JP2023156221A - 釣糸ガイドのガイドフレーム及び釣糸ガイド並びに釣竿 - Google Patents

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Seita Fujiwara
一真 谷口
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【課題】ライントラブルの発生を抑制する。【解決手段】ガイドフレーム2は、ガイドリング3を保持するための保持部10と、第1端部31及び第2端部32を有する第1取付脚部14と、保持部10と第1取付脚部14の第1端部31とを連結する第1支持脚部11とを備え、保持部10は、第1支持脚部11に対して第1突出量P1で突出する突出部20を有し、第1端部31と第2端部32を通る第1直線33に向けて突出下端点23から引いた第1垂線24は、第1端部31よりも第2端部32側で第1直線33と交わる。【選択図】図10

Description

本発明は、釣糸を案内するための釣糸ガイドと、釣糸ガイドのガイドフレームと、釣糸ガイドを備えた釣竿に関する。
投げ釣りやショアからのキャスティングゲームでは飛距離が重要となる。下記特許文献1においては、保持環200と側支脚201が共に前側に傾斜し、保持環200が側支脚201に対して更に前側に傾斜している(図22参照)。そして、保持環200に対して、側支脚201が後側にW1の寸法ではみ出している。そのため、この釣糸ガイドを元ガイドに使用した場合には、リールから放出された釣糸が保持環200よりも先に側支脚201に接触しやすく、釣糸の損傷や糸絡み等というライントラブルが発生しやすい。
特開2008-125463号公報
本発明は、ライントラブルの発生を抑制することを課題とする。
本発明の第1側面に係る釣糸ガイドのガイドフレームは、竿体の外周面に取り付けられる。ガイドフレームは、釣糸を案内するガイドリングを保持する。ガイドフレームは、保持部と、第1取付脚部と、第1支持脚部を備える。保持部は、ガイドリングを保持する。第1取付脚部は、第1端部及び第2端部を有する。第1取付脚部は、第1端部と第2端部の間で竿体の外周面に接触する。第1支持脚部は、保持部と第1取付脚部の第1端部とを連結する。第2端部は、第1取付脚部が竿体の外周面に接触する状態において、第1端部に対して竿体の竿尻側に配置される。保持部は、突出部を有する。突出部は、第1支持脚部に対して、第1端部から第2端部に向かう方向に第1突出量で突出する。第1直線は、第1端部と第2端部を通る。突出下端点は、突出部の突出端面と第1直線との間の距離が最小となる点である。第1直線に向けて、突出下端点から第1垂線を引いたとき、この第1垂線は、第1端部よりも第2端部側で第1直線と交わる。
この構成によれば、保持部が突出部を有していて、突出部の突出下端点が第1取付脚部の第1端部よりも竿尻側に位置する。そのため、リールから放出された釣糸は、第1支持脚部に衝突しにくく、第1支持脚部よりも先にガイドリングに案内されることになる。
本発明の第1側面に従う第2側面のガイドフレームにおいては、第1突出量は、第1支持脚部の厚さよりも大きい。この構成によれば、釣糸が第1支持脚部により一層衝突しにくくなって、スムーズにガイドリングに案内されることになる。
本発明の第2側面に従う第3側面のガイドフレームにおいては、第1突出量は、第1支持脚部の厚さの2倍以上である。この構成によれば、釣糸が第1支持脚部により一層衝突しにくくなって、スムーズにガイドリングに案内されることになる。
本発明の第1側面乃至第3側面の何れか一つに従う第4側面のガイドフレームにおいては、第1支持脚部は、第1取付脚部に対して所定の折り曲げ角度で折れ曲がる。この構成によれば、第1支持脚部が第1取付脚部の第1端部から緩やかに湾曲している構成に比して、保持部が竿尻側に位置しやすい。そのため、釣糸が第1支持脚部に当接しにくくなり、ライントラブルが抑制されることになる。
本発明の第4側面に従う第5側面のガイドフレームにおいては、折り曲げ角度は、85度以上90度未満である。この構成によれば、第1支持脚部の竿先側への傾斜角度が5度以下と小さいため、保持部の突出下端点が第1取付脚部の第1端部に対して竿先側に位置しにくい。そのため、釣糸がスムーズにガイドリングに案内されて、第1支持脚部におけるライントラブルを抑制することができる。
本発明の第4側面又は第5側面に従う第6側面のガイドフレームにおいては、突出部の突出端面は、第1支持脚部と平行である。この構成によれば、保持部と第1支持脚部が揃って5度以下の傾斜角度で竿先側に傾斜することになる。そのため、保持部の突出下端点が第1取付脚部の第1端部に対して竿先側に位置しにくくなり、第1支持脚部におけるライントラブルを抑制することができる。
本発明の第1側面乃至第6側面の何れか一つに従う第7側面のガイドフレームにおいては、第2取付脚部と、第2支持脚部をさらに備える。第2取付脚部は、第3端部及び第4端部を有する。第2取付脚部は、第3端部と第4端部の間で竿体の外周面に接触する。第2支持脚部は、保持部と第2取付脚部の第3端部とを連結する。第2取付脚部は、第1取付脚部及び第2取付脚部が竿体の外周面に接する状態において、第1取付脚部に対して竿体の竿先側に離間するように配置される。この構成は、いわゆるダブルフットの構成である。リールから放出された釣糸がガイドリングに当接する際に、第2支持脚部が保持部を竿先側から支える。そのため、ガイドフレームが竿先側に撓みにくくなり、ライントラブルが減少する。
また、本発明に係る第8側面の釣糸ガイドは、上述の第1側面乃至第7側面の何れかにおけるガイドフレームと、保持部に装着されるガイドリングと、を備えている。
本発明の第8側面に従う第9側面の釣糸ガイドにおいては、ガイドリングは、リング突出部を有する。リング突出部は、突出部の突出端面から、第1端部から第2端部に向かう方向に第2突出量で突出する。この構成によれば、突出部よりも更にガイドリングが竿尻側に突出することになる。そのため、より一層釣糸が第1支持脚部に当接しにくくなってスムーズにガイドリングに案内されることになる。
また、本発明に係る第10側面の釣竿は、竿体の外周面に複数の釣糸ガイドが装着された釣竿であって、複数の釣糸ガイドのうち最も竿尻側に位置する釣糸ガイドが、上述の第8側面又は第9側面の釣糸ガイドである。
また、本発明に係る第11側面のガイドフレームは、竿体の外周面に取り付けられる。ガイドフレームは、ガイドリングを保持する。ガイドリングは、釣糸を案内する。ガイドフレームは、保持部と、第1取付脚部と、第1支持脚部と、第2取付脚部と、第2支持脚部と、を備える。保持部は、ガイドリングを保持する。第1取付脚部は、第1端部及び第2端部を有する。第1取付脚部は、第1端部と第2端部との間で竿体の外周面に接触する。第1支持脚部は、保持部と第1取付脚部の第1端部とを連結する。第2取付脚部は、第3端部及び第4端部を有する。第2取付脚部は、第3端部と第4端部との間で竿体の外周面に接触する。第2支持脚部は、保持部と第2取付脚部の第3端部とを連結する。第1取付脚部及び第2取付脚部が竿体の外周面に接触する状態において、第2端部は、第1端部に対して、竿体の竿先側に配置される。保持部は、突出部を有する。突出部は、第1支持脚部に対して、第2端部から第1端部に向かう方向に第1突出量で突出する。第2取付脚部は、第1取付脚部及び前記第2取付脚部が竿体の外周面に接する状態において、第1取付脚部に対して竿体の竿先側に離間するように配置される。第4端部は、第1取付脚部が竿体の外周面に接触する状態において、第3端部に対して竿体の竿先側に配置される。第1端部と第2端部とを通る直線を第1直線とする。突出部の突出端面と第1直線との間の距離が最小となる点を突出下端点とする。突出下端点から第1直線に向けて引いた垂線を第1垂線とする。第1垂線に対して、第1端部は、第1端部から第2端部に向かう方向側に位置する。
この構成によれば、保持部が突出部を有していて、突出部の突出下端点が第1取付脚部の第1端部よりも竿尻側に位置する。そのため、リールから放出された釣糸は、第1支持脚部に衝突しにくく、第1支持脚部よりも先にガイドリングに案内されることになる。また、第1取付脚部の第2端部は、第1端部に対して竿先側に位置する。そのため、第1取付脚部に釣糸が当たりにくくなる。更に、リールから放出された釣糸がガイドリングに当接する際に、第2支持脚部が保持部を竿先側から支える。そのため、ガイドフレームが竿先側に撓みにくくなり、ライントラブルが減少する。特に、第2支持脚部の第4端部が第3端部に対して竿先側に位置する。そのため、第2支持脚部によって保持部をしっかりと支えることができる。
また、本発明の第11側面に従う第12側面のガイドフレームにおいては、第1支持脚部は、第1取付脚部の第1端部から保持部に向けて、第1端部から第2端部に向かう方向側に傾斜する。この構成によれば、第1支持脚部が、第1取付脚部の第1端部から保持部に向けて、竿先側に傾斜しているので、第1支持脚部における糸絡みの発生が抑制される。
また、本発明に係る第13側面の釣糸ガイドは、上述の第11側面又は第12側面の何れかにおけるガイドフレームと、保持部に装着されるガイドリングと、を備えている。
以上のように、保持部の突出端面における突出下端点が第1取付脚部の第1端部よりも竿尻側に位置するので、リールから放出された釣糸が第1支持脚部に当接しにくくなってスムーズにガイドリングに案内されることになる。そのため、第1支持脚部におけるライントラブルを効果的に抑制することができる。
本発明の一実施形態における釣糸ガイドの斜視図。 同釣糸ガイドの斜視図。 同釣糸ガイドの側面図。 同釣糸ガイドを後側から見た正面図。 図4のA-A断面図。 図5の要部拡大図。 同釣糸ガイドのガイドフレームの側面図。 同ガイドフレームを後側から見た正面図。 図8のB-B断面図。 図9の要部拡大図。 同釣糸ガイドが装着された釣竿を示す正面図。 同釣竿の使用状態を示す要部正面図。 本発明の他の実施形態における釣糸ガイドの斜視図。 同釣糸ガイドの断面図。 図14の要部拡大図。 同釣糸ガイドのガイドフレームの断面図。 図16の要部拡大図。 本発明の他の実施形態における釣糸ガイドの断面図。 同釣糸ガイドのガイドフレームの断面図。 本発明の他の実施形態における釣糸ガイドの断面図。 同釣糸ガイドのガイドフレームの断面図。 従来の釣糸ガイドを示す側面図。
以下、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドとガイドフレームと釣竿について、図1~図12を参酌しつつ説明する。釣糸ガイド1は、竿体4の外周面の所定位置に固定される。釣糸ガイド1は、リール6が取り付け可能な種々の釣竿に取り付けられる。特に、投げ釣り用の釣竿や、ショアからのキャスティングゲーム用の釣竿に適していて、スピニングリール6用の釣竿に適している。また、後述のように、本実施形態における釣糸ガイド1は、釣竿に取り付けられる複数の釣糸ガイド1のうち、最も竿尻側に位置する釣糸ガイド1、即ち、元ガイド1a(バットガイド)に適しているが、他の位置に取り付けられる釣糸ガイド1にも適用可能である。
釣糸ガイド1は、ガイドリング3とガイドフレーム2を備えている。ガイドリング3は、釣糸5を案内する。ガイドフレーム2は、ガイドリング3を保持すると共に竿体4の外周面に取り付けられる。図1及び図2等において、ガイドリング3には多数のドットを付して示している。
尚、竿体4の軸方向(中心線方向)を前後方向とし、竿先側を前側として図中に矢印X2で示し、竿尻側を後側として図中に矢印X1で示す。即ち、竿体4の軸方向であって竿尻側に向かう方向を第1軸方向X1とし、竿体4の軸方向であって竿先側に向かう方向を第2軸方向X2とする。また、竿体4の径方向のうち、竿体4の外周面からリール6の取付方向に向けて径方向に離れる方向が径方向外側であって図中に矢印Z1で示す。それとは逆の方向であって竿体4の外周面に接近する方向が径方向内側であって図中に矢印Z2で示す。即ち、竿体4の径方向であって竿体4から離れる方向を第1径方向Z1とし、竿体4の径方向であって竿体4に近づく方向を第2径方向Z2とする。また、竿体4の周方向であって、径方向と直交(交差)する方向を左右方向として、図中に矢印Yで示す。
<ガイドフレーム2>
図7~図10に本実施形態におけるガイドフレーム2を示している。ガイドフレーム2は、一枚の板材から構成される。板材は、金属であることが好ましい。ガイドフレーム2は、板金製の一体型のものである。ガイドフレーム2は、一つの部材から構成されている。ガイドフレーム2は、一枚の板材を所定形状に打ち抜いて、所定形状に打ち抜かれた平板状の板材を折り曲げ加工することにより形成される。使用される板材は例えば厚さが1mm程度のものであって、板厚一定のものである。板材の材質は、例えばステンレス鋼やチタン(チタン合金)である。
ガイドフレーム2は、保持部10と、第1支持脚部11と、左右一対のアーム片13を有する第2支持脚部12と、第1取付脚部14と、第2取付脚部15とを備えている。保持部10は、ガイドリング3を保持する。第1取付脚部14と第2取付脚部15は、何れも竿体4の外周面に取り付けられる。第1取付脚部14は、第2取付脚部15よりも後側に離れて位置する。第1支持脚部11は、保持部10と第1取付脚部14を連結し、第2支持脚部12は、保持部10と第2取付脚部15を連結する。
<保持部10>
保持部10は、所定方向の孔中心線10aを有する筒状である。保持部10は、その内周面にガイドリング3を保持する。ガイドリング3は、保持部10の後端部10cに保持される。ガイドリング3の中心線は、保持部10の孔中心線10aと一致する。保持部10は、板材が孔中心線10aの方向に沿って筒状に絞り加工されたものであり、詳細には深絞りされたものである。保持部10は、第1支持脚部11に対して、孔中心線10aの方向の後側に向けて第1突出量P1で突出した突出部20を有している。保持部10の後端部10cは、保持部10の突出方向の端部である。
保持部10の孔中心線10aは、前後方向(竿体4の軸方向)に対して第1傾斜角度α1で傾斜している。傾斜方向は、前側が竿体4の径方向内側となる方向である。突出部20の突出端面21は、孔中心線10aに対して直交している。突出端面21は、竿体4の軸方向と直交する直交平面22に対して第1傾斜角度α1で傾斜している。第1傾斜角度α1は、保持部10の孔中心線10aが前後方向に沿っている場合を0度としたとき、好ましくは0度を越え5度以下であり、更に好ましくは1度以上5度以下である。即ち、保持部10は、前側に傾倒していることが好ましい。第1傾斜角度α1は、後述の折り曲げ角度θと関係している。
保持部10は、第1支持脚部11に支持される第1支持部10dと、左右一対のアーム片13にそれぞれ支持される左右一対の第2支持部10eとを有している。第1支持部10dと第2支持部10eは、保持部10の前端部10bに位置する。第1支持部10dは、保持部10の前端部10bの全周のうち、最も竿体4の外周面に近い部分である。一対の第2支持部10eは、互いに保持部10の周方向に離間している。一対の第2支持部10eは互いに左右対称である。一対の第2支持部10eの周方向の間に、第1支持部10dが位置している。一対の第2支持部10eは、第1支持部10dよりも、竿体4の外周面から離れている。一対の第2支持部10eは、保持部10の孔中心線10aよりも、竿体4の外周面から離れていることが好ましい。
<第1支持脚部11>
第1支持脚部11は、保持部10の第1支持部10dから第1取付脚部14に向けて延びている。第1支持脚部11は、竿体4の径方向内側且つ後側に傾斜しつつ延びている。換言すれば、第1支持脚部11は、第1取付脚部14から保持部10に向けて、前側に傾斜している。第1支持脚部11は、保持部10の第1支持部10dと第1取付脚部14とを連結している。第1支持脚部11は、第1取付脚部14から保持部10に向けて湾曲していない平面であることが好ましく、平板状であることが好ましい。即ち、第1支持脚部11は、竿体4の径方向に沿って湾曲していないことが好ましい。尚、本実施形態において、第1支持脚部11は、左右方向に沿って湾曲していないが、左右方向に沿って湾曲していてもよい。
第1支持脚部11は、突出端面21と平行であることが好ましく、ガイドリング3と平行であることが好ましい。第1支持脚部11の板厚方向(厚さ方向)は、保持部10の孔中心線10aの方向である。第1支持脚部11は、互いに対向する第1板面11aと第2板面11bとを有する。第1板面11aは、後側を向き、第2板面11bは前側を向く。第2板面11bは、第1板面11aに対して板厚方向の反対側の面である。第1板面11aと第2板面11bとの間の寸法が第1支持脚部11の厚さTである。第1板面11aは、保持部10の外周面と接続する。第2板面11bは、保持部10の内周面と接続する。
保持部10の突出部20は、第1板面11aに対して後側に突出している。尚、突出部20の突出方向は、保持部10の孔中心線10aの方向であり、第1板面11aに対する法線方向である。第1板面11aに対する保持部10の第1突出量Pは、第1支持脚部11の厚さTよりも大きいことが好ましく、第1支持脚部11の厚さTの2倍以上であることがより好ましい。
第1支持脚部11は、第1取付脚部14に対して所定角度で立ち上がっている。第1支持脚部11は、第1取付脚部14に対して竿体4の径方向外側に向けて折れ曲がっている。第1支持脚部11は、竿体4の外周面の径方向に沿っていてもよいが、本実施形態のように、竿体4の径方向に対して前側に向けて傾斜していることが好ましい。折り曲げ角度θは、85度以上90度未満であることが好ましい。第1支持脚部11は、竿体4の軸方向と直交する直交平面22に対して、前側に第2傾斜角度α2で傾斜している。尚、折り曲げ角度θが例えば85度である場合、第2傾斜角度α2は、5度となる。第1支持脚部11が突出端面21と平行である場合には、第1傾斜角度α1は第1傾斜角度α2と等しくなり、何れも5度となる。
第1支持脚部11を板厚方向に沿って見たときの正面視の形状は種々であってよい。第1支持脚部11は、第1取付脚部14の第1端部と接続する第1接続部11cと、保持部10の第1支持部10dと接続する第2接続部11dとを有している。
<第1取付脚部14>
第1取付脚部14は、第1支持脚部11の第1接続部11cから後側に向けて延びている。第1取付脚部14は、前後方向に沿って長い形状を有している。第1取付脚部14は、前端部である第1端部31と、後端部であって第1端部31とは前後反対側の端部である第2端部32とを有している。第1支持脚部11は、第1端部31と接続する。第1端部31は、接続端部であり、第2端部32は、自由端部である。第1取付脚部14は、第1端部31と第2端部32との間において竿体4の外周面に接触する。第1端部31と第2端部32を通る直線を第1直線33とする。第1直線33は、前後方向に沿っている。第2端部32は、第1端部31に対して、後側(竿尻側)に位置する。第1取付脚部14は、第1支持脚部11から後側に向けて延びている。
突出端面21の全周うち最も径方向内側の箇所が突出下端点23である。突出下端点23は、突出端面21の全周のうち、第1直線33との間の距離が最小となる箇所である。図10に突出下端点23と第1直線33との間の最短距離Q1を示している。図10のようにガイドフレーム2を側面から見た側面視において、突出下端点23から第1直線33に向けて垂線を引いたとき、この垂線を第1垂線24とする。第1垂線24は、第1取付脚部14における第1端部31と第2端部32の間に位置する。第1垂線24は、第1端部31よりも第2端部32側において第1直線33と第1交点34で交わる。つまり、第1垂線24は、第1端部31よりも後側の第1交点34において第1直線33と交わる。
第1取付脚部14は、互いに竿体4の径方向に対向する第1内面14a及び第1外面14bを有する。第1内面14aは、第1支持脚部11の第2板面11bと接続する。第1外面14bは、第1支持脚部11の第1板面11aと接続する。第1内面14aは、竿体4の外周面と対向する対向面であり、竿体4の外周面と接触する。第1直線33は、第1内面14aに位置し、第1内面14aの幅を二等分する直線である。第1端部31は、第1内面14aの前端部の幅方向中央部であり、第2端部32は、第1内面14aの後端部の幅方向中央部である。第1取付脚部14は、図8のように、竿体4の外周面に沿うように左右方向に沿って竿体4の径方向外側に向けて湾曲していることが好ましい。第1内面14aは、竿体4の外周面に沿うように左右方向に沿って竿体4の径方向外側に向けて湾曲していることが好ましく、第1外面14bは、第1内面14aに対応して、左右方向に沿って竿体4の径方向外側に向けて湾曲していることが好ましい。
<第2支持脚部12、アーム片13>
アーム片13は、保持部10の第2支持部10eから第2取付脚部15に向けて延びている。アーム片13は、保持部10の第2支持部10eと第2取付脚部15とを連結している。アーム片13は、第2取付脚部15の後端部と接続する第3接続部13aと、保持部10の第2支持部10eと接続する第4接続部13bとを有している。
左右一対のアーム片13は、互いに左右方向に対称形状である。アーム片13は、全体として、保持部10の第2支持部10eから竿体4の径方向内側且つ前側に傾斜しつつ延びている。アーム片13は、図7のような側面視において、保持部10の第2支持部10eと第2取付脚部15の第3端部とを結ぶ仮想直線13cに対して、竿体4の径方向外側に湾曲している。即ち、第2支持脚部12は、竿体4の径方向外側に向けて湾曲した形状である。アーム片13は、側面視において、保持部10の第2支持部10eから前側に向かった後、竿体4の径方向内側に向かう。一対のアーム片13は、保持部10の第2支持部10eから互いに左右方向に離れる方向に向かい、その後、方向を前側に変えて、第2取付脚部15に向けて互いに徐々に接近していく。
アーム片13は、第1支持脚部11よりも長い。アーム片13は、第1支持脚部11よりも細い。アーム片13は、互いに対向する第3板面13dと第4板面13eを有する。第3板面13dは、保持部10の外周面と接続する。第4板面13eは、保持部10の内周面と接続する。第3板面13dは、アーム片13の左右方向の外側に位置し、第4板面13eは、アーム片13の左右方向の内側に位置する。左右一対のアーム片13は、第4板面13e同士が向かい合う姿勢をとる。
<第2取付脚部15>
第2取付脚部15は、第1取付脚部14に対して前側に離間している。第1取付脚部14と第2取付脚部15とを結ぶ方向が前後方向である。第1取付脚部14の大部分が、保持部10に対して後側に位置する。第2取付脚部15の全体が、保持部10に対して前側に位置する。第2取付脚部15は、アーム片13の第3接続部13aから前側に向けて延びている。第2取付脚部15は、前後方向に沿って長い形状を有している。第2取付脚部15は、後端部である第3端部41と、前端部であって第3端部41とは前後反対側の端部である第4端部42とを有している。第2支持脚部12は、第3端部41と接続する。第3端部41は接続端部であり、第4端部42は自由端部である。第2取付脚部15は、第3端部41と第4端部42との間において竿体4の外周面に接触する。第3端部41と第4端部42を通る直線を第2直線43とする。第2直線43は、前後方向に沿っている。第2取付脚部15は、アーム片13に対して所定角度で折り曲げられている。第2取付脚部15の左右方向の幅は略一定である。第4端部42は、第3端部41に対して、前側(竿先側)に位置する。第2取付脚部15は、第2支持脚部12から前側に向けて延びている。第1取付脚部14と第2取付脚部15は、互いに前後方向の反対方向を向いている。
第2取付脚部15は、互いに竿体4の径方向に対向する第2内面15a及び第2外面15bを有する。第2内面15aは、アーム片13の第3板面13dと接続する。第2外面15bは、アーム片13の第4板面13eと接続する。第2内面15aは、竿体4の外周面と対向する対向面であり、竿体4の外周面と接触する。第2直線43は、第2内面15aに位置し、第2内面15aの幅を二等分する直線である。第2取付脚部15は、第1取付脚部14と同様に、竿体4の外周面に沿うように左右方向に沿って竿体4の径方向外側に向けて湾曲していることが好ましい。第2内面15aは、竿体4の外周面に沿うように左右方向に沿って竿体4の径方向外側に向けて湾曲していることが好ましく、第2外面15bは、第2内面15aに対応して、左右方向に沿って竿体4の径方向外側に向けて湾曲していることが好ましい。
<ガイドリング3>
ガイドリング3は、代表的には円形の環状であるが、楕円形や長円形等であってもよい。本実施形態ではガイドリング3は、円形である。ガイドリング3は好ましくは接着により保持部10に取り付けられる。ガイドリングは、突出部20の内周面に取り付けられる。ガイドリング3は、保持部10の後端部10cから前側に向けて挿入され、好ましくは圧入される。ガイドリング3は、保持部10の突出端面21から後側に第2突出量P2で突出したリング突出部50を有していることが好ましい。リング突出部50の保持部10に対する突出方向は、孔中心線10aの方向であって且つ後側であり、保持部10の突出部20の突出方向と同じである。ガイドリング3の後端面であるリング端面51は、リング突出部50の端面である。リング端面51は、保持部の突出端面21と平行であり、第1支持脚部11と平行である。尚、ガイドリング3は、第1支持脚部11の第2板面11bに対して面一又はそれよりも後側に位置することが好ましい。即ち、ガイドリング3は、第1支持脚部11の第2板面11bから前側に突出しないことが好ましい。
リング端面51の全周のうち最も径方向内側の箇所がリング突出下端点52である。リング突出下端点52は、リング端面51の全周のうち、リング端面51と第1直線33との間の距離が最小となる箇所である。図6に、リング突出下端点52と第1直線33との間の最短距離Q2を示している。図6のように釣糸ガイドを側面から見た側面視において、リング突出下端点52から第1直線33に向けて垂線を引いたとき、この垂線を第2垂線53とする。第2垂線53は、第1取付脚部14における第1端部31と第2端部32の間に位置する。第2垂線53は、第1端部31よりも第2端部32側の第2交点54において第1直線33と交わる。つまり、第2垂線53は、第1端部31よりも後側の第2交点54において第1直線33と交わる。第2垂線53は、第1垂線24よりも第2端部32側に位置し、即ち、後側に位置する。第2交点54は、第1交点25よりも後側に位置する。
<取付状態>
図11のように、釣糸ガイド1は、竿体4の外周面に取り付け固定される。取付方法は、例えば巻糸8と接着剤の塗布による。釣糸ガイド1は、第2取付脚部15が前側を向き、第1取付脚部14が後側を向くようにして、竿体4の外周面に装着される。釣糸ガイド1が竿体4に取り付けられた状態において、ガイドリング3は前側に第1傾斜角度α1で傾斜した姿勢となる。
スピニングリール6を使用する場合、通常、スピニングリール6は竿体4に対して下側に位置し、釣糸ガイド1は竿体4の下側に位置する。即ち、釣糸ガイド1は、竿体4に対してリール6と同じ方向に位置する。本実施形態における釣糸ガイド1は、スピニングリール6を使用する釣竿に適している。また、釣糸ガイド1は、PEラインを使用した釣りに適している。
図11にスピニングリール6を使用するのに適した釣竿を示している。また、図12には、図11の釣竿にスピニングリール6を取り付けた使用状態を示している。釣竿は、竿体4と、竿体4の外周面に軸方向に間隔をあけて装着された複数の釣糸ガイド1と、スピニングリール6を装着するためのリールシート7を備えている。複数の釣糸ガイド1は、最も前側に位置するトップガイド1bと、最も後側に位置する元ガイド1aと、トップガイド1bと元ガイド1aの間に位置する複数の中間ガイド1cとから構成される。本実施形態の釣糸ガイド1は、元ガイド1a(バットガイド)に好適に使用される。元ガイド1aは、複数の釣糸ガイド1のうち最も後側に位置する釣糸ガイド1である。複数の釣糸ガイド1のうち、少なくとも元ガイド1aに、上述した釣糸ガイド1が使用される。上述した釣糸ガイド1は、中間ガイド1cにも使用可能である。
ガイドリング3の内径3b(口径)と、竿体4の外周面からのガイドリング3の離間距離Lについて説明する。離間距離Lは、ガイドリング3の内縁3aと第1内面14a(第1直線33)との間の、竿体4の径方向の最短距離であり、第1直線33とガイドリング3の内縁3aとの間の最短距離である。
ガイドリング3の内径3bは、好ましくは10mm以上40mm以下であり、より好ましくは15mm以上35mm以下である。離間距離Lは、好ましくは40mm以上60mm以下であり、より好ましくは45mm以上55mm以下である。離間距離Lとガイドリング3の内径3bとの比は、1.7:1から2.5:1であることが好ましい。
以上のように、保持部10が第1支持脚部11から後側に第1突出量P1で突出する突出部20を有しており、その突出部20の突出端面21における突出下端点23が第1取付脚部14の第1端部31よりも後側に位置している。そのため、リール6から放出された釣糸5は、第1支持脚部11に当接しにくく、第1支持脚部11よりも先にガイドリング3に当たりやすくなる。そして、釣糸5は、スムーズにガイドリング3に案内されることになり、第1支持脚部11におけるライントラブルを効果的に抑制することができる。
また、第1突出量P1が第1支持脚部11の厚さTよりも大きいと、釣糸5が第1支持脚部11により一層衝突しにくい。更に、第1突出量P1が第1支持脚部11の厚さTの2倍以上であると、釣糸5が第1支持脚部11により一層衝突しにくくなり、第1支持脚部11におけるライントラブルが抑制される。
更に、ガイドリング3が保持部10に対して後側に第2突出量P2で突出したリング突出部50を有していると、ガイドリング3を容易に後側に位置させることができる。そのため、より一層釣糸5が第1支持脚部11に当接しにくくなってスムーズにガイドリング3に案内されることになる。ガイドリング3が突出部20よりも後側に突出することによって、保持部10の深絞りの寸法を過度に大きくしなくても済み、保持部10を容易に形成することができる。
また、第1支持脚部11が第1取付脚部14に対して折り曲げ角度θで折れ曲がっていると、第1支持脚部11が第1取付脚部14の第1端部31から緩やかに湾曲している構成に比して、保持部が後側に位置しやすくなる。特に、折り曲げ角度θが85度以上90度未満であると、5度以下という小さい角度で第1支持脚部11が前側に傾くことになり、リール6から放出された釣糸5がスムーズにガイドリング3に案内されることになる。また、第1支持脚部11の前側への傾斜角度が5度以下と小さいため、保持部10が第1取付脚部14の第1端部31に対して前側に位置しにくい。そのため、釣糸5がスムーズにガイドリング3に案内されて、第1支持脚部11におけるライントラブルを抑制することができる。
突出部20の突出端面21が第1支持脚部11と平行であると、保持部10が5度以下の第1傾斜角度α1(=第2傾斜角度α2)で前側に傾斜することになる。そのため、保持部10が第1取付脚部14の第1端部31に対して前側に位置しにくくなり、第1支持脚部11におけるライントラブルを抑制することができる。
また、釣糸5ガイドはダブルフットの構成であるため、リール6から放出された釣糸5がガイドリング3に当接する際に、第2支持脚部12が保持部10を前側からしっかりと支えることになる。特に、第2支持脚部12が竿体4の径方向外側に向けて湾曲した形状であると、ガイドフレーム2が前側に撓みにくい。即ち、ガイドリング3が前側に移動しにくい。そのため、第1支持脚部11におけるライントラブルを効果的に抑制することができる。また、ガイドフレーム2の肉厚を過度に厚くしなくても強度を確保することができる。そのため、釣糸ガイド1の重量増加を抑制することができ、釣糸ガイド1の強度と軽量化を容易に両立させることができる。
また、釣糸ガイド1は、第1支持脚部11の長さが長くて離間距離Lが大きく、ガイドリング3が竿体4の外周面から遠く離れている。しかも、ガイドリング3は小径である。そのため、この釣糸ガイド1を元ガイド1aに使用した場合、リール6から放出された釣糸5は、リール6と元ガイド1aとの間の区間において竿体4に接触することがなく、元ガイド1aを通過することになる。特に、ガイドリング3の内径3bが10mm以上40mm以下と小径であると、リール6から放出された釣糸5が竿体4に接触することをより一層防止することができる。このようにガイドリング3が小径であると、釣糸ガイド1を軽量化することができ、釣竿を軽量化することができる。特に、離間距離Lがガイドリング3の内径3bよりも大きいことが好ましく、離間距離Lとガイドリング3の内径3bとの比が1.7:1から2.5:1であることがより好ましい。この場合、リール6から放出された釣糸5が竿体4に接触することをより一層防止することができる。
尚、本実施形態の釣糸ガイド1は、いわゆるダブルフットの構成であったが、図13~図17のようにシングルフットの構成であってもよい。即ち、第2支持脚部12と第2取付脚部15が省略されてもよい。
また、上記実施形態では、第1取付脚部14が第1支持脚部11から後側に延びていたが、図18及び図19のように、逆に、第1取付脚部14が第1支持脚部11から前側に延びていることも好ましい。図18及び図19に示す釣糸ガイド1及びガイドフレーム2は、図5及び図9に示した釣糸ガイド1及びガイドフレーム2に対して第1取付脚部14の向きのみが異なっている。この場合、第1取付脚部14の第2端部32は、第1端部31に対して前側に位置し、第2端部32は前端部となり、第1端部31は後端部となる。従って、第1取付脚部14と第2取付脚部15は、互いに前後方向の同一方向を向いている。第1取付脚部14と第2取付脚部15は、何れも前側を向いている。そして、第1取付脚部14の第1端部31は、第2垂線53よりも前側に位置し、且つ、第1垂線24よりも前側に位置する。
このように、第1取付脚部14が前側に向けて延びていると、リール6から放出された釣糸5が第1取付脚部14に当接しにくくなる。詳細には、第1取付脚部14を竿体4に取り付けるために、第1取付脚部14の径方向外側には巻糸8が巻回されたり、第1取付脚部14を覆うように接着剤が塗布されたりする。その巻糸8等に釣糸5が当接しにくくなる。そのため、釣糸5の損傷がより一層抑制されることになる。しかも、第1取付脚部14の第1端部31が第2垂線53よりも前側に位置し、更には第1垂線24よりも前側に位置しているので、釣糸5が第1支持脚部11に当接しにくい。また、第1支持脚部11が前側に傾倒しているので、仮に第1支持脚部11に釣糸5が当接した場合であっても、第1支持脚部11における糸絡みの発生を効果的に抑制できる。
尚、図20及び図21のように、釣糸ガイド1及びガイドフレーム2は、シングルフットの構成であってもよい。即ち、釣糸ガイド1及びガイドフレーム2は、第2支持脚部12と第2取付脚部15が省略された構成であってもよく、第1支持脚部12と第1取付脚部15のみの構成であってもよい。
1 釣糸ガイド
1a 元ガイド
1b トップガイド
1c 中間ガイド
2 ガイドフレーム
3 ガイドリング
3a 内縁
3b 内径
4 竿体
5 釣糸
6 スピニングリール
7 リールシート
8 巻糸
10 保持部
10a 孔中心線
10b 前端部
10c 後端部
10d 第1支持部
10e 第2支持部
11 第1支持脚部
11a 第1板面
11b 第2板面
11c 第1接続部
11d 第2接続部
12 第2支持脚部
13 アーム片
13a 第3接続部
13b 第4接続部
13c 仮想直線
13d 第3板面
13e 第4板面
14 第1取付脚部
14a 第1内面
14b 第1外面
15 第2取付脚部
15a 第2内面
15b 第2外面
20 突出部
21 突出端面
22 直交平面
23 突出下端点
24 第1垂線
25 第1交点
31 第1端部
32 第2端部
33 第1直線
41 第3端部
42 第4端部
43 第2直線
50 リング突出部
51 リング端面
52 リング突出下端点
53 第2垂線
54 第2交点
α1 第1傾斜角度
α2 第2傾斜角度
θ 折り曲げ角度
L 離間距離
P1 第1突出量
P2 第2突出量
T 厚さ
200 保持環
201 側支脚

Claims (13)

  1. 竿体の外周面に取り付けられ、釣糸を案内するガイドリングを保持するためのガイドフレームであって、
    前記ガイドリングを保持するための保持部と、
    第1端部及び第2端部を有し、前記第1端部と前記第2端部との間で前記竿体の外周面に接触する第1取付脚部と、
    前記保持部と前記第1取付脚部の前記第1端部とを連結する第1支持脚部と、
    を備え、
    前記第2端部は、前記第1取付脚部が前記竿体の外周面に接触する状態において、前記第1端部に対して前記竿体の竿尻側に配置され、
    前記保持部は、前記第1支持脚部に対して、前記第1端部から前記第2端部に向かう方向に第1突出量で突出する突出部を有し、
    前記第1端部と前記第2端部とを通る第1直線に向けて、前記突出部の突出端面と前記第1直線との間の距離が最小となる突出下端点から引いた第1垂線が、前記第1端部よりも前記第2端部側で前記第1直線と交わる、釣糸ガイドのガイドフレーム。
  2. 前記第1突出量は、前記第1支持脚部の厚さよりも大きい、請求項1記載の釣糸ガイドのガイドフレーム。
  3. 前記第1突出量は、前記第1支持脚部の厚さの2倍以上である、請求項2記載の釣糸ガイドのガイドフレーム。
  4. 前記第1支持脚部は、前記第1取付脚部に対して所定の折り曲げ角度で折れ曲がる、請求項1記載の釣糸ガイドのガイドフレーム。
  5. 前記折り曲げ角度は、85度以上90度未満である、請求項4記載の釣糸ガイドのガイドフレーム。
  6. 前記突出部の突出端面は、前記第1支持脚部と平行である、請求項4記載の釣糸ガイドのガイドフレーム。
  7. 第3端部及び第4端部を有し、前記第3端部と前記第4端部との間で前記竿体の外周面に接触する第2取付脚部と、
    前記保持部と前記第2取付脚部の前記第3端部とを連結する第2支持脚部と、
    をさらに備え、
    前記第2取付脚部は、前記第1取付脚部及び前記第2取付脚部が前記竿体の外周面に接する状態において、前記第1取付脚部に対して前記竿体の竿先側に離間するように配置される、請求項1記載のガイドフレーム。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載のガイドフレームと、前記保持部に装着されるガイドリングと、を備える、釣糸ガイド。
  9. 前記ガイドリングは、前記突出端面から、前記第1端部から前記第2端部に向かう方向に第2突出量で突出するリング突出部を有する、請求項8記載の釣糸ガイド。
  10. 竿体の外周面に複数の釣糸ガイドが装着される釣竿であって、
    前記複数の釣糸ガイドのうち最も竿尻側に位置する釣糸ガイドが請求項8記載の釣糸ガイドである、釣竿。
  11. 竿体の外周面に取り付けられ、釣糸を案内するガイドリングを保持するためのガイドフレームであって、
    前記ガイドリングを保持するための保持部と、
    第1端部及び第2端部を有し、前記第1端部と前記第2端部との間で前記竿体の外周面に接触する第1取付脚部と、
    前記保持部と前記第1取付脚部の前記第1端部とを連結する第1支持脚部と、
    第3端部及び第4端部を有し、前記第3端部と前記第4端部との間で前記竿体の外周面に接触する第2取付脚部と、
    前記保持部と前記第2取付脚部の前記第3端部とを連結する第2支持脚部と、
    を備え、
    前記第2端部は、前記第1取付脚部及び前記第2取付脚部が前記竿体の外周面に接触する状態において、前記第1端部に対して前記竿体の竿先側に配置され、
    前記保持部は、前記第1支持脚部に対して、前記第2端部から前記第1端部に向かう方向に第1突出量で突出する突出部を有し、
    前記第2取付脚部は、前記第1取付脚部及び前記第2取付脚部が前記竿体の外周面に接する状態において、前記第1取付脚部に対して前記竿体の竿先側に離間するように配置され、
    前記第4端部は、前記第1取付脚部が前記竿体の外周面に接触する状態において、前記第3端部に対して前記竿体の竿先側に配置され、
    前記第1端部と前記第2端部とを通る第1直線に向けて、前記突出部の突出端面と前記第1直線との間の距離が最小となる突出下端点から引いた第1垂線に対して、前記第1端部は、前記第1端部から前記第2端部に向かう方向側に位置する、釣糸ガイドのガイドフレーム。
  12. 前記第1支持脚部は、前記第1取付脚部の前記第1端部から前記保持部に向けて、前記第1端部から前記第2端部に向かう方向側に傾斜する、請求項11記載の釣糸ガイドのガイドフレーム。
  13. 請求項11又は12に記載のガイドフレームと、前記保持部に装着されるガイドリングと、を備える、釣糸ガイド。
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