JP5736527B1 - 釣り糸ガイド、リールシート及びこれを備えた釣竿 - Google Patents

釣り糸ガイド、リールシート及びこれを備えた釣竿 Download PDF

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Abstract

この釣り糸ガイドは、要求される強度を保障しながらも軽量でなり、釣り糸の引っ掛かりを誘発する段差部がない釣り糸ガイドを提供する。実施例による釣り糸ガイド(200)は、取付部(210)と、支脚フレーム(220)と、支脚部(230)と、ガイドリング部(240)とを備える。取付部(210)は先端と後端を有し、釣竿に接触する。支脚フレーム(220)は取付部(210)の後端から延び取付部(210)と一体に形成されている。取付部(210)及び支脚フレーム(220)は金属材料からなる。支脚部(230)は取付部(210)の後端から延び少なくとも支脚フレーム(220)の全長にわたって支脚フレーム(220)と複合している。ガイドリング部(240)は支脚部(230)の先端に位置しており釣り糸が通過する。支脚部(230)及びガイドリング部(240)の一部または全部はプラスチック材料からなる。支脚フレーム(220)の少なくとも一部の断面積は支脚フレーム(220)の先端へ行くほど小さくなる。

Description

本発明は釣竿に取り付けられる部品、特に釣り糸ガイド、リールシートのような釣竿用部品に関するものである。また、本発明はこのような釣竿用部品を有する釣竿に関するものである。
釣竿には釣り糸を案内する部品、いわゆる釣り糸ガイドや、釣り糸を巻き取ったり放出するための部品、いわゆるリールが取り付けられる。釣り糸ガイドは釣竿の外周面に接触する取付部を有し、その取付部を釣竿に接触させ、取付部を巻き糸で巻き付けて釣竿に固着させることによって釣竿に取り付けられる。リールは釣竿の外周面に接触する取付部を有するリールシートに装着することができ、リールシートの取付部を釣竿に接触させ、取付部を巻き糸で巻き付けて釣竿に固着させることによって釣竿に取り付けられる。
前述した釣竿用部品の例として、大韓民国登録実用新案第20-0366928号公報(特許文献1)は釣り糸を案内する釣り糸ガイドを開示する。また、前述した釣竿用部品の例として、大韓民国登録実用新案第20―0302033号公報(特許文献2)は釣り糸を巻き取ったり放出するためのリールを装着するためのリールシートを開示する。
大韓民国登録実用新案第20―0366928号公報 大韓民国登録実用新案第20―0302033号公報
釣り糸ガイドは釣り糸が通過する部品であって、釣り糸にかかった負荷を釣竿に分散及び伝達する。また、仕掛けをキャストする際に、リールから放出された釣り糸を誘導する。釣り糸ガイドの設計要因として、構造的強度、軽量化、釣竿に固着するための巻き糸との固定のための形状や、釣糸が引っ掛からない形状などが考慮される。
釣り糸ガイドの強度を十分に確保するために、釣り糸ガイドは金属材料からなってきた。図23Aは全体が金属材料からなる釣り糸ガイドが釣竿に取り付けられたものを例示する。図23Aに示す従来技術の釣り糸ガイド20は釣竿10に接触する取付部21と、取付部21から延びる支脚部22と、支脚部22の先端に形成され釣り糸が通過するガイドリング部23を有する。取付部21の全長にわたって巻き糸11を巻き付け、巻き糸11が巻き付けられた部分に接着剤を塗布してコーティング層12を形成して、釣り糸ガイド20を釣竿10に取り付ける。
巻き糸11の巻き付けと関連して、釣竿10における巻き糸が巻き付けられた部分の美麗な外観及び釣竿から取付部21が脱離しない固定強度確保のために、巻き糸11を密に巻き付けることが重要である。このために、巻き糸11が巻き付けられる取付部21は段差がないように、またその先端部は滑らかに薄く形成される必要がある。また、釣竿への取付工程において、前に巻き付けられた巻き糸11の上に次の巻き糸が乗り上がらないように、即ち巻き糸11が1つの工程に2重以上に巻き付けられないようにすることが重要である。これは、巻き糸11が2重以上巻き付けられた部分に接着剤が塗布されれば、硬化したコーティング層12には段差が発生し、このような段差は美麗な外観を損ない、且つ、釣りの途中に釣り糸の引っ掛かりを誘発することがあるためである。
釣りにおけるキャストや感度を向上させるためには釣竿自体の軽量化が必要であり、これに関連する研究が当該分野で行われている。これとともに、釣竿に取り付けられる部品の軽量化に関する研究もまた当該分野で行われている。図21Aに示す釣り糸ガイド20は金属製であるため軽量化を達成するのに限界がある。釣り糸ガイドの材料として金属より軽量である繊維強化プラスチックのようなプラスチック材料を用いた釣り糸ガイドがある。図23Bは全体が繊維強化プラスチックからなる釣り糸ガイドを例示する。
図23Bに示す釣り糸ガイド30は、図23Aに示す金属製の釣り糸ガイド20に比べて厚い取付部31及び支脚部32を有する。これは、プラスチック材料は金属材料に比べて弾性率や強度が低いため、もっとも大きい負荷がかかるようになる取付部31と支脚部32間の連結部34を大きい曲率半径で厚く形成して、釣り糸ガイドが要求する弾性率と強度を補充するためである。大きい曲率半径で厚く形成した連結部34に巻き糸11を巻き付けると、先に巻き付けられた巻き糸の上に後続する巻き糸が乗り上がって巻き糸11が2重以上に巻き付けられやすく、これは前述したコーティング層12の段差を発生させるようになる。また、図23Bに示す釣り糸ガイド30は、取付部31の先端を滑らかに薄くすることが困難なため、金属製の釣り糸ガイド20に比べて厚い取付部31を有する。これは、金型における取付部の先端を形成する部分に溶融したプラスチック材料が十分に注入されない現象により、成形された取付部に欠損ができやすく、金型の加工精度が低い場合バリ(burr)が発生しやすいからである。厚い取付部31により、取付部31は釣竿10における大きな凸となり、巻き糸を巻き付け、コーティングされても、美麗な外観を損なう。
金属製の釣り糸ガイドの代案として、プリプレグ(prepreg)積層成形、即ち、樹脂浸透加工材の積層成形により釣り糸ガイドを製造することが考えられる。図23Cはプリプレグ積層成形により全体が繊維強化プラスチックからなる釣り糸ガイド40を例示する。プリプレグ積層成形により製造される釣り糸ガイド40においては、取付部41の先端部45が先端へ行くほど薄くなることができず厚く設計される。これは、取付部41の先端部45が薄くなるように切削加工した場合、積層が剥離したり繊維の毛羽が発生しやすいためである。従って、取付部41の厚い先端部45の前に巻き糸11が幾重に巻き付けられるようになる。また、取付部41と支脚部42の連結部44はプリプレグ積層体を急激に曲げると繊維が折れる問題があるため大きい曲率半径で厚く形成される。従って、この場合にも、巻き糸11が2重以上に巻き付けられて前述したコーティング層12の段差を発生させるようになる。
前述した従来技術の釣り糸ガイドにおいて、釣り糸ガイドの軽量化のために繊維強化プラスチックのようなプラスチック材料からなる釣り糸ガイドは、厚い連結部または厚い先端部を必然的に有するようになるので、取付部の薄くて滑らかな先端、巻き糸の密な巻き付けを達成できない。このように、従来技術の釣り糸ガイドは軽量化の追求、要求される強度の充足及び、美麗な外観の確保と段差発生の防止という設計要因が両立できない。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するために創案されたものであって、要求される強度を保障しつつも軽量でなり、巻き糸が巻き付けられた部分は美麗な外観となり、釣り糸の引っ掛かりを誘発する段差を発生させない釣竿用部品及びこれを備える釣竿を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、釣竿に取り付けられて釣り糸を案内する釣り糸ガイドが提供される。例示的実施例において、釣り糸ガイドは、取付部と、支脚フレームと、支脚部と、ガイドリング部とを備える。上記取付部は先端と後端を有し、釣竿に接触して巻き糸が巻かれる。上記支脚フレームは、上記取付部の後端から延び上記取付部と一体に形成されている。上記取付部及び支脚フレームは金属材料からなる。上記支脚部は上記取付部の後端から延び少なくとも上記支脚フレームの全長にわたって上記支脚フレームと複合して、長手方向に段差なく滑らかに形成されている。上記ガイドリング部は上記支脚部の先端に位置し、釣り糸が通過する。上記支脚部及びガイドリング部はその一部または全部がプラスチック材料からなる。上記支脚フレームの先端は上記支脚部の先端よりも下側に位置して上記ガイドリング部と接しない。上記支脚フレームの少なくとも一部の断面積は上記支脚フレームの先端へ行くほど小さくなる。
実施例において、上記取付部は上記釣竿に接触する下面と上記下面の反対となる上面を有し、上記支脚部は上記上面と接触するように上記支脚フレームと複合している。このような例において、上記上面の上記支脚部と接触しない部分の上記上面の全体に対する長さまたは面積比率は、80%以上となり得る。
実施例において、上記取付部は上記釣竿に接触する下面と上記下面の反対となる上面を有し、上記支脚部は上記上面との間に間隙をおいて上記支脚フレームと複合している。このような例において、上記間隙のサイズは2mm以下である。また、上記間隙がある支脚フレームの面の反対側となる面における支脚部の少なくとも一部は釣竿に接触している。
実施例において、上記支脚フレームと上記支脚部の横断面における複合範囲は、上記支脚フレームの横断面における外周の50%〜100%であり得る。
実施例において、上記支脚フレームは、上記取付部の後端から延びる一対の支脚フレームを含み、上記一対の支脚フレームの上記取付部の後端に連結される各根元部は共通部を介して一体に形成されることができる。
実施例において、上記支脚フレームは断面積が一定な中間部を有し、上記支脚フレームの断面積は上記中間部から上記支脚フレームの先端へ行くほど小さくなる。
実施例において、上記支脚フレームは少なくとも1つの凹部を有する。
実施例において、上記取付部及び支脚フレームをなす金属材料はチタン、アルミニウム、マグネシウム、チタン合金、アルミニウム合金、マグネシウム合金、ステンレス鋼及び形状記憶合金のうち1つ以上を含み、上記支脚部及びガイドリング部の一部または全部をなすプラスチック材料は熱可塑性繊維強化プラスチックを含む。上記支脚部及びガイドリング部はインサート成形によって形成される。
実施例において、上記取付部及び支脚フレームをなす金属材料はチタン、アルミニウム、マグネシウム、チタン合金、アルミニウム合金、マグネシウム合金、ステンレス鋼及び形状記憶合金のうち1つ以上を含む。上記支脚部及びガイドリング部は樹脂浸透加工材の積層成形によって形成される。
本発明の他の側面はリールを装着するために釣竿に取り付けられるリールシートに関連する。例示的実施例において、リールシートは取付部と、支脚フレームと、シート本体とを備える。上記取付部は先端と後端を有し、釣竿に接触して巻き糸が巻かれる。上記支脚フレームは、上記取付部の後端から延び上記取付部と一体に形成されている。上記取付部及び支脚フレームは金属材料からなる。上記シート本体の一部または全部がプラスチック材料からなりその上にリールが装着される。上記シート本体は、上記取付部の後端から延び少なくとも上記支脚フレームの全長にわたって上記支脚フレームと複合している。上記支脚フレームの少なくとも一部の断面積は上記支脚フレームの先端へ行くほど小さくなる。
本発明のもう一つの側面は、前述した釣り糸ガイドまたはリールシートを備える釣竿を提供する。実施例の釣竿は少なくとも一つの前述した釣り糸ガイド備える。また、実施例の釣竿は前述したリールシートを備える。また、実施例の釣竿は前述した釣り糸ガイド及びリールシートをいずれも備える。
実施例における釣り糸ガイドとリールシートによれば、取付部とこれから延び支脚部またはリールシート本体と複合する支脚フレームは金属材料であって一体に形成されているのに対し、支脚部またはリールシート本体はその一部または全部がプラスチック材料からなり、取付部と支脚フレーム間の連結部まで複合している。従って、釣り糸ガイドとリールシートは全体が金属材料からなる従来の部品より軽量となる。また、取付部は薄く形成することができ、取付部と支脚フレーム間の連結部における損傷または破損が防止され、取付部に巻き糸を巻き付ける際に、美麗な外観を損なうことなく、段差を発生させない。
また、支脚部は少なくとも支脚フレームの全長にわたって支脚フレームと複合しているので、支脚部と支脚フレームが長手方向に段差なく滑らかに形成され、キャスト時に釣り糸が釣り糸ガイドのガイドリング部に巻き付いて絡みが発生しても、釣り糸が釣り糸ガイドを回りながら形成される折り返し部が支脚部に沿って良好に移動して釣り糸の絡みが容易に解消されるようになる。
支脚フレームの先端は支脚部の先端よりも下側に位置してガイドリング部と接しないので、釣竿の上側に位置するガイドリング部および支脚部の先端部分が軽量となり、キャスト時における、釣竿の軸を中心に働くねじれモーメントを軽減させ、正確で安定したキャストを行える効果がある。
又、魚を釣り上げる際には、釣り糸にテンションが掛かり、ガイドリング部へ負荷を伝達する。その負荷における力のモーメント上、支脚部の強度バランスはガイドリング部へ向かう程、低くなるのが好ましい。支脚フレームは先端へ行くほど小さくなる断面積を有するので、支脚部は全体の強度バランスを確保しつつも、軽量で且つ、細く形成することができる。また、このような構造の支脚フレームはインサート成形において支脚部と柔軟に複合され、優れた部品加工性を達成することができる。また、支脚部が弾性変形するとき、支脚フレームの先端部は剛性が低く、柔軟性が優れているため、これに複合する支脚部間に剥離が発生するのを防ぐ。
従って、本発明によれば、要求される強度を保障しながらも軽量でなり、巻き糸が巻き付けられた部分は美麗な外観となり、釣り糸の引っ掛かりを誘発する段差を発生させない釣竿用部品及びこれを備えた釣竿を提供することができる。
本発明の一実施例による釣り糸ガイドが取り付けられた釣竿を示す斜視図である。 本発明の一実施例による釣り糸ガイドを示す斜視図である。 図2に示す釣り糸ガイドの取付部及び支脚フレームを示す斜視図である。 支脚フレームの先端部付近に形成される凹部の多様な例を示す第1の図である。 支脚フレームの先端部付近に形成される凹部の多様な例を示す第2の図である。 支脚フレームの先端部付近に形成される凹部の多様な例を示す第3の図である。 支脚フレームの先端部付近に形成される凹部の多様な例を示す第4の図である。 支脚フレームと支脚部の横断面における複合例を示す第1の図である。 支脚フレームと支脚部の横断面における複合例を示す第2の図である。 支脚フレームと支脚部の横断面における複合例を示す第3の図である。 本発明の一実施例による釣り糸ガイドが釣竿に接触しているのを示す縦断面図である。 図6に示す釣り糸ガイドに巻き糸が巻き付けられたのを示す縦断面図である。 上面と支脚部の下端との間に間隙が形成された釣り糸ガイドが釣竿に接触しているのを示す縦断面図である。 図8に示す釣り糸ガイドに巻き糸が巻き付けられたのを示す縦断面図である。 他の実施例による釣り糸ガイドを示す斜視図である。 図10に示す釣り糸ガイドの取付部及び支脚フレームを示す斜視図である。 他の実施例による釣り糸ガイドを示す斜視図である。 図12に示す釣り糸ガイドの取付部及び支脚フレームを示す斜視図である。 他の実施例による釣り糸ガイドを示す斜視図である。 図14に示す釣り糸ガイドの取付部、支脚フレーム、補助取付部及び補助支脚フレームを示す斜視図である。 一実施例による釣り糸ガイドの樹脂浸透加工材の積層成形方法を概略的に示す第1の図である。 一実施例による釣り糸ガイドの樹脂浸透加工材の積層成形方法を概略的に示す第2の図である。 一実施例による釣り糸ガイドの樹脂浸透加工材の積層成形方法を概略的に示す第3の図である。 一実施例によるキャスト時の釣り糸ガイドに対する釣り糸の絡みが解消される支脚部構造の釣り糸ガイドの例を示す第1の図である。 一実施例によるキャスト時の釣り糸ガイドに対する釣り糸の絡みが解消される支脚部構造の釣り糸ガイドの例を示す第2の図である。 一実施例によるキャスト時の釣り糸ガイドに対する釣り糸の絡みが解消される支脚部構造の釣り糸ガイドの例を示す第3の図である。 一実施例によるキャスト時の釣り糸ガイドに対する釣り糸の絡みが解消される支脚部構造の釣り糸ガイドの例を示す第4の図である。 一実施例によるキャスト時の釣り糸ガイドに対する釣り糸の絡みが解消される支脚部構造の釣り糸ガイドの例を示す第5の図である。 釣り糸の絡みが解消されない支脚部構造の釣り糸ガイドの例を示す第1の図である。 釣り糸の絡みが解消されない支脚部構造の釣り糸ガイドの例を示す第2の図である。 釣り糸の絡みが解消されない支脚部構造の釣り糸ガイドの例を示す第3の図である。 本発明の一実施例によるリールシートが取り付けられた釣竿を示す斜視図である。 本発明の一実施例によるリールシートを示す斜視図である。 図20に示すリールシートの平面図である。 図20に示すリールシートの取付部及び支脚フレームを示す斜視図である。 従来技術の釣り糸ガイドを示す第1の縦断面図である。 従来技術の釣り糸ガイドを示す第2の縦断面図である。 従来技術の釣り糸ガイドを示す第3の縦断面図である。
添付の図面を参照して本発明による釣り糸ガイド、リールシート及びこれを備えた釣竿の実施例を説明する。図面において同一の参照番号は同一または対応する要素または部品を指示する。
本明細書で用いられた「前方」、「前」などの方向指示語は釣竿のティップ(tip)側に向かう方向を意味し、「後方」、「後」などの方向指示語は釣竿のバット(butt)方向を意味する。また、本明細書で用いられた「上側」、「上」などの方向指示語はガイドリング部が取付部に対して位置する方向を基準とし、「下側」、「下」などの方向指示語はその反対方向を意味する。
本明細書に開示された実施例は、釣竿用部品の例であって、釣竿に取り付けられて釣り糸を案内する釣り糸ガイドとリールを装着するためのリールシートに関連する。本発明の概念が適用される釣竿用部品は上記釣り糸ガイドとリールシートに限定されず、取付部を巻き糸を用いて釣竿本体に取り付けるように構成される任意の部品を含む。
図1は本発明の釣竿用部品が取り付けられた釣竿を示す。釣竿100は、細長い円筒状の複数の竿が差し込み式または抜き出し式により長く連結される構造を有してもよい。他の例として、釣竿100は一つの竿で構成されてもよい。図1には釣竿100の一部が示されている。釣竿用部品を釣竿に取り付けるために、釣竿用部品の釣竿に取り付けられる部分には巻き糸110が巻き付けられる。巻き糸110はナイロンまたはシルク材料を含むが、これに限定されない。巻き糸110を固着させて巻き糸110の解けを防止し、巻き糸110を埋めるために巻き糸110が巻き付けられた部分の全体に透明、半透明または不透明の接着剤を塗布して巻き糸110が巻き付けられた部分を覆うコーティング層120を形成する。上記接着剤はエポキシ系接着剤、ウレタン系接着剤、UV硬化型接着剤などを含むが、これに限定されない。
図1に示す釣竿100はその一部に釣竿用部品の一例として釣り糸ガイド200を備える。釣竿100は一つまたは複数の釣り糸ガイド200を備えることができる。釣り糸ガイド200は、その取付部を釣竿100に接触させ、巻き糸110で取付部の周囲を密に巻いて釣竿100に取り付けられる。釣り糸ガイド200の取付後、巻き糸110が巻き付けられた部分に上記接着剤を塗布してコーティング層120を形成する。コーティング層120により巻き糸110が巻き付けられた部分が滑らかな表面となる。
図2及び図3は釣り糸ガイド200を詳細に示す。一実施例による釣り糸ガイド200は、釣竿100に取り付けられる取付部210と、取付部210の後端から延び取付部210と一体になっている支脚フレーム220と、取付部210の後端から延び少なくとも支脚フレーム220の全長にわたって支脚フレーム220と複合して、長手方向に段差なく滑らかに形成されている支脚部230と、支脚部230の先端に位置し釣り糸が通過するガイドリング部240と、ガイドリング部240に嵌合しセラミックや金属などで円形や楕円形に形成される硬質リング250を備える。
取付部210は釣り糸ガイド200を釣竿100に取り付けるために釣竿100に接触する部分である。取付部210は先端213と後端214を有する。取付部210は全体的に細長い形状であり、また側面から見て先端213へ行くほど薄くなる形状を有する。取付部210の下面212は釣竿100の外周面と接触し、平らであるか若干の曲率で窪むように形成されることができる。取付部210の先端部215は先端213へ行くほど薄くなり細くなる。
支脚フレーム220は取付部210の先端213の反対の側に位置する後端214から延びる。この実施例において、釣り糸ガイド200は取付部210の後端214からV字状に延びる一対の支脚フレーム220を有する。または、一対の支脚フレーム220は取付部210の後端214からU字状に延びることもできる。取付部210と支脚フレーム220は金属材料であって一体になっている。一体の取付部210と支脚フレーム220を形成する金属材料はチタン、アルミニウム、マグネシウム、チタン合金、アルミニウム合金、マグネシウム合金、ステンレス鋼、または形状記憶合金を含む。取付部210と支脚フレーム220を形成する金属材料は前述した材料に限定されず、強度が高く薄く成形できる性質が良好な任意の金属またはその合金を含むことができる。
各支脚フレーム220の根元部221は取付部210の後端214に接続されている。この実施例において、各支脚フレーム220の根元部221は共通部224を介して一体に形成されている。支脚フレーム220の全長は支脚部230との複合とガイドリング部240の位置を考慮して定めることができる。支脚フレーム220は円形、楕円形、三角形、四角形、多角形などの多様な横断面形状を有することができる。図面に示す例で、支脚フレーム220は四角形横断面を有する。
支脚フレーム220はその一部区間における断面積または全体の断面積が先端223へ行くほど小さくなるように形成される。ここで、支脚フレーム220の断面積が先端へ行くほど小さくなるというのは、支脚フレーム220の一部区間または全体の縦断面積が先端223へ行くほど小さくなる場合や、支脚フレーム220の一部区間または全体の横断面積が先端223へ行くほど小さくなる場合や、または前記2つがいずれも該当する場合を含む。支脚フレーム220の先端223は支脚部230の先端支脚部230とガイドリング部240の境界よりも下側に位置しており、ガイドリング部240と接しない。
図3を参照すると、支脚フレーム220の横断面積は取付部210の後端214付近の根元部211で最も大きく、支脚フレーム220の先端223へ行くほど小さくなる。支脚フレーム220の先端230は鋭く形成されるか、略球面に形成されている。支脚フレーム220の横断面積が先端230へ行くほど小さくなるので、先端へ行くほど剛性が低くなる。従って、支脚フレーム220は支脚部230との成形時例えば、インサート成形、支脚部230と柔軟に複合され、優れた部品加工性を達成できる。他の例として、支脚フレーム220の根元部221と先端223との間の中間部222は長手方向において一定の横断面積または縦断面積を有してもよい。この場合、支脚フレーム220の横断面積または縦断面積は中間部222から先端223へ行くほど小さくなる。
支脚フレーム220が金属材料からなるので、支脚フレーム220は強度を確保しつつ細く形成できる。従って、支脚フレーム220と複合する支脚部230も強度を強くすると同時に細くて軽量に形成することができる。
また、支脚フレーム220は支脚部230との複合時に、支脚部230との確実な固着のための要素を有する。上記要素は支脚フレーム220において、凹部として具現することができる。具体的に、上記凹部は、支脚フレーム220の一面に形成される穴、支脚フレーム220の一部が丸く窪んで切り欠かれた切欠部、支脚フレーム220の横断面積が小さくなって再び広くなるネック部等を含む。
図4A〜図4Dはこのような凹部の多様な例を示す。図4Aに示す例では、上記凹部の例として、支脚フレーム220のその先端付近にその長手方向に沿って複数の穴226が形成されている。図4Bに示す例では、上記凹部の例として、支脚フレーム220の先端付近において、支脚フレーム220の一部が丸く窪むように切り欠かれて形成される、複数の切欠部227が長手方向に沿って形成されている。図4Cに示する例では、上記凹部の例として、支脚フレーム220の横断面積または縦断面積が先端223へ行くほど小さくなって再び広くなるネック部228が先端223付近に1つ形成されている。図4Dに示す例では、上記凹部の例として、支脚フレーム220の横断面積または縦断面積が先端223へ行くほど小さくなって再び広くなるネック部229が2つ形成されている。前述した凹部即ち、穴226、切欠部227、ネック部228,229によって、支脚フレーム220と支脚部230の複合時に、支脚部230をなす材料が前述した凹部に埋められるようになり、支脚フレーム220と支脚部230は支脚フレーム220の先端付近で支脚部230と確実に固着することができる。
魚を釣り上げる際に、釣り糸にテンションが掛かり、ガイドリング部240へ負荷を伝達する。その負荷を支脚部230が支える事となり、力のモーメント上、釣糸ガイドに200おける釣糸から掛けられた負荷は、取付部210と支脚フレーム220の境界に、即ち支脚フレーム220の根元部221または取付部210の後端214に集中し得る。しかし、一体に形成される支脚フレーム220と取付部210が金属材料からなっているため、負荷が集中する支脚フレーム220の根元部221または取付部210の後端214における変形または破損が起き難い。
支脚部230は少なくとも支脚フレーム220の全長にわたって支脚フレーム220と長手方向に渡って滑らかに複合している。ここで、「少なくとも」という用語は、支脚部230が支脚フレーム220の全長にわたって複合する場合及び支脚部230の長さが支脚フレーム220の全長よりも長いため支脚フレーム220の先端の上に支脚フレーム220と複合しない部分を有する場合を含む。また、「複合」という用語は、支脚フレーム220がその横断面における外周が全く露出しないように支脚部230に完全に埋め込まれる場合、少なくとも支脚フレーム220の長手方向における一面が露出するように、即ち支脚フレーム220の横断面における外周の一部が露出するように支脚部230に埋め込まれる場合を含む。
この実施例において、支脚部230は支脚フレーム220の形状と同じようにV字状に取付部210の後端214から延びる。支脚部230の先端223にガイドリング部240が位置している。ガイドリング部240にはセラミック材料からなる硬質リング250が嵌合されている。
支脚部230とガイドリング部240の一部または全部はプラスチック材料からなる。上記プラスチック材料は熱可塑性の繊維強化プラスチック、その他の成形性が良好なプラスチックを含む。
図5A〜図5Cは支脚部230と支脚フレーム220間の複合に関する例を横断面で示す。図5Aに示すように、支脚フレーム220の2面が露出するように支脚フレーム220が支脚部230に埋め込まれることができる。従って、支脚フレーム220の横断面における外周の半分50%が支脚部230と接する。図5Bに示すように、支脚フレーム220の1つの面が露出するように支脚フレーム220が支脚部230に埋め込まれることができる。図5Cに示すように、支脚フレーム220は支脚部230内に完全に埋め込まれることができる。従って、支脚フレーム220の横断面における外周全体100%が支脚部230と接する。即ち、支脚フレーム220と支脚部230の複合と関連し、横断面における複合の範囲は、支脚フレーム220の横断面における外周を基準として、上記外周の50%〜100%である。このように、支脚フレーム220の全長にわたって支脚部230が支脚フレーム220と複合するので、支脚部230の全長にわたって段差が生まれない。従って、後述するように釣竿を振って仕掛けをキャストするときに、釣り糸ガイド200への釣り糸の絡みが自動で解除される際の妨げとならない。
支脚部230は支脚フレーム220の根元部221または取付部210と支脚フレーム220の境界まで支脚フレーム220と複合している。従って、取付部210を巻き糸110で巻き付け、コーティングを施した後は釣竿100と支脚部230の間には段差が生まれず、釣糸の引っ掛かりを誘発させない。
支脚フレーム220はその先端223へ行くほど小さくなる断面積を有するので、支脚部230は先端223へ行くほど剛性が低くなり、優れた柔軟性を持つようになる。また、釣り糸による外力または風力によって支脚部230が撓むとき、支脚フレーム220の先端223付近で柔軟性に優れるため、支脚フレーム220と支脚部230間に剥離が発生するのを防ぐ。
図6〜図10を参照して、支脚フレーム220の根元部付近における支脚部230の複合例及びこれにともなう巻き糸110の巻き付け例を説明する。
図6を参照すると、支脚部230は取付部210の上面211に接触するように支脚フレーム220と複合することができる。即ち、支脚部230の取付部210の上面211に面する下端231が取付部210の上面211と接触するように、支脚部230は支脚フレーム220と複合することができる。従って、取付部210の上面211の全領域図6においてB1として指示されているは支脚部230によって覆われる領域と露出する領域図6においてB2として指示されているに分けられる。この実施例において、取付部210の上面210のうち支脚部230によって覆われず露出する領域B2の上面211の全領域に対する長さの比率「即ち、[B2/B1]×100」は80%以上である。ここで、上記比率は上面211の全領域B1に対する上面211の支脚部230により覆われず露出する領域B2の面積比率であってもよい。露出領域B2の露出比率が80%未満の場合、取付部210への巻き糸110の量が少なくなり、必要となる取付強度を得ることができない。図7は図6に示す取付部210に巻き糸110が巻き付けられたものを例示する。
図8を参照すると、支脚部230の上面211に面する下端231と取付部210の上面211との間に所定サイズの溝または間隙Gができるように、支脚部230と支脚フレーム220は複合することができる。間隙Gの大きさは巻き糸110の太さ、接着剤の塗布厚などによって変わることがある。間隙Gの大きさは取付部210に巻き糸110が巻き付けられるとき、間隙Gに巻き糸110を巻き付けることができるサイズに設定されている。一例として、間隙Gの大きさは2mm以下となることができる。間隙Gにより取付部210の上面211は略全体が露出する。よって、より多くの巻き糸110が取付部210に巻き付けられることができて釣り糸ガイド200を釣竿100により堅固に取り付けることができる。
図8において、取付部210の上面211と支脚部230の下端231との間にある間隙Gを通じて支脚フレーム220の一部面が露出しているものが例示されているが、支脚部230は、間隙Gを通じて支脚フレーム220が露出することなく取付部210の上面211との間に間隙Gができるように支脚フレーム220と複合することもできる。図9は図8に示す取付部210に巻き糸110が巻き付けられたものを例示する。図9において、巻き付けられている巻き糸110に接着剤が塗布されれば表面張力または毛細管現象により接着剤が間隙Gを埋めるようになり、従って、コーティング層120と支脚部230間に段差が生まれない。また、上記間隙Gがある支脚フレーム220の面の反対側となる面における支脚部230の一部または全ては釣竿100に接触しているので、支脚部230の下端の全周にコーティング層120が形成されなくても、釣竿100と支脚部230の間には段差が生まれず、釣糸の引っ掛かりを誘発させない。
図10及び図11は他の実施例による釣り糸ガイドを示す。図10に示す釣り糸ガイド300は、前述した実施例による釣り糸ガイド200と比較して支脚フレーム320の根元部321が異なって構成されており、これに合わせて支脚部330の下端が異なって構成されている。
図11を参照すると、各支脚フレーム320の根元部321は、取付部210の後端214に共通部を介して一体になることなくそれぞれ接続されている。また、各支脚部330は取付部210に向かう下端が取付部210の上面に接触するようにまたは間隙をおくように支脚フレーム320と複合することができる。
図12及び図13は他の実施例による釣り糸ガイドを示す。図12に示す釣り糸ガイド400は1個の支脚部430と1個の支脚フレーム420を備えることを除いては、前述した釣り糸ガイド200と同一の構成を有する。支脚フレーム420は根元部421で取付部210の後端につながる。支脚フレーム420の横断面積は根元部421から先端423へ行くほど小さくなる。
図14及び図15は他の実施例による釣り糸ガイドを示す。図14に示す釣り糸ガイド500は取付部の形状が変形されており、補助取付部、補助支脚フレーム及び補助支脚部をさらに備えることを除いては、前述した釣り糸ガイド200と同一の構成を有する。
図14及び図15を参照すると、釣り糸ガイド500はガイドリング部240から延びる補助支脚部580を備える。補助支脚部580はガイドリング部240を基準として支脚部230の反対の側に位置する。側面から見て支脚部230と補助支脚部580間の角度は釣り糸ガイド500の必要強度を考慮して適宜定めることができる。また、補助支脚部580と釣竿との連結のために、補助取付部560と補助取付部560の後端から補助取付部560と一体に延びる補助支脚フレーム570を備える。補助支脚部580は少なくとも補助支脚フレーム570の全長にわたって補助支脚フレーム570と複合している。補助支脚フレーム570と補助支脚部580の複合形態は前述した釣り糸ガイド200における複合形態と同一である。また、補助支脚フレーム570の横断面形状、先端の構成も釣り糸ガイド200における支脚フレーム220と同一である。また、図12及び図13を参照して説明した支脚フレーム420と支脚部430が補助支脚フレーム570と補助支脚部580に採用されてもよい。
前述した釣り糸ガイド200,300,400,500は、まず取付部210,510と支脚フレーム220,320,420の組合わせ体を形成し、続いて支脚部230,330,430とガイドリング部240を形成する。
取付部210,510と支脚フレーム220,320,420が一体になっている組合わせ体はプレス加工により形成することができる。また、取付部210,510の先端部は切削加工により鋭利に薄く形成され得る。このような組合わせ体を用いた支脚部230,330,430とガイドリング部240の形成はインサート成形により行うことができる。例えば、支脚部230,330,430とガイドリング部240の形状を有する金型内に上記組合わせ体における支脚フレーム220,320,420を配置し、熱可塑性の繊維強化プラスチックまたは他の熱可塑性プラスチックの溶融液を金型内に注入させて成形して、少なくとも支脚フレーム220,320,420の全長にわたり取付部210,510に達するまで複合している支脚部230,330,430とその上に形成されるガイドリング部240が得られる。
上記組合わせ体を用いて支脚部230,330,430とガイドリング部240を形成するのはプリプレグ(prepreg)積層成形、即ち樹脂浸透加工材の積層成形によって行うこともできる。図16A〜図16Cは樹脂浸透加工材の積層成形により支脚部とガイドリング部を製造するところを例示する。図16Aに示すように、上記組合わせ体における支脚フレーム220を複数の樹脂浸透加工材261,262,263の間に差し入れ加圧して支脚フレーム220と複合する支脚部230が得られる。積層された樹脂浸透加工材を釣り糸ガイド200の形状に合わせて切削またはグラインディングして釣り糸ガイド200が得られる。切削またはグラインディングにより完成した釣り糸ガイド200が図16Cに示されている。図16Aに示す例では、3枚の樹脂浸透加工材261,262,263が使われており、中間の樹脂浸透加工材262には支脚フレーム220の形状に対応するV字状の切欠部264が形成されている。
前述した実施例による釣り糸ガイド200において釣り糸の絡みが解消される形状の特徴の例が図17A〜図17Eに示されている。キャスト直後に釣り糸ガイドのガイドリング部を通過する釣り糸がガイドリング部に巻き付いて絡まることがある。このような絡みが発生する現象は大韓民国登録特許第10-1132437号公報の段落[0004]等に記載されている。図17A〜図17Eは、仕掛けをキャストする時に、釣り糸130がガイドリング部に巻き付いて絡みが発生した場合、釣り糸130が釣り糸ガイド200を回りながら形成される折り返し部131が良好に移動して釣り糸の絡みを解消するのを順に示している。
釣り糸ガイド200において、支脚部230は少なくとも支脚フレーム220の全長にわたって支脚フレーム220と複合されているので、支脚フレーム220と支脚部230は長手方向に段差なく滑らかに形成される。従って、釣り糸130において、釣り糸ガイド200のガイドリング部に絡みが発生しても図17A及び図17B、釣り糸130を釣竿100の略長手方向に引っ張ることで釣り糸130の折り返し部131が支脚部230に沿って良好に移動して釣り糸の絡みが容易に解消される図17C〜図17E。
また、釣り糸ガイド200が釣竿100に取り付けられるとき、図7に示すとおり、ガイドリング部240は釣竿のティップ(tip)側図7において右側方向に傾斜し、またガイドリング部240と支脚部230の接合角度が釣竿ティップ(tip)側よりも釣竿のバット(butt)側のほうが小さくなっていることが釣り糸の絡み解消をより容易にするのに好ましい。
釣り糸の絡みには前述した例以外にもいろいろな絡みがあり得る。釣り糸の絡みは釣り糸が釣り糸ガイド200の表面に沿って滑りながら移動し解けるため、釣り糸の絡みの解消に対して支脚フレーム220と支脚部230は長手方向に段差なく滑らかに形成されることが重要である。
図17A〜図17Eに示すような、釣り糸130の折り返し部131の良好な移動による絡み解消と対比するために、比較例による釣り糸ガイドにおいて釣り糸の絡みが解消されない例を図18A〜図18Cに示す。図18A〜図18Cを参照すると、比較例による釣り糸ガイド200’では、支脚部230’が支脚フレーム220’の全長にかけて複合されていない。従って、支脚フレーム220’が相当な長さにかけて露出しており、支脚部230’の取付部に面する下端231’は支脚フレーム220’との間に長手方向に段差部として作用するようになる。従って、釣りにおけるキャスト時に、支脚フレーム220’を回りながら形成される折り返し部131は段差として作用する下端231’に引っ掛かるようになり図18C、釣り糸130を釣竿100の長手方向に引っ張っても、釣り糸130の折り返し部131が引き寄せられず釣り糸の絡みが容易に解消されない。
図19は本発明の他の釣竿用部品が釣竿に取り付けられているのを例示する。図19において、釣竿用部品の他の例としてリールシート600が釣竿100に取り付けられている。リールシート600はその両端に位置した取付部を釣竿100に接触させ、巻き糸110で取付部の周囲を密に巻いて釣竿100に取り付けられる。リールシート600の取付後、巻き糸110が巻き付けられた部分に接着剤を塗布して巻き糸110が巻き付けられた部分を覆うコーティング層120を形成する。
図20〜図22は図19に示したリールシートを詳細に示す。一実施例によるリールシート600は前述した釣り糸ガイド200が備える取付部210、支脚フレーム220と類似に構成される取付部610と支脚フレーム620を備える。また、リールシート600は少なくとも支脚フレーム620の全長にわたって支脚フレーム620と複合しているシート本体630と、シート本体630に結合されている固定ホルダー641及び移動ホルダー642を備える。移動ホルダー642はシート本体630に沿って固定ホルダー641に近づいたり遠ざかるように移動可能である。リール図示せずは固定ホルダー641と移動ホルダー642の間でシート本体630上に装着される。
前述した釣り糸ガイド200における取付部210と支脚フレーム220の組合わせ体のように、取付部610と支脚フレーム620は一体に形成され、金属材料からなる。支脚フレーム620は取付部610の後端614からU字状に延びる。リールシート600の取付部610及び支脚フレーム620として、前述した釣り糸ガイド200,300,400,500における取付部210,510及び支脚フレーム220,320,420を用いることもできる。
この実施例では、一対の取付部610と支脚フレーム620の組合わせ体がシート本体630と結合する。シート本体630の長手方向の両端に取付部610と支脚フレーム620の組合わせ体が配置される。シート本体630はその一端から内側に一定区間において支脚フレーム620と複合している。シート本体630は繊維強化プラスチックまたはその他の成形性に優れたプラスチック材料からなる。取付部610と支脚フレーム620の組合わせ体をなす金属材料として前述した釣り糸ガイド200の取付部210と支脚フレーム220をなす金属材料が採用されることができる。また、シート本体630に採用されるプラスチック材料として、前述した釣り糸ガイド200の支脚部230に採用されるプラスチック材料が採用されることができる。リールシート600のシート本体630は、取付部610と支脚フレーム620の組合わせ体を形成し、この組合わせ体の支脚フレーム620を前述したインサート成形によりまたは樹脂浸透加工材の積層成形により形成できる。
実施例によるリールシート600は、釣竿100に取り付けられる取付部610とこれから延びる支脚フレーム620が金属材料からなり加工性に優れ、シート本体630がプラスチック材料からなり軽量化を達成できる。
以上で説明した本発明は、前述した実施例及び添付の図面により限定されるものではない。例えば、前述した実施例及び添付の図面においては、釣竿用部品が取付部に巻き付けられる巻き糸によって釣竿に取り付けられているが、釣竿用部品を釣竿に取り付けるための手段がこれに限定されるわけではない。釣竿用部品は取付部に巻き付けられる接着テープ例えば、ポリエステル粘着テープまたは取付部がとめられるゴムチューブ等を用いて釣竿に取り付けることもできる。また、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で様々な置換、変形及び変更が可能であるということは本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者において明白である。
100釣竿、110 巻き糸、120 コーティング層、130 釣り糸、200,300,400,500 釣り糸ガイド、210,510 取付部、211 上面、212 下面、213 先端、214 後端、215 先端部、220,320,420 支脚フレーム、221,321,421 根元部、222,422 中間部、223,323,423 先端、230,330,430 支脚部、231 取付部に面する下端、240 ガイドリング部、250 硬質リング、261,262,263 樹脂浸透加工材、264 切欠部、560 補助取付部、570 補助支脚フレーム、580 補助支脚部、600 リールシート、610 取付部、614 後端、620 支脚フレーム、621 根元部、623 先端、630 シート本体、641 固定ホルダー、642 移動ホルダー。

Claims (14)

  1. 先端と後端を有し、釣竿に接触して巻き糸が巻かれる取付部と、
    上記取付部の後端から延び上記取付部と一体に形成される支脚フレームと、
    上記取付部の後端から延び少なくとも上記支脚フレームの全長にわたって上記支脚フレームと複合して、長手方向に段差なく滑らかに形成されている支脚部と、
    上記支脚部の先端に位置し釣り糸が通過するガイドリング部と、
    を含み、
    上記取付部及び支脚フレームは金属材料からなり、
    上記支脚部及びガイドリング部の一部または全部はプラスチック材料からなり、
    上記支脚フレームの先端は上記支脚部の先端よりも下側に位置して上記ガイドリング部と接しず、
    上記支脚フレームの少なくとも一部の断面積が上記支脚フレームの先端へ行くほど小さくなる、
    釣り糸ガイド。
  2. 上記取付部は上記釣竿に接触する下面と上記下面の反対となる上面を有し、
    上記支脚部は上記上面と接触するように上記支脚フレームと複合している、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  3. 上記上面の上記支脚部と接触しない部分の上記上面の全体に対する長さまたは面積比率が80%以上である、請求項2に記載の釣り糸ガイド。
  4. 上記取付部は上記釣竿に接触する下面と上記下面の反対となる上面を有し、
    上記支脚部は上記上面との間に間隙をおいて上記支脚フレームと複合している、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  5. 上記間隙のサイズは2mm以下である、
    請求項4に記載の釣り糸ガイド。
  6. 上記支脚フレームと上記支脚部との横断面における複合範囲は上記支脚フレームの横断面における外周の50%〜100%である、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  7. 上記支脚フレームは上記取付部の後端から延びる一対の支脚フレームを含み、
    上記一対の支脚フレームの上記取付部の後端に連結される各根元部は共通部を介して一体に形成される、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  8. 上記支脚フレームは断面積が一定な中間部を有し、上記支脚フレームの断面積は上記中間部から上記支脚フレームの先端へ行くほど小さくなる、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  9. 上記支脚フレームは上記支脚部を固着する少なくとも1つの凹部を有する、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  10. 上記取付部及び支脚フレームをなす金属材料はチタン、アルミニウム、マグネシウム、チタン合金、アルミニウム合金、マグネシウム合金、ステンレス鋼及び形状記憶合金のうち1つ以上を含み、
    上記支脚部及びガイドリング部の一部または全部をなすプラスティック材料は熱可塑性繊維強化プラスティックを含み、
    上記支脚部及びガイドリング部はインサート成形により形成される、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  11. 上記取付部及び支脚フレームをなす金属材料チタン、アルミニウム、マグネシウム、チタン合金、アルミニウム合金、マグネシウム合金、ステンレス鋼及び形状記憶合金のうち1つ以上を含み、
    上記支脚部及びガイドリング部は樹脂浸透加工材の積層成形により形成される、
    請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  12. 請求項1〜請求項11のうちいずれか1項の釣り糸ガイドを備える釣竿。
  13. 先端と後端を有し、釣竿に接触して巻き糸が巻かれる取付部と、
    上記取付部の後端から延び上記取付部と一体に形成される支脚フレームと、
    上記取付部の後端から延び少なくとも上記支脚フレームの全長にわたって上記支脚フレームと複合しており、リールが装着されるシート本体と、
    を含み、
    上記取付部及び支脚フレームは金属材料からなり、
    上記シート本体の一部または全部はプラスチック材料からなり、
    上記支脚フレームの少なくとも一部の断面積は上記支脚フレームの先端へ行くほど小さくなる、
    リールシート。
  14. 請求項13に記載のリールシートを備える釣竿。
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