JP5574140B2 - ミシンの縫製枠駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ラック・ピニオン(rack・pinion)駆動方式を用いた動力伝達装置を備えたミシンの縫製枠駆動装置に関し、特にラック・ピニオン駆動方式を用いた動力伝達装置を用いて、一つの固定フレームに設置された縫製枠の移送フレームを移送させることによって、縫製枠の全体に均等な移送駆動力を伝達することができるため、移送作業時に、縫製枠の揺れにより刺繍の品質が低下する現象を解決することができ、その結果、高速運転が可能なミシンの縫製枠駆動装置に関する。
一般的に、ミシン(mishin)は、針仕事をする機械であって、刺繍機と裁縫機とがある。刺繍機は、針仕事をすることができる針台が上下運動をする間に、原緞を固定した繍枠が左右方向(または「X軸方向」ともいう)及び前後方向(または「Y軸方向」ともいう)に移動しながら使用者の望む繍を取る機械装置をいい、裁縫機は、家庭でよく使われる裁縫機をいう。
上記裁縫機は、歯形状の移送台で原緞を移送させながら裁縫をするような構成である一方、上記刺繍機は、原緞を固定したフレームが左右方向、前後方向に移送されながら刺繍するように構成される点に差異がある。
かかる刺繍機は、原緞を固定した縫製枠が左右方向と前後方向に移送されながら刺繍するように構成されているので、縫製枠の移動における正確性及び定速性が刺繍の品質と密接に関連する。
したがって、刺繍機の針台の上下運動を駆動する動力源には、サーボモータや速度が制御できる誘導モータなどが使われ、また、縫製枠を左右方向と前後方向に移動させる動力源には、一般的に、位置決定め能力に優れ、かつ制御が容易なステッピングモータが使われる。
上記刺繍機には、ヘッドが一つある単頭式自動刺繍機や、ヘッドが二つ以上ある多頭式自動刺繍機、コンピュータキルティング機(computer quilting machine )のような特殊刺繍機などがある。
以下、添付した図面を参照しつつ、従来技術に係る刺繍機の構成とその動作に関して説明する。
図1は、従来の一般的な多頭式自動刺繍機の全体外形図であり、図2は、図1に図示された刺繍機のヘッド及びボビンケース駆動部を示す構成図である。
上記多頭式自動刺繍機は、図1及び図2に示すように、刺繍機を支持する機械ボディ1(本体)と、機械ボディ1に設けられた(設置された)テーブル2と、テーブル2の上部に設けられ、刺繍する布を固定させる縫製枠3(または「刺繍枠3」ともいう)と、縫製枠3の上部の上軸11に設けられ、刺繍作業をする複数のヘッド4と、テーブル2の下部の下軸12に設けられ、ヘッド4と対向するように位置して下糸を供給するボビンケース15(または「フック(Hook)15」ともいう)と、テーブル2の下部に設けられた主コントローラボックス5と、テーブル2の一方側の端部に設置された操作パネル6とを備える。そして、テーブル2の一方側の下段には主軸駆動モータ13が設けられている。主軸駆動モータ13の回転軸と下軸12との間は、第1ベルト14aにより連結(接続)されており、下軸12と上軸11との間は、第2ベルト14bにより連結(接続)されている。
したがって、主軸駆動モータ13の回転により、下軸12と上軸11とが回転することになり、また、下軸12の回転により、ボビンケース15が駆動して刺繍のための下糸を供給すると共に、上軸11の回転により、ヘッド4に設置された針台4aが駆動して布に刺繍することになる。
上記刺繍機には、生産性を高めるために、通常複数(例えば10個〜24個程度)のヘッド4,…が設けられている。そして、複数のヘッド4,…は、一つの回転軸(上軸)に連結(接続)されており、各々のヘッド4は、複数(例えば6個〜15個程度)の針を備え、各針毎に異なる色の糸が連結(通)されている。したがって、ヘッド4は、刺繍デザインによって種々の色の糸を使用して刺繍する。
図3及び図4は、従来技術にかかる多頭式自動刺繍機の縫製枠駆動装置を示す斜視図及び平面図である。
従来の多頭式自動刺繍機の縫製枠駆動装置は、図3及び図4に示すように、被縫製物が載置されるテーブル2と、テーブル2の上部に設けられ、刺繍される被縫製物を固定する縫製枠3とを備える。かかる場合、縫製枠3は、テーブル2の上部に被縫製物を支持する一対の長い横枠3aと一対の縦枠3bとを備えて略四角枠形状に構成される。テーブル2の下部には、縫製枠3を左右−前後方向に各々駆動させるための左右方向移送機構20(または「X方向移送機構20」ともいう)及び前後方向移送機構30(または「Y方向移送機構30」ともいう)が各々設けられている。
かかる場合、前後方向移送機構30は、図5に示すように、前後方向(縦方向)に配置された長尺なタイミングベルト52上に設けられる。前後方向移送機構30を駆動するY軸駆動モータ50によりタイミングベルト52が回転すれば、タイミングベルト52に噛合して設けられたベアリングブロック(図示していない)が前後方向フレーム30a,30b(または「Y軸フレーム30a,30b」ともいう)上に内設されたガイドレール31に沿って前後方向に移動することになる。かかる場合、縫製枠3は、ベアリングブロックが内部に設けられたベアリングブロック連結カバー40上に設けられているので、ベアリングブロックの動きにより前後方向に移動する。
そして、左右方向移送機構20は、左右方向(横方向)に配置された長尺なタイミングベルト(図示していない)上に設けられる。左右方向移送機構20を駆動させる左右方向駆動モータ(または「X軸駆動モータ」ともいい、図示していない)によりタイミングベルトが回転すれば、タイミングベルトに噛合して設けられたベアリングブロック(図示していない)は、左右方向フレーム(または「X軸フレーム」ともいい、図示していない)上に内設されたガイドレールに沿って左右方向に移動することになる。かかる場合、縫製枠3は、ベアリングブロックが内部に設けられたベアリングブロック連結カバー(図示しておらず図5の40参照)上に設けられているので、ベアリングブロックの動きにより左右方向に移動する。
刺繍される被縫製物、又は、その他の対象物を作業者が縫製枠3に固定させた後、作業者が希望する刺繍デザインデータを外部、即ち、フロッピーディスクなどから操作パネル6を通じて読取(read)させて、刺繍運転を実行することになる。すると、左右方向移送機構20及び前後方向移送機構30は、刺繍デザインデータに基づいて縫製枠3を左右方向、前後方向に移動することになる。
具体的には、左右方向移送機構20は、左右方向移動データ(または「X軸移動データ」ともいう)によって左右方向駆動モータ(図示していない)が正/逆方向に駆動することにより、左右方向駆動モータの正/逆駆動力がタイミングベルトを介して、縫製枠3に伝達して左右方向に移動させる。即ち、タイミングベルトの所定位置に縫製枠3を連結した左右方向ベアリングブロック(または「X軸ベアリングブロック」ともいう)が設けられ、左右方向ベアリングブロックの上側には縫製枠3が載置されて左右方向フレーム(または「X軸フレーム」ともいう)上に内設されたガイドレールに沿って左右方向に移動可能に構成される。
一方、前後方向移送機構30は、図5に示すように、前後方向移動データ(または「Y軸移動データ」ともいう)によって前後方向駆動モータ50(または「Y軸駆動モータ50」ともいう)が正/逆駆動することにより、前後方向駆動モータ50の正/逆駆動力がタイミングベルト51,52を介して、縫製枠3に伝達して前後方向に移動させる。即ち、タイミングベルト52の所定位置に縫製枠3を連結した前後方向ベアリングブロック(または「Y軸ベアリングブロック」ともいう)が設けられ、前後方向ベアリングブロックの上側には縫製枠3が載置されて前後方向フレーム30a、30b上に内設されたガイドレール31に沿って前後方向に移動可能に構成される。
そして、縫製枠3の前後方向の移動範囲を拡大させるために、縫製枠3の前方部及び後方部を固定する前後方向フレーム30a,30bは、前方の前後方向フレーム30aと後方の前後方向フレーム30bとに各々分かれて設けられる。両前後方向フレーム30a、30bは、各前後方向ベアリングブロック(図示していない)が内設されたガイドレールに沿って前後方向に移動可能にそれぞれ構成される。かかる場合、両前後方向ベアリングブロックは、ベアリングブロック連結カバー40と連結され、ベアリングブロック連結カバー40の上側に縫製枠3が載置されて構成される。そして、タイミングベルト52は、図5に示すように、縫製枠3の後方部に位置した(後方の)前後方向フレーム30b上のみに設けられており、ベアリングブロック連結カバー40内に設けられた前後方向ベアリングブロックがタイミングベルト52と結合して移送されるように構成されている。
しかしながら、上記の構成を有する従来の多頭式自動刺繍機の縫製枠駆動装置は、縫製枠3の移動範囲を拡大させる場合、タイミングベルト52の長さも前後方向に長くしなければならないが、かかる場合、タイミングベルト52の長さが前後方向に長くなるため、前後方向ベアリングブロックの移送時に振動が発生するという問題点がある。
また、従来の多頭式自動刺繍機の縫製枠駆動装置は、タイミングベルト52が設けられた(後方の)前後方向フレーム30bと、ガイドレール31が形成された(前方の)前後方向フレーム30aとの二つのフレームで構成されており、しかも、両前後方向フレーム30a,30b上に一つのベアリングブロック連結カバー40が、長尺に構成されている。かかる場合、ベアリングブロック連結カバー40の強度が弱い場合、タイミングベルト52から直接動力を伝達される(後方の)前後方向フレーム30b側に比べて、(前方の)前後方向フレーム30a側に位置したベアリングブロック連結カバー40の支持力が相対的に弱くなるため、縫製枠3の前方移動時に揺れが発生して、縫製の品質を低下させる問題点がある。
また、従来の多頭式自動刺繍機の縫製枠駆動装置は、タイミングベルト52により縫製枠3を移送するように構成されるため、タイミングベルト52の動力伝達時に、スリップ(slip)が発生したり、ベルトが緩んだりするという問題点がある。かかる場合、正確な動力伝達がなされないため、移送機構を全て分解した後、タイミングベルト52を入れ替えなければならないという面倒さや、不要な時間及び費用がかかるという問題点がある。
したがって、本発明は、上記の問題点を解決するために案出されたものであって、本発明の第1の目的は、ラック・ピニオン駆動方式を用いた動力伝達装置を備えたミシンの縫製枠駆動装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、縫製枠の前/後方部に均等な移送駆動力を伝達して、縫製枠の移送時の駆動信頼性を向上させることのできるミシンの縫製枠駆動装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、ラック・ピニオン駆動方式を用いた動力伝達装置を用いて一つの固定フレームに設けられた縫製枠の移送フレームを移送させることによって、縫製枠全体に均等な移送駆動力を伝達し、移送作業時の縫製枠の揺れにより刺繍の品質が低下する現象を解決し、高速運転を可能にしたミシンの縫製枠駆動装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置は、被縫製物を支持する縫製枠を左右方向(X軸方向)に移送させる一つ以上の左右方向移送機構(X方向移送機構)と、前記縫製枠を前後方向(Y軸方向)に移送させる一つ以上の前後方向移送機構(Y方向移送機構)とを備えるミシンの縫製枠駆動装置であって、前記左右方向移送機構(X方向移送機構)及び前記前後方向移送機構(Y方向移送機構)の少なくとも何れか一方は、前記ミシンの本体に設けられる固定フレームと、前記固定フレーム上で移動可能に設けられ、ギア歯が形成される移送フレームと、前記移送フレームに形成される前記ギア歯と噛合され、前記移送フレームを往復移送させる移送フレーム駆動手段とを備え、前記移送フレーム駆動手段は、前記移送フレームの下部に形成されるギア歯と噛合される噛合部材と、前記噛合部材を回転支持する複数の回転部材と、前記噛合部材に回転力を与える駆動体とを備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記移送フレームは、上側に、前記移送フレームと直交方向に前記縫製枠を移送案内するレールガイド部材とを備えてもよい。
なお、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、固定フレームは、両側に、一定間隔で設けられる複数のトラックローラを備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記固定フレームは、前記移送フレーム駆動手段を挿入して前記移送フレームと噛合されるような挿入ホールを更に備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記移送フレームは、前記固定フレームのトラックローラにより支持及び移動されるように、両側に、長軸に沿って長尺に形成されるガイドレールと、上側に、前記移送フレームと直交方向に前記縫製枠を移送案内するレールガイド部材とを備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記レールガイド部材は、ローラで構成されてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記固定フレームは、前記移送フレームのトラックローラにより支持及び移動されるように、両側に長軸に沿って長尺に形成されるガイドレールと、前記移送フレーム駆動手段を挿入して前記移送フレームと噛合されるような挿入ホールとを備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記レールガイド部材は、ローラで構成されてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記複数の回転部材は、前記噛合部材を支持し、前記駆動体は、前記複数の回転部材の中で、下段に構成される回転部材の回転軸より高い位置に構成されると共に、前記下段に構成される回転部材の間に位置し、前記噛合部材は、前記回転部材の間に構成される前記駆動体により、形態が略∩形状を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記噛合部材は、ベルト型部材で構成されてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記ベルト型部材は、前記移送フレームに形成されるギア歯と噛合されるギア歯を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記複数の回転部材は、アイドラ(idler )で構成されてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記駆動体は、前記噛合部材と噛合されるギア歯を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記噛合部材は、チェーン型部材で構成されてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記噛合部材は、ピニオンギアで構成されてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記移送フレームの一方側に前記縫製枠の前後の横枠が結合される構成を採用してもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記左右方向移送機構(X方向移送機構)の移送フレームの一方側に設けられ、前記縫製枠を左右方向(X軸方向)に移動させる左右方向枠駆動体(X方向枠駆動体)と、前記前後方向移送機構(Y方向移送機構)の移送フレームの一方側に設けられ、前記縫製枠を前後方向(Y軸方向)に移動させる前後方向枠駆動体(Y方向枠駆動体)とのうち何れか一方を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記左右方向移送機構(X方向移送機構)の移送フレームの一方側に設けられ、前記縫製枠を左右方向(X軸方向)に移動させる左右方向枠駆動体(X方向枠駆動体)と、前記前後方向移送機構(Y方向移送機構)の移送フレームの一方側に設けられ、前記縫製枠を前後方向(Y軸方向)に移動させる前後方向枠駆動体(Y方向枠駆動体)とを備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記左右方向移送機構(X方向移送機構)の移送フレームにより前記縫製枠を左右方向(X軸方向)に移動させる左右方向枠駆動体(X方向枠駆動体)と、前記前後方向移送機構(Y軸方向移送機構)の移送フレームにより前記縫製枠を前後方向(Y軸方向)に移動させる前後方向枠駆動体(Y方向枠駆動体)と、前記左右方向枠駆動体(X方向枠駆動体)及び前記前後方向枠駆動体(Y方向枠駆動体)と連結され、前記縫製枠を左右方向(X軸方向)又は前後方向(Y軸方向)に移送させる左右/前後方向枠駆動体(X/Y方向枠駆動体)と、前記左右/前後方向枠駆動体(X/Y方向枠駆動体)に連結されて前記縫製枠を着脱可能に固定させる連結体とを備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記前後方向移送機構(Y方向移送機構)の移送フレームの一方側に設けられ、前記縫製枠を前後方向(Y軸方向)に移動させる前後方向枠駆動体(Y方向枠駆動体)と、前記前後方向枠駆動体(Y方向枠駆動体)の一方側に設けられて前後方向(Y軸方向)に移送され、前記縫製枠を左右方向(X軸方向)に移動させる左右方向移送機構(X方向移送機構)と、前記左右方向移送機構(X方向移送機構)の移送フレームに連結されて前記縫製枠を着脱可能に固定させる連結体とを備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記前後方向枠駆動体(Y方向枠駆動体)の中間部におけるミシンテーブルの上部に、前記移送フレーム駆動手段を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記左右方向移送機構(X方向移送機構)の移送フレームは、上方向にギア歯を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記前後方向移送機構(Y方向移送機構)の移送フレームの一方側に設けられる固定フレームと、前記固定フレームの一方側に設けられて前後方向(Y軸方向)に移送され、前記縫製枠を左右方向(X軸方向)に移動させる左右方向移送機構(X方向移送機構)と、前記左右方向移送機構(X方向移送機構)の移送フレームに連結されて前記縫製枠を着脱可能に固定させる連結体とを備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記固定フレームの中間部におけるミシンテーブルの上部に、前記移送フレーム駆動手段を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記左右方向移送機構(X方向移送機構)の移送フレームは、上方向にギア歯を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記移送フレーム駆動手段毎に各々個別の駆動源を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記移送フレーム駆動手段は、一つの駆動源で駆動されるような構成を採用してもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記固定フレームの長手方向の中間部に前記移送フレーム駆動手段を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置においては、前記ミシンの本体は、テーブルを備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置の動力伝達装置は、ギア歯が形成されるラック(rack)と、前記ラックのギア歯と噛合される噛合部材と、前記噛合部材を回転可能に支持する複数の回転部材と、前記噛合部材に回転力を与える駆動体とを備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置の動力伝達装置においては、前記複数の回転部材は、前記噛合部材を支持し、前記駆動体は、前記複数の回転部材の中で、下段に構成される回転部材の回転軸より高い位置に構成されると共に、前記下段に構成される回転部材の間に位置し、前記噛合部材は、前記回転部材の間に構成される前記駆動体により形態が略∩形状を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置の動力伝達装置においては、前記噛合部材は、ベルト型部材で構成されてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置の動力伝達装置においては、前記ベルト型部材は、前記ラックに形成されるギア歯と噛合されるギア歯を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置の動力伝達装置においては、前記複数の回転部材は、アイドラ(idler )で構成されてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置の動力伝達装置においては、前記駆動体は、前記噛合部材と噛合されるギア歯を備えてもよい。
また、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置の動力伝達装置においては、前記噛合部材は、チェーン型部材で構成されてもよい。
したがって、ラック・ピニオン駆動方式を用いた動力伝達装置を用いて一つの固定フレームに設けられた縫製枠の移送フレームを移送させることによって、縫製枠全体に均等な移送駆動力を伝達することができるため、移送作業時に、縫製枠の揺れにより刺繍の品質が低下する現象を解決することができ、その結果、高速運転可能であるという長所がある。
前述したように、本発明にかかるミシンの縫製枠駆動装置によれば、縫製枠が各々固定支持された一つの移送フレームの下部に駆動源に連結された噛合部材と噛合されるギア歯を形成して直接移送フレームを移送させることによって、縫製枠の左右方向(X軸方向)又は前後方向(Y軸方向)の移送時に、縫製枠の前/後方部に均等な移送力を伝達することができるため、信頼性の高い安定した移送作業を行うことができる。
即ち、従来のように二つの移送フレームの間を連結する連結部材に載置されて移送される縫製枠は、移送長さが長くなったり、連結部材の強度が弱くなったりすれば、移送作業時に揺れが発生して刺繍の品質が低下する問題点を引き起こしたが、本発明は、単一の固定フレームに、一つの移送フレーム上に縫製枠の前後に長尺な横枠を一体固定して移送させることによって、縫製枠の全体に均一な移送駆動力を伝達することができるため、移送作業時に、縫製枠の揺れが発生して刺繍の品質が低下する問題点を未然に防止することができる。
しかも、左右方向移送機構(X方向移送機構)全てについても、前述したような同一な効果を奏することができる。
また、縫製枠の精度と高速運転性及び耐久性の向上とを図ると共に、大型の縫製枠を駆動する場合でも、部品数、費用(コスト)、駆動騒音などを最小限に抑制しつつも、縫製枠の撓み変形防止と精度の高い駆動とができるという優れた効果がある。
そして、従来の縫製枠駆動機構は、縫製枠を移動させるための駆動源(駆動モータ)が機械ボディ(本体)の端部に位置しているので、機械の運搬時に、機械サイズを縮小させる方法として、前方に位置したテーブルを分離させる方法以外なかったが、本発明では、縫製枠を移動させるための駆動源(駆動モータ)が機械ボディ(本体)の中間部に設けられているので、機械の運搬時に、前後方テーブルを全て分離させることができ(図15参照)、コンテナに容易に積載可能である(包装空間が最小化される)。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態についてより詳細に説明する。
<第1実施形態>
図6は、本発明の第1実施形態にかかるミシン100の縫製枠駆動装置を示す構成図である。
本発明の第1実施形態にかかるミシン100の縫製枠駆動装置は、移送フレーム220の上部に縫製枠120が各々載置される構成であって、図6に示すように、被縫製物を支持する縫製枠120を左右方向(または「X軸方向」ともいう)に移送させる一つ以上の左右方向移送機構130X(または「X方向移送機構130X」といもいう)と、縫製枠120を前後方向(または「Y軸方向」ともいう)に移送させる一つ以上の前後方向移送機構130Y(または「Y方向移送機構130Y」ともいう)とを備える。左右方向移送機構130X及び前後方向移送機構130Yについては、後述する図11〜図14で詳細に説明することにする。
<第2実施形態>
図7は、本発明の第2実施形態にかかるミシン100の縫製枠駆動装置を示す構成図である。
本発明の第2実施形態にかかるミシン100の縫製枠駆動装置は、図7に示すように、被縫製物を支持する縫製枠を左右方向に移送させる一つ以上の左右方向移送機構130Xと、縫製枠を前後方向に移送させる一つ以上の前後方向移送機構130Yとがミシンテーブル110の下側に設けられる。そして、左右方向移送機構130Xの移送フレームの上側に設けられ(構成され)、縫製枠を左右方向に移動させる左右方向枠駆動体120X(または「X方向枠駆動体120X」ともいう)と、左右方向枠駆動体120Xと連結されると共に、前後方向移送機構130Yの移送フレームの上側に設けられ(構成され)、縫製枠を前後方向に移動させる前後方向枠駆動体120Y(または「Y方向枠駆動体120Y」ともいう)とを備える。かかる場合、縫製枠は、一つの左右方向枠駆動体120Xと複数の前後方向枠駆動体120Yとが結合して構成される。
なお、本実施形態にかかるミシン100の縫製枠駆動装置は、図7に示すように、左右方向枠駆動体120X及び前後方向枠駆動体120Yを双方使用して構成されてもよく、また、左右方向枠駆動体120X及び前後方向枠駆動体120Yのうち何れか一方のみを使用して構成されてもよい。
<第3実施形態>
図8は、本発明の第3実施形態にかかるミシンの縫製枠駆動装置を示す構成図である。
本発明の第3実施形態にかかるミシンの縫製枠駆動装置は、図8に示すように、左右方向移送機構130Xの移送フレームにより縫製枠120を左右方向に移動させる左右方向枠駆動体120Xと、前後方向移送機構130Yの移送フレームにより縫製枠を前後方向に移動させる前後方向枠駆動体120Yと、左右方向枠駆動体120X及び前後方向枠駆動体120Yと連結されて縫製枠120を左右方向又は前後方向に移送させる左右/前後方向枠駆動体120XY(または「X/Y方向枠駆動体120XY」ともいう)と、左右/前後方向枠駆動体120XYに連結されて縫製枠120を着脱可能に固定させる連結体160とを備える。
かかる場合、左右方向枠駆動体120Xは、左右方向移送機構130Xの移送フレームの上側に設けられ(構成され)、縫製枠120を左右方向に移動させ、また、前後方向枠駆動体120Yは、前後方向移送機構130Yの移送フレームの上側に設けられ(構成され)、縫製枠120を前後方向に移動させる。そして、左右/前後方向枠駆動体120XYは、左右方向枠駆動体120X及び前後方向枠駆動体120Yと連結されて縫製枠120を左右方向又は前後方向に移送させる。かかる場合、縫製枠120は、左右/前後方向枠駆動体120XYに設けられた連結体160で着脱可能に設置(固定)され、ミシンテーブルの上方に一つ又は複数設置(固定)される。
<第4実施形態>
図9は、本発明の第4実施形態にかかるミシンの縫製枠駆動装置を示す構成図である。
本発明の第4実施形態にかかるミシンの縫製枠駆動装置は、図9に示すように、前後方向移送機構130Yの移送フレームの一方側に設けられ(構成され)、縫製枠120を前後方向に移動させる前後方向枠駆動体120Yと、前後方向枠駆動体120Yの一方側に設けられて前後方向に移送されて縫製枠120を左右方向に移動させる左右方向移送機構130Xと、左右方向移送機構130Xの移送フレームに連結されて縫製枠120を着脱可能に固定させる連結体160とを備える。かかる場合、左右方向移送機構130Xは、前後方向枠駆動体120Yの一方側に、左右方向移送機構130Xの移送フレームが設けられると共に、左右方向移送機構130Xの移送フレームにおける中間部のミシンテーブルの上部に、移送フレーム駆動手段150が設けられる。そして、縫製枠120は、ミシンテーブルの上方に設けられて脱着可能に連結する連結体160により、左右方向移送機構130Xの移送フレームに連結されて設置(固定)される。
<第5実施形態>
図10は、本発明の第5実施形態にかかるミシン100の縫製枠駆動装置を示す構成図であって、単頭刺繍機、又は裁縫機の構造を例として示すものである。
本発明の第5実施形態にかかるミシン100の縫製枠駆動装置は、図10に示すように、前後方向移送機構130Yの移送フレームの一方側に設けられる(構成される)固定フレーム(図示していない)と、固定フレームの一方側に設けられて前後方向に移送されて縫製枠120を左右方向に移動させる左右方向移送機構130Xと、左右方向移送機構130Xの移送フレームに連結されて縫製枠120を着脱可能に固定する連結体160とを備える。かかる場合、縫製枠120は、ミシンテーブルの上方に設けられて脱着可能に連結する連結体160により、左右方向移送機構130Xの移送フレームに連結され、左右方向移送機構130X及び前後方向移送機構130Yにより、左右及び/又は前後方向に自由に移動することができる。
<ミシンの縫製枠駆動装置>
図11〜図14は、本発明の上記実施形態にかかるミシンの縫製枠駆動装置を示す図であって、図11は、左右方向移送機構130X及び前後方向移送機構130Yの固定フレーム210、移送フレーム220、及び移送フレーム駆動手段150を示す構成図であり、図12は、縫製枠駆動装置の分解斜視図であり、図13a及び図13bは、移送フレームの構成を各々示す図であり、図14は、ラック(Rack)形状のギア歯及び移送フレーム駆動手段150を示す構成図である。
左右方向移送機構130X及び前後方向移送機構130Yは、図11〜図14に示すように、ミシンの本体に固定(設置)される一つの固定フレーム210と、固定フレーム210上に移動可能に構成(形成)されて下部にギア歯225が形成された移送フレーム220と、移送フレーム220の下部に形成されたギア歯225と噛合されて移送フレーム220を往復移送させる移送フレーム駆動手段150と、移送フレーム駆動手段150に駆動力を提供する駆動モータ140とを備える。
ここで、固定フレーム210は、図示したように、上面側に、長軸に沿って長尺に形成されたガイドレール211(guide rail)と、ガイドレール211の両側に、一定間隔で設けられた複数のトラックローラ212(track roller)とを備える。
そして、移送フレーム220は、固定フレーム210のトラックローラ212により支持及び移動されるように、両側に長軸に沿って長尺に形成されたガイドレール221を備え、さらに、移送フレーム220と直交方向に縫製枠を移送案内するように、上側にレールガイド部材222(rail guide pin)とを備える。
また、移送フレーム駆動手段150は、図14に示すように、移送フレーム220の下部に形成されたギア歯225と噛合される噛合部材152と、噛合部材152を回転支持する複数のアイドラ(idler )で構成された回転部材153,154,155,…と、駆動モータ140の駆動力により噛合部材152に回転力を与える駆動体151とを備える。かかる場合、駆動体151は、駆動プーリとして噛合部材152のギア歯225と噛合されるギア歯が設けられる駆動ギアで構成される。
噛合部材152は、ベルト型の伝動部材で構成され、駆動体151は、駆動プーリで構成されるのが好ましい。かかる場合、上記ベルト型の伝動部材は、移送フレーム220の下部に形成されたギア歯225と噛合されるギア歯152aを備えたタイミングベルトで構成される。上記タイミングベルトからなる噛合部材152は、一方の側面に、移送フレーム220の下部に形成されたギア歯225と噛合されるギア歯152aが設けられるが、回転部材153,154,155と接触する他方の側面に、回転摩擦力を増加させる摩擦部材を一体化して構成(形成)させることができる。
移送フレーム駆動手段150は、複数のアイドラ(idler )で構成された回転部材153,154,155により噛合部材152が回転支持(回転可能に支持)するように構成されている。かかる場合、二つの回転部材153,154の間に構成された駆動体151は、図14に示すように、二つの回転部材153,154より上側に位置しており、噛合部材152のギア歯152aと噛合されるギア歯を形成している。したがって、噛合部材152は、駆動体151のギア歯により噛合されて回転するため、回転時にスリップ(slip)が発生せず、正確な回転力を伝達できるのみならず、高速回転を可能にする。
一方、噛合部材152は、ベルト型の伝動部材の以外として、他の伝動部材を使用してもよい。例えば、ラック(rack)とピニオン(pinion)ギアを使用したり、または、チェーン型の伝動部材を使用したりしてもよい。
また、移送フレーム駆動手段150は、他の実施形態として、移送フレーム220の下部に形成されたギア歯225と噛合される噛合部材(図示していない)と、駆動モータ140の駆動力により噛合部材に回転力を与える駆動体とを備えてもよい。かかる場合、噛合部材は、ピニオンギアを使用してもよく、駆動体は、駆動プーリを使用することが好ましい。
本発明によるミシンの縫製枠の前後方向移送機構130Yは、ミシンの本体(機械ボディ)に固定される固定フレーム210の上側に、移送フレーム220を前後方向に案内するガイドレールがベアリングと共に結合装着され、移送フレーム220の両端部に、ガイドレール及びベアリングに締結されてガイドレールに沿って前後方向に摺動可能に装着され、移送フレーム220の長手方向の前後の上段に、縫製枠120の前後方向前後の横枠120a,120bが各々載置されて構成される。
かかる場合、固定フレーム210の下側の略中間部には、縫製枠120を前後方向に移動させる移送駆動力を提供する駆動モータ140と連結された移送フレーム駆動手段150が設けられ(形成され)、移送フレーム駆動手段150の内部には、駆動モータ140の駆動軸141の外周部に嵌合される駆動体151(または、駆動ギア151)が装着され、さらに、駆動体151の外周部には、駆動モータ140の回転駆動力を直線駆動力に変換させるための噛合部材152が、複数の回転部材153の外周部に嵌合されて、移送フレーム220の下面部に形成されるギア歯221と結合するように設けられる。
複数の回転部材153として、プーリやギアのような回転部材を備える。
具体的には、前述した縫製枠移送構造の作動原理を説明すると、前後方向移送機構130Yは、前後移動データ(または「Y軸移動データ」ともいう)によって駆動モータ140が正/逆方向に回転駆動すると、駆動モータ140の正/逆回転駆動力が、駆動ギア151、複数の回転部材153,154,155、及び噛合部材152を介して、前後方向の直線駆動力に変換されて移送フレーム220に伝達することで、移送フレーム220に載置されて固定された縫製枠120を前後方向に移動させる。
即ち、移送フレーム220の下面部に形成されたギア歯221と噛合部材152のギア歯152aとが結合されて、縫製枠120は、固定フレーム210上に内設されたガイドレールに沿って前後方向に移動することになる。
なお、前後方向移送機構130Yは、縫製枠のサイズによって複数設置されてもよい。
上記で開示された縫製枠移送構造の各実施形態は、前後方向移送機構130Yを基準として説明したが、本発明の適用は、上記に言及された実施形態に限定されないのは勿論であり、左右方向移送機構130Xにも同一の構成を採用することができる。
即ち、本発明によるミシンの縫製枠の左右方向移送機構130Xは、ミシンの本体(機械ボディ)に固定される固定フレーム210の上側に、移送フレーム220を左右方向に案内するガイドレールがベアリングと共に結合装着され、また、移送フレーム220の両端部に、ガイドレール及びベアリングに締結されてガイドレールに沿って左右軸方向に摺動可能に装着され、さらに、移送フレーム220の長手方向前後や上段に、縫製枠120の左右方向前後や縦枠が、各々載置されて構成される。
かかる場合、固定フレーム210の下側の略中間部に、縫製枠120を左右方向に移動させる移送駆動力を提供する駆動モータ140と連結された移送フレーム駆動手段150が設けられる(形成される)が、移送フレーム駆動手段150の内部に、駆動モータ140の駆動軸141の外周部に嵌合される駆動体151(または、駆動ギア151)が装着され、さらに、駆動体151の外周部に、駆動モータ140の回転駆動力を直線駆動力に変換させるための噛合部材152が、複数の回転部材153の外周部に嵌合されて、移送フレーム220の下面部に形成されるギア歯221と結合されるように設けられる。
また、複数の回転部材153として、プーリ及びギアのような回転部材を備える。
具体的には、前述した縫製枠移送構造の作動原理を説明すると、左右方向移送機構130Xは、左右軸移動データによって駆動モータ140が正/逆方向に回転駆動すると、駆動モータ140の正/逆回転駆動力が、駆動ギア151、複数の回転部材153,154,155、及び噛合部材152を介して、左右方向の直線駆動力に変換されて移送フレーム220に伝達することで、移送フレーム220に載置されて固定された縫製枠120を左右方向に移動させる。
即ち、移送フレーム220の下面部に形成されたギア歯221と噛合部材152のギア歯152aとが結合されて、縫製枠120は、固定フレーム210上に内設されたガイドレールに沿って左右方向に移動することになる。
なお、左右方向移送機構130Xは、縫製枠のサイズによって複数設置されてもよい。
<動力伝達装置>
本発明の各実施形態にかかるラック・ピニオン駆動方式を用いた動力伝達装置は、図14を参照して説明すれば、ギア歯が形成されたラック(rack)と、ラックのギア歯と噛合される噛合部材と、噛合部材を回転支持する複数個の回転部材と、噛合部材に回転力を与える駆動体とを備える。
ここで、上記複数の回転部材は、噛合部材が梯形を有するように回転支持し、駆動体は、梯形を有する複数の回転部材の中で、下段に構成された回転部材の回転軸より高い位置に構成(配置)され、下段に構成(配置)された二つの回転部材の間に位置し(配置され)、上記噛合部材は、二つの回転部材の間に構成(配置)された駆動体により梯形の一辺の形態が略∩形状(略逆U字形状)を有する。
ここで、噛合部材は、ベルト型の伝動部材であり、駆動体は、駆動プーリであることが好ましい。そして、ベルト型の伝動部材は、移送フレームの下部に形成されたギア歯と噛合されるギア歯を一方側に備える。かかる場合、ベルト型の伝動部材は、回転部材との回転摩擦力を増加させる摩擦部材を他方側に備えることができる。
そして、複数の回転部材は、アイドラ(idler )で構成され、駆動体は、噛合部材と噛合されるギア歯を備える。
また、噛合部材は、チェーン型の伝動部材を使用することができ、駆動体は、駆動プーリを使用することができる。
なお、上記各実施形態にかかる縫製枠移送構造に駆動力を提供する駆動源は、移送フレーム駆動手段毎に個別に設けられることもでき、共通の一つの駆動モータを使用して一つの出力軸を複数の駆動ボックスに同時に連結(接続)して駆動させることもできる。
ここで、移送フレーム駆動手段の内部に設けられる噛合部材は、タイミングベルトのようなベルト形態の伝動部材で構成することもでき、チェーン(chain )のような伝動部材で構成することもでき、駆動体と(直接)当接する電動ギアで構成することもできる。
そして、移送フレーム駆動手段の内部に設けられて駆動源に連結される駆動体は、タイミングプーリ、スプロケットギア、駆動ギア、駆動プーリなどでもよく、要するに、駆動源の動力を伝達することができる装置及び手段であればよい。
また、前述したようなミシンの縫製枠駆動装置は、前後方向移送機構、または左右方向移送機構が採用可能な全てのミシンに適用できる。
また、本発明で使われた移送フレーム220は、両側に一定間隔で設けられた複数のトラックローラ212と、移送フレーム220と直交方向に縫製枠120を移送案内するように、上側に設けられたレールガイド部材222とを備えてもよい。そして、固定フレーム210は、移送フレーム220のトラックローラ212により支持及び移動するように、両側に長軸に沿って長尺に形成されたガイドレール222と、移送フレーム駆動手段を挿入して移送フレーム220と噛合するような挿入ホール213とを備えてもよい。かかる場合、レールガイド部材222は、ローラで構成するのが好ましい。
以上、本発明は前述した実施形態に限定されるのでなく、当業者により多様な変形及び変更をもたらすことができ、これらは、特許請求範囲で定義される本発明の趣旨と権利範囲に含まれることと解されるべきである。
従来の多頭式自動刺繍機の全体図であって、正面図を示す。 従来の多頭式自動刺繍機のヘッド及びボビンケース駆動部における要部概略図であって、正面図を示す 従来の多頭式自動刺繍機の縫製枠駆動装置における全体図であって、斜視図を示す。 従来の多頭式自動刺繍機の縫製枠駆動装置における全体図であって、平面図を示す。 従来の多頭式自動刺繍機の縫製枠駆動装置における前後方向移送機構の要部概略図であって、斜視図を示す。 本発明の第1実施形態にかかるミシンの縫製枠駆動装置の全体図であって、斜視図を示す。 本発明の第2実施形態にかかるミシンの縫製枠駆動装置の全体図であって、斜視図を示す。 本発明の第3実施形態にかかるミシンの縫製枠駆動装置の全体図であって、斜視図を示す。 本発明の第4実施形態にかかるミシンの縫製枠駆動装置の全体図であって、平面図を示す。 本発明の第5実施形態にかかるミシンの縫製枠駆動装置の全体図であって、斜視図を示す。 上記各実施形態にかかるミシンの縫製枠駆動装置の要部概略図であって、斜視図を示す。 同実施形態にかかるミシンの縫製枠駆動装置の要部概略図であって、分解斜視図を示す。 同実施形態にかかる移送フレームの要部概略図であって、上方側の斜視図を示す。 同実施形態にかかる移送フレームの要部概略図であって、下方側の斜視図を示す。 同実施形態にかかる移送フレーム駆動手段の全体図であって、側面内視図を示す。 本発明にかかる縫製枠駆動装置の要部概略図であって、斜視図を示す。
符号の説明
100 ミシン
110 テーブル(ミシンテーブル)
120 縫製枠(刺繍枠、繍枠)
120a 縫製枠の横枠
120X 左右方向枠駆動体(X方向枠駆動体)
120Y 前後方向枠駆動体(Y方向枠駆動体)
120XY 左右/前後方向枠駆動体(X/Y方向枠駆動体)
130 移送機構(左右方向移送機構、前後方向移送機構)
130X 左右方向移送機構(X方向移送機構)
130Y 前後方向移送機構(Y方向移送機構)
140 駆動源(駆動モータ)
141 (駆動モータの)回転軸
140X 左右方向駆動モータ(X軸駆動モータ)
140Y 前後方向駆動モータ(Y軸駆動モータ)
150 移送フレーム駆動手段
150X 左右方向移送クレーム駆動手段(X軸移送フレーム駆動手段)
150Y 前後方向移送フレーム駆動手段(Y軸移送フレーム駆動手段)
151 駆動体(駆動プーリ)
152 噛合部材
152a ギア歯
153 回転部材(アイドラ)
154 回転部材(アイドラ)
155 回転部材(アイドラ)
160 連結体
210 固定フレーム
211 ガイドレール
212 トラックローラ
213 挿入ホール
220 移送フレーム
221 ガイドレール
222 レールガイド部材
223 ローラ軸
224 ローラ
225 ギア歯

Claims (2)

  1. 被縫製物を支持する縫製枠を左右方向に移送させる一つ以上の左右方向移送機構と、前記縫製枠を前後方向に移送させる一つ以上の前後方向移送機構とを備えるミシンの縫製枠駆動装置であって、
    前記左右方向移送機構及び前記前後方向移送機構の少なくとも何れか一方は、前記ミシンの本体に設けられる固定フレームと、前記固定フレーム上で移動可能に設けられ、ギア歯が形成される移送フレームと、前記移送フレームに形成される前記ギア歯と噛合され、前記移送フレームを往復移送させる移送フレーム駆動手段とを備え、
    前記移送フレーム駆動手段は、前記移送フレームの下部に形成されるギア歯と噛合される噛合部材と、前記噛合部材を多角形軌道に沿って回転するように回転支持する複数の回転部材と、前記噛合部材に回転力を与える駆動体とを備え、
    ガイドレールの底面に挿入ホールが形成され、前記移送フレームの下部に形成されたギア歯と前記噛合部材は前記挿入ホールを介して互いに噛合されることを特徴とするミシンの縫製枠駆動装置。
  2. 前記移送フレームは、上側に、前記移送フレームと直交方向に前記縫製枠を移送案内するレールガイド部材とを備えることを特徴とする請求項1記載のミシンの縫製枠駆動装置。
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