JP2002315480A - 釣 竿 - Google Patents
釣 竿Info
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- JP2002315480A JP2002315480A JP2001122228A JP2001122228A JP2002315480A JP 2002315480 A JP2002315480 A JP 2002315480A JP 2001122228 A JP2001122228 A JP 2001122228A JP 2001122228 A JP2001122228 A JP 2001122228A JP 2002315480 A JP2002315480 A JP 2002315480A
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Abstract
を有する釣竿を提供する。 【解決手段】 この釣竿の穂先竿4においては、穂先竿
4の穂先側先端が差し込まれて固定される固定部6aを
有するトップガイド6が装着されている。そして、この
穂先竿4には、穂先竿4周面を軸方向に滑動自在に配置
されるスライドガイド5が配置されており、このスライ
ドガイド5は、穂先竿4の軸方向中央付近の外径に合致
すると共にトップガイド6の固定部6a外径△Yより小
径の内径△Xを有する筒状のパイプ状部分5aと、パイ
プ状部分5aの穂先側に連結されトップガイド6の固定
部6aを覆うことが可能な袴パイプ5dとを有してい
る。
Description
竿、特にその竿体外周の任意の位置に固定可能であると
共に、竿体周面上を滑動(スライド移動)可能な釣糸ガ
イド(スライドガイド)を有する釣竿に関する。
つつリールと穂先側との間で案内するスライドガイドを
竿体の外周面に有するものがある。このスライドガイド
は、竿体周面から起立するように位置するフレームと、
フレームの一端に形成され竿体に固定される固定パイプ
と、フレームにはめ込まれており釣糸が挿通するセラミ
ックス等の硬質部材からなるガイドリングとを有してい
る。
竿体をいわゆる振出形式で収納可能なタイプのものであ
り、使用時には各竿体を順次穂先側に引き出して一本の
釣竿として用いる。この際、スライドガイドは竿体周面
を竿元側にスライド移動させられ、所定の位置で固定パ
イプが竿体周面に嵌合して固定される。また、収納時に
は、スライドガイドを穂先側にスライドさせ、各竿体を
竿元側の竿体内に順次収納することになる。
イドを有する釣竿の穂先竿の穂先側端部にはトップガイ
ドが固定されており、図5に示すように、一般に、穂先
竿4の穂先側先端の一部がトップガイド50の筒状の固
定部分50aに差し込まれた状態で、トップガイド50
が穂先竿4に固定されている。
れ易いものであり、収納時等において、特に、このトッ
プガイド50の固定部分50aに差し込まれた終端(竿
元側端部)に負荷が集中してここから折れてしまう恐れ
がある。そこで、従来のスライドガイドの中で、穂先側
に位置するスライドガイド51に関しては、収納時に穂
先側へスライド移動させたとき、トップガイド50の固
定部分50a上にまで至るように固定パイプ51aの内
径が設定されている。即ち、固定パイプ51aの内径△
Bがトップガイド50の固定部分の外径△Aより大きく
設定されているのである。
固定パイプ51aの内径に一定の規制がかかることは、
穂先竿4のテーパ(外径の変化)に一定の制限が課せら
れることを意味する。つまり、固定パイプ51aの内径
△Bをある程度の大きさに設定せざるを得ないため、ス
ライドガイド51を穂先竿4の軸方向の一定の位置に固
定するためには、その位置において穂先竿4の外径を△
Bに設定する必要があり、△B以下の小径のままのスト
レートテーパ又はスローテーパに設定しつつ小径の穂先
竿4を成形することができなくなるのである。
敏に反応して釣人に魚がかかったことを知らせるアンテ
ナであり、なるべく小径に設定したい。本発明の課題
は、破損を防止しつつ鋭敏な反応が可能な穂先竿を有す
る釣竿を提供することにある。
先細りテーパの施された竿体から構成される振出形式の
釣竿であって、竿体のうち最も穂先側に位置する穂先竿
の穂先側先端が差し込まれて固定される固定部と固定部
に連続するフレームとフレームにはめ込まれたガイドリ
ングとを有するトップガイドと、穂先竿周面を軸方向に
滑動自在に配置されるスライドガイドとを備えている。
そして、このスライドガイドは、穂先竿の軸方向中央付
近の外径に合致すると共にトップガイドの固定部外径よ
り小径の内径を有する筒状の固定パイプと、固定パイプ
上に配置されるフレームと、フレームにはめ込まれたガ
イドリングと、固定パイプの穂先側に連結されトップガ
イドの固定部を覆うことが可能な袴パイプとを有してい
る。
次竿体を穂先側に引き出してスライドガイドを竿元側に
スライド移動させて任意の位置に固定して用いる。一
方、収納時には順次竿体を竿元側の竿体に収納して、ス
ライドガイドは穂先側にスライド移動させる。この収納
時において、穂先側のスライドガイドをトップガイドま
でスライド移動させると、スライドガイドの固定パイプ
はトップガイドの固定部の竿元側に隣接して留まるもの
の、袴パイプがトップガイドの固定部を覆って保護する
ことになる。即ち、この袴パイプがトップガイドの固定
部の竿元側端部において穂先竿に負荷が集中するのを抑
えて、穂先竿の破損を防止する。
その穂先竿は、穂先側端部より竿元側にかけてテーパが
変化しないストレートテーパ部分又は、極めてテーパが
緩やかに変化するスローテーパ部分を有している。
ガイドの固定パイプの内径をトップガイドの固定部外径
より小さく設定し得るので、スライドガイドを固定する
穂先竿の外径も小さく設定可能であり、穂先側端部より
竿元側にかけてテーパが変化しないストレートテーパ部
分又は、極めてテーパが緩やかに変化するスローテーパ
部分を穂先竿に設け得る。このようなストレートテーパ
部分又はスローテーパ部分を設定することで、穂先竿の
屈曲性を十分に大きくすることができ、穂先竿の反応が
鋭敏になる。
て図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、本発
明の一実施形態を採用した竿体1は、筒状の元竿1と、
元竿1の穂先側に順次振出形式で連結される元上竿2,
中竿3,穂先竿4とを有している。そして、各竿体の周
面には、軸方向に間隔を隔てて複数のスライドガイド5
が配置され、最も穂先側の穂先竿4の穂先側端部にはト
ップガイド6が固定されている。
樹脂,ガラス繊維強化樹脂等からなるプリプレグから形
成される先細りテーパが施された筒状部材である。順
次、穂先側端部内周面にその穂先側に連結される竿体の
竿元側端部を嵌合固定可能となっている(いわゆる振出
形式である)。また、元竿1の周面にはリール(図示せ
ず)を脱着自在に装着するためのリールシート7が一体
的に配置されている。
ラス繊維強化樹脂等からなる中実の細棒状の部材であ
る。竿元側端部が嵌合雄部となっており、これが中竿2
の穂先側端部内周面に嵌合して中竿3の穂先側に連結可
能となっている。この穂先竿4は全体としては、穂先側
ほど小径化する先細りテーパが施されるものであるが、
部分的には、テーパの変化が実質的にないストレートテ
ーパ部分乃至スローテーパ部分が設けられている。具体
的には、穂先竿4の全長が500〜600mmの場合、穂
先側端部からおよそ50〜150mmの長さにわたってス
トレートテーパ部分乃至スローテーパ部分が設けられて
いる。さらに具体的に1つの例を挙げれば、穂先竿4の
径が0.75±0.03mm程度の範囲内に留まるように、穂先側
端部からおよそ50〜150mmの範囲が形成される。そ
して、この穂先竿4の穂先側端部には、後に詳しく説明
するトップガイド6が固定されている(図2参照)。
先竿4の穂先側先端が差し込まれて固定される筒状の固
定部6aと、固定部6aに連続して穂先側に位置し折り
曲げられて起立しているフレーム6bと、フレーム6b
にはめ込まれたガイドリング6cとを有する。穂先竿4
の穂先側端部に接着剤等によって固定されている。固定
部6a乃至フレーム6bは合成樹脂または金属等によって
一体的に成型されており、ここにセラミックス等の硬質
部材からなるガイドリング6cがはめ込まれて固定され
る。
ガイド5は、元竿1〜穂先竿4の任意の軸方向位置にお
いてその外周面に嵌合するパイプ状部分と、このパイプ
状部分に連結されるフレームと、フレームにはめ込まれ
たガイドリングとを有している。このスライドガイド5
は竿体の周面に嵌合する位置より穂先側に向かって竿体
上をスライド移動可能となっており、パイプ状部分の内
径と所定位置の竿体の外径とが一致する場所で固定され
る。そして、このようなスライドガイド5の中で最も穂
先側に位置するスライドガイド5は、図2〜図4に示す
ように、穂先竿4の軸方向中央付近の外周面に嵌合する
パイプ状部分5aと、このパイプ状部分5aに連結され
るフレーム5bと、フレーム5bにはめ込まれたガイド
リング5cとを有すると共に、さらに、パイプ状部分5
aの穂先側に連結された袴パイプ部分5dを有してい
る。
向中央付近の外径に合致すると共にトップガイド6の固
定部6a外径△Yより小径の内径△xを有している。ま
た、袴パイプ部分5dは、パイプ状部分5と共に一体的
に形成される合成樹脂または金属製の部材であり、パイ
プ状部分5aに比べて拡径し、トップガイド6の個体部
6aの外径△Yよりも大きな内径を有するように設定さ
れる。
は順次各竿体を穂先側に引き出し、スライドガイドを順
次竿元側にスライド移動させて任意の位置に固定する。
そして、リールシート6に取り付けたリールからの釣糸
を順次スライドガイドのガイドリングに挿通させて、ト
ップガイド6まで導く。一方、収納時には順次穂先側の
竿体を竿元側の竿体に収納して、スライドガイドは穂先
側にスライド移動させて収納する。
ップガイド6までスライド移動させると、図2及び図3
に示すように、最も穂先側に位置するスライドガイド5
のパイプ状部分5aはトップガイド6の固定部6aの竿
元側に隣接して留まることになるが、穂先側の袴パイプ
部分5dがトップガイド6の固定部6aを覆って保護す
ることになる。即ち、この袴パイプ部分5dがトップガ
イド6の固定部6aの竿元側端部において穂先竿に負荷
が集中するのを抑えて、穂先竿4がこの部分から破損を
防止することになる。
するスライドガイド5のパイプ状部分5aの内径△xを
トップガイド6の固定部6a外径△Yより小さく設定し
得るので、スライドガイド5を固定するべき穂先竿4の
軸方向中央付近の外径も小さく設定可能となる。このた
め、穂先側端部より竿元側にかけてテーパが変化しない
ストレートテーパ部分又は極めてテーパが緩やかに変化
するスローテーパ部分を穂先竿に設け得ることになる。
そして、このようなストレートテーパ部分又はスローテ
ーパ部分を設定することで、穂先竿4の屈曲性を十分に
大きくすることができ、穂先竿4の反応の鋭敏性を向上
させることも可能となるのである。また、穂先竿4は径
の設定の拘束から解除されるので、自由設計度も広がる
ことになる。
なスライドガイド5を用いることで、穂先竿4の径の設
定の自由度が広がり、ストレートテーパ部分やスローテ
ーパ部分の他に、竿元側ほど小径化する逆テーパ部分な
どを穂先竿4に設定することも可能となる。
な反応が可能な釣竿を提供できる。
Claims (2)
- 【請求項1】先細りテーパの施された竿体から構成され
る釣竿であって、 前記竿体のうち最も穂先側に位置する穂先竿の穂先側先
端が差し込まれて固定される固定部と前記固定部に連続
するフレームと前記フレームにはめ込まれたガイドリン
グとを有するトップガイドと、 前記穂先竿周面を軸方向に滑動自在に配置されるスライ
ドガイドとを備え、 前記スライドガイドは、前記穂先竿の軸方向中央付近の
外径に合致すると共に前記トップガイドの固定部外径よ
り小径の内径を有する筒状の固定パイプと、前記固定パ
イプ上に配置されるフレームと、前記フレームにはめ込
まれたガイドリングと、前記固定パイプの穂先側に連結
され前記トップガイドの固定部を覆うことが可能な袴パ
イプとを有している、釣竿。 - 【請求項2】前記穂先竿は、穂先側端部より竿元側にか
けてテーパが変化しないストレートテーパ部分又は、極
めてテーパが緩やかに変化するスローテーパ部分を有し
ている、請求項1に記載の釣竿。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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Citations (4)
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---|---|---|---|---|
JPS6368769U (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-09 | ||
JPH0539267U (ja) * | 1991-10-31 | 1993-05-28 | 株式会社シマノ | 釣り竿 |
JPH0563270U (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-24 | 株式会社シマノ | 釣り竿の保護キャップ |
JP2000300122A (ja) * | 1999-04-22 | 2000-10-31 | Mamiya Op Co Ltd | 振出式釣竿 |
-
2001
- 2001-04-20 JP JP2001122228A patent/JP4476512B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000300122A (ja) * | 1999-04-22 | 2000-10-31 | Mamiya Op Co Ltd | 振出式釣竿 |
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