JP2022100764A - 釣竿用リールシート及び釣竿 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022100764000001
【課題】リールを安定して取り付けることができ、しかも、軽量化することができる、釣竿用リールシート及び釣竿を提供する。
【解決手段】釣竿の竿本体に釣用リールを装着するためのリールシートであって、前記竿本体が挿通され、前記リールの竿先側脚部が載置される第1載置面22を有する第1筒部31と、前記竿本体が挿通され、前記第1載置面22に対して竿元側に離間し、前記リールの竿元側脚部が載置される第2載置面23を有する第2筒部32と、前記第1載置面22及び前記第2載置面23と周方向反対側において、前記第1筒部31と前記第2筒部32を連結する連結部33と、前記第1載置面22の竿元側に延設され、前記第2載置面23に向けて突出する突出部34と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、釣竿に釣用リールを装着するためのリールシートと、リールシートを備えた釣竿に関する。
リールシートは釣竿の竿本体に取り付けられ、リールシートには、リールが取り付けられる。下記特許文献1に記載されたリールシートでは、リールシートの上面に開口部が形成されている。しかしながら、軽量化のために開口部を大きくすると、リールシートの強度が低下し、リールシートが前後に曲がりやすくなる。リールシートにリールを取り付ける際、リールシートのナットを締め込んでリールの脚を前後に固定する。リールシートの上面に大きな開口部が形成されていると、ナットを締め込む際にリールシートが開口部の前後において互いに接近するように曲がりやすくなる。その結果、リールの取付状態が安定しにくい。
再表2015/37471号公報
本発明は、リールを安定して取り付けることができ、しかも、軽量化することができる、釣竿用リールシート及び釣竿を提供することを課題とする。
本発明に係る釣竿用リールシートは、釣竿の竿本体に釣用リールを装着するためのリールシートであって、前記竿本体が挿通され、前記リールの竿先側脚部が載置される第1載置面を有する第1筒部と、前記竿本体が挿通され、前記第1載置面に対して竿元側に離間し、前記リールの竿元側脚部が載置される第2載置面を有する第2筒部と、前記第1載置面及び前記第2載置面と周方向反対側において、前記第1筒部と前記第2筒部を連結する連結部と、前記第1載置面の竿元側に延設され、前記第2載置面に向けて突出する突出部と、を備えている。
この構成によれば、リールの脚をリールシートに固定する際にリールシートが湾曲しようとすると、突出部が突っ張りとなって竿本体に当接して、リールシートの湾曲を防止する。
好ましくは、前記連結部は、前記第1筒部に接続され、前記竿本体の周方向に沿って第1周長を有する第1周延部と、前記第2筒部に接続され、前記竿本体の周方向に沿って前記第1周長より長い第2周長を有する第2周延部と、有する。この構成によれば、前記突出部が設けられた前記第1筒部に接続された前記第1周延部の前記第1周長を短くできるので、リールシートを容易により効果的に軽量化できる。
好ましくは、前記第1周長は、前記竿本体の全周のうち180度以下の範囲であり、前記第2周長は、前記竿本体の全周のうち180度以上の範囲である。この構成によれば、前記突出部が設けられた前記第1筒部に接続された前記第1周延部の前記第1周長を180度以下に短くできるので、リールシートをさらにより効果的に容易に軽量化できる。
好ましくは、前記連結部は、前記第1周延部の第1周方向端部と、前記第2周延部の第2周方向端部と、を連結する第1連結面を有する。この構成によれば、前記連結部に厚み(前記第1連結面の幅)を有し、必要最小限強度を確保でき、より効果的に容易に軽量化できる。
好ましくは、前記連結部は、前記第1周方向端部と、前記突出部と、を連結する第2連結面を有する。この構成によれば、前記連結部に厚み(前記第2連結面の幅)を有し、必要最小限強度を確保でき、より効果的にリールシートを容易に軽量化できる。
好ましくは、前記突出部は、前記突出部の突出方向に向けて徐々に幅狭となる先細り形状である。この構成によれば、リールシートが湾曲しようとした際に突出部の突出端部が竿本体に押し付けられる。そのため、突出部からの押圧力が突出端部に集中し、分散することなく竿本体にかかるため、突っ張り効果が高まり、リールシートの湾曲を確実に防止できる。また、突出部の突出端部が竿本体の外周面に引っ掛かると、竿本体に対してリールシートが位置ずれしにくくなる。
好ましくは、前記突出部は、径方向内側に突出する突起を有している。この構成によれば、リールシートが湾曲しようとした際に突出部の押圧力がより効果的に突出端部の突起に作用して、突出端部の突起が竿本体に押し付けられる。そのため、押圧力が突起に集中し、分散することなく竿本体にかかるため、突出部の突っ張り効果が高まり、リールシートの湾曲を確実に防止できる。また、また、突出部の突起が竿本体の外周面に引っ掛かると、竿本体に対してリールシートが位置ずれしにくくなる。
また、本発明に係る釣竿は、外周面に凹部を有する竿本体と、上述のリールシートとを備え、前記突起が前記凹部に係合している。この構成によれば、竿本体に対してリールシートが位置ずれしにくくなるので、押圧力が集中し、分散することなく竿本体にかかる。そのため、突出部の突っ張り効果が高まるだけでなく、竿本体にリールシートを接着するための接着剤の使用量を削減できる。
好ましくは、前記凹部は、前記竿本体の外周面の全周に設けられた環状溝である。この構成によれば、竿本体に対してリールシートの前後方向の位置ずれを防止でき、押圧力が集中し、前後方向の位置ずれ(滑り)によって分散することなく竿本体にかかる。そのため、突出部の突っ張り効果がより高まるだけでなく、接着剤の使用量をより削減できる。
好ましくは、前記凹部は、前記竿本体の外周面の全周のうち1箇所又は複数箇所に設けられたポイント凹部である。この構成によれば、竿本体に対してリールシートの前後方向の位置ずれと周方向の位置ずれの双方を防止でき、押圧力が集中し、前後方向および周方向の双方の位置ずれ(滑り)によって分散することなく竿本体にかかる。そのため、突出部の突っ張り効果がより高まるだけでなく、接着剤の使用量をより削減できる。
以上のように、突出部が突っ張りとして機能することにより、リールシートが前後方向に沿って湾曲しにくくなり、リールの取付状態が安定する。
本発明の一実施形態におけるリールシートのリールシート本体を示す斜視図。 同リールシート本体の正面図。 同リールシート本体の平面図。 同リールシート本体の底面図。 図3のA-A断面図。 (a)は、図2のB-B断面図、(b)は、図2のC-C断面図。 図2のD-D断面図。 同リールシートを備えた釣竿の要部を示す断面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の要部拡大断面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の要部拡大断面図。
以下、本発明の一の実施形態に係るリールシートについて図1~図8を参酌しつつ説明する。本実施形態におけるリールシート2のリールシート本体10を図1~図7に示している。また、リールシート2が装着された釣竿を図8に示している。尚、竿先側を前側と、竿元側を後側と称する。また、釣竿の軸線方向を前後方向とする。本実施形態におけるリールシート2は、両軸受けのリールに適している。両軸受けのリールは、図8のように、使用状態において釣竿の上側に位置する。釣竿に対してリールが位置する方向を上側とし、それとは周方向反対側を下側とする。リールは、脚101を備えている。脚101がリールシート2に取り付けられる。脚101は、前側に延びる前脚部101a(竿先側脚部)と、後側に延びる後脚部101b(竿元側脚部)を有している。前脚部101aと後脚部101bがそれぞれリールシート2に固定される。
リールシート2は、釣竿の竿本体1に外装されて接着固定される筒状のリールシート本体10と、リールシート本体10に外装されてリールシート本体10に対して前後に移動可能な筒状のフード11及びナット12(図8参照)を備えている。リールシート本体10の前部外周面には雄ネジ部20が形成されており、その雄ネジ部20にナット12が螺合する。ナット12は、フード11を前後に移動させる。ナット12の後側にフード11が設けられている。フード11はナット12と共に前後に移動するが回転はしない。フード11は後側に開口している。フード11は、前脚部101aを覆って固定する。
リールシート本体10は筒状であって、その内側に竿本体1が挿通する。リールシート本体10は、竿本体1が挿通する竿挿通孔21を有している。竿挿通孔21はリールシート本体10を前後方向に貫通している。
リールシート本体10は、一つの部材から構成されている。リールシート本体10は、例えば合成樹脂製であり、射出成形により形成される。リールシート本体10は、上面と、下面と、上面と下面の間に位置する左右両側面とを有している。リールシート本体10の上面には、リールの脚101が載置される。リールシート本体10の上面には、脚101の前脚部101aが載置される第1載置面22と、脚101の後脚部101bが載置される第2載置面23が設けられている。第1載置面22と第2載置面23は前後に離間している。第1載置面22は雄ネジ部20の直後に設けられている。第2載置面23は、第1載置面22から後側に離れて設けられている。
リールシート本体10の上面には第1開口部24が形成されている。第1開口部24は上方に開口している。第1開口部24は、竿挿通孔21と連通している。そのため、竿挿通孔21を通る竿本体1は、第1開口部24を介して上方に露出する。リールの脚101が載置される脚載置部は、第1開口部24によって前後に分断される。脚載置部は、第1載置面22と第2載置面23を有する。第1載置面22と第2載置面23は互いに前後に離間している。第1載置面22と第2載置面23は、第1開口部24の前後において互いに対向して配置されている。第1載置面22は、第1開口部24の前端部の直前に位置し、第2載置面23は、第1開口部24の後端部の直後に位置する。第1開口部24は、前側に向けて徐々に周方向(左右方向)に広がっていて、リールシート本体10の左右両側面に回り込むようにその開口面積を拡大している。リールシート本体10の左右両側面には、第1開口部24の前部が左右両側且つ下側に向けて延長することによって下側に向けて切り欠かれた切欠部25がそれぞれ設けられている。竿本体1は、第1開口部24を介して上側に露出するとともに左右の切欠部25を介して左右両側にも露出する。
リールシート本体10は、フード部26を有している。フード部26は、リールシート本体10の上面に設けられている。フード部26は、第1開口部24の後側に設けられている。フード部26は、前側に向けて開口している。フード部26は、後脚部101bを覆って固定する。フード11とリールシート本体10のフード部26とによって脚101が前後に狭持されて固定される。フード部26は、第2載置面23の上側に設けられて、上側に向けてトンネル状に膨出している。
リールシート本体10の下面には第2開口部27が形成されている。第2開口部27は、下方に開口している。第2開口部27は、竿挿通孔21と連通している。そのため、竿挿通孔21を通る竿本体1は、第2開口部27を介して下方に露出する。第2開口部27は、第1開口部24の周方向反対側に位置する。第1開口部24は、第2開口部27よりも大きい。図3のようにリールシート本体10を上側から見た平面視において、及び、図4のようにリールシート本体10を下側から見た底面視において、第1開口部24と第2開口部27は、互いに重なり合う部分を有している。従って、リールシート本体10は、第1開口部24と第2開口部27の上下の重なり部分によって上下に貫通する。第1開口部24は相対的に前側に位置し、第2開口部27は相対的に後側に位置する。第1開口部24の後部と第2開口部27の前部が上下に重なり合う。
リールシート本体10の下面には、トリガ28が設けられている。トリガ28は、下方に突出している。トリガ28の前側に人差し指等の指を引っ掛けることができる。トリガ28は、フード部26の周方向反対側に位置する。リールシート本体10の下面は、トリガ28の根元部前側から雄ネジ部20の直後までの範囲において、前側に向けて徐々に下降している。図4及び図5のように、第2開口部27は、トリガ28の直前に位置する。トリガ28の前側に掛けた指を、第2開口部27から露出する竿本体1に当接させることができる。
リールシート本体10を更に詳述する。リールシート本体10は、前側に位置する第1筒部31と、後側に位置する第2筒部32と、第1筒部31と第2筒部32を連結する連結部33を有している。第1筒部31に、雄ネジ部20と第1載置面22が設けられている。第1筒部31の内面は竿挿通孔21の壁面であり、第1筒部31の内側を竿本体1が挿通する。第2筒部32は第1筒部31から後側に離れている。第2筒部32に、第2載置面23とフード部26とトリガ28が設けられている。第2筒部32の内面は竿挿通孔21の壁面であり、第2筒部31の内側を竿本体1が挿通する。連結部33に、第1開口部24と第2開口部27が設けられている。連結部33は断面円弧状であって、その内面は、竿挿通孔21の壁面である。
第1載置面22の後側には突出部34が設けられている。突出部34は、第1載置面22から後側に延設されている。突出部34は、第2載置面23に向けて突出している。つまり、突出部34の突出方向は後方である。突出部34は、第1開口部24の前端部に位置する。突出部34は、平面視において、後側に向けて徐々に幅狭となる先細り形状であり、具体的には略三角形である。突出部34の内面34a(径方向内側の面)は、竿挿通孔21の壁面の一部を構成している。従って、図8のように竿挿通孔21に竿本体1が挿通すると、突出部34の内面34aは、竿本体1の外周面に当接する。
連結部33は、第1筒部31と第2筒部32を前後に連結する。連結部33は、第1筒部31の下部と第2筒部32の下部を連結する。連結部33は、第1筒部31に接続された第1周延部41を有している。第1周延部41は、第1筒部31に接続された第1接続端部である。図6(a)のように、第1周延部41は、周方向に沿った第1周長L1を有している。第1周延部41は、竿本体1の中心を円弧の中心とする断面視円弧状である。第1周長L1は、竿本体1の全周のうち下側の180度以下(竿本体1の下側半分以下)の角度範囲θ1に相当する周方向長さであり、例えば、第1周長L1は、竿本体1の下側150度の角度範囲θ1(竿本体1の中心角)に相当する周方向長さである。尚、図6に、竿挿通孔21の中心21aを示しているが、竿挿通孔21の中心21aは、竿本体1の中心1aと一致する。第1周延部41は、第1周方向端部41aを有している。第1周方向端部41aは、第1周延部41の上端部である。第1周方向端部41aは、突出部34から下側に離れている。
連結部33は、第2筒部32に接続された第2周延部42を有している。第2周延部42は、第2筒部32に接続された第2接続端部である。図6(b)のように、第2周延部42は、周方向に沿った第2周長L2を有している。第2周延部42は、竿本体1の中心を円弧の中心とする断面視円弧状である。第2周長L2は、第1周長L1よりも長い。第2周長L2は、竿本体1の全周のうち下側の180度以上(竿本体1の下側半分以上)の角度範囲θ2に相当する周方向長さであり、例えば、第2周長L2は、竿本体1の下側250度の角度範囲θ2(竿本体1の中心角)に相当する周方向長さである。第2周延部42は、第2周方向端部42aを有している。第2周方向端部42aは、第2周延部42の上端部である。第2周方向端部42aは、第2載置面23と連続している。
連結部33は、第1連結面51と第2連結面52を有している。第1連結面51は、第1周延部41の第1周方向端部41aと第2周延部42の第2周方向端部42aとを前後に連結している。第1連結面51は、上側を向いている。図6(a)のように、第1連結面51は、左右側方に向けて徐々に下側に傾斜している。第1連結面51は、第2載置面23から前側に延設されている。図2のように、第1連結面51は、前側に向けて徐々に下降するように傾斜している。図3のように、第1連結面51は、前後方向の中央部51aにおいて幅狭となっている。第1連結面51は、その後端部から中央部51aに向けて徐々に幅狭となり、中央部51aから前端部に向けて徐々に幅広となっている。図1及び図2のように、第1連結面51は、2段構成となっている。第1連結面51は、上段部51bと下段部51cを有している。上段部51bは下段部51cの後側に位置し、下段部51cに対して一段上側に位置する。上段部51bは、第2載置面23から前側に延びている。上段部51bと下段部51cとの間には段差51dが設けられている。
このように、第1連結面51によって連結部33が厚み(第1連結面51の左右方向の幅)を有するので、連結部33の必要最小限の強度を容易に確保できる。また、第1連結面51が左右側方に向けて徐々に下側に傾斜しているので、第1連結面51の上に水滴や異物が溜まることなく排出できる。さらに、第1連結面51が前側に向けて徐々に下降するように傾斜しているとともに、前後方向の中央部51aにおいて幅狭となっているので、水滴や異物が溜まることなく、より効果的に排出できる。その上、第1連結面51は、下段部51cと、下段部51cの後側に位置し、下段部51cに対して一段上側に位置する上段部51bとからなる2段構成となっているので、第1周方向端部41aの第1周長L1、及び、第2周延部42の第2周長L2を有し、必要な強度を確保するとともに、軽量化を図ることができる。
第2連結面52は、第1連結面51の前端部から上側に向けて延設されている。第2連結面52は、第1連結面51に対して上側に鋭角に屈曲している。第2連結面52は、第1周延部41の第1周方向端部41aと突出部34とを上下に連結している。第2連結面52は、突出部34の突出端部34bまで延びている。図7のように、第2連結面52は、左右側方に向けて徐々に前側に傾斜しているので、図2に示すように、第1連結面51に対して第2連結面52が上側に鋭角に屈曲していても、水滴や異物を溜めることなく排出できる。また、第2連結面52の下端に接続する第1連結面51も左右側方に向けて下降傾斜しているので、水滴等がスムーズに排出される。
図8のようにリールシート2にリールの脚101を固定する際、ナット12を回転させてフード11を後側に移動させる。そして、ナット12を締め付けて脚101をフード11とフード部26によって前後に狭持する。ナット12を締め付けると、リールシート本体10の第1筒部31と第2筒部32は互いに接近しようとする。即ち、図8に矢印Pで示しているように、リールシート本体10は、前後方向に沿って下側に向けて湾曲しようとする。リールシート本体10が湾曲しようとすると、突出部34が竿本体1の外周面に押し付けられることになる。そのため、突出部34が突っ張りとなって、リールシート本体10の湾曲が防止される。リールシート本体10が湾曲しにくくなるので、リールの脚101を確実に固定することができ、リールが安定する。特に、突出部34が先細り形状であるため、突出部34の突出端部34bが竿本体1の外周面に集中的に押し付けられることになり、突出部34からの押圧力が突出端部34bに集中し、押圧力が分散することなく竿本体1に作用するため、高い突っ張り効果が得られる。また、突出部34が第1載置面22から後側に延設されているので、大きな第1開口部24を設けても、前脚部101aを第1載置面22に容易に載置させることができる。
しかも、第1開口部24と第2開口部27によってリールシート本体10を軽量化することができる。第1周延部41の第1周長L1が、第2周延部42の第2周長L2よりも短く、特に、第1周延部41の第1周長L1が180度以下の角度範囲分となっているので、リールシート本体10を大幅に軽量化できる。このようにリールシート本体10を軽量化しつつも、連結部33が第1連結面51を有しているので、連結部33が厚み(第1連結面51の左右方向の幅)を有することとなり、連結部33の強度、ひいては、リールシート本体10の強度を確保することができる。また、連結部33が更に第2連結面52を有しているので、連結部33の強度をより一層容易に確保できる。特に、第2連結面52が突出部34の突出端部34bまで延びているので、連結部33から突出部34にかけての強度をより確保できる。
尚、図9のように、突出部34が径方向内側に突出する突起60を有していてもよい。突起60は、突出部34の突出端部34bの内面34aに設けられ、径方向内側に向けて突出している。そして、竿本体1の外周面に環状溝90が設けられ、その環状溝90に突起60が係合することが好ましい。このように環状溝90に突起60が係合すると、突出部34の突っ張り力が高まると共に、リールシート本体10が竿本体1に対して前後方向に位置ずれしにくくなる。そのため、リールシート本体10を竿本体1に接着するための接着剤の使用量を削減できる。
また、図10のように竿本体1の外周面の全周のうち1箇所にポイント凹部91が設けられていてもよい。ポイント凹部91の大きさは突起60に対応し、ポイント凹部91に突起60が係合する。ポイント凹部91に突起60が係合することにより、リールシート本体10が竿本体1に対して前後方向と周方向の2方向に位置ずれしにくくなる。そのため、接着剤の使用量を削減でき、接着レスも可能となる。尚、ポイント凹部91は周方向に間隔をあけて複数箇所に設けられていてもよい。
1 竿本体
2 リールシート
10 リールシート本体
11 フード
12 ナット
20 雄ネジ部
21 竿挿通孔
21a 中心
22 第1載置面
23 第2載置面
24 第1開口部
25 切欠部
26 フード部
27 第2開口部
28 トリガ
31 第1筒部
32 第2筒部
33 連結部
34 突出部
34a 内面
34b 突出端部
41 第1周延部
41a 第1周方向端部
42 第2周延部
42a 第2周方向端部
51 第1連結面
51a 中央部
51b 上段部
51c 下段部
51d 段差
52 第2連結面
60 突起
90 環状溝(凹部)
91 ポイント凹部(凹部)
101 脚
101a 前脚部(竿先側脚部)
101b 後脚部(竿元側脚部)
L1 第1周長
L2 第2周長

Claims (10)

  1. 釣竿の竿本体に釣用リールを装着するためのリールシートであって、
    前記竿本体が挿通され、前記リールの竿先側脚部が載置される第1載置面を有する第1筒部と、
    前記竿本体が挿通され、前記第1載置面に対して竿元側に離間し、前記リールの竿元側脚部が載置される第2載置面を有する第2筒部と、
    前記第1載置面及び前記第2載置面と周方向反対側において、前記第1筒部と前記第2筒部を連結する連結部と、
    前記第1載置面の竿元側に延設され、前記第2載置面に向けて突出する突出部と、
    を備えている、釣竿用リールシート。
  2. 前記連結部は、
    前記第1筒部に接続され、前記竿本体の周方向に沿って第1周長を有する第1周延部と、
    前記第2筒部に接続され、前記竿本体の周方向に沿って前記第1周長より長い第2周長を有する第2周延部と、
    を有する、請求項1記載の釣竿用リールシート。
  3. 前記第1周長は、前記竿本体の全周のうち180度以下の範囲であり、
    前記第2周長は、前記竿本体の全周のうち180度以上の範囲である、請求項2記載の釣竿用リールシート。
  4. 前記連結部は、
    前記第1周延部の第1周方向端部と、前記第2周延部の第2周方向端部と、を連結する第1連結面を有する、請求項2又は3記載の釣竿用リールシート。
  5. 前記連結部は、
    前記第1周方向端部と、前記突出部と、を連結する第2連結面を有する、請求項4記載の釣竿用リールシート。
  6. 前記突出部は、前記突出部の突出方向に向けて徐々に幅狭となる先細り形状である、請求項1乃至5の何れかに記載の釣竿用リールシート。
  7. 前記突出部は、径方向内側に突出する突起を有している、請求項1乃至6の何れかに記載の釣竿用リールシート。
  8. 外周面に凹部を有する竿本体と、請求項7記載のリールシートとを備え、
    前記突起が前記凹部に係合している、釣竿。
  9. 前記凹部は、前記竿本体の外周面の全周に設けられた環状溝である、請求項8記載の釣竿。
  10. 前記凹部は、前記竿本体の外周面の全周のうち1箇所又は複数箇所に設けられたポイント凹部である、請求項8記載の釣竿。
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