JP7175233B2 - 釣糸ガイドのガイドフレーム及び釣糸ガイド並びに釣竿 - Google Patents

釣糸ガイドのガイドフレーム及び釣糸ガイド並びに釣竿 Download PDF

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Description

本発明は、釣糸を案内するための釣糸ガイドにおけるガイドフレームと、釣糸ガイドと、釣竿に関する。
下記特許文献1記載の釣糸ガイドのガイドフレームは、金属板を打ち抜いて一体的に形成されたものであり、二つの取付足を有している。二つの取付足は釣竿の外周面に取り付けられる。二つの取付足を有する釣糸ガイドが釣竿に取り付けられると、二つの取付足間において釣竿が曲がりにくくなる。また、ガイドリングが装着される環状のリング保持部と一方の取付足との間に左右一対の支脚が設けられている。このガイドフレームにおいては、一対の支脚が一方の取付足の端部からリング保持部に向けて緩やかに延びており、一対の支脚が長く、取付足間の距離が長い。そのため、釣竿が曲がりにくくなる区間が長くなり、飛距離が伸びにくい。一方、取付足の端部において一対の支脚を急激に屈曲させることにより、一対の支脚の長さを短くすることも考えられる。しかしながら、取付足の端部において一対の支脚を急激に屈曲させると、取付足の端部と一対の支脚との間の接続部分における強度が不足しやすく、一対の支脚が左右、前後に、また、ねじり方向にぶれやすくなる。一対の支脚がぶれやすくなると、キャスト時にガイドフレームのリング保持部とガイドリングが左右に振動しやすくなり、糸絡みの原因になることもあるばかりではなく、飛距離が伸びにくくなる。
特開2000-253778号公報
本発明は、キャストの飛距離を伸ばすことを課題とする。
本発明に係る釣糸ガイドのガイドフレームは、釣竿に取付けられる。ガイドフレームは、ガイドリングを保持する。ガイドリングは、釣糸をガイドする。ガイドフレームは、環状片と、第一取付片と、第一支持片とを備えている。環状片は、リング装着孔を有する。ガイドリングは、リング装着孔に装着される。第一取付片は、釣竿の外周面に取り付けられる。第一支持片は、環状片と第一取付片とを連結する。第一支持片は、立ち上がり片と、一対のアーム片とからなる。立ち上がり片は、第一取付片に対し傾斜している。立ち上がり片は、第一取付片と接する。一対のアーム片は、立ち上がり片と環状片の周方向に離れた二箇所とにそれぞれ接続される。一対のアーム片は、立ち上がり片に対して傾斜している。一対のアーム片は、立ち上がり片とそれぞれ接している。
この構成によれば、キャスト時に一対のアーム片及び環状片が釣竿の周方向に沿ってぶれにくくなる。その結果、キャスト時の飛距離を伸ばすことができる。
好ましくは、立ち上がり片は、第一取付片から離れる方向に向けて徐々に細くなっている。
好ましくは、第一取付片は、釣竿の外周面の周方向に沿って湾曲している。
好ましくは、立ち上がり片は、第一取付片から離れる方向に向けて、第一取付片と滑らかに連続して湾曲している。
また、本発明に係る釣糸ガイドのガイドフレームは、釣竿の外周面に取り付けられる。ガイドフレームは、ガイドリングを保持する。ガイドリングは、釣糸をガイドする。ガイドフレームは、板金製である。ガイドフレームは、環状片と、第一取付片と、第一支持片と、第二取付片と、第二支持片とを備えている。環状片は、リング装着孔を有する。ガイドリングは、リング装着孔に装着される。第一取付片は、釣竿の外周面に取り付けられる。第一支持片は、環状片と第一取付片とを連結する。第二取付片は、釣竿の外周面に取り付けられる。第二取付片は、環状片に対して、第一取付片とは反対側に位置する。第二支持片は、環状片と第二取付片とを連結する。第一取付片は、第一取付下面と、第一取付上面とを有している。第一取付下面は、釣竿の外周面に取り付けられる。第一取付上面は、第一取付下面とは反対側に位置する。第一支持片は、立ち上がり片と、一対のアーム片とを有している。立ち上がり片は、一対の側縁部を有している。立ち上がり片は、第一取付片に対して第一取付上面側に向けて傾斜している。立ち上がり片は、第一取付片から第二取付片側に延びている。一対のアーム片は、立ち上がり片の一対の側縁部と、環状片の周方向に離れた二箇所とに、それぞれ接続されている。立ち上がり片は、立ち上がり下面と、立ち上がり上面とを有している。立ち上がり下面は、第一取付片の第一取付下面と連続する。立ち上がり上面は、第一取付片の第一取付上面と連続する。一対のアーム片は、立ち上がり片に対して、立ち上がり上面視において谷折り状に折り曲げられている。立ち上がり上面視は、立ち上がり片を立ち上がり上面側から見たときのビューである。立ち上がり上面視を以下単に平面視と称する。第一取付片は、第一取付上面側に膨らむように湾曲している。第一取付片の湾曲の方向は、第一取付上面視において前後方向に対して直交する方向である。前後方向は、第一取付片と第二取付片とを結ぶ方向である。第一取付上面視は、第一取付片を第一取付上面側から見たときのビューである。第一取付上面視を以下単に平面視と称する。立ち上がり片は、立ち上がり上面側に膨らむように湾曲している。立ち上がり片の湾曲の方向は、平面視において前後方向に対して直交する方向である。第一取付片の湾曲形状と立ち上がり片の湾曲形状は、前後方向に沿って滑らかに連続している。
この構成によれば、キャスト時に一対のアーム片及び環状片が釣竿の周方向に沿ってぶれにくくなる。その結果、キャスト時の飛距離を伸ばすことができる。
また、本発明に係る釣糸ガイドは、ガイドフレームと、ガイドリングとを備えている。ガイドリングは、ガイドフレームの環状片のリング装着孔に装着されている。
好ましくは、ガイドリングは、リング本体部と、フランジ部とを有している。リング本体部の少なくとも一部は、リング装着孔に挿入される。フランジ部は、リング本体部から径方向外側に突出する。フランジ部は、環状片に接する。リング本体部の内周面は、ガイドリングの中心に向かって膨らむように湾曲面を有している。
好ましくは、湾曲面は、第一曲面と、第二曲面とを有している。第一曲面は、リング装着孔に挿入される側の端部に位置する。第二曲面は、フランジが設けられた側の端部に位置する。第二曲面の曲率半径は、第一曲面の曲率半径よりも大きい。
また、本発明に係る釣竿は、上記釣糸ガイドを備えたものである。
好ましくは、釣竿は、複数の釣糸ガイドを備えている。元ガイドは、複数の釣糸ガイドのうち最も竿元側に位置する。元ガイドが上記釣糸ガイドである。元ガイドの第一取付片は第二取付片に対して竿先側に位置している。
以上のように、従来の釣糸ガイドに比してキャスト時の飛距離を伸ばすことができる。
本発明の一実施形態における釣糸ガイドを第一取付片側から見た斜視図。 図1の要部拡大斜視図。 同釣糸ガイドを第二取付片側から見た斜視図。 図3の要部拡大斜視図。 同釣糸ガイドを側方から見た図。 同釣糸ガイドの平面図。 同釣糸ガイドをガイドリングの中心線方向であって第二取付片側から見た図。 (a)は図5のA-A端面図、(b)は図5のB-B端面図、(c)は図5のC-C端面図。 図6のD-D端面図。 図6のE-E断面図。 図7のF-F断面図。 同釣糸ガイドが釣竿の竿本体に取り付けられた状態を示す図5に対応した図。 同釣糸ガイドが釣竿の竿本体に取り付けられた状態を示す図6に対応した図。
以下、本発明の一実施形態に係る釣糸ガイドについて図1~図13を参酌しつつ説明する。釣糸ガイドは、釣竿の竿本体3(図12及び図13参照)の外周面に取り付けられるガイドフレーム1と、ガイドフレーム1に装着され、釣糸を直接案内するためのガイドリング2とを備えている。尚、図中、ガイドリング2には、多数のドットを付して示している。釣糸ガイドは、釣竿の竿本体3の外周面の所定位置に接着等により固定される。従って、釣糸ガイドは固定ガイドである。釣糸ガイドは、リールが取り付け可能な種々の釣竿に取り付けられて使用されるが、特に投げ釣り用の釣竿(ロッド)やルアー釣り用の釣竿(ロッド)に適している。また、後述のように、釣糸ガイドは、釣竿に取り付けられる複数の釣糸ガイドのうち、最も竿元側に位置する釣糸ガイド、即ち、元ガイドに適しているが、他の位置に取り付けられる釣糸ガイドにも適用できる。
尚、以下の説明において、釣竿の中心線方向を前後方向とし、竿先側を前側、竿元側を後側とする。また、釣竿の径方向を上下方向とし、釣竿の外周面から径方向に離れる方向を上側とし、それとは逆の方向であって釣竿の外周面に接近する方向を下側とする。また、前後方向と上下方向とに直交する方向を左右方向とする。左右方向は、釣竿の外周面を径方向外側から見た場合において前後方向と直交する方向であり、釣竿の外周面の周方向である。尚、図5及び図6に、左右方向を矢印Xで示す。前後方向を矢印Y1、Y2で示し、前側を矢印Y1で示し、後側を矢印Y2で示す。上下方向を矢印Z1、Z2で示し、上側を矢印Z1で示し、下側を矢印Z2で示す。
<ガイドフレーム1>
ガイドフレーム1は、金属製であって、一枚の金属板から一体的に形成されたものである。即ち、ガイドフレーム1は、板金製の一体型のものである。従って、ガイドフレーム1は、一つの部材から構成されている。ガイドフレーム1は、一枚の金属板を所定形状に打ち抜いて、所定形状に打ち抜かれた平板状の金属板を折り曲げ加工することにより形成されている。使用される金属板は例えば厚さが1mm程度のものであって、板厚一定のものである。材質は、例えばステンレス鋼やチタン(チタン合金)である。尚、ガイドフレーム1の各部において、金属板の表面と裏面によって構成されている面を板面と称し、金属板がカットされた面である端面によって構成されている面を板端面と称することにする。
ガイドフレーム1は、環状片10と、第一取付片11と、第二取付片12と、第一支持片16と、第二支持片13とを備えている。環状片10は、リング装着孔22を有する。リング装着孔22に、ガイドリング2が装着される。第一取付片11は、竿本体3の外周面に取り付けられる。第二取付片12は、竿本体3の外周面に取り付けられる。第一支持片16は、環状片10と第一取付片11とを連結する。第二支持片13は、環状片10と第二取付片12とを連結する。第一取付片11は、環状片10に対して前側に位置し、第二取付片12は、環状片10に対して後側に位置する。あるいは、第一取付片11は、環状片10に対して後側に位置し、第二取付片12は、環状片10に対して前側に位置する。第一取付片11は、環状片10に対して、第二取付片12とは反対側に位置する。第一取付片11は、第二取付片12よりも環状片10から離れている。
第一取付片11と第二取付片12とを結ぶ方向が前後方向である。環状片10側から第一取付片11と第二取付片12を見た場合において、前後方向と直交する方向が左右方向である。第一取付片11と第二取付片12に対して環状片10側は上側に位置する。環状片10は、第一取付片11と第二取付片12から上側に所定距離離間して位置している。環状片10に対して第一取付片11と第二取付片12のうちの何れが前側に位置していてもよいが、以下、環状片10に対して第一取付片11が前側に位置する場合について説明する。
<環状片10>
環状片10は、ガイドリング2を保持する部分である。環状片10は、平板状の円形環状である。環状片10は、板面である第一面と第二面とを有している。環状片10の第一面は第一取付片11側に位置し、環状片10の第二面は第二取付片12側に位置している。従って、環状片10の第一面は環状片10の前面20であり、環状片10の第二面は環状片10の後面21である。環状片10は、ガイドリング2を保持する。ガイドリング2は、リング装着孔22に取り付けられている。リング装着孔22は、環状片10のほぼ中央部に位置している。リング装着孔22は、環状片10を貫通している。なお、図中には、リング装着孔22は、環状片10のほぼ中央部に位置しているが、環状片10が楕円形状であったり、リング装着孔22が、後述する貫通孔63と一体となったりしている場合もある。リング装着孔22の中心線方向は、環状片10における板厚方向である。リング装着孔22の中心線方向は、ガイドリング2の中心線方向である。環状片10は、上下方向に対して前側に向けて所定角度傾斜している。リング装着孔22の中心線方向は前後方向と平行ではなく、前側に所定角度傾倒している。リング装着孔22の中心線方向が前後方向と平行である場合を0度としたとき、リング装着孔22の中心線方向の傾斜角度は、好ましくは1度以上20度以下である。リング装着孔22の壁面は、環状片10の内縁部であり、板端面である。リング装着孔22の壁面は、ガイドリング2の外周面を保持するための保持面である。環状片10の外縁部と内縁部は板端面である。
<第一取付片11>
第一取付片11は、環状片10の前側に所定距離離間して位置している。環状片10に対する第一取付片11の前後方向の離間距離は、環状片10に対する第二取付片12の前後方向の離間距離よりも大きい。第一取付片11は、環状片10側から見て、即ち、平面視において、リング装着孔22の中心線の延長線上に位置している。第一取付片11は、板状であり、その板厚方向が上下方向である。第一取付片11は、第一取付上面と、第一取付下面とを有している。第一取付上面を以下単に上面30と称する。第一取付下面を以下単に下面31と称する。第一取付片11の下面31は、釣竿の外周面に取り付けられる取り付け面である。第一取付片11の下面31は、第一取付片11の裏面である。第一取付片11の上面30は、下面31に対して反対側に位置する面である。第一取付片11の上面30は、第一取付片11の表面である。第一取付片11の上面30と下面31は、何れも板面である。第一取付片11は、平面視において、前後方向に延びる形状である。第一取付片11は、帯状である。第一取付片11は、所定幅を有する。第一取付片11は、平面視において、前後方向に長く左右方向に短い形状である。第一取付片11の幅方向は左右方向である。第一取付片11の前端部32は平面視において前側に向けて膨らむように湾曲している。第一取付片11の上面30の前部は前側に向けて徐々に下降するように傾斜している。第一取付片11の厚さは、前部において、徐々に前側に向けて薄くなっている。第一取付片11の後端部33は、第一支持片16に接続されている。
図8(a)のように、第一取付片11は、左右方向に沿って上側に向けて膨らむように湾曲している。第一取付片11の湾曲形状は、前後方向の全長に亘って連続している。第一取付片11の湾曲の程度は、釣竿の竿本体3の外周面に沿う程度であることが好ましい。第一取付片11の下面31は、左右方向に沿って上側に湾曲した凹状湾曲面である。第一取付片11の上面30は、第一取付片11の下面31に対応して湾曲していて、左右方向に沿って上側に湾曲した凸状湾曲面である。
<第二取付片12>
第二取付片12は、環状片10の後側に位置している。第二取付片12の前端部42は、環状片10の略直下に位置している。第二取付片12の前端部42は、環状片10と略同一平面上に位置している。第二取付片12は、平面視において、リング装着孔22の中心線の延長線上に位置している。第一取付片11と第二取付片12は、平面視において互いに同一線上に位置している。第二取付片12は、第一取付片11と同様の構成である。第二取付片12は、板状であり、その板厚方向が上下方向である。第二取付片12は、第二取付上面と、第二取付下面とを有している。第二取付上面を以下単に上面40と称する。第二取付下面を以下単に下面41と称する。第二取付片12の下面41は、釣竿の外周面に取り付けられる取り付け面である。第二取付片12の下面41は、第二取付片12の裏面である。第二取付片12の上面40は、下面41に対して反対側に位置する面である。第二取付片12の上面40は、第二取付片12の表面である。第二取付片12の上面40と下面41は、何れも板面である。第二取付片12は、平面視において、前後方向に延びる形状である。第二取付片12は、所定幅を有し、帯状である。第二取付片12は、平面視において、前後方向に長く左右方向に短い形状である。第二取付片12の幅方向は左右方向である。尚、第二取付片12の後端部42は、平面視において、後側に向けて膨らむように湾曲している。第二取付片12の上面40の後部は、後側に向けて徐々に下降するように傾斜している。第二取付片12の厚さは、後部において、徐々に後側に向けて薄くなっている。
図8(b)のように、第二取付片12は、第一取付片11と同様に、前後方向の全長に亘って、左右方向に沿って上側に向けて膨らむように湾曲していている。第二取付片12の湾曲の程度は、第一取付片11のそれと同程度である。第二取付片12の下面41は、左右方向に沿って上側に向けて湾曲した凹状湾曲面であり、第二取付片12の上面40は、左右方向に沿って上側に向けて湾曲した凸状湾曲面である。
<第一支持片16>
第一支持片16は、環状片10の左右両側部と第一取付片11の後端部とを連結している。第一取付片11は、第一支持片16の前端部から前側に向けて延びている。第一支持片16は、立ち上がり片14と、左右一対のアーム片15とを備えている。
<立ち上がり片14>
立ち上がり片14は、左右一対の側縁部51を有している。立ち上がり片14は、立ち上がり下面と、立ち上がり上面とを有している。立ち上がり下面を以下単に下面53と称する。立ち上がり上面を以下単に上面52と称する。立ち上がり片14の下面53は、第一取付片11の下面31と連続している。立ち上がり片14の上面52は、第一取付片11の上面30と連続している。立ち上がり片14の上面52と下面53は何れも板面である。
立ち上がり片14は、第一取付片11の後端部33から後側に向けて延びていて、左右一対のアーム片15は、立ち上がり片14から後側に向けて延びている。立ち上がり片14は、左右一対のアーム片15と第一取付片11とを連結している。立ち上がり片14は、第一取付片11に対して上側に所定角度傾斜している。即ち、立ち上がり片14は、第一取付片11に対して、左右方向に沿った折り曲げ線で平面視谷折り状に折り曲げられている。尚、折り曲げ部における上面の前後方向に沿った曲面の曲率半径は小さく、折り曲げ部の下面の前後方向に沿った曲面の曲率半径は大きい。第一取付片11に対する立ち上がり片14の傾斜角度は例えば45度以下である。立ち上がり片14の後端部50は、第一取付片11の前端部32と同幅である。立ち上がり片14の左右両側縁部51間の寸法が幅である。立ち上がり片14の幅は、後側に向けて徐々に狭くなっている。立ち上がり片14は、後側に向けて徐々に細くなっている。立ち上がり片14は、第一取付片11から離れる方向に向けて徐々に細くなっている。立ち上がり片14の左右両側縁部51同士の間の離間距離は、図6のように、後側に向けて徐々に小さくなっている。立ち上がり片14は、上面52側から見て略台形である。
立ち上がり片14は、左右方向に沿って上側に向けて膨らむように湾曲している。図9のように立ち上がり片14の上面52は、左右方向に沿って上側に向けて湾曲した凸状湾曲面である。立ち上がり片14の下面53は、左右方向に沿って上側に向けて湾曲した凹状湾曲面である。立ち上がり片14の下面53は、第一取付片11の下面31と前後方向に滑らかに連続している。立ち上がり片14の下面53と第一取付片11の下面31の境界部は、前後方向に沿って下側に向けて湾曲している。立ち上がり片14の下面53と第一取付片11の下面31の境界部も左右方向に沿って上側に湾曲している。第一取付片11の下面31の左右方向に沿った湾曲形状は、立ち上がり片14の下面53の左右方向に沿った湾曲形状と連続している。第一取付片11の左右方向に沿った湾曲形状と、立ち上がり片14の左右方向に沿った湾曲形状は、前後方向に沿って滑らかに連続している。
<アーム片15>
一対のアーム片15は、環状片10の周方向に離れた二箇所と立ち上がり片14の左右一対の側縁部51とを連結している。一対のアーム片15は、平面視において互いに左右対称である。各アーム片15の幅は、第一取付片11の幅よりも狭い。一対のアーム片15の前端部は、それぞれ立ち上がり片14の左右両側縁部51に接続されている。一対のアーム片15は、立ち上がり片14の左右両側縁部51を折り曲げ線として、立ち上がり片14に対して上側に折り曲げられている。即ち、一対のアーム片15は、立ち上がり片14に対して平面視谷折り状に折り曲げられている。図5のように、一対のアーム片15は、側面視において、後側に向けて徐々に傾斜しつつ上昇して延びている。一対のアーム片15は、本実施形態のように、側面視において、前後方向に沿って上側に湾曲していることが好ましいが、湾曲せずに直線状であってもよいし、逆に前後方向に沿って下側に湾曲していてもよい。また、図6のように、一対のアーム片15は、平面視において、後側に向けて徐々に互いの離間距離を広げつつ延びている。即ち、一対のアーム片15は、平面視において、略V字状に広がりながら後方に延びている。一対のアーム片15は、本実施形態のように、平面視において、左右方向に沿って外側に湾曲していることが好ましいが、湾曲せずに直線状であってもよいし、逆に左右方向に沿って内側に湾曲していてもよい。
一対のアーム片15の後端部は、それぞれ環状片10の外縁部の左右両側部に接続されている。図中では、アーム片15と環状片10との接続箇所は、リング装着孔22の左右方向の中心線上に位置している。従って、アーム片15は、環状片10の全周のうち、最も左右方向の寸法が大きい箇所に接続されている。なお、一対のアーム片15の後端部は、環状片10の外縁部の離間した二箇所に接続されていればよい。図8(c)にも示しているように、一対のアーム片15は、立ち上がり片14から環状片10にかけて、捻れながら延びている。アーム片15は、前端部における上面が後端部において環状片10の径方向内側を向き、前端部における下面が後端部において環状片10の径方向外側を向くように、捻れている。アーム片15における板面は、前端部においては略上下方向を向き、後端部においては略左右方向を向いている。アーム片15における板端面は、前端部においては略左右方向を向き、後端部においては略上下方向を向いている。
<第二支持片13>
第二支持片13は、環状片10の下部と第二取付片12の前端部42とを連結している。図中の環状片10と第二支持片13は、一つの連続した平面を構成している。即ち、第二支持片13は、環状片10に対して前後方向に折れ曲がっておらず、環状片10と同一面上に位置する。また、第二支持片13は、前後方向に沿って湾曲しておらず、平面状である。従って、環状片10を構成する平面と、第二支持片13を構成する平面は、互いに同一である。第二支持片13の前面60は環状片10の前面20と同一平面であり、第二支持片13の後面61は環状片10の後面21と同一平面である。第二支持片13の前面60と後面61が板面である。そして、第二支持片13は、第二取付片12に対して略直角上方に折り曲げられている。第二支持片13は、第二取付片12に対して90度の折り曲げ角度で立ち上がっていてもよいが、1度以上20度以下の範囲で前側に傾倒した状態で立ち上がっていることが好ましい。なお、第二支持片13は、環状片10と同一平面だけでなく、湾曲や屈曲となることもある。
第二支持片13をリング装着孔22の中心線方向に沿って見たときの正面視の形状は種々であってよいが、本実施形態のように左右一対の支持脚片62を備えることが好ましい。即ち、第二支持片13は、一本の支持脚片62のみを備える一本脚の構成であってもよいが、図7のように左右一対の支持脚片62を備える二本脚の構成であることが好ましい。左右一対の支持脚片62は、第二取付片12の前端部42から所定距離上方の位置から左右に分岐して延びている。一対の支持脚片62同士の間の離間距離は、上側に向けて徐々に広がっていく。正面視において、一対の支持脚片62は、略V字状である。第二支持片13の中央部には前後方向に貫通する貫通孔63が形成されている。貫通孔63は略逆三角形状である。貫通孔63は、左右の支持脚片62と環状片10によって画成されている。一対の支持脚片62の上端部は、環状片10の外縁部に接続されている。一対の支持脚片62の上端部は、環状片10の下側半分領域における周方向に離間した二箇所に接続されている。従って、一対の支持脚片62の上端部は、左右一対のアーム片15の後端部よりも下側に位置している。支持脚片62の外側の側縁部62a(板端面)は、正面視において、環状片10の外縁部に対する接線あるいは接線に近い形状である。
<ガイドリング2>
ガイドリング2は、代表的には円形の環状であるが、楕円形や長円形等であってもよい。本実施形態ではガイドリング2は、円形である。図11のように、ガイドリング2は、リング本体部70と、フランジ部71とを有する。リング本体部70は、筒状である。リング本体部70は、内周面と外周面を有している。リング本体部70の少なくとも一部がリング装着孔22に挿入される。フランジ部71は、リング本体部70の外周面から径方向外側に突出している。フランジ部71は、環状片10に接している。フランジ部71は、リング本体部70の外周面の一端部に位置する。リング本体部70の内周面がガイドリング2の内周面である。フランジ部71は全周に亘って形成されている。ガイドリング2は好ましくは接着によりガイドフレーム1に取り付けられる。
リング本体部70の外周面はリング装着孔22の壁面に取り付けられる。本実施形態においてフランジ部71は環状片10の後側に位置しており、リング本体部70はリング装着孔22に後側から挿入される。フランジ部71の前面が環状片10の後面21に取り付けられている。リング本体部70の外径はリング装着孔22の直径と略同一である。フランジ部71の外径は、リング装着孔22の直径よりも大きく、環状片10の外径(環状片10の外縁部の直径)よりも小さい。従って、フランジ部71の外周面は、環状片10の外縁部から径方向外側にはみ出さずにそれよりも径方向内側に位置する。
ガイドリング2の中心線方向の寸法を厚さとすると、ガイドリング2の厚さは、環状片10の厚さ、即ち、ガイドフレーム1を構成している金属板の板厚よりも厚い。また、ガイドリング2の前面は環状片10の前面20よりも前側に僅かに突出しているが、互いに略面一であってもよい。フランジ部71の厚さは環状片10の厚さよりも厚い。ガイドリング2が環状片10の前面20に対して前側に突出している量は、ガイドリング2が環状片10の後面21に対して後側に突出している量よりも小さい。
ガイドリング2の内周面は、ガイドリング2の中心に向かって膨らむように湾曲した湾曲面を有している。ガイドリング2の内周面は、前端部に、前後方向に沿って径方向内側に向けて湾曲した第一曲面72を有している。ガイドリング2の内周面は、後端部に、前後方向に沿って径方向内側に向けて湾曲した第二曲面73を有している。第二曲面73の曲率半径は、第一曲面72の曲率半径よりも大きい。このようにガイドリング2の内周面の後端部に大きな曲率半径を有する第二曲面73が形成されていることにより、ガイドリング2の内周面は後側に向けて拡径している。
<取付状態>
この釣糸ガイドは、釣竿の竿本体3の外周面に取り付け固定される。取付方法は、例えば巻糸と接着剤の塗布による。釣糸ガイドが釣竿の竿本体3に取り付けられた状態において、釣糸ガイドにおける前後方向Y1,Y2は、竿本体3の中心線方向となる。取付状態において、釣糸ガイドにおける左右方向Xは、釣糸ガイドから竿本体3を見たときに前後方向Y1,Y2と直交する方向となる。取付状態において、釣糸ガイドにおける上下方向Z1,Z2は、竿本体3の径方向となる。釣糸ガイドにおける上側Z1は、竿本体3の径方向外側となり、竿本体3の外周面から離れる方向となる。釣糸ガイドにおける下側Z2は、竿本体3の径方向内側となり、竿本体3の外周面に接近する方向となる。釣糸ガイドの前後の向きは任意であるが、例えば、第一取付片11が環状片10に対して竿先側に位置し、第二取付片12が環状片10に対して竿元側に位置する。図12及び図13において、向かって左側が竿先側であり右側が竿元側である。釣糸ガイドの前側Y1が竿先側となり、釣糸ガイドの後側Y2が竿元側となる。釣糸ガイドが竿本体3に取り付けられた状態においてガイドリング2は若干竿先側に傾倒した姿勢となる。
尚、図12及び図13では、釣糸ガイドが竿本体3の上側に位置する状態を図示しているが、実際の使用状態においては釣糸ガイドは竿本体3に対して上側に位置していてもよいし下側に位置していてもよく、釣糸ガイドの位置や向きは任意である。例えば、スピニングリールを使用する場合、通常、スピニングリールは竿本体3の下側に位置する。その場合、釣糸ガイドは竿本体3の下側に位置する。両軸受リールを使用する場合、通常、両軸受リールは竿本体3の上側に位置する。その場合、釣糸ガイドは竿本体3の上側に位置する。このように、釣糸ガイドは、竿本体3に対してリールと同じ方向に位置する。
釣糸ガイドのガイドフレーム1は、第一取付片11から立ち上がり片14が竿本体3の径方向外側に向けて傾斜しつつ立ち上がっていて、この立ち上がり片14に対して一対のアーム片15が環状片10側(竿本体3の径方向外側)から見て谷折り状に折り曲げられているので、一対のアーム片15の前後方向の長さ(竿本体3の中心線方向の長さ)が過度に長くなることがない。しかも、第一取付片11に対する立ち上がり片14の曲げ方向と、立ち上がり片14に対する一対のアーム片15の曲げ方向が、何れも環状片10側から見て谷折りの方向であるので、一対のアーム片15の折れ曲がり角度が過度に大きくならない。従って、一対のアーム片15は、立ち上がり片14から環状片10側に向けてスムーズに延びていくことになる。そのため、一対のアーム片15と立ち上がり片14との間の接続部分における強度低下を抑制できる。そして、キャスト時におけるアーム片15の左右方向のぶれを抑制できる。アーム片15の左右方向のぶれが抑制されることにより、環状片10とガイドリング2の前後、左右、または、ねじり方向のぶれが抑制され、ガイドリング2が安定する。その結果、従来の釣糸ガイドに比して、糸絡みを低減でき、また、キャスト時の飛距離を伸ばすことができる。
また、一対のアーム片15が環状片10の左右両端部に接続しているので、ガイドリング2の左右方向のぶれを効果的に抑制することができる。また、立ち上がり片14の左右両側縁部51間の幅が環状片10側に向けて徐々に狭くなっていて、その立ち上がり片14の左右両側縁部51において一対のアーム片15が谷折り状に折り曲げられているので、一対のアーム片15が立ち上がり片14から環状片10に向けてより一層スムーズに延びることになる。また、アーム片15の捻れの量も少なくて済む。
また、立ち上がり片14が左右方向に沿って上側に向けて膨らむように湾曲していると、一対のアーム片15同士の合流地点である立ち上がり片14の強度が増す。そのため、一対のアーム片15をより一層安定させることができる。更に、第一取付片11が左右方向に沿って上面30側に湾曲していて、立ち上がり片14の下面53の湾曲形状と第一取付片11の下面31の湾曲形状が前後方向に沿って滑らかに連続していると、立ち上がり片14の強度がより一層増し、第一支持片16と第一取付片11との連結強度もより一層向上する。
また、環状片10と第二支持片13は、一つの連続した平面を構成していて、第二支持片13が第二取付片12に対して上側に折れ曲がっていると、第二取付片12が環状片10から後側に大きく離間せず、釣竿の曲がりを阻害しにくくなる。また、キャスト時に釣竿が曲がる際に、環状片10及び第二支持片13が前後方向に過度に突っ張らず、第二取付片12との間の境界部である折り曲げ部を支点として前後方向に回動して釣竿の曲がりに追従する。一方、第二支持片13が左右一対の支持脚片62を有する二本脚の構成であるので、一本脚の構成に比して左右方向の強度が大きい。そのため、環状片10及びガイドリング2の前後、左右、または、ねじり方向のぶれを抑制することができる。
更に、ガイドリング2がフランジ部71を有しているので、環状片10にガイドリング2を強固に取り付けることができる。特に、フランジ部71が竿元側に位置していると、キャスト時にリールから放出された釣糸がガイドリング2に衝突しても、ガイドリング2の取付状態が維持される。そして、ガイドリング2の内周面の第二曲面73の曲率半径が第一曲面72のそれよりも大きいと、リールから放出された釣糸がガイドリング2の内周面に衝突する際の抵抗を小さく抑制することができる。特に、スピニングリールの場合、釣糸はスピニングリールからループ状に放出されるが、そのループ状の釣糸がガイドリング2の内周面に衝突する際の抵抗を抑制することができる。そのため、特にスピニングリールを使用する場合に効果的である。また、ガイドリング2がフランジ部71を有していると、フランジ部71の外径を有効に活用して第二曲面73の曲率半径を容易に大きくすることができる。
1 ガイドフレーム
2 ガイドリング
3 竿本体
10 環状片
11 第一取付片
12 第二取付片
13 第二支持片
14 立ち上がり片
15 アーム片
16 第一支持片
20 環状片の前面
21 環状片の後面
22 リング装着孔
30 第一取付片の上面(第一取付上面)
31 第一取付片の下面(第一取付下面)
32 第一取付片の前端部
33 第一取付片の後端部
40 第二取付片の上面(第二取付上面)
41 第二取付片の下面(第二取付下面)
42 第二取付片の前端部
43 第二取付片の後端部
50 立ち上がり片の後端部
51 立ち上がり片の側縁部
52 立ち上がり片の上面(立ち上がり上面)
53 立ち上がり片の下面(立ち上がり下面)
60 第二支持片の前面
61 第二支持片の後面
62 支持脚片
62a 側縁部
63 貫通孔
70 リング本体部
71 フランジ部
72 第一曲面
73 第二曲面

Claims (10)

  1. 釣竿に取付けられ、釣糸をガイドするガイドリングを保持するためのガイドフレームであって、
    前記ガイドリングが装着されるリング装着孔を有する環状片と、
    前記釣竿の外周面に取り付けられる第一取付片と、
    前記環状片と前記第一取付片とを連結する第一支持片と、を備え、
    前記第一支持片は、
    前記第一取付片に対し傾斜して、前記第一取付片と接する立ち上がり片と、
    前記立ち上がり片と前記環状片の周方向に離れた二箇所とにそれぞれ接続され、前記立ち上がり片に対して傾斜して、前記立ち上がり片とそれぞれ接している一対のアーム片と、からなり、
    前記立ち上がり片は、前記第一取付片から離れる方向に向けて徐々に細くなっている、釣糸ガイドのガイドフレーム。
  2. 前記第一取付片は、前記釣竿の外周面の周方向に沿って湾曲している、請求項記載の釣糸ガイドのガイドフレーム。
  3. 前記立ち上がり片は、前記第一取付片から離れる方向に向けて、前記第一取付片と滑らかに連続して湾曲している、請求項記載の釣糸ガイドのガイドフレーム。
  4. 前記釣竿の外周面に取り付けられる第二取付片と、
    前記環状片と前記第二取付片とを連結する第二支持片と、をさらに備え、
    前記環状片と前記第二支持片は、一つの連続した平面を構成しており、前記第二支持片は、前記第二取付片に対して折れ曲がっている請求項1乃至の何れかに記載の釣糸ガイドのガイドフレーム。
  5. 釣竿の外周面に取り付けられ、釣糸をガイドするガイドリングを保持するための板金製のガイドフレームであって、
    前記ガイドリングが装着されるリング装着孔を有する環状片と、
    前記釣竿の前記外周面に取り付けられる第一取付片と、
    前記環状片と前記第一取付片とを連結する第一支持片と、
    前記釣竿の前記外周面に取り付けられ、前記環状片に対して、前記第一取付片とは反対側に位置する第二取付片と、
    前記環状片と前記第二取付片とを連結する第二支持片と、を備え、
    前記第一取付片は、前記釣竿の前記外周面に取り付けられる第一取付下面と、前記第一取付下面とは反対側に位置する第一取付上面とを有し、
    前記第一支持片は、一対の側縁部を有し、前記第一取付片に対して前記第一取付上面側に向けて傾斜していて、前記第一取付片から前記第二取付片側に延びている立ち上がり片と、前記立ち上がり片の前記一対の側縁部と前記環状片の周方向に離れた二箇所とにそれぞれ接続されている一対のアーム片と、を有し、
    前記立ち上がり片は、前記第一取付片の前記第一取付下面と連続する立ち上がり下面と、前記第一取付片の前記第一取付上面と連続する立ち上がり上面とを有し、
    前記一対のアーム片は、前記立ち上がり片に対して、前記立ち上がり上面側から見た立ち上がり上面視において谷折り状に折り曲げられており、
    前記第一取付片は、前記第一取付上面側から見た第一取付上面視において前記第一取付片と前記第二取付片とを結ぶ方向に対して直交する方向に沿って、前記第一取付上面側に膨らむように湾曲しており、
    前記立ち上がり片は、前記立ち上がり上面側から見た立ち上がり上面視において前記第一取付片と前記第二取付片とを結ぶ方向に対して直交する方向に沿って、前記立ち上がり上面側に膨らむように湾曲しており、
    前記第一取付片の湾曲形状と前記立ち上がり片の湾曲形状は、前記第一取付片と前記第二取付片とを結ぶ方向に沿って滑らかに連続している、釣糸ガイドのガイドフレーム。
  6. 請求項1乃至のいずれかに記載のガイドフレームと、前記ガイドフレームの前記環状片の前記リング装着孔に装着されたガイドリングとを備えた釣糸ガイド。
  7. 前記ガイドリングは、
    前記リング装着孔に少なくとも一部が挿入されるリング本体部と、
    前記リング本体部から径方向外側に突出し、前記環状片に接するフランジ部と、を有し、
    前記リング本体部の内周面は、前記ガイドリングの中心に向かって膨らむように湾曲面を有している、請求項に記載の釣糸ガイド。
  8. 前記湾曲面は、前記リング装着孔に挿入される側の端部の第一曲面と、前記フランジが設けられた側の端部の第二曲面と、を有し、
    前記第二曲面の曲率半径は、前記第一曲面の曲率半径よりも大きい、請求項記載の釣糸ガイド。
  9. 請求項6乃至8のいずれかに記載の釣糸ガイドを備えた釣竿。
  10. 複数の釣糸ガイドを備え、複数の釣糸ガイドのうち最も竿元側に位置する元ガイドが請求項6乃至8のいずれかに記載の釣糸ガイドであり、元ガイドの第一取付片は第二取付片に対して竿先側に位置している、釣竿。
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