JP2020174563A - 釣糸ガイドのガイドフレーム及び釣糸ガイド並びに釣竿 - Google Patents

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    • A01K87/04Fishing-line guides on rods, e.g. tips

Abstract

【課題】キャストの飛距離を伸ばす。【解決手段】ガイドリング2が装着されるリング装着孔を有する環状片10と、釣竿の外周面に取り付けられる第一取付片11と、釣竿の外周面に取り付けられ、環状片10に対して、第一取付片11とは反対側に位置する第二取付片12と、環状片10と第一取付片11とを連結する第一支持片16と、環状片10と第二取付片12とを連結する第二支持片13とを備え、第一支持片16は、環状片10の周方向に離れた二箇所にそれぞれ接続された一対のアーム片15を備え、アーム片15は、第一取付片11側の第一端部80と環状片10側の第二端部81との間に、第一端部80よりも剛性の小さい低剛性部90を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、釣糸を案内するための釣糸ガイドにおけるガイドフレームと、釣糸ガイドと、釣竿に関する。
下記特許文献1記載の釣糸ガイドのガイドフレームは、金属板を打ち抜いて一体的に形成されたものであり、二つの取付足を有している。また、ガイドリングが装着される環状のリング保持部と一方の取付足との間には、左右一対の支脚が設けられている。二つの取付足は釣竿の外周面に取り付けられる。この釣糸ガイドが釣竿に取り付けられると、二つの取付足間において釣竿が曲がりにくくなる。特に、釣竿が曲がろうとしたときに左右一対の支脚が突っ張るため、釣竿の曲がりが阻害されやすく、飛距離が伸びにくい。
特開2000−253778号公報
本発明は、キャストの飛距離を伸ばすことを課題とする。
本発明に係る釣糸ガイドのガイドフレームは、釣竿の外周面に取り付けられる。ガイドフレームは、ガイドリングを保持する。ガイドリングは、釣糸をガイドする。ガイドフレームは、環状片と、第一取付片と、第一支持片と、第二取付片と、第二支持片とを備えている。環状片は、リング装着孔を有する。ガイドリングは、リング装着孔に装着される。第一取付片は、釣竿の外周面に取り付けられる。第一支持片は、環状片と第一取付片とを連結する。第二取付片は、釣竿の外周面に取り付けられる。第二取付片は、環状片に対して、第一取付片とは反対側に位置する。第二支持片は、環状片と第二取付片とを連結する。第一支持片は、一対のアーム片を備えている。一対のアーム片は、環状片の周方向に離れた二箇所にそれぞれ接続されている。アーム片は、第一取付片側の第一端部と環状片側の第二端部との間に、低剛性部を有している。低剛性部は、第一端部よりも剛性が小さい。
この構成によれば、アーム片が低剛性部を有している。そのため、キャスト時に釣竿が曲がろうとした際に、アーム片が釣竿の中心線方向に突っ張りにくくなり、アーム片が釣竿の曲がりに追従しやすい。一方、アーム片において第一取付片側の端部である第一端部は相対的に剛性が高い。そのため、キャスト時におけるアーム片の左右方向のぶれが抑制される。尚、左右方向とは、釣竿に釣糸ガイドが取り付けられた状態において、ガイドフレーム側から釣竿を見たとき、釣竿の中心線方向に対して直交する方向である。
好ましくは、アーム片の全長のうち第一端部近傍と第二端部近傍を除くアーム片の主要部が低剛性部である。
好ましくは、ガイドフレームは板金製であり、低剛性部は、板厚方向の寸法である厚さが、アーム片の第一端部よりも薄い。
好ましくは、ガイドフレームは板金製であり、低剛性部は、板厚方向に対して直交する方向の寸法である幅が、アーム片の第一端部よりも狭い。
また、本発明に係る釣糸ガイドは、ガイドフレームと、ガイドフレームの環状片に装着されたガイドリングとを備えたものである。また、本発明に係る釣竿は、上記釣糸ガイドを備えたものである。
以上のように、アーム片に低剛性部を設けることにより、キャスト時におけるアーム片の突っ張り感が低減されて、アーム片が釣竿の曲がりに追従しやすくなり、飛距離を伸ばすことができる。
本発明の一実施形態における釣糸ガイドを第一取付片側から見た斜視図。 同釣糸ガイドを第二取付片側から見た斜視図。 同釣糸ガイドを側方から見た図。 同釣糸ガイドの平面図。 同釣糸ガイドのアーム片を示す概略展開図。 (a)は図5のA−A断面図、(b)は図5のB−B断面図、(c)は図5のC−C断面図。 同釣糸ガイドをガイドリングの中心線方向であって第二取付片側から見た図。 図7のD−D断面図。 同釣糸ガイドが釣竿の竿本体に取り付けられた状態を示す図3に対応した図。 同釣糸ガイドが釣竿の竿本体に取り付けられた状態を示す図4に対応した図。 (a)は本発明の他の実施形態における釣糸ガイドのアーム片を示す概略展開図、(b)は同アーム片の側面図。 (a)は図11のE−E断面図、(b)は図11のF−F断面図、(c)は図11のG−G断面図。
以下、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドについて図1〜図10を参酌しつつ説明する。釣糸ガイドは、釣竿の竿本体3(図9及び図10参照)の外周面に取り付けられるガイドフレーム1と、ガイドフレーム1に装着され、釣糸を直接案内するためのガイドリング2とを備えている。尚、図中、ガイドリング2には、多数のドットを付して示している。釣糸ガイドは、釣竿の竿本体3の外周面の所定位置に接着等により固定される。従って、釣糸ガイドは固定ガイドである。釣糸ガイドは、リールが取り付け可能な種々の釣竿に取り付けられて使用されるが、特に投げ釣り用の釣竿(ロッド)やルアー釣り用の釣竿(ロッド)に適している。また、後述のように、釣糸ガイドは、釣竿に取り付けられる複数の釣糸ガイドのうち、最も竿元側に位置する釣糸ガイド、即ち、元ガイドに適しているが、他の位置に取り付けられる釣糸ガイドにも適用できる。
尚、以下の説明において、釣竿の中心線方向を前後方向とし、竿先側を前側、竿元側を後側とする。また、釣竿の径方向を上下方向とし、釣竿の外周面から径方向に離れる方向を上側とし、それとは逆の方向であって釣竿の外周面に接近する方向を下側とする。また、前後方向と上下方向とに直交する方向を左右方向とする。左右方向は、釣竿の外周面を径方向外側から見た場合において前後方向と直交する方向であり、釣竿の外周面の周方向である。尚、図3及び図4に、左右方向を矢印Xで示す。前後方向を矢印Y1、Y2で示し、前側を矢印Y1で示し、後側を矢印Y2で示す。上下方向を矢印Z1、Z2で示し、上側を矢印Z1で示し、下側を矢印Z2で示す。
<ガイドフレーム1>
ガイドフレーム1は、金属製であって、一枚の金属板から一体的に形成されたものである。即ち、ガイドフレーム1は、板金製の一体型のものである。従って、ガイドフレーム1は、一つの部材から構成されている。ガイドフレーム1は、一枚の金属板を所定形状に打ち抜いて、所定形状に打ち抜かれた平板状の金属板を折り曲げ加工することにより形成されている。使用される金属板は例えば厚さが1mm程度のものであって、板厚一定のものである。材質は、例えばステンレス鋼やチタン(チタン合金)である。尚、ガイドフレーム1の各部において、金属板の表面と裏面によって構成されている面を板面と称し、金属板がカットされた面である端面によって構成されている面を板端面と称することにする。
ガイドフレーム1は、環状片10と、第一取付片11と、第二取付片12と、第一支持片16と、第二支持片13とを備えている。環状片10は、リング装着孔22を有する。リング装着孔22に、ガイドリング2が装着される。第一取付片11は、竿本体3の外周面に取り付けられる。第二取付片12は、竿本体3の外周面に取り付けられる。第一支持片16は、環状片10と第一取付片11とを連結する。第二支持片13は、環状片10と第二取付片12とを連結する。第一取付片11は、環状片10に対して前側に位置し、第二取付片12は、環状片10に対して後側に位置する。あるいは、第一取付片11は、環状片10に対して後側に位置し、第二取付片12は、環状片10に対して前側に位置する。第一取付片11は、環状片10に対して、第二取付片12とは反対側に位置する。第一取付片11は、第二取付片12よりも環状片10から離れている。
第一取付片11と第二取付片12とを結ぶ方向が前後方向である。環状片10側から第一取付片11と第二取付片12を見た場合において、前後方向と直交する方向が左右方向である。第一取付片11と第二取付片12に対して環状片10側は上側に位置する。環状片10は、第一取付片11と第二取付片12から上側に所定距離離間して位置している。環状片10に対して第一取付片11と第二取付片12のうちの何れが前側に位置していてもよいが、以下、環状片10に対して第一取付片11が前側に位置する場合について説明する。
<環状片10>
環状片10は、ガイドリング2を保持する部分である。環状片10は、平板状の円形環状である。環状片10は、板面である第一面と第二面とを有している。環状片10の第一面は第一取付片11側に位置し、環状片10の第二面は第二取付片12側に位置している。従って、環状片10の第一面は環状片10の前面20であり、環状片10の第二面は環状片10の後面21である。環状片10は、ガイドリング2を保持する。ガイドリング2は、リング装着孔22に取り付けられている。リング装着孔22は、環状片10のほぼ中央部に位置している。リング装着孔22は、環状片10を貫通している。なお、図中には、リング装着孔22は、環状片10のほぼ中央部に位置しているが、環状片10が楕円形状であったり、リング装着孔22が、後述する貫通孔63と一体となったりしている場合もある。リング装着孔22の中心線方向は、環状片10における板厚方向である。リング装着孔22の中心線方向は、ガイドリング2の中心線方向である。環状片10は、上下方向に対して前側に向けて所定角度傾斜している。リング装着孔22の中心線方向は前後方向と平行ではなく、前側に所定角度傾倒している。リング装着孔22の中心線方向が前後方向と平行である場合を0度としたとき、リング装着孔22の中心線方向の傾斜角度は、好ましくは1度以上20度以下である。リング装着孔22の壁面は、環状片10の内縁部であり、板端面である。リング装着孔22の壁面は、ガイドリング2の外周面を保持するための保持面である。環状片10の外縁部と内縁部は板端面である。
<第一取付片11>
第一取付片11は、環状片10の前側に所定距離離間して位置している。環状片10に対する第一取付片11の前後方向の離間距離は、環状片10に対する第二取付片12の前後方向の離間距離よりも大きい。第一取付片11は、環状片10側から見て、即ち、平面視において、リング装着孔22の中心線の延長線上に位置している。第一取付片11は、板状であり、その板厚方向が上下方向である。第一取付片11は、第一取付上面と、第一取付下面とを有している。第一取付上面を以下単に上面30と称する。第一取付下面を以下単に下面31と称する。第一取付片11の下面31は、釣竿の外周面に取り付けられる取り付け面である。第一取付片11の下面31は、第一取付片11の裏面である。第一取付片11の上面30は、下面31に対して反対側に位置する面である。第一取付片11の上面30は、第一取付片11の表面である。第一取付片11の上面30と下面31は、何れも板面である。第一取付片11は、平面視において、前後方向に延びる形状である。第一取付片11は、帯状である。第一取付片11は、所定幅を有する。第一取付片11は、平面視において、前後方向に長く左右方向に短い形状である。第一取付片11の幅方向は左右方向である。第一取付片11の前端部32は平面視において前側に向けて膨らむように湾曲している。第一取付片11の上面30の前部は前側に向けて徐々に下降するように傾斜している。第一取付片11の厚さは、前部において、徐々に前側に向けて薄くなっている。第一取付片11の後端部33は、第一支持片16に接続されている。
第一取付片11は、左右方向に沿って上側に向けて膨らむように湾曲している。第一取付片11の湾曲形状は、前後方向の全長に亘って連続している。第一取付片11の湾曲の程度は、釣竿の竿本体3の外周面に沿う程度であることが好ましい。第一取付片11の下面31は、左右方向に沿って上側に湾曲した凹状湾曲面である。第一取付片11の上面30は、第一取付片11の下面31に対応して湾曲していて、左右方向に沿って上側に湾曲した凸状湾曲面である。
<第二取付片12>
第二取付片12は、環状片10の後側に位置している。第二取付片12の前端部42は、環状片10の略直下に位置している。第二取付片12の前端部42は、環状片10と略同一平面上に位置している。第二取付片12は、平面視において、リング装着孔22の中心線の延長線上に位置している。第一取付片11と第二取付片12は、平面視において互いに同一線上に位置している。第二取付片12は、第一取付片11と同様の構成である。第二取付片12は、板状であり、その板厚方向が上下方向である。第二取付片12は、第二取付上面と、第二取付下面とを有している。第二取付上面を以下単に上面40と称する。第二取付下面を以下単に下面41と称する。第二取付片12の下面41は、釣竿の外周面に取り付けられる取り付け面である。第二取付片12の下面41は、第二取付片12の裏面である。第二取付片12の上面40は、下面41に対して反対側に位置する面である。第二取付片12の上面40は、第二取付片12の表面である。第二取付片12の上面40と下面41は、何れも板面である。第二取付片12は、平面視において、前後方向に延びる形状である。第二取付片12は、所定幅を有し、帯状である。第二取付片12は、平面視において、前後方向に長く左右方向に短い形状である。第二取付片12の幅方向は左右方向である。尚、第二取付片12の後端部42は、平面視において、後側に向けて膨らむように湾曲している。第二取付片12の上面40の後部は、後側に向けて徐々に下降するように傾斜している。第二取付片12の厚さは、後部において、徐々に後側に向けて薄くなっている。
第二取付片12は、第一取付片11と同様に、前後方向の全長に亘って、左右方向に沿って上側に向けて膨らむように湾曲していている。第二取付片12の湾曲の程度は、第一取付片11のそれと同程度である。第二取付片12の下面41は、左右方向に沿って上側に向けて湾曲した凹状湾曲面であり、第二取付片12の上面40は、左右方向に沿って上側に向けて湾曲した凸状湾曲面である。
<第一支持片16>
第一支持片16は、環状片10の左右両側部と第一取付片11の後端部とを連結している。第一取付片11は、第一支持片16の前端部から前側に向けて延びている。第一支持片16は、立ち上がり片14と、左右一対のアーム片15とを備えている。
<立ち上がり片14>
立ち上がり片14は、左右一対の側縁部51を有している。立ち上がり片14は、立ち上がり下面と、立ち上がり上面とを有している。立ち上がり下面を以下単に下面53と称する。立ち上がり上面を以下単に上面52と称する。立ち上がり片14の下面53は、第一取付片11の下面31と連続している。立ち上がり片14の上面52は、第一取付片11の上面30と連続している。立ち上がり片14の上面52と下面53は何れも板面である。
立ち上がり片14は、第一取付片11の後端部33から後側に向けて延びていて、左右一対のアーム片15は、立ち上がり片14から後側に向けて延びている。立ち上がり片14は、左右一対のアーム片15と第一取付片11とを連結している。立ち上がり片14は、第一取付片11に対して上側に所定角度傾斜している。即ち、立ち上がり片14は、第一取付片11に対して、左右方向に沿った折り曲げ線で平面視谷折り状に折り曲げられている。尚、折り曲げ部における上面の前後方向に沿った曲面の曲率半径は小さく、折り曲げ部の下面の前後方向に沿った曲面の曲率半径は大きい。第一取付片11に対する立ち上がり片14の傾斜角度は例えば45度以下である。立ち上がり片14の後端部50は、第一取付片11の前端部32と同幅である。立ち上がり片14の左右両側縁部51間の寸法が幅である。立ち上がり片14の幅は、後側に向けて徐々に狭くなっている。立ち上がり片14は、後側に向けて徐々に細くなっている。立ち上がり片14は、第一取付片11から離れる方向に向けて徐々に細くなっている。立ち上がり片14の左右両側縁部51同士の間の離間距離は、図4のように、後側に向けて徐々に小さくなっている。立ち上がり片14は、上面52側から見て略台形である。
立ち上がり片14は、左右方向に沿って上側に向けて膨らむように湾曲している。立ち上がり片14の上面52は、左右方向に沿って上側に向けて湾曲した凸状湾曲面である。立ち上がり片14の下面53は、左右方向に沿って上側に向けて湾曲した凹状湾曲面である。立ち上がり片14の下面53は、第一取付片11の下面31と前後方向に滑らかに連続している。立ち上がり片14の下面53と第一取付片11の下面31の境界部は、前後方向に沿って下側に向けて湾曲している。立ち上がり片14の下面53と第一取付片11の下面31の境界部も左右方向に沿って上側に湾曲している。第一取付片11の下面31の左右方向に沿った湾曲形状は、立ち上がり片14の下面53の左右方向に沿った湾曲形状と連続している。第一取付片11の左右方向に沿った湾曲形状と、立ち上がり片14の左右方向に沿った湾曲形状は、前後方向に沿って滑らかに連続している。
<アーム片15>
一対のアーム片15は、環状片10の周方向に離れた二箇所と立ち上がり片14の左右一対の側縁部51とを連結している。一対のアーム片15は、平面視において互いに左右対称である。各アーム片15の幅は、第一取付片11の幅よりも狭い。アーム片15は、立ち上がり片14側の端部である第一端部と、環状片側10の端部である第二端部とを有している。本実施形態において、第一端部は前端部80であり、第二端部は後端部81である。一対のアーム片15の前端部80は、それぞれ立ち上がり片14の左右両側縁部51に接続されている。一対のアーム片15は、立ち上がり片14の左右両側縁部51を折り曲げ線として、立ち上がり片14に対して上側に即ち平面視谷折り状に折り曲げられている。図3のように、一対のアーム片15は、側面視において、後側に向けて徐々に傾斜しつつ上昇して延びている。一対のアーム片15は、本実施形態のように、側面視において、前後方向に沿って上側に湾曲していることが好ましいが、湾曲せずに直線状であってもよいし、逆に前後方向に沿って下側に湾曲していてもよい。また、図4のように、一対のアーム片15は、平面視において、後側に向けて徐々に互いの離間距離を広げつつ延びている。即ち、一対のアーム片15は、平面視において、略V字状に広がりながら後方に延びている。一対のアーム片15は、本実施形態のように、平面視において、左右方向に沿って外側に湾曲していることが好ましいが、湾曲せずに直線状であってもよいし、逆に左右方向に沿って内側に湾曲していてもよい。
一対のアーム片15の後端部81は、それぞれ環状片10の外縁部の左右両側部に接続されている。図中では、アーム片15と環状片10との接続箇所は、リング装着孔22の左右方向の中心線上に位置している。従って、アーム片15は、環状片10の全周のうち、最も左右方向の寸法が大きい箇所に接続されている。なお、一対のアーム片15の後端部は、環状片10の外縁部の離間した二箇所に接続されていればよい。
アーム片15は、第一アーム面82及び第二アーム面83と、第一側面84及び第二側面85を有している。本実施形態において、第一アーム面82及び第二アーム面83は、金属板の表裏両面から構成される。従って、第一アーム面82及び第二アーム面83は、板面である。第一側面84及び第二側面85は、金属板の端面から構成される。従って、第一側面84と第二側面85は、板端面である。アーム片15における金属板の板厚方向は、アーム片15における第一アーム面82と第二アーム面83の法線方向である。アーム片15の厚さは、第一アーム面82と第二アーム面83との間の寸法であり、アーム片15の幅は、第一側面84と第二側面85との間の寸法である。
アーム片15は、立ち上がり片14から環状片10にかけて、捻れながら延びている。アーム片15の前端部80において、第一アーム面82は立ち上がり片14の上面52とつながっていて、第二アーム面83は立ち上がり片14の下面53とつながっている。アーム片15の後端部81において、第一アーム面82は環状片10の前面20とつながっていて、第二アーム面83は環状片10の後面21とつながっている。第一アーム面82は、後端部81において環状片10の径方向内側を向いている。第二アーム面83は、後端部81において環状片10の径方向外側を向いている。
一対のアーム片15はそれぞれ低剛性部を有している。低剛性部は、アーム片15の全長のうち中途部に位置している。低剛性部は、アーム片15の前端部80よりも剛性の小さい部分である。低剛性部の剛性をアーム片15の前端部80の剛性よりも小さくするための構成は種々であってよい。本実施形態では、低剛性部は、アーム片15の前端部80よりも幅が狭い幅狭部90である。図5及び図6にアーム片15の幅狭部90の一例を示している。尚、図5は、アーム片15の全長を捻れのない状態で示した概略展開図であって、アーム片15を第一アーム面82から見た図である。
アーム片15は、第一幅広部91と幅狭部90と第二幅広部92とを有している。アーム片15の全長は、第一幅広部91と幅狭部90と第二幅広部92に区画される。幅狭部90の幅W2は、第一幅広部91の幅W1及び第二幅広部92の幅W3よりも狭い。第一幅広部91は、アーム片15の前端部80近傍の領域である。第二幅広部92は、アーム片15の後端部81近傍の領域である。幅狭部90は、アーム片15の全長のうち第一幅広部91と第二幅広部92を除く中間領域である。第一幅広部91と第二幅広部92と幅狭部90のそれぞれの長さは種々であってよい。第一幅広部91の長さと第二幅広部92の長さは互いに等しくてもよいし互いに異なっていてもよい。幅狭部90の長さは、第一幅広部91の長さや第二幅広部92の長さよりも長いことが好ましい。幅狭部90は、アーム片15の全長のうちの半分以上の長さを占めることが好ましく大部分の長さを占めることが好ましい。即ち、幅狭部90は、アーム片15の主要部であることが好ましい。第一幅広部91の幅W1と第二幅広部92の幅W3は、互いに同じであってもよいし異なっていてもよい。幅狭部90の幅W2は、本実施形態において、幅狭部90の全長に亘って一定である。但し、幅狭部90の幅W2は、幅狭部90の全長に亘って一定でなくてもよく、例えば、アーム片15の中央部に向けて徐々に幅が狭くなっていてもよい。尚、アーム片15の厚さTは全長に亘って一定である。アーム片15は、ガイドフレーム1の他の部分と同じ厚さである。
<第二支持片13>
第二支持片13は、環状片10の下部と第二取付片12の前端部42とを連結している。図中の環状片10と第二支持片13は、一つの連続した平面を構成している。即ち、第二支持片13は、環状片10に対して前後方向に折れ曲がっておらず、環状片10と同一面上に位置する。また、第二支持片13は、前後方向に沿って湾曲しておらず、平面状である。従って、環状片10を構成する平面と、第二支持片13を構成する平面は、互いに同一である。第二支持片13の前面60は環状片10の前面20と同一平面であり、第二支持片13の後面61は環状片10の後面21と同一平面である。第二支持片13の前面60と後面61が板面である。そして、第二支持片13は、第二取付片12に対して略直角上方に折り曲げられている。第二支持片13は、第二取付片12に対して90度の折り曲げ角度で立ち上がっていてもよいが、1度以上20度以下の範囲で前側に傾倒した状態で立ち上がっていることが好ましい。なお、第二支持片13は、環状片10と同一平面だけでなく、湾曲や屈曲となることもある。
第二支持片13をリング装着孔22の中心線方向に沿って見たときの正面視の形状は種々であってよいが、本実施形態のように左右一対の支持脚片62を備えることが好ましい。即ち、第二支持片13は、一本の支持脚片62のみを備える一本脚の構成であってもよいが、左右一対の支持脚片62を備える二本脚の構成であることが好ましい。左右一対の支持脚片62は、第二取付片12の前端部42から所定距離上方の位置から左右に分岐して延びている。一対の支持脚片62同士の間の離間距離は、上側に向けて徐々に広がっていく。正面視において、一対の支持脚片62は、略V字状である。第二支持片13の中央部には前後方向に貫通する貫通孔63が形成されている。貫通孔63は略逆三角形状である。貫通孔63は、左右の支持脚片62と環状片10によって画成されている。一対の支持脚片62の上端部は、環状片10の外縁部に接続されている。一対の支持脚片62の上端部は、環状片10の下側半分領域における周方向に離間した二箇所に接続されている。従って、一対の支持脚片62の上端部は、左右一対のアーム片15の後端部81よりも下側に位置している。支持脚片62の外側の側縁部62a(板端面)は、図7のように、正面視において、環状片10の外縁部に対する接線あるいは接線に近い形状である。
<ガイドリング2>
ガイドリング2は、代表的には円形の環状であるが、楕円形や長円形等であってもよい。本実施形態ではガイドリング2は、円形である。ガイドリング2は、リング本体部70と、フランジ部71とを有する。リング本体部70は、筒状である。リング本体部70は、内周面と外周面を有している。リング本体部70の少なくとも一部がリング装着孔22に挿入される。フランジ部71は、リング本体部70の外周面から径方向外側に突出している。フランジ部71は、環状片10に接している。フランジ部71は、リング本体部70の外周面の一端部に位置する。リング本体部70の内周面がガイドリング2の内周面である。フランジ部71は全周に亘って形成されている。ガイドリング2は好ましくは接着によりガイドフレーム1に取り付けられる。
リング本体部70の外周面はリング装着孔22の壁面に取り付けられる。本実施形態においてフランジ部71は環状片10の後側に位置しており、リング本体部70はリング装着孔22に後側から挿入される。フランジ部71の前面が環状片10の後面21に取り付けられている。リング本体部70の外径はリング装着孔22の直径と略同一である。フランジ部71の外径は、リング装着孔22の直径よりも大きく、環状片10の外径(環状片10の外縁部の直径)よりも小さい。従って、フランジ部71の外周面は、環状片10の外縁部から径方向外側にはみ出さずにそれよりも径方向内側に位置する。
ガイドリング2の中心線方向の寸法を厚さとすると、ガイドリング2の厚さは、環状片10の厚さ、即ち、ガイドフレーム1を構成している金属板の板厚よりも厚い。また、ガイドリング2の前面は環状片10の前面20よりも前側に僅かに突出しているが、互いに略面一であってもよい。フランジ部71の厚さは環状片10の厚さよりも厚い。ガイドリング2が環状片10の前面20に対して前側に突出している量は、ガイドリング2が環状片10の後面21に対して後側に突出している量よりも小さい。
ガイドリング2の内周面は、ガイドリング2の中心に向かって膨らむように湾曲した湾曲面を有している。ガイドリング2の内周面は、前端部に、前後方向に沿って径方向内側に向けて湾曲した第一曲面72を有している。ガイドリング2の内周面は、後端部に、前後方向に沿って径方向内側に向けて湾曲した第二曲面73を有している。第二曲面73の曲率半径は、第一曲面72の曲率半径よりも大きい。このようにガイドリング2の内周面の後端部に大きな曲率半径を有する第二曲面73が形成されていることにより、ガイドリング2の内周面は後側に向けて拡径している。尚、ガイドリング2がフランジ部71を有しない構成であってもよい。
<取付状態>
この釣糸ガイドは、釣竿の竿本体3の外周面に取り付け固定される。取付方法は、例えば巻糸と接着剤の塗布による。釣糸ガイドが釣竿の竿本体3に取り付けられた状態において、釣糸ガイドにおける前後方向Y1,Y2は、竿本体3の中心線方向となる。取付状態において、釣糸ガイドにおける左右方向Xは、釣糸ガイドから竿本体3を見たときに前後方向Y1,Y2と直交する方向となる。取付状態において、釣糸ガイドにおける上下方向Z1,Z2は、竿本体3の径方向となる。釣糸ガイドにおける上側Z1は、竿本体3の径方向外側となり、竿本体3の外周面から離れる方向となる。釣糸ガイドにおける下側Z2は、竿本体3の径方向内側となり、竿本体3の外周面に接近する方向となる。釣糸ガイドの前後の向きは任意であるが、例えば、第一取付片11が環状片10に対して竿先側に位置し、第二取付片12が環状片10に対して竿元側に位置する。図9及び図10において、向かって左側が竿先側であり右側が竿元側である。釣糸ガイドの前側Y1が竿先側となり、釣糸ガイドの後側Y2が竿元側となる。釣糸ガイドが竿本体3に取り付けられた状態においてガイドリング2は若干竿先側に傾倒した姿勢となる。但し、ガイドリング2の中心線が竿本体3の中心線と平行であってもよい。
尚、図9及び図10では、釣糸ガイドが竿本体3の上側に位置する状態を図示しているが、実際の使用状態においては釣糸ガイドは竿本体3に対して上側に位置していてもよいし下側に位置していてもよく、釣糸ガイドの位置や向きは任意である。例えば、スピニングリールを使用する場合、通常、スピニングリールは竿本体3の下側に位置する。その場合、釣糸ガイドは竿本体3の下側に位置する。両軸受リールを使用する場合、通常、両軸受リールは竿本体3の上側に位置する。その場合、釣糸ガイドは竿本体3の上側に位置する。このように、釣糸ガイドは、竿本体3に対してリールと同じ方向に位置する。
この釣糸ガイドのガイドフレームのアーム片15は、中途部に幅狭部90を有しているので、キャスト時にアーム片15が過度に突っ張らず、釣竿の曲がりに追従しやすい。そのため、飛距離が伸びる。特に、アーム片15において大部分の長さを占める主要部が幅狭部90となっているので、釣竿の曲がりに対する追従性に優れていて、飛距離を伸ばすことができる。また、幅狭部90によってアーム片15の剛性を容易に低下させることができ、製造が容易である。一方、アーム片15の前端部80近傍には第一幅広部91が設けられているので、アーム片15の前端部80近傍の剛性が確保される。そのため、アーム片15の左右方向のぶれが抑制される。アーム片15の左右方向のぶれが抑制されることにより、ガイドリング2の前後、左右、又はねじり方向のぶれが抑制され、キャスト時の釣糸の抵抗が小さくなり、糸絡みを低減でき、飛距離を伸ばすことができる。特に、本実施形態では、左右一対のアーム片15同士の合流点に立ち上がり片14が設けられているので、左右一対のアーム片15同士の合流点の剛性が大きく、アーム片15の左右方向のぶれが抑制される。また、立ち上がり片14が左右方向に沿って上側に湾曲していると、立ち上がり片14の強度が更に大きくなって好ましい。一方、アーム片15の後端部81近傍には第二幅広部92が設けられているので、アーム片15と環状片10との接続部近傍の剛性が確保される。そのため、ガイドリング2の前後、左右、又はねじり方向のぶれが抑制される。
尚、本実施形態では低剛性部として幅狭部90を設けていたが、低剛性部の構成は種々変更可能である。例えば、低剛性部として薄肉部93を設けてもよい。アーム片15に薄肉部93を設けた構成を図11及び図12に示している。図11は、アーム片15の全長を捻れのない状態で示した概略展開図であって、図11(a)は、アーム片15を第一アーム面82から見た図であり、図11(b)は、アーム片15を第一側面84から見た図である。
アーム片15は、第一厚肉部94と薄肉部93と第二厚肉部95とを有している。アーム片15の全長は、第一厚肉部94と薄肉部93と第二厚肉部95に区画される。薄肉部93の厚さT2は、第一厚肉部94の厚さT1及び第二厚肉部95の厚さT3よりも薄い。尚、第一厚肉部94の厚さT1と第二厚肉部95の厚さT3は互いに同じであってもよいし、異なっていてもよい。また第一厚肉部94の厚さT1や第二厚肉部95の厚さT3は、ガイドフレーム1の他の部分の厚さと同じであってもよいし、異なっていてもよい。薄肉部93の厚さT2は、本実施形態において、薄肉部93の全長に亘って一定である。但し、薄肉部93の厚さT2は、薄肉部93の全長に亘って一定でなくてもよく、例えば、アーム片15の中央部に向けて徐々に薄くなっていてもよい。
第一厚肉部94は、アーム片15の前端部80近傍の領域である。第二厚肉部95は、アーム片15の後端部81近傍の領域である。薄肉部93は、アーム片15の全長のうち第一厚肉部94と第二厚肉部95を除く中間領域である。第一厚肉部94と第二厚肉部95と薄肉部93のそれぞれの長さは種々であってよい。第一厚肉部94の長さと第二厚肉部95の長さは互いに等しくてもよいし互いに異なっていてもよい。薄肉部93の長さは、第一厚肉部94の長さや第二厚肉部95の長さよりも長いことが好ましい。薄肉部93は、アーム片15の全長のうちの半分以上の長さを占めることが好ましく大部分の長さを占めることが好ましい。即ち、薄肉部93は、アーム片15の主要部であることが好ましい。アーム片15の幅Wは全長に亘って略一定である。
このようにアーム片15の中途部に薄肉部93を設けると、キャスト時にアーム片15が過度に突っ張らず、釣竿の曲がりにアーム片15が追従しやすく、飛距離が伸びる。また、薄肉部93によってアーム片15の剛性を容易に低下させることができる。一方、アーム片15の前端部80近傍と後端部81近傍にはそれぞれ第一厚肉部94と第二厚肉部95が設けられているので、アーム片15の前端部80近傍と後端部81近傍の剛性が確保される。そのため、アーム片15の左右方向のぶれが抑制される結果、ガイドリング2の前後、左右、又はねじり方向のぶれが抑制されて、糸絡みを低減でき、飛距離を伸ばすことができる。尚、低剛性部を幅狭部90とすると共に薄肉部93としてもよい。
1 ガイドフレーム
2 ガイドリング
3 竿本体
10 環状片
11 第一取付片
12 第二取付片
13 第二支持片
14 立ち上がり片
15 アーム片
16 第一支持片
20 環状片の前面
21 環状片の後面
22 リング装着孔
30 第一取付片の上面
31 第一取付片の下面
32 第一取付片の前端部
33 第一取付片の後端部
40 第二取付片の上面
41 第二取付片の下面
42 第二取付片の前端部
43 第二取付片の後端部
50 立ち上がり片の後端部
51 立ち上がり片の側縁部
52 立ち上がり片の上面
53 立ち上がり片の下面
60 第二支持片の前面
61 第二支持片の後面
62 支持脚片
62a 側縁部
63 貫通孔
70 リング本体部
71 フランジ部
72 第一曲面
73 第二曲面
80 アーム片の前端部(第一端部)
81 アーム片の後端部(第二端部)
82 第一アーム面
83 第二アーム面
84 第一側面
85 第二側面
90 幅狭部
91 第一幅広部
92 第二幅広部
93 薄肉部
94 第一厚肉部
95 第二厚肉部

Claims (6)

  1. 釣竿の外周面に取り付けられ、釣糸をガイドするガイドリングを保持するためのガイドフレームであって、
    前記ガイドリングが装着されるリング装着孔を有する環状片と、
    前記釣竿の前記外周面に取り付けられる第一取付片と、
    前記環状片と前記第一取付片とを連結する第一支持片と、
    前記釣竿の前記外周面に取り付けられ、前記環状片に対して、前記第一取付片とは反対側に位置する第二取付片と、
    前記環状片と前記第二取付片とを連結する第二支持片と、を備え、
    前記第一支持片は、前記環状片の周方向に離れた二箇所にそれぞれ接続された一対のアーム片を備え、
    前記アーム片は、前記第一取付片側の第一端部と前記環状片側の第二端部との間に、前記第一端部よりも剛性の小さい低剛性部を有している、釣糸ガイドのガイドフレーム。
  2. 前記アーム片の全長のうち前記第一端部近傍と前記第二端部近傍を除く前記アーム片の主要部が前記低剛性部である請求項1記載の釣糸ガイドのガイドフレーム。
  3. 前記ガイドフレームは板金製であり、前記低剛性部は、板厚方向の寸法である厚さが、前記アーム片の前記第一端部よりも薄い請求項1又は2記載の釣糸ガイドのガイドフレーム。
  4. 前記ガイドフレームは板金製であり、前記低剛性部は、板厚方向に対して直交する方向の寸法である幅が、前記アーム片の前記第一端部よりも狭い請求項1又は2記載の釣糸ガイドのガイドフレーム。
  5. 請求項1乃至4の何れかのガイドフレームと、前記ガイドフレームの前記環状片の前記リング装着孔に装着されたガイドリングとを備えた釣糸ガイド。
  6. 請求項5記載の釣糸ガイドを備えた釣竿。
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