JP7072393B2 - アクチュエータ、入力装置、およびコントロールシステム - Google Patents
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Description
ュエータを構成する場合には、空芯コイルと磁石を用いた1軸のリニアアクチュエータを2組用いる場合と比較して部品コストを低くすることができる。従って、直交する2方向の動きを発生させるアクチュエータを低コストで提供することができる。また、このようにすると、被駆動部は、第1スライダに対しては第2方向へ自由に相対移動し、且つ、第2スライダに対しては第1方向へ自由に相対移動する。従って、第1スライダと第2スライダを独立して移動させて、操作体を平面内の任意の方向へ移動させることができる。
操作者に体感させることができる。
図1は、本発明を適用した実施形態1のアクチュエータ1の斜視図である。図1(a)はZ方向の一方側Z1から見た斜視図であり、図1(b)はZ方向の他方側Z2から見た斜視図である。また、図2は実施形態1のアクチュエータ1の分解斜視図であり、ベース21からカバー22を取り外した状態を示す。アクチュエータ1は、支持体2と、支持体2に対してX方向(第1方向)およびY方向(第2方向)へ相対移動する操作体3と、操作体3をX方向へ移動させる第1移動機構4と、操作体3をY方向へ移動させる第2移動
機構5と、操作体3の現在位置を検出するセンサ部6を備える。図1(a)、図2に示すように、操作体3は、支持体2の内部においてX方向およびY方向に移動可能な状態で保持される円板状の本体部31と、支持体2に設けられた矩形の窓部20からZ方向の一方側Z1へ突出する出力部32を備える。出力部32は、窓部20の開口範囲内でXY面内の任意の方向へ移動可能である。
図3、図4に示すように、第1移動機構4は、第1モータ40と、第1モータ40の出力軸41に固定される第1ピニオン43と、第1ピニオン43と噛み合う第1ラック部44を備えた第1スライダ45と、第1スライダ45をX方向へ移動可能に支持する第1ガイド軸46を備える。第1ガイド軸46はX方向に延在し、ベース21に形成された第1
溝部24に配置される。図3に示すように、第1溝部24はベース21に形成された凹部23のY方向の一方側Y1の端部においてX方向に延在し、ベース21をZ方向に貫通する。第1スライダ45は、第1の長孔451が形成された略矩形の板状部452と、板状部452のY方向の一方側Y1の縁に形成されたスライド部453を備えており、板状部452は凹部23に配置され、スライド部453は第1溝部24に配置される。スライド部453には、X方向に離間した2箇所に凸部454が形成されており、各凸部454に形成された孔に第1ガイド軸46が通されている。また、スライド部453のZ方向の他方側Z2の端部には、X方向に延在する第1ラック部44が形成されている。
第2移動機構5は、第2モータ50と、第2モータ50の出力軸51に固定される第1傘歯車58と、第1傘歯車58と噛み合う第2傘歯車59と、第2傘歯車59と一体に回転する第2ピニオン53と、第2ピニオン53と噛み合う第2ラック部54を備えた第2スライダ55と、第2スライダ55をY方向へ移動可能に支持する第2ガイド軸56を備える。第2ガイド軸56はY方向に延在し、ベース21に形成された第2溝部25に配置される。図3に示すように、第2溝部25は、ベース21に形成された凹部23のX方向の略中央部においてY方向に延在し、ベース21をZ方向に貫通する。第2スライダ55は、第2の長孔551が形成された略矩形の板状部552と、板状部552からZ方向の他方側Z2へ突出する凸部554を備える。板状部552は凹部23に配置され、凸部554は第1溝部24に配置される。凸部554は、Y方向に離間した2箇所に形成されており、各凸部554に形成された孔に第2ガイド軸56が通されている。また、図3に示すように、板状部552のX方向の他方側X2の端部には、Y方向に延在する第2ラック部54が形成されている。
センサ部6は、操作体3をX方向に移動させる第1スライダ45のX方向の現在位置を検出する第1センサ部6Xと、操作体3をY方向に移動させる第2スライダ55のY方向の位置を検出する第2センサ部6Yを備える。第1センサ部6Xは、ベース21の第1溝部24の内壁面に取り付けられた第1ホール素子61と、第1スライダ45に取り付けられた第1磁石62を備える。第1ホール素子61はX方向に離間した2箇所に配置され、
2箇所の第1ホール素子61の出力に基づき、第1スライダ45が移動したときの第1磁石62の磁界の変化を検出する。第2センサ部6Yは、ベース21の凹部23の内壁面に取り付けられた第2ホール素子63と、第2スライダ55に取り付けられた第2磁石64を備える。第2ホール素子63はY方向に離間した2箇所に配置されており、2箇所の第2ホール素子63の出力に基づき、第2スライダ55が移動したときの第2磁石64の磁界の変化を検出する。
図5は本発明を適用した実施形態2のアクチュエータ1の斜視図である。図5(a)はZ方向の一方側Z1から見た斜視図であり、図5(b)はZ方向の他方側Z2から見た斜視図である。また、図6は実施形態2のアクチュエータ1の分解斜視図であり、カバー22の図示を省略し、操作体3、第1スライダ45、第2スライダ55をベース21から分離した状態を示す。実施形態2のアクチュエータ1は、支持体2と、支持体2に対してX方向(第1方向)およびY方向(第2方向)へ相対移動する操作体3と、操作体3をX方向へ移動させる第1移動機構4と、操作体3をY方向へ移動させる第2移動機構5と、操作体3の現在位置を検出するセンサ部6を備える。以下、実施形態1と異なる点のみ説明し、実施形態1と同一の点は説明を省略する。
図7は実施形態3のアクチュエータ1Aのブロック図である。実施形態3のアクチュエータ1Aは、実施形態1、2のアクチュエータ1に、モータドライバ7と、制御部8と、通信部9を搭載したものである。実施形態1、2のアクチュエータ1は、上位装置からの
制御によって第1モータ40および第2モータ50に駆動電流が供給されるものであったが、実施形態3では、アクチュエータ1Aの内部にモータドライバ7および制御部8を組み込んでいる。制御部8は、モータドライバ7に制御信号を供給して、第1モータ40および第2モータ50の駆動電流を制御する。制御部8には、センサ部6の出力が入力される。制御部8は、センサ部6の出力に基づき、操作体3の目標位置と現在位置とのずれを解消するためのフィードバック制御を行う。これにより、精度良く操作体3の動きを制御することができる。
図8は本発明を適用した入力装置100、および、入力装置100を用いたコントロールシステム300のブロック図である。本発明を適用したアクチュエータ1、1Aは、操作体3に手指で触れて操作を行う入力装置100に用いることができる。図8の入力装置100は、実施形態3のアクチュエータ1Aと、操作体3に対する操作を検出する第1操作検出部10を備える。例えば、アクチュエータ1Aを操作用のボタンに搭載し、操作体3に触れてボタンを操作する場合に、第1操作検出部10は、このような操作が行われたことを検出する。あるいは、操作の態様や操作量を検出する。そして、検出内容に応じた検出信号を制御部8に入力する。
以上説明したように、本形態のアクチュエータ1は、第1モータ40の回転を第1スライダ45の直進運動に変換し、第2モータ50の回転を第2スライダ55の直進運動に変換し、これら2つのスライダ45、55を直交する2方向に移動させることによって、操作体3を平面内で任意の方向へ移動させることができる。従って、操作体3に触れた操作者に対して、X方向の振動とY方向の振動を組み合わせた振動を体感させることができる。このように、モータを用いた2組の移動機構を用いて2軸のアクチュエータを構成する場合には、空芯コイルと磁石を用いた1軸のリニアアクチュエータを2組用いる場合と比較して部品コストを低くすることができる。従って、直交する2方向の動きを発生させるアクチュエータ1を低コストで提供することができる。
置するスペースの平面サイズを小さくすることができる。従って、アクチュエータ1の平面サイズを小さくすることができる。
軸、58…第1傘歯車、59…第2傘歯車、61…第1ホール素子、62…第1磁石、63…第2ホール素子、64…第2磁石、100…入力装置、200…コントロールシステム、210…表示部、211…ポインタ、220…タッチパネル、221…上板部、222…側板部、230…制御部、231…第1制御部、232…第2制御部、300…コントロールシステム、451…第1の長孔、452…板状部、453…スライド部、454…凸部、551…第2の長孔、552…板状部、554…凸部
Claims (7)
- 開口した窓部が設けられた支持体と、
前記支持体に保持される第1モータ、および、前記第1モータの回転に基づき前記支持体に対して第1方向へ移動する第1スライダを備えた第1移動機構と、
前記支持体に保持される第2モータ、および、前記第2モータの回転に基づき前記支持体に対して前記第1方向と直交する第2方向へ移動する第2スライダを備えた第2移動機構と、
前記第1スライダに対して前記第1方向へ相対移動不能且つ前記第2方向へ相対移動可能に係合すると共に、前記第2スライダに対して前記第2方向へ相対移動不能且つ前記第1方向へ相対移動可能に係合する操作体と、を有し、
前記第1スライダは、前記第2方向に延在する第1の長孔を備え、
前記第2スライダは、前記第1方向に延在する第2の長孔を備え、
前記操作体は、前記第1の長孔と前記第2の長孔に挿入される被駆動部と、前記被駆動部とは反対側から前記窓部を貫通して前記窓部から突出する出力部とを備え、
前記出力部は、前記窓部の開口範囲内で移動可能であることを特徴とするアクチュエータ。 - 前記第1移動機構は、前記第1モータの回転に基づいて回転する第1ピニオン、および、前記第1スライダに形成されて前記第1方向に延在する第1ラック部を備え、
前記第2移動機構は、第2モータの回転に基づいて回転する第2ピニオン、および、前記第2スライダに形成されて前記第2方向に延在する第2ラック部を備えることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。 - 前記第1モータの出力軸と前記第1ピニオンとの間の回転伝達経路と、前記第2モータの出力軸と前記第2ピニオンとの間の回転伝達経路のいずれか一方には、第1の傘歯車、および、前記第1の傘歯車と直交する軸線回りに回転する第2の傘歯車が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のアクチュエータ。
- 前記第1スライダの前記第1方向の位置、および、前記第2スライダの前記第2方向の位置を検出するセンサ部と、
前記センサ部の出力に基づいて前記第1モータおよび前記第2モータを制御する制御部
と、を有することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のアクチュエータ。 - 前記センサ部は、
前記支持体に設けられた第1ホール素子、および、前記第1スライダに設けられた第1磁石を備えた第1センサと、
前記支持体に設けられた第2ホール素子、および、前記第2スライダに設けられた第2磁石を備えた第2センサと、を備えることを特徴とする請求項4に記載のアクチュエータ。 - 請求項4または5に記載のアクチュエータ、および、前記操作体に対する操作を検出する第1操作検出部を備えた入力装置であって、
前記制御部は、前記第1操作検出部の出力、もしくは、上位装置からの制御命令に基づいて前記第1モータおよび前記第2モータを制御することを特徴とする入力装置。 - 請求項6に記載の入力装置と、前記入力装置と通信を行うコントロールユニットと、を有するコントロールシステムであって、
前記コントロールユニットは、前記入力装置から供給された前記操作体の操作に関する信号に基づいてコントロール対象の制御を行うと共に、前記入力装置に対して前記操作体の動きを制御する制御信号を供給することを特徴とするコントロールシステム。
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JP2018011498A JP7072393B2 (ja) | 2018-01-26 | 2018-01-26 | アクチュエータ、入力装置、およびコントロールシステム |
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JP2018011498A Active JP7072393B2 (ja) | 2018-01-26 | 2018-01-26 | アクチュエータ、入力装置、およびコントロールシステム |
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JP3084433U (ja) | 2001-08-31 | 2002-03-22 | イマージョン コーポレイション | 触感マウス装置 |
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