よりも大きくなり得るため、シャンプー組成物42はバッグ内から分配され得る。
折り畳み式バッグが組成物で充填された後、外側容器は、約40~約160psig、約50~約140psig、約60~約90psig(全てRTで測定)で加圧され得る。いずれの場合でも、一定の温度で測定された平衡圧力は、適用可能な区間輸送及び安全規制当たりの容器の最大許容圧力を超えることができない。
製品供給装置は、図4Bに示されるように、ディップチューブ34を代替的又は追加的に含む場合がある。ディップチューブ34は、弁アセンブリ28に封止された近位端から延びる。ディップチューブ34は、外側容器22の底部と並列する遠位端で終端してもよい。シャンプー組成物42と噴射剤40とは、混合することができる。噴射剤40はまた、ブルーミング剤の機能を達成する。両方が、ユーザによる弁アセンブリ28の選択的作動に応答して、共に分配される。
製品供給装置は、エアゾールポンプディスペンサであり得、ディップチューブ又は折り畳み式バッグ、例えば、反転するエアゾール容器を含有しない場合がある。
外側容器22内の噴射剤40の圧力は、環境への及び任意選択的に標的表面へのシャンプー組成物42の分配/シャンプー組成物42/噴射剤40の共分配を提供してもよい。標的表面としては、シャンプー組成物42によって洗浄すべき又は処理すべき表面(毛髪、頭皮など)を挙げることができる。このような分配は、ユーザが弁アセンブリ28を作動させることに応答して生じる。
外側容器は、約20~約110psig、より好ましくは約30~約90psig、更により好ましくは約40~約70psigまで加圧されてよい(全てRTでの意図されたレベルへの充填後に測定される)。いずれの場合でも、一定の温度で測定された平衡圧力は、適用可能な区間輸送及び安全規制当たりの容器の最大許容圧力を超えることができない。
図4A及び4Bを参照すると、エアゾールディスペンサ20及びその構成要素は、長手方向軸を有し得、軸対称であり得、また丸い断面を有し得る。あるいは、外側容器22は偏心であり得、正方形、楕円形、又は他の断面を有し得る。外側容器22及びエアゾールディスペンサ20は、詰め替え可能でなくてもよく、エアゾールディスペンサ20の破壊及び/又は全体変形を伴うことなく再使用を防止するために恒久的に封止され得る。所望により、外側容器22、折り畳み式バッグ32、及び/又はディップチューブ34は、透明性であるか、又は実質的に透明性であり得る。外側容器22及び折り畳み式バッグ32(存在する場合)が透明性である場合、この構成により、シャンプー組成物42が切れそうになるときを消費者が分かるという効果が提供され、色、粘度、安定性などのシャンプー組成物42の属性の伝達を改善することができる。あるいは又は加えて、外側容器22及び/又は折り畳み式バッグ32等は、透明性であり、同様の色又は異なる色で着色され得る。
あるいは、ヘア組成物は、機械式フォームディスペンサに保管され、そこから分配されることができる。好適なポンプ式ディスペンサの非限定的な例としては、国際公開第2004/078903号、同第2004/078901号、及び同第2005/078063号に記載されるものが挙げられ、Albea(60 Electric Ave.,Thomaston,CT 06787 USA)又はRieke Packaging Systems(500 West Seventh St.,Auburn,Indiana 46706)によって供給され得る。また組成物は実質的に噴射剤を含まなくてもよい。
あるいは、組成物は、しぼり出し式フォームディスペンサに保管され、そこから分配され得る。しぼり出し式フォーマーの例は、Albeaから入手可能なEZ’Rである。
起泡剤
本明細書に記載されるシャンプー組成物は、シャンプー組成物の約3重量%~約20重量%の噴射剤又は起泡剤、あるいは約3重量%~約18重量%の噴射剤又は起泡剤、あるいは約3重量%~約15重量%の噴射剤又は起泡剤、あるいは約3重量%~約12重量%の噴射剤又は起泡剤、あるいは約4重量%~約10重量%の噴射剤又は起泡剤、あるいは約5重量%~約8重量%の噴射剤又は起泡剤を含み得る。
噴射剤又は起泡剤は、組成物と噴射剤との重量比が約3:17~約49:1、あるいは約9:1~約97:3、及びあるいは約23:2~約24:1になるように、本明細書に記載される組成物に加えて、加圧組成物を作り出すことができる。
トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロパ-1-エン(「HFO」)(Honeywellより入手可能なSolstice(登録商標)噴射剤HFO-1234ze)を、シャンプー配合物中の起泡剤として使用することができる。
Figure 0007280265000022
起泡剤として使用するとき、トランス-1、3、3、3-テトラフルオロプロパ-1-エンは、等しい配合の圧力及び配合の飽和%圧力でハイドロバルボン(hydrobarbon)噴射剤よりも著しく高い泡密度(約2倍高い)を可能にするという点で、低蒸気圧の炭化水素起泡剤(一般的に使用される、84.8%のイソブタンと15.2%のプロパンとの混合物であるA46など)にまさる特有の利点を有することが分かった。より高い密度は、得られる分配された泡シャンプーの単位体積あたりでより高い重力測定された泡用量を可能にし、高密度の液体シャンプー形態よりも低密度泡シャンプー形態から十分な用量を達成することを容易にする。圧力及び%飽和圧力は、製品の寿命(加圧容器の初期から中期から末期まで)全体で十分な泡を分配することを可能にするのに重要である。トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロパ-1-エンは、分配された泡の艶又は光沢をもたらすことが分かった。
本明細書に記載されるシャンプー組成物で使用するための起泡剤/噴射剤は、シス-及び/又はトランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HFO-1234ze)、特にトランス異性体、3,3,3-トリフルオロプロペン(HFO-1243zf)、2,3,3,3-テトラフルオロプロペン(HFO1234yf)、1,2,3,3,3-ペンタフルオロプロペン(HFO-1225ye)、及びこれらの混合物などのヒドロフルオロオレフィン(HFO)からなる群から選択することができる。
本明細書に記載されるシャンプー組成物で使用するための起泡剤/噴射剤は、多くのHFO及びHCFOを含む一般式のハロゲン化アルケンからなる群から選択することができる。加えて、列挙された起泡剤/噴射剤は、1種以上のヒドロフルオロオレフィン、ヒドロクロロフルオロオレフィン、ヒドロフルオロカーボン、クロロフルオロカーボン、炭化水素、アルキルエーテル、及び圧縮ガスと混合することができる。
本明細書に記載されるシャンプー組成物で使用するための起泡剤/噴射剤は、多くのHFO及びHCFOを含む一般式のハロゲン化アルケンからなる群から選択することができる。加えて、列挙された起泡剤/噴射剤は、1種以上のヒドロフルオロオレフィン、ヒドロクロロフルオロオレフィン、ヒドロフルオロカーボン、クロロフルオロカーボン、炭化水素、アルキルエーテル、及び圧縮ガスと混合することができる。
本明細書に記載されるシャンプー組成物で使用するための起泡剤/噴射剤は、シス及び/又はトランス-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233zd)、特に、トランス異性体、2-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(HCFO-1233xf)、1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン、1,2-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン、及びこれらの混合物などのハイドロクロロフルオロオレフィン(HCFO)からなる群から選択することができる。
本明細書に記載されるシャンプー組成物で使用するための起泡剤/噴射剤は、ジクロロジフルオロメタン、1,1-ジクロロ-1,1,2,2-テトラフルオロエタン、1-クロロ-1,1-ジフルオロ-2,2-トリフルオロエタン、1-クロロ-1,1-ジフルオロエチレン、モノクロロジフルオロメタン、及びこれらの混合物などのクロロフルオロカーボン(CFC)からなる群から選択することができる。
シャンプー組成物で使用するための起泡剤/噴射剤は、プロパン、n-ブタン、イソブタン、n-ペンタン、イソペンタン、及びこれらの混合物などの化学的に不活性な炭化水素;二酸化炭素、亜酸化窒素、窒素、圧縮空気、及びこれらの混合物などの圧縮ガス;並びに1つ以上の炭化水素と圧縮ガスとの混合物からなる群から選択することができる。一実施形態では、起泡剤は、炭化水素ブレンドA-46(15.2%プロパン、84.8%イソブタン)、炭化水素ブレンドNP-46(25.9%プロパン、74.1%n-ブタン)、炭化水素ブレンドNIP-46(21.9%プロパン、31.3%イソブタン、46.8%n-ブタン)、及びA-31、NP-31、NIP-31、A-70、NP-70、NIP-70、A-85、NP-85、A-108として指定される他の非限定的な炭化水素ブレンドが挙げられるがこれらに限定されない、イソブタン、プロパン、及びブタンなどの炭化水素のブレンドを含むことができる。一実施形態では、起泡剤は、二酸化炭素及び亜酸化窒素が挙げられるがこれらに限定されない、圧縮ガスを含むことができる。
シャンプー組成物で使用するための起泡剤は、炭化水素ブレンドA-46(15.2%プロパン、84.8%イソブタン)であり得る。
香料
シャンプー組成物は、シャンプー組成物の約0.5重量%~約7重量%、あるいは約1重量%~約6重量%、及びあるいは約2重量%~約5重量%の香料を含み得る。
シャンプー組成物は、約1:1~約19:1、あるいは約3:2~約9:1、あるいは約7:3~約17:3のシリコーン対香料比を有し得る。
好適な香料の例は、CFTA Publications発行のCTFA(Cosmetic,Toiletry and Fragrance Association)1992 International Buyers Guide及びSchnell Publishing Co.発行のOPD 1993 Chemicals Buyers Directory 80th Annual Editionに提供され得る。複数の香料成分がシャンプー組成物中に存在し得る。
毛髪の処理方法
本明細書に記載される毛髪を処理する方法は、(1)毛髪を濡らすことと、(2)本明細書に記載されるように、シャンプー組成物を提供することと、(3)シャンプー組成物を液体形態又は泡形態として分配し、泡形態が機械的なフォームディスペンサ又はエアゾールディスペンサから分配されることと、(4)組成物を濡れた毛髪に塗布することと、(5)シャンプー組成物を濡れた毛髪に揉み込み、任意選択的に泡立ちを形成することと、(5)組成物を毛髪からすすぐことと、(5)任意選択的にステップ(2)~(4)を繰り返すことと、(6)コンディショニング組成物を任意選択的に塗布し、ここで、コンディショニング組成物は液体であり得、又は機械的なフォームディスペンサ又はエアゾールディスペンサから泡として分配され得、コンディショニング組成物は、本明細書に記載されるシリコーンを含有し得ることと、を含む。
以下の実施例は、本明細書に記載されるシャンプー組成物について記載している。例示する組成物は、従来の配合及び混合技術により調製することできる。シャンプーシャーシ内の他の成分と組み合わせる前に、シリコーンを乳化してシリコーンエマルジョンを形成する。
シャンプー配合技術分野の当業者の技術範囲内での本発明の他の修正は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく行われ得ることが理解されよう。本明細書における全ての部、百分率(%)、及び比は、別途指定されない限り、重量基準である。いくつかの成分は、供給元から希釈溶液として供給され得る。明記されている量は、別途指定されない限り、活性物質の重量%を表す。
以下は、本明細書に記載されたシャンプー組成物の非限定的な実施例である。
以下の表の中の実施例でのマイクロエマルジョンに使用されるシリコーンa及びbは、以下の(Ia)に対応する実施例における特定のシリコーン構造を有し、
M-Y-[-(N-T-N)-Y-]-M(Ia)
以下の値を用いて、
mは、約2であり、
Mは、以下から選択される末端エステル基を含む末端基を表し、
-OC(O)-Z
式中、Zは、約11個の炭素原子を有する一価の有機残基(ラウリン酸エステル)である。
Yは、次式の基の組み合わせであり、
-K-S-K-及び-A-E-A’-又は-A’-E-A-
Sは、以下であり、
Figure 0007280265000023
式中、Rは、メチルであり、
シリコーンaについては、145の平均鎖長に対して、nは140~150であり、
シリコーンbについては、110の平均鎖長に対して、nは105~115であり、
Kは、-OHで置換された二価の直鎖であり、
A及びA’はそれぞれ、酢酸エステル基-OC(O)-CH-又は-CH-C(O)O-であり、
Eは、次の一般式のポリエチレンオキシド基であり、
-[CHCHO]-[CHCH(CH)O]-[CHCH(C)O]
式中、qは2、rは0、及びsは0であり、
Tは、約6個の炭素原子を有する二価有機基である。
シリコーンa及びbについてのアルキレンオキシドブロックに対するシリコーンのモル比は、9:1である。シリコーンaの粘度は10,100cPであり、シリコーンbの粘度は15,400cP(Brookfield Sp4、12RPM、22℃)である。シリコーンaの窒素含有量は0.19mmolのN/gポリマーであり、シリコーンBの窒素含有量は0.24mmolのN/gポリマーである。
表2は、表3、表8、及び表13のシャンプー組成物中に使用されたシリコーンエマルジョンを含む。
Figure 0007280265000024
1.シリコーンaは、本明細書に記載される構造による実験用シリコーンポリマーであり、シリコーンブロックが平均145個の繰り返しシロキサン単位を含有するポリオルガノシロキサン化合物を含有する。
透明なシャンプー組成物を作製するために、シリコーンエマルジョンは透明であり得、シリコーンエマルジョンは、シャンプー組成物中に組み込まれた後、その透明度を維持することができる。末端アミノシリコーン(TAS)及びシリコーンクオタニウム-26(PQAS、Momentive(商標)から入手可能)等のより疎水性が高いシリコーンは、疎水性が高すぎて透明なナノエマルジョンを作製することができない。Silsoft(商標)Q(Aqua、(及び)シリコーンクオタニウム-18、(及び)トリデセス-6、(及び)トリデセス-12、Momentive(商標)から入手可能)等の市販の透明なナノエマルジョンのいくつかは、非常に親水性が高く、毛髪に十分なコンディショニング効果を提供することができない場合がある。
界面活性剤、例えば乳化剤のHLB(親水性-親油性バランス)は、親水性又は親油性の程度の尺度である。この値は、分子の親水性-親油性バランスを示し、理論的に計算される。
Figure 0007280265000025
乳化剤に対するHLBは、約10~約11.5、あるいは約10.3~約11であり得る。
表1では、目視検査(すなわち、ラベルをエマルジョンを通して読み取ることができ、したがって視覚的に透明であった場合)によって、透明度を決定した。シリコーンに対する乳化剤の比率は、シリコーンエマルジョンの透明度にとって重要であることが分かった。エマルジョン3、4、及び6は、ほぼ周囲条件(60%の相対湿度で20~25℃)で、閉じた100gのポリエチレンテレフタレート(PET)容器中に3ヶ月保管した後に透明であった。しかし、エマルジョン5は、同じ条件で3ヶ月間保管した後に透明性であった。エマルジョン5は3ヶ月後に透明性であったため、透明なシャンプー配合物では使用することができない。エマルジョン5は、エマルジョン3、4、及び6(それぞれ0.5、0.4、及び0.5の比率を有する)と比較して、シリコーンに対する乳化剤の比率がより低い(0.3)。
透明なシャンプー配合物中で使用されるシリコーンエマルジョンは、0.3以上、あるいは0.35以上、あるいは0.4.以上のシリコーンに対する乳化剤の比率を有し得る。透明なシャンプー配合物中で使用されるシリコーンエマルジョンは、約0.32~約1、あるいは約0.35~約0.8、あるいは約0.37~約0.7、あるいは約0.38~約0.65、及びあるいは約0.4~約0.6のシリコーンに対する乳化剤の比率を有し得る。
表3は、異なるシリコーンエマルジョンを有する不透明なシャンプーを有する。実施例A-1、A-2、A-4、及びA-6は、1%のシリコーンを有する。実施例A-1及びA-2では、本透明製品中にあるシリコーンエマルジョンを使用し、実施例A-4及びA-6では、実験用シリコーンを含むエマルジョンを使用する。
Figure 0007280265000026
1.Procter & Gamble MFG Co.(米国、カンザス・シティ)によって供給されたラウレス硫酸ナトリウム、1、26%活性
2.BASF(登録商標)からのコカミドプロピルベタイン高pH、30%活性で
3.Ashland(商標)からのN-Hance(商標)3196M、W:1,700,000
4.Solvayからのポリクオタニウム6、PolyDADMAC、MW:150,000、CD:6.2、商品名:Mirapol(登録商標)100s、31.5%活性
5.DOW Corning(登録商標)からのDC 1872シリコーンエマルジョン(ジメチコノール)、平均粒径30nm
6.Wacker(登録商標)からのBelsil DM5500ポリシロキサンエマルジョン、平均粒径約100~150nmを有する
実施例A-1、A-2、A-4、及びA-6では、一般集団の毛髪を、湿潤コンディショニング、乾燥コンディショニング、及びシリコーン付着について評価した。湿潤コンディショニングを、湿潤感触(最終すすぎ摩擦)及び湿潤櫛通り(インストロン・トリプル・コーム(Instrom Triple Comb、ITC))を決定することによって評価し、乾燥コンディショニングを、乾燥感触(繊維間摩擦(Inter Fiber Friction、IFF))を決定することによって評価する。各試験を4回繰り返し、平均を計算した。これらの試験の結果を、以下の表4~表7、及び図1A~1Dに示す。
表4及び図1Aは、実施例A-1、A-2、A-4、及びA-6の最終すすぎ摩擦を比較する。最終すすぎ摩擦を、本明細書に記載される毛髪湿潤感触摩擦測定試験法によって決定した。
Figure 0007280265000027
表5及び図1Bは、実施例A-1、A-2、A-4、及びA-6の毛髪湿潤櫛通りを比較する。毛髪湿潤櫛通りを、本明細書に記載される毛髪湿潤櫛通り試験法によって決定し、平均粗ストローク1を決定する。
Figure 0007280265000028
表6及び図1Cは、実施例A-1、A-2、A-4、及びA-6の乾燥感触を比較する。毛髪乾燥感触を、本明細書に記載される乾燥感触試験法によって決定する。
Figure 0007280265000029
表7及び図1Dは、実施例A-1、A-2、A-4、及びA-6のシリコーン付着を比較する。シリコーン付着を、本明細書に記載されるシリコーン付着試験法によって決定する。
Figure 0007280265000030
実施例A-1及びA-2は、本シャンプー配合物中で使用したシリコーンエマルジョンを有しており、消費者にとって許容可能な湿潤感触及び乾燥感触を有する。表4、表5、及び表6、並びに図1A、図1B、及び図1Cに示されるように、実施例A-4の性能は、実施例A-1及びA-2の湿潤コンディショニングとほぼ同等であり、実施例A-4は、実施例A-1及びA-2よりも乾燥感触に関して優れた性能である。興味深いことに、実施例A-4は、実施例A-1及び実施例A-2よりもシリコーン付着が著しく少ない。一部の消費者、特に、コンディショニング感触のように、爽快な感触及び多い量感を望んでも過度に多いシリコーン付着を望まない消費者は、清潔に感じないと認識する場合があり、又は多量のシリコーンコーティングによって毛髪がボリュームダウンすると認識する場合がある。
実施例A-6はまた、消費者にとって許容可能であり得る。乾燥感触は、実施例A-1及びA-2の乾燥感触と同等であり、このシャーシ内のシリコーン付着は非常に少なく、消費者がシリコーンのコーティング感触又は積層を望まない場合に好まれ得る。
表8は、異なるシリコーンエマルジョンを有する不透明なシャンプーを有する。実施例B~Fは、1%のシリコーンを有する。実施例Bは、本透明なシャンプー組成物中にあるシリコーンエマルジョンを使用しており、実施例Gはシリコーンを用いずに作製した。
Figure 0007280265000031
1.Procter & Gamble MFG Co.(米国、カンザス・シティ)によって供給されたラウレス硫酸ナトリウム1、26%活性
2.BASF(登録商標)からのコカミドプロピルベタイン高pH、30%活性で
3.Solvayから入手可能なJaguar(登録商標)Excel、平均分子量1,200,000を有する
4.Dow(登録商標)Chemical Companyから入手可能なUCare(商標)PolymerLR-30M、MW1,800,000
5.DOW Corning(登録商標)からのDC 1872シリコーンエマルジョン(ジメチコノール)、平均粒径30nmを有する
実施例B~Gを、一般集団の毛髪で湿潤コンディショニング及び乾燥コンディショニングについて評価した。各試験を4回繰り返し、平均を計算した。これらの試験結果を、以下の表9~表11及び図2A~2Cに示す。
表9及び図2Aは、実施例B~G.の最終すすぎ摩擦を比較する。最終すすぎ摩擦を、本明細書に記載される毛髪湿潤感触摩擦測定試験法によって決定する。
Figure 0007280265000032
表10及び図2Bは、本明細書に記載される毛髪湿潤櫛通り試験法によって決定したとき、実施例B~Gの平均粗ストローク1を測定することによって毛髪湿潤櫛通りを比較する。
Figure 0007280265000033
表11及び図2Cは、実施例B~Gの乾燥感触を比較する。毛髪乾燥感触を、本明細書に記載される乾燥感触試験法によって決定する。
Figure 0007280265000034
実施例C~Fは、実験用シリコーン(シリコーンa)を含有し、又は実施例Bよりも良好又は同様に良好である湿潤コンディショニング及び乾燥コンディショニングを有し、実施例Bは、DC 1872シリコーンエマルジョン(本製品中で使用されるエマルジョン)を含有する。実施例C~Fは、実施例Bで達成することができなかった乾燥感触に関する顕著な改善を提供する。したがって、実施例C~Fは、消費者に好まれ得る。
Figure 0007280265000035
1.Procter & Gamble MFG Co.(米国、カンザス・シティ)によって供給されたラウレス硫酸ナトリウム1、26%活性
2.BASF(登録商標)からのコカミドプロピルベタイン高pH、30%活性で
3.コカミドMEAフレーク、85%活性、BASF(登録商標)
次に、1%のシリコーンaを有するシャンプー組成物(実施例I)を、DC 1872シリコーンエマルジョンを含有する1%のシリコーンを有するシャンプー組成物(実施例J)と比較して、その後の湿潤感触、乾燥感触、及び終了時の外観における消費者にとって顕著な性能差があったかどうかを調べた。実施例I及びJを、表13に示す。
Figure 0007280265000036
1.Procter & Gamble MFG Co.(米国、カンザス・シティ)によって供給されたラウレス硫酸ナトリウム1、26%活性
2.BASF(登録商標)からのコカミドプロピルベタイン高pH、30%活性で
3.N-Hance(商標)3196、MW:1,700,000、供給元:Ashland(商標)
4.Solvayからのポリクオタニウム6、PolyDADMAC、MW:150,000、CD:6.2、商品名:Mirapol(登録商標)100s、31.5%活性
5.DOW Corning(登録商標)からのDC 1872シリコーンエマルジョン(ジメチコノール)、平均粒径30nmを有する
以下の表14は、この研究における試験員及び試験員の毛髪の種類の概要を提供する。
Figure 0007280265000037
使用したコンディショナは、Pantene(登録商標)Sheer Volumeの代わりに、Pantene(登録商標)Smooth & Sleek(ロット番号(L)71605395HD、購入2018年)であった。
この研究は、P&Gの採用スタイリストがProcter & GambleのSharon Woods Innovation Center Salon(米国、オハイオ州、シャロンビル)で実施した。このサロンは、100°F(37.8℃)及び1.5ガロン/分(Gallon Per Minute、GPM)(5.7リットル/分)の水圧で標準化されたシンクを含む。
1.スタイリストは、試験員の毛髪を中央で分けることから始める。毛髪の一方を、クリップで上方に留めて除ける。
2.次いで、スタイリストは、下に残った毛髪の半分を濡らす。注射器を使用して、一方のシャンプー5~10mL(試験員の毛髪の量に依存する)を、試験員の頭部のその側面にある毛髪に直接塗布する。
3.スタイリストは、シャンプーを試験員の頭部のその側面で泡立てながら、広がり、泡立ちの速度、及び泡立ちの感触に焦点を当てて観察する。
4.次いで、スタイリストは、毛髪をすすぎながら、すすぎ時間、すすぎ中の毛髪の感触、及び手櫛能力を観察する。
5.洗浄して完全にすすぐと、スタイリストは、洗い立ての毛髪をクリップで上方に留めて除ける。次いで、スタイリストは、もう半分の毛髪のクリップを外し、第2の製品で頭部の洗浄していない半分にステップ2~4を繰り返す。
6.頭部の両側を洗浄した後、スタイリストは、両側のクリップを外し、両方の製品に関して比較した毛髪の湿潤ほぐれ及び湿潤感触についてメモを取る。
7.Pantene(登録商標)Sheer Volume conditioner(ロット番号(L)82565395CC、2018年11月5日に購入)を、頭部全体に塗布してすすぐ。
8.次いで、試験員にブラシ及びヘアドライヤーを使用して、自宅で通常行うように毛髪を乾かしてもらう。
9.次いで、スタイリストは、乾燥感触、乾燥時間、静電気、ほぐれなど、2つの製品間のコンディショナ後及びスタイリング後の最終比較評価を行う。
以下の表15~表20は、研究の使用中の観察結果についてまとめている。
Figure 0007280265000038
Figure 0007280265000039
Figure 0007280265000040
Figure 0007280265000041
Figure 0007280265000042
Figure 0007280265000043
全体として、シリコーンaを含有する実施例Iは、実施例Jの試験員5-1に好まれ、実施例Jは、現在使用しているDC 1872エマルジョンを含有する。全体として、試験員は、実施例Iが剥がす感触を伴なわず、より迅速でより清潔なすすぎ特性を有しており、消費者に好まれ得ると考える。試験員はまた、実施例Jよりも清潔である傾向にある実施例Iのすすぎ後特性にもコメントした。乾燥終了時の感触の差が最も顕著であり、これにより、最終的に試験員のうちの5名が実施例Iを好むことになり、理由としては、終了時の外観が、より豊かで、より清潔で、より柔軟で、より揃っており、静電気が少ないことが分かったためである。
いくつかの実施例では、低粘度のコンパクトシャンプー組成物では、本明細書に記載されるシリコーンを使用することが望ましい場合がある。組成物は、相安定性、色安定性であり得、また使用中に良好なコンディショニングを提供することもできる。シャンプー組成物は、透明、透明性、又は不透明であり得る。不透明な組成物は、本明細書に記載される透過率(%)試験法(% Transmittance Test Method)によって決定するとき、透過率%が30%以下であり得る。
他の実施例では、シャンプーは、エアゾールディスペンサ又はポンプフォームディスペンサから泡として分配され得る。この泡は、安定した泡を形成することができる。分配されてから毛髪に塗布されるまで、実質的に泡体積を維持する場合、泡は安定している。エアゾールディスペンサから分配されたとき、泡は、約0.025g/cm~約0.15g/cmの密度を有し得る。
表21の実施例については、シリコーンのマイクロエマルジョンを、2gのシリコーンaと1gのTergitol(商標)15-S-5(Dow(登録商標)から入手可能)とを混合することによって形成することができる。6.93gの水を滴下しながら、混合を継続することができる。次いで、0.07gの乳酸を添加し、透明性からわずかに混濁したマイクロエマルジョンを得る。
Figure 0007280265000044
シリコーンa及びbをそれぞれ含有する実施例1及び2は、比較例1~4.よりも良好なすすぎ後櫛通りを提供するため、消費者に好まれ得る。すすぎ後櫛通りを、ヘアピースに櫛を通し、1~10(10が、最も櫛を通しやすい)でランク付けする10名の専門試験員が決定する。
表22は、泡として分配され得るシャンプー組成物を含む。
Figure 0007280265000045
1.ラウレス硫酸ナトリウム(1モル濃度のエチレンオキシド)、70%活性で、供給元:Stepan Co
2.キシレンスルホン酸ナトリウム(Stepan Company製)
3.SolvayからのJaguar(登録商標)C500、MW:500,000、CD:0.8
4.本明細書に記載される構造による、実験用シリコーンポリマーは、シリコーンブロックが平均145個の繰り返しシロキサン単位を含有するポリオルガノシロキサン化合物を含有する。
5.本明細書に記載される構造による、実験用シリコーンポリマーは、シリコーンブロックが平均110個の繰り返しシロキサン単位を含有するポリオルガノシロキサン化合物を含有する。
6.比較のシリコーンは、平均50個の繰り返しシロキサン単位を含有する。
7.Evonikからのシリコーンクオタニウムマイクロエマルジョン、30%活性、Abil(登録商標)ME45
8.DOW CorningからのDC 1872シリコーンエマルジョン(ジメチコノール)、平均粒径30nmを有する
9.起泡剤A46(84.85重量%のイソブタンと15.15重量%のプロパンとの混合物)Diversified Cpc International(Channahon US)
10.Honeywellからの発泡剤HF0(トランス-1,3,3,3テトラフルオロプロパ-1-エン)
11.ウンデセス硫酸ナトリウム(C11E1S、Isachem 123S、1モルのエトキシル化)、70%活性で、供給元:Procter & Gamble(登録商標)
12.LAPB(Mackam DAB)、35%活性レベル、供給元:Rhodia
試験方法
コーン/プレート粘度測定
実施例の粘度は、Brookfield Engineering Laboratories(Stoughton,MA)製のCone/Plate Controlled Stress Brookfield Rheometer R/S Plusで測定した。使用したコーン(Spindle C-75-1)は、75mmの直径及び1°の角度を有する。粘度は、一定の剪断速度2s-1及び温度26.5℃で定常状態の流動実験を使用して測定する。サンプル寸法は2.5mLであり、全測定読み取り時間は3分間である。
泡密度及び泡体積
泡密度を、100mLビーカーを質量計(mass balance)上に配置し、ビーカーの質量を風袋引き(tarring)し、続いて生成物を、泡の体積が容器のへりの上となるまでエアゾール容器から100mLビーカーに分配することにより測定する。泡は、容器のへりの上まで泡を分配して10秒以内にスパチュラでこすり取ることによって、ビーカーの上部と同レベルにされる。続いて、得られた泡100mLの質量を体積(100)で割り、g/mL単位の泡密度を決定する。
泡の体積は、秤量ボートを質量秤上に配置し、秤量ボートの質量をタールリングし、次いで所望の量の生成品をエアゾール容器から分配することによって測定される。分配された泡のグラムを決定し、次いで泡密度方法から決定された泡の密度で除して、mL又はcmの泡の体積に達する。
泡レオロジー法(降伏点)
泡シャンプーを、泡振動応力掃引のためにAR1000レオメータに適用する。剪断応力測定には、60mmの平滑アクリルプレートを使用する。測定は25℃で行われる。プレートヘッドを1200マイクロメートルまで下げ、測定中に抵抗が生じないように過剰な泡をスパチュラで除去する。次いで、測定間隙高さを1000マイクロメートルまで下げる。スイープは0.1~400Paで行う。データはTA Rheology Advantage Data Analysisソフトウェアを介して分析する。降伏点は、振動剪断応力がその接線から外れ始める時点で判定される。降伏点測定値はPa単位で報告される。
Kruss泡分析器(気泡サイズ)
Krussから供給される市販のKruss泡分析器DFA100を使用して、初期ザウター平均半径R32(気泡サイズ)に関して泡シャンプーを分析する。シャンプーの泡は、角柱を含むCY4571柱内に分配される。内部ストッパが、チャンバの頂部から約100mlにて柱内に配置される。カメラの高さは244mmに設定され、カメラ位置は3スロット内に配置される。構造発泡は、毎秒2フレームで120秒間捕捉される。データ分析は、Kruss Advance1.5.1.0ソフトウェアアプリケーションバージョンで行われる。
シリコーン付着(ppm)試験方法:
異なる製品で処理した毛髪サンプルを、平均サンプルサイズ0.1gの毛髪の塊として提出する。これらの毛髪サンプルを、次いで、テフロン消化容器内の6:1のHNO3H2O2の混合物、及びメチルイソブチルケトン(MIBK)のアリコートを用いて、単一の反応チャンバマイクロ波消化システム(Milestone Inc.,Shelton,CT)を使用して消化した。95℃までの温度傾斜、及び30℃未満まで冷却した後の手動での吐出を伴う、穏やかな消化プログラムを使用することで、ケイ素の保持が促進される。容量まで希釈した後、サンプルを、軸モードで実行されたOptima 8300ICP-OESシステム(Perkin Elmer(Waltham,Massachusetts))で作成された無機ケイ素較正曲線に突き合わせる。判定されたケイ素値を、製造元から提供されるポリマーの理論ケイ素濃度を使用して、毛髪サンプルに付着するシリコーンポリマー当量の濃度に変換する。必要であれば、ケイ素のバックグラウンド濃度を判定し、補正するために、未処理の毛髪サンプルを分析する。別の未処理毛髪サンプルを、既知量のポリマーでスパイクし、分析してポリマーを回復し、分析を検証する。
乾燥感触(繊維間摩擦、IFF)
繊維間摩擦法は、親指と人差し指との間の毛髪を、上下方向に擦る動きを模倣するものである。この方法は、乾燥したヘアピースの毛髪間相互作用を評価し、毛髪の量感の主要な要素である、毛髪の静止摩擦を決定する。重さ4g、長さ8インチのヘアピースは、円形のポニーテールの形状を有する。
ヘアピースをシャンプーで処理する。液体状のシャンプーに関しては、注射器を使用して0.2mLの液体シャンプーをヘアピースにジグザグ模様で均一に塗布して、毛髪の長さ全体をカバーする。エアゾール泡形態のシャンプーについては、泡シャンプーを秤上の秤量皿に分配し、0.2グラムの泡シャンプーを秤量皿から取り、スパチュラを用いて毛髪の全長を覆うように、ヘアピースに均一に塗布する。次いで、ヘアピースを30秒間泡立て、水で30秒間すすぎ、制御された温度及び湿度の室内(22℃/50RH)で一晩乾燥させる。
TA-XT plus Texture Analyzer(Stable Micro Systems)又は同等の機器の一部を、評価に用いる。ヘアピースのもつれを除くために5回櫛を通した後、皮膚代わりの基材表面であるポリウレタン製プレート(skin flex paint、Burman Industriesより供給)2枚の間に、40psi(275.8kPa)の圧力下で10mm/秒で挟む。これらのプレートを、速度10mm/秒、各サイクル間の距離200mmで、上下に5サイクル移動させることができる。5サイクルにおけるピーク力それぞれを追加し、毛髪の静止摩擦を表すピーク合計を算出する。静的力は、消費者の毛髪の滑らかな感触と相関する。したがって、静的力が高いほど値が大きくなり、毛髪がより硬い。各ヘアピースにつき、測定を繰り返す。
毛髪湿潤感触摩擦測定(最終すすぎ摩擦及び初期すすぎ摩擦):
一般集団の毛髪の8インチの長さで4グラムのヘアピースを測定に使用する。水温を100°Fにセットし、硬度はガロン当たり7グレインであり、流量は1分当たり1.6リットルである。液体状のシャンプーに関しては、注射器を使用して0.2mLの液体シャンプーをヘアピースにジグザグ模様で均一に塗布して、毛髪の長さ全体をカバーする。エアゾール泡形態のシャンプーの場合、泡シャンプーを秤上の秤量皿に分配する。0.2グラムの泡シャンプーを秤量皿から取り、スパチュラを用いて毛髪の全長を覆うように、ヘアピースに均一に塗布する。次いで、ヘアピースを30秒間泡立て、水で30秒間すすぎ、2回目も30秒間泡立てた。次に、流速を1分当たり0.2リットルに低減する。ヘアピースを、1800グラム重でクランプに挟み込み、低速で水を流しながら、全長にわたって引っ張る。引っ張り時間は30秒である。摩擦は、5kgのロードセルを有する摩擦分析器で測定される。すすぎ下での引っ張りを合計21回繰り返した。合計で21の摩擦値を集計する。最終すすぎ摩擦は、最後の7点の平均摩擦であり、初期すすぎ摩擦は初期の7点の平均である。
透過率(%)
透過率パーセント(%T)は、紫外/可視(UV/VI)分光法を使用して測定することができ、これは、サンプルを通るUV/VIS光の透過を決定する。600nmの光波長が、サンプルを通した光透過率の程度を特徴付けるのに適していることが示されている。典型的には、使用される特定の分光光度計に関する特定の指示に従うことが最良である。一般に、透過率パーセントを測定する手順は、分光光度計を600nmに設定することによって開始する。次いで、較正「ブランク」を実行して、読み出し値を100パーセントの透過率に較正する。次いで、特定の分光光度計に適合するように設計されたキュベット内に単一の試験サンプルを配置し、600nmの分光光度計により%Tを測定する前に、サンプル内に気泡がないことを確実にするように注意する。代替的に、Molecular Devicesから入手可能なSpectraMax M-5などの分光光度計を使用して複数のサンプルを同時に測定することができる。複数のサンプルを96ウェルプレート(VWRカタログ番号82006-448)内で調製し、次いで、サンプル内に気泡がないことを確かめながら96ウェルの可視平底プレート(Greiner部品番号655-001)に移すことができる。平底プレートを、Molecular Devicesから入手可能なSpectraMax M-5内に配置し、Software Pro v.5(商標)ソフトウェアを使用して%Tを測定した。
湿潤櫛通り試験(Instron Triple Comb、ITC)
この湿潤摩擦試験は、濡れている間に3本の櫛を備えるInstron(登録商標)を通して毛髪を引っ張るのに必要な力によって測定される、シャンプー製品によって提供されるコンディショニングの量を決定する。ヘアピースに櫛を通すためのアタッチメントを有するInstron(登録商標)5542又は5543Tensile Tester及びInstron(登録商標)2530-437 50N張力/圧縮負荷セルを使用する。操作者は、ベースライン力を決定するためにInstron(登録商標)機器を使用することによってベースライン状態について4g、8インチの一般集団ヘアピースをランク付けし、釣り合わせる。次いで、操作者は、毛髪1gあたり0.1gのシャンプーをヘアピースに塗布し、ヘアピース全体に製品を均等に分布させる。次いで、一列に並んだ3つの櫛を同時に備えたInstron(登録商標)機(これらの櫛を、Cleopatra(商標)細歯、第2のCleopatra(商標)細歯、及びCleopatra(商標)荒歯櫛のように配置する)を使用して、製品をすすいだ後、17mm/秒の速度で引っ張り、0.5秒毎にデータを読み取り、湿潤力を測定する。各試験製品は、合計4つのヘアピースに適用される。ヘアピースを測定器に実装し、ヘアピースに櫛を通すために必要な力を測定する。全ての実験では、各ヘアピースで少なくとも5回の読み取りを実行し、各処理に少なくとも3つのヘアピースを使用する。次いで、標準的な統計方法を使用してデータを分析する。粗ストローク1は、第1の櫛ポイントにある荒歯櫛上のデータポイントである。
組み合わせ
A.良好なコンディショニングを呈するコンパクトシャンプー組成物であって、
a.組成物の約0.5重量%~約8重量%の1種以上のシリコーンであって、シリコーンのうちの少なくとも1種が、ポリオルガノシロキサン化合物であり、ポリオルガノシロキサン化合物が、
i.1つ以上の第四級アンモニウム基、
ii.平均して約99~約199個のシロキサン単位を含むシリコーンブロック、
iii.少なくとも1つのポリアルキレンオキシド構造単位、及び
iv.少なくとも1つの末端エステル基、を含む、シリコーンと、
b.約4重量%~約45重量%の洗浄性界面活性剤と、を含み、
濃縮コンディショナ組成物が、約1センチポアズ~約8,000センチポアズの液相粘度を有し、
濃縮シャンプー組成物が、ディスペンサからの泡として分配可能である、組成物。
B.シリコーンブロックが、平均して約110~約199個のシロキサン単位、好ましくは約115~約175個のシロキサン単位、より好ましくは約120~約155個のシロキサン単位、更により好ましくは130~150個のシロキサン単位を平均して含む、段落Aに記載のコンパクトシャンプー組成物。
C.シリコーンブロックが、平均して、あるいは約155~約199個のシロキサン単位、好ましくは約155~約190個のシロキサン単位、及び好ましくは約155~約175個のシロキサン単位を含む、段落A~Bに記載のコンパクトシャンプー組成物。
D.シリコーンブロックが、平均して約100~約150個のシロキサン単位、好ましくは約105~約140個のシロキサン単位、更により好ましくは約110~約130個のシロキサン単位を含む、段落A~Cに記載のコンパクトシャンプー組成物。
E.シリコーンのうちの少なくとも1種が、ポリオルガノシロキサンであり、以下の構造を有し、
M-Y-[-(N-T-N)-Y-]-[-(NR-A-E-A’-NR)-Y-]-M
式中、
mは、0超、好ましくは1~100、より好ましくは1~50、及び更により好ましくは1~10であり、
kは、0~50、好ましくは0~20、好ましくは0~10であり、
Mは、以下から選択される末端エステル基を含む末端基を表し、
-OC(O)-Z
式中、Zは、最大40個の炭素原子を有する一価の有機残基から選択され、
A及びA’はそれぞれ互いに独立して、単結合、又は最大10個の炭素原子及び1つ以上のヘテロ原子を有する二価有機基から選択され、
Eは、次の一般式のポリアルキレンオキシド基であり、
-[CHCHO]-[CHCH(CH)O]-[CHCH(C)O]
式中、qは、0~200、好ましくは0~100、より好ましくは1~50、及びより好ましくは1~10であり、
rは、0~200、好ましくは0~100、より好ましくは0~25、及び更により好ましくは0~10であり、
sは、0~200、好ましくは0~100、より好ましくは0~25、及び更により好ましくは0~10であり、
q+r+sは、1~600、好ましくは1~100、より好ましくは1~50、及び更により好ましくは1~30であり、
(q/(q+r+s))のqの百分率は、1%~100%、好ましくは10%~100%、より好ましくは30%~100%、及び更により好ましくは50%~100%であり、
は、水素又はRから選択され、
Rは、最大22個の炭素原子を有する一価有機基から選択され、窒素原子における遊離原子価は炭素原子に結合され、
Yは、以下の式の基であり、
-K-S-K-及び-A-E-A’-又は-A’-E-A-
Sは、
Figure 0007280265000046
であり、
式中、R1は、C~C22アルキル、C~C22フルオロアルキル又はアリールであり、nは、平均して99~199、好ましくは平均して110~199、好ましくは平均して130~190、より好ましくは平均して120~175、更により好ましくは平均して110~155であり、これらは、複数のS基がポリオルガノシロキサン化合物中に存在する場合、同一であっても異なっていてもよく、
Kは、二価又は三価の直鎖、環状、及び/又は分岐状のC~C40炭化水素残基であり、炭化水素残基は、任意選択的に-O-、-NH-、三価のN、-NR-、-C(O)-、-C(S)-によって中断されていてもよく、かつ任意選択的に-OHで置換されていてもよく、Rは、上のとおりに定義され、
Tは、最大20個の炭素原子を有する二価有機基から選択される、ポリオルガノシロキサンである、段落A~Dに記載のコンパクトシャンプー組成物。
F.
kは、0であり、
Mは、以下から選択される末端エステル基を含む末端基を表し、
-OC(O)-Z
式中、Zは、最大20個の炭素原子を有する一価の有機残基から選択され、
A及びA’はそれぞれ互いに独立して、単結合、又は最大10個の炭素原子及び1つ以上のヘテロ原子を有する二価の有機基から選択され、
Eは、次の一般式のポリアルキレンオキシド基であり、
-(CHCHO)
式中、qは1~10であり、
Yは、以下の式の基であり、
-K-S-K-及び-A-E-A’-又は-A’-E-A-
Sは、
Figure 0007280265000047
であり、
式中、R1は、C~C22アルキル、C~C22フルオロアルキル又はアリールであり、nは、平均して105~180であり、ポリオルガノシロキサン化合物中に複数のS基が存在する場合、これらは同一であっても又は異なっていてもよい、段落Eに記載のコンパクトシャンプー組成物。
G.1種以上のシリコーンが、ナノエマルジョンの形態である、段落A~Fに記載のコンパクトシャンプー組成物。
H.1種以上のシリコーンの平均粒径が、約1nm~約100nm、好ましくは約約5nm~約80nm、より好ましくは約10nm~約60nmである、段落A~Gに記載のコンパクトシャンプー組成物。
I.ポリオルガノシロキサン化合物が、約0.1~約0.4ミリモルのN/gのポリオルガノシロキサン、好ましくは約0.1~約0.3mmのN/gのポリマー、及びより好ましくは約0.13~約0.27ミリモルのN/gポリマーの窒素含有量を含む、段落A~Iに記載のコンパクトシャンプー組成物。
J.濃縮シャンプー組成物が、濃縮シャンプー組成物の約1重量%~約5重量%の1種以上のシリコーンを含む、段落A~Iに記載のコンパクトシャンプー組成物。
K.洗浄性界面活性剤が、約15%~約45%、好ましくは約10%~約40%、より好ましくは約12%~約35%、及び更により好ましくは約15%~約30%を含む、段落A~Kに記載のコンパクトシャンプー組成物。
L.組成物が、組成物の約0.1重量%~約25重量%、好ましくは約0.5%~約15%、並びに好ましくは約0.5%~約15%、及びより好ましくは約1%~約10%の両性界面活性剤、双極性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される1種以上の共界面活性剤を更に含む、段落A~Kに記載のコンパクトシャンプー組成物。
M.約0.01重量%~約2重量%、好ましくは約0.05重量%~約1.8重量%、より好ましくは約0.05重量%~約1.5重量%、及び更により好ましくは約0.05重量%~約0.9重量%のカチオン性ポリマーを更に含み、カチオン性ポリマーが、約50,000g/mol~約1,200,000g/mol、好ましくは100,000~1,000,000g/molの平均分子量を含む、段落A~Lに記載のコンパクトシャンプー組成物。
N.カチオン性ポリマーが、ポリクオタニウム-6、ポリクオタニウム-76、グアーヒドロキシプロピルトリモニウム、クロリド、非グアーガラクトマンナンポリマー、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、段落Mに記載のコンパクトシャンプー組成物。
O.シャンプー組成物が、約10cP~約6000cP、好ましくは約25cP~約5000cP、より好ましくは約40cP~約3000cP、及び更により好ましくは約50cP~約3000cPの粘度を有する、段落A~Nに記載のコンパクトシャンプー組成物。
P.シャンプー組成物が、ピロクトンオラミン、ピリジンチオン塩、アゾール、硫化セレン、硫黄粒子、サリチル酸、ジンクピリチオン、及びこれらの混合物からなる群から選択される抗ふけ活性物質を更に含む、段落A~Oに記載のコンパクトシャンプー組成物。
Q.毛髪の処理方法であって、
a.シャンプー組成物が、泡の用量としてエアゾールディスペンサ又はポンプフォームディスペンサから分配される、段落A~Pに記載のシャンプー組成物を毛髪に塗布することと、
b.シャンプー組成物をすすぐことと、を含む、方法。
R.シャンプー組成物が、エアゾールディスペンサから泡として分配され、シャンプー組成物が、組成物の約2重量%~約12重量%、好ましくは約3重量%~約10重量%、及びより好ましくは約5重量%~約8重量%の噴射剤を更に含み、噴射剤が、プロパン、n-ブタン、イソブタン、シクロプロパン、及びこれらの混合物、並びにジクロロジフルオロメタン、1,1-ジクロロ-1,1,2,2-テトラフルオロエタン、1-クロロ-1,1-ジフルオロ-2,2-トリフルオロエタン、1-クロロ-1,1-ジフルオロエチレン、1,1-ジフルオロエタン、ジメチルエーテル、モノクロロジフルオロメタン、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロパ-1-エン、及びこれらの組み合わせ等のハロゲン化炭化水素からなる群から選択される、段落Qに記載の方法。
S.噴射剤が、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロパ-1-エンを含む、段落Rに記載の方法。
T.泡が、約0.010g/cm~約0.50g/cm、好ましくは約0.02g/cm~約0.40g/cm、及びより好ましくは約0.03g/cm~約0.35g/cmの密度を有する、段落Q~Sに記載の方法。
本明細書にて開示された寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきではない。その代わりに、特に指示がない限り、このような寸法はそれぞれ、列挙された値とその値を囲む機能的に同等な範囲との両方を意味することが意図されている。例えば、「40mm」と開示された寸法は、「約40mm」を意味することが意図される。
相互参照される又は関連する全ての特許又は特許出願、及び本願が優先権又はその利益を主張する任意の特許出願又は特許を含む、本願に引用される全ての文献は、除外又は限定することを明言しない限り、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。いかなる文献の引用も、本明細書中で開示若しくは特許請求される任意の発明に対する先行技術であるとはみなされず、又はそれを単独で若しくは他の任意の参考文献(単数又は複数)と組み合わせたときに、そのような発明全てを教示、示唆若しくは開示するとはみなされない。更に、本文書における用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれた文献内の同じ用語の意味又は定義と矛盾する場合、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態を例示及び説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行うことができる点は当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲に網羅することが意図されている。

Claims (14)

  1. 透明なシャンプー組成物であって、
    a.シリコーンエマルジョンであって、
    i.乳化剤、及び
    ii.前記組成物の0.1重量%~10重量%の1種以上のシリコーン
    を含み、
    前記1種以上のシリコーンの平均粒径が動的光散乱法によって測定したとき、1nm~100nmであり、
    前記シリコーンのうちの少なくとも1種が、ポリオルガノシロキサン化合物である
    シリコーンエマルジョンと、
    b.4重量%~45重量%の洗浄性界面活性剤と、
    を含み、
    前記洗浄性界面活性剤は、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、及び双極性イオン界面活性剤、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択され、
    前記乳化剤は、非イオン性であり、
    前記乳化剤は、10~11.5のHLBを含み、
    前記シリコーンに対する乳化剤の重量比が、0.3より大きく
    前記シャンプー組成物が透明であり、および
    前記ポリオルガノシロキサン化合物は、以下の構造を有し、
    M-Y-[-(N + 2 -T-N + 2 )-Y-] m -[-(NR 2 -A-E-A’-NR 2 )-Y-] k -M
    式中、
    mは、1~20であり、
    kは、0~10であり、
    Mは、以下から選択される末端エステル基を含む末端基を表し、
    -OC(O)-Z
    式中、Zは、最大40個の炭素原子を有する一価の有機残基から選択され、
    A及びA’はそれぞれ互いに独立して、単結合、又は最大10個の炭素原子及び1つ以上のヘテロ原子を有する二価有機基から選択され、
    Eは、次の一般式のポリアルキレンオキシド基であり、
    -[CH 2 CH 2 O] q -[CH 2 CH(CH 3 )O] r -[CH 2 CH(C 2 5 )O] s
    式中、qは、1~10であり、rは0~10であり、sは0~10であり、及びq+r+sは1~30であり、q(q/(q+r+s))の百分率が少なくとも50%であり、
    2 は、水素又はRから選択され、
    Rは、最大22個の炭素原子を有する一価有機基から選択され、窒素原子の遊離原子価は炭素原子に結合され、
    Yは、次の式の基であり、
    -K-S-K-及び-A-E-A’-又は-A’-E-A-
    Sは、
    Figure 0007280265000048
    であり、
    式中、R1は、C 1 ~C 22 アルキル、C 1 ~C 22 フルオロアルキル又はアリールであり、nは、平均して99~199であり、前記ポリオルガノシロキサン化合物中に複数のS基が存在する場合、これらは同一であっても又は異なっていてもよく、
    Kは、二価又は三価の直鎖、環状、及び/又は分岐状のC 2 ~C 40 炭化水素残基であり、前記炭化水素残基は、任意選択的に-O-、-NH-、三価のN、-NR 1 -、-C(O)-、-C(S)-によって中断されていてもよく、かつ任意選択的に-OHで置換されていてもよく、R 1 は、上のとおりに定義され、
    Tは、最大20個の炭素原子を有する二価有機基から選択される、
    組成物。
  2. 前記乳化剤が、10.3~11のHLBを含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記シリコーンに対する乳化剤の重量比が、0.35以上である、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. mは、1~10であり、
    kは、0であり、
    Mは、以下から選択される末端エステル基を含む末端基を表し、
    -OC(O)-Z
    式中、Zは、最大20個の炭素原子を有する一価の有機残基から選択され、
    A及びA’はそれぞれ互いに独立して、単結合、又は最大10個の炭素原子及び1つ以上のヘテロ原子を有する二価有機基から選択され、
    Eは、次の一般式のポリアルキレンオキシド基であり、
    -[CH2CH2O]q
    式中、qは、1~10であり、
    Yは、次の式の基であり、
    -K-S-K-及び-A-E-A’-又は-A’-E-A-
    Sは、
    Figure 0007280265000049
    であり、
    式中、R1は、C1~C22アルキル、C1~C22フルオロアルキル又はアリールであり、nは、平均して105~180であり、前記ポリオルガノシロキサン化合物中に複数のS基が存在する場合、これらは同一であっても又は異なっていてもよい、請求項1に記載の透明なシャンプー組成物。
  5. 動的光散乱法によって測定したとき、前記1種以上のシリコーンの平均粒径が1nm~100nmであり、0.2未満の多分散指数をする、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記ポリオルガノシロキサン化合物が、0.1~0.4mmolのN/gポリオルガノシロキサンの窒素含有量を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 毛髪を清潔にする方法であって、
    a.前記毛髪を濡らすことと、
    b.請求項1~6のいずれか一項に記載の透明なシャンプー組成物を前記濡れた毛髪に塗布することと、
    c.濡れた毛髪に揉み込み、泡立ちを形成することと、
    d.前記シャンプー組成物をすすぐことと、
    を含む、方法。
  8. 一般集団のヘアピースが毛髪湿潤感触摩擦測定法によって測定したとき、1000gf~1600gfの平均最終すすぎ摩擦を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 一般集団のヘアピースが湿潤櫛通り法によって測定したとき、50gf~300gfの平均粗ストローク1を含む、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 一般集団のヘアピースが乾燥感触法によって測定したとき、1000gf~1600gfの平均乾燥感触を含む、請求項7~9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 一般集団のヘアピースがシリコーン付着法によって測定したとき、250ppm未満の平均シリコーン付着を含む、請求項7~10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 毛髪を清潔にする方法であって、
    a.前記毛髪を濡らすことと、
    b.請求項1に記載の透明なシャンプー組成物を塗布することであって、前記シャンプー組成物が、泡の用量としてエアゾールディスペンサ又はポンプフォームディスペンサから分配される、塗布することと、
    c.前記泡の用量を濡れた毛髪に揉み込むことと、
    d.前記シャンプー組成物をすすぐことと、
    を含む、方法。
  13. 前記シャンプー組成物がコーン/プレート粘度法によって測定したとき、10mPa・s~6000mPa・sの粘度を有する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記シャンプー組成物が、泡としてエアゾールディスペンサから分配され、前記シャンプー組成物が、前記組成物の2重量%~10重量%の噴射剤を更に含み、前記噴射剤が、プロパン、n-ブタン、イソブタン、シクロプロパン、及びこれらの混合物、並びにジクロロジフルオロメタン、1,1-ジクロロ-1,1,2,2-テトラフルオロエタン、1-クロロ-1,1-ジフルオロ-2,2-トリフルオロエタン、1-クロロ-1,1-ジフルオロエチレン、1,1-ジフルオロエタン、ジメチルエーテル、モノクロロジフルオロメタン、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン、及びこれらの組み合わせ等のハロゲン化炭化水素からなる群から選択される、請求項12又は13に記載の方法。
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