JP2014027885A - 釣竿 - Google Patents

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Abstract

【課題】竿杆の良好な曲げ調子が簡単に得られ、竿杆の撓みを阻害しない、軽量化に寄与し得る釣糸ガイドを備える釣竿を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の釣竿1の釣糸ガイド10Bは、釣糸が挿通される円環状のガイド部12と、ガイド部12から延びるとともに線材60の巻回により竿杆2に固定される脚部13Bとを有する。脚部13Bは、線材60が巻回された状態で竿杆2に対してその長手方向Lに釣糸ガイド10Bが移動するのを規制する移動規制部13Baを有し、移動規制部13Baの曲げ剛性がそれ以外の脚部13Bの部位の曲げ剛性よりも小さい。
【選択図】図5

Description

本発明は、釣竿に関し、特に、釣糸を案内する釣糸ガイドに特徴を有する釣竿に関する。
釣糸を案内する釣糸ガイドが取り付けられて成る釣竿は、従来から様々な形態および用途のものが知られており、釣竿の竿杆に取り付けられる釣糸ガイドの形態も多種多様である。
例えば、特許文献1には、釣糸が挿通される釣糸ガイドの竿先糸通環から延びる両脚板に波形状を折曲成形し、この波形状の部分で糸等を巻回して釣糸ガイドを竿杆に止着することにより、糸等の弛みを防止して釣糸ガイドを竿杆に対して強固に抜け止め固定するようにした構造が開示されている。
また、特許文献2には、釣糸が挿通される釣糸ガイドの糸導環から延びる取付脚の一部を潰して扁平部を形成することにより、取付脚と竿杆との密着性を高め、釣糸ガイドの竿杆からの抜け落ちを防止するようにした構造が開示されている。
更に、特許文献3には、釣糸ガイドが取り付けられる釣竿のガイド取付部位にその剛性を局所的に低下させるべく切欠凹部等を形成し、それにより、このガイド取付部位に釣糸ガイドを取り付けた状態でも滑らかに湾曲して一様に復元し得るようにした釣竿が開示されている。
実公昭33−17269号 実開昭49−136788号 特開2011−182670号
しかしながら、特許文献1では、脚板と竿杆との密着性を高めるために脚板が竿杆の外形に沿うように湾曲されているため、この湾曲した密着取り付け部位で剛性が大きくなり、それにより竿杆の撓みが阻害される虞がある。
また、特許文献2では、扁平部に糸を巻回してそこに接着剤を塗布することにより釣糸ガイドを竿杆に接着固定するため、扁平部を糸で締め付けることにより(扁平部の変形により)固定部位の両側に接着剤の楔状の固着塊が形成され、この固着塊が重量化を招くとともに竿杆の撓みを阻害する虞がある。
更に、特許文献3では、竿杆に直接に切欠凹部等を形成するため、竿杆の剛性の調整が煩雑であり、また、切欠凹部等の形成位置に釣糸ガイドを取り付けるようにしているため、釣糸ガイドの取付位置が制限される。また、切欠凹部等によって竿杆の剛性を低下させて滑らかな湾曲を実現しようとしているため、竿杆の先端側ほど剛性低下を大きくする必要があり、竿杆先端の強度不足により竿の曲げ調子が良好に得られない(竿杆の先端側に取り付けられる釣糸ガイドほど、その剛性を抑える必要がある)。
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、竿杆の良好な曲げ調子が簡単に得られ、竿杆の撓みを阻害しない、軽量化に寄与し得る釣糸ガイドを備える釣竿を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、所定の幅を有して長手方向に延びる竿杆と、該竿杆に取り付けられて釣糸を案内する釣糸ガイドとを備える釣竿であって、前記釣糸ガイドは、釣糸が挿通される円環状のガイド部と、該ガイド部から延びるとともに線材の巻回により竿杆に固定される脚部とを有し、前記脚部は、線材が巻回された状態で竿杆に対してその長手方向に釣糸ガイドが移動するのを規制する移動規制部を有し、該移動規制部の曲げ剛性がそれ以外の脚部の部位の曲げ剛性よりも小さいことを特徴とする。
この請求項1に記載の発明によれば、釣糸ガイドは、その脚部に、線材が巻回された状態で竿杆に対してその長手方向に釣糸ガイドが移動するのを規制する移動規制部を有しているため、竿杆に対して強固に取り付け固定され、またその一方で、移動規制部の曲げ剛性がそれ以外の脚部の部位の曲げ剛性よりも小さくなっているため、竿杆の撓みを阻害せずに済み、竿杆の本来の良好な湾曲性能を保つことができる。また、竿杆に直接に加工を施して竿杆の剛性を調整するのではなく、釣糸ガイドの脚部の剛性を部分的に低下させることにより竿杆への追従を可能にしているため(竿杆に追従するべき移動規制部の剛性を低下させているため)、竿杆の良好な曲げ調子を簡単に得ることができる。また、線材巻回部に接着剤を塗布しても、特許文献2のような接着剤の楔状の固着塊が形成されないため、竿杆の撓みを阻害しないことは勿論のこと、軽量化にも寄与し得る。
なお、本構成において、釣糸ガイドの脚部の数や、脚部の延在方向は任意である。また、線材の材質も任意であり、繊維等から成る糸であってもよく、金属から成るワイヤであっても構わない。また、釣糸ガイドの強固な固定ために、線材の巻回部上に接着剤が塗布されてもよい。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記移動規制部は、前記ガイド部から離れるにしたがってその肉厚が次第に薄くなるとともにその幅が次第に大きくなることを特徴とする。
この請求項2に記載の発明によれば、移動規制部の幅が前記ガイド部から離れるにしたがって次第に大きくなることにより、線材による巻回固定状態で、竿杆に対してその長手方向に釣糸ガイドが移動することが効果的に規制され、また、移動規制部の肉厚が前記ガイド部から離れるにしたがって次第に薄くなることにより、移動規制部の曲げ剛性がそれ以外の脚部の部位の曲げ剛性よりも小さくなり、竿杆の撓みを阻害せずに竿杆の本来の良好な湾曲性能を保つことができる。したがって、本構成によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を有利に得ることができる。特に、本構成の釣糸ガイドは、剛性変化が少ないため、竿杆の曲げ調子に与える影響を極力小さく抑えることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記移動規制部は、その長手方向に沿って蛇行状に延びるとともに、前記線材が係止できる凹部を形成することを特徴とする。
この請求項3に記載の発明によれば、移動規制部がその長手方向に沿って蛇行状に延びているため、移動規制部がその長手方向で竿杆の曲げに追従し易くなり、また、この蛇行形態によって移動規制部にバネ弾性を付与することも可能となり、移動規制部の曲げ剛性をそれ以外の脚部の部位の曲げ剛性よりも小さくすることが効果的に実現される。また、移動規制部の蛇行形態によって、移動規制部と竿杆(線材)との接触面積が大きく確保されるとともに、線材が係止できる凹部が移動規制部に形成されることになるため、線材による巻回固定状態で、竿杆に対してその長手方向に釣糸ガイドが移動することが効果的に規制される。つまり、本構成によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を有利に得ることができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記移動規制部は、釣糸ガイドが竿杆に取り付けられた状態でその長手方向の一部を竿杆から離間させて前記線材の抜け止めを成す凸部を有することを特徴とする。
この請求項4に記載の発明によれば、移動規制部は、釣糸ガイドが竿杆に取り付けられた状態でその長手方向の一部を竿杆から離間させる凸部を有しているため(これにより、移動規制部の竿杆に対する密着面積を減らしている(竿杆の撓みを逃がす逃げ部を形成している)ため)、移動規制部の曲げ剛性をそれ以外の脚部の部位の曲げ剛性よりも小さくすることが効果的に実現される。また、前記凸部が線材の抜け止めとして機能するため、線材による巻回固定状態で、竿杆に対してその長手方向に釣糸ガイドが移動することが効果的に規制される。つまり、本構成によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を有利に得ることができる。
本発明によれば、竿杆の良好な曲げ調子が簡単に得られ、竿杆の撓みを阻害しない、軽量化に寄与し得る釣糸ガイドを備える釣竿を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る釣竿の斜視図である。 図1の釣竿に取り付けられる釣糸ガイドの第1の例を示す側面図である。 図2のX方向から見た釣糸ガイドの平面図である。 図1の釣竿に取り付けられる釣糸ガイドの第2の例を示す平面図である。 図1の釣竿に取り付けられる釣糸ガイドの第3の例を示す側面図である。 図5のY方向から見た釣糸ガイドの平面図である。
以下、本発明に係る釣竿の一実施形態について具体的に説明する。
図1〜図3は本発明の第1の実施形態を示している。図1に示されるように、本実施形態の釣竿1は、主にワカサギ釣りに適した構造となっており、所定の幅Wを有して長手方向Lに延びる竿杆2と、竿杆2に取り付けられて釣糸50を案内する釣糸ガイド(釣糸ガイドの第1の例)10とを備える。この場合、竿杆2は、横ブレを抑制してその感度を高める(ワカサギのような小魚の当たりを感知し易い)ように薄肉扁平形状に形成されており、その基端が保持部5を介して糸巻き装置3に結合されている。なお、糸巻き装置3は、釣糸が巻回される糸巻き部(リール)4を有しており、電動巻回式のものであってもよく、あるいは、元竿として形成されて魚釣用リールが取り付けられる構成であっても構わない。
竿杆2は、例えば、炭素繊維、ガラス繊維等の強化繊維に合成樹脂を含浸させたシート状の部材を複数枚積層し、これを加熱成形することで、各シート状の部材が層状に密着した扁平構造に形成されており、釣糸ガイド10が取り付けられる表面2aを有する。また、竿杆2は、本実施形態では先端側ほど幅が狭く且つ薄肉に形成されているが、全長にわたって同じ幅を有していてもよい。また、竿杆2の表面2aには、糸巻き装置3の糸巻き部4から繰り出される釣糸50を案内する釣糸ガイド10が長手方向Lに沿って互いに所定の間隔を隔てて取り付けられている。なお、竿杆2は、金属によって形成されてもよい。
各釣糸ガイド10は、例えばステンレス合金、アルミ合金、チタン合金等から成る線条部材(線径は例えば0.3mm〜1mm;中実または中空いずれであってもよい)を折り曲げ巻回して形成されており、図2に明確に示されるように、釣糸50が挿通される円環状のガイド部12と、ガイド部12から延びて竿杆2に固定される一対の脚部13,13とを有する。この場合、ガイド部12は、線条部材を螺旋状に巻回(例えば1巻〜複数巻)することにより形成されており、その巻回部の両端から脚部13,13が竿杆2の表面2aへ向けて延びている。
なお、ガイド部12の内周は、釣糸50を滑らかに案内し、ガイドリングが装着されてもよい。また、脚部13,13は、接着剤を伴って或いは接着剤を伴わずに線材60(線材60の材質は任意であり、繊維等から成る糸であってもよく、金属から成るワイヤであっても構わない)の巻回によって固定される。この場合、線材60は、脚部13,13と共に竿杆2を取り囲むように複数回巻回される(図1参照)。
また、本実施形態において、一対の各脚部13は、線材60が巻回された状態で竿杆2に対してその長手方向に釣糸ガイド10が移動するのを規制する移動規制部13aを有する。そして、この移動規制部13aは、その曲げ剛性がそれ以外の脚部13の部位の曲げ剛性よりも小さく設定されている。
このような移動規制部13aを実現するため、具体的に本実施形態において、移動規制部13aは、ガイド部12から離れるにしたがってその肉厚が次第に薄くなるとともにその幅が次第に大きくなっている。
すなわち、図3に示されるように、移動規制部13aは、その幅がガイド部12から離れるにしたがって次第に大きくなっており、ガイド部12に近い側の移動規制部13aの幅W1とガイド部12から遠い側の移動規制部13aの幅W2との間にW2>W1の関係が成り立つようになっている。このようにすることにより、移動規制部13aが線材60の巻回によって竿杆2に固定された状態では、図3に矢印Fで示す竿先方向の力が釣糸ガイド10に作用した場合でも、幅広の移動規制部13aの側が幅狭の移動規制部13bの側を巻回する線材60に引っ掛かるため、釣糸ガイド10が竿先方向側に抜け難くなる。つまり、移動規制部13aは、その長手方向に沿った幅寸法の変化により、竿杆2に対してその長手方向に釣糸ガイド10が移動することを規制する。なお、ガイド部12から遠い側の移動規制部13aの部位は、幅広であるため、竿杆2の表面2a上に安定して載置されるとともに、幅広とはいえ後述するようにその肉厚が薄いため、竿杆2の撓みを阻害しない。
また、図2に示されるように、移動規制部13aは、その肉厚がガイド部12から離れるにしたがって次第に薄くなっており、ガイド部12に近い側の移動規制部13aの肉厚t1とガイド部12から遠い側の移動規制部13aの肉厚t2との間にt1>t2の関係が成り立つようになっている(したがって、ガイド部12から遠い側の移動規制部13aの部位ほど変形し易くなっている(竿杆2の撓みを阻害しないようになっている))。このようにすることにより、移動規制部13aは、その曲げ剛性がそれ以外の脚部13の部位の曲げ剛性よりも小さくなる。
以上のように、本実施形態によれば、釣糸ガイド10は、その脚部13に、線材60が巻回された状態で竿杆2に対してその長手方向Lに釣糸ガイド10が移動するのを規制する移動規制部13aを有しているため、竿杆2に対して強固に取り付け固定され、またその一方で、移動規制部13aの曲げ剛性がそれ以外の脚部13の部位の曲げ剛性よりも小さくなっているため、竿杆2の撓みを阻害せずに済み、竿杆2の本来の良好な湾曲性能を保つことができる。また、本実施形態では、竿杆2に直接に加工を施して竿杆2の剛性を調整するのではなく、釣糸ガイド10の脚部13の剛性を部分的に低下させることにより竿杆2への追従を可能にしているため(竿杆2に追従するべき移動規制部13aの剛性を低下させているため)、竿杆2の良好な曲げ調子を簡単に得ることができる。また、線材巻回部に接着剤を塗布しても、特許文献2のような接着剤の楔状の固着塊が形成されないため、竿杆2の撓みを阻害しないことは勿論のこと、軽量化にも寄与し得る。
図4は、図1の釣竿1の竿杆2に取り付けられる釣糸ガイドの第2の例を示している。図示のように、この釣糸ガイド10Aは、その一対の脚部13A,13Aの移動規制部13Aaが、その長手方向に沿って蛇行状に延びるとともに、線材60が係止できる複数の凹部20を形成している(図では、各移動規制部13Aaに2つの凹部20が設けられる)。この場合、凹部20の数、移動規制部13Aaの蛇行長さは任意に設定できる。また、凹部20は、その横方向寸法A(竿杆2の長手方向Lに対して垂直な方向に沿う寸法)がその縦方向寸法B(竿杆2の長手方向Lに沿う寸法)よりも大きいことが好ましい。このようにすると、竿杆2の横方向(竿杆2の長手方向Lに対して垂直な方向)に移動規制部13Aaを大きく屈曲させることができるため、竿杆2の撓みを阻害し難くなる。なお、移動規制部13Aaは、断面が円形であってもよく、あるいは、断面が扁平形状であってもよい。
このように、本実施形態によれば、移動規制部13Aaがその長手方向に沿って蛇行状に延びているため、移動規制部13Aaがその長手方向で竿杆の曲げに追従し易くなり、また、この蛇行形態によって移動規制部13Aaにバネ弾性を付与することも可能となり、移動規制部13Aaの曲げ剛性をそれ以外の脚部13の部位の曲げ剛性よりも小さくすることが効果的に実現される(したがって、釣糸ガイド10Aは竿杆2の撓みを阻害しない)。また、移動規制部13Aaの蛇行形態によって、移動規制部13Aaと竿杆2(線材60)との接触面積が大きく確保されるとともに、線材60が係止できる凹部20が移動規制部13Aaに形成されることになるため、線材20による巻回固定状態で、竿杆2に対してその長手方向に釣糸ガイド10Aが移動することが効果的に規制される。
図5は、図1の釣竿1の竿杆2に取り付けられる釣糸ガイドの第3の例を示している。図示のように、この釣糸ガイド10Bの一対の脚部13B,13Bの移動規制部13Baは、釣糸ガイド10Bが竿杆2に取り付けられた状態(図5および図6の状態)でその長手方向の一部を竿杆2から離間させて線材60の抜け止めを成す1つの凸部30を有しており、凸部30の両側で線材60が巻回され、その巻回部上に接着剤70が塗布されることにより、釣糸ガイド10Bが竿杆2の表面2a上に固定される。なお、凸部30の数は複数であってもよい。
このように、本実施形態によれば、移動規制部13Baは、釣糸ガイド10Bが竿杆2に取り付けられた状態でその長手方向の一部を竿杆2から離間させる凸部30を有しているため(これにより、移動規制部13Baの竿杆2に対する密着面積を減らしている(竿杆2の撓みを逃がす逃げ部50を形成している)ため)、移動規制部13Baの曲げ剛性をそれ以外の脚部13の部位の曲げ剛性よりも小さくすることが効果的に実現される。したがって、釣糸ガイド10Bは、竿杆2の撓みを阻害しない。また、凸部30が線材60の抜け止めとして機能するため、線材60による巻回固定状態で、竿杆2に対してその長手方向に釣糸ガイド10Bが移動することが効果的に規制される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。例えば、前述した実施形態において、釣糸ガイドの数、釣糸ガイドの脚部の数や、脚部の延在方向は任意である。また、移動規制部の形態は、線材が巻回された状態で竿杆に対してその長手方向に釣糸ガイドが移動するのを規制でき且つ移動規制部の曲げ剛性がそれ以外の脚部の部位の曲げ剛性よりも小さければ、どのような形態であっても構わない。
1 釣竿
2 竿杆
10,10A,10B 釣糸ガイド
12 ガイド部
13,13A,13B 脚部
13a,13Aa,13Ba 移動規制部
20 凹部
30 凸部
50 釣糸
L 長手方向

Claims (4)

  1. 所定の幅を有して長手方向に延びる竿杆と、該竿杆に取り付けられて釣糸を案内する釣糸ガイドとを備える釣竿であって、
    前記釣糸ガイドは、釣糸が挿通される円環状のガイド部と、該ガイド部から延びるとともに線材の巻回により竿杆に固定される脚部とを有し、
    前記脚部は、線材が巻回された状態で竿杆に対してその長手方向に釣糸ガイドが移動するのを規制する移動規制部を有し、該移動規制部の曲げ剛性がそれ以外の脚部の部位の曲げ剛性よりも小さいことを特徴とする釣竿。
  2. 前記移動規制部は、前記ガイド部から離れるにしたがってその肉厚が次第に薄くなるとともにその幅が次第に大きくなることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
  3. 前記移動規制部は、その長手方向に沿って蛇行状に延びるとともに、前記線材が係止できる凹部を形成することを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
  4. 前記移動規制部は、釣糸ガイドが竿杆に取り付けられた状態でその長手方向の一部を竿杆から離間させて前記線材の抜け止めを成す凸部を有することを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
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JP2018161068A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 グローブライド株式会社 釣竿用の竿体
CN111820197A (zh) * 2019-04-17 2020-10-27 株式会社岛野 钓线导向装置的导向框、钓线导向装置以及钓竿
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