JP6843492B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置に係り、より詳しくは信頼性及び集積度がより向上した3次元半導体装置に関する。
消費者が要求する優れた性能及び低廉な価額を充足させるために半導体装置の集積度を増加させることが要求されている。従来の2次元又は平面の半導体装置の場合、その集積度は単位メモリセルが占有する面積によって主に決定されるので、微細パターン形成技術の水準に大きく影響を受ける。しかし、パターンの微細化のためには超高価な装備を必要とするので、2次元半導体装置の集積度は増加するが、技術的及び経済的な困難がある。
米国特許公開第2011/0204420号明細書 米国特許第8,378,406号明細書
本発明が解決しようとする課題は信頼性及び集積度がより向上した半導体装置を提供することにある。
前記解決しようとする課題を達成するための本発明による半導体装置は、素子分離膜によって定義された活性領域を含む基板と、前記活性領域を横切って第1方向に延長されるゲート電極と、前記ゲート電極上において、前記第1方向と直交する第2方向に延長される複数の配線と、前記ゲート電極及び前記複数の配線の間に配置され、前記ゲート電極及び前記複数の配線と離隔され、前記第1方向に延長されて前記複数の配線及び前記活性領域と重畳されるコンタクトパッドと、前記コンタクトパッドを前記活性領域と電気的に接続する下部コンタクトプラグと、前記コンタクトパッドと前記複数の配線とのいずれか1つを電気的に接続する上部コンタクトプラグと、を含むことを特徴とする。
前記第1方向において、前記コンタクトパッドの長さは、前記活性領域の幅より大きいことが好ましい。
前記上部コンタクトプラグは、前記第1方向において前記下部コンタクトプラグと離隔されて配置されることが好ましい。
前記第2方向の前記コンタクトパッドの幅は、前記第2方向の前記下部コンタクトプラグの幅より大きいことが好ましい。
前記複数の配線の各々は、平面から見る時、前記素子分離膜と重畳されることが好ましい。
前記複数の配線の中の1つは、平面から見る時、前記第2方向に延長される前記活性領域の縁(edge)と重畳されることが好ましい。
また、前記解決しようとする課題を達成するための半導体装置は、セルアレイ領域及び周辺回路領域を含む基板と、前記セルアレイ領域の前記基板上において第1高さに延長されるセルアレイ構造体と、前記周辺回路領域の前記基板上において、前記第1高さより小さい第2高さに延長される周辺ロジック構造体と、前記周辺ロジック構造体及び前記セルアレイ構造体の上に延長される複数の平行な配線と、前記周辺ロジック構造体の上部面と前記複数の配線の下部面との間に配置され、平面から見る時、前記周辺ロジック構造体の一部分及び前記複数の配線の一部分と重畳されるコンタクトパッドと、前記周辺ロジック構造体と前記コンタクトパッドとを電気的に接続する下部コンタクトプラグと、前記コンタクトパッドと前記複数の配線のいずれか1つとを接続する上部コンタクトプラグと、を含む。
前記セルアレイ構造体は、積層された複数の電極及び前記複数の電極を貫通する垂直構造体を含むことが好ましい。
前記コンタクトパッドの下部面は、前記垂直構造体の上部面の高さと前記周辺ロジック構造体の上部面の高さとの間に位置することが好ましい。
前記コンタクトパッドの上部面は、前記垂直構造体の上部面と実質的に共通の面をなすことが好ましい。
前記周辺回路領域において前記基板は、活性領域を定義する素子分離膜を含み、前記周辺ロジック構造体は、前記活性領域上において第1方向に延長されるトランジスタゲート信号ラインと、前記トランジスタゲート信号ラインの両側の前記活性領域内に形成されたソース及びドレイン領域と、を含み、前記下部コンタクトプラグは、前記ソース及びドレイン不純物領域の中のいずれか1つに接続されることが好ましい。
前記複数の配線は、前記第1方向と直交する第2方向に延長され、前記コンタクトパッドは、前記第1方向に延長され、前記第1方向の前記コンタクトパッドの長さは、前記第1方向の前記活性領域の幅より大きいことが好ましい。
前記複数の配線は平面から見る時、前記活性領域と重畳されることが好ましい。
前記上部コンタクトプラグは、前記第1方向において前記下部コンタクトプラグと離隔されて配置されることが好ましい。
前記セルアレイ構造体は、 前記基板上に垂直に積層された複数の第1電極を含む第1積層構造体と、前記第1積層構造体上に垂直に積層された第2電極を含む第2積層構造体と、前記第1及び第2積層構造体を貫通する垂直構造体と、を含むことが好ましい。
前記セルアレイ領域と前記周辺回路領域との間の第1コンタクト領域に配置され、前記第1電極に接続され前記基板から垂直に離隔されて延長される複数の第1プラグと、前記セルアレイ領域と前記第1コンタクト領域との間の第2コンタクト領域に配置され、前記第2電極に接続され、前記基板から垂直に離隔されて延長される複数の第2プラグと、をさらに含み、前記コンタクトパッドの垂直高さは、前記複数の第2プラグ少なくとも1つの垂直高さより小さくて、前記複数の第2プラグの中の少なくとも他の1つの垂直高さより大きいことが好ましい。
前記コンタクトパッドの上部面は、前記複数の第1プラグの上部面及び前記複数の第2プラグの上部面と実質的に共通の面をなすことが好ましい。
また、前記解決しようとする課題を達成するための本発明による半導体装置は、上部面を有する基板と、前記基板上に形成され、基板の前記上部面と平行な第1方向に延長されるトランジスタゲート制御信号ラインの両側にソース及びドレイン領域を含むトランジスタ構造体と、前記トランジスタ構造体上の第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜上に形成され、前記第1方向において長さを有し、前記第1方向と直交する第2方向において幅を有し、前記第1及び第2方向に対して垂直な垂直方向において高さを有し、前記長さは、前記幅より大きくて、前記高さは、前記トランジスタ制御信号ラインの垂直的厚みより大きく平行なコンタクトパッドの第1アレイと、前記第1アレイの前記コンタクトパッド1つを前記ソース領域、前記ドレイン領域又は前記トランジスタ制御信号ラインと電気的に接続する下部コンタクトプラグと、を含むことが好ましい。
前記トランジスタ構造体は、素子分離膜によって前記基板内に定義された第1活性領域内に形成され、前記第1活性領域は、前記第1方向において幅を有し、前記第1アレイにおいて前記コンタクトパッド各々の長さは、前記第1活性領域の幅より大きいことが好ましい。
前記第1方向において前記第1活性領域と第1距離離隔されて前記基板に配置された第2活性領域と、前記第2活性領域上に形成された平行なコンタクトパッドの第2アレイと、をさらに含み、前記第2アレイは、前記第1方向において前記第1アレイと前記第1距離より小さい第2距離ぐらい離隔される以外は、前記第1アレイと実質的に同一である。
本発明に係る半導体装置によれば、MOSトランジスタと接続される下部コンタクトプラグは、複数の配線とMOSトランジスタとの間の電気的な接続関係に関係なく、素子分離膜と離隔されて活性領域内に自由に配置できる。したがって、下部コンタクトプラグを形成の時、工程マージンを増加でき、
下部コンタクトプラグ上に複数の配線を横切るライン形状のコンタクトパッドが配置されるので、複数の配線とMOSトランジスタとの間の電気的な接続によって上部コンタクトプラグの位置が自由に変更できるという効果がある。
したがって、活性領域の面積が縮小されても、複数の配線とMOSトランジスタとを電気的に接続するコンタクトプラグの工程マージンを向上できるという効果がある。
本発明の一実施形態による半導体装置の平面図である。 図1のI−I’及びII−II’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態による半導体装置の斜視図である。 本発明の他の実施形態による半導体装置の平面図である。 本発明の他の実施形態による半導体装置の平面図である。 本発明のその他の実施形態による半導体装置の平面図である。 図6のI−I’線に沿って切断した断面である。 本発明の実施形態による半導体メモリ装置の概略的な構成を説明するための図面である。 本発明の実施形態による半導体メモリ装置のブロック図である。 本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイを示す簡略回路図である。 本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイを示す簡略回路図である。 本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイを示す斜視図である。 本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイを示す斜視図である。 本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイを示す斜視図である。 本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイを示す斜視図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の平面図である。 図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面図である。 本発明の他の実施形態による半導体メモリ装置の断面図である。 本発明の他の実施形態による半導体メモリ装置の断面図である。 本発明の他の実施形態による半導体メモリ装置の断面図である。 本発明の他の実施形態による半導体メモリ装置の断面図である。 本発明の他の実施形態による半導体メモリ装置の断面図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を示すための断面図であって、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を示すための断面図であって、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を示すための断面図であって、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を示すための断面図であって、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を示すための断面図であって、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を示すための断面図であって、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を示すための断面図であって、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を示すための断面図であって、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を示すための断面図であって、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を示すための断面図であって、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を示すための断面図であって、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面図である。 本発明のその他の実施形態による半導体メモリ装置の断面図である。 本発明のその他の実施形態による半導体メモリ装置の断面図である。 本発明の実施形態による半導体メモリ装置を含むメモリシステムの一例を示す概略ブロック図である。 本発明の一実施形態による半導体メモリ装置を具備するメモリカードの一例を示す概略ブロック図である。 本発明による半導体メモリ装置を装着する情報処理システムの一例を示す概略ブロック図である。
本発明の長所及び特徴、そしてそれらを達成する方法は添付する図面と共に詳細に後述する実施形態を参照すれば明確になる。しかし、本発明は以下に開示する実施形態に限定されるものではなく、互に異なる多様な形態に具現でき、本実施形態は単に本発明の開示が完全になるようにし、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるだけである。明細書の全体に亘り同一参照符号は同一構成要素を示す。
本明細書において使用する用語は実施形態を説明するためのものであり、本発明を制限しようとするものではない。本明細書において単数形は特に言及しない限り複数形も含む。明細書において使用する‘含む(comprises)’及び/又は‘含む(comprising)’は言及された構成要素、段階、動作及び/又は素子は1つ以上の他の構成要素、段階、動作及び/又は素子の存在又は追加を排除しない。また、本明細書において、ある膜が他の膜又は基板上に在ると言及される場合に、それは他の膜又は基板上に直接形成されるか、又はこれらの間に第3の膜が介在することもあることを意味する。
また、本明細書において記述する実施形態は本発明の理想的な例示図である断面図及び/又は平面図を参考して説明する。図面において、膜及び領域の厚みは技術的内容の効果的な説明のために誇張されたものである。したがって、製造技術及び/又は許容誤差等によって例示図の形態が変形され得る。したがって、本発明の実施形態は図示した特定形態に制限されず、製造工程によって生成される形態の変化も含む。例えば、直角に図示したエッチング領域はラウンドされるか、或いは所定曲率を有する形態である。したがって、図面において例示した領域は概略的な属性を有し、図面において例示した領域の様子は素子の領域の特定形態を例示するためのものであり、発明の範疇を制限するためのものではない。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に対して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態による半導体装置の平面図である。図2は、図1のI−I’及びII−II’線に沿って切断した断面である。図3は本発明の一実施形態による半導体装置の斜視図である。
図1、図2、及び図3を参照すると、素子分離膜11によって活性領域ACTが定義された半導体基板10上にゲート電極23が配置される。
半導体基板10はバルク(bulk)シリコン基板、シリコンオンインシュレータ(silicon on insulator:SOI)基板、ゲルマニウム基板、ゲルマニウムオンインシュレータ(germanium on insulator:GOI)基板、シリコン−ゲルマニウム基板、又は選択的エピタキシァル成長(selective epitaxial growth、SEG)を遂行して獲得したエピタキシァル薄膜の基板のいずれかであり得る。
素子分離膜11は半導体基板10にトレンチを形成した後、絶縁物質を埋め込んで形成される。素子分離膜11は酸化物、窒化物及び/又は酸化窒化物等を含む。活性領域ACTは半導体基板10の一部分として、N型又はP型の不純物がドーピングされた不純物ウェル(図示せず)を含む。
ゲート電極23(例えば、トランジスタのゲート制御信号ライン)はゲート絶縁膜を介在して半導体基板10上に形成され、活性領域ACTを横切って第1方向D1に延長される。ゲート電極23は不純物がドーピングされたポリシリコン膜により形成されるか、或いは不純物がドーピングされたポリシリコンに比べて仕事関数が高い導電物質により形成される。例えば、仕事関数が高い導電物質はタングステン又はモリブデン等の金属膜と、チタニウム窒化膜、タンタル窒化膜、タングステン窒化膜及びチタニウムアルミニウム窒化膜等の導電性金属窒化膜と、タングステンシリサイド等の金属シリサイドとの中から選択された少なくとも1つである。ゲート絶縁膜は酸化物、窒化物、酸化窒化物及び/又は高誘電物(ex、酸化ハフニウム、酸化アルミニウム等のような絶縁性金属酸化物等)等を含む。
ゲート電極23の両側の活性領域ACT内にソース及びドレイン不純物領域21、22が形成される。ソース及びドレイン不純物領域21、22は活性領域ACTと異なる導電型の不純物をドーピングして形成される。
ゲート電極23の上に複数の配線(ICL1乃至ICL5)が配置されており、複数の配線(ICL1乃至ICL5)は第1方向D1と直交する第2方向D2に並べて延長される。一実施形態において、第1乃至第5配線(ICL1乃至ICL5)の一部分が、平面から見る時、活性領域ACTと重畳されるように配置される。ゲート電極23上に第1乃至第5配線(ICL1乃至ICL5)が均一な間隔に配置され、第1乃至第5配線(ICL1乃至ICL5)のピッチ(P;即ち、配線ICLの線幅と配線(ICL1乃至ICL5)の各間隔の合計)は活性領域ACTの幅L1より小さい。
垂直断面から見る時、ゲート電極23の上部面と複数の配線(ICL1乃至ICL5)の下部面との間に第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)が配置される。第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は第1方向D1に延長され、第2方向D2に水平的に互いに離隔されて配置される。第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は半導体基板10の上部面から同一の垂直距離に配置される。そして、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の上部面は実質的に共通の面(coplanar)をなす。第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は活性領域ACTの上に配置され、第1方向D1の第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の長さL2は活性領域ACTの幅L1より大きい。コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)はゲート電極23又は配線ICL1又はICL5より厚い。第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は上部幅より小さい下部幅を有するか、或いは上部長さより小さい下部長さを有し、傾いた側壁を有する。このような第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は層間絶縁膜に周辺トレンチを形成した後、周辺トレンチ内に導電物質を埋め込んで形成される。
第1コンタクトパッドCP1は第1下部コンタクトプラグLCP1を通じてソース不純物領域21と電気的に接続される。第2コンタクトパッドCP2は第2下部コンタクトプラグLCP2を通じてドレイン不純物領域22と電気的に接続される。第3コンタクトパッドCP3は第3下部コンタクトプラグLCP3を通じてゲート電極23と電気的に接続される。
第1及び第2下部コンタクトプラグLCP1、LCP2は素子分離膜11と離隔されて活性領域ACT内に配置される。第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)は、第1乃至第5配線(ICL1乃至ICL5)の配置に関係なく、活性領域ACTの内に位置する。第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)は第2方向D2において互いに離隔されて配置される。そして、第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)の最大幅(図2においてD2方向に図示された幅)は第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の最大幅より小さい(図2及び図3に、コンタクトパッドは上部面において最大幅を有し、傾いた側壁を有している)。また、第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)の最大幅は第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の最小幅よりも小さい。
第1コンタクトパッドCP1は第1上部コンタクトプラグUCP1を通じて第1乃至第5配線(ICL1乃至ICL5)の中の少なくともいずれか1つと電気的に接続される。例えば、第1上部コンタクトプラグUCP1は第5配線ICL5と電気的に接続され、平面から見る時、第1コンタクトパッドCP1と第5配線ICL5とが重畳される位置に配置される。そして、第1上部コンタクトプラグUCP1は平面から見る時、第1下部コンタクトプラグLCP1と離隔される。即ち、前記第1上部コンタクトプラグUCP1は、平面から見る時、前記第1下部コンタクトプラグLCP1と重畳されない。例えば、第1コンタクトパッドCP1と第5配線ICL5とが重畳される位置が活性領域ACT上からずれていても、第5配線ICL5は第1上部コンタクトプラグUCP1、第1コンタクトパッドCP1、及び第1下部コンタクトプラグLCP1を通じてソース不純物領域21と電気的に接続される。コンタクトパッドは活性領域ACT’に示すように理想的な活性領域ACTと異なり誤整列されるか、或いは移動される場合においても、工程マージンのため、向上された電気的な接続を提供できる。
第2コンタクトパッドCP2は第2上部コンタクトプラグUCP2を通じて第1乃至第5配線(ICL1乃至ICL5)の中の少なくともいずれか1つと電気的に接続される。例えば、第2上部コンタクトプラグUCP2は第4配線ICL4と電気的に接続され、平面から見る時、第2コンタクトパッドCP2と第4配線ICL4とが重畳される位置に配置される。そして、第2上部コンタクトプラグUCP2は平面から見る時、第2下部コンタクトプラグLCP2と離隔される。即ち、前記第2上部コンタクトプラグUCP2は前記第2下部コンタクトプラグLCP2と重畳されない。
第3コンタクトパッドCP3は第3上部コンタクトプラグUCP3を通じて第1乃至第5配線(ICL1乃至ICL5)の中の少なくともいずれか1つと電気的に接続される。例えば、第3上部コンタクトプラグUCP3は第2配線ICL2と電気的に接続され、平面から見る時、第3コンタクトパッドCP3と第2配線ICL2が重畳される位置に配置される。そして、第3上部コンタクトプラグUCP3は平面から見る時、第3下部コンタクトプラグLCP3と離隔される。即ち、前記第3上部コンタクトプラグUCP3は前記第3下部コンタクトプラグLCP3と重畳されない。
第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)と、第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)は第1層間絶縁膜100内に埋め込まれる。そして、第1層間絶縁膜100は第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)と第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)との境界部分においてエッチング停止膜(図示せず)を含んでもよい。第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の下部面は実質的に共通の面をなし、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の上部面は実質的に共通の面をなす。そして、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の上部面は第2層間絶縁膜200によってカバーされ、第2層間絶縁膜200内に第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)が埋め込まれる。また、第1乃至第5配線(ICL1乃至ICL5)は第2層間絶縁膜200上に配置される。
一方、第1乃至第3コンタクトパッドCP1、CP2、CP3が省略される場合、活性領域ACTの縁上部に位置する第1配線ICL1と第5配線ICL5とをソース及びドレイン不純物領域21、22に接続するために、コンタクトプラグが活性領域ACTと第1及び第5配線ICL1、ICL5とが重畳される位置に配置されてもよい。このような場合、活性領域ACTとコンタクトプラグとの間の誤整列によってコンタクトプラグが活性領域ACTと素子分離膜11との境界に形成されることもあり得る。また、活性領域ACTを定義する素子分離膜11の形成の時、活性領域ACTのコーナー部分がラウンドになる現象が発生し、これによって活性領域ACTの面積が縮小されて、活性領域ACTのコーナー部分においてコンタクトプラグの形成マージンが減少されることがある。
反面、本発明の実施形態によれば、ソース及びドレイン不純物領域21、22と接続される第1及び第2下部コンタクトプラグLCP1、LCP2は第1乃至第5配線(ICL1乃至ICL5)とMOSトランジスタとの間の電気的な接続関係に関係なく、活性領域ACT内に配置される。したがって、第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)を形成の時、工程マージンを増加できる。また、第1乃至第5配線(ICL1乃至ICL5)に接続された第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)は活性領域ACTの幅L1より大きい長さL2を有する第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)上に配置されることによって、第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)の位置は第1乃至第5配線(ICL1乃至ICL5)とMOSトランジスタとの間の電気的な接続によって自由に変更できる。実施形態によれば、活性領域ACTのサイズを減少できるので、半導体素子の集積度を向上させ、費用を減らすことができる。
図4及び図5は本発明の他の実施形態による半導体装置の平面図である。
図4に示す実施形態によれば、半導体基板10上に活性領域ACTを横切って第1方向D1に延長されるゲート電極23が配置される。ゲート電極23の一側のソース不純物領域(図2の21参照)に第1下部コンタクトプラグLCP1が接続され、ゲート電極23の他側のドレイン不純物領域(図2の22参照)に第2下部コンタクトプラグLCP2が接続される。第1及び第2下部コンタクトプラグLCP1、LCP2は素子分離膜11と離隔されて活性領域ACT内に配置される。そして、第3下部コンタクトプラグLCP3がゲート電極23に接続され、平面図において活性領域ACTと重畳されなくともよい。
ゲート電極23の上において第1方向D1に延長される第1乃至第3配線(ICL1乃至ICL3)が第2方向D2に等間隔に離隔されて配置される。図4に示す実施形態において、第1及び第3配線ICL1、ICL3は、平面から見る時、素子分離膜11と活性領域ACTとの境界部分と重畳される。
垂直断面から見る時、第1及び第2コンタクトパッドCP1、CP2がゲート電極23の上部面の第1高さ及び第1乃至第3配線(ICL1乃至ICL3)の下部面の第2高さの間に配置される。第1及び第2コンタクトパッドCP1、CP2は第1方向D1に延長される。即ち、第1及び第2コンタクトパッドCP1、CP2は第1乃至第3配線(ICL1乃至ICL3)の下において第1乃至第3配線(ICL1乃至ICL3)を横断している。第1方向D1において第1及び第2コンタクトパッドCP1、CP2の長さは活性領域ACTの幅より大きくなってもよい。一実施形態において、第1方向D1において第1及び第2コンタクトパッドCP1、CP2の長さは第1乃至第3配線(ICL1乃至ICL3)のピッチの2倍より大きい。即ち、第1及び第2コンタクトパッドCP1、CP2は第1乃至第3配線(ICL1乃至ICL3)の一部分と重畳される。
第1コンタクトパッドCP1と第1配線ICL1とは第1上部コンタクトプラグUCP1を通じて電気的に接続される。第1上部コンタクトプラグUCP1は、第1下部コンタクトプラグLCP1の位置に関係なく、第1コンタクトパッドCP1と第1配線とが重畳される位置に配置される。そして、第2コンタクトパッドCP2と第3配線ICL3とは第2上部コンタクトプラグUCP2を通じて電気的に接続される。第2上部コンタクトプラグUCP2は、第2下部コンタクトプラグLCP2の位置に関係なく、第2コンタクトパッドCP2と第3配線ICL3とが重畳される位置に配置される。このように、平面から見る時、第1及び第2上部コンタクトプラグUCP1、UCP2が活性領域ACTと素子分離膜11との境界に配置されても、第1及び第3配線ICL1、ICL3は第1及び第2コンタクトパッドCP1、CP2を通じてソース及びドレイン不純物領域(図2の21、22参照)と電気的に接続できる。
図4は図5に示す実施形態とは異なり、上部コンタクトプラグUCP1、UCP2が平面から見る時、活性領域ACTと部分的に重畳されることを示し、D1方向において活性領域ACTの幅は十分に小さいので、これによって、平面から見る時、上部コンタクトプラグが活性領域ACTと重畳されていなくともよい。図4は活性領域ACT上の2つのコンタクトプラグCP1、CP2、及び下部コンタクトプラグLCP3のためのコンタクトパッド無しにおいて活性領域ACTの外側においてゲート電極23と接続された下部コンタクトプラグLCP3を示す。図4に基づいた多様な実施形態において、下部コンタクトプラグLCP3は下部コンタクトプラグLCP3に直接接続させるか、或いは下部コンタクトプラグLCP3に直接接続される上部コンタクトプラグを通じてICL1、ICL2又はICL3を除外した配線に接続されてもよい。これとは異なり、下部コンタクトプラグLCP3と上部コンタクトプラグとの間に適切なコンタクトパッドが提供され、下部コンタクトプラグLCP3の代わりにコンタクトプラグが配線ICL2からゲート電極23に直接延長されてもよい。
図5に示す実施形態によれば、素子分離膜11によって活性領域ACTが定義された半導体基板10上にゲート電極23が配置される。ゲート電極23は第1方向D1に延長され、ゲート電極23上において第2方向D2に延長される第1乃至第3配線(ICL1乃至ICL3)が等間隔に離隔されて配置される。そして、垂直断面から見る時、第1乃至第3配線(ICL1乃至ICL3)の下部面の第2高さとゲート電極23の上部面の第1高さとの間に第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)及び第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)が配置される。
第1下部コンタクトプラグLCP1はゲート電極23一側のソース不純物領域(図2の21参照)に接続され、第2下部コンタクトプラグLCP2はゲート電極23の他側のドレイン不純物領域(図2の22参照)に接続される。第1及び第2下部コンタクトプラグLCP1、LCP2は素子分離膜11と離隔されて活性領域ACT内に配置される。そして、第3下部コンタクトプラグLCP3がゲート電極23に接続され、平面図において活性領域ACTと重畳される。
この実施形態において、活性領域ACTは第2方向D2に長軸を有し、平面から見る時、第1及び第3配線ICL1、ICL3の間に活性領域ACTが定義される。即ち、第1及び第3配線ICL1、ICL3は活性領域ACTの外側の素子分離膜11上に配置される。
第1方向D1において第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の長さは活性領域ACTの幅より大きい。そして、第1方向D1において第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の長さは第1乃至第3配線(ICL1乃至ICL3)のピッチの2倍より大きい。即ち、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は第1乃至第3配線(ICL1乃至ICL3)の一部分と重畳される。
第1コンタクトパッドCP1と第3配線ICL3とは第1上部コンタクトプラグUCP1を通じて電気的に接続される。第1上部コンタクトプラグUCP1は、第1下部コンタクトプラグLCP1の位置に関係なく、第1コンタクトパッドCP1と第3配線ICL3とが重畳される位置に配置される。そして、第2コンタクトパッドCP2と第2配線ICL2とは第2上部コンタクトプラグUCP2を通じて電気的に接続される。第2上部コンタクトプラグUCP2は、第2下部コンタクトプラグLCP2の位置に関係なく、第2コンタクトパッドCP2と第2配線ICL2とが重畳される位置に配置される。また、第3下部コンタクトプラグLCP3の位置に関係なく、第3コンタクトパッドCP3と第1配線ICL1とが第3上部コンタクトプラグUCP3を通じて電気的に接続される。
この実施形態によれば、活性領域ACTと重畳されない第3配線ICL3も第1コンタクトパッドCP1を通じてソース不純物領域(図2の21参照)と電気的に接続される。即ち、活性領域ACTと第1乃至第3配線ICL1乃至ICL3との間にライン形状の第1乃至第3コンタクトパッドCP1、CP2、CP3を配置することによって、活性領域ACTと重畳されない第1及び第3配線ICL1、ICL3をMOSトランジスタと電気的に接続することが容易になる。
図5は平面から見る時、ICL1、ICL2、ICL3と重畳される3つのコンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)を示し、これと関連した他の実施形態においては、コンタクトパッドCP3は省略され、コンタクトパッドCP1、CP2は配線(ICL1、ICL2、ICL3)のピッチの2倍より小さいD1方向の長さに延長され、これによってコンタクトプラグLCP1、LCP2は平面から見る時、単なる2つの配線と重畳される。例えば、図5においてコンタクトパッドCP1、CP2が配線ICL2、ICL3のみと重畳される場合、上部コンタクトプラグUCP1、UCP2と下部コンタクトプラグLCP1、LCP2とは配線ICL2、ICL3とソースドレイン不純物領域21、22とを接続する。配線ICL1はコンタクトパッド無しにおいて1つ又はそれ以上のコンタクトプラグと共にゲート電極23に接続される。
図6は本発明のその他の実施形態による半導体装置の平面図である。図7は図6のI−I’線に沿って切断した断面である。
図6及び図7を参照すれば、半導体基板10は素子分離膜11によって定義された第1及び第2活性領域ACT1、ACT2を含む。第1及び第2活性領域ACT1、ACT2は第1方向D1に互いに隣接するように配置される。
第1方向D1に延長されるゲート電極23は第1及び第2活性領域ACT1、ACT2を横切って配置される。ゲート電極23の両側の第1及び第2活性領域ACT1、ACT2内にはソース及びドレイン不純物領域(図2の21、22参照)が形成される。そして、ソース及びドレイン不純物領域(図2の21、22参照)に第1及び第2下部コンタクトプラグLCP1、LCP2が接続され、ゲート電極23に第3下部コンタクトプラグLCP3が接続される。そして、図1乃至図3を参照して説明したように、第1及び第2活性領域ACT1、ACT2の各々の上に第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)が配置される。また、第1活性領域ACT1上に第2方向D2に並べて延長される複数の配線ICLが配置され、第2活性領域ACT2上に第2方向D2に並べて延長される複数の配線ICLが配置される。
第1方向D1において隣接する第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は電気的に互いに分離される。そして、第1方向D1において隣接する第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の間の距離d1は第1方向D1において隣接する第1及び第2活性領域ACT1、ACT2の間の距離d2より小さい。コンタクトパッドCP3に対して図7を参照すると、コンタクトパッドは板形状(plate−like)であり、傾いた側壁を有する。これによって、コンタクトパッドの上部面において距離d1を有する。
図8は本発明の実施形態による半導体メモリ装置の概略的な構成を説明するための図面である。図9は本発明の実施形態による半導体メモリ装置のブロック図である。
図8を参照すれば、半導体メモリ装置はセルアレイ領域CAR、及び周辺回路領域を含む。周辺回路領域はローデコーダ領域ROW DCR、ページバッファ領域PBR、及びカラムデコーダ領域COL DCRを含む。これに加えて、セルアレイ領域CARとローデコーダ領域ROWD CRとの間にコンタクト領域CTRが配置される。
図8及び図9を参照すれば、セルアレイ領域CARには複数のメモリセルにより構成されたメモリセルアレイ1が配置される。メモリセルアレイ1は複数のメモリセル及びメモリセルと電気的に接続された複数のワードライン及びビットラインを含む。一実施形態において、メモリセルアレイ1はデータ消去単位である複数のメモリブロック(BLK0乃至BLKn)を含む。メモリセルアレイ1に対しては図10乃至図15を参照して詳細に説明する。
ローデコーダ領域ROW DCRにはメモリセルアレイ1のワードラインを選択するローデコーダ2が配置される。コンタクト領域CTRにはメモリセルアレイ1とローデコーダ2とを電気的に接続する配線構造体が配置される。ローデコーダ2はアドレス情報にしたがって、メモリセルアレイ1のメモリブロック(BLK0乃至BLKn)の中の1つを選択し、選択されたメモリブロックのワードラインの中の1つを選択する。ローデコーダ2は制御回路(図示せず)の制御に応答して電圧発生回路(図示せず)から発生されたワードライン電圧を選択されたワードライン及び非選択されたワードラインに各々提供する。
ページバッファ領域PBRにはメモリセルに格納された情報を読み出すためのページバッファ3が配置される。ページバッファ3は動作モードにしたがって、メモリセルに格納されるデータを臨時的に格納するか、或いはメモリセルに格納されたデータを感知する。ページバッファ3はプログラム動作モードの時、書込みドライバ(write driver)回路として動作し、読出し動作モードの時,感知増幅器(sense amplifier)回路として動作する。
カラムデコーダ領域COL DCRにはメモリセルアレイ1のビットラインと接続されるカラムデコーダ4が配置される。カラムデコーダ4はページバッファ3と外部装置(例えば、メモリコントローラ)との間にデータ伝送経路を提供する。
図10及び図11は本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイを示す簡略回路図である。
図10を参照すれば、一実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイは共通ソースラインCSL、複数のビットラインBL及び共通ソースラインCSLとビットラインBLとの間に配置される複数のセルストリングCSTRを含む。
ビットラインBLは2次元的に配列され、その各々には複数のセルストリングCSTRが並列に接続される。セルストリングCSTRは共通ソースラインCSLに共通に接続される。即ち、複数のビットラインBLと1つの共通ソースラインCSLとの間に複数のセルストリングCSTRが配置される。一実施形態によれば、共通ソースラインCSLは複数が2次元的に配列される。ここで、複数の共通ソースラインCSLには電気的に同一の電圧が印加されるか、又は共通ソースラインCSLの各々が電気的に制御されてもよい。
セルストリングCSTRの各々は共通ソースラインCSLに接続する接地選択トランジスタGST、ビットラインBLに接続するストリング選択トランジスタSST、及び接地及びストリング選択トランジスタGST、SSTの間に配置される複数のメモリセルトランジスタMCTにより構成される。そして、接地選択トランジスタGST、ストリング選択トランジスタSST及びメモリセルトランジスタMCTは直列に接続される。
共通ソースラインCSLは接地選択トランジスタGSTのソースに共通に接続される。これに加えて、共通ソースラインCSLとビットラインBLとの間に配置される、接地選択ラインGSL、複数のワードラインWL0乃至WL3及びストリング選択ラインSSLが接地選択トランジスタGST、メモリセルトランジスタMCT及びストリング選択トランジスタSSTのゲート電極として各々使用される。また、メモリセルトランジスタMCTの各々はデータ格納要素(data storage element)を含む。
図11を参照すれば、他の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイは垂直構造体VSの各々に並列に接続されたメモリ要素MEを含む。メモリ要素MEの各々はワードラインWLの相応する1つに接続される。即ち、ワードラインWLの各々は、メモリ要素MEの相応する1つを通じて、垂直構造体VSの相応する1つに接続される。
複数の選択トランジスタSSTが複数のビットラインプラグBLPを通じてビットラインBLに並列に接続される。ビットラインプラグBLPの各々はそれに隣接する一対の選択トランジスタSSTに共通に接続される。
複数のワードラインWL及び複数の垂直構造体VSがビットラインBLと選択トランジスタSSTとの間に配置される。垂直構造体VSはビットラインプラグBLPの間に配置される。例えば、垂直構造体VS及びビットラインプラグBLPはビットラインBLと平行な方向にしたがって交互に配列される。これに加えて、垂直構造体VSの各々はそれに隣接する一対の選択トランジスタSSTに共通に接続される。
選択トランジスタSSTの各々は、それのゲート電極として機能する、選択ラインSLを具備する。一実施形態において、選択ラインSLはワードラインWLと平行であってもよい。
本発明の実施形態による半導体メモリ装置を図10及び図11を参照して例示的に説明した。しかし、図10及び図11は本発明の技術的な思想の可能である応用に対するより容易な理解のために提供するだけであり、本発明の技術的な思想がこれらに限定されることではない。
図12乃至図15は本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイを示す斜視図である。
図12に示す実施形態によれば、共通ソースラインCSLは半導体基板10(以下、基板という)上に配置される導電性薄膜又は基板10内に形成される不純物領域である。ビットラインBLは基板10から離隔されてその上部に配置される導電性パターン(例えば、金属ライン)である。ビットラインBLは2次元的に配列され、その各々には複数のセルストリングCSTRが並列に接続される。これによって、セルストリングCSTRは共通ソースラインCSL又は基板10上に2次元的に配列される。
セルストリングCSTRの各々は、共通ソースラインCSLとビットラインBLとの間に配置される複数の接地選択ラインGSL1、GSL2、複数のワードライン(WL0乃至WL3)及び複数のストリング選択ラインSSL1、SSL2を含む。一実施形態において、複数のストリング選択ラインSSL1、SSL2は図10のストリング選択ラインSSLを構成し、複数の接地選択ラインGSL1、GSL2は図10の接地選択ラインGSLを構成する。そして、接地選択ラインGSL1、GSL2、ワードライン(WL0乃至WL3)及びストリング選択ラインSSL1、SSL2は基板10上に積層された導電パターン(即ち、ゲート電極)である。
また、セルストリングCSTRの各々は共通ソースラインCSLから垂直に延長されてビットラインBLに接続する垂直構造体VSを含む。垂直構造体は接地選択ラインGSL1、GSL2、ワードライン(WL0乃至WL3)及びストリング選択ラインSSL1、SSL2を貫通するように形成される。言い換えれば、垂直構造体VSは基板10上に積層された複数の導電パターンを貫通する。
垂直構造体VSは半導体物質又は導電性物質を包含してもよい。一実施形態によれば、垂直構造体は半導体物質から形成され、図12に示したように、半導体基板10と接続される半導体本体部SP1及び半導体本体部SP1とデータ格納膜DSとの間に介在する半導体スペーサーSP2を含む。これに加えて、垂直構造体VSはその上端に不純物領域Dを含む。例えば、ドレイン領域Dが垂直構造体VSの上端に形成される。
ワードライン(WL0乃至WL3)と垂直構造体VSとの間にはデータ格納膜DSが配置される。一実施形態によれば、データ格納膜DSは電荷格納膜を含む。例えば、データ格納膜DSはトラップ絶縁膜、浮遊ゲート電極又は導電性ナノドット(conductive nano dots)を含む絶縁膜の中の1つであってもよい。このようなデータ格納膜DSに格納されるデータは半導体物質を含む垂直構造体VSとワードライン(WL0乃至WL3)との間の電圧差異によって誘発されるファウラ−ノルドハイムトンネルリングを利用して変更できる。これとは異なり、データ格納膜DSは他の動作原理に基づいて情報を格納可能である薄膜(例えば、相変化メモリのための薄膜又は可変抵抗メモリのための薄膜)であってもよい。
データ格納膜DSはワードライン(WL0乃至WL3)を貫通する垂直パターンVPと、ワードライン(WL0乃至WL3)と垂直パターンVPとの間においてワードライン(WL0乃至WL3)の上部面及び下部面に延長される水平パターンHPを含む。
接地選択ラインGSL1、GSL2と垂直構造体VSとの間又はストリング選択ラインSSL1、SSL2と垂直構造体VSとの間には、トランジスタのゲート絶縁膜として使用される誘電膜が配置されてもよい。ここで、誘電膜はデータ格納膜DSと同じ物質により形成され、通常的なMOSFETのためのゲート絶縁膜(例えば、シリコン酸化膜)であってもよい。
このような構造において、垂直構造体VSは、接地選択ラインGSL1、GSL2、ワードライン(WL0乃至WL3)及びストリング選択ラインSSL1、SSL2と共に、垂直構造体をチャンネル領域として使用するMOS電界効果トランジスタ(MOSFET)を構成する。これとは異なり、垂直構造体VSは、接地選択ラインGSL1、GSL2、ワードライン(WL0乃至WL3)及びストリング選択ラインSSL1、SSL2と共に、MOSキャパシタ(MOS capacitor)を構成する。
接地選択ラインGSL1、GSL2、複数のワードライン(WL0乃至WL3)及び複数のストリング選択ラインSSL1、SSL2は接地選択トランジスタ、メモリセルトランジスタ及びストリング選択トランジスタのゲート電極として各々使用されてもよい。そして、接地選択ラインGSL1、GSL2、ワードライン(WL0乃至WL3)及びストリング選択ラインSSL1、SSL2に印加される電圧からの電界及び寄生電界(fringe field)によって垂直構造体VSに反転領域(inversion regions)が形成される。ここで、各反転領域の最大距離(又は幅)は反転領域を生成させるワードライン又は選択ラインの厚みより大きくなる。これによって、垂直構造体VSに形成される反転領域は垂直に重畳されて、共通ソースラインCSLを選択されたビットラインに電気的に接続する電流通路を形成する。
即ち、セルストリングCSTRにおいて選択ライン(GSL1、GSL2、SSL1、SSL2)によって構成される接地及びストリングトランジスタとワードライン(WL0乃至WL3)によって構成されるセルトランジスタ(図10のMCT)が直列接続された構造を有してもよい。
図13乃至図15を参照すると、本発明の実施形態による半導体メモリ装置のセルアレイはxy平面に対して平行でありながら、基板から互に異なる高さに位置する複数の水平電極EL及び水平電極ELと垂直である複数の垂直構造体VSを含む。これに加えて、セルアレイは水平電極ELと垂直構造体VSの側壁との間に介在するデータ格納膜DSをさらに含む。図13乃至図15に示した水平電極ELは図10及び図11を参照して説明したワードライン(図10の(WL0乃至WL3)を参照、図11のWLを参照)に相当する。
図13に示す実施形態によれば、水平電極ELの各々は平板状である。例えば、平面から見る時、水平電極ELの各々のx及びy方向の長さはz方向の幅より大きく、例えば、垂直構造体VSの各々のx及びy方向の長さの10倍以上であってもよい。水平電極ELの各々は2次元的に配列されてそれを貫通する複数のホールを定義するように形成される。垂直構造体VSは互に異なる高さに位置する水平電極ELのホールを垂直に貫通するように配置される。
図14に示す実施形態によれば、水平電極ELは、x及びz方向において互いに分離されて、3次元的に配列される。水平電極ELの各々は複数の垂直構造体VSを横切るライン状である。例えば、水平電極ELの各々の長さ及び幅は、各々垂直構造体VSの幅の10倍以上及び3倍以下である。水平電極ELの各々は1次元的に配列されてそれを貫通する複数のホールを定義するように形成され、垂直構造体VSは互に異なる高さに位置する水平電極ELのホールを垂直に貫通するように配置される。
図15に示す実施形態によれば、水平電極ELは、x及びz方向において互いに分離されて、3次元的に配列され、その各々は複数の垂直構造体VSを横切るライン状である。この実施形態によれば、垂直構造体VSは、少なくとも1次元的に配列される複数の垂直構造体VSを含む領域内において、水平的に分離される。例えば、一実施形態において、垂直構造体VSの各々の両側に位置する一対の水平電極ELは水平的に分離されて、互に異なる電位を有する。一実施形態によれば、図示しないが、一対の水平電極EL中の1つは左側端を通じて外部回路に接続され、その他の1つは右側端を通じて他の外部回路に接続される。
その他の実施形態において、垂直構造体VSの各々の両側に位置する一対の水平電極ELは電気的に接続されて等電位を有してもよい。例えば、水平電極ELの各々は、それを貫通する、少なくとも1つのホールを定義するように形成されているが、図13及び図14を参照して説明した実施形態とは異なり、複数の垂直構造体VSがホールの各々を貫通するように配置されてもよい。
図16は本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の平面図である。図17は、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面である。
図16及び図17を参照すれば、基板10はセルアレイ領域CAR、周辺回路領域PERI、及びこれらの間のコンタクト領域を含む。一実施形態において、コンタクト領域は周辺回路領域PERIと隣接する第1コンタクト領域CTR1と、セルアレイ領域CARに隣接する第2コンタクト領域CTR2とを含む。そして、周辺回路領域PERIの基板10は素子分離膜11によって定義された活性領域ACTを含む。
基板10は半導体特性を有する物質(例えば、シリコンウエハー)、絶縁性物質(例えば、ガラス)、絶縁性物質によって覆われた半導体又は導電体の中の1つであればよい。例えば、基板10は第1導電形を有するシリコンウエハーであってもよい。
セルアレイ領域CARの基板10上にセルアレイ構造体が配置され、周辺回路領域PERIの基板10上に周辺ロジック構造体が配置されてもよい。セルアレイ構造体は基板10の上部面において第1高さを有し、セルアレイ領域CARにおいてコンタクト領域に延長される。周辺ロジック構造体は第1高さより低い第2高さを有する。
セルアレイ構造体は基板10上に垂直に積層された電極EL1、EL2を含む積層構造体と、積層構造体を貫通する垂直構造体VSを含む。積層構造体は示したように第1方向D1に延長されるライン状構造を有するか、或いはセルアレイ領域CAR全体を覆う平板型構造を有してもよい。積層構造体は電極と周辺ロジック構造体との間の電気的な接続のために、コンタクト領域において階段式構造(stepwise structure)を有する。即ち、コンタクト領域において積層構造体の垂直高さがセルアレイ領域CARに隣接するほどだんだん増加している。言い換えれば、積層構造体はコンタクト領域において傾いたプロフィール(sloped profile)を有する。
積層構造体は基板10上に垂直に積層された複数の第1電極EL1を含む第1積層構造体ST1と、第1積層構造体ST1上に垂直に積層された第2電極EL2を含む第2積層構造体ST2を含む。
第1積層構造体ST1は垂直に隣接する第1電極EL1の間の絶縁膜ILDを含む。前記第1積層構造体ST1の絶縁膜ILDの厚みは互いに同一であるか、或いは絶縁膜ILDの中の一部の厚みが異なってもよい。複数の第1電極EL1の終端部分は第1コンタクト領域CTR1の基板10上に配置され、第1積層構造体ST1は第1コンタクト領域CTR1において階段式構造を有する。詳細には、第1電極EL1は基板10の上部面から遠くなるほど、第1電極EL1の面積は減少する。第1電極EL1の側壁は第1コンタクト領域CTR1において互に異なる水平位置に配置されてもよい。これと同様に、第2積層構造体ST2は垂直に隣接する第2電極EL2の間の絶縁膜ILDを含む。第2積層構造体ST2の絶縁膜ILDの厚みは互いに同一であるか、或いは第2積層構造体ST2の絶縁膜ILDの中の一部の厚みが異なってもよい。第2電極EL2の終端部分は第2コンタクト領域CTR2上に配置され、第2積層構造体ST2は第2コンタクト領域CTR2において階段式構造を有する。詳細には、第2電極EL2は基板10の上部面から遠くなるほど、第2電極EL2の面積は減少する。第2電極EL2の側壁は第2コンタクト領域CTR2において互に異なる水平位置に配置されてもよい。
垂直構造体VSは第1及び第2積層構造体ST1、ST2を貫通して基板10に接続される。垂直構造体VSは半導体物質又は導電性物質を含む。一実施形態によれば、垂直構造体VSは図12を参照して説明したように、基板10と接続される半導体本体部SP1及び半導体本体部SP1とデータ格納膜DSとの間に介在する半導体スペーサーSP2を含む。一実施形態によれば、垂直構造体VSは平面から見る時、一方向に配列される。これとは異なり、垂直構造体VSは平面から見る時、一方向にジグザグ形態に配列されてもよい。
このようなセルアレイ構造体の上部には積層構造体を横切って第2方向D2に延長されるビットラインBLが配置される。ビットラインBLはビットラインコンタクトプラグBPLGを通じて垂直構造体VSと電気的に接続される。
基板10の全面に積層構造体及び周辺ロジック構造体を覆う埋め込み絶縁膜100が配置される。埋め込み絶縁膜100は平坦化された上部面を有し、第1及び第2積層構造体ST1、ST2の終端部分を覆う。
第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2にセルアレイ構造体と周辺ロジック構造体とを電気的に接続するための配線構造体が配置される。一実施形態によれば、第1コンタクト領域CTR1には埋め込み絶縁膜100を貫通して第1電極EL1の終端に接続される第1プラグPLG1が配置される。そして、第2コンタクト領域CTR2には埋め込み絶縁膜100を貫通して第2電極EL2の終端に接続される第2プラグPLG2が配置される。第1プラグPLG1はセルアレイ領域CARに隣接するほど、第1プラグPLG1の垂直的な高さは減少する。第2プラグPLG2はまた、セルアレイ領域CARに隣接するほど、第2プラグPLG2の垂直長さが減少する。そして、第1プラグPLG1の最小の垂直長さは第2プラグPLG2の最大の垂直長さより大きい。このような第1及び第2プラグPLG1、PLG2の上部面は共通の面をなし、一実施形態において、第1及び第2プラグPLG1、PLG2の上部面は垂直構造体VSの上部面と共通の面をなす。
これに加えて、第1コンタクト領域CTR1の埋め込み絶縁膜100上に第1コンタクトCT1を通じて第1プラグPLG1と電気的に接続される第1接続ラインCL1が配置され、第2コンタクト領域CTR2の埋め込み絶縁膜100上に第2コンタクトCT2を通じて第2プラグPLG2と電気的に接続される第2接続ラインCL2が配置されてもよい。
周辺回路領域PERIの周辺ロジック構造体は、図8及び図9を参照して説明したように、ロー及びカラムデコーダ(図9の2、4参照)、ページバッファ(図9の3参照)及び制御回路を含む。即ち、周辺ロジック構造体はセルアレイ構造体と電気的に接続されるNMOS及びPMOSトランジスタ、抵抗(resistor)及びキャパシタ(capacitor)を含む。
詳細には、周辺回路領域PERIの基板10には活性領域ACTを定義する素子分離膜11が形成される。周辺回路領域PERIの周辺ロジック構造体は活性領域ACTを横切って第1方向に延長される周辺ゲート電極23、周辺ゲート電極23の両側の前記活性領域ACT内に形成されたソース及びドレイン不純物領域21、22、及び周辺回路を覆う周辺絶縁パターン30を含む。これに加えて、周辺ロジック構造体は抵抗パターン25を含み、周辺絶縁パターン30は周辺ゲート電極23及び抵抗パターン25を覆う。周辺絶縁パターン30の上部面はセルアレイ構造体の上部面より下に位置する。
周辺回路領域PERIの埋め込み絶縁膜100上に複数の配線ICLが配置される。複数の配線ICLは周辺回路領域PERIからセルアレイ領域CARに延長される。この実施形態によれば、複数の配線ICLはセルアレイ領域CARのビットラインBLと同一の導電物質により形成される。
複数の配線ICLは第1方向D1と直交する第2方向D2に並べて延長され、配線ICLの一部分は平面から見る時、活性領域ACTと重畳されるように配置されてもよい。即ち、1つの活性領域ACT上部に複数の配線ICLが配置されてもよい。
垂直断面から見る時、周辺ゲート電極23の上部面の第1高さと複数の配線ICLの下部面の第2高さとの間に第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)のアレイ(array)が配置される。
第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は第1方向D1に延長され、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は第2方向D2において水平的に互いに離隔されて配置される。第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は活性領域ACTの上部に配置され、第1方向D1において第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の長さが活性領域ACTの幅より大きい。
第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の垂直的な高さは第2プラグPLG2の最大の垂直長さより小さくて前記2コンタクトプラグPLG2の最小の垂直長さより大きい。一実施形態によれば、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の上部面は第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2上の第1及び第2プラグPLG1、PLG2の上部面と実質的に共通の面をなしている。また、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の上部面はセルアレイ領域CARの垂直構造体VSの上部面と実質的に共通の面をなしている。さらに、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の下部面は垂直構造体VSの上部面より低く周辺ロジック構造体の上部面より高いこともある。
さらに、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の下に配置された第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)の最大幅は第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の最大幅より小さいこともある。また、第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)の最大幅は第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の最小幅よりも小さいこともある。
一方、一実施形態において、周辺回路領域PERIにおいて第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)を図示したが、本発明はこれに制限されない。例えば、コンタクトパッドは基板10の他の領域に配置されることができ、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の中の少なくとも1つは省略されてもよく、コンタクトパッドの数が追加されてもよい。
一実施形態において、第1コンタクトパッドCP1は第1下部コンタクトプラグLCP1を通じてソース不純物領域21と電気的に接続される。第2コンタクトパッドCP2は第2下部コンタクトプラグLCP2を通じてドレイン不純物領域22と電気的に接続される。第3コンタクトパッドCP3は第3下部コンタクトプラグLCP3を通じて周辺ゲート電極23と電気的に接続される。
第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)は、平面から見る時、埋め込み絶縁膜100上の配線ICLの配置に関係なく、活性領域ACTの内に位置する。したがって、第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)の形成工程のマージンが向上する。そして、第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)は第2方向D2に一列に配列されることもある。
さらに、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の各々は上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)を通じて複数の配線ICLの中の1つと電気的に接続される。一実施形態によれば、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の各々に対応して第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)が配置され、第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)の位置は、配線ICLと周辺ロジック回路との電気的な接続関係にしたがって異なる。また、この実施形態において第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)の上部面は第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2の第1及び第2コンタクトCT1、CT2の上部面と実質的に共通の面をなす。
第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)が、平面から見る時、活性領域ACTと素子分離膜11との境界又は素子分離膜11の上に位置しても、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)及び下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)を通じて、周辺ロジック構造体と電気的に接続される。
図18乃至図22は本発明の他の実施形態による半導体メモリ装置の断面図である。図18乃至図22に示す実施形態においても、図16及び図17に示した実施形態において上述した構成要素と同一の構成要素に対する説明は重複を避けるために省略する。
図18を参照すれば、コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の垂直長さは第2プラグPLG2の最小の長さと実質的に同一である。即ち、コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の下部面は最上層の第2電極EL2と接続される第2プラグPLG2の下部面と実質的に共通の面をなす。
図19に示す実施形態によれば、コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の上部面は第1及び第2プラグPLG1、PLG2の上部面と実質的に共通の面をなすが、セルアレイ構造体の上部面より上に位置してもよい。
図19に示す実施形態によれば、セルアレイ構造体は基板10上に垂直に積層された電極を含む積層構造体と、積層構造体を貫通する垂直構造体とを含む。ここで、積層構造体は基板10上に積層された第1電極EL1を含む第1積層構造体ST1と、第1積層構造体ST1上に積層された第2電極EL2を含む第2積層構造体ST2とを含む。
図20に示す実施形態によれば、第1積層構造体ST1は第1コンタクト領域CTR1において階段式構造を有し、第1層間絶縁膜110が第1コンタクト領域CTR1において第1積層構造体ST1を覆う。第2積層構造体ST2は第2コンタクト領域CTR2において階段式構造を有し、第2層間絶縁膜120が第2コンタクト領域CTR2内において第1層間絶縁膜110の上部面及び第2積層構造体ST2を覆う。
垂直構造体は第1積層構造体ST1を貫通する第1垂直構造体VS1と、第2積層構造体ST2を貫通する第2垂直構造体VS2とを含む。第1及び第2垂直構造体VS1、VS2は各々先に説明したように、半導体パターンを含み、第1及び第2垂直構造体VS1、VS2と第1及び第2電極EL1、EL2との間にデータ格納膜が介在する。
さらに、第1コンタクト領域CTR1において第1電極EL1の終端に接続される第1プラグPLG1が配置され、第2コンタクト領域CTR2において第2電極EL2の終端に接続される第2プラグPLG2が配置される。この実施形態によれば、第1プラグPLG1は各々下部プラグLPと上部プラグUPとを含む。そして、第1プラグPLG1の下部プラグLPは周辺回路領域PERIの下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)と同時に形成される。これによって、第1プラグPLG1の下部プラグLPの上部面と下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)の上部面とは共通の面をなす。そして、第1プラグPLG1の上部プラグUPは実質的に同一の垂直長さを有する。また、第1プラグPLG1の上部プラグUPは周辺回路領域PERIのコンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)及び第2積層構造体ST2の第2プラグPLG2と同時に形成される。これによって、コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の下部面は上部プラグUPの下部面と実質的に共通の面をなす。
図21に示す実施形態によれば、基板10はセルアレイ領域CAR、周辺回路領域PERI、及びこれらの間においてセルアレイ領域CARの周囲に配置されたコンタクト領域を含む。一実施形態において、コンタクト領域はセルアレイ領域CARの一側の第1コンタクト領域CTR1とセルアレイ領域CARの他側の第2コンタクト領域CTR2とを含む。
セルアレイ構造体はセルアレイ領域CARの基板10上に垂直に積層された電極を含む積層構造体と、積層構造体を貫通する垂直構造体とを含む。ここで、積層構造体はセルアレイ領域CARの基板10上に順に積層された第1積層構造体ST1、第2積層構造体ST2、及び第3積層構造体ST3を含む。第1乃至第3積層構造体(ST1、ST2、ST3)は、図16に示したように、ライン状の構造を有し、これとは異なり、セルアレイ領域CARの基板10全体を覆う平板型構造であってもよい。
第1積層構造体ST1は基板10上に垂直に積層された複数の第1電極EL1を含む。第1積層構造体ST1は垂直に隣接する第1電極EL1の間の絶縁膜を含む。第1積層構造体ST1は第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2において階段形構造を有する。第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2の基板10の上には第1電極EL1の端部を覆う第1層間絶縁膜110が配置される。そして、第1層間絶縁膜110の上部面は第1積層構造体ST1の上部面と実質的に共通の面をなす。
第2積層構造体ST2は第1積層構造体ST1上に垂直に積層された複数の第2電極EL2を含む。第2積層構造体ST2は垂直に隣接する第2電極EL2の間の絶縁膜を含む。第2積層構造体ST2は第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2において階段形構造を有する。そして、第2積層構造体ST2は平面から見る時、第1コンタクト領域CTR1において第1電極EL1の端部(end portions)を露出させ、第2コンタクト領域CTR2において第1電極EL1の端部と重畳(overlap)される。これに加えて、第1方向において、第2積層構造体ST2を構成する第2電極EL2の中の最も長い第2電極EL2の長さが、第1積層構造体ST1の第1電極EL1の中の最も短い第1電極EL1の長さより長い。言い換えれば、第2積層構造体ST2の最下層に配置される第2電極EL2の長さは第1積層構造体ST1の最上層に配置される第1電極EL1の長さより大きくなる。
第1層間絶縁膜110の上には第2電極EL2の端部を覆う第2層間絶縁膜120が配置される。即ち、第2層間絶縁膜120は第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2において第2積層構造体ST2を覆う。そして、第2層間絶縁膜120の上部面は第2積層構造体ST2の上部面と実質的に共通の面をなす。
第3積層構造体ST3は第2積層構造体ST2上に垂直に積層された複数の第3電極EL3を含む。第3積層構造体ST3は第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2において階段形構造を有する。第3積層構造体ST3は平面から見る時、第2コンタクト領域CTR2において第2電極EL2の端部(end portions)を露出させ、第1コンタクト領域CTR1において第2電極EL2の端部と重畳(overlap)される。そして、第3積層構造体ST3は第1コンタクト領域CTR1において第1電極EL1の端部を露出させる。これに加えて、第1方向において、第3積層構造体ST3を構成する第3電極EL3の中の最も長い第3電極EL3の長さが、第2積層構造体ST2を構成する第2電極EL2の中の最も短い第2電極EL2の長さより長くなる。言い換えれば、第3積層構造体ST3の最下層に配置される第3電極EL3の長さは第2積層構造体ST2の最上層に配置される第2電極EL2の長さより大きくなる。
第2層間絶縁膜120の上には第3電極EL3の端部を覆う第3層間絶縁膜130が配置される。即ち、第3層間絶縁膜130は第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2において第3積層構造体ST3を覆う。そして、第3層間絶縁膜130の上部面は第3積層構造体ST3の上部面と実質的に共通の面をなす。
この実施形態によれば、セルアレイ領域CARに第1乃至第3積層構造体ST1、ST2、ST3を貫通する垂直構造体が配置される。この実施形態によれば、垂直構造体の各々は第1積層構造体ST1を貫通する第1垂直構造体VS1、第2積層構造体ST2を貫通する第2垂直構造体VS2、及び第3積層構造体ST3を貫通する第3垂直構造体VS3を含む。また、垂直構造体の各々の上部にはビットラインプラグBPLGを通じて垂直構造体と電気的に接続されるビットラインBLが配置される。
これに加えて、第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2に配線構造体が配置されてもよい。配線構造体は第1積層構造体ST1と接続される第1プラグPLG1、第1プラグPLG1と接続される第1接続ラインCL1、第2積層構造体ST2と接続される第2プラグPLG2、第2プラグPLG2と接続される第2接続ラインCL2、第3積層構造体ST3と接続される第3プラグPLG3、及び第3プラグPLG3と接続される第3接続ラインCL3を含む。
第1プラグPLG1は第1コンタクト領域CTR1に配置され、第1乃至第3層間絶縁膜を貫通して互に異なる層に位置する第1電極EL1の端部の各々に接続される。第1プラグPLG1の各々に第1接続ラインCL1が接続され、第1接続ラインCL1は第1コンタクト領域CTR1において基板10の上部面から同一の距離に配置される。
第2プラグPLG2は第2コンタクト領域CTR2に配置され、第2及び第3層間絶縁膜を貫通して、互に異なる層に位置する第2電極EL2の端部に各々接続される。第2プラグPLG2の各々に第2接続ラインCL2が接続され、第2接続ラインCL2は第2コンタクト領域CTR2において基板10の上部面から同一の距離に配置される。
第3プラグPLG3は第1コンタクト領域CTR1においてセルアレイ領域CARに隣接するように配置される。第3プラグPLG3は第3層間絶縁膜を貫通して第3電極EL3の端部に各々接続される。第3プラグPLG3の各々に第3接続ラインCL3が接続され、第3接続ラインCL3は第1コンタクト領域CTR1において基板10の上部面から同一の距離に配置される。
このようにセルアレイ領域CAR上に第1乃至第3積層構造体(ST1、ST2、ST3)を含むセルアレイ構造体が配置される時、周辺回路領域PERIに形成されるコンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は第2積層構造体ST2と同一の垂直レベルに形成される。即ち、周辺回路領域PERIの基板10上に周辺ロジック構造体を覆う第1層間絶縁膜110が配置され、第1層間絶縁膜110上に第2及び第3層間絶縁膜120、130が順に積層される。ここで、第1層間絶縁膜110は周辺ロジック構造体と電気的に接続される下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)を含み、第2層間絶縁膜120は下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)と接続されるコンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)を含む。そして、第3層間絶縁膜130はコンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の上部面を覆い、コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)と接続される上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)を含む。即ち、この実施形態によれば、コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の上部面はセルアレイ領域CARの積層構造体の上部面より下に位置する。また、コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の上部面はコンタクト領域の第1乃至第3プラグ(PLG1、PLG2、PLG3)の上部面より下に位置する。
図22に示す実施形態によれば、基板10はセルアレイ領域CAR、周辺回路領域PERI、及びこれらの間においてセルアレイ領域CAR周囲に配置されたコンタクト領域を含む。一実施形態において、コンタクト領域は周辺回路領域PERIと隣接する第1コンタクト領域CTR1、セルアレイ領域CARに隣接する第3コンタクト領域CTR3、及び第1及び第3コンタクト領域CTR1、CTR3の間の第2コンタクト領域CTR2を含む。そして、基板10はセルアレイ領域CARと隣接し、コンタクト領域の他側に配置されるダミー領域DMYを含む。
セルアレイ領域CARの基板10上に第1積層構造体ST1、第2積層構造体ST2、及び第3積層構造体ST3が順に積層される。図21を参照して説明したように、第1積層構造体ST1は垂直に積層された第1電極EL1を含み、第2積層構造体ST2は垂直に積層された第2電極EL2を含む。また、第3積層構造体ST3は垂直に積層された第3電極EL3を含む。
この実施形態によれば、第1乃至第3電極(EL1、EL2、EL3)の各々は基板10の上部面に平行な配線部及び基板10の上部面に対して平行でないコンタクト部を有する。コンタクト領域において第1乃至第3電極(EL1、EL2、EL3)のコンタクト部は水平的に互に異なる位置に配置される。第1電極EL1のコンタクト部は第1コンタクト領域CTR1に配置され、実質的に同一の高さにより露出される上部面を有する。第2電極EL2のコンタクト部は第2コンタクト領域CTR2に配置され、互いに同一の高さにより露出される上部面を有する。第3電極EL3のコンタクト部は第3コンタクト領域CTR3に配置され、実質的に同一の高さにより露出される上部面を有する。
さらに、第1コンタクト領域CTR1において第1電極EL1のコンタクト部に第1プラグPLG1が接続され、第1プラグPLG1の垂直長さが実質的に同一である。第2コンタクト領域CTR2において第2電極EL2のコンタクト部に第2プラグPLG2が接続され、第2プラグPLG2の垂直長さが実質的に同一である。そして、第3コンタクト領域CTR3において第3電極EL3のコンタクト部に第3プラグPLG3が接続され、第3プラグPLG3の垂直長さは実質的に同一である。
これに加えて、第1及び第2プラグPLG1、PLG2の上部面は実質的に共通の面をなす。また、このようなセルアレイ構造体において、セルアレイ領域CARの第2プラグPLG2を形成する時、周辺回路領域PERIのコンタクトパッド(CP1、CP2、CP3が形成される。これによって、コンタクトパッドCP1、CP2、CP3)の上部面は第1及び第2プラグPLG1、PLG2の上部面と実質的に共通の面をなす。そして、周辺回路領域PERIの上部コンタクトプラグUCPの上部面は第3プラグPLG3の上部面と実質的に共通の面をなす。
図23乃至図33は本発明の一実施形態による半導体メモリ装置の製造方法を示すための断面図であって、図16のI−I’、II−II’、及びIII−III’線に沿って切断した断面である。
図23を参照すれば、基板10はセルアレイ領域CAR、周辺回路領域PERI、及びこれらの間のコンタクト領域を含む。一実施形態において、コンタクト領域は周辺回路領域PERIと隣接する第1コンタクト領域CTR1と、セルアレイ領域CARに隣接する第2コンタクト領域CTR2とを含む。そして、周辺回路領域PERIの基板10は素子分離膜11によって定義された活性領域(図16のACT参照)を含む。
基板10は半導体特性を有する物質(例えば、シリコンウエハー)、絶縁性物質(例えば、ガラス)、絶縁性物質によって覆われた半導体又は導電体の中の1つであってもよい。例えば、基板10は第1導電形を有するシリコンウエハーであってもよい。
周辺回路領域PERIの基板10上に周辺回路を含む周辺ロジック構造体が形成される。周辺ロジック構造体を形成することは図9を参照して説明したロー及びカラムデコーダ、ページバッファ及び制御回路のような周辺回路を形成することを含む。一実施形態によれば、図面に示したように、周辺回路領域PERIの基板10上に周辺回路を構成する周辺トランジスタ及び抵抗パターン25が形成される。
周辺トランジスタを形成することは、基板10上にゲート絶縁膜を介在して周辺ゲート電極23を形成すること、及び周辺ゲート電極23両側の活性領域内にソース及びドレイン不純物領域21、22を形成することを含む。ここで、周辺ゲート電極23は活性領域を横切って第1方向に延長される。これに加えて、周辺ゲート電極23を形成する時、周辺回路領域PERIの基板10上に抵抗パターン25が形成される。抵抗パターン25は周辺ゲート電極23と同一の物質により形成される。ここで、周辺ゲート電極23は周辺回路を構成するMOSトランジスタのゲート電極として使用され、ソース及びドレイン不純物領域21、22はMOSトランジスタのソース及びドレイン電極として使用される。周辺ゲート電極23は不純物がドーピングされたポリシリコン又は金属物質により形成されてもよく、ゲート絶縁膜は熱酸化工程によって形成されるシリコン酸化膜であってもよい。
続いて、周辺トランジスタ及び抵抗パターン25が形成された周辺回路領域PERIの基板10上に周辺絶縁パターン30が形成される。周辺絶縁パターン30を形成することは、周辺ゲート電極23及び抵抗パターン25が形成された基板10の全面を覆う周辺絶縁膜を形成すること、及び周辺絶縁膜をパターニングしてセルアレイ領域CAR及び第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2の基板10を露出させることを含む。これに加えて、周辺絶縁膜を形成する前に、周辺ゲート電極23、抵抗パターン25及び基板10の上部面をコンフォーマルに覆うエッチング停止膜が形成されてもよい。このような周辺絶縁パターン30はシリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン酸窒化物、シリコンカーバイド、及びシリコンシリコンオキシカーバイドからなるグループの中から選択された少なくともいずれか1つからなる。そして、エッチング停止膜は周辺絶縁パターン30に対してエッチング選択性を有する絶縁物質により形成される。
続いて、図23を参照すれば、セルアレイ領域CARの基板10上に積層構造体を形成する。
積層構造体は基板10上に積層された複数の第1水平膜HL1を含む第1積層構造体ST1及び前記第1積層構造体ST1上に積層された第2水平膜HL2を含む第2積層構造体ST2を含む。絶縁膜ILDが第1水平膜HL1間及び第2水平膜HL2間に配置される。一実施形態においては、積層構造体の高さは周辺ロジック構造体の高さより大きくなっている。例えば、積層構造体の高さは周辺ロジック構造体の高さの約2倍以上である。即ち、周辺ロジック構造体の上部面は積層構造体の上部面より下に位置している。
積層構造体はコンタクト領域において階段式構造(stepwise structure)を有する。言い換えれば、積層構造体はコンタクト領域において傾いたプロフィール(sloped profile)を有する。即ち、絶縁膜ILD及び第1及び第2水平膜HL1、HL2が基板10の上部面から遠くなるほど、絶縁膜ILD及び第1及び第2水平膜HL1、HL2の面積が減少する。言い換えれば、基板10の上部面において第1及び第2水平膜HL1、HL2の高さが増加するほど、第1及び第2水平膜HL1、HL2の一側壁と周辺回路領域PERIとの距離は遠くなる。
より詳細には、第1積層構造体ST1の第1水平膜HL1と絶縁膜ILDの終端部分とは第1コンタクト領域CTR1に配置され、第1水平膜HL1の一側壁は第1コンタクト領域CTR1において互に異なる水平位置に配置される。そして、第2積層構造体ST2の第2水平膜HL2と絶縁膜ILDの終端部分とは第2コンタクト領域CTR2に配置され、第2水平膜HL2の一側壁は第2コンタクト領域CTR2において互に異なる水平位置に配置される。さらに、第1水平膜HL1の一側壁の間の水平的距離は実質的に均一である。同様に、第2水平膜HL2の一側壁の間の水平的距離は実質的に均一である。
このような積層構造体を形成することは、基板10の全面上に交互に積層された水平膜及び絶縁膜を含む薄膜構造体を形成すること、及び薄膜構造体をパターニングすることを含む。ここで、薄膜構造体をパターニングすることは、マスクパターン(図示せず)の水平面積を減少させる工程と、薄膜構造体を異方性エッチングする工程を交互に反復的に遂行することを含む。このような工程を交互に反復的に遂行することによって、コンタクト領域において絶縁膜ILDの終端部分が下部から順次に露出される。これとは異なり、コンタクト領域において第1及び第2水平膜HL1、HL2の終端部分が下部から順次に露出されてもよい。
これに加えて、積層構造体を形成する時、絶縁膜ILD及び第1水平膜HL1の一部分が周辺絶縁パターン30の一側壁に残留する。言い換えれば、薄膜構造体の一部は、異方性エッチング工程においてエッチングされなく、周辺絶縁パターン30の一側壁にスペーサー形態により残留する。
積層構造体を構成する第1及び第2水平膜HL1、HL2の厚みは互いに同一であるか、或いは一部の厚みが異なってもよい。また、積層構造体を構成する絶縁膜ILDの厚みは互いに同一であるか、或いは一部の厚みが異なってもよい。
さらに、一実施形態によれば、積層構造体の第1及び第2水平膜HL1、HL2は図16乃至図22を参照して説明した電極(EL1、EL2、EL3)として使用される。他の実施形態によれば、水平膜は図16乃至図22を参照して説明した電極(EL1、EL2、EL3)が配置される空間を定義する犠牲膜として使用される。第1及び第2水平膜HL1、HL2が犠牲膜に使用される場合、第1及び第2水平膜HL1、HL2は湿式エッチング工程において絶縁膜ILDに対してエッチング選択性を有する物質により形成される。例えば、絶縁膜ILDはシリコン酸化膜及びシリコン窒化膜の中の少なくとも1つであってもよい。第1及び第2水平膜HL1、HL2は同一の物質により形成され、例えば、第1及び第2水平膜HL1、HL2はシリコン膜、シリコン酸化膜、シリコンカーバイド及びシリコン窒化膜の中から選択される絶縁膜ILDと異なる物質である。
絶縁膜ILDはシリコン酸化膜により形成され、図3を参照して説明したように、反転領域の生成を容易にするために、絶縁膜ILDは高誘電膜をさらに含む。ここで、高誘電膜はシリコン酸化膜より高い誘電常数を有する高誘電膜の中の1つの(例えば、シリコン窒化膜、シリコン酸化窒化膜)であってもよい。
このように、周辺ロジック構造体及び積層構造体を形成した後、周辺回路領域PERI及びコンタクト領域の基板10上に埋め込み絶縁膜100を形成する。埋め込み絶縁膜100は蒸着技術を利用して、セルアレイ領域CARと周辺回路領域PERIとにおいて基板10上の構造物上に蒸着される。埋め込み絶縁膜100は周辺ロジック構造体の上面と積層構造体の上面との間の垂直距離より大きい厚みに蒸着される。蒸着技術によって形成された上部埋め込み絶縁膜100はセルアレイ領域CARと周辺回路領域PERIとの間に高さの差が存在する。これによって、埋め込み絶縁膜100を蒸着した後、セルアレイ領域CARと周辺回路領域PERIとの間の高さの差を除去するために埋め込み絶縁膜100に対する平坦化工程が遂行される。即ち、埋め込み絶縁膜100は平坦化された上部面を有する。
このような埋め込み絶縁膜100は例えば、高密度プラズマHDP酸化膜、TEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)、PE−TEOS(Plasma Enhanced Tetra Ethyl Ortho Silicate)、O3−TEOS(O3−Tetra Ethyl Ortho Silicate)、USG(Undoped Silicate Glass)、PSG(Phospho Silicate Glass)、BSG(Borosilicate Glass)、BPSG(BoroPhosphoSilicate Glass)、FSG(Fluoride Silicate Glass)、SOG(Spin On Glass)、TOSZ(Tonen SilaZene)又はこれらの組合せからなされてもよい。また、埋め込み絶縁膜100はシリコン窒化物、シリコン酸窒化物又は低い誘電率を有するlow−k物質を包含することもある。
図24を参照すれば、セルアレイ領域CARの基板10上に積層構造体を貫通する垂直構造体VS及びデータ格納膜を形成する。垂直構造体VSは半導体物質又は導電性物質を含む。
垂直構造体VSを形成することは、積層構造体を貫通して開口部を形成すること、及び開口部内に半導体パターンを形成することを含む。
開口部を形成することは、積層構造体上にマスクパターン(図示せず)を形成し、マスクパターン(図示せず)をエッチングマスクに利用して積層構造体を異方性エッチングすることによって形成される。異方性エッチング工程において開口部の下の基板10の上部面まで過度エッチング(over−etch)され、これによって、開口部に露出された基板10の上部面は所定の深さにリセスされることがある。また、異方性エッチング工程によって開口部の下部幅が開口部の上部幅より小さいことがある。また、開口部は平面から見る時、一方向に配列されるか、或いはジグザグ形態に配列されてもよい。
開口部内に半導体パターンを形成することは、図12に示したように、基板10を露出させ、開口部の側壁を覆う半導体スペーサーSP2を形成すること、及び基板10と接続される半導体本体部SP1を形成することを含む。このような半導体パターンはシリコン(Si)、ゲルマニウム(Ge)又はこれらの混合物を含み、不純物がドーピングされた半導体であるか、或いは不純物がドーピングされない状態の真性半導体(intrinsic semiconductor)であってもよい。また、半導体パターンは単結晶、非晶質(amorphous)、及び多結晶(polycrystalline)の中から選択された少なくともいずれか1つを含む結晶構造を有してもよい。半導体パターンは中が空いたパイプ形態(pipe−shaped)又はマカロニ形態(macaroni−shaped)であってもよい。この時、半導体パターンの下端は閉じた状態(closed state)であってもよい。さらに、垂直構造体VSの上端に導電パッドを有することがある。導電パッドは不純物がドーピングされた不純物領域であるか、或いは、導電物質からなされてもよい。
データ格納膜の一部が垂直構造体VSを形成する前に形成される。即ち、図12を参照して説明したデータ格納膜の垂直パターンVPが垂直構造体VSを形成する前に形成される。垂直パターンVPは1つの薄膜又は複数の薄膜により構成されてもよい。一実施形態によれば、垂直パターンVPは電荷トラップ型フラッシュメモリトランジスタのトンネル絶縁膜を含む。トンネル絶縁膜は電荷格納膜より大きいバンドギャップを有する物質の中の1つであってもよい。例えば、トンネル絶縁膜はシリコン酸化膜を含む。また、垂直パターンVPは電荷トラップ型フラッシュメモリトランジスタの電荷格納膜を含む。電荷格納膜はシリコン窒化膜などのトラップサイトが豊富な絶縁膜、浮遊ゲート電極、又は導電性ナノドット(conductive nano dots)を含む絶縁膜の中の1つであってもよい。
続いて、第1及び第2水平膜HL1、HL2が絶縁物質により形成された場合、垂直構造体VSを形成した後第1及び第2水平膜HL1、HL2を導電パターンに代替する工程が図25及び図26に示したように、遂行される。
図25を参照すれば、第1及び第2水平膜HL1、HL2を除去して絶縁膜ILDの間にリセス領域Rを形成する。リセス領域Rは絶縁膜ILD及び垂直構造体VSに対してエッチング選択性を有するエッチングレシピーを使用して第1及び第2水平膜HL1、HL2を等方的にエッチングして形成される。ここで、第1及び第2水平膜HL1、HL2は等方性エッチング工程によって完全に除去される。例えば、第1及び第2水平膜HL1、HL2をこのシリコン窒化膜であり、絶縁膜ILDがシリコン酸化膜である場合、エッチング段階は燐酸を含むエッチング液を使用して等方性エッチング工程が遂行される。
図26を参照すれば、リセス領域Rの内壁を覆う絶縁パターン及びリセス領域Rを満たす導電パターンを形成する。リセス領域Rの内壁を覆う絶縁パターンは図12を参照して説明したデータ格納膜の水平パターンHPに相当する。一実施形態において、水平パターンHPは1つの薄膜又は複数の薄膜により構成されてもよい。一実施形態によれば、水平パターンHPは電荷トラップ型フラッシュメモリトランジスタのブロッキング絶縁膜を含む。ブロッキング絶縁膜はトンネル絶縁膜より小さくて電荷格納膜より大きいバンドギャップを有する物質の中の1つであってもよい。例えば、ブロッキング絶縁膜はアルミニウム酸化膜及びハフニウム酸化膜等の高誘電膜の中の1つであってもよい。
さらに、この実施形態において、導電パターンを形成することは、第1水平膜が除去されたリセス領域内に第1積層構造体ST1を構成する第1電極EL1を形成することと、第2水平膜が除去されたリセス領域内に第2積層構造体ST2を構成する第2電極EL2を形成することとを含む。
図27を参照すれば、埋め込み絶縁膜100に対する第1パターニング工程を遂行して、第2コンタクト領域CTR2の上部コンタクトホールUHと周辺回路領域PERIの周辺トレンチTとを形成する。第1パターニング工程は埋め込み絶縁膜100全面にエッチングマスクパターン(図示せず)を形成した後、埋め込み絶縁膜100を異方性エッチングすることを含む。
この実施形態によれば、上部コンタクトホールUHを形成する時、第2積層構造体ST2は第2コンタクト領域CTR2において階段式構造を有するので、上部コンタクトホールUHは互に異なる高さに位置する第2電極EL2を局所的に露出させる。即ち、上部コンタクトホールUHのエッチング深さが互いに異なる。
周辺トレンチTを形成することは、ソース不純物領域21上部の第1周辺トレンチ、ドレイン不純物領域22上部の第2周辺トレンチ、及び周辺ゲート電極23上の第3周辺トレンチを形成することを含む。
周辺回路領域PERIの周辺トレンチTは周辺ゲート電極23と並行に第1方向に延長され、第1方向において周辺トレンチTの長さは活性領域の幅より大きくなる。そして、上部コンタクトホールUHと共に周辺トレンチTが形成されるので、周辺トレンチTのエッチング深さは上部コンタクトホールUHの最小エッチング深さより大きくて最大エッチング深さより小さいことがある。また、第2方向において周辺トレンチTの幅は上部コンタクトホールUHの幅より大きくなる。
図28を参照すれば、上部コンタクトホールUH及び周辺トレンチTを満たす犠牲膜SLを形成する。犠牲膜SLは埋め込み絶縁膜100に対してエッチング選択性を有し、炭素を主成分とする物質により形成される。例えば、犠牲膜SLは炭素及び水素から形成された膜、又は炭素、水素及び酸素から形成された膜により構成される。一実施形態において、犠牲膜SLはSOH膜(SOH;spin on hardmask)又は非晶質炭素膜(ACL;amorphous carbon layer)で形成する。SOH膜は炭素含有SOH膜(carbon−based SOH layer)又はシリコン含有SOH膜(silicon−based SOH layer)を含む。他の実施形態において、犠牲膜SLはフォトレジスト又は非晶質シリコンにより形成されることもある。犠牲膜SLはスピンコーティング方法を利用して形成でき、エッチバック工程によって埋め込み絶縁膜100の上部面が露出される。
図29を参照すれば、埋め込み絶縁膜100に対する第2パターニング工程を遂行して第1コンタクト領域CTR1の下部コンタクトホールLHと周辺回路領域PERIの周辺コンタクトホールPHを形成する。第2パターニング工程は埋め込み絶縁膜100全面にエッチングマスクパターン(図示せず)を形成した後、埋め込み絶縁膜100を異方性エッチングすることを含む。
この実施形態によれば、下部コンタクトホールLHを形成する時、第1積層構造体ST1は第1コンタクト領域CTR1において階段式構造を有するので、下部コンタクトホールLHは互に異なる高さに位置する第1電極EL1を局所的に露出させる。即ち、第2パターニング工程の時、下部コンタクトホールLHのエッチング深さが互いに異なる。
第2パターニング工程の時周辺回路領域PERIにおいて周辺コンタクトホールPHを形成することは犠牲膜SL及び埋め込み絶縁膜100を順に異方性エッチングすることを含む。即ち、周辺コンタクトホールPHは周辺トレンチT内に満たされた犠牲膜SL及び埋め込み絶縁膜100を貫通して周辺ロジック構造体の一部分を露出させる。周辺コンタクトホールPHは周辺トレンチの底面と接続され、素子分離膜11と離隔されて活性領域内に位置する。一実施形態において、周辺コンタクトホールPHは第1乃至第3周辺コンタクトホールを含む。第1周辺コンタクトホールは第1周辺トレンチ内の犠牲膜及び埋め込み絶縁膜100を貫通してソース不純物領域21を局所的に露出させる。第2周辺コンタクトホールは第2周辺トレンチ内の犠牲膜及び埋め込み絶縁膜100を貫通してドレイン不純物領域22を局所的に露出させる。そして、第3周辺コンタクトホールは第3周辺トレンチ内の犠牲膜及び埋め込み絶縁膜100を貫通して周辺ゲート電極23を局所的に露出させる。図28及び図29に示す実施形態によれば、上部コンタクトホールUHと周辺トレンチTを形成した後に、下部コンタクトホールLHと周辺コンタクトホールPHが形成される。これとは異なり、図32及び図33に示す実施形態によれば、第1パターニング工程を遂行して下部コンタクトホールLHと周辺コンタクトホールPHが先ず形成されてもよい。以後、下部コンタクトホールLHと周辺コンタクトホールPH内に犠牲膜SLを満たした後、第2パターニング工程を遂行して上部コンタクトホールUHと周辺トレンチTとを形成してもよい。
実施形態によれば、周辺回路領域PERIの周辺トレンチTは第2コンタクト領域CTR2の上部コンタクトホールUHと同時に形成されるので、周辺トレンチTの底面は周辺ロジック構造体と離隔される。そして、パターニング技術によって、周辺トレンチTのエッチング深さは上部コンタクトホールUHの最小のエッチング深さと最大のエッチング深さ間において制御される。
続いて、図30を参照すれば、上部コンタクトホールUH及び周辺トレンチT内において犠牲膜SLを除去する。これによって、コンタクト領域において第2電極EL2の終端部分が上部コンタクトホールUHに露出され、第1電極EL1の終端部分が下部コンタクトホールLHに露出される。これと同時に、周辺回路領域PERIにおいて第1乃至第3周辺トレンチの内壁が露出される。第1乃至第3周辺トレンチTの底面には第1乃至第3周辺コンタクトホールが各々接続される。
図31を参照すれば、下部コンタクトホールLH内に第1プラグPLG1と上部コンタクトホールUH内に第2プラグPLG2とを形成する。これと同時に、周辺回路領域PERIの周辺コンタクトホールPH内に下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)と周辺トレンチT内にコンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)とが形成される。
第1及び第2プラグPLG1、PLG2と、下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)及びコンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)を形成することは、セルアレイ領域CARの上部及び下部コンタクトホールUH、LHと周辺回路領域PERIの周辺コンタクトホールPH及び周辺トレンチT内に導電物質を蒸着すること、及び埋め込み絶縁膜100の上部面が露出されるように平坦化工程を遂行することを含む。これによって、第1及び第2プラグPLG1、PLG2の上部面はコンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の上部面と共通の面をなす。コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は先に上述したように、下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)と同時に形成される。
第1及び第2プラグPLG1、PLG2と、下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)及びコンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は金属性物質(例えば、タングステン)により形成され、このような場合、第1及び第2プラグPLG1、PLG2と、下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)及びコンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)を形成することはバリアー金属膜(例えば、金属窒化物)及び金属膜(例えば、タングステン)を順次に形成することを含む。
続いて、図17に示したように、埋め込み絶縁膜100上に上部絶縁膜200を形成した後、セルアレイ領域CARの垂直構造体VSと接続されるビットラインプラグBPLGを形成する。これと同時に、第1コンタクト領域CTR1に第1プラグPLG1と接続される第1コンタクトCT1が形成され、第2コンタクト領域CTR2に第2プラグPLG2と接続される第2コンタクトCT2が形成される。また、周辺回路領域PERIにおいて第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)と接続される上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)が形成される。
この実施形態によれば、第1及び第2プラグPLG1、PLG2と上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)とは同時に形成されるので、上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)の上部面は第1及び第2コンタクトCT1、CT2の上部面と実質的に共通の面をなす。
上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)は下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)の位置に関係なく、コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)と接続される。この実施形態において、上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)を形成することは、第1コンタクトパッドCP1と接続される第1上部コンタクトプラグUCP1を形成すること、第2コンタクトパッドCP2と接続される第2上部コンタクトプラグUCP2を形成すること、及び第3コンタクトパッドCP3と接続される第3上部コンタクトプラグUCP3を形成することを含む。
続いて、周辺回路領域PERIの上部絶縁膜200上に複数の配線ICLが形成される。配線ICLは周辺ゲート電極23を横切る第2方向に延長され、セルアレイ領域CARにおいて周辺回路領域PERIに延長される。一実施形態によれば、複数の配線ICLはセルアレイ領域CARのメモリセルと周辺回路領域PERIの周辺ロジック構造体とを電気的に接続する。複数の配線ICLの各々は第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)の中の1つと電気的に接続される。
この実施形態によれば、複数の配線ICLを形成することと同時に、セルアレイ領域CARのビットラインBLと第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2の第1及び第2接続ラインCL1、CL2とが形成される。ビットラインBL、第1及び第2接続ラインCL1、CL2及び周辺回路領域PERIの配線ICLの形成は、上部絶縁膜200上に導電膜を蒸着し、パターニングしてなされる。
図34及び図35は本発明の他の実施形態による半導体メモリ装置の断面図である。
図34に示す実施形態によれば、基板10はセルアレイ領域CAR及び周辺回路領域PERIを含む。
セルアレイ領域CARの基板10上にセルアレイ構造体が配置され、セルアレイ構造体は選択素子SE及びデータ格納要素DSを含む。例えば、選択素子SEはMOSトランジスタ又はダイオードであってもよい。データ格納要素DSはキャパシタ(capacitor)又は可変抵抗体(variable resistor)等であってもよい。周辺回路領域PERIの基板10上にメモリセルを制御する周辺ロジック回路(例えば、NMOS及びPMOSトランジスタ、ダイオード、及び抵抗)が形成される。
セルアレイ領域CARの基板10上にメモリセルを選択するためのワードライン及びビットライン配置され、ワードラインとビットラインの交差点の各々にデータ格納要素DSが形成される。一実施形態において、データ格納要素DSは下部電極BE、上部電極TE及びこれらの間の誘電膜ILを含むキャパシタを含む。キャパシタはコンタクトプラグBCを通じて選択素子SEと電気的に接続される。一実施形態によれば、キャパシタの下部電極BEはシリンダ(cylinder)形態又は柱(pillar)形態を有してもよい。ここで、下部電極BEの幅は上部から下部に行くほど、減少される。
周辺回路領域PERIの半導体基板10上に周辺ロジック構造体が配置される。周辺ロジック構造体は、先に説明したように、素子分離膜11によって定義された活性領域ACTを横切って第1方向に延長される周辺ゲート電極23、周辺ゲート電極23両側の前記活性領域ACT内に形成されたソース及びドレイン不純物領域21、22、及び周辺ワードライン23及びソース及びドレイン不純物領域21、22を覆う周辺絶縁パターン30を含む。これに加えて、周辺ロジック構造体は抵抗パターン25を含み、周辺絶縁パターン30は周辺ゲート電極23及び抵抗パターン25を覆う。この実施形態において、周辺絶縁パターン30の上部面はセルアレイ領域CARに配置された上部電極TEの上部面より下に位置する。
基板10の全面上にセルアレイ構造体及び周辺ロジック構造体を覆う埋め込み絶縁膜が形成される。埋め込み絶縁膜は図17を参照して説明したように、第1及び第2層間絶縁膜100、200を含む。周辺回路領域PERIの埋め込み絶縁膜100、200上に複数の配線ICLが配置されてもよい。複数の配線ICLは周辺回路領域PERIからセルアレイ領域CARに延長される。
複数の配線ICLは、図1乃至図7を参照して説明したように、第1方向D1と直交する第2方向D2に並べて延長され、配線ICLの一部分は平面から見る時、活性領域ACTと重畳されるように配置されてもよい。即ち、1つの活性領域ACT上部に複数の配線ICLが配置されてもよい。
図1乃至図3を参照して説明したように、垂直断面から見る時、周辺ゲート電極23の上部面の第1高さと複数の配線ICLの下部面の第2高さとの間に第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)が配置されてもよい。第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は第1方向に延長され、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は第2方向において水平的に互いに離隔されて配置される。第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は活性領域ACTの上部に配置され、第1方向D1において第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の長さが活性領域ACTの幅より大きくなる。この実施形態によれば、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の下部面は垂直断面から見る時、下部電極BEの上部面と下部面との間に位置する。そして、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の上部面は下部電極BE上面と共通の面をなしている。
第1コンタクトパッドCP1は第1下部コンタクトプラグLCP1を通じてソース不純物領域21と電気的に接続される。第2コンタクトパッドCP2は第2下部コンタクトプラグLCP2を通じてドレイン不純物領域22と電気的に接続される。第3コンタクトパッドCP3は第3下部コンタクトプラグLCP3を通じて周辺ゲート電極23と電気的に接続される。
第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)は、埋め込み絶縁膜100、200上の配線ICLの配置に関係なく、活性領域ACT内に位置する。したがって、第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)の工程マージンが向上する。
さらに、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の各々は図1を参照して説明したように、上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)を通じて複数の配線ICLの中の1つと電気的に接続される。一実施形態によれば、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の各々に対応して第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)が配置され、第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)の位置は、配線ICLと周辺ロジック回路との電気的な接続関係にしたがって異なる。
図35に示す実施形態によれば、周辺回路領域とセルアレイ領域が平面から見る時、オーバーラップされる。詳細には、基板10上に周辺ロジック構造体PS及びセルアレイ構造体CSが順に積層される。言い換えれば、周辺ロジック構造体PSは垂直断面から見る時、基板10とセルアレイ構造体CSとの間に配置される。
この実施形態によれば、周辺ロジック構造体PSは図8及び図9を参照して説明したように、ロー及びカラムデコーダ(図9の2、4参照)、ページバッファ(図9の3参照)及び制御回路を包含でき、このような周辺回路は基板10の全面上に形成される。また、基板10はN型不純物がドーピングされたnウェル領域20nとP型不純物がドーピングされたpウェル領域20pとを含む。nウェル領域20nとpウェル領域20pとには素子分離膜11によって活性領域が定義される。
周辺ロジック構造体PSは活性領域を横切って第1方向に延長される周辺ゲート電極23、周辺ゲート電極23両側の活性領域内に形成されたソース及びドレイン不純物領域21、22、及び周辺回路を覆う第1層間絶縁膜50を含む。また、周辺ロジック構造体PSは第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)及び第2層間絶縁膜60上に配置された複数の配線ICLを含む。
複数の配線ICLは上述したように、第1方向と直交する第2方向に並べて延長され、配線ICLの一部分は平面から見る時、活性領域と重畳されるように配置される。即ち、1つの活性領域上部に複数の配線ICLが配置される。
第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は、垂直断面から見る時、周辺ゲート電極23の上部面の高さと複数の配線ICLの下部面の高さとの間に配置される。第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は第1方向に延長され、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は第2方向において水平的に互いに離隔されて配置される。第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)は活性領域の上部に配置され、第1方向において第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の長さが活性領域の幅より大きくなる。
第1コンタクトパッドCP1は第1下部コンタクトプラグLCP1を通じてソース不純物領域21と電気的に接続される。第2コンタクトパッドCP2は第2下部コンタクトプラグLCP2を通じてドレイン不純物領域22と電気的に接続される。第3コンタクトパッドCP3は第3下部コンタクトプラグLCP3を通じて周辺ゲート電極23と電気的に接続される。このような第1乃至第3下部コンタクトプラグ(LCP1、LCP2、LCP3)は、第2層間絶縁膜60上の配線ICLの配置に関係なく、平面から見る時、活性領域ACTの内に位置する。配線ICLの上には周辺ロジック構造体PSの全面を覆う下部埋め込み絶縁膜70が配置される。
さらに、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の各々は図1乃至図7を参照して説明したように、上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)を通じて複数の配線ICLの中の1つと電気的に接続される。一実施形態によれば、第1乃至第3コンタクトパッド(CP1、CP2、CP3)の各々に対応して第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)が配置でき、第1乃至第3上部コンタクトプラグ(UCP1、UCP2、UCP3)の位置は、配線ICLと周辺ロジック回路との電気的な接続関係にしたがって異なる。
この実施形態によれば、セルアレイ構造体CSは下部埋め込み絶縁膜70上の半導体層80を含み、半導体層80上に垂直に積層された電極を含む積層構造体と、積層構造体を貫通する垂直構造体VSとを含む。この実施形態において、半導体層80はシリコン(Si)、ゲルマニウム(Ge)又はこれらの混合物を含み、不純物がドーピングされた半導体であるか、或いは不純物がドーピングされない状態の真性半導体(intrinsic semiconductor)であってもよい。また、半導体層80は単結晶、非晶質(amorphous)、及び多結晶(polycrystalline)の中から選択された少なくともいずれか1つを含む結晶構造を有する。
積層構造体は図18を参照して説明したように、半導体層80上に垂直に積層された複数の第1電極EL1を含む第1積層構造体ST1と、第1積層構造体ST1上に垂直に積層された第2電極EL2を含む第2積層構造体ST2とを含む。
積層構造体は第1及び第2電極EL1、EL2と周辺ロジック構造体PSとの間の電気的な接続のために、コンタクト領域において階段式構造(stepwise structure)を有する。即ち、コンタクト領域において積層構造体の垂直高さがセルアレイ領域CARに隣接するほどだんだん増加する。言い換えれば、積層構造体はコンタクト領域において傾いたプロフィール(sloped profile)を有する。
この実施形態によれば、垂直構造体VSは第1及び第2積層構造体ST1、ST2を貫通して半導体層80に接続される。垂直構造体VSは半導体物質又は導電性物質を含む。
第1及び第2コンタクト領域CTR1、CTR2にセルアレイ構造体CSと周辺ロジック構造体PSとを電気的に接続するための配線構造体が配置される。この実施形態によれば、半導体層80上の積層構造体を覆う上部埋め込み絶縁膜100が配置され、第1コンタクト領域CTR1に上部埋め込み絶縁膜100を貫通して第1電極EL1の終端に接続される第1プラグPLG1が配置さる。そして、第2コンタクト領域CTR2には上部埋め込み絶縁膜100を貫通して第2電極EL2の終端に接続される第2プラグPLG2が配置される。これに加えて、コンタクト領域に上部埋め込み絶縁膜100を貫通して周辺ロジック構造体PSの配線ICLと接続される接続プラグPLGが配置される。
これに加えて、第1コンタクト領域CTR1の上部埋め込み絶縁膜100上に第1コンタクトCT1を通じて第1プラグPLG1と電気的に接続される第1接続ラインCL1が配置され、第2コンタクト領域CTR2の上部埋め込み絶縁膜100上に第2コンタクトCT2を通じて第2プラグPLG2と電気的に接続される第2接続ラインCL2が配置される。また、コンタクトCT及び接続ラインCLが接続プラグPLGと電気的に接続される。
図36は本発明の実施形態による半導体メモリ装置を含むメモリシステムの一例を示す概略ブロック図である。
図36を参照すれば、メモリシステム1100はPDA、ポータブル(portable)コンピューター、ウェブタブレット(web tablet)、無線電話機(wireless phone)、モバイルフォン(mobile phone)、デジタルミュージックプレーヤー(digital music player)、メモリカード(memory card)、又は情報を無線環境により送信及び/又は受信できるすべての素子に適用される。
メモリシステム1100はコントローラ1110、キーパッド(keypad)、キーボード及びディスプレイのような入出力装置1120、メモリ1130、インターフェイス1140、及びバス1150を含む。メモリ1130とインターフェイス1140とはバス1150を通じて相互通信される。
コントローラ1110は少なくとも1つのマイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、マイクロコントローラ、又はそれと類似な他のプロセス装置を含む。メモリ1130はコントローラによって遂行された命令を格納するために使用される。入出力装置1120はシステム1100の外部からデータ又は信号を受信するか、又はシステム1100の外部へデータ又は信号を出力する。
メモリ1130は本発明の実施形態による不揮発性メモリ素子を含む。メモリ1130はまた他の種類のメモリ、任意の随時接近が可能である揮発性メモリ、その他の多様な種類のメモリをさらに含む。
インターフェイス1140はデータを通信ネットワークに送出するか、或いはネットワークからデータを受信する役割を果たす。
図37は本発明の一実施形態による半導体メモリ装置を具備するメモリカードの一例を示す概略ブロック図である。
図37を参照すれば、高容量のデータ格納能力を支援するためのメモリカード1200は本発明によるフラッシュメモリ装置1210を装着する。本発明によるメモリカード1200はホスト(Host)とフラッシュメモリ装置1210との間の諸般データ交換を制御するメモリコントローラ1220を含む。
SRAM1221はプロセッシングユニット1222の動作メモリとして使用される。ホストインターフェイス1223はメモリカード1200と接続されるホストのデータ交換プロトコルを具備する。エラー訂正ブロック1224はマルチビットフラッシュメモリ装置1210から読出されたデータに含まれるエラーを検出及び訂正する。メモリインターフェイス1225は本発明のフラッシュメモリ装置1210とインターフェイシングする。プロセシングユニット1222はメモリコントローラ1220のデータを交換するための諸般制御動作を遂行する。たとえ図面には図示しないが、本発明によるメモリカード1200にはホスト(Host)とのインターフェイシングのためのコードデータを格納するROM(図示せず)等がさらに提供できることはこの分野の通常的な知識を習得した者に明確である。
図38は本発明による半導体メモリ装置を装着する情報処理システムの一例を示す概略ブロック図である。
図38を参照すれば、モバイル機器やデスクトップコンピューターのような情報処理システムに本発明のメモリシステム1310が装着される。本発明による情報処理システム1300はメモリシステム1310と各々システムバス1360に電気的に接続されたモデム1320、中央処理装置1330、RAM1340、ユーザーインターフェイス1350を含む。メモリシステム1310は先に言及されたメモリシステムと実質的に同様に構成される。メモリシステム1310には中央処理装置1330によって処理されたデータ又は外部から入力されたデータが格納される。ここで、上述したメモリシステム1310が半導体ディスク装置(SSD)により構成され、この場合情報処理システム1300は大容量のデータをメモリシステム1310に安定的に格納する。そして信頼性の増大にしたがって、メモリシステム1310はエラー訂正に所要される資源を節減できるので、高速のデータ交換機能を情報処理システム1300に提供する。また、図面には示さないが、本発明によるコンピューティングシステム3000には応用チップセット(Application chipset)、カメライメージプロセッサー(Camera Image Processor:CIS)、モバイルDRAM等がさらに提供されることはこの分野の通常的な知識を習得した者に明確である。
また、本発明によるメモリ装置又はメモリシステムは多様な形態のパッケージに実装できる。例えば、不揮発性メモリ装置1100又はメモリシステム1000はPoP(Package on Package)、Ball grid arrays(BGAs)、Chip scale packages(CSPs)、Plastic Leaded Chip Carrier(PLCC)、Plastic Dual In Line Package(PDIP)、Die in Waffle Pack、Die in Wafer Form、Chip On Board(COB)、Ceramic Dual In Line Package(CERDIP)、Plastic Metric Quad Flat Pack(MQFP)、Thin Quad Flatpack(TQFP)、Small Outline(SOIC)、Shrink Small Outline Package(SSOP)、Thin Small Outline(TSOP)、Thin Quad Flatpack(TQFP)、System In Package(SIP)、Multi Chip Package(MCP)、Wafer−level Fabricated Package(WFP)、Wafer−Level Processed Stack Package(WSP)等の方式にパッケージ化されて実装できる。
以上、添付された図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者は本発明がその技術的思想や必須的な特徴を変形しなく、他の具体的な形態に実施できることを理解できる。したがって、以上により記述した実施形態にはすべての面において例示的なことであり限定的なことではないと理解しなければならない。
1 メモリセルアレイ
2 ローデコーダ
3 ページバッファ
4 カラムデコーダ
10 半導体基板
11 素子分離膜
21 ソース不純物領域
22 ドレイン不純物領域
23 ゲート電極
100 第1層間絶縁膜
200 第2層間絶縁膜
ACT、ACT’ 活性領域
ACT1 第1及活性領域
ACT2 第2活性領域
BL ビットライン
BLP ビットラインプラグ
CAR セルアレイ領域
COL DCR カラムデコーダ領域
CP1、CP2、CP3 (第1乃至第3)コンタクトパッド
CSL 共通ソースライン
CSTR セルストリング
CTR コンタクト領域
DS データ格納要素
EL 水平電極
GST 選択トランジスタ
ICL1、ICL2、ICL3、ICL4、ICL5 配線
LCP1、LCP2、LCP3 (第1乃至第3)下部コンタクトプラグ
MCT メモリセルトランジスタ
ME メモリ要素
PBR ページバッファ領域
PER1 周辺回路領域
ROW DCR ローデコーダ領域
SE 選択素子
SST ストリング選択トランジスタ
UCP1、UCP2、UCP3 (第1乃至第3)上部コンタクトプラグ
VS 垂直構造体
WL ワードライン

Claims (11)

  1. セルアレイ領域及び周辺回路領域を含む基板と、
    前記セルアレイ領域の前記基板上において第1高さに延長されるセルアレイ構造体と、
    前記周辺回路領域の前記基板上において、前記第1高さより小さい第2高さに延長される周辺ロジック構造体と、
    前記周辺ロジック構造体及び前記セルアレイ構造体の上に延長される平行な複数の配線と、
    前記周辺ロジック構造体の上部面と前記複数の配線の下部面との間に配置され、平面から見る時、前記周辺ロジック構造体の一部分及び前記複数の配線の一部分を横切るコンタクトパッドと、
    前記周辺ロジック構造体と前記コンタクトパッドとを電気的に接続する下部コンタクトプラグと、
    前記コンタクトパッドと前記複数の配線のいずれか1つとを接続する上部コンタクトプラグと、を含むことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記セルアレイ構造体は、積層された複数の電極及び前記複数の電極を貫通する垂直構造体を含むことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記コンタクトパッドの下部面は、前記垂直構造体の上部面の高さと前記周辺ロジック構造体の上部面の高さとの間に位置することを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記コンタクトパッドの上部面は、前記垂直構造体の上部面と実質的に共通の面をなすことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  5. 前記周辺回路領域において前記基板は、活性領域を定義する素子分離膜を含み、
    前記周辺ロジック構造体は、
    前記活性領域上において第1方向に延長されるトランジスタゲート信号ラインと、
    前記トランジスタゲート信号ラインの両側の前記活性領域内に形成されたソース及びドレイン領域と、を含み、
    前記下部コンタクトプラグは、前記ソース及び前記ドレイン領域の中のいずれか1つに接続されることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  6. 前記複数の配線は、前記第1方向と直交する第2方向に延長され、前記コンタクトパッドは、前記第1方向に延長され、
    前記第1方向の前記コンタクトパッドの長さは、前記第1方向の前記活性領域の幅より大きいことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  7. 前記複数の配線は、平面から見る時、前記活性領域と重畳されることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  8. 前記上部コンタクトプラグは、前記第1方向において、前記下部コンタクトプラグと離隔されて配置されることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  9. 前記セルアレイ構造体は、
    前記基板上に垂直に積層された複数の第1電極を含む第1積層構造体と、
    前記第1積層構造体上に垂直に積層された第2電極を含む第2積層構造体と、
    前記第1及び第2積層構造体を貫通する垂直構造体と、を含むことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  10. 前記セルアレイ領域と前記周辺回路領域との間の第1コンタクト領域に配置され、前記第1電極に接続され前記基板から垂直に離隔されて延長される複数の第1プラグと、
    前記セルアレイ領域と前記第1コンタクト領域との間の第2コンタクト領域に配置され、前記第2電極に接続され、前記基板から垂直に離隔されて延長される複数の第2プラグと、をさらに含み、
    前記コンタクトパッドの垂直高さは、前記複数の第2プラグの中の少なくとも1つの垂直高さより小さくて、前記複数の第2プラグの中の少なくとも他の1つの垂直高さより大きいことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  11. 前記コンタクトパッドの上部面は、前記複数の第1プラグの上部面及び前記複数の第2プラグの上部面と実質的に共通の面をなすことを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
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