JP2020036581A - 釣り糸ガイド、釣り糸ガイドを備える釣り竿及び釣り糸ガイド用ブランク - Google Patents

釣り糸ガイド、釣り糸ガイドを備える釣り竿及び釣り糸ガイド用ブランク Download PDF

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Abstract

【課題】釣り竿の竿体に取り付けられて釣り糸を案内する釣り糸ガイドが提供される。【解決手段】釣り糸ガイドは、リング保持部とリング保持部から延長する第1支脚部とを含む。リング保持部は、内周部と外周部、内周部と外周部との間で円周方向に延長する環状部とを含む。リング保持部は内周部でガイドリングと結合される。第1支脚部はリング保持部から下方に延長する。第1支脚部は外周部に繋がる一対の側面を有する。リング保持部は、一対のひねり部を含む。一対のひねり部は、外周部の一部及び環状部の一部を形成する。一対のひねり部は、環状部から第1支脚部の一対の側面に向かって外周部にそれぞれ捻られる。【選択図】図10

Description

本開示は、釣り竿に取り付けられて釣り糸を案内する釣り糸ガイド及びこれを備える釣り竿に関するものである。また、本開示は、釣り糸ガイドに加工されるブランクに関するものである。
釣り竿において、釣り糸を案内する釣り糸ガイドは、釣り糸が通過するガイドリングと、巻き糸により釣り竿に固定されてガイドリングを保持するフレームとを有する。
ガイドリングは、セラミックのような硬質材料から形成される。フレームは、ステンレススチール、チタンまたは真鍮のような金属材料からなる金属板材をプレス加工(例えば、曲げ、ドローイング)して形成される。例えば、フレームは、ガイドリングを保持するリング保持部、巻き糸により釣り竿に固定される取付足、リング保持部を支持する支脚を一体に有するようにプレス加工により形成される。ガイドリングをフレームのリング保持部に嵌合して接着剤によりリング保持部に固定させることにより、釣り糸ガイドが製造され得る。
1つの釣り竿には複数の釣り糸ガイドが取り付けられる。例えば、全長約3mの釣り竿の場合、10個前後の釣り糸ガイドが釣り竿に取り付けられ得る。これにより、釣り竿における釣り糸ガイドの重量割合が高くなるため、釣り糸ガイドの軽量化が釣り竿に必要である。釣りの途中に釣り糸は釣り糸ガイドを頻繁に覆い被さり、釣り糸ガイドに絡み得る。このため、釣り糸が頻繁に覆い被さるリング保持部は、釣り糸を損なわせないように、ドローイング加工により円筒状を有するように形成され得る。円筒状にドローイングされたリング保持部は、ガイドリングが周囲の事物と直接衝突して壊れることを防止することができる。
釣り糸ガイドの一例として、日本国公開特許公報第1999−225628号(特許文献1)は、円筒状にドローイングされたリング保持部を有する釣り糸ガイドを開示している。釣り糸ガイドのもう1つの例として、日本国登録特許公報第3072313号(特許文献2)は、支脚部がドローイングされたリング保持部から前方に直接曲げられた釣り糸ガイドを開示している。
図1及び図2を参照して従来技術による釣り糸ガイドを説明する。図1は、例えば、前記特許文献2が開示している釣り糸ガイドと類似の従来技術の釣り糸ガイドを示し、図2は、図1に示す従来技術の釣り糸ガイドの背面図である。従来技術による釣り糸ガイド(800)は、ガイドリング(810)を保持する環状のリング保持部(820)と、リング保持部(820)から延長してリング保持部(820)に対して前方に曲げられた前方支脚部(830)とを有する。
前方支脚部(830)は、リング保持部(820)の環状体(821)に連結される連結端(831)で環状体(821)に対して前方に曲げられている。前方支脚部(830)は、環状体(821)の前面(822)と連結端(831)との間の部分を曲げ開始部(832)として環状体(821)に対して前方に曲げられる。環状体(821)の後面(823)と曲げられた前方支脚部(830)との間及び環状体(821)の前面(822)と曲げられた前方支脚部(830)との間には、凹部(CP)がそれぞれ形成されている。また、前方支脚部(830)は、環状体(821)の後面(823)に沿う平面よりも後方に突出しないように曲げられている。前方支脚部(830)が環状体(821)から直接曲げられるため、前方支脚部(830)の連結端(831)と環状体(821)との間には、環状体(821)の下部が外側に拡張及び変形されて、変形部(DP)が形成されざるを得ない。前方支脚部(830)の曲げに伴い、変形部(DP)は過度な伸びを受け、これにより変形部(DP)には割れまたは破断が発生し得る。
図1に示す曲げ開始部(832)は、環状体(821)の前面(822)から後方に離れて位置する。支脚部をリング保持部に対して曲げる場合、曲げ開始部はリング保持部の環状体の中間に位置することもでき、リング保持部の環状体の前面付近に位置することもできる。釣り糸は、凹部(CP)に容易に引っ掛かることがある。凹部(CP)の深さを浅くするためには、支脚部の曲げが始まる曲げ開始部を前面(822)側に移動させる必要がある。しかし、曲げ開始部の位置は、支脚部を屈曲させる加工の難易度を考慮して決定される必要がある。
図3A〜図3Dを参照し、リング保持部がブランクから加工され、支脚部がリング保持部に対して曲げられる従来技術の例を説明する。ブランクは、釣り糸ガイドを平面に展開させた形状を有し、金属板材からブランキング加工により得られた加工物を意味する。
図3Aは、従来技術による釣り糸ガイドの製造に用いられるブランクの一部を示す。図3Aを参照すると、従来技術によるブランク(900)は、円板部(910)と脚部(920)を有することができる。円板部(910)は、実質的な円形を有し、図1に示すリング保持部(820)の環状体(821)に加工され得る。脚部(920)は、円板部(910)から延長し、図1に示す前方支脚部(830)に加工され得る。
図3Bは、ブランクの円板部をドローイングを通じてリング保持部の環状体に加工する例を示す。図3Aに示す円板部(910)の縁部分全体を円筒状にドローイングして図1に示すリング保持部(820)の環状体(821)を形成する。ドローイングされた環状体(821)は、環状体(821)の前方に位置する環状の前面(822)と、環状体(821)の後方に位置する環状の後面(823)とを有する。環状体(821)は、円板部(910)の全周が円板部(910)に対して垂直に曲げられることで形成される。円板部(910)が環状体(821)に加工される途中、脚部(920)が円板部(910)の曲げられる縁部分と共に円板部(910)に対して垂直に移動する。即ち、円板部(910)が円筒状にドローイングされると、図3Bに示すように、脚部(920)は、環状体(821)の後面(823)から突出して環状体(821)に対して垂直に位置する。
図3Cは、ドローイングされた環状体から曲げにより支脚部を加工する例を示す。図3Cを参照すると、支脚部(830)は、図3Bに示す垂直配向から図3Aに示す水平配向に曲げられており、環状体(821)の前面(822)と支脚部(830)との間に凹部がないように環状体(821)から曲げられている。凹部を排除させるために、図3B及び図3Cに示すように、環状体(821)の前面(822)と脚部(920)との間のコーナー部が脚部(920)の曲げが開始される部分となり得る。即ち、曲げ開始部(832)が環状体(821)の前面(822)と脚部(920)との間のコーナー部と設定され得る。この場合、脚部(920)に曲げ加工を行う際に、環状体(821)の下部、後面(823)の下部及び曲げ開始部(832)を含む部分(図3Bで参照文字BPで指示された部分)が下側及び外側に反り返って変形され、環状体(821)と支脚部(830)との間にラウンドされた変形部(DP)を形成する。脚部(920)の曲げ加工により、変形部(DP)は無理に伸び、変形部(DP)の表面に割れ(SC)が発生する。このような割れ(SC)は、釣り糸ガイドの強度を低下させる。また、割れ(SC)が変形部(DP)に発生した釣り糸ガイドが釣りに用いられると、釣り糸が変形部(DP)の割れに引っ掛かるようになり、これは釣り糸の切れを誘発する。
支脚部を曲げる過程で発生する割れを防止するように金属材料の伸び量を増やすためには、環状体(821)と脚部(920)との間で伸びる部分の断面積を増加させてプレス圧力を増加させることが考慮され得る。しかし、断面積を増やすためには、金属板材の厚さを厚くすることが必要であり、これは釣り糸ガイドの重量を増加させざるを得ない。また、曲げ加工時のプレス圧力を高くすると、曲げ加工の難易度が上昇し、プレススピードを低下させるようになり、これは釣り糸ガイドの生産性低下を誘発する。
図3Dは、従来技術による支脚部を曲げ加工するもう1つの例を示す。図3Dを参照すると、支脚部の曲げ加工の難易度を減少させるために、曲げ開始部(832)が環状体(821)の後面(823)と支脚部(830)との間に位置する。図3Dに示すように曲げ開始部(832)が位置すると、支脚部(830)の上端での変形部(DP)の伸び量が減少し得る。しかし、曲げ開始部(832)が環状体(821)の後面(823)に位置するため、環状体(821)(またはリング保持部)と支脚部(830)との間に凹部(CP)が形成されざるを得ない。このような凹部により、釣り糸が釣り糸ガイドに引っ掛かるようになり、ユーザーに釣り糸の引っ掛かりを解除する煩わしさを与える。
日本国公開特許公報第1999−225628号 日本国登録特許公報第3072313号
本開示の実施例は、前述の従来技術の問題を解決する。本開示の一実施例は、釣り糸を損なわずガイドリングの割れを防止することができるように円筒状にドローイングされたリング保持部を備える釣り糸ガイドを提供する。本開示の一実施例は、リング保持部と支脚部との間に釣り糸の引っ掛かりを引き起こす凹部を有さず、リング保持部と支脚部との間に釣り糸の切れを誘発する割れを有さない釣り糸ガイドを提供する。本開示の一実施例は、軽量で高い強度を有する釣り糸ガイドを提供する。本開示の一実施例は、釣り糸の引っ掛かりや絡みを防止してユーザーに釣り糸の引っ掛かりを解除する煩わしさを与えない釣り糸ガイドを提供する。本開示の一実施例は、前述の実施例の釣り糸ガイドに加工されるブランクを提供する。
開示された実施例の一側面は、釣り竿の竿体に取り付けられて釣り糸を案内する釣り糸ガイドに関連する。一実施例の釣り糸ガイドは、リング保持部とリング保持部から延長する第1支脚部とを含む。リング保持部は、内周部と外周部、内周部と外周部との間で円周方向に延長する環状部とを含む。リング保持部は内周部でガイドリングと結合される。第1支脚部はリング保持部から下方に延長する。第1支脚部は外周部に繋がる一対の側面を有する。リング保持部は一対のひねり部を含む。一対のひねり部は外周部の一部及び環状部の一部を形成する。一対のひねり部は、環状部から第1支脚部の一対の側面に向かって外周部にそれぞれ捻られる。
一実施例において、釣り糸ガイドを側方から見るとき、リング保持部は、ひねり部の上端からひねり部の下端側に次第に減少する幅を有する。
一実施例において、釣り糸ガイドを側方から見るとき、リング保持部のひねり部の下端での幅と第1支脚部の上端での幅が同一である。
一実施例において、第1支脚部は、第1支脚部がリング保持部に連結される連結部から延長してリング保持部に対して曲がった湾曲部を含む。釣り糸ガイドを側方から見るとき、湾曲部の前方輪郭線は、リング保持部の前方輪郭線上にまたはそれより前方に位置する。
一実施例において、一対のひねり部のそれぞれは、第1支脚部の一対の側面のうちの1つに向かって捻られつつ延長するひねり面と、外周部とひねり面が会う外周輪郭線と、環状部とひねり面が会う内周輪郭線とを含む。ひねり面は、環状部の一部を形成して外周輪郭線を介して外周部と接する第1面と、第1面から円周方向に連続して外周輪郭線と内周輪郭線を介して外周部と環状部にそれぞれ接しつつ第1支脚部の一対の側面のうちの1つに向かって捻られた第2面と、第2面から円周方向に連続して内周輪郭線を介して環状部と接しつつ外周部の一部を形成する第3面とを含む。
一実施例において、釣り糸ガイドを側方から見るとき、外周輪郭線は第1支脚部の前方輪郭線と連続し、内周輪郭線は第1支脚部の後方輪郭線と連続する。
一実施例において、釣り糸ガイドは、リング保持部の環状部からそれぞれ延長する一対の第2支脚部をさらに含む。一対のひねり部は、第1支脚部が外周部に連結される連結部と一対の第2支脚部が環状部に連結される連結部との間にそれぞれ位置する。
一実施例において、外周部は、内周部に沿って円周方向に延長して内周部に対して湾曲して釣り竿のチップに向かう曲面を有する。
開示された実施例のもう1つの側面は、前述の一実施例の釣り糸ガイドを備える釣り竿に関連し、釣り糸ガイドは竿体に取り付けられる。
開示された実施例のさらに他の側面は、前述の一実施例の釣り糸ガイドに加工される、釣り糸ガイド用ブランクに関連する。一実施例のブランクは、頭部と頭部から延長する第1脚部とを含む。ブランクの頭部は釣り糸ガイドのリング保持部に加工され、ブランクの第1脚部は釣り糸ガイドの第1支脚部に加工される。頭部は、リング保持部の外周部及び環状部を形成する曲げ縁部を有する。曲げ縁部は、第1脚部にそれぞれ隣接して第1脚部から遠ざかるほど半径方向に増加する第1曲げ幅をそれぞれ有する一対の第1曲げ縁部と、一対の第1曲げ部の間に位置して半径方向に一定の第2曲げ幅を有する第2曲げ縁部とを含む。第1曲げ縁部及び第2曲げ縁部が曲げられるに伴い、第1曲げ縁部の外周面が一対のひねり部として形成され、第2曲げ縁部の外周面が環状部の一部として形成される。
一実施例において、第1曲げ縁部及び第2曲げ縁部が曲げられるとき、第1脚部が頭部に連結される連結部は曲げられない。
一実施例において、釣り糸ガイドは、環状部からそれぞれ延長する一対の第2支脚部を有し、ブランクは、第2曲げ縁部からそれぞれ延長して一対の第2支脚部に加工される一対の第2脚部を含む。一対の第1曲げ縁部は、第1脚部が頭部に連結される連結部と一対の第2脚部が第2曲げ縁部に連結される連結部との間にそれぞれ位置する。
一実施例による釣り糸ガイドによると、曲線状を有するようにドローイングされたリング保持部は、釣り糸の損傷やガイドリングの割れを防止することができる。一実施例による釣り糸ガイドは、釣り糸が引っ掛かりを引き起こす凹部と、釣り糸の切れを誘発する割れをリング保持部と支脚部から排除させることができる。一実施例による釣り糸ガイドは、向上した撓み耐力と軽量を有することができる。
従来技術の釣り糸ガイドを示す側面図である。 図1に示す釣り糸ガイドの背面図である。 従来技術による釣り糸ガイドに加工されるブランクの一部を示す図である。 図3Aに示すブランクの円板部がドローイング加工によりリング保持部の環状体に加工される例を示す図である。 図3Bに示すドローイングされたリング保持部の環状体から曲げ加工により支脚部が加工される例を示す図である。 図3Bに示すドローイングされたリング保持部の環状体から曲げ加工により支脚部が加工されるもう1つの例を示す図である。 一実施例による釣り糸ガイドを備える一実施例による釣り竿を示す側面図である。 一実施例による釣り糸ガイドの側面図である。 一実施例による釣り糸ガイドの正面図である。 一実施例による釣り糸ガイドの背面図である。 一実施例による釣り糸ガイドの底面図である。 一実施例による釣り糸ガイドの前方斜視図である。 一実施例による釣り糸ガイドの後方斜視図である。 一実施例による釣り糸ガイドの一部を拡大して示す側面図である。 一実施例による釣り糸ガイドの側面図と背面図を共に示す図である。 一実施例による釣り糸ガイドと釣り糸を示す図である。 釣り糸が釣り糸ガイドを覆い被せる状態を例示す図である。 釣り糸がリング保持部と支脚部との間で絡む例を示す図である。 図15に示す釣り糸の移動を示す図である。 図16の71−71線に沿って取った断面形状の一部を示す図である。 図16に示す釣り糸の移動を示す図である。 図16に示す釣り糸の移動を示す図である。 絡んだ釣り糸が移動され得ない比較例を示す図である。 リング保持部に直角の稜が形成された比較例を示す図である。 一実施例の釣り糸ガイドに加工されるブランクを示す図である。 ブランクの頭部と支脚部の一部を概略的に示す図である。 ブランクの頭部と支脚部の一部を示し、頭部の輪郭線を示す図である。 ドローイング前のブランクの頭部、ドローイングダイ及びドローイングパンチを概略的に示す図である。 図25の81−81線に沿って取った概略的な断面形状を示す図である。 図25の82−82線に沿って取った概略的な断面形状を示す図である。 図25の83−83線に沿って取った概略的な断面形状を示す図である。 図25の84−84線に沿って取った概略的な断面形状を示す図である。 ドローイングされたブランクの頭部、ドローイングダイ及びドローイングパンチを概略的に示す図である。 図27の91−91線に沿って取った概略的な断面形状を示す図である。 図27の92−92線に沿って取った概略的な断面形状を示す図である。 図27の93−93線に沿って取った概略的な断面形状を示す図である。 図27の94−94線に沿って取った概略的な断面形状を示す図である。 ドローイングされた頭部の背面図と側面図を共に示す図である。 もう1つの実施例によるドローイングされた頭部の側面図と背面図を共に示す図である。 さらに他の実施例による釣り糸ガイドの側面図と背面図を共に示す図である。 1つの支脚部を有する釣り糸ガイドを例示する背面図である図である。 実施例と比較例に対する撓み耐力の測定試験を例示する図である。 撓み耐力測定試験の結果を示す図である。
本開示の実施例は、本開示の技術的思想を説明する目的で例示されたものである。本開示による権利範囲が、以下に提示される実施例やこれらの実施例に関する具体的説明で限定されるものではない。
本開示に用いられる全ての技術的用語及び科学的用語は、異なって定義されない限り、本開示が属する技術分野で通常の知識を有する者に一般的に理解される意味を有する。本開示に用いられる全ての用語は、本開示をさらに明確に説明する目的で選択されたものであり、本開示による権利範囲を制限するために選択されたものではない。
本開示で用いられる「含む」、「備える」、「有する」などのような表現は、当該表現が含まれる語句または文章で異なって言及されない限り、他の実施例を含む可能性を内包する開放型用語(open−ended terms)と理解されるべきである。
本開示で記述された単数型の表現は、異なって言及しない限り、複数型の意味を含み得、これは請求の範囲に記載された単数型の表現にも同様に適用される。
本開示で用いられる「第1」、「第2」などの表現は、複数の構成要素を相互に区分するために用いられ、当該構成要素の順序または重要度を限定するものではない。
本開示で、ある構成要素が他の構成要素に「連結されて」いたり、「接続されて」いると言及された場合、前記ある構成要素が前記他の構成要素に直接的に連結され得たり、接続され得るものとして、または新たな他の構成要素を介して連結され得たり、接続され得るものとして理解されるべきである。
本開示で用いられた「前方」、「前」などの方向指示語は、釣り竿のチップ(tip)に向かう方向を意味し、「後方」、「後」などの方向指示語は、釣り竿のバット(butt)に向かう方向を意味する。また、本開示で用いられた「上方」、「上」などの方向指示語は、ガイドリングが取付足に対して位置する方向を基準とし、「下方」、「下」などの方向指示語は、上方の反対方向を意味する。
本開示に用いられた「輪郭線」という用語は、釣り糸ガイドをいずれか1つの方向から見るとき、構成要素の最外側で見られる線または構成要素の縁をなす線をいう。例えば、「前方輪郭線」は、釣り糸ガイドの側面図で構成要素の最も前方に位置する縁をなす線をいう。例えば、「外周輪郭線」は、構成要素の最も外側の縁をなす線をいう。
以下、添付の図面を参照し、実施例を説明する。添付の図面で、同一または対応する構成要素には同一の参照符号が付与されている。また、以下の実施例の説明において、同一または対応する構成要素を重複して記述することが省略され得る。しかし、構成要素に関する記述が省略されても、そのような構成要素がある実施例に含まれないものと意図されるものではない。
図4は、本開示の一実施例による釣り竿を示す。図4で、矢印(TD)は、釣り竿のチップ(tip)に向かう前方方向を指し、矢印(BD)は、釣り竿のバット(butt)に向かう後方方向を指す。
図4を参照すると、釣り竿(10)は、竿体(11)を備える。竿体(11)は、長い円筒状を有する。竿体(11)は、釣り竿(10)に作用する種々の外力に抵抗して、釣り竿(10)の形状を維持する構造物として機能する。竿体(11)は、1つの管状竿からなり得る。他の例として、竿体(11)は、複数の管状竿からなり得る。釣り竿(10)は、その後端付近にリールシート(12)を備え、リールシート(12)には、釣り糸を巻いて収納するリール(図示せず)が除去可能に取り付けられ得る。
釣り竿(10)は、竿体(11)に取り付けられて釣り糸を案内する複数の釣り糸ガイド(100)を備える。釣り糸ガイド(100)は、仕掛けをキャストする際にリールから放出されたり、魚を釣り上げる際にリールに巻かれる釣り糸を案内する。図4に示すように、異なるサイズを有するものの同一の構成を有する複数の釣り糸ガイド(100)が竿体(11)に取り付けられ得る。
釣り糸ガイド(100)は、取付足と巻き糸(13)により竿体(11)に固着され得る。即ち、取付足を竿体(11)の外面に接触させて、巻き糸(13)を前記取付足と前記取付足が位置する竿体(11)の一部に稠密に巻き付けることにより、前記取付足が竿体(11)に固着される。巻き糸(13)が巻かれた後、巻かれた巻き糸(13)に接着剤が塗布される。塗布された接着剤が硬化すると、巻かれた巻き糸(13)に亘って接着剤コーティング(14)が形成される。接着剤コーティング(14)は、巻き糸が解けることを防止し、隣り合う巻き糸間の隙間を埋める。
本開示の一実施例による釣り糸ガイドの説明のために、図5〜図12が参照される。図5〜図8は、一実施例による釣り糸ガイドの側面図、正面図、背面図及び底面図をそれぞれ示す。一実施例の釣り糸ガイドは、ガイドリングと、リング保持部と、支脚部とを含む。
ガイドリングと関連し、図5及び図6を参照する。ガイドリング(110)は、リング状を有し、その中に円形の孔(111)が形成されている。ガイドリング(110)の外周面は、平らな面で形成される。ガイドリング(110)は、孔(111)の内周面で釣り糸と接触する。釣り糸がガイドリング(110)の孔(111)を通過しながら、釣り糸ガイド(100)によりガイドされる。ガイドリング(110)は、耐摩耗性に優れた硬質材料、例えば、セラミック材料からなることができる。
リング保持部及び支脚部と関連し、図5〜図8を参照する。リング保持部(120)は、ガイドリング(110)を保持するように構成される。支脚部(130,140)は、リング保持部(120)から延長し、リング保持部(120)を竿体(11)に対して支持する。リング保持部(120)と支脚部(130,140)は、一体に形成される。例えば、金属シートをプレス加工(例えば、ブランキング)して、釣り糸ガイド(100)を平面に展開させた形状を有するブランク(blank)を金属シートから得ることができる。このブランクをプレス加工(例えば、ドローイング、曲げ)して、リング保持部(120)及び支脚部(130,140)が一体に形成された加工品を形成することができる。このような加工品の形成後、ガイドリング(110)がリング保持部(120)に結合され得る。ガイドリング(110)がリング保持部(120)に結合される部品であるため、リング保持部(120)及び支脚部(130,140)が一体に形成された加工品が釣り糸ガイド(100)として参照されることもできる。
ガイドリング(110)に対応する円形のリング保持孔(121)がリング保持部(120)にリング保持部(120)の前後方向に開けられている。一例として、リング保持部(120)は、前記ブランクが有する略円形の部分を円筒状にドローイングし、ドローイングされた円筒状の部分にリング保持孔(121)を形成することで形成され得る。これにより、リング保持部(120)は、リング保持孔(121)が形成された環状体を含む。環状体としてのリング保持部(120)は、内周部(122)と外周部(123)と環状部(124)とを有する。
内周部(122)は、リング保持部(120)をなす環状体の内周面である。ガイドリング(110)は、内周部(122)でリング保持部(120)に嵌合により結合され得、内周部(122)とリング保持部(120)との間に接着剤を印加してガイドリング(110)をリング保持部(120)に固着することもできる。内周部(122)は、少なくとも環状の嵌合面(125)を有し、ガイドリング(110)は、嵌合面(125)に結合される。嵌合面(125)がリング保持孔(121)を限定する。
外周部(123)は、リング保持部(120)をなす環状体の外周面である。この実施例において、図5を参照すると、外周部(123)は、その前方縁で内周部(122)に会い、環状部(124)は、内周部(122)及び外周部(123)の後方縁に位置する。他の実施例として、環状部(124)は、内周部(122)及び外周部(123)の前方側に位置することもできる。また、この実施例において、外周部(123)は、その前方縁に沿って曲面(126)を有する。曲面(126)は、環状部(124)の反対側に位置し、釣り竿のチップに向かうように配置される。曲面(126)は、内周部(122)に沿って円周方向に延長し、内周部(122)に対して所定の曲率で湾曲している。図5に示すように、釣り糸ガイドを側方から見るとき、外周部(123)の曲面(126)がリング保持部(120)の前端面の一部を形成する。リング保持部(120)の前端面は、曲面(126)を除く領域で、平面を有することができる。例えば、外周部(123)と支脚部(130)の連結の部分でリング保持部(120)の前端面は平面を有することができる。
図5及び図7を参照すると、環状部(124)は、内周部(122)と外周部(123)との間でリング保持部(120)の円周方向に延長し、内周部(122)と外周部(123)を連結する。この実施例において、環状部(124)は釣り竿のバットに向かうように、即ち、後方方向に向かうように位置する。従って、図5に示すように、釣り糸ガイドを側方から見るとき、環状部(124)は、リング保持部(120)の後端面を形成する。釣り糸ガイドを側方から見るとき、リング保持部(120)の後端面は1つの平面ではなく、下側一部が残りに対して前端面側にさらに近く位置する。
支脚部(130,140)は、リング保持部(120)から延長する。支脚部(130,140)は、その一部で釣り竿の竿体(11)に接触する。この実施例において、支脚部(130,140)は、第1支脚部(130)と一対の第2支脚部(140)とを含む。他の実施例の釣り糸ガイドは、第1支脚部(130)のみを備えることもできる。
第1支脚部(130)は、リング保持部(120)から下方に延長し、リング保持部(120)に対して傾いている。第1支脚部(130)は、第1支脚部(130)がリング保持部(120)に連結される連結部(131)と、連結部(131)から延長してリング保持部(120)に対して曲がった湾曲部(132)と、湾曲部(132)から延長する支持部(133)と、支持部(133)から延長する第1取付足(134)とを含む。
第1支脚部(130)は、第1取付足(134)で釣り竿の竿体(11)と接触する。第1支脚部(130)は、連結部(131)、湾曲部(132)及び支持部(133)に、第1支脚部(130)の形状を限定する表面を有する。即ち、第1支脚部(130)は、一対の側面(135SL)と、前面(135SF)と、後面(135SR)を有する。側面(135SL)は、リング保持部(120)の外周部(123)に直接繋がる。また、側面(135SL)はリング保持部(120)の外周部(123)から延長する。前面(135SF)は、釣り竿のチップに向かい、後面(135SR)は、釣り竿のバットに向かう。後面(135SR)は、リング保持部(120)の環状部(124)に直接繋がる。
連結部(131)は、リング保持部(120)と第1支脚部(130)との間の境界部となる。連結部(131)は、外周部(123)から若干突出することができる。連結部(131)は、リング保持部(120)の下端領域で外周部(123)と環状部(124)から曲がることなく延長し、図3Cに示す割れのような欠陥を有さない。これは、ドローイング加工によりリング保持部(120)の環状体を形成するとき、連結部(131)がいかなる曲げ作用も受けず、変形されないためである。従って、連結部(131)で、環状部(124)の表面と第1支脚部(130)の後面(135SR)は、曲がっていない平らな表面をなす。また、連結部(131)で、外周部(123)の表面(リング保持部(120)の前端面の下側一部)と第1支脚部(130)の前面(135SF)は、曲がっていない平らな表面をなす。
湾曲部(132)は、連結部(131)から湾曲しており、支持部(133)は、湾曲部(132)から直線状に延長する。湾曲部(132)により、支持部(133)は、リング保持部(120)に対して所定の曲げ角(BA)で曲がっている。曲げ角(BA)は、リング保持部(120)と第1支脚部(130)との間で適切に選択され得る。実施例によっては、湾曲部(132)及び支持部(133)が円弧状に湾曲することもできる。
第1取付足(134)は、支持部(133)に対して所定の曲げ角で曲がっている。第1取付足(134)は、竿体(11)の外面と接触する下面(136)を有する。下面(136)は、丸く凹んだ面を含むことができる。支持部(133)と第1取付足(134)とは、リング保持部(120)が竿体(11)の軸線に対して傾斜角(TA)で傾くように、曲がっている。このようなリング保持部(120)の傾きが、釣り糸の糸絡みの解除に効果的である。一例として、傾斜角(TA)は、竿体(11)の軸線に対して0度〜45度の範囲内で適切に選択され得る。実施例によっては、リング保持部(120)は、竿体(11)の軸線に対して垂直に位置し得(即ち、傾斜角(TA)が0度の場合)、支持部(133)と第1取付足(134)とは、リング保持部(120)が垂直に位置するように曲がることができる。
各第2支脚部(140)は、リング保持部(120)の側端から下方及び後方に延長する。各第2支脚部(140)は、リング保持部(120)の環状部(124)から延長する。各第2支脚部(140)は、第2支脚部と環状部(124)を連結する連結部(141)と、連結部(141)から曲線状に延長する支持部(142)と、支持部(142)から延長する第2取付足(143)とを含む。連結部(141)は、環状部(124)と第2支脚部(140)の境界部となり、環状部(124)から直接延長する。各第2支脚部(140)は、その末端で互いに近接する。第2取付足(143)は、一対の支持部(142)から延長し、一対の支持部(142)に対して曲がっている。図8に示すように、第2取付足(143)は、U字状を取り、竿体(11)の外面と接触する下面(144)を有する。下面(144)は、丸く凹んだ面を含むことができる。第2取付足(143)は、その中に、長さ方向に延長し第2取付足(143)を上下方向に貫通するスリット(145)を有する。
実施例の釣り糸ガイドにおいて、リング保持部(120)は、リング保持部(120)と支脚部(例えば、第1支脚部(130))との間の連結部(131)から上方に所定の範囲内で一対のひねり部(150)を備える。各ひねり部(150)は、支脚部(例えば、第1支脚部(130))に隣接する。ドローイング加工によりリング保持部(120)の環状体が形成されるとき、ひねり部(150)がリング保持部(120)の表面に生成される。
図9及び図10はそれぞれ、図5に示す釣り糸ガイドの前方斜視図及び後方斜視図である。図11は、リング保持部を拡大して示す側面図である。リング保持部に形成されたひねり部の詳細な説明のために、図9〜図11が参照される。
一対のひねり部(150)は、第1支脚部(130)を基準として対称的にリング保持部(120)の下側に位置し、第1支脚部(130)の連結部(131)に隣接する。この実施例において、一対のひねり部(150)は、第1支脚部(130)が外周部(123)に連結される連結部(131)と一対の第2支脚部(140)が環状部(124)に連結される連結部(141)との間にそれぞれ位置する。第2支脚部を備えない実施例の釣り糸ガイドの場合、一対のひねり部(150)は、第1支脚部(130)の連結部(131)から相反する方向に所定の範囲内でリング保持部(120)に位置することができる。
各ひねり部(150)は、第1支脚部(130)の連結部(131)から第2支脚部(140)の連結部(141)に向かってリング保持部(120)の外周に沿って延長する。各ひねり部(150)は、第1支脚部(130)の側面(135SL)の上端から、または側面(135SL)の上端から若干離隔したリング保持部の外周部(123)から上方に延長する。各ひねり部(150)は、環状部(124)から第1支脚部(130)の側面(135SL)に向かって外周部(123)にそれぞれ連続的に捻られる。これにより、リング保持部(120)で、各ひねり部(150)は、外周部(123)の一部及び環状部(124)の一部を形成する。
一実施例において、各ひねり部(150)は、ひねり面(151)と、外周輪郭線(152CO)と、内周輪郭線(152CI)とを含む。ひねり面(151)は、環状部(124)から第1支脚部(130)の側面(135SL)に向かって外周部(123)に捻られる。外周輪郭線(152CO)で、外周部(123)とひねり面(151)が会い、内周輪郭線(152CI)で、環状部(124)とひねり面(151)が会う。従って、この実施例において、ひねり面(151)は、外周輪郭線(152CO)と、内周輪郭線(152CI)と、外周部(123)と第1支脚部(130)の側面(135SL)との間の境界(BL1)と、環状部(124)と第2支脚部(140)との間の境界(BL2)により限定され得る。
ひねり面(151)は、環状部(124)から第1支脚部(130)の側面(135SL)の上端に向かって捻られた曲面を含む。ひねり面(151)は、捻られつつ環状部(124)と外周部(123)に亘って延長する。釣り糸ガイド(100)を後方及び下方から見ると、ひねり面(151)は、第2支脚部(140)と環状部(124)との間の境界(BL2)から反時計方向に捻られつつ第1支脚部(130)の側面(135SL)に向かって延長する。このように、ひねり面(151)が環状部(124)から外周部(123)に捻られるため、ひねり面(151)は、3つの面に区分され得る。即ち、ひねり面(151)は、上端に位置する第1面(153)と、第1面(153)から円周方向に連続する第2面(154)と、第2面(154)から円周方向に連続する第3面(155)とを含むことができる。第1面(153)は、環状部(124)の一部を形成し、外周輪郭線(152CO)を介して外周部(123)と接する。第2面(154)は、外周輪郭線(152CO)と内周輪郭線(152CI)を介して外周部(123)と環状部(124)にそれぞれ接しつつ第1支脚部(130)の一対の側面(135SL)のうちの1つに向かって捻られる。第3面(155)は、内周輪郭線(152CI)を介して環状部(124)と接しつつ外周部(123)の一部を形成する。ひねり面(151)のうちの第2面(154)は、環状部(124)と外周部(123)に亘るように捻られる。ひねり面(151)で、第2面(154)は、環状部(124)から外周部(123)に螺旋状に遷移する領域となり得る。
ひねり部(150)により、リング保持部(120)は、第1支脚部(130)が連結される下端へ行くほど次第に減少する幅を有する。ここで、前記幅とは、釣り糸ガイドを側方から見るとき、リング保持部(120)の前端面と後端面との間の最小距離を意味する。図11を参照すると、釣り糸ガイドを側方から見るとき、リング保持部(120)は、外周部(123)の上端からひねり部(150)の上端までの領域(RA1)において、同一の幅(RW1)を有する。また、リング保持部(120)は、ひねり部(150)の上端からひねり部(150)の下端までの領域(RA2)において、ひねり部(150)の上端からひねり部(150)の下端側に次第に減少する幅(RW2)を有する。リング保持部(120)が下端側に次第に減少する幅(RW2)を有することは、リング保持部(120)にドローイングされるブランクの対応部分が変化する曲げ幅を有するためである。
ドローイング加工によりリング保持部(120)の環状体が形成されるとき、ドローイング加工に伴う曲げ作用によりひねり部(150)が形成されるものの、第1支脚部(130)の連結部(131)は、ドローイング加工に伴う曲げ作用を受けない。ひねり部(150)により、第1支脚部(130)の連結部(131)は、リング保持部(120)に対する曲げなしに、外周部(123)と環状部(124)に連結されている。リング保持部(120)のドローイング加工の途中に連結部(131)に対する曲げ作用なしに、リング保持部(120)に対するドローイング加工が完了する。このように金属材料を無理に伸ばす曲げ作用が連結部(131)に加えられないため、連結部(131)は変形されず、割れのような欠陥を有さない。従って、実施例による釣り糸ガイドにおいて、ひねり部(150)に隣接する連結部(131)を含む領域における厚さは、ドローイング加工により増加したり減少したりしない。即ち、図11に示すように、釣り糸ガイドを側方から見るとき、リング保持部(120)のひねり部(150)の下端での幅(RW3)と第1支脚部(130)の上端での幅(LW)が同一である。
前述の通り、ドローイング加工によりリング保持部(120)の環状体が形成されるとき、ひねり部(150)がリング保持部(120)に生成され、連結部(131)は、ドローイング加工に伴う曲げ作用を受けない。図5〜図7及び図12を参照して、一実施例の釣り糸ガイドがひねり部によって有する特徴的形状を説明する。図12は、一実施例による釣り糸ガイドの側面図と背面図を共に示し、釣り糸ガイドの構成要素の輪郭線を概略的に示す。図12で、直線(PL1)は、リング保持部(120)と第1支脚部(130)との間の連結部の位置を指し、直線(PL2)は、リング保持部(120)と第2支脚部(140)との間の連結部の位置を指す。また、図12で、曲線(128CO)は、リング保持部(120)の外周輪郭線(外周部の外周輪郭線)を指し、曲線(128CI)は、リング保持部(120)の内周輪郭線(環状部の内周輪郭線)を指す。
連結部(131)で、第1支脚部(130)の前面(135SF)とリング保持部(120)の前端面(外周部(123)の前方下側表面)は、曲がっていない平らな表面をなす。詳細には、図12に示すように、釣り糸ガイドを側方から見るとき、連結部(131)で、リング保持部(120)の前方輪郭線(127CF)と第1支脚部(130)の前方輪郭線(137CF)は直線をなす。また、前方輪郭線(137CF)の一部となる湾曲部(132)の前方輪郭線は、リング保持部(120)の前方輪郭線(127CF)から前方に向かう曲線となる。即ち、釣り糸ガイドを側方から見るとき、湾曲部(132)の前方輪郭線は、リング保持部(120)の前方輪郭線(127CF)上にまたはリング保持部(120)の前方輪郭線(127CF)より前方に位置する。従って、釣り糸ガイド(100)は、リング保持部(120)と第1支脚部(130)との間に釣り糸の引っ掛かりを引き起こす凹部を有さない。第1支脚部(130)は、リング保持部(120)の前方輪郭線(127CF)より前方に位置する。詳細には、第1支脚部(130)の支持部(133)がリング保持部(120)の前方輪郭線(127CF)から前方に位置し、リング保持部(120)の前方輪郭線(127CF)より後方に位置しない。
釣り糸ガイド(100)を後方から見るとき、ひねり部(150)の外周輪郭線(152CO)は、リング保持部(120)の外周輪郭線(128CO)の一部を形成し、ひねり部(150)の内周輪郭線(152CI)は、リング保持部(120)の内周輪郭線(128CI)と繋がる。釣り糸ガイド(100)を側方から見るとき、ひねり部(150)の外周輪郭線(152CO)は、第1支脚部(130)の前方輪郭線(137CF)と切断なしに繋がる。ひねり部(150)の外周輪郭線(152CO)は、第1支脚部(130)の前方輪郭線(137CF)に向かって捻られた曲線となる。また、釣り糸ガイド(100)を側方から見るとき、ひねり部(150)の内周輪郭線(152CI)は、第1支脚部(130)の後方輪郭線(137CR)と切断なしに繋がる。ひねり部(150)の内周輪郭線(152CI)は、第1支脚部(130)の後方輪郭線(137CR)に向かって捻られた曲線となる。
図13〜図19を参照し、一実施例による釣り糸ガイドでの釣り糸の糸絡みが発生する例と糸絡みが解除される例を説明する。
図13を参照すると、ガイドリング(110)を通過する釣り糸(15)には、風によりまたは釣り糸を弛ませるユーザーの操作により上方の力が加えられることがある。図14を参照すると、釣り糸(15)は、リング保持部(120)を覆い被せながらリング保持部(120)に巻かれ得る。図15を参照すると、釣り糸(15)がリング保持部(120)の下側で第1支脚部(130)に巻かれて糸絡み部(15E)が発生し得る。図15に示す釣り糸の糸絡みの状態で、後方方向(BD)に位置する釣り糸の一部(15R)が釣り糸に加えられる力によりまたはユーザーにより上方に移動することができる。これにより、釣り糸の糸絡み部(15E)は、第1支脚部(130)からリング保持部(120)を介して上方へ抜かれることができる。リング保持部(120)と第1支脚部(130)との間には、凹部が存在しない。これにより、糸絡み部(15E)は、第1支脚部(130)からリング保持部(120)に円滑に滑りながら移動することができる。図16及び図17を参照すると、釣り糸(15)の糸絡み部(15E)が上方に抜けるときに、糸絡み部(15E)は外周部(123)の曲面(126)に接触する。このような曲面(126)により釣り糸(15)とリング保持部(120)との間の摩擦抵抗が減少して、釣り糸(15)は上方へ容易に滑ることができる。図18及び図19を参照すると、釣り糸(15)の覆い被さった状態がガイドリング(110)の中心より上方に移動すると、後方方向(BD)の釣り糸の一部(15R)が少ない力で引っ張られることにより、釣り糸(15)はリング保持部(120)に沿って上方に抜けることができる。
図20及び図21は、釣り糸の糸絡みが容易に解除され得ない比較例による釣り糸ガイドを示す。図20を参照すると、第1支脚部(130C1)がリング保持部(120C1)の環状部(124C1)から曲がった比較例の釣り糸ガイドでは、リング保持部(120C1)と第1支脚部(130C1)との間に凹部(CP)が形成されている。これにより、釣り糸(15)の糸絡み部(15E)が凹部(CP)に引っ掛かるため、後方方向の釣り糸の一部(15R)に力が加えられても、糸絡み部(15E)は上方へ抜け難い。図21を参照すると、リング保持部(120C2)が直角の稜を有する比較例の釣り糸ガイドでは、釣り糸(15)がリング保持部(120C2)の直角の稜と接触する。これにより、釣り糸(15)とリング保持部(120C2)との間の摩擦が大きくなり、釣り糸(15)は上方へ抜け難い。
実施例の釣り糸ガイドは、金属シートをブランキングして得られたブランクから加工され得る。ブランクを実施例の釣り糸ガイドの形状にプレス加工(ドローイング、曲げなど)して、実施例の釣り糸ガイドが加工され得る。図22〜図30を参照し、一実施例の釣り糸ガイドの製造に用いられるブランクとこのようなブランクから一実施例の釣り糸ガイドのリング保持部を加工する例を説明する。
図22は、一実施例の釣り糸ガイドの製造に用いられるブランクを示す。図22を参照すると、ブランク(200)は、頭部(210)と、第1脚部(220)と、一対の第2脚部(230)とを含む。他の実施例のブランク(200)は、頭部(210)と第1脚部(220)のみを含むこともできる。頭部(210)を円筒状にドローイングして、頭部(210)が実施例のリング保持部に加工される。第1脚部(220)は、頭部(210)の下端から延長する。第1脚部(220)は、その自由端に第1足部(221)を有する。第1脚部(220)をペンディングして、第1脚部(220)が実施例の釣り糸ガイドの第1支脚部に加工される。一対の第2脚部(230)は、頭部(210)の側端からそれぞれ延長し、その自由端に第2足部(231)を有する。第2脚部(230)をペンディングして、第2脚部(230)が一実施例の第2支脚部に加工される。第1脚部(220)と第2脚部(230)のペンディングは、頭部(210)がリング保持部に完全に加工された後に行われることができる。
図23は、ブランクの頭部と脚部の一部を概略的に示す。図23を参照すると、頭部(210)は、中央に円形開口が形成されており、略円形の板の形状を有する。頭部(210)は、頭部(210)の外周部を形成する曲げ縁部(211,212)を有する。曲げ縁部(211,212)が頭部(210)の厚さ方向に曲げられて、実施例のリング保持部の外周部及び環状部を形成する。曲げ縁部(211,212)は略環状をなし、頭部(210)は曲げ縁部(211,212)の内側に円形の非曲げ部(213)を有する。
曲げ縁部(211,212)は、一対の第1曲げ縁部(211)と、第2曲げ縁部(212)とを含む。一対の第1曲げ縁部(211)は、非曲げ部(213)の外周に沿って延長して頭部(210)の外周部の一部を形成する。一対の第1曲げ縁部(211)は、第1脚部(220)にそれぞれ隣接して頭部(210)の円周方向に延長する。各第1曲げ縁部(211)は、第1脚部(220)から遠ざかるほど半径方向に増加する第1曲げ幅(BW1)を有する。第2曲げ縁部(212)は、一対の第1曲げ縁部(211)の間に位置して頭部(210)の外周部の一部を形成する。第2曲げ縁部(212)は、半径方向に一定の第2曲げ幅(BW2)を有する。頭部(210)のドローイングの際に、第1曲げ縁部(211)が非曲げ部(213)に対して曲げられるに伴い、第1曲げ縁部(211)の外周面(214)が前述のひねり部として形成される。また、頭部(210)のドローイングの際に、第2曲げ縁部(212)が非曲げ部(213)に対して曲げられるに伴い、第2曲げ縁部(212)の外周面(215)が前述のリング保持部の環状部の一部として形成される。
第1脚部(220)が頭部(210)に連結される連結部(222)が、実施例による第1支脚部の連結部となる。第1脚部(220)の連結部(222)は、頭部(210)のドローイングの際にドローイングされない。即ち、第1曲げ縁部(211)と第2曲げ縁部(212)が非曲げ部(213)に対して曲げられるとき、連結部(222)は、曲げ作用を受けない。一対の第2脚部(230)は、頭部(210)の第2曲げ縁部(212)からそれぞれ延長する。この実施例において、一対の第1曲げ縁部(211)は、第1脚部(220)が頭部(210)に連結される連結部(222)と一対の第2脚部(230)が第2曲げ縁部(212)に連結される連結部(232)との間にそれぞれ位置する。各第1曲げ縁部(211)の上端は、連結部(232)の下端と隣接し得る。他の実施例として、連結部(232)は、円周方向に第1曲げ縁部(211)から離隔されることもできる。
図24はブランクの頭部と支脚部の一部を示し、頭部の輪郭線を示す。第1曲げ縁部(211)は、非曲げ部(213)の中心点(CH)に対して第1内角(IA1)を有する円弧状を取り、第2曲げ縁部(212)は、中心点(CH)に対して第2内角(IA2)を有する円弧状を取る。図24において、第1 内角(IA1)は鈍角であり、第2内角(IA2)は第1内角(IA1)より大きい。他の例として、第2脚部(230)の位置により、第1内角(IA1)は180度以上であってもよく、第2 内角(IA2)は第1内角(IA1)より小さいこともある。また、頭部(210)の外周輪郭線は、第1曲げ縁部(211)の縁である第1外周輪郭線(216CO)と、第2曲げ縁部(212)の縁である第2外周輪郭線(217CO)とを有する。第1外周輪郭線(216CO)は、第2外周輪郭線(217CO)の曲率より小さい曲率を有する。これにより、第1外周輪郭線(216CO)は、中心点(CH)を中心として第2外周輪郭線(217CO)を含む仮想円(IC)の円周線から内側に位置する曲線をなす。これにより、頭部(210)は、第2外周輪郭線(217CO)を含む仮想円(IC)の面積より小さい面積を有する。即ち、頭部(210)は、仮想円(IC)の面積からハッチング領域(HA)を除く面積を有する。従来技術による釣り糸ガイド用ブランクは、仮想円(IC)の面積を有する頭部を有する。しかし、本開示の一実施例による頭部(210)は、仮想円(IC)の円周線より内側に位置する第1外周輪郭線(216CO)を有するため、頭部(210)から加工されるリング保持部は軽量を有し、これにより、一実施例の釣り糸ガイドも軽量を有する。図24において、仮想線(IL1)と仮想線(IL2)は、頭部(210)をドローイングして形成されるリング保持部の外周輪郭線(図12に示す外周部の外周輪郭線)及びリング保持部の内周輪郭線(図12に示す環状部の内周輪郭線)にそれぞれ対応することができる。
一例として、頭部(210)は、ドローイングダイ(drawing die)とドローイングパンチ(drawing punch)を用いてリング保持部にドローイング加工により加工され得る。図25は、ドローイング前のブランクの頭部、ドローイングダイ及びドローイングパンチを概略的に示す。図26A〜図26Dは、図25の81−81線、82−82線、83−83線及び84−84線に沿って取った概略的な断面形状をそれぞれ示す。図25〜図26Dを参照して、ドローイング前の頭部とドローイングダイとの間の配置を説明する。
図25を参照すると、ドローイングダイ(310)はその中に、リング保持部の環状部に対応する直径を有するドローイング孔(311)を有する。ドローイングパンチ(320)は、環状部の内径に対応する直径を有する。また、ドローイングパンチ(320)は、頭部の非曲げ部に対応する直径を有する。ドローイングダイ(310)とドローイングパンチ(320)との間に頭部(210)を位置させる。ドローイングパンチ(320)で頭部(210)をドローイング孔(311)に押し込んで、頭部(210)に対するドローイング加工が行われることができる。即ち、ドローイングパンチ(320)がドローイング孔(311)に挿入されながら頭部(210)の第1及び第2曲げ縁部(211,212)を非曲げ部(213)に対して曲げて、頭部(210)がリング保持部に加工される。頭部(210)がリング保持部の環状体にドローイングされながら、リング保持部に前述のひねり部が形成されるものの、第1脚部(220)の連結部(222)には曲げ作用が加えられない。図25において、参照番号(312)は、ドローイングダイ(310)の外周を指し、参照番号313は、ドローイング孔(311)を限定するドローイングダイ(310)の内周を指す。また、参照番号321は、ドローイングパンチ(320)の外周を指す。
図25に示すように、第1曲げ縁部(211)と第2曲げ縁部(212)がドローイング孔(311)の外側でドローイングダイ(310)と重なるように、頭部(210)がドローイングダイ(310)に配置される。頭部(210)の外周部とドローイングダイ(310)の内周(313)との間には、重なり部(OP1,OP2)が存在する。第1曲げ縁部(211)の第1曲げ幅(BW1)が半径方向に増加する。これにより、第1曲げ縁部(211)とドローイングダイ(310)との間の第1重なり部(OP1)も、第1脚部(220)から遠ざかるほど拡大する半径方向幅を有する。第2曲げ縁部(212)の第2曲げ幅(BW2)は、半径方向に一定である。これにより、第2曲げ縁部(212)とドローイングダイ(310)との間の第2重なり部(OP2)は、ドローイングダイの内周(312)に沿って半径方向に一定の幅を有する。第1重なり部(OP1)は、第2脚部(230)から第1脚部(220)に向かって次第に狭くなる。即ち、図25及び図26Bに示すように、第1重なり部(OP1)は、第1脚部(220)へ行くほど狭くなり、図26Dに示すように、第1脚部(220)の付近では、第1重なり部がほぼ存在しない。このように、頭部(210)の第1外周輪郭線(216CO)とドローイングダイ(310)の内周(313)との間の第1重なり部(OP1)が第1脚部(220)へ行くほど次第に減少するため、ドローイングされたリング保持部の幅(例えば、図11に示す幅(RW2))も第1脚部(220)へ行くほど次第に減少する。
図27は、ドローイングダイ、ドローイングパンチ及びドローイングされたブランクの頭部を概略的に示す。図28A〜図28Dは、図27の91−91線、92−92線、93−93線及び94−94線に沿って取った概略的な断面形状をそれぞれ示す。
図28A及び図28Bに示すように、頭部のドローイングにより、リング保持部の外周部(123)と環状部(124)が形成される。頭部での第1曲げ縁部の外周輪郭線とドローイングダイ(310)の内周との間で、第1重なり部が第1脚部(220)の連結部(222)に向かって次第に減少する。従って、図28Cに示すように、ひねり部のひねり面(151)は、リング保持部の環状部に対して所定の角度で傾いている。第1重なり部が存在しない第1脚部(220)に隣接した部分(即ち、第1脚部(220)の連結部(222)に隣接した部分)は、図28Dに示すように、ドローイング加工の際に曲げ作用を受けないため、ドローイングされない。これにより、図28Dに示すように、ひねり部(150)の下端及び連結部(222)の付近で、リング保持部(120)の幅(RW3)はドローイング前の頭部(210)の幅と同一であることができる。従って、実施例の釣り糸ガイドは、ひねり部(150)の下端及び第1支脚部の上端で同一の幅を有する。
このように、ブランクの頭部で、第1曲げ縁部の輪郭線とドローイングダイ(310)の内周(313)との間の第1重なり部が、第2脚部(230)と第1脚部(220)との間で第1脚部(220)へ行くほど次第に減少する。これにより、頭部を円筒状にドローイングしてリング保持部に加工するに伴い、頭部の第1曲げ縁部の外周面がひねり部(150)として形成され、ひねり部(150)は、リング保持部(120)内で外周部(123)の一部及び環状部(124)の一部を形成し、環状部(124)から外周部(123)に捻られる。
図29は、ドローイングされた頭部の側面図と背面図を共に示す。ブランクの頭部(210)がリング保持部にドローイングされながら、リング保持部の環状部(124)と外周部(123)にひねり部(150)が形成される。ひねり部(150)の内周輪郭線(152CI)は、リング保持部(120)の内周輪郭線(128CI)の一部となり、ひねり部(150)の外周輪郭線(152CO)は、リング保持部(120)の外周輪郭線(128CO)の一部となる。また、頭部の第1曲げ縁部の外周面がひねり部(150)のひねり面(151)となる。
ブランクの頭部(210)がリング保持部に加工される途中、第1脚部(220)の連結部(222)には、曲げ作用が加えられない。連結部(222)の変形なしに、第1曲げ縁部が曲げられて、ひねり部(150)を形成する。ひねり部(150)の形成時、連結部(222)には金属材料を無理に伸ばす伸び作用を伴わない。これにより、ドローイングされたリング保持部において、第1支脚部の連結部には割れのような欠陥が形成されない。
第1脚部の連結部(222)がドローイング加工に伴う曲げ作用を受けないため、ドローイングされた頭部(210)の前端面と第1脚部(220)の連結部(222)(または第1支脚部の連結部)の表面は、曲がっていない平らな表面に維持され、リング保持部と第1支脚部との間には凹部が形成されない。このように、リング保持部は、頭部(210)に対するドローイング加工のみで形成され、第1脚部(220)は、曲げ作用を受けない。リング保持部がドローイング加工で完成された後、第1脚部(220)がリング保持部に対して連結部(222)の下端を曲げ開始点として前方方向に曲げられて、釣り糸ガイドの第1支脚部に加工され得る。
図29を参照すると、外周部(123)の上端から第2脚部(230)の連結部(232)の下端までの、リング保持部(120)の幅(RW1)(即ち、リング保持部(120)の前端面と後端面との間の最小距離)は、一定である。第2脚部(230)の連結部(232)から第1脚部(220)の連結部(222)までの範囲において、リング保持部(120)の幅(RW2)(即ち、リング保持部(120)の前端面と後端面との間の最小距離)は、ひねり部(150)の上端から下端へ行くほど減少する。また、ひねり部(150)の下端でのリング保持部(120)の幅(RW3)と第1脚部(220)(または第1支脚部)の上端での幅(LW)は、同一である。
完成されたリング保持部(120)には、図5に示すリング保持孔(121)が形成される。図29に示すドローイングされた頭部を内周輪郭線(128CI)より小さいサイズの孔が形成されるようにパンチング(punching)することで、リング保持孔がリング保持部に形成され得る。
図30は、もう1つの実施例によるドローイングされた頭部の側面図と背面図を共に示す。図30を参照すると、頭部(210A)の第1曲げ縁部(211A)は、図29に示す第1曲げ縁部(211)より短い円周方向の長さを有し、頭部(210A)の第2曲げ縁部(212A)は、図29に示す第2曲げ縁部(212)より長い円周方向の長さを有する。前述の実施例と比較し、ひねり部(150A)はさらに短い円周方向の長さを有し、ひねり部(150A)の始点は、第2脚部(230)の連結部(232)から所定距離だけ離隔している。これにより、一定の幅(RW1)を有する範囲がリング保持部で増加するだけでなく、図5に示す外周部の曲面(126)の範囲が増大する。これにより、絡んだ釣り糸が上方に抜けるときに、釣り糸の移動に加えられる抵抗がさらに減少することができる。図30に示す実施例において、頭部(210A)の第1曲げ縁部(211A)における外周輪郭線は、リング保持部の外周輪郭線と異なる曲率の曲線をなすことができる。従って、図30に示す実施例のブランクにおける、第1曲げ縁部(211A)に位置する輪郭線は、リング保持部の輪郭線と同一の曲率をなすことができる。また、頭部(210A)をドローイングするドローイングダイとドローイングパンチは、第1曲げ縁部(211A)がひねり部(150A)として形成されるように構成され得る。
図31はもう1つの実施例による釣り糸ガイドの側面図と背面図を共に示す。図31を参照すると、釣り糸ガイド(100)のリング保持部(120)は、竿体の軸線に垂直に位置する。例えば、第1取付足(134)と第2取付足(143)を通る水平線に垂直にリング保持部(120)が位置する。第1支脚部(130A)の連結部(131)は、リング保持部(120)に対して曲げられていない。第1支脚部(130A)の湾曲部(132)と支持部(133)は、連結部(131)に対して円弧状に曲げられており、連結部(131)と湾曲部(132)との間の明確な曲げの開始点は、ほぼ存在しない。
本開示の技術的思想は、1つの支脚部を有する釣り糸ガイドにも適用され得る。図32は、1つの支脚部を有する釣り糸ガイドを例示する背面図である。図32を参照すると、釣り糸ガイド(100)は、リング保持部(120)の下端から延長する第1支脚部(130)のみを有する。一対のひねり部(150)は、第1支脚部(130)から円周方向に沿って相反する方向に上方にそれぞれ延長し、環状部(124)から外周部(123)に第1支脚部(130)に向かって捻られる。
一実施例の釣り糸ガイドでは、第1支脚部に隣接した一対のひねり部がリング保持部に形成され、第1支脚部は、リング保持部のドローイング加工時に金属材料を無理に伸ばす曲げ作用を受けない。これにより、一実施例の釣り糸ガイドは、向上した撓み耐力を有する。
図33と図34を参照し、一実施例の釣り糸ガイドが有する向上した撓み耐力を説明する。図33は、撓み耐力を測定するために行なわれた耐力測定試験で、荷重が加えられる例を示す。図33の左側に示す実施例の釣り糸ガイドは、前述の実施例のうちの1つの釣り糸ガイドとなり得る。図33の右側に示す比較例の釣り糸ガイドは、例えば、図1に示す従来技術の釣り糸ガイドとなり得る。撓み耐力を測定するために、釣り竿の竿体に平行にリング保持部に前方荷重(FL)と後方荷重(RL)が加えられることができる。
図34は、図33に示す撓み耐力測定試験の結果を表示する表である。各試験例において、実施例の釣り糸ガイドと比較例の釣り糸ガイドは、同一のサイズのリング保持部と第1支脚部とを有する。試験例1から試験例6へ行くほど、釣り糸ガイドはさらに大きいサイズを有する。各試験例において、前方荷重と後方荷重がリング保持部に加えられるとき、0.5mmの撓みが発生するときに加えられた荷重が耐力として測定される。
図34から分かるように、実施例の釣り糸ガイドは、比較例の釣り糸ガイドに比べて同一の前方荷重と後方荷重に対して向上した撓み耐力を有する。比較例の釣り糸ガイドの撓み耐力が小さい理由は、第1支脚部の連結部に金属材料を無理に伸ばす曲げ加工が行われたため、この連結部に座屈または割れが発生し、連結部の強度が低下するからである。しかし、実施例の釣り糸ガイドでは、リング保持部(120)の範囲内でドローイング加工が完結し、第1支脚部(130)はドローイング加工から影響を受けない。即ち、リング保持部(120)がドローイング加工に伴う曲げ作用を受けても、第1支脚部(130)の連結部(131)は曲げ作用を受けないため、連結部(131)が金属材料の本来の強度を保持することができる。
以上、一部の実施例と添付の図面に示す例により本開示の技術的思想が説明されたものの、本開示が属する技術分野で通常の知識を有する者が理解できる本開示の技術的思想及び範囲を逸脱しない範囲で多様な置換、変形及び変更がなされ得るという点を知っているべきである。また、そのような置換、変形及び変更は、添付の請求の範囲内に属するものと考えられるべきである。
10 釣り竿、11 竿体、15 釣り糸、100 釣り糸ガイド、110 ガイドリング、120 リング保持部、122 内周部、123 外周部、124 環状部、126 曲面、127CF 前方輪郭線、130 第1支脚部、131 連結部、132 湾曲部、135SL 側面、137CF 前方輪郭線、137CR 後方輪郭線、140 第2支脚部、141 連結部、150 ひねり部、151 ひねり面、152CO 外周輪郭線、152CI 内周輪郭線、153 第1面、154 第2面、155 第3面、RW1 リング保持部の幅、RW2 リング保持部の幅、RW3 リング保持部の幅、LW 第1支脚部の幅、200 ブランク、210 頭部、211 第1曲げ縁部、212 第2曲げ縁部、214 外周面、215 外周面、220 第1脚部、222 連結部、230 第2脚部、232 連結部、BW1 第1曲げ幅、BW2 第2曲げ幅。

Claims (12)

  1. 内周部と外周部と前記内周部と前記外周部との間で円周方向に延長する環状部とを含み、前記内周部でガイドリングと結合されるリング保持部と、
    前記外周部に繋がる一対の側面を有し前記リング保持部から下方に延長する第1支脚部と、を含み、
    前記リング保持部は、前記外周部の一部及び前記環状部の一部を形成して前記環状部から前記第1支脚部の一対の側面に向かって前記外周部にそれぞれ捻られた一対のひねり部を含む、
    釣り糸ガイド。
  2. 前記釣り糸ガイドを側方から見るとき、前記リング保持部は、前記ひねり部の上端から前記ひねり部の下端側に次第に減少する幅を有する、請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  3. 前記釣り糸ガイドを側方から見るとき、前記リング保持部の前記ひねり部の下端での幅と前記第1支脚部の上端での幅が同一である、請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  4. 前記第1支脚部は、前記第1支脚部が前記リング保持部に連結される連結部から延長して前記リング保持部に対して曲がった湾曲部を含み、
    前記釣り糸ガイドを側方から見るとき、前記湾曲部の前方輪郭線は、前記リング保持部の前方輪郭線上にまたはそれより前方に位置する、請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  5. 前記一対のひねり部のそれぞれは、前記第1支脚部の一対の側面のうちの1つに向かって捻られつつ延長するひねり面と、前記外周部と前記ひねり面が会う外周輪郭線と、前記環状部と前記ひねり面が会う内周輪郭線と、を含み、
    前記ひねり面は、前記環状部の一部を形成して前記外周輪郭線を介して前記外周部と接する第1面と、前記第1面から前記円周方向に連続して前記外周輪郭線と前記内周輪郭線を介して前記外周部と前記環状部にそれぞれ接しつつ前記第1支脚部の一対の側面のうちの1つに向かって捻られた第2面と、前記第2面から前記円周方向に連続して前記内周輪郭線を介して前記環状部と接しつつ前記外周部の一部を形成する第3面と、を含む、請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  6. 前記釣り糸ガイドを側方から見るとき、前記外周輪郭線は前記第1支脚部の前方輪郭線と連続し、前記内周輪郭線は前記第1支脚部の後方輪郭線と連続する、請求項5に記載の釣り糸ガイド。
  7. 前記リング保持部の環状部からそれぞれ延長する一対の第2支脚部をさらに含み、
    前記一対のひねり部は、前記第1支脚部が前記外周部に連結される連結部と前記一対の第2支脚部が前記環状部に連結される連結部との間にそれぞれ位置する、請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  8. 前記外周部は、前記内周部に沿って前記円周方向に延長して前記内周部に対して湾曲して釣り竿のチップに向かう曲面を有する、請求項1に記載の釣り糸ガイド。
  9. 竿体と、
    前記竿体に取り付けられる請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の釣り糸ガイドと、を含む、釣り竿。
  10. 内周部と外周部と前記内周部と前記外周部との間で円周方向に延長する環状部とを有するリング保持部と、前記外周部に繋がる一対の側面を有し前記リング保持部から延長する第1支脚部と、を含み、前記リング保持部は、前記外周部の一部及び前記環状部の一部を形成して前記環状部から前記第1支脚部の一対の側面に向かって前記外周部にそれぞれ捻られた一対のひねり部を有する釣り糸ガイドに加工されるブランクであり、
    前記リング保持部に加工され、前記外周部及び前記環状部を形成する曲げ縁部を有する頭部と、
    前記頭部から延長して前記第1支脚部に加工される第1脚部と、を含み、
    前記曲げ縁部は、前記第1脚部にそれぞれ隣接して前記第1脚部から遠ざかるほど半径方向に増加する第1曲げ幅をそれぞれ有する一対の第1曲げ縁部と、前記一対の第1曲げ部の間に位置して前記半径方向に一定の第2曲げ幅を有する第2曲げ縁部と、を含み、
    前記第1曲げ縁部及び前記第2曲げ縁部が曲げられるに伴い、前記第1曲げ縁部の外周面が前記一対のひねり部として形成され、前記第2曲げ縁部の外周面が前記環状部の一部として形成される、ブランク。
  11. 前記第1曲げ縁部及び前記第2曲げ縁部が曲げられるとき、前記第1脚部が前記頭部に連結される連結部は曲げられない、請求項10に記載のブランク。
  12. 前記釣り糸ガイドは、前記環状部からそれぞれ延長する一対の第2支脚部を有し、
    前記第2曲げ縁部からそれぞれ延長して前記一対の第2支脚部に加工される一対の第2脚部をさらに含み、
    前記一対の第1曲げ縁部は、前記第1脚部が前記頭部に連結される連結部と前記一対の第2脚部が前記第2曲げ縁部に連結される連結部との間にそれぞれ位置する、請求項10に記載のブランク。
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