JP4952418B2 - 携帯端末装置および携帯端末装置のスクロール制御方法 - Google Patents

携帯端末装置および携帯端末装置のスクロール制御方法 Download PDF

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本発明は、携帯端末装置および携帯端末装置のスクロール制御方法に関する。
近年、Web等を閲覧するためのブラウザ機能を備えた携帯電話機等の携帯端末装置が普及し、このような携帯端末装置を利用するユーザが増えてきている。表示部の画面に多くの情報を表示させるための機能として、例えば、スクロール機能が知られている。
自動スクロール表示機能を備えることによって、ユーザのキー操作の負担を軽減する携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、自動スクロールの開始および停止をユーザのキー押下によって行うことが記載されている。
また、携帯機器等の限られた表示環境において、簡単な操作で効率的な情報提示を実現する情報表示装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2には、押下する毎にその方向の速度が加速するカーソルキー等からの入力に基づいて、表示移動速度を算出することが記載されている。
特開2002−185599号公報(段落0018) 特開2000−172403号公報(段落0052)
携帯電話機等の携帯端末装置は、端末の筐体の大きさやコストの面から、必ずしもペン入力やスクロールリング等の特別な入力機能を備えているとは限らない。例えば、数字や文字を入力するためのキーや、上下左右を示すための方向キーしか備えていない携帯端末装置も少なくない。
特別な入力機能を備えていない携帯端末装置において、画面に一部の情報しか表示されていない時に画面のスクロールを行うには、ユーザは、例えば、動かしたい方向の方向キーを何回も押下するか、連続して押下された場合と同様の操作を行うために押下し続ける必要がある。ブラウザで情報を閲覧したいだけなのに、キー入力の回数が多くなると、ユーザは閲覧を快適に行うことができなくなる。
また、方向キー等を用いてスクロールを行う場合、方向キーを押下するたびに、その方向にある次の入力用テキストボックスやリンクにカーソルが遷移してしまい、滑らかにスクロールされない。そのため、ユーザは、キーを押下するたびに画面を確認しなければならず、自分の見たい情報が表示されているか判断するのに時間がかかってしまう。
パーソナルコンピュータ等においては、マウスを用いて、オートスクロール機能を使用することができる。オートスクロール機能は、スクロールしたい方向を指定すると、マウスから手を離しても、自動的にその方向にスクロールする機能である。しかし、専用の入力機能を備えていない携帯端末装置では、オートスクロール機能を実現することは困難である。
特許文献1には、ユーザのキー押下によって、自動スクロールの開始および停止を行うことが記載されている。また、特許文献2には、カーソルキーを押下する毎に、表示の移動速度を加速することが記載されている。しかし、特許文献1,2に記載された方式では、高速でオートスクロールを行っている場合、ユーザが見たい情報が表示されている箇所を通り過ぎてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、専用の入力機能を備えていない携帯端末装置でも、オートスクロール機能を実現でき、ユーザが見たい情報が表示されている箇所を通り過ぎてしまう可能性を低減することができる携帯端末装置および携帯端末装置のスクロール制御方法を提供することを目的とする。
本発明による携帯端末装置は、複数のキーを含む操作部を備えた携帯端末装置であって、所定の操作に応じてオートスクロールを行うオートスクロール手段と、所定のキーが押下された回数に応じて、オートスクロールの速度を上昇させる加速手段と、他の所定のキーが押下された回数に応じて、オートスクロールの速度を低下させる減速手段と、所定のキー操作に応じてオートスクロールを停止させる停止手段と、所定のキーが押下された回数に応じた所定の時間が経過すると、オートスクロールの速度を減速させる自動減速手段とを備えたことを特徴とする。
本発明による携帯端末装置のスクロール制御方法は、複数のキーを含む操作部を備えた携帯端末装置のスクロール制御方法であって、所定の操作に応じてオートスクロールを行うオートスクロールステップと、所定のキーが押下された回数に応じて、オートスクロールの速度を上昇させる加速ステップと、他の所定のキーが押下された回数に応じて、オートスクロールの速度を低下させる減速ステップと、所定のキー操作に応じてオートスクロールを停止させる停止ステップと、所定のキーが押下された回数に応じた所定の時間が経過すると、オートスクロールの速度を減速させる自動減速ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、専用の入力機能を備えていない携帯端末装置でも、ユーザが所望する速度でオートスクロールを行うことができ、ユーザが見たい情報が表示されている箇所を通り過ぎてしまう可能性を低減することができるという効果がある。
実施形態1.
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態の携帯端末装置の構成例を示すブロック図である。図1に示す携帯端末装置1は、オートスクロール手段10と、加速手段11と、減速手段12と、停止手段14とを備えている。なお、携帯端末装置1は、複数のキーを含む操作部を備えている。携帯端末装置1は、例えば携帯電話機であるが、本実施形態および他の実施形態の携帯端末装置1は、複数のキーを含む操作部とスクロール表示が行われる表示部とを備えていれば、携帯電話機以外の携帯端末装置であってもよい。
携帯端末装置1は、プログラムにしたがって動作するCPUを含むマイクロコンピュータを備え、マイクロコンピュータは、所定の操作に応じてオートスクロールモードを起動して、オートスクロールが可能な状態にする。オートスクロールとは、表示部の画面の表示内容が自動的にスクロールすることをいう。
オートスクロール手段10は、オートスクロールモードの状態(オートスクロールモードが起動された状態)で、所定の操作に応じてオートスクロールを行う。オートスクロール手段10は、加速手段11および減速手段12が設定した速度でオートスクロールを行う。
加速手段11は、操作部におけるキーのうちの所定のキーが押下されると、オートスクロール手段10が実行するオートスクロールの速度を、キーが押下された回数に応じて上昇させる。なお、オートスクロール手段10は、オートスクロールを開始する際のオートスクロールの速度を所定の速度(既定値)に設定する。
減速手段12は、所定のキー(加速手段11に係る所定のキーとは異なるキー)が押下されると、オートスクロール手段10が実行するオートスクロールの速度を、キーが押下された回数に応じて低下させる。停止手段14は、所定のキー操作に応じてオートスクロールを停止させる。
次に、図2を参照して第1の実施形態の動作について説明する。図2は、第1の実施形態の携帯端末装置の処理の一例を示すフローチャートである。第1の実施形態では、オートスクロールモードが起動された状態を前提として説明する。
オートスクロールモードが起動された状態において、オートスクロール手段10は、所定の操作に応じてオートスクロールを開始する(ステップS100)。ここで、オートスクロール手段10は、オートスクロールの速度を所定の速度に設定する。
加速手段11は、所定のキーが押下されると、オートスクロールの速度を、キーが押下された回数に応じた所定の速度に上昇させる(ステップS200)。オートスクロール手段10は、その後、加速手段11が上昇させた速度でオートスクロールを行う。
減速手段12は、所定のキーが押下されると、オートスクロールの速度を、キーが押下された回数に応じた所定の速度に低下させる(ステップS300)。オートスクロール手段10は、その後、減速手段12が低下させた速度でオートスクロールを行う。また、停止手段14は、所定のキー操作がなされるとオートスクロールを停止させる(ステップS400)。
以上に説明したように、第1の実施形態によれば、ユーザが所望する速度でオートスクロールを行うことができる。また、オートスクロールの速度が減速されることから、目的の情報を容易に判別することができる。よって、所望の位置でオートスクロールを停止させることが容易になるため、目的の情報を容易に表示させることができるという効果がある。
実施形態2.
次に、本発明の第2の実施形態を図面を参照して説明する。図3は、第2の実施形態の携帯端末装置の構成例を示すブロック図である。
図3に示す携帯端末装置1は、オートスクロール手段10と、加速手段11と、減速手段12と、オートスクロールモード起動手段21と、オートスクロールモード終了手段22とを備えている。第2の実施の形態では、携帯端末装置1が、決定キーと上下左右の方向キーとを備えている場合を例にして説明する。なお、第1の実施形態における携帯端末装置1と同様の構成部については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。
オートスクロールモード起動手段21は、所定の操作に応じてオートスクロールモードを起動する。例えば、オートスクロールモード起動手段21は、所定のキーが、所定の期間に所定の回数押下されると、オートスクロールモードを起動する。「所定のキーが、所定の期間に所定の回数押下される」とは、例えば、0.5秒間等の短期間に、決定キーが2回押下されるような動作であって、例えば、マウスをダブルクリックするような動作である。また、オートスクロールモード起動手段21は、オートスクロールモードを起動する際に、オートスクロールモードに入ったことを示すカーソルを画面に表示させる。
オートスクロールモード終了手段22は、所定の操作に応じてオートスクロールモードを終了する。例えば、オートスクロールモード終了手段22は、所定のキーが所定の回数押下されると、オートスクロールモードを終了する。また、オートスクロールモード終了手段22は、オートスクロールモードを終了する際に、オートスクロールモードに入ったことを示すカーソルを画面から消去させる。
第2の実施形態において、加速手段11は、所定のキーが1回押下されると、オートスクロールの速度を1段階速い速度に設定する。また、減速手段12は、他の所定のキーが1回押下されると、オートスクロールの速度を1段階遅い速度に設定する。
次に、図4を参照して第2の実施形態の動作について説明する。まず、オートスクロールモードを起動する処理について説明する。図4は、オートスクロールモード起動手段21がオートスクロールモードを起動する処理の一例を示すフローチャートである。第2の実施形態では、ブラウザが起動されている場合にオートスクロールモードを起動する場合を例にして説明する。
オートスクロールモード起動手段21は、ブラウザが起動されているか否かを判断する(ステップS10)。ブラウザが起動されていると判断した場合(YES)、ステップS20に移行し、ブラウザが起動されていないと判断した場合(NO)、処理を終了する。
ステップS20において、オートスクロールモード起動手段21は、所定のキーが、所定の短期間に所定の回数押下されたか否かを判断する。例えば、オートスクロールモード起動手段21は、短期間に決定キーが2回押下されたか否かを判断する。
ステップS20において、押下されたと判断した場合(YES)、オートスクロールモード起動手段21は、ステップS30に移行してオートスクロールモードを起動する。押下されていないと判断した場合(NO)、オートスクロールモード起動手段21は、処理を終了する。
次に、オートスクロールモードが起動された場合の処理について説明する。図5は、第2の実施形態の携帯端末装置のオートスクロールモードにおける処理の一例を示すフローチャートである。
オートスクロールモード起動手段21は、オートスクロールモードを起動すると、オートスクロールモードに入ったことを示すカーソルを画面に表示させる。また、オートスクロール手段10は、上方向または右方向へのオートスクロールを開始する(ステップS101)。
加速手段11は、上キーが押下されたか否かを判断する(ステップS201)。押下されたと判断すると(YES)、加速手段11は、上方向のオートスクロールの速度を1段階速い速度に設定し、オートスクロール手段10は、設定された速度でオートスクロールを行う(ステップS202)。押下されなかったと判断すると(NO)、ステップS301に移行する。
ステップS301において、減速手段12は、下キーが押下されたか否かを判断する。押下されたと判断すると(YES)、減速手段12は、上方向のスクロール速度を1段階遅い速度に設定し、オートスクロール手段10は、設定された速度でオートスクロールを行う(ステップS302)。押下されなかったと判断すると(NO)、ステップS311に移行する。
ステップS311において、減速手段12は、左キーが押下されたか否かを判断する。押下されたと判断すると(YES)、減速手段12は、右方向のスクロール速度を1段階遅い速度に設定し、オートスクロール手段10は、設定された速度でオートスクロールを行う(ステップS312)。押下されなかったと判断すると(NO)、ステップS211に移行する。
ステップS211において、加速手段11は、右キーが押下されたか否かを判断する。押下されたと判断すると(YES)、加速手段11は、右方向のスクロール速度を1段階速い速度に設定し、オートスクロール手段10は、設定された速度でオートスクロールを行う(ステップS212)。押下されなかったと判断すると(NO)、ステップS501に移行する。ステップS202,S212,S302,S312の処理の後、ステップS501に移行する。
オートスクロールモード終了手段22は、所定のキーが所定の回数押下されると、オートスクロールモードを終了する。例えば、オートスクロールモード終了手段22は、短期間に決定キーが2回押下されたか否かを判断する(ステップS501)。
ステップS501において、押下されたと判断した場合(YES)、ステップS502に移行する。ステップS502において、オートスクロール手段10は、スクロールを停止させ、オートスクロールモード終了手段22は、オートスクロールモードに入ったことを示すカーソルを画面から消去させ、オートスクロールモードを終了させる(ステップS503)。
ステップS501において、押下されていないと判断した場合(NO)、オートスクロールモード起動手段21は、ステップS201に移行して、再度処理を実行する。
なお、第1の実施形態におけるステップS100の処理は、第2の実施形態におけるステップS101の処理を含み、第1の実施形態におけるステップS200の処理は、第2の実施形態におけるステップS201,S202,S211,S212の処理を含む。また、第1の実施形態におけるステップS300の処理は、第2の実施形態におけるステップS301,S302,S311,S312の処理を含む。
第2の実施形態では、携帯端末装置1が、決定キーと上下左右の方向キーとを備えている場合を例にして説明したが、携帯端末装置1が、決定キーと上下左右の方向キーとを備えていない場合には、例えば、十字に配置された数字キー(例えば、2,4,6,8)を方向キーの代わりとし、数字の5を示す数字キーを決定キーの代わりとしてもよい。
以上に説明したように、第2の実施形態によれば、ペン入力やスクロールリング等の専用の入力機能を備えていない携帯端末装置においても、キー入力のみでオートスクロールモードを開始したり、終了したりすることができるため、より快適なユーザインタフェースを提供することができる。
実施形態3.
次に、本発明の第3の実施形態を図面を参照して説明する。図6は、第3の実施形態の携帯端末装置の構成例を示すブロック図である。
図6に示す携帯端末装置1は、オートスクロール手段10と、加速手段11と、減速手段12と、自動減速手段13と、停止手段14と、オートスクロールモード起動手段21と、オートスクロールモード終了手段22とを備えている。第3の実施の形態では、携帯端末装置1が、決定キーと上下左右の方向キーとを備えている場合を例にして説明する。なお、第2の実施形態における携帯端末装置1と同様の構成部については、図3と同一の符号を付し、説明を省略する。
自動減速手段13は、所定のキーが押下された回数に応じた所定の時間が経過すると、オートスクロールの速度を減速させる。自動減速手段13は、押下されたキーに応じて「タイマ」を設定し、タイムアウトした場合にスクロール速度を減速させる。
「タイマ」は、マイクロコンピュータに含まれる。「タイマ」には、例えば、10秒に相当するデータが設定される。「タイマ」は、起動されると、起動時にCPUによって設定された時間が経過すると、CPUにタイムアウトしたことを通知する。
停止手段14は、所定のキー操作に応じて、オートスクロールを停止させる。
次に、図7を参照して第3の実施形態の動作について説明する。図7は、第3の実施形態の携帯端末装置のオートスクロールモードにおける処理の一例を示すフローチャートである。なお、第2の実施形態における処理と同様の処理については、図5と同一の符号を付し、説明を省略する。
ステップS202において、加速手段11は、上方向のオートスクロールの速度を1段階速い速度に設定し、オートスクロール手段10は、設定された速度でオートスクロールを行う。次に、自動減速手段13は、タイマをリスタートする(ステップS401)。自動減速手段13は、例えば、タイマが未起動であればタイマの設定値を30秒にし、既起動であればタイマの設定値を10秒減らす。なお、タイマが未だ起動されていない場合には、ステップS401の処理は、厳密には、タイマをスタートする処理である。
ステップS302において、減速手段12は、上方向のスクロール速度を1段階遅い速度に設定し、オートスクロール手段10は、設定された速度でオートスクロールを行う。次に、自動減速手段13は、タイマを停止する(ステップS402)。
ステップS312において、減速手段12は、右方向のスクロール速度を1段階遅い速度に設定し、オートスクロール手段10は、設定された速度でオートスクロールを行う。次に、自動減速手段13は、タイマを停止する(ステップS403)。
ステップS212において、加速手段11は、右方向のスクロール速度を1段階速い速度に設定し、オートスクロール手段10は、設定された速度でオートスクロールを行う。次に、自動減速手段13は、タイマをリスタートする(ステップS404)。自動減速手段13は、例えば、タイマが未起動であればタイマの設定値を30秒にし、既起動であればタイマの設定値を10秒減らす。なお、タイマが未だ起動されていない場合には、ステップS404の処理は、厳密には、タイマをスタートする処理である。
ステップS401,S402,S403,S404の処理の後、ステップS405に移行する。
ステップS405において、自動減速手段13は、タイマが動作中か否かを判断する。動作中と判断した場合(YES)、ステップS406において、タイマがタイムアウトしたか否かを判断する。タイマがタイムアウトしたと判断すると(YES)、自動減速手段13は、スクロール速度を減速させる(ステップS407)。その後、オートスクロール手段10は、自動減速手段13が減速させた速度でオートスクロールを行う。
ステップS405においてタイマが動作中でないと判断した場合(NO)、ステップS406においてタイムアウトしていないと判断した場合(NO)およびステップS407の処理の後、ステップS501に移行する。
ステップS501において、所定のキー操作がされたと判断すると、停止手段14は、オートスクロールを停止させ(ステップS601)、ステップS502に移行する。すなわち、オートスクロール手段10は、停止手段14からの指示によりオートスクロールを停止させる。所定の操作は、例えば、決定キーを短期間に2回押下する操作である。
なお、自動減速手段13は、スクロール速度を減速させる際に、オートスクロールの速度を段階的に減速させてもよい。また、上記の説明では、減速手段12がオートスクロールの速度を減速させたときにタイマを停止するが(ステップS402,S403参照)、ステップS401やS404の処理と同様の処理を行ってもよい。
以上に説明したように、第3の実施形態によれば、オートスクロールの速度が自動的に減速されることから、ユーザが見たい情報が表示されている箇所を通り過ぎてしまう可能性を低減することができる。しかも、スクロール速度を上昇させるにつれて、タイマが起動された時点から、スクロール速度を自動的に減速させる処理を開始するまでの時間が変化する(短くなる)ので、スクロール速度の上昇に起因してユーザが見たい情報が表示されている箇所を通り過ぎてしまうという可能性が低減する。
なお、上記に示した実施形態では、以下の(1)〜(7)に示すような特徴的構成を備えた携帯端末装置が示されている。
(1)複数のキーを含む操作部を備えた携帯端末装置であって、所定の操作に応じてオートスクロールを行うオートスクロール手段と、所定のキーが押下された回数に応じて、オートスクロールの速度を上昇させる加速手段と、他の所定のキーが押下された回数に応じて、オートスクロールの速度を低下させる減速手段と、所定のキー操作に応じてオートスクロールを停止させる停止手段とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
(2)さらに、所定のキーが押下された回数に応じた所定の時間が経過すると、オートスクロールの速度を減速させる自動減速手段を備えた携帯端末装置。そのように構成された携帯端末装置は、スクロール速度の上昇に起因してユーザが見たい情報が表示されている箇所を通り過ぎてしまうという可能性をより低減する。
(3)さらに、加速手段が、所定のキーが1回押下されるとオートスクロールの速度を1段階速い速度に設定し、減速手段が、他の所定のキーが1回押下されるとオートスクロールの速度を1段階遅い速度に設定するように構成された携帯端末装置。
(4)自動減速手段が、オートスクロールの速度を段階的に減速させるように構成された携帯端末装置。そのように構成された携帯端末装置は、スクロール速度が徐々に低下していくので、スクロール表示が行われる表示部の画面のサイズが小型である携帯端末装置において、ユーザがスクロールを止めやすいようにすることができる。
(5)停止手段が、予め決められたキーが所定時間内に複数回押下されるとオートスクロールを停止させるように構成された携帯端末装置。そのように構成された携帯端末装置は、操作部におけるキーの数が少ない携帯端末装置において有意義である。
本発明は、キー入力のインタフェースを備え、キー入力以外のペン入力やスクロールリング等の特別な入力機能を備えていない携帯端末装置に効果的に適用される。
第1の実施形態の携帯端末装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の携帯端末装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の携帯端末装置の構成例を示すブロック図である。 オートスクロールモードを起動する処理の一例を示すフローチャートである。 オートスクロールモードにおける処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態の携帯端末装置の構成例を示すブロック図である。 オートスクロールモードにおける処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯端末装置
10 オートスクロール手段
11 速度設定手段
12 減速手段
13 停止手段

Claims (5)

  1. 複数のキーを含む操作部を備えた携帯端末装置であって、
    所定の操作に応じてオートスクロールを行うオートスクロール手段と、
    所定のキーが押下された回数に応じて、オートスクロールの速度を上昇させる加速手段と、
    他の所定のキーが押下された回数に応じて、オートスクロールの速度を低下させる減速手段と、
    所定のキー操作に応じてオートスクロールを停止させる停止手段と
    所定のキーが押下された回数に応じた所定の時間が経過すると、オートスクロールの速度を減速させる自動減速手段と
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 自動減速手段は、オートスクロールの速度を段階的に減速させる請求項記載の携帯端末装置。
  3. 加速手段は、所定のキーが1回押下されるとオートスクロールの速度を1段階速い速度に設定し、
    減速手段は、他の所定のキーが1回押下されるとオートスクロールの速度を1段階遅い速度に設定する
    請求項1または請求項記載の携帯端末装置。
  4. 停止手段は、予め決められたキーが所定時間内に複数回押下されるとオートスクロールを停止させる
    請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  5. 複数のキーを含む操作部を備えた携帯端末装置のスクロール制御方法であって、
    所定の操作に応じてオートスクロールを行うオートスクロールステップと、
    所定のキーが押下された回数に応じて、オートスクロールの速度を上昇させる加速ステップと、
    他の所定のキーが押下された回数に応じて、オートスクロールの速度を低下させる減速ステップと、
    所定のキー操作に応じてオートスクロールを停止させる停止ステップと
    所定のキーが押下された回数に応じた所定の時間が経過すると、オートスクロールの速度を減速させる自動減速ステップと
    を含むことを特徴とする携帯端末装置のスクロール制御方法。
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