JP5195471B2 - 動力伝達装置およびこれを搭載する車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載され、原動機からの動力を車軸に伝達するクラッチを備える動力伝達装置およびこれを搭載する車両に関する。
従来、この種の動力伝達装置としては、エンジンからの動力により駆動する第1の油圧ポンプ(機械式オイルポンプ)と、シフト操作に連動するマニュアルシフトバルブと、第1の油圧ポンプにマニュアルシフトバルブを介して入力ポートが接続されたソレノイドバルブと、ソレノイドバルブの出力ポートと摩擦係合装置(クラッチ)とを接続する油路に介在しこの油路を連通する第1のポジションと油路を遮断(逆止弁内蔵を含む)する第2のポジションとを選択する2ポジションの電磁弁として構成された選択バルブと、クラッチに吐出圧を直接に供給する第2の油圧ポンプ(電磁ポンプ)と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−180303号公報
上述した動力伝達装置では、選択バルブによりソレノイドバルブの出力ポートとクラッチとを接続する油路が遮断されている状態で何らかの異常(例えば、異物の噛み込みなど)により選択バルブがスティック(固着)すると、クラッチに作用している油圧の逃げ場がなくなる場合が生じる。一般に、ニュートラルポジションにシフト操作されると、油圧ポンプからの油圧がマニュアルシフトバルブで遮断されるため、油圧ポンプからの油圧はクラッチに供給されなくなるが、上述した場合では、ニュートラルポジションへのシフト操作に伴って油圧ポンプからの油圧がマニュアルシフトバルブで遮断されても、残圧によりクラッチが係合した状態が維持され、エンジンから予期しない動力が車軸へ伝達される場合がある。また、上述した状態で選択バルブがスティックすると、クラッチに必要な油圧を供給することができなくなるため、車軸に動力を伝達するのが困難となる。
本発明の動力伝達装置およびこれを搭載する車両は、クラッチへ流体圧を供給する経路の切り替えを行なう切替バルブの異常に適切に対処して装置の信頼性を向上させることを主目的とする。
本発明の動力伝達装置およびこれを搭載する車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の動力伝達装置は、
車両に搭載され、原動機からの動力を車軸に伝達するクラッチを備える動力伝達装置であって、
前記原動機からの動力により駆動して流体圧を発生させて出力する第1のポンプと、
電力の供給を受けて駆動して流体圧を発生させて出力する第2のポンプと、
入力ポートと前記クラッチに接続された出力ポートとドレンポートとが形成され、リニアソレノイドバルブとして機能する調圧バルブと、
前記第1のポンプが駆動しているときには前記第1のポンプから出力された作動流体が前記調圧バルブの入力ポートに供給されると共に前記第2のポンプから前記調圧バルブの入力ポートへの作動流体の供給が遮断される第1の接続状態と、前記第1のポンプが駆動していないときには前記第1のポンプから前記調圧バルブの入力ポートへの作動流体の供給が遮断されると共に前記第2のポンプから出力された作動流体が前記調圧バルブの入力ポートに供給される第2の接続状態とを切り替える切替バルブと、
を備えることを要旨とする。
この本発明の動力伝達装置では、リニアソレノイドバルブとして機能する調圧バルブに入力ポートとクラッチに接続された出力ポートとドレンポートとが形成され、切替バルブが、原動機からの動力により駆動する第1のポンプが駆動しているときには第1のポンプから出力された作動流体が調圧バルブの入力ポートに供給されると共に電力の供給を受けて駆動する第2のポンプから調圧バルブの入力ポートへの作動流体の供給が遮断される第1の接続状態と、第1のポンプが駆動していないときには第1のポンプから調圧バルブの入力ポートへの作動流体の供給が遮断されると共に第2のポンプから出力された作動流体が調圧バルブの入力ポートに供給される第2の接続状態とを切り替える。これにより、切替バルブが何らかの異常により第2の接続状態でスティック(固着)しているときでも、調圧バルブをオフすることにより出力ポートとドレンポートとを連通してクラッチに作用している流体圧をドレンポートからドレンすることができる。このため、切替バルブがスティックしている状態でニュートラルポジションにシフト操作されたときであっても、通常ニュートラルポジションでは調圧バルブはオフされてクラッチに作用している流体圧をドレンすることができるから、原動機から運転者の予期しない動力が車軸に伝達されるのを抑止することができる。したがって、切替バルブの異常に適切に対処して装置の信頼性を向上させることができる。また、原動機の停止に伴って第1のポンプが停止している最中に第2のポンプを駆動するものとすれば、第2のポンプからクラッチに流体圧を作用させることができるから、次に原動機が始動したときにクラッチを迅速に係合することができる。ここで、「原動機」には、自動停止と自動始動とが可能な内燃機関が含まれる他、走行用の動力を出力可能な電動機も含まれる。また、「クラッチ」には、二つの回転系を接続する通常のクラッチが含まれる他、一つの回転系をケースなどの固定系に接続するブレーキが含まれる。さらに、「第2のポンプ」には、電動機からの動力により駆動して流体圧を発生させる通常の電動ポンプや、電磁力とバネの付勢力とにより可動部を往復動させることにより流体圧を発生させる電磁ポンプなどが含まれる。
こうした本発明の動力伝達装置において、前記第1のポンプから出力された作動流体を前記切替バルブを介さずに前記調圧バルブの入力ポートに供給するバイパスバルブを備えるものとすることもできる。こうすれば、切替バルブが何らかの異常により第2の接続状態でスティックしているときであっても、クラッチに流体圧を供給することができ、原動機からの動力を車軸に伝達することができる。これにより、切替バルブが固着しているときであっても、例えば車両を路肩に停車させるなどの退避走行を行なうことができ、切替バルブの異常により適切に対処して装置の信頼性をより向上させることができる。
また、本発明の動力伝達装置において、前記切替バルブは、前記第1のポンプから出力された作動流体を信号圧として入力する信号圧用入力ポートと、前記第1のポンプから出力された作動流体を入力する第1の入力ポートと、前記第2のポンプから出力された作動流体を入力する第2の入力ポートと、前記調圧バルブの入力ポートに接続され作動流体を出力する出力ポートとを有し、前記信号圧用入力ポートに作動流体が入力されているときには前記第1の接続状態として前記第1の入力ポートと前記出力ポートとを連通すると共に前記第2の入力ポートと前記出力ポートとの連通を遮断し、前記信号圧用入力ポートに作動流体が入力されていないときには前記第2の接続状態として前記第1の入力ポートと前記出力ポートとの連通を遮断すると共に前記第2の入力ポートと前記出力ポートとを連通するよう形成されてなるものとすることもできる。
本発明の車両は、
原動機と、
上述した各態様のいずれかの本発明の動力伝達装置、即ち、車両に搭載され、原動機からの動力を車軸に伝達するクラッチを備える動力伝達装置であって、前記原動機からの動力により駆動して流体圧を発生させて出力する第1のポンプと、電力の供給を受けて駆動して流体圧を発生させて出力する第2のポンプと、入力ポートと前記クラッチに接続された出力ポートとドレンポートとが形成され、リニアソレノイドバルブとして機能する調圧バルブと、前記第1のポンプが駆動しているときには前記第1のポンプから出力された作動流体が前記調圧バルブの入力ポートに供給されると共に前記第2のポンプから前記調圧バルブの入力ポートへの作動流体の供給が遮断される第1の接続状態と、前記第1のポンプが駆動していないときには前記第1のポンプから前記調圧バルブの入力ポートへの作動流体の供給が遮断されると共に前記第2のポンプから出力された作動流体が前記調圧バルブの入力ポートに供給される第2の接続状態とを切り替える切替バルブと、を備える動力伝達装置と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の車両によれば、上述した各態様のいずれかの本発明の動力伝達装置を備えるから、本発明の動力伝達装置が奏する効果、例えば、切替バルブの異常に適切に対処して装置の信頼性を向上させることができる効果や原動機の停止後の再始動時にクラッチを迅速に係合させて動力の伝達を素早く開始することができる効果などを奏することができる。
本発明の一実施例としての動力伝達装置20が組み込まれた自動車10の構成の概略を示す構成図である。 実施例の動力伝達装置20が備えるオートマチックトランスミッション30の構成の概略を示す構成図である。 オートマチックトランスミッション30の作動表を示す説明図である。 油圧回路40の構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例としての動力伝達装置20が組み込まれた自動車10の構成の概略を示す構成図であり、図2は動力伝達装置20が備えるオートマチックトランスミッション30の構成の概略を示す構成図であり、図3はオートマチックトランスミッション30の作動表を示す説明図であり、図4はオートマチックトランスミッション30を駆動する油圧回路40の構成の概略を示す構成図である。
実施例の自動車10は、図1に示すように、ガソリンや軽油などの炭化水素系の燃料の爆発燃焼により動力を出力する内燃機関としてのエンジン12と、エンジン12を運転制御するエンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)16と、エンジン12のクランクシャフト14に接続されると共に左右の車輪96a,96bにデファレンシャルギヤ98を介して接続された駆動軸97に接続されてエンジン12からの動力を駆動軸97に伝達する実施例の動力伝達装置20と、を備える。
実施例の動力伝達装置20は、図1に示すように、エンジン12からの動力を駆動軸97に伝達するトランスアクスル装置として構成されており、エンジン12のクランクシャフト14に接続されたポンプインペラ22aとオートマチックトランスミッション30の入力軸36に接続されポンプインペラ22aと対向配置されたタービンランナ22bとからなるロックアップクラッチ付きのトルクコンバータ22と、トルクコンバータ22の後段に配置されエンジン12からの動力により作動油を圧送する機械式オイルポンプ42と、トルクコンバータ22のタービンランナ22bに接続された入力軸36と駆動軸97に接続された出力軸38とを有し入力軸36に入力された動力を変速して出力軸38に出力する油圧駆動の有段のオートマチックトランスミッション30と、このオートマチックトランスミッション30を駆動するアクチュエータとしての油圧回路40と、オートマチックトランスミッション30(油圧回路40)を制御するオートマチックトランスミッション用電子制御ユニット(ATECU)26と、車両全体をコントロールするメイン電子制御ユニット(メインECU)80とを備える。なお、メイン電子制御ユニット80には、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPやアクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込みを検出するブレーキスイッチ86からのブレーキスイッチ信号BSW,車速センサ88からの車速Vなどが入力されている。また、メイン電子制御ユニット80は、エンジンECU16やATECU26と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU16やATECU26と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
オートマチックトランスミッション30は、図2に示すように、ダブルピニオン式の遊星歯車機構30aとシングルピニオン式の二つの遊星歯車機構30b,30cと三つのクラッチC1,C2,C3と四つのブレーキB1,B2,B3,B4と三つのワンウェイクラッチF1,F2,F3とを備える。ダブルピニオン式の遊星歯車機構30aは、外歯歯車としてのサンギヤ31aと、このサンギヤ31aと同心円上に配置された内歯歯車としてのリングギヤ32aと、サンギヤ31aに噛合する複数の第1ピニオンギヤ33aと、この第1ピニオンギヤ33aに噛合すると共にリングギヤ32aに噛合する複数の第2ピニオンギヤ34aと、複数の第1ピニオンギヤ33aおよび複数の第2ピニオンギヤ34aとを連結して自転かつ公転自在に保持するキャリア35aとを備え、サンギヤ31aはクラッチC3を介して入力軸36に接続されると共にワンウェイクラッチF2を介して接続されたブレーキB3のオンオフによりその回転を自由にまたは一方向に規制できるようになっており、リングギヤ32aはブレーキB2のオンオフによりその回転を自由にまたは固定できるようになっており、キャリア35aはワンウェイクラッチF1によりその回転を一方向に規制されると共にブレーキB1のオンオフによりその回転を自由にまたは固定できるようになっている。シングルピニオン式の遊星歯車機構30bは、外歯歯車のサンギヤ31bと、このサンギヤ31bと同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32bと、サンギヤ31bに噛合すると共にリングギヤ32bに噛合する複数のピニオンギヤ33bと、複数のピニオンギヤ33bを自転かつ公転自在に保持するキャリア35bとを備え、サンギヤ31bはクラッチC1を介して入力軸36に接続されており、リングギヤ32bはダブルピニオン式の遊星歯車機構30aのリングギヤ32aに接続されると共にブレーキB2のオンオフによりその回転を自由にまたは固定できるようになっており、キャリア35bはクラッチC2を介して入力軸36に接続されると共にワンウェイクラッチF3によりその回転を一方向に規制できるようになっている。また、シングルピニオン式の遊星歯車機構30cは、外歯歯車のサンギヤ31cと、このサンギヤ31cと同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32cと、サンギヤ31cに噛合すると共にリングギヤ32cに噛合する複数のピニオンギヤ33cと、複数のピニオンギヤ33cを自転かつ公転自在に保持するキャリア35cとを備え、サンギヤ31cはシングルピニオン式の遊星歯車機構30bのサンギヤ31bに接続されており、リングギヤ32cはシングルピニオン式の遊星歯車機構30bのキャリア35bに接続されると共にブレーキB4のオンオフによりその回転を自由にまたは固定できるようになっており、キャリア35cは出力軸38に接続されている。
オートマチックトランスミッション30は、図3に示すように、クラッチC1〜C3のオンオフとブレーキB1〜B4のオンオフにより前進1速〜5速と後進とニュートラルとを切り替えることができるようになっている。前進1速の状態、即ち入力軸36の回転を最も大きな減速比で減速して出力軸38に伝達する状態は、クラッチC1をオンとすると共にクラッチC2,C3とブレーキB1〜B4とをオフとすることにより形成することができる。この前進1速の状態では、エンジンブレーキ時には、ブレーキB4がオンとされる。前進2速の状態は、クラッチC1とブレーキB3とをオンとすると共にクラッチC2,C3とブレーキB1,B2,B4とをオフとすることにより形成することができる。この前進2速の状態では、エンジンブレーキ時には、ブレーキB2がオンとされる。前進3速の状態は、クラッチC1,C3とブレーキB3とをオンとすると共にクラッチC2とブレーキB1,B2,B4とをオフとすることにより形成することができる。この前進3速の状態では、エンジンブレーキ時には、ブレーキB1がオンとされる。前進4速の状態は、クラッチC1〜C3とブレーキB3とをオンとすると共にブレーキB1,B2,B4をオフとすることにより形成することができる。前進5速の状態、即ち入力軸36の回転を最も小さな減速比で減速(増速)して出力軸38に伝達する状態は、クラッチC2,C3とブレーキB1,B3とをオンとすると共にクラッチC1とブレーキB2,B4とをオフとすることにより形成することができる。また、オートマチックトランスミッション30では、ニュートラルの状態、即ち入力軸36と出力軸38との切り離しは、すべてのクラッチC1〜C3とブレーキB1〜B4とをオフとすることにより行なうことができる。また、後進の状態は、クラッチC3とブレーキB4とをオンとすると共にクラッチC1,C2とブレーキB1〜B3をオフとすることにより形成することができる。
オートマチックトランスミッション30におけるクラッチC1〜C3のオンオフとブレーキB1〜B4のオンオフは、油圧回路40により行なわれる。油圧回路40は、図4に示すように、エンジン12からの動力により駆動する機械式オイルポンプ42からストレーナ41を介して圧送された作動油の圧力(ライン圧PL)を調節するレギュレータバルブ43と、ライン圧PLから図示しないモジュレータバルブを介して生成されるモジュレータ圧PMODを調圧して信号圧として出力することによりレギュレータバルブ43を駆動するリニアソレノイド44と、ライン圧PLを入力する入力ポート92aとD(ドライブ)ポジション用出力ポート92bとR(リバース)ポジション用出力ポート92cなどが形成されシフトレバー81の操作に連動して各ポートの連通と遮断とを行なうマニュアルバルブ90と、ストレーナ41と機械式オイルポンプ42との間の油路46から吸入ポート102を介して作動油を吸入すると共に油路62に接続された吐出ポート104から吐出する電磁ポンプ100と、ライン圧PLの入力により作動しマニュアルバルブ90のDポジション用出力ポート92bからの作動油を油路64を介して入力し他方の油路68に供給する状態と電磁ポンプ100からの作動油を油路62を介して入力して他方の油路68に供給する状態とを選択的に切り替える切替バルブ70と、マニュアルバルブ90のDポジション用出力ポート92bから油路64に出力された作動油を切替バルブ70をバイパスして油路68に供給するバイパスバルブ66と、油路68に供給された作動油を入力ポート112を介して入力しドレンポート116からの排出量の調整を伴って調圧して出力ポート114を介して出力するリニアソレノイドSLC1と、クラッチC1に接続された油路48に連結されクラッチC1に作用する油圧を蓄圧するアキュムレータ49などにより構成されている。ここで、リニアソレノイドSLC1は、マニュアルバルブ90を介して入力されるライン圧PLからクラッチC1の係合に最適なクラッチ圧に調圧してクラッチC1をダイレクトに制御可能なダイレクト制御用のノーマルクローズ型のリニアソレノイドバルブとして構成されている。このため、クラッチC1をオンとする前進1速〜4速の状態ではリニアソレノイドSLC1はオンとされ、クラッチC1をオフとするN(ニュートラル)や前進5速の状態ではリニアソレノイドSLC1はオフとされる。このリニアソレノイドSLC1は、オフされたときには入力ポート112を閉塞して出力ポート114とドレンポート116とを連通する。なお、図4では、クラッチC1以外の他のクラッチC2,C3やブレーキB1〜B4の油圧系については本発明の中核をなさないから省略しているが、これらの油圧系については周知のリニアソレノイドなどを用いて構成することができる。
切替バルブ70は、ライン圧PLを信号圧として入力する信号圧用入力ポート72aと油路62を介して電磁ポンプ100の吐出ポート104に接続された入力ポート72bと油路64を介してマニュアルバルブ90のDポジション用出力ポート92bに接続された入力ポート72cと油路68を介してリニアソレノイドSLC1の入力ポート112に接続された出力ポート72dとが形成されたスリーブ72と、スリーブ72内を軸方向に摺動するスプール74と、スプール74を軸方向に付勢するスプリング76とにより構成されている。この切替バルブ70は、ライン圧PLが信号圧用入力ポート72aに入力されているときにはスプリング76の付勢力に打ち勝ってスプール74が図中左半分の領域に示す位置に移動し入力ポート72bを閉塞して入力ポート72cと出力ポート72dとを連通することによりマニュアルバルブ90のDポジション用出力ポート92bの油路64とリニアソレノイドSLC1の入力ポート112の油路68とを連通すると共に電磁ポンプ100の吐出ポート104の油路62とリニアソレノイドSLC1の入力ポート112の油路68とを遮断し、ライン圧PLが信号圧用入力ポート72aに入力されていないときにはスプリング76の付勢力によりスプール74が図中右半分の領域に示す位置に移動し入力ポート72cを閉塞して入力ポート72bと出力ポート72dとを連通することにより電磁ポンプ100の吐出ポート104の油路62とリニアソレノイドSLC1の入力ポート112の油路68とを連通すると共にマニュアルバルブ90のDポジション用出力ポート92bの油路64とリニアソレノイドSLC1の入力ポート112の油路68とを遮断する。
こうして構成された実施例の自動車10では、シフトレバー81を「D(ドライブ)」の走行ポジションとして走行しているときに、車速Vが値0,アクセルオフ,ブレーキスイッチ信号BSWがオンなど予め設定された自動停止条件の全てが成立したときにエンジン12を自動停止する。エンジン12が自動停止されると、その後、ブレーキスイッチ信号BSWがオフなど予め設定された自動始動条件が成立したときに自動停止したエンジン12を自動始動する。
実施例の自動車10では、自動停止条件が成立してエンジン12が自動停止したときには、これに伴って機械式オイルポンプ42も停止するから、ライン圧PLが抜け、切替バルブ70のスプール74はマニュアルバルブ90のDポジション用出力ポート92bの油路64とリニアソレノイドSLC1の入力ポート112の油路68との連通を遮断すると共に電磁ポンプ100の吐出ポート104の油路62とリニアソレノイドSLC1の入力ポート112の油路68とを連通する。したがって、電磁ポンプ100から作動油を圧送することにより、クラッチC1に油圧を作用させることができる。次に、自動始動条件が成立して停止しているエンジン12が自動始動されると、これに伴って機械式オイルポンプ42が作動することによりライン圧PLが供給され、切替バルブ70のスプール74はマニュアルバルブ90のDポジション用出力ポート92bの油路64とリニアソレノイドSLC1の入力ポート112の油路68とを連通すると共に電磁ポンプ100の吐出ポート104の油路62とリニアソレノイドSLC1の入力ポート112の油路68との連通を遮断する。このとき、リニアソレノイドSLC1によりマニュアルバルブ90のDポジション用出力ポート92bを介して入力されたライン圧PLを調圧してクラッチC1に供給することにより、クラッチC1を完全に係合して車両を発進させることができる。このようにエンジン12が自動停止している最中に電磁ポンプ100を駆動してクラッチC1に油圧を作用させておくことにより、エンジン12が自動始動した直後にリニアソレノイドSLC1によりクラッチC1を迅速に係合させることができるから、エンジン12の自動始動を伴う発進をスムーズに行なうことができる。なお、電磁ポンプ100は、実施例では、クラッチC1のピストンとドラムとの間に設けられたシールリングなどから漏れ出る量だけ作動油が補充できる程度に圧送量を設定するものとした。
いま、シフトレバー81がDポジションでエンジン12が自動停止しているときに異物の噛み込みなどにより切替バルブ70のスプール74が図4中の右半分の領域に示す位置でスティック(固着)した状態を考える。この状態では、次に、エンジン12の自動始動条件が成立してライン圧PLが切替バルブ70の信号圧用入力ポート72aに作用してもスプール74が移動しないことから、マニュアルバルブ90のDポジション用出力ポート92bの油路64とリニアソレノイドSLC1の入力ポート112の油路68との連通が遮断されると共に電磁ポンプ100の吐出ポート104の油路62とリニアソレノイドSLC1の入力ポート112の油路68とが連通されたままとなる。即ち、クラッチC1に残圧が作用したままの状態となる。このとき、シフトレバー81がDポジションからNポジションにシフト操作されると、リニアソレノイドSLC1はオフとされるから、リニアソレノイドSLC1の入力ポート112を閉塞し出力ポート114とドレンポート116とを連通する。このため、クラッチC1に作用している残圧は、リニアソレノイドSLC1の出力ポート114およびドレンポート116とを介してドレンされる。従って、切替バルブ70がスティックした場合であっても、シフトレバー81がNポジションに操作されたときにクラッチC1の残圧によりエンジン12からの動力が駆動軸97に伝達することはない。即ち、切替バルブ70がスティックした場合であっても、運転者の予期しない動力が駆動軸97に伝達することはない。リニアソレノイドSLC1を切替バルブ70とクラッチC1との間に接続しているのは、こうした理由に基づいている。また、切替バルブ70のスプール74がスティックした状態でエンジン12の自動始動条件が成立しシフトレバー81がDポジションにシフト操作されたままのときには、マニュアルバルブ90のDポジション用出力ポート92bから油路64に出力された作動油を切替バルブ70をバイパスするバイパスバルブ66を介してリニアソレノイドSLC1の入力ポート112の油路68に供給することができる。このため、切替バルブ70がスティックした場合であっても、クラッチC1を係合して駆動軸に動力を伝達することができる。即ち、切替バルブ70がスティックした場合であっても、例えば車両を路肩に停車させるなどの退避走行を行なうことができる。バイパスバルブ66を設けているのは、こうした理由に基づいている。
以上説明した実施例の動力伝達装置20によれば、電磁ポンプ100の吐出ポート104に接続された入力ポート72bとリニアソレノイドSLC1の入力ポート112に接続された出力ポート72dとの連通とマニュアルバルブ90のDポジション用出力ポート92bに接続された入力ポート72cと出力ポート72dとの連通とを選択的に切り替えるよう切替バルブ70を構成し、入力ポート112を介して入力した作動油をドレンポート116への排出量の調整を伴って出力ポート114からクラッチC1に出力するようリニアソレノイドSLC1を構成するから、リニアソレノイドSLC1をオフとすることによりリニアソレノイドSLC1の出力ポート114とドレンポート116との連通を介してクラッチC1に作用している油圧をドレンすることができる。したがって、エンジン12の自動停止に伴って切替バルブ70が何らかの異常によりスティックした場合であっても、その後にエンジン12が始動されNポジションにシフト操作されたときにはリニアソレノイドSLC1がオフとされるため、クラッチC1の残圧によりエンジン12からの動力が車軸97に伝達されるのを抑止することができる。また、マニュアルバルブ90のDポジション用出力ポート92bから切替バルブ70をバイパスしてリニアソレノイドSLC1に作動油を供給するバイパスバルブ66を備えるから、切替バルブ70がスティックした場合であっても、シフトレバー81がDポジションにシフト操作されたままのときにはクラッチC1を係合して車軸97に動力を伝達して退避走行を行なうことができる。これらの結果、切替バルブ70の異常に適切に対処して動力伝達装置20の信頼性を向上させることができる。
実施例の動力伝達装置20では、切替バルブ70をバイパスしてリニアソレノイドSLC1に作動油を供給するバイパスバルブ66を備えるものとしたが、これを備えないものとしてもよい。但し、切替バルブ70がスティックした場合に退避走行を行なうことができるようバイパスバルブ66を備えるものが好ましい。
実施例の動力伝達装置20では、リニアソレノイドSLC1をノーマルクローズ型として構成するものとしたが、ノーマルオープン型として構成するものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置20では、前進1速〜5速の5段変速のオートマチックトランスミッション30を組み込むものとしたが、これに限定されるものではなく、4段変速や6段変速,8段変速など、如何なる段数の自動変速機を組み込むものとしてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン12が「原動機」に相当し、機械式オイルポンプ42が「第1のポンプ」に相当し、電磁ポンプ100が「第2のポンプ」に相当し、リニアソレノイドSLC1が「調圧バルブ」に相当し、切替バルブ70が「切替バルブ」に相当する。ここで、「原動機」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど、如何なるタイプの内燃機関であっても構わないし、内燃機関以外の電動機など、動力を出力可能なものであれば如何なるタイプの原動機であっても構わない。「電磁ポンプ」としては、電磁ポンプとして機能させたときに前進1速を形成するクラッチC1に作動流体を圧送するものに限定されるものではなく、例えば、運転者の指示や走行状態などにより発進時の変速段が前進1速以外の変速段(前進2速など)に設定されたときにその変速段を形成するクラッチやブレーキに作動油を圧送するものとするなどとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車産業などに利用可能である。
10 自動車、12 エンジン、14 クランクシャフト、16 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、20 動力伝達装置、22 トルクコンバータ、22a ポンプインペラ、22b タービンランナ、26 オートマチックトランスミッション用電子制御ユニット(ATECU)、30 オートマチックトランスミッション、30a ダブルピニオン式の遊星歯車機構、30b,30c シングルピニオン式の遊星歯車機構、31a,31b,31c サンギヤ、32a,32b,32c リングギヤ、33a 第1ピニオンギヤ、33b,33c ピニオンギヤ、34a 第2ピニオンギヤ、35a,35b,35c キャリア,36 入力軸、38 出力軸、40 油圧回路、41 ストレーナ、42 機械式オイルポンプ、43 レギュレータバルブ、44 リニアソレノイド、46,48 油路、49 アキュムレータ、62,64,68 油路、66 バイパスバルブ、70 切替バルブ、72 スリーブ、72a 信号圧用入力ポート、72b 入力ポート、72c 入力ポート、72d 出力ポート、74 スプール、76 スプリング、80 メイン電子制御ユニット(メインECU)、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキスイッチ、88 車速センサ、90 マニュアルバルブ、92a 入力ポート、92b Dポジション用出力ポート、92c Rポジション用出力ポート、96a,96b 車輪、97 駆動軸、98 デファレンシャルギヤ、100 電磁ポンプ、102 吸入ポート、104 吐出ポート、112 入力ポート、114 出力ポート、116 ドレンポート、C1〜C3 クラッチ、B1〜B4 ブレーキ、F1〜F3 ワンウェイクラッチ、SLC1 リニアソレノイド。

Claims (4)

  1. 車両に搭載され、原動機からの動力を車軸に伝達するクラッチを備える動力伝達装置であって、
    前記原動機からの動力により駆動して流体圧を発生させて出力する第1のポンプと、
    前記第1のポンプからの流体圧を調圧してライン圧を生成するレギュレータバルブと、
    電力の供給を受けて駆動して流体圧を発生させて出力する第2のポンプと、
    前記ライン圧を信号圧として入力する信号圧用入力ポートと、前記ライン圧を入力する第1の入力ポートと、前記第2のポンプから出力された流体圧を入力する第2の入力ポートと、作動流体を出力する出力ポートとが形成された切替バルブと、
    前記切替バルブの出力ポートに接続された入力ポートと前記クラッチに接続された出力ポートとドレンポートとが形成されリニアソレノイドバルブと
    前記ライン圧を前記切替バルブを介さずに前記リニアソレノイドバルブの入力ポートに供給するバイパスバルブと、
    を備え
    前記切替バルブは、前記信号圧用入力ポートに前記ライン圧が入力されているときには、前記第1の入力ポートと前記出力ポートとを連通すると共に前記第2の入力ポートと前記出力ポートとの連通を遮断して、前記第1の入力ポートに入力された前記ライン圧を前記リニアソレノイドバルブの入力ポートに供給する第1の接続状態に切り替え、前記信号圧用入力ポートに前記ライン圧が入力されていないときには、前記第1の入力ポートと前記出力ポートとの連通を遮断すると共に前記第2の入力ポートと前記出力ポートとを連通して、前記第2の入力ポートに入力された前記第2のポンプからの流体圧を前記リニアソレノイドバルブの入力ポートに供給する第2の接続状態に切り替える
    動力伝達装置。
  2. 前記第2のポンプは、電磁力により流体圧を発生させる電磁ポンプである請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 前記原動機は、自動停止と自動始動とが可能な内燃機関である請求項1または2に記載の動力伝達装置。
  4. 原動機と、
    請求項1ないしいずれか1項に記載の動力伝達装置と、
    を備える車両。
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