JP2000253778A - 釣竿用ラインガイドと釣竿 - Google Patents

釣竿用ラインガイドと釣竿

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JP2000253778A
JP2000253778A JP11062492A JP6249299A JP2000253778A JP 2000253778 A JP2000253778 A JP 2000253778A JP 11062492 A JP11062492 A JP 11062492A JP 6249299 A JP6249299 A JP 6249299A JP 2000253778 A JP2000253778 A JP 2000253778A
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leg
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ring holding
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Ryuichi Omura
▲隆▼一 大村
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Fuji Kogyo Co Ltd
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Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo Co Ltd
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K87/00Fishing rods
    • A01K87/04Fishing-line guides on rods, e.g. tips

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Fishing Rods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】左右2本の後支脚を備えたフレームを持つライ
ンガイドにおいて、後支脚の前後長を延ばしてこの傾斜
を緩くしようとすると材料コストが上がり重量も増えて
しまう。 【解決手段】中間ガイド12におけるフレーム21の後
支脚31の長さを、前支脚29と前側取付足25の総長
さより長くして、これら前支脚29及び前側取付足25
を左右の後支脚31の内側領域から切り起し、前支脚2
9の丈をリング保持部23の外直径の4分の1程度に制
限した。従って、丈が低いためにラインが絡み難く、投
擲の正確性が向上し、後支脚31の前後長をある程度長
くするだけでこの後支脚31の傾斜を非常に緩くするこ
とができて絡んだ糸が抜け易くなる。後支脚31の重量
増加は前支脚29の重量減少で略相殺され、従来捨てて
いた後支脚31の内側領域の材料を利用して前支脚29
と前側取付足25を形成できるので後支脚31を長くと
っても材料コストが高くならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は釣竿用ラインガイド
と釣竿に係る。詳しくは、竿体の外周面に取り付けられ
る金属製のフレームとこれに保持されたガイドリングと
を備えた外通しタイプのラインガイド、特に、竿体に取
り付けられる前後2つの取付足とガイドリングが保持さ
れる円環形のリング保持部とこのリング保持部と前後の
取付足とを連結した前後の支脚とが金属板から一体に打
ち抜かれ且つ曲げ加工されて成るモノコックタイプのフ
レームを備えたラインガイドと、この構造を持つライン
ガイドを多数装着して成る釣竿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、外通しタイプの釣竿に用いられる
ラインガイドは、基本的に、ガイドリングを保持するリ
ング保持部と、竿体に取り付けるための取付部と、これ
らリング保持部と取付部とを連結した連結部とを含むフ
レームを備えている。そして、竿体への取付けが所謂縛
り式であって、中型以上の獲物を対象とする釣竿に用い
られるラインガイドのフレームは、これに必要な強度を
持たせるために、竿体に取り付けられる取付足を前後両
方に設け、この前後の取付足とリング保持部とを支脚に
よって連結した構造のものが多く、通常、後側の支脚
は、左右2本設けられる。
【0003】この形態のフレームは、一般に、その各部
が金属板によって一体に形成されたモノコック構造を有
する。即ち、上記したリング保持部と前後の取付足及び
支脚などを金属板から一体に打ち抜いて必要な折り曲げ
加工を施した後、研磨処理して完成される。このような
モノコックフレームを備えた従来のラインガイドとして
は、特開昭48−85377号公報や、特開昭63−1
37630号公報に記載されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外通しタイ
プの釣竿においては、ラインガイドが竿体から突起物の
ように出っ張るために、このラインガイドにラインが絡
み易いという欠点がある。この糸絡みの問題を解決する
方策としては、フレームの形状を、ラインが絡み難く且
つ絡んだラインが容易に外れて行く形状にすることが必
要であり、しかも、そのための方策が他の機能や要求、
例えば、できるだけ軽いとか製造コストが安いといった
要求を犠牲にしないようにする工夫が求められる。特
に、重量の増加は、持ち重り感を増すだけで無く、竿の
振れを増幅して糸絡みを招き易くしてしまう重大な問題
になる。
【0005】この方策を具体化する有効な形態の一つと
して、後支脚の前後寸法を長くしてこれの傾斜を緩くす
ることで、ここに巻きつくように絡んだラインがここを
滑って抜け易くする形状が考えられる。
【0006】ところが、後支脚の前後寸法を長くする
と、その分、金属板から打ち抜く際のフレームの全長が
長くなってしまうために、材料コストが高くなり、しか
も、形状が大きくなった分、重量も増えてしまう。
【0007】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、後支脚の前後寸法をある程度長くす
るだけでこの後支脚の傾斜を非常に緩くすることができ
ると共に、重量の増加を抑えることができ、しかも、材
料取りコストが高くならずに済む釣竿用ラインガイド
と、低コストで持ち重り感が無く糸絡みを容易に解消す
ることができる釣竿を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明釣竿用ラインガイドは、竿体に取り付けられ
る前後2つの取付足とこの取付足が竿体に取り付けられ
た状態で当該竿体の軸と略平行な方向へ延びる中心軸を
有する円環形のリング保持部とこのリング保持部の竿体
側にある頂部から延びて前側取付足に連続した1本の前
支脚と上記リング保持部における中心の真横の位置と反
竿体側の頂部との間のいずれかの位置から延びて後支脚
に連続した左右2本の後支脚とから成るフレームと、上
記リング保持部に内嵌めされたガイドリングとを備え、
フレームはその各部が金属板から一体に打ち抜かれ且つ
曲げ加工されて成る釣竿用ラインガイドであって、後支
脚の長さを前支脚と前側取付足の総長さより長くして、
これら前支脚及び前側取付足を左右の後支脚の内側から
切り起し、前支脚の高さをリング保持部の外直径の半分
以下に制限したものである。
【0009】また、本発明釣竿は、竿体に取り付けられ
る前後2つの取付足とこの取付足が竿体に取り付けられ
た状態で当該竿体の軸と略平行な方向へ延びる中心軸を
有する円環形のリング保持部とこのリング保持部の竿体
側にある頂部から延びて前側取付足に連続した1本の前
支脚と上記リング保持部における中心の真横の位置と反
竿体側の頂部との間のいずれかの位置から延びて後支脚
に連続した左右2本の後支脚とから成るフレームと上記
リング保持部に内嵌めされたガイドリングとを備え上記
フレームはその各部が金属板から一体に打ち抜かれ且つ
曲げ加工されて成るラインガイドを多数装着した釣竿で
あって、ラインガイドのうち元ガイドとトップガイドを
除く中間ガイドは、後支脚の長さを前支脚と前側取付足
の総長さより長くして、これら前支脚及び前側取付足を
左右の後支脚の内側から切り起し、前支脚の高さをリン
グ保持部の外直径の半分以下に制限したものである。
【0010】従って、本発明におけるラインガイドのフ
レームにあっては、前支脚の高さが低く制限されている
ために、ラインが絡み難くなると共に、キャスティング
時の竿体の捻りが生じ難くなって投擲の正確性が向上
し、その上、後支脚の前後長をある程度長くするだけで
この後支脚の傾斜を非常に緩くすることができ、それに
よって、フレームに絡んだ糸が抜け易くなる。そして、
後支脚の寸法が大きくなったことによる重量増加は、前
支脚の高さを低く抑えたことによる重量減少で略相殺さ
れるので、フレーム全体の重量としては格別増加するこ
とも無い。
【0011】しかも、従来は捨てていた後支脚の内側領
域の材料を利用して前支脚と前側取付足を形成すること
ができるので、後支脚を長くとっても金属板から打ち抜
く際のフレームの全長が長くなることは無く、それによ
り、材料コストが高くなるのを防ぐことができると共
に、前側の取付足を後側の取付足から切り抜くことをし
ないので、打ち抜き後の後側取付足の処理も簡単で済
む。
【0012】本発明を実施する場合、フレームのリング
保持部を、その内周縁に沿う細幅な円帯状の領域を残し
て筒形に絞り加工すれば、後支脚はリング保持部の後向
きの縁からそのまま殆ど向きを変えずに延びてゆくた
め、この後支脚に、側方へ局部的に出っ張る突出部が生
じないので、一層糸絡みし難くすることができ、リング
保持部の強度も高まる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
る釣竿用ラインガイドと釣竿を図面に従って説明する。
図中1は釣竿を示す。この釣竿1は、所謂ルアー竿等と
称される種類のもので、1ピースタイプの竿体3を有す
る。この竿体3には、竿尻に握り5が装着されると共
に、その前側にリールシート7が取り付けられ、このリ
ールシート7と竿先端との間の外周面の下側の頂部に、
互いに間隔をおいて一列に並んだ多数のラインガイド1
1、12及び13が装着されている。9はリールシート
7に装着されたスピニングリールを示す。
【0014】ラインガイド11、12及び13のうち、
リールシート7に一番近いもの11が元ガイドであり、
竿体3の先端に装着されたもの13がトップガイドであ
って、これら元ガイド11とトップガイド12との間の
5つのラインガイド12が中間ガイドである。5つの中
間ガイド12は、互いに同じ構造を有し且つ相似形を為
し、いずれも、金属製のフレーム21とガイドリング3
5とから構成されている。
【0015】フレーム21は、軸方向が前後方向へ延び
る円環状をしたリング保持部23と、それぞれ舌片形を
した前側取付足25及び後側取付足27と、リング保持
部23の上側の頂部から延びて前側取付足25に連続し
た1本の前支脚29と、リング保持部23から後ろ上方
へ向けて延びて後側取付足27に連続した左右2本の後
支脚31とから成る。リング保持部23は、その内周縁
23aに沿う細幅な円帯状の領域を残して全体が筒形に
絞り加工されており、この筒形は稍後ろ拡がりのテーパ
ー形になっている。従って、リング保持部23は、ほぼ
真後ろを向いた後縁23bを有する。
【0016】後支脚31は、リング保持部23の後縁2
3bにおける左右両側部、具体的には、リング保持部2
3の中心の真横の位置と反竿体側の頂部との間の中間辺
りから、緩い弧を描きながら互いに閉じて行くように後
方へ向かって延び、後側取付足27の前端に連続してい
る。この後支脚31の全長は、前側取付足25及び前側
支脚29の総長さに対して約1.3倍になっている。
【0017】そして、前支脚29は、図2を見て分かる
ように、リング保持部23の後縁23bから上斜め前方
へ屈曲して延びて前側取付足25の後端に連続してお
り、その高さH(図2参照)はリング保持部23の外直
径Lの略4分の1になっている。前支脚29の高さHを
この程度に低くすると共に後支脚31の長さを上記した
程度に長くとることで、この後支脚31はかなり緩い傾
斜を持つ。この傾斜は、平均で、前後の取付足25と2
7とを結ぶ直線に対して、内角30°ぐらいになってい
る。
【0018】このようなフレーム21は、厚さ1ミリメ
ートル程度のステンレススチール等の金属板33を材料
として、複合型又は順送り型のプレス金型によって各部
一体に形成される。その抜き形状の一例を図6に示す。
この抜き形状は、円帯形をしたリング保持部形成部23
´と、このリング保持部形成部23´から所定の距離離
間したところに位置した後側取付足形成部27´と、左
右両側へ稍湾曲したV字形を為しリング保持部形成部2
3´の左右両側部から延びて後側取付足形成部に連続し
た左右2つの後支脚形成部31´と、この左右の後支脚
形成部31´の内側にあってリング保持部形成部23´
から後側取付足形成部27´に向かって延びた前支脚形
成部29´と、この前支脚形成部29´に連続して延び
た前側取付足形成部25´とから成り、前側取付足形成
部25´の先端は後支脚形成部31´が閉じた位置に近
接している。後支脚形成部31´の長さは、前支脚形成
部29´と前側取付足形成部25´の総長さにリング保
持部形成部23´の半径を加えた寸法より稍長い寸法に
なっている。
【0019】しかして、このような抜き形状で打ち抜か
れた金属板が、リング保持部形成部23´に対する円筒
絞りと各部に対する曲げ処理を施されてフレーム21が
形成される。そして、前支脚29と前側取付足25は、
左右の後支脚31の内側領域(従来は抜き落とされてい
た領域)から切り起されるので、これら前支脚29と前
側取付足25を形成するための特別な材料は必要ない。
【0020】ガイドリング35はセラミック等の硬質な
材料によって真円形に形成され、リング保持部23の内
周縁23aに嵌合し、大部分が周壁23cの内側に納ま
ってこれに接着される。従って、フレーム21に対する
接着強度が高く、外側からの衝撃に対して保護される。
【0021】5つの中間ガイド12は、竿先側のものほ
ど、外形及びガイドリング35の口径が小さくなってお
り、この点を除いて相互に構造の違いは無い。このよう
な中間ガイド12は、取付足25、27が竿体3の外周
面の下側の頂部に着いた状態で竿体3に固定され、その
固定は取付足25、27を竿体3に縛り糸で縛り付け且
つ接着することで行う。
【0022】元ガイド11は、構造においては中間ガイ
ド12と違いが無いが、そのサイズは元ガイド11に一
番近い中間ガイド12のサイズより一回り程度大きく、
前後の向きも中間ガイドと反対になっていて、そのリン
グ保持部の外直径に対する後支脚の高さの割合も大き
い。この元ガイド11の取付も中間ガイド12の取付と
同様に縛り式で行われる。
【0023】釣竿1は以上のように構成されている。3
7はスピニングリール9から引き出したラインを示し、
このライン37は元ガイド11からトップガイド13ま
で、各ガイドリング35を順次通され、その先端には図
示しない仕掛けが連結される。そこで、この釣竿1を振
って仕掛けをキャスティングすると、スピニングリール
9からはライン37が螺旋状の糸ヨレを伴って引き出さ
れて行くが、その螺旋状の糸ヨレは、元ガイド11とこ
れに一番近い中間ガイド12を通る間に殆どチョークさ
れ、元ガイド11から数えて3番目の中間ガイド12を
抜ける辺りから略直線状になる。
【0024】そして、何らかの原因により、中間ガイド
12にライン37が絡み付いた場合は、竿先を軽く振る
か又は仕掛けをキャストして、絡みついているライン3
7に竿先方向の張力を与えると、その張力によって、絡
みついたライン37はフレーム21の後支脚31を滑っ
て略自動的に抜けて行く。
【0025】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。特に、中間
ガイドにおける前支脚の高さについては、実施の形態で
はリング保持部の外直径の4分の1程度にしたが、この
割合は、当該中間ラインガイドが装着される竿体上の位
置や使用するリールの種類やサイズに応じて、リング保
持部の外直径の半分以下の範囲内で選択すると良い。即
ち、元ガイドに近い辺りの中間ラインガイドにおいては
前支脚の高さをあまり低くするとラインに対するチョー
ク作用が阻害されるので、この辺りでは前支脚の高さを
あまり制限しないのが望ましいからであり、逆に、この
前支脚の高さをリング保持部の外直径の半分以上にする
と、後支脚の傾斜を緩くするのに、この後支脚の前後長
を相当長く取らなければならないからである。
【0026】これと略同じ理由において、本発明におけ
るフレームの後支脚がリング保持部に連続する位置は、
この後支脚の傾斜を左右する一つの重要な要素であるか
ら、この位置は、当該ラインガイドの竿体上の位置や使
用するリールの種類等に応じて、リング保持部における
中心の真横の位置と反竿体側の頂部との間で選ぶと良
い。そして、実施の形態においては、本発明を、1ピー
スタイプの所謂ルアー竿に適用したが、本発明釣竿はこ
のような種類のものに限らず、投げ釣り用、磯釣り用、
船釣り用、渓流釣り用その他各種仕様の釣竿と、それら
の釣竿に使用するラインガイドに広く適用することがで
きる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る釣竿用ライ
ンガイドと釣竿にあっては、前支脚の高さが低く制限さ
れているために、ラインが絡み難くなると共に、キャス
ティング時の竿体の捻りが生じ難くなって投擲の正確性
が向上し、その上、後支脚の前後長をある程度長くする
だけでこの後支脚の傾斜を非常に緩くすることができ、
それによって、フレームに絡んだ糸が抜け易くなる。そ
して、後支脚の寸法が大きくなったことによる重量増加
は、前支脚の高さを低く抑えたことによる重量減少で略
相殺されるので、フレーム全体の重量としては格別増加
することも無い。しかも、従来は捨てていた後支脚の内
側領域の材料を利用して前支脚と前側取付足を形成する
ことができるので、後支脚を長くとっても金属板から打
ち抜く際のフレームの全長が長くなることは無く、それ
により、材料コストが高くなるのを防ぐことができると
共に、前側の取付足を後側の取付足から切り抜くことを
しないので、打ち抜き後の後側取付足の処理も簡単で済
む。
【0028】また、請求項2の発明によれば、後支脚は
リング保持部の後向きの縁からそのまま殆ど向きを変え
ずに延びてゆくため、この後支脚に、側方へ局部的に出
っ張る突出部が生じないので、一層糸絡みし難くするこ
とができ、リング保持部の強度も高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る釣竿の斜視図であ
る。
【図2】図1に示す釣竿の中間ガイドの一つを拡大した
垂直断面図である。
【図3】図2に示す中間ガイドの底面図である。
【図4】図2に示す中間ガイドの斜視図である。
【図5】図2に示す中間ガイドの背面図である。
【図6】図2に示す中間ガイドの抜き形状を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 釣竿 3 竿体 11 元ガイド 12 釣竿用ラインガイド(中間ガイド) 13 トップガイド 21 フレーム 23 リング保持部 25 前側取付足 27 後側取付足 29 前支脚 31 後支脚 33 金属板 35 ガイドリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】竿体に取り付けられる前後2つの取付足と
    この取付足が竿体に取り付けられた状態で当該竿体の軸
    と略平行な方向へ延びる中心軸を有する円環形のリング
    保持部とこのリング保持部の竿体側にある頂部から延び
    て前側取付足に連続した1本の前支脚と上記リング保持
    部における中心の真横の位置と反竿体側の頂部との間の
    いずれかの位置から延びて後支脚に連続した左右2本の
    後支脚とから成るフレームと、上記リング保持部に内嵌
    めされたガイドリングとを備え、フレームはその各部が
    金属板から一体に打ち抜かれ且つ曲げ加工されて成る釣
    竿用ラインガイドであって、後支脚の長さを前支脚と前
    側取付足の総長さより長くして、これら前支脚及び前側
    取付足を左右の後支脚の内側から切り起し、前支脚の高
    さをリング保持部の外直径の半分以下に制限したことを
    特徴とする釣竿用ラインガイド。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した釣竿用ラインガイドに
    おいて、リング保持部をその内周縁に沿う領域を残して
    筒形に絞り加工したことを特徴とする釣竿用ラインガイ
    ド。
  3. 【請求項3】竿体に取り付けられる前後2つの取付足と
    この取付足が竿体に取り付けられた状態で当該竿体の軸
    と略平行な方向へ延びる中心軸を有する円環形のリング
    保持部とこのリング保持部の竿体側にある頂部から延び
    て前側取付足に連続した1本の前支脚と上記リング保持
    部における中心の真横の位置と反竿体側の頂部との間の
    いずれかの位置から延びて後支脚に連続した左右2本の
    後支脚とから成るフレームと上記リング保持部に内嵌め
    されたガイドリングとを備え上記フレームはその各部が
    金属板から一体に打ち抜かれ且つ曲げ加工されて成るラ
    インガイドを多数装着した釣竿であって、ラインガイド
    のうち元ガイドとトップガイドを除く中間ガイドは、後
    支脚の長さを前支脚と前側取付足の総長さより長くし
    て、これら前支脚及び前側取付足を左右の後支脚の内側
    から切り起し、前支脚の高さをリング保持部の外直径の
    半分以下に制限したことを特徴とする釣竿。
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