JP2001285947A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2001285947A
JP2001285947A JP2000095507A JP2000095507A JP2001285947A JP 2001285947 A JP2001285947 A JP 2001285947A JP 2000095507 A JP2000095507 A JP 2000095507A JP 2000095507 A JP2000095507 A JP 2000095507A JP 2001285947 A JP2001285947 A JP 2001285947A
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movement
display
button
pointer
moving
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JP2000095507A
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English (en)
Inventor
Toru Matsuo
徹 松尾
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が、表示画面上の表示内容を大きく移
動させようとする際に、専用のボタンを用いることな
く、しかも簡単に操作ができる携帯電話機を提供する。 【解決手段】 利用者が操作部19上の移動ボタンのい
ずれかを所定時間よりも長く押下し続けた場合、押下状
態判定部141が繰り返し移動モードを設定する。繰り
返し移動モード下においては、表示制御部144が、繰
り返し制御部142の指示に応じた時間間隔で、表示部
15上の表示内容を繰り返し移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は携帯電話機に関し、
特にボタン操作によって表示画面のスクロール、または
表示画面上でのポインタの移動を行うことのできる携帯
電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機など、小さなディスプ
レイの画面上にデータを表示する場合、1画面に全ての
データを表示することは困難で、利用者は全てのデータ
を見るために画面をスクロールさせる必要がある。ま
た、利用者が画面に表示されたデータの一部を指定し
て、そこから新たな処理を指示するという操作において
は、データの一部を指定するためのポインタが画面に表
示される。このポインタについても利用者の操作で画面
上を移動できるようにする必要がある。こうした画面の
スクロールおよびポインタの移動を、以下、総称して
「表示内容の移動」という。
【0003】表示装置を備える機器、例えば携帯電話機
には、利用者が表示内容の移動を指示するための移動ボ
タンが備えられており、普通、上下左右の4方向への移
動が指示できるようになっている。移動ボタンが1度押
下されるたびに、当該移動ボタンに応じた方向に所定の
移動量でポインタ移動または画面スクロールが行われ
る。あるいは、移動ボタンが押下し続けられれば、1方
向に繰り返し(連続)移動が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、受信あ
るいは格納できるデータ量が多くなるにつれ、これをデ
ィスプレイ上に表示する際、ポインタの移動量、あるい
は画面のスクロール量が大きくなる。移動量、スクロー
ル量が大きい場合には、繰り返しボタンを押下したりボ
タンを押下し続けたりする必要があって、使い勝手が悪
い。大量のポインタ移動、画面スクロールを専用のボタ
ンで指示できるようにすることも考えられるが、携帯電
話機など小型化への要請が強い機器では、ボタンの数の
増加は、やはり使い勝手の低下につながる。
【0005】本発明は上記課題に鑑み、利用者が、大き
く表示内容を移動させようとする場合に、専用のボタン
を用いることもなく、しかも簡単な操作でこれを実現で
きるような携帯電話機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の携帯電話機は、表示装置を備える携帯電
話機であって、利用者からの方向指示をボタンの押下に
よって受け付ける受付手段と、前記受付手段が受け付け
た方向へ、表示画面のスクロール処理あるいは表示画面
上のポインタの移動処理のいずれかを実行する移動手段
と、前記ボタンが押下された場合にその押下時間長を計
測する計測手段と、前記押下時間長が所定値に達した後
は、前記ボタンが押下され続けているかどうかに関わら
ず前記移動手段に実行中の処理を継続させるよう制御す
る制御手段とを有する、という構成を特徴とする。
【0007】これによって、画面スクロールまたはポイ
ンタ移動の移動量が大きい場合でも、利用者は必要最小
限のボタンのみ使用して、しかも、長時間ボタンを押下
し続ける必要なしに、簡単な操作で実行させることがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の携帯電話機に関す
る実施の形態を、図面を参照しながら説明する。本実施
例における携帯電話機は、通話に加えてデータのダウン
ロードなどが可能な機種である。
【0009】(構成)図1は、本発明に係る携帯電話機
10の構成を示すブロック図である。この携帯電話機1
0は、一般的な携帯電話機の機能に加えて、固有の画面
表示制御機能を有する電話機であり、アンテナ11、無
線部12、ベースバンド部13、制御部14、表示部1
5、音声処理部16、マイク17、スピーカ18、操作
部19、メモリ部20などから構成される。
【0010】無線部12は、高周波AMP、バンドパス
フィルタ等からなる高周波送受信回路である。ベースバ
ンド部13は、周波数シンセサイザ、変復調器、TDM
A/TDD制御回路等からなるベースバンド信号の処理
回路である。表示部15は、LCD等である。音声処理
部16は、音声CODEC、A/D変換器、D/A変換
器等である。操作部19は、操作用ボタン群である。
【0011】制御部14は、制御プログラムを格納した
ROM、一時記憶領域としてRAM等を内蔵するCPU
であり、その制御プログラムに従って、各構成要素を制
御する。そして、特に、操作部19からの利用者操作に
応じて、表示部15に表示された画面上でのポインタ移
動および画面スクロールに関する制御を行う。
【0012】メモリ部20は、書き換え可能な不揮発メ
モリであり、受信データの一時的な蓄積に用いられる
他、電子アドレス帳など利用者が登録したデータが保存
される。メモリ部20に格納されたデータは制御部14
によって読み出され、表示部15に表示される。
【0013】図2は、携帯電話機10の外観を示す図で
ある。携帯電話機10には、表示部15の実体であるL
CD、上記操作部19の実体で、利用者の指示入力を受
け付ける操作用ボタン群が設けられている。操作ボタン
群はさらに、電話番号などの数字、文字データ入力を受
け付ける数字/文字入力キー群192と、表示部15の
表示内容の移動に関わる移動ボタン群191とに分かれ
る。移動ボタン群191には、上移動ボタン1911、
下移動ボタン1914、右移動ボタン1913、左移動
ボタン1912の4つのボタンが含まれる。利用者が移
動ボタン群191の中のいずれかのボタンを1回押下す
ると、そのボタンに対応する方向に表示内容が所定量分
(例えば1ドット)、1回だけ移動する。
【0014】表示部15の実体であるLCDには通話に
必要な情報の他に、受信したメールの内容、ダウンロー
ドされた文字/画像データ、あるいは登録しておいた電
話番号/アドレス一覧などの情報を表示させることがで
きる。
【0015】こうしたデータを表示部15に表示させる
場合には、表示部15の表示エリアの大きさとデータの
大きさとの関係から、画面スクロールが必要となる場合
がある。また、表示部15の画面上には、表示内容の一
部を指定して次の操作を行おうとする場合に、その指定
のためにポインタが表示されるが、そのポインタの位置
制御(移動)が必要となる。こうした画面スクロールや
ポインタ移動は、上記移動ボタン群191からの利用者
指示に応じて、制御部14が制御する。
【0016】図3は、ポインタ移動および画面スクロー
ル(併せて、「表示内容の移動」)の概要を示す模式図
である。同図で画面310に外に点線囲みで示す図面デ
ータ300は、表示対象のデータの全体図である。この
うち、実線で囲む画面310が、表示部15に表示され
ているのである。なお、移動の様子を分かりやすく示す
ため、図面データの具体的な内容は図示しない。
【0017】図3(a)は、画面310上のポインタ移
動の様子を示す模式図である。下移動ボタン1914が
押下されて、ポインタ301は、位置P1から位置P2
に移動している。
【0018】図3(b)は、ポインタ301が画面31
0の一番下である位置P2に達した状態から、さらに下
移動ボタン1914が押下された場合を示す。この場
合、ポインタ301をこれ以上下に移動させることはで
きないので、自動的に、画面310の下スクロールに処
理が切り替えられる。
【0019】その結果、図面データ300における画面
310の位置は、位置P3から位置P4に移動(下スク
ロール)し、それにつれてポインタ301の位置もP2
からP5に移動する。
【0020】利用者は、移動ボタン群191に含まれる
いずれかのボタンを押下することで、所望の方向へ表示
内容を移動させることができる。ある所定の方向へ大幅
な移動を行わせたい場合は、当該方向に対応する移動ボ
タンを所定時間(1秒間)以上押下すればよい。する
と、繰り返し移動モードが設定されて、利用者はボタン
の押下をやめても、所定時間間隔をおいて所定量の移動
が繰り返される。繰り返し移動モードにおいては、さら
に移動ボタン群191からのボタン操作で、利用者は単
位時間当たりの移動量(移動量レベル)を調整すること
ができ、また、繰り返し移動モードの解除を行うことも
できる。
【0021】先ず、利用者は、繰り返し移動モードで移
動中の方向と同じ方向に対応する移動ボタンを押下する
ことで、繰り返し移動モードを有効にしたまま、移動量
レベルを上げることができる。
【0022】また、利用者は、繰り返し移動モードで移
動中の方向と逆方向に対応する移動ボタンを押下するこ
とで、繰り返し移動モードを有効にしたまま、移動量レ
ベルを下げることができる。
【0023】そして、利用者は、繰り返し移動モード有
効中に繰り返し移動モードで移動中の方向と同方向でも
逆方向でもない方向に対応する移動ボタンを押下するこ
とで、繰り返し移動モードの解除を指示することができ
る。
【0024】このような表示内容の移動を制御するのは
制御部14である。
【0025】図4は、制御部14のうち、表示部15上
の表示内容の移動に関する制御を行う構成を示すブロッ
ク図である。
【0026】制御部14は、操作部19から利用者の操
作の内容を取得し、この操作内容に応じて表示部15に
表示させる内容を変化させる。そして、制御部14は、
表示内容のデータをメモリ部20から読み出す。制御部
14において、ポインタ移動処理やスクロール処理の制
御に関わる構成としては、押下状態判定部141、繰り
返し制御部142、移動量調整部143、表示制御部1
44、インジケータ制御部145などがある。
【0027】表示制御部144は、ディスプレイ上の表
示内容を制御し、特にポインタ移動処理や画面スクロー
ル処理を行う。これら処理のために、ディスプレイ表示
中画面におけるポインタ位置(図3の位置P1、位置P
2に相当)の座標情報、表示中画面の表示対象データ
(図3の図面データ300に相当)全体における位置
(図3の位置P3、位置P4に相当)を示す情報などを
保持している。ここで表示制御部144がポインタ移動
や画面スクロールを実行するための処理には、新規な内
容は含まれないので、詳しい説明は省略する。
【0028】表示制御部144は、利用者によって押下
された移動ボタンが上下左右どの方向への移動かを示す
情報を押下状態判定部141から受け取り、「方向情
報」として保持し、この方向情報に応じて表示内容を移
動させる。また、移動処理1回当たりの移動量を表す
「移動量レベル」の情報を保持している。そして移動量
レベルに応じた移動量で、表示内容を移動させる。移動
量レベルについては、表示制御部144は初期値を有し
ており、繰り返し移動モードとなった場合に限り、移動
量調整部143からの指示された値に変更する。
【0029】表示制御部144による移動処理は、繰り
返し移動モードである場合とそうでない場合(手動モー
ド)とで内容が分かれる。
【0030】先ず、手動モードの場合、表示制御部14
4は押下状態判定部141から利用者が押下したボタン
IDの通知を受けて方向情報を生成、保存し、当該方向
情報に対応する方向に表示内容の移動を行う。その際の
移動量は、初期値の移動量レベル(1ドット長)とな
る。
【0031】繰り返し移動モードの場合、表示制御部1
44は繰り返し制御部142から所定時間経過の通知を
受けたタイミングで、保持する方向情報に応じた方向
に、保持する移動量レベルに応じた移動量で表示内容の
移動処理を1回行う。表示制御部144は、繰り返し移
動モード設定時に押下状態判定部141から通知される
ボタンIDから方向情報を生成して保持し、また、移動
量レベルについては、繰り返し移動モード設定当初は初
期値の移動レベルとし、その後、移動量調整部143の
指示に応じてこの値を増減させる。
【0032】また、表示制御部144は、押下状態判定
部141から繰り返し移動モード解除の通知を受ける
と、繰り返し移動モード設定時に生成した方向情報を消
去し、移動量レベルの値を初期値に戻す。
【0033】押下状態判定部141は、操作部19から
移動ボタン群191の押下状態に関して通知を受け、そ
の内容に応じて繰り返し移動モードの設定/解除の判定
を行う。また、移動ボタンの押下状況を他の構成部に通
知する。
【0034】先ず、手動モードにおいて、押下状態判定
部141は、移動ボタン群191のいずれかが押下され
た旨の通知を操作部19から受け付けると、この押下さ
れた移動ボタンのIDを表示制御部144に通知し、こ
のボタンに応じた方向への表示内容移動を1回分実行さ
せる。それとともに、内蔵タイマを起動して押下時間長
の計測を開始する。そして、操作部19から当該ボタン
の押下終了の通知がくる前に所定の時間(1秒間)が経
過すると、利用者が繰り返し移動モード設定を指示した
ものと判断して、内蔵するモードフラグをON(ON:
繰り返し移動モード)設定し、表示制御部144、繰り
返し制御部142、移動量調整部143に繰り返し移動
モード設定を通知する。この際、表示制御部144と移
動量調整部143とには、押下中の移動ボタンのIDを
通知する。また、当該移動ボタンのIDを「繰り返し中
ボタンID」として保持する。逆に、1秒が経過する前
に操作部19から当該移動ボタンの押下終了の通知を受
けると、タイマを停止し、次の移動ボタン押下通知を待
つ。
【0035】次の、繰り返し移動モードにおいて、押下
状態判定部141は、操作部19から新たな移動ボタン
押下の情報(移動ボタンのID)が送られてくると、こ
の移動ボタン押下に応じて、繰り返し移動モードの解除
あるいは移動量レベルの更新に関する処理を行う。
【0036】繰り返し移動モードでの押下状態判定部1
41の処理は、繰り返し中ボタンIDの内容と新たに押
下された移動ボタンのIDとによって決まる。 (1)両ボタンが一致する場合:利用者は移動量レベル
のアップを指示したことになるので、移動量調整部14
3にレベルを1つ上げる旨の指示(「+1」)を送る。 (2)逆向きボタンの場合:利用者が移動量レベルのダ
ウンを指示したものと判断し、移動量調整部143にレ
ベルを1つ下げる旨の指示(「−1」)を送る。 (3)一致もせず逆向きでもない場合:利用者が繰り返
し移動モードの解除を指示したものと判断し、モードフ
ラグをOFF設定し、表示制御部144、繰り返し制御
部142、移動量調整部143に繰り返し移動モード解
除を通知する。そして、新たに押下された移動ボタンに
ついて、上述の手動モード時の処理を行う。
【0037】繰り返し制御部142は、繰り返し移動モ
ードにおいて、表示制御部144に表示内容の移動処理
の実行タイミングを指示するものである。繰り返し制御
部142は、押下状態判定部141から繰り返し移動モ
ード設定の通知を受けると、内蔵するタイマを起動させ
る。そして、所定の時間間隔で表示制御部144に表示
内容の処理実行を指示する。そして、押下状態判定部1
41から繰り返し移動モード解除の通知を受けると、処
理を停止する。繰り返し制御部142は、繰り返し移動
モードにおいてのみ動作する。
【0038】移動量調整部143は、繰り返し移動モー
ドにおける表示内容の移動量レベル(単位時間当たりの
移動ドット数)を制御する。移動量調整部143は繰り
返し移動モードでのみ動作する。
【0039】移動量調整部143は、押下状態判定部1
41から繰り返し移動モード設定の通知を受けると、内
蔵するレベルカウンタに初期値である「1」を設定す
る。その後、押下状態判定部141からレベル変更の指
示(「+1」または「−1」)があると、これに応じて
レベルカウンタの値を増減させる。そして、レベルカウ
ンタへの「1」の設定時およびレベルカウンタの値の更
新時には、レベルカウンタの値を表示制御部144およ
びインジケータ制御部145に通知する。移動量レベル
は1〜3の3段階である。
【0040】インジケータ制御部145は、繰り返し移
動モードにおいてディスプレイにインジケータ(移動量
レベルに対応するもの)を表示させる。
【0041】図5にはインジケータ制御部145がディ
スプレイに表示させるインジケータの例をいくつか示し
てある。同図(a)では、インジケータ500は、表示
部15の画面右下のインジケータ表示エリア151に表
示される矢印である。上下左右4方向の矢印が表示可能
であるが、図に示すのは右方向への移動中であること示
す。また、移動量レベルは3段階であるが、インジケー
タ制御部145は、このレベル値に応じて数1〜3個の
間で矢印の数を増減させる。図5(a)は移動量レベル
が2であることを示している。
【0042】図5(b)、(c)は、インジケータ表示
の変形例であり、いずれも移動量レベル「2」での右方
向移動であることを示す。図5(b)は移動量レベルを
スケール501で表しており、図5(c)は数値502
で表している。
【0043】インジケータ制御部145は、移動量調整
部143から繰り返し移動モード設定の指示を受けた時
点で1個のインジケータを表示部15に表示させ、その
後は、移動量調整部143からレベル変更の通知を受け
るたびにインジケータの数を増減させる。そして、移動
量調整部143から繰り返し移動モード解除の通知を受
けると、インジケータ表示を停止する。インジケータ制
御部145は、繰り返し移動モードにおいてのみ動作す
る。 (動作)ついで、表示部15に画像が表示されてから
後、制御部14がポインタ移動および画面スクロールに
関連して行う動作を説明する。
【0044】図6は、制御部14の動作のうち、表示部
15の画面に表示中のポインタの移動および画面スクロ
ールに関する動作の流れを示すフローチャートである。
【0045】制御部14の当該動作は、表示部15上に
ダウンロードデータ、電子アドレス帳などの内容が表示
されて、操作部19からの各種移動ボタンの押下受け入
れが可能となった時点で開始される。
【0046】制御部14の構成各部は、動作開始にあた
って、処理に用いる各種情報(モードフラグ、方向情
報、移動量レベル)を初期化する(S601)。
【0047】モードが手動モードの場合は移動ボタンの
押下がない限り移動処理は行われないが(S602:N
o、S603:No)、移動ボタン押下がなくとも繰り返
し移動モードの場合は(S602:No、S603:Ye
s)、上記の説明の通り、繰り返し制御部142が所定
の時間間隔で画面制御部14に指示を出して、方向情報
に応じた方向に移動量レベルに応じた移動量で移動処理
を行わせる(S604)。
【0048】利用者がボタン入力を行い、その通知を操
作部19から受け付けると(S602:Yes)、押下状
態判定部141は先ず、現在のモードをチェックする。
【0049】手動モードの場合(S605:No)、押下
状態判定部141は、表示制御部144に指示して押下
された移動ボタンの種別に応じた方向に1回分の移動を
行わせる(S606)。そして、それと同時に、タイマ
を起動して押下時間長の測定を開始し、操作部19から
押下終了の通知を待つ。そして、押下終了通知前に押下
時間が閾値(1秒)をこえた場合(S607:Yes)、
押下状態判定部141は、利用者が繰り返し移動モード
設定を指示したものとして、繰り返し移動モードの設定
(モードフラグ=ON)、移動量レベル値の設定(初期
値「1」に設定)、繰り返し中ボタンの登録(どのボタ
ンに対する繰り返しかを記憶)を行い、繰り返し移動モ
ードを設定した旨と、それに関連する情報とを他の構成
部に通知する(S608)。これ以降は、次のボタン入
力があるまで、繰り返し制御部142と表示制御部14
4による上記の繰り返し移動モードでの移動処理が繰り
返される(上述のステップS602〜S604)。これ
に対し、押下時間が閾値に達する前に押下が完了した場
合は(S607:No)、次の移動ボタン押下があるま
で、何の処理も行われない(上述のステップS602:
No、ステップS603:No)。
【0050】一方、移動ボタン押下時点でのモードが繰
り返し移動モードであった場合(S605:Yes)、押
下状態判定部141は、先ず、押下された移動ボタンの
IDと繰り返し中ボタンIDとを比較する。
【0051】押下された移動ボタンが繰り返し中ボタン
と異なっていて、しかも繰り返し中ボタンと逆方向の移
動ボタンとも異なる場合(S609:“その他”)、押
下状態判定部141は、繰り返し移動モードを解除する
とともに(モードフラグ=OFF)関連情報をクリア
し、繰り返し移動モードの解除を他の構成各部に通知す
る(S612)。その上で、この新たな押下ボタンにつ
いて手動モードでボタン入力が行われたのと同じ処理
(ステップS606〜S608)を行う。
【0052】繰り返し中ボタンと同一の移動ボタンが押
下された場合は(S609:“同方向”)、押下状態制
御部14は移動量調整部143に指示して移動量レベル
を1つ上げさせる。移動量調整部143は、移動量レベ
ルの更新を構表示制御部144およびインジケータ表示
部15に通知する(S610)。ただし、移動量レベル
が最高(3)の状態から同方向の移動ボタンが押下され
た場合、移動量調整部143は、何の処理も行わない。
これ以降は、次の移動ボタン押下が検出されるまで、更
新後の移動量レベルに応じて、繰り返し制御部142と
表示制御部144による繰り返し移動モードでの移動が
繰り返される(上述のステップS602:No〜S60
4)。
【0053】繰り返し中ボタンと逆方向の移動ボタンが
押下された場合は(S609:“逆方向”)、押下状態
制御部141は移動量調整部143に指示して移動量レ
ベルを1つ下げさせる。移動量調整部143は、移動量
レベルの更新を表示制御部144およびインジケータ表
示部145に通知する(S611)。ただし、移動量レ
ベルが最低の状態から逆方向ボタンが押下された場合、
移動量調整部143は、何の処理も行わない。それ以降
は、次の移動ボタン押下が検出されるまで、更新後の移
動量レベルに応じて、繰り返し制御部142と表示制御
部144による繰り返し移動モードでの移動が繰り返さ
れる(上述のステップS602:No〜S604)。
【0054】なお、ここに示す動作の終了指示(表示部
15へのデータの表示を終了させる指示)は割り込み的
に入力されてくるので、動作の終了はフローチャートに
は示していない。処理はデータ表示が終了するまで繰り
返される。
【0055】上記の通り、本実施の形態における携帯電
話機は、利用者が移動ボタンのいずれかを所定時間より
も長く押下し続けた場合に繰り返し移動モードを設定
し、繰り返し移動モード下においては、利用者が移動ボ
タンを押下し続けなくとも所定の時間間隔で表示内容の
移動を繰り返し移動させる、という処理を行うので、表
示内容を大きく移動させたい利用者は、既存の移動ボタ
ンのみ用いて、ボタンを押下し続けるという不便な操作
もなく、表示内容を移動させることができる。
【0056】なお、本実施の形態においては、移動量レ
ベルの増減を、1回の移動処理当たりの移動量を増減さ
せることで実現していたが、移動処理の繰り返しの時間
間隔を加減することで移動量レベルを変化させることに
してもよい。その場合、移動量調整部143は不要とな
り、移動量レベルは繰り返し制御部142が表示制御部
144に移動処理実行指示を繰り返し送る際の時間間隔
を変化させる形で変更される。そして、インジケータ制
御部145への移動量レベル通知は繰り返し制御部14
2が行う。
【0057】また、本実施の形態では表示内容移動の例
として、図3のように上下左右の移動が可能な図面デー
タを例に説明したが、アドレス帳などのように上下の移
動しかありえないデータの場合もある。
【0058】また、本実施の形態において、表示内容の
移動量はドット数単位となっているが、例えば、アドレ
ス帳のように複数の件数のデータあるいは項目を表示す
る場合など、1回の移動で1件分移動するという形にし
てもよい。その場合は、移動量レベルの変更について
も、例えば1件/sec→2件/secという形で件数単位で
増減される。さらに、1画面に1件だけ表示される場合
は、1回の表示内容の移動で画面全体が切り替わること
にしてもよい。
【0059】図7は、こうした、画面全体が切り替わる
形の表示画面遷移の概要を示す模式図である。1画面に
は1件のアドレス情報700が表示されている。上移動
ボタンあるいは下移動ボタンの押下によって、情報が1
件ずつ移動する。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の携帯電話機は、表示装置を備える携帯電話機であっ
て、利用者からの方向指示をボタンの押下によって受け
付ける受付手段と、前記受付手段が受け付けた方向へ、
表示画面のスクロール処理あるいは表示画面上のポイン
タの移動処理のいずれかを実行する移動手段と、前記ボ
タンが押下された場合にその押下時間長を計測する計測
手段と、前記押下時間長が所定値に達した後は、前記ボ
タンが押下され続けているかどうかに関わらず前記移動
手段に実行中の処理を継続させるよう制御する制御手段
とを有することを特徴とするので、画面スクロールまた
はポインタ移動処理においてスクロール量あるいはポイ
ンタ移動量が大きい場合でも、利用者は必要最小限のボ
タンのみ使用して、しかも、長時間ボタンを押下し続け
るなどの必要なしに、簡単な操作で画面スクロールまた
はポインタ移動を実行させることができる。
【0061】また、前記移動手段は、前記制御手段によ
る制御を受けながら表示画面のスクロール処理またはポ
インタ移動処理を継続して実行している間に、前記受付
手段が方向指示を受け付けると、実行中の処理のスクロ
ール方向またはポインタ移動方向と指示された方向とを
比較し、両者が同方向である場合には単位時間当たりの
スクロール量またはポインタ移動量を増加させ、両者が
逆方向である場合には単位時間当たりのスクロール量ま
たはポインタ移動量を減少させることとすれば、自動的
に表示内容の移動が繰り返される際の、単位時間当たり
のスクロール量またはポインタ移動量の大きさ(移動速
度)を、利用者が既存のボタンを用いて調整することが
可能になる。
【0062】また、前記移動手段が表示画面のスクロー
ル処理またはポインタ移動処理を実行している際の、単
位時間当たりのスクロール量またはポインタ移動量の大
きさを示すインジケータを前記表示画面に表示させるイ
ンジケータ表示手段を更に備えることとすれば、画面ス
クロールまたはポインタ移動が行われる際の単位時間当
たりのスクロール量またはポインタ移動量の大きさを利
用者が認識することができる。
【0063】また、前記移動手段は、前記制御手段によ
る制御を受けながらポインタを移動処理を継続して実行
している間に、前記表示画面上にポインタを移動させる
余地がなくなった場合、ポインタの移動処理を停止し
て、表示画面をスクロールさせる処理を開始すること、
とすれば、利用者が特別な操作を行わなくとも、ポイン
タ移動から表示画面スクロールへの処理の切り替えが行
われる。
【0064】また、前記制御手段は、前記移動手段に処
理を継続させる制御を行っている間に前記受付手段が停
止指示を受け付けると、前記移動手段に処理を継続させ
る制御を停止する、としているので、自動的な画面スク
ロールまたはポインタ移動の繰り返しを停止させる場合
も、利用者は、既存のボタンのみ用いた操作で行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話機の実施の形態における
構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態における携帯電話機の外観を示す
図である。
【図3】同実施の形態におけるポインタ移動および画面
スクロールの概要を示す図である。
【図4】同実施の形態における制御部の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】同実施の形態において表示部に表示されるイン
ジケータの例を示す図である。
【図6】同実施の形態における制御部の動作の流れを示
すフローチャートである。
【図7】同実施の形態において画面全体が切り替わる形
の表示画面遷移の概要を示す模式図である。
【符号の説明】
10 携帯電話機 14 制御部 141 押下状態判定部 142 繰り返し制御部 143 移動量調整部 144 表示制御部 145 インジケータ制御部 15 表示部 151 インジケータ表示エリア 19 操作部 191 移動ボタン群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 11/12 H04M 1/56 5K067 G06F 3/14 360 1/57 H04M 1/00 1/725 1/247 H04B 7/26 109T 1/56 G06F 3/023 310J 1/57 1/725 Fターム(参考) 5B020 CC01 CC12 DD02 FF12 5B069 AA20 BA04 CA07 JA01 5E501 AA04 AB03 BA05 CA04 CB02 EA10 FA14 FB04 FB32 FB43 5K027 AA11 BB01 FF01 FF22 GG08 5K036 AA07 BB01 DD48 JJ01 JJ13 JJ18 KK14 5K067 AA34 BB04 EE02 FF02 FF23 FF31 HH21 HH22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置を備える携帯電話機であって、 利用者からの方向指示をボタンの押下によって受け付け
    る受付手段と、 前記受付手段が受け付けた方向へ、表示画面のスクロー
    ル処理あるいは表示画面上のポインタの移動処理のいず
    れかを実行する移動手段と、 前記ボタンが押下された場合にその押下時間長を計測す
    る計測手段と、 前記押下時間長が所定値に達した後は、前記ボタンが押
    下され続けているかどうかに関わらず前記移動手段に実
    行中の処理を継続させるよう制御する制御手段とを有す
    ることを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、前記制御手段による制
    御を受けながら表示画面のスクロール処理またはポイン
    タ移動処理を継続して実行している間に、前記受付手段
    が方向指示を受け付けると、実行中の処理のスクロール
    方向またはポインタ移動方向と指示された方向とを比較
    し、両者が同方向である場合には単位時間当たりのスク
    ロール量またはポインタ移動量を増加させ、両者が逆方
    向である場合には単位時間当たりのスクロール量または
    ポインタ移動量を減少させることを特徴とする請求項1
    に記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記移動手段が表示画面のスクロール処
    理またはポインタ移動処理を実行している際の、単位時
    間当たりのスクロール量またはポインタ移動量の大きさ
    を示すインジケータを前記表示画面に表示させるインジ
    ケータ表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1
    または2に記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記移動手段は、前記制御手段による制
    御を受けながらポインタを移動処理を継続して実行して
    いる間に、前記表示画面上にポインタを移動させる余地
    がなくなった場合、ポインタの移動処理を停止して、表
    示画面をスクロールさせる処理を開始すること、 を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯電
    話機。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記移動手段に処理を
    継続させる制御を行っている間に前記受付手段が停止指
    示を受け付けると、前記移動手段に処理を継続させる制
    御を停止することを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の携帯電話機。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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