JP2009213694A - ミシン - Google Patents

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洋平 富田
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修 立川
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Abstract

【課題】ミシンの耐久性を高める。
【解決手段】被縫製物を保持する保持枠21を支持する送り台25と、第一の移動方向に移動可能とする第一のスライドガイド32と、第一のスライドガイドを第二の移動方向に移動可能とする第二のスライドガイド34と、第一及び第二の移動方向の駆動源となる固定設置された第一及び第二のステッピングモータ47,40と、第一のステッピングモータにより回転駆動を行うスプライン軸44と、スプライン軸と共に回転する回転体と、回転体を介して第一の移動方向の動作を送り台に付与する動作伝達手段と、第一のステッピングモータの出力軸又はスプライン軸により所定動作を付与される被検出体55と、被検出体の被検出部57を検出する固定設置された原点センサ56とを備え、被検出体の被検出部は、送り台の第一の移動方向の全範囲移動で一度だけ原点センサの検出位置を通過するように所定動作が付与される。
【選択図】図3

Description

本発明は、保持枠により被縫製物の移動動作を行うミシンに関する。
従来の電子サイクルミシンは、布保持を行う保持枠を載置する送り台と、送り台を縫い針の上下動方向に対して直交するX−Y軸方向に移動可能とするX軸方向とY軸方向のそれぞれのスライド機構と、送り台をX軸方向とY軸方向のそれぞれに移動位置決めする移動機構と、X軸方向及びY軸方向の移動機構を制御して縫製パターンデータに定められた各針落ち位置に針落ちを行わせる制御手段とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
そして、X軸方向とY軸方向のそれぞれの移動機構は、いずれもステッピングモータを駆動源としており、ステッピングモータの特性として、主電源の投入直後には、各ステッピングモータの原点位置がいずれにあるかが定まらないことから、動作制御を実行する前にX軸方向及びY軸方向のそれぞれについて原点位置を検出するための原点センサを設けている。
図9は、X軸方向とY軸方向のそれぞれのスライド機構110,120と、X軸方向における原点センサ130の配置を示す平面図である(Y軸方向の原点センサは図示略)。図示のように、X軸方向のスライド機構110は、X軸方向に沿ってミシン内に配置された一対のスライドガイド111と、当該各スライドガイド111に沿って送り台101をスライド可能に保持するスライダ112とを備えている。また、Y軸方向のスライド機構120は、Y軸方向に沿ってミシン内に配置された一対のスライドガイド121と、当該各スライドガイド121に沿ってX軸方向の各スライドガイド111をスライド可能に保持するスライダ122とを備えている。
そして、X軸方向の原点センサ130は、Y軸方向のスライダ122上に設けられており、送り台101に装備された検出片131が原点センサ130の検出位置に到達すると、光学的に検出を行うようになっている。
特開平9−131479号公報
上記従来の電子サイクルミシンでは、頻繁に移動を行うスライダ122上に原点センサ130を搭載する構造であるため、原点センサ130から制御手段への信号の送受を、スライダ122に一端が接続されたフレキシブルなフラットケーブル132により行っている。かかるフラットケーブル132は、スライダ122がY軸方向に移動を行っても、容易に撓むことで対応することができるようになっている。また、当該フラットケーブル132にはいつも所定の方向に撓むようにケーブルガードが設けられていた。
しかしながら、送り台101は、縫製中には高速且つ高頻度で移動を行うため、フラットケーブル132及びケーブルガードがY軸方向の移動を許容する構造であっても、劣化や破損を生じる可能性があるため、ミシンの耐久性を下げるおそれがあった。
これは、特に、大型の保持枠を搭載することで移動距離が長くなるミシンには特に顕著となりうる問題である。
本発明は、ミシンの耐久性の向上を図ることをその目的とする。
請求項1記載の発明は、縫い針を上下動させる針上下動機構と、被縫製物を保持する保持枠と、前記保持枠を支持して前記縫い針の上下動方向と直交する方向に移動可能である送り台と、前記送り台を前記縫い針の上下動方向と直交する第一の移動方向に沿って移動可能とする第一のスライドガイドと、前記第一のスライドガイドを前記縫い針の上下動方向及び前記第一の移動方向と直交する第二の移動方向に沿って移動可能とする第二のスライドガイドと、前記送り台の第一の移動方向に沿った移動の駆動源となる第一のステッピングモータと、前記送り台の第二の移動方向に沿った移動の駆動源となる第二のステッピングモータと、を備えるミシンにおいて、前記第一及び第二のステッピングモータはミシンフレーム内に固定配置され、前記第二の移動方向に沿って配設され、前記第一のステッピングモータにより回転駆動を行うスプライン軸と、前記スプライン軸に沿って移動可能であると共に当該スプライン軸と共に回転する回転体と、前記回転体及び送り台と一体となって前記第二の移動方向に沿って移動を行いつつ、前記回転体の回転動作を前記第一の移動方向に沿った直進動作に変換して前記送り台に付与する動作伝達手段と、前記第一のステッピングモータの出力軸又はスプライン軸により所定動作を付与される被検出体と、前記被検出体に設けられ、前記所定動作により移動を行う被検出部を検出するミシンフレームに固定設置された第一のステッピングモータの原点センサとを備え、前記被検出体の被検出部は、前記送り台の第一の移動方向における全移動範囲の移動により一度だけ原点センサの検出位置を通過するように前記所定動作が付与されることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、前記被検出体は、前記送り台の第一の移動方向における全移動範囲の移動により一回転以下の回転が行われる減速比で前記第一のステッピングモータの出力軸又はスプライン軸により回転動作が付与されると共に、前記原点センサは、前記被検出体の周縁部で回転移動を行う被検出部を検出することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、前記被検出体は、ラック−ピニオン機構により、前記第一のステッピングモータの出力軸又はスプライン軸の回転に伴って直進移動を行い、前記原点センサは、直進移動を行う前記被検出体の被検出部の通過位置に配置されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明では、保持枠を支持する送り台が第一のスライドガイドに沿って第一の移動方向に移動し、第一のスライドガイドが第二のスライドガイドに沿って第二の移動方向に移動することで、送り台を縫い針の上下動方向に垂直な平面内の任意の位置に位置決めすることができ、これにより、被縫製物に対して任意のパターンで縫い目を形成することを可能としている。
そして、送り台の第一の移動方向への移動動力は、第一のステッピングモータがスプライン軸を介して回転体を回転駆動し、動作伝達手段が回転体の回転を第一の移動方向に沿った直進動作に変換することで送り台に伝えられる。このとき、送り台は、第二のステッピングモータにより第二の方向へも移動を行うが、回転体及び動作伝達手段が第二の移動方向に平行なスプライン軸に沿って移動可能であるため、ミシンフレーム内に固定設置された第一のステッピングモータから送り台へ、第二の移動方向への移動を妨げることなく第一の移動方向への移動力を付与することができる。
また、第一のステッピングモータは縫製動作の前に予め原点検索を行う必要がある。原点検索は、第一のステッピングモータを駆動して送り台を第一の移動方向に沿って移動させ、全移動範囲内で唯一検出される一点を原点とし、これを基準に第一の移動方向について位置決め制御を行う。この原点は、位置制御のために既知の位置であれば、第一の移動方向における全移動範囲内のいずれの位置でも良い。原点検索は、具体的には、第一のステッピングモータを駆動し、その出力軸又はスプライン軸を介して被検出体に所定動作を行わせる。所定動作は、例えば、被検出体の回転動作や直進動作等である。これにより、被検出体に設けられた原点を示す被検出部が動作方向に沿って移動を行うこととなる。これに対して、原点センサは、被検出部の動作方向に沿った移動軌跡上に固定配置され、被検出部がセンサの検出位置を通過する際にこれを検出し、原点検索が行われる。
このとき、被検出体の被検出部は、送り台の第一の移動方向についての全移動範囲の移動に対して一度だけセンサの検出位置を通過するように動作が付与されるので、例え、第一の移動方向の全移動範囲の移動を行うために、第一のステッピングモータの出力軸やスプライン軸が何回転も要する場合でも、唯一の原点を定めることができる。
さらに、被検出体は、移動を行わない第一のステッピングモータの出力軸やスプライン軸から所定動作が付与されるので、従来のように、第一の移動方向及び第二の移動方向に沿って移動を行う送り台に設置される場合と異なり、ミシンフレーム内に固定設置された原点センサにより被検出部を検出することが可能となる。このため、原点センサからの検出信号の送受を行う配線は送り台の移動に伴い変形を生じることがなく、フレキシブルなケーブルの必要も無くなるため、送り台がいかなる動作を行っても、またいかなる頻度で動作しても、変形による劣化や破損を生じることが無く、ミシンの耐久性を飛躍的に向上することが可能となる。
請求項2記載の発明は、被検出体は、送り台の第一の移動方向における全移動範囲の移動により一回転以下の範囲で回転が行われるように減速されて第一のステッピングモータの出力軸又はスプライン軸から回転動作が付与されるので、例え、第一の移動方向の全移動範囲の移動を行うために、第一のステッピングモータの出力軸やスプライン軸が何回転も要する場合でも、被検出体は一回転以内の範囲でしか回転を行わない。従って、原点センサを、被検出体の周縁部に固定設置すれば、被検出部は一度しか通過しないため、唯一の原点を定めることができる。
さらに、原点センサをミシンフレーム内に固定設置することができるので、その配線は変形による劣化や破損を生じることが無く、ミシンの耐久性を飛躍的に向上することが可能となる。
また、被検出体は回転動作を行うので、直進移動動作を行う場合と異なり、移動先のスペースを確保する必要が無く、ミシンの小型化やミシンフレーム内の省スペース化を図ることが可能となる。
請求項3記載の発明は、被検出体はラック−ピニオン機構により直進移動を行うので、原点センサを被検出体の直進移動軌跡上に固定設置することができ、且つ、被検出部は一度しか通過しないため唯一の原点を定めることができる。
さらに、原点センサをミシンフレーム内に固定設置することができるので、その配線は変形による劣化や破損を生じることが無く、ミシンの耐久性を飛躍的に向上することが可能となる。
(発明の実施形態の全体構成)
本発明の実施形態たる電子サイクルミシン10について図1から図7に基づいて説明する。図1は電子サイクルミシン10の全体的な構成を示す斜視図である。
以下の説明において、電子サイクルミシン10の縫い針11の上下動方向をZ軸方向、Z軸方向に垂直な平面上で互いに直交する二方向をX軸方向とY軸方向とする。
電子サイクルミシン10は、縫い針11を上下動させる図示しない針上下動機構と、被縫製物である布地を保持して縫い針11の上下動方向と直交する方向に移動可能である保持枠としての布保持枠21と、布保持枠21を支持する送り台22を有し、当該送り台22を介して布保持枠21を縫い針11に対して移動させる布移動機構20と、針上下動機構及び布移動機構20を保持するミシンフレーム50と、後述するミシンベッド部51の上面を覆うためのベッド部カバー機構60と、布移動機構20により移動動作を行う布保持枠21を載置する平板状の縫製テーブル12とを備えている。
以下、各部を詳細に説明する。
(ミシンフレーム)
ミシンフレーム50は、箱状のミシンベッド部51と、ミシンベッド部51におけるY軸方向一端部から立設された立胴部52と、立胴部52の上端からY軸方向に沿って延出されたミシンアーム部53とから構成される。
なお、以下の電子サイクルミシン10の各部の説明において、ミシンアーム部53における延出端部側を「前側」、ミシンアーム部53に対して立胴部52側の方向を「後側」というものとする。即ち、以下の説明では、時折、Y軸方向を前後方向、X軸方向を左右方向と称する場合があるものとする。
(針上下動機構)
針上下動機構は、ミシンアーム部53内に配置され、縫い針11を保持する針棒と、ミシンモータにより回転駆動を行う上軸と、上軸の回転を上下動に変換して針棒に伝達するクランク機構とから構成されている。
なお、針棒はZ軸方向に沿ってミシンアーム部53の先端部側に支持されており、上軸は、ミシンアーム部53内にY軸方向に沿った状態で回転可能に支持されている。
(布移動機構)
布移動機構20は、図示しないミシンの制御装置により、布保持枠21を第一の移動方向としてのX軸方向及び第二の移動方向としてのY軸方向について任意に移動し、布地に対してX−Y平面上の任意の位置に針落ちを行わせることを可能としている。即ち、制御装置は一連の運針における一針ごとのX軸方向及びY軸方向の各移動量又は目標位置を定めた縫製データを記憶しており、布移動機構20は制御装置の動作制御に従って縫製データに基づいて針上下動機構に同期して一針ごとに布保持枠21の移動動作を実行する。
図2は布移動機構20の送り機構30の斜視図である。
布移動機構20は、図1及び図2に示すように、布保持枠21と、布保持枠21と共に布地を保持する下板22と、布保持枠21の両側部を保持する保持体23と、保持体23を昇降可能に支持する送りアーム24と、送りアーム24を載置する送り台25と、送り台25をX軸方向及びY軸方向について移動位置決めする送り機構30とを備えている。
布保持枠21は、長方形状の枠体であって、枠の内側の領域で針落ちが行われるようになっている。そして、布保持枠21のX軸方向の両端部は、平面視略コ字状の保持体23により支持されている。
送りアーム24は、後端部が送り台25の後側端部の上面に固定支持されており、前端部は片持ち状態で前側に延出されている。そして、送りアーム24は、その前端部において、保持体23を昇降可能に支持している。送りアーム24には、保持体23を介して布保持枠21を下方に付勢する図示しないコイルバネと当該コイルバネに抗して布保持枠21を上昇させる図示しないエアシリンダが装備されており、保持体23を介して布保持枠21の昇降動作を行うようになっている。
下板22は、前端部が布保持枠21と同形状の平板であり、後端部は送り台25の後部上面に固定支持されている。そして、この下板22はその前端部が、下降した布保持枠21とほぼ重合するようになっており、布保持枠21と下板22とで布地を挟持状態で保持することを可能としている。
また、下板22はその下面が、後述する縫製テーブル12の上面に丁度乗るように高さ調節されており、布保持枠21と共に布移動を行う際には、縫製テーブル12の上面を滑動するようになっている。
送り台25は前後方向(Y軸方向)に幾分長尺な長方形状の平板体であり、その後部側に前方に延出された送りアーム24を配置することで、前後に生じる荷重のバランスをとっている。
送り機構30は、送り台25の前端部と後端部とをそれぞれX軸スライダ31,31を介してX軸方向に沿って滑動可能に載置支持する一対の第一のスライドガイドとしてのX軸スライドガイド32,32と、一対のX軸スライドガイド32,32の両端部近傍をそれぞれY軸スライダ33,33を介してY軸方向に沿って滑動可能に載置支持する一対の第二のスライドガイドとしてのY軸スライドガイド34,34と、各Y軸スライダ33,33と個別に連結された一対のタイミングベルト35,35と、各タイミングベルト35,35の前後の端部側に設けられたベルトプーリと、各タイミングベルト35,35の前端部側の二つのベルトプーリを固定状態で軸支する支軸36と、各タイミングベルトの後端部側の二つのベルトプーリを固定状態で軸支する支軸37と、支軸37に固定装備された傘歯歯車38と、当該傘歯歯車38と噛合する傘歯歯車39と、傘歯歯車38,39を介して支軸37を回転駆動する第二のステッピングモータであるY軸移動モータ40と、送り台25に連結されたタイミングベルト41と、タイミングベルト41のX軸方向両端部に設けられたベルトプーリの一方42aと他方43aとそれぞれ回転可能に支持する第一及び第二のプーリ支持体42,43と、Y軸方向に沿って設けられ、同方向に沿って第二のプーリ支持体43を滑動可能に支持するスプライン軸44と、スプライン軸44に固定支持された従動歯車45と、従動歯車45と噛合する主動歯車46と、歯車45,46を介してスプライン軸44を回転駆動する第一のステッピングモータであるX軸移動モータ47と、スプライン軸44に併設されたX軸移動モータ47の原点検索機構48とを備えている。
送り台25は、X軸方向に沿ってミシンベッド部51内に配設されたX軸スライドガイド32,32によりX軸方向への移動を自在とし、当該X軸スライドガイド32,32はY軸スライダ33,33を介してY軸方向に沿ってミシンベッド部51内に固定設置されたY軸スライドガイド34,34によりY軸方向への移動を自在としている。これにより、送り台25は、X軸方向及びY軸方向の双方について自在に移動することが可能となっている。
なお、送り台25は、図示しないストッパによりX軸スライドガイド32,32上でのX軸方向への移動範囲が所定範囲内に規制されている。また、同様に、X軸スライドガイド32,32は、図示しないストッパによりY軸スライドガイド34,34上でのY軸方向への移動範囲が所定範囲内に規制されており、これにより、送り台25のY軸方向への移動範囲も所定範囲内に規制されている。
そして、一対のタイミングベルト35,35はY軸方向に沿って張設され、各タイミングベルト35,35のベルトプーリは支軸37及び傘歯歯車38,39を介してY軸移動モータ40により回転駆動されることで、タイミングベルト35,35からY軸スライダ33,33及びX軸スライドガイド32,32を介して送り台25をY軸方向に沿って移動位置決めすることを可能としている。即ち、これらは、ミシンベッド部51内に固定設置されたY軸移動モータ40から送り台25にY軸方向(第二の移動方向)に沿った移動動作を伝達する動作伝達手段として機能する。
また、X軸スライドガイド32,32は、各Y軸スライダ33,33及び第二のプーリ支持体43に架設装備されており、当該第二のプーリ支持体43はスプライン軸44によりY軸方向に沿って滑動可能に支持されている。そして、第一のプーリ支持体42は、第二のプーリ支持体43に対して遠方となる方のY軸スライダ33に固定支持されており、タイミングベルト41は、これらプーリ支持体42,43に支持されたベルトプーリ42a,43aによってX軸方向に沿って張設されている。かかる構成により、タイミングベルト41はX軸方向に沿ったベルト駆動を可能としつつも、各プーリ支持体42,43、X軸スライドガイド32,32及び送り台25と一体となってY軸方向に沿った移動を可能としている。即ち、タイミングベルト41及び各プーリ支持体42,43は、ミシンベッド部51内に固定設置されたX軸移動モータ47の回転駆動力をX軸方向(第一の移動方向)に沿った直進動作に変換して送り台25に付与する動作伝達手段として機能する。
さらに、第二のプーリ支持体43が保有するベルトプーリ43aは、図示しないスプラインナットを介してスプライン軸44から回転駆動力が伝達されており、X軸移動モータ47の駆動により、歯車45,46及びスプライン軸44を介してタイミングベルト41を搬送し、送り台25をX軸方向に沿って移動させることを可能としている。即ち、当該ベルトプーリ43a(又は図示しないスプラインナット)は、スプライン軸44に沿って移動可能であると共に当該スプライン軸44と共に回転する回転体に相当する。
これらの構成により、X軸移動モータ47及びY軸移動モータ41をそれぞれ駆動制御することにより、送り台25、布保持枠21及び下板22をX−Y平面の任意に位置に位置決めすることを可能としている。
(X軸移動モータの原点検索機構)
図3はX軸移動モータ47の原点検索機構48のY軸方向から見た正面図である。
図示のように、原点検索機構48は、スプライン軸44に設けられた主動歯車49と、ミシンベッド部51内で回転可能に軸支された被検出体55と、被検出体55の外周に設けられた被検出部の検出を行う原点センサ56とを備えている。
被検出体55は、外周の半分が歯車となっており、主動歯車49と噛合する。また、被検出体55の外周の残りの半分はレール状に形成されている。
原点センサ56は、コ字状となる部位を有しており、そこに被検出体55のレール状の部分が侵入するようにミシンベッド部51内に固定設置されている。かかる原点センサ56のコ字状部位には、図示しない光源と受光素子とが対向配置されており、被検出体55のレール状の部分が遮光することで当該レール状部分の検出をすることができるようになっている。即ち、被検出体55のレール状の部分の一方の端部が被検出部57となっており、原点検索時には、被検出体55が規定方向に回転するようにX軸移動モータ47の駆動が行われ、被検出部57に到達してレール状の部分による遮蔽が行われなくなったことが検出された位置を原点とする。
なお、主動歯車49と被検出体55の歯車との間では、所定の減速比が設定されている。前述したように、送り台25はX軸方向についてその最大移動範囲がストッパにより規制されており、最大移動範囲の端から端までを移動するためにスプライン軸44及び主動歯車49が行った総回転量に対して、被検出体55は半回転しか行わないように減速比が設定されている。また、被検出部57は、最大移動範囲の端部近傍となるように調整されている。
(縫製テーブル)
図4は縫製テーブル12における支承部80の周囲の構造を示す平面図、図5はその側面図である。
縫製テーブル12は、図1に示すように、長方形状の平板であり、布保持枠21及び下板22が送り機構30によるX軸方向及びY軸方向における限界移動範囲まで移動した場合でも平板面内に納めることが可能な大きさに設定されている。この縫製テーブル12の縫い針11の直下位置には針穴が設けられ、針穴位置の下側には縫い針に通された上糸に下糸を絡める図示しない周知の釜機構が配置されている。
縫製テーブル12は、図5に示すように、ミシンベッド部51の上面よりも幾分高く配置されており、縫製テーブル12の前端部はミシンベッド部51の前端部より大きく前方に延出されている。このため、縫製テーブル12は、ミシンベッド部51の前端部に設けられた支えブラケット13により下面側が支えられながらミシンベッド部51に固定されている。さらに、縫製テーブル12の後端部側は、平面視でミシンベッド部51の前端部側と一部重なり合うように配置され、縫製テーブル12の下面とミシンベッド部51の前端部の上面との間には隙間が形成されている。かかる隙間は、前述した送り台25が最前進位置まで移動したときに縫製テーブル12の後端部との衝突を避けるために必須のものである。なお、図5ではこの隙間にベッド部カバー機構60が図示されているが、当該ベッド部カバー機構60よりも奥側に送り台25が進入するようになっている。
また、縫製テーブル12のX軸方向幅は、ミシンベッド部51のX軸方向幅よりも幾分広く設定され、ミシンベッド部51の両側部よりも外側に延出されている。
(ベッド部カバー機構)
ミシンベッド部51は上方が大きく開放されており、そのままの状態では、送り台25の周囲において送り機構30が上方に露出される。このため、送り台25の周囲をベッド部カバー機構60により覆っている。なお、前述したように、送り台25はX軸方向及びY軸方向に任意に移動するため、ベッド部カバー機構60は、当該送り台25の移動を許容しつつもその周囲を覆うことができる構造となっている。
ベッド部カバー機構60は、ミシンベッド部51の上部におけるX軸方向両端部から外側に向かって張り出された送り台カバー61,61と、送り台25と送り台カバー61,61との間を遮蔽するX軸方向両側にそれぞれ設けられた板状カバーとしての第一の補助カバー62,62及び第二補助カバー63,63と、第一及び第二の補助カバー62,62,63,63をX軸方向に沿って滑動可能に支持するスライドレール64,64とを備えている。
各送り台カバー61,61は略長方形の平板であって、ミシンベッド部51のX軸方向における両端部からそれぞれがより外側に向かって延出されており、ミシンベッド部51の開口部を覆う機能は有していない。また、一方の送り台カバー61の先端部から他方の送り台カバー61の先端部までの距離は、縫製テーブル12のX軸方向幅よりも長く設定され、図4に示すように、より外側まで延びている。
各スライドレール64,64は、二つの送り台カバー61,61の間に架設され、それらの上面に固定装備されている。そして、各スライドレール64,64は、一方の送り台カバー51の先端部から他方の送り台カバー51の先端部までの距離と等しい長さに設計されており、各送り台カバー51の前端部側と後端部側とに配置されている。
さらに、各スライドレール54,54は、その長手方向に沿って二本のスライド溝が上下に形成されている。これら各スライドレール64,64のスライド溝は、互いに対向しており、各スライドレール64,64の上側のスライド溝は第一の補助カバー62,62の両端部をX軸方向に沿ってスライド可能に支持し、各スライドレール64,64の下側のスライド溝は第二の補助カバー63,63の両端部をX軸方向に沿ってスライド可能に支持している。
図6は図1におけるW−W線に沿ったベッド部カバー機構60の断面図である。
第一及び第二の補助カバー62,62,63,63は、いずれも長方形の略平板状であって、これらのカバーと送り台カバー61,61とは各スライドレール64,64により上下方向について若干の隙間が形成されている。
図6に示すように、送り台25のX軸方向両側縁部には上向きの凸条部25aが形成されている(片側のみ図示)。
これに対して、第一の補助カバー62,62には、凸状部25aが嵌合する嵌合溝部62aが送り台25側の側縁部にY軸方向全長に渡って形成されている。このため、第一の補助カバー62,62は、送り台25のY軸方向の移動に対してはこれを許容し、送り台25のX軸方向の移動の際には当該送り台25と共にX軸方向にスライド移動を行うことができるようになっている。なお、送り台25側に溝を設け、第一の補助カバー62側に凸状部を設けても良い。
また、第一の補助カバー62,62の第二の補助カバー63,63側の側縁部の下面には下側に向かって突出した凸状部62b,62bがY軸方向全長に渡って形成されている。
そして、これに対して、第二の補助カバー63,63の第一の補助カバー62,62側の側縁部の上面には上側に向かって突出した凸状部63a,63aがY軸方向全長に渡って形成されている。そして、当該各凸状部63a,63aは、各凸状部62b,62bよりも内側に位置しており、これにより、送り台25が大きく内側に移動するときには、凸状部63aに凸状部62bが係合して第一の補助カバー62と共に第二の補助カバー63がX軸方向についてスライド移動を行い、送り台25が外側に移動するときには、凸状部63aと凸状部62bとは係合せず、第一の補助カバー62のみが第二の補助カバー63に重なるようにX軸方向についてスライド移動を行う。なお、送り台カバー61,61のX軸方向の先端位置にはストッパ65,65が設けられており、当該ストッパ65,65よりも外側への第一の補助カバー62,62及び第二の補助カバー63,63の移動を規制するようになっている。これら第一の補助カバー62,62及び第二の補助カバー63,63により、送り台25がX軸方向における両側の限界位置まで移動する場合でも、常にそのX軸方向両側については覆われる。
さらに、送り台25の後側には、蛇腹構造のシャッタ66が設けられており、送り台25の前後移動に追従して常にシャッタ66が送り台25の上方を覆うようになっている。なお、送り台25の前側は常に前述した下板22が覆っているので、遮蔽構造は設けられていない。
(支承部)
前述したように、縫製テーブル12は、その後端部がミシンベッド部51の前端部よりも後方に延出され、なお且つ、ミシンベッド部51の上面との間に隙間を形成している。従って、縫製テーブル12は、そのままの状態では後端部が自由端となる片持ちの構造となり振動を生じやすいので、これを抑制するために支承部80が設けられている。
縫製テーブル12の後端部であってX軸方向両端部のそれぞれに支承部80は設けられ、各部を下側から支承する。即ち、各支承部80は、図5に示すように、縫製テーブル12の後端部であってX軸方向の端部の角部をその下方に位置する送り台カバー61と連結するネジ81と当該ネジ81を挿通すると共に縫製テーブル12と送り台カバー61とを所定の間隔に維持するスペーサ82とから構成される。
なお、各支承部80の配置は、より内側に設けても良いが、縫製テーブル12の端縁部のいずれかの部位において自由端となることがないように、角部(後方であってX軸方向両外側)に設けることが望ましい。
ここで、支承部80は、縫製テーブル12と送り台カバー61とを連結する構造であるため、第一の補助カバー62及び第二の補助カバー63との干渉を生じることとなる。従って、図7に示すように、第一の補助カバー62及び第二の補助カバー63とには、支承部80との干渉を回避するための切り欠き62c,63bがそのスライド移動方向(X軸方向)に沿って形成されている。
(電子サイクルミシンの動作説明)
上記構成からなる電子サイクルミシン10では、主電源の投入時に、X軸移動モータ47及びY軸移動モータ41について原点検索が行われる。
Y軸移動モータ41は、移動対象であるY軸スライダ33が直線方向に沿って移動する構造のため、従前のミシンと同様の周知の原点検索機構(例えば、Y軸スライダ33に設けられた被検出部と、その移動軌跡上に配置された光学式のセンサとからなる構成)により被検出部の検出が行われ、検出位置がY軸方向における原点として記憶される。
一方、X軸移動モータ47は、送り台25を所定方向にその移動範囲の端に向けて移動させる。これにより被検出体55の被検出部57が原点センサ56により検出される。そして、その検出位置がX軸方向における原点として記憶される。
そして、原点検索が終わると、エアシリンダの駆動により布保持枠21が下降して、下板22との間で布地の保持を行う。
そして、記憶された縫製データに従って、制御手段が針上下動機構による針上下動の一針ごとに送り機構30のX軸移動モータ47及びY軸移動モータ41を駆動し、布保持枠21を縫製データに定める任意の位置に位置決めする。このとき、X軸移動モータ47及びY軸移動モータ41により位置決めは原点検索で求められた原点を基準に行われる。
このとき、送り台25はX軸方向及びY軸方向について縫製データに従って移動を行うこととなるが、Y軸方向の移動については両側の第一の補助カバー62,62に対して送り台25のみがスライド移動を行い、後方のシャッタ66が伸縮を行う。また、X軸方向の移動については、両側の第一の補助カバー62,62が送り台25に追従してスライド移動し、第二の補助カバー63,63は第一の補助カバー62に引かれる場合にのみ追従してスライド移動を行う。そして、各補助カバー62,62,63,63がスライド移動を行う際には、切り欠き62c,63bにより支承部80と非干渉で円滑にスライド移動が行われる。
(電子サイクルミシンの効果)
上記電子サイクルミシン10では、スプライン軸44により第二のプーリ支持体43のベルトプーリ43aがY軸方向に沿って移動可能であると共に回転駆動力が伝達されることから、タイミングベルト41を介して送り台25のY軸方向への移動を妨げることなく当該送り台25にX軸方向への移動力を付与することができる。
そして、X軸移動モータ47の原点検索機構48は、X軸移動モータ47により回転駆動されるスプライン軸44から主動歯車49を介して回転動作を行う被検出体55に対して原点センサ56が原点検索を行うことから、ミシンベッド部51内において、原点センサ56を被検出体55の周囲に固定設置することができる。つまり、原点センサを移動動作を行う構成に搭載する必要がないため、原点センサ56からの検出信号の送受を行う配線は送り台25の移動に伴い変形を生じることがなく、フレキシブルなケーブルの必要も無くなるため、送り台25がいかなる動作を行っても、またいかなる頻度で動作しても、変形による劣化や破損を生じることが無く、ミシンの耐久性を飛躍的に向上することが可能となる。
また、被検出体55は回転動作を行うので、直進移動動作を行う場合と異なり、移動先のスペースを確保する必要が無く、ミシンの小型化やミシンフレーム内の省スペース化を図ることが可能となる。
(その他)
なお、X軸移動モータ47の原点検索機構48では被検出部55が回転動作を行うように構成しているが、図8に示す原点検索機構48Aのようにラックーピニオン機構を用いて被検出体55Aが直進移動動作を行うように構成しても良い。この場合、スプライン軸44に設けられた主動歯車44がピニオンギアとして機能し、長尺状の被検出体55Aにはラック歯が形成される。そして、主動歯車44と被検出体55Aのラック歯とを噛合させることでX軸移動モータ47の駆動により被検出体55AがX軸方向に沿って移動可能となる。そして、原点センサ56のコ字状部に被検出体55Aが侵入するようにミシンベッド部51内に固定設置を行う。これにより、被検出体55Aの一端部が被検出部57Aとして機能し、原点検索時には、X軸移動モータ47の駆動により被検出体55Aの被検出部57Aが検出され流ことにより、その位置をX軸方向における原点として記憶する。
以上のように、原点検索機構48Aの場合には、被検出体55は移動動作を行うが、原点センサ56はその移動軌跡上に配置すればよいので、ミシンベッド部51内に固定設置することが可能である。従って、原点検索機構48の場合と同様に、原点センサ56からの検出信号の送受を行う配線は送り台25の移動に伴い変形を生じることがなく、フレキシブルなケーブルの必要も無くなるため、送り台25がいかなる動作を行っても、またいかなる頻度で動作しても、変形による劣化や破損を生じることが無く、ミシンの耐久性を飛躍的に向上することが可能となる。
なお、原点検索機構48及び48Aでは、所定形状の端部を被検出部57,57Aとしているがこれに限定するものではなく、原点センサ56により他の部分と識別可能な構造やマーキングを被検出部としても良いことは言うまでもない。
電子サイクルミシンの全体的な構成を示す斜視図である。 布移動機構の送り機構の斜視図である。 X軸移動モータの原点検索機構のY軸方向から見た正面図である。 縫製テーブルにおける支承部の周囲の構造を示す平面図である。 縫製テーブルにおける支承部の周囲の構造を示す側面図である。 図1におけるW−W線に沿ったベッド部カバー機構の断面図である。 第一及び第二の補助カバーに形成された切り欠きを示す斜視図である。 X軸移動モータの原点検索機構の他の例をY軸方向から見た正面図である。 従来の電子サイクルミシンを示す側面図である。
符号の説明
10 ミシン
11 縫い針
20 布移動機構(移動機構)
21 布保持枠(保持枠)
25 送り台
32 X軸スライドガイド(第一のスライドガイド)
34 Y軸スライドガイド(第二のスライドガイド)
40 Y軸移動モータ(第二のステッピングモータ)
43a ベルトプーリ(回転体)
44 スプライン軸
47 X軸移動モータ(第一のステッピングモータ)
48 原点検索機構
55 被検出体
56 原点センサ
57 被検出部

Claims (3)

  1. 縫い針を上下動させる針上下動機構と、
    被縫製物を保持する保持枠と、
    前記保持枠を支持して前記縫い針の上下動方向と直交する方向に移動可能である送り台と、
    前記送り台を前記縫い針の上下動方向と直交する第一の移動方向に沿って移動可能とする第一のスライドガイドと、
    前記第一のスライドガイドを前記縫い針の上下動方向及び前記第一の移動方向と直交する第二の移動方向に沿って移動可能とする第二のスライドガイドと、
    前記送り台の第一の移動方向に沿った移動の駆動源となる第一のステッピングモータと、
    前記送り台の第二の移動方向に沿った移動の駆動源となる第二のステッピングモータと、を備えるミシンにおいて、
    前記第一及び第二のステッピングモータはミシンフレーム内に固定配置され、
    前記第二の移動方向に沿って配設され、前記第一のステッピングモータにより回転駆動を行うスプライン軸と、
    前記スプライン軸に沿って移動可能であると共に当該スプライン軸と共に回転する回転体と、
    前記回転体及び送り台と一体となって前記第二の移動方向に沿って移動を行いつつ、前記回転体の回転動作を前記第一の移動方向に沿った直進動作に変換して前記送り台に付与する動作伝達手段と、
    前記第一のステッピングモータの出力軸又はスプライン軸により所定動作を付与される被検出体と、
    前記被検出体に設けられ、前記所定動作により移動を行う被検出部を検出するミシンフレームに固定設置された第一のステッピングモータの原点センサとを備え、
    前記被検出体の被検出部は、前記送り台の第一の移動方向における全移動範囲の移動により一度だけ原点センサの検出位置を通過するように前記所定動作が付与されることを特徴とするミシン。
  2. 前記被検出体は、前記送り台の第一の移動方向における全移動範囲の移動により一回転以下の回転が行われる減速比で前記第一のステッピングモータの出力軸又はスプライン軸により回転動作が付与されると共に、
    前記原点センサは、前記被検出体の周縁部で回転移動を行う被検出部を検出することを特徴とする請求項1記載のミシン。
  3. 前記被検出体は、ラック−ピニオン機構により、前記第一のステッピングモータの出力軸又はスプライン軸の回転に伴って直進移動を行い、
    前記原点センサは、直進移動を行う前記被検出体の被検出部の通過位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載のミシン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108796871A (zh) * 2017-05-02 2018-11-13 天津宝盈电脑机械有限公司 纵向进料布线机送收料机构
JP2019129662A (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 日本電産サンキョー株式会社 アクチュエータ、入力装置、およびコントロールシステム

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