JP3835007B2 - 自動変速機の作動流体供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばエンジンの自動停止制御を行う場合に有用な車両用自動変速機の作動流体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行中において車両が停止し、且つ所定の停止条件が成立した場合に、エンジンを自動的に停止させ、燃料の節約、排気エミッションの低減、あるいは騒音の低減等を図るように構成した車両が提案され、すでに実用化されている(例えば特開平8−14076号公報)。
【0003】
このような車両にあっては、運転者がアクセルペダルを踏むなど走行の意思を示して所定の再始動条件が成立したときには、直ちにエンジンを再始動させる必要がある。
【0004】
ところが、自動変速機が油圧式の自動変速機であった場合には、エンジンが停止すると該エンジンと連結されているオイルポンプも停止してしまうため、例えば、自動変速機の前進クラッチに供給されているオイルも油路から抜け、油圧が低下してしまう。そのため、エンジンが再始動されるときには、当該前進走行時に係合されるべき前進クラッチもその係合状態が解かれてしまった状態となってしまうことになる。
【0005】
この場合、エンジンが再始動された時に、この前進クラッチが速やかに係合されないと、いわばニュートラルの状態のままアクセルペダルが組み込まれることになり、エンジンが吹き上がった状態で前進クラッチが係合して係合ショックが発生する可能性がある。
【0006】
そのため、このような状態が発生しないように、特開平9−39613号公報では、エンジンを完全に停止させてしまうのではなく、該エンジンの燃料の供給のみを停止し、モータジェネレータを駆動させて、該エンジンをほぼアイドリング回転速度に保持し、オイルポンプが停止しないように配慮している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記公報にて提案された技術のように、オイルポンプを停止させないためにモータジェネレータによってエンジンをアイドリング回転速度に保持するという技術は、オイルポンプを回すのにエンジンを介在させる分だけ、モータジェネレータの負荷が増し、バッテリの電力消費が多くなるという問題があった。
【0008】
また、エンジンの回転速度が低い領域でポンプ駆動を行っている場合や、モータジェネレータによってエンジンをアイドル回転速度に保持してポンプ駆動を行っている場合には、ポンプの吐出量が下がるので、それに応じてポンプを大容量にする必要があり、ポンプの大型化につながっていた。
【0009】
本発明は、上記事情を考慮し、エンジン停止時の自動変速機への作動流体の供給確保を、バッテリの電力消費を最小に抑えながら行うことができると共に、エンジンで駆動する機械式ポンプの小型化を可能にした自動変速機の作動流体供給装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、エンジンによって駆動されることで自動変速機に作動流体を供給する機械式ポンプと、電動モータによって駆動されることで前記自動変速機に作動流体を供給する電動式ポンプと、を備えた自動変速機の作動流体供給装置において、前記自動変速機への作動流体の供給制御を行う制御手段を備え、該制御手段が、前記エンジンが所定回転速度を超える回転速度で駆動されているとき、前記エンジンによって前記機械式ポンプのみを駆動して前記自動変速機に作動流体を供給する第1の供給モードを実行し、前記エンジンが前記所定回転速度以下の回転速度で駆動されているとき、前記エンジンによって前記機械式ポンプを駆動して前記自動変速機に作動流体を供給すると同時に、前記電動モータによって前記電動式ポンプを駆動して前記自動変速機に作動流体を供給することにより前記機械式ポンプによる前記自動変速機への供給流量の不足分を補う第2の供給モードを実行し、前記エンジンが停止しているとき、前記電動モータによって前記電動式ポンプのみを駆動して前記自動変速機に作動流体を供給する第3の供給モードを実行するとともに、前記第2の供給モードの実行を許可すべき状況(例えばアイドル状態時)であっても、前記電動式ポンプの駆動を許可する条件が成立しないことを検出した場合には、前記第2の供給モードの実行を中止し、代わりに前記エンジンの回転速度を上昇させ、該エンジンによって前記機械式ポンプのみを駆動して前記自動変速機に作動流体を供給することにより、上記課題を解決したものである。
【0011】
ここで、機械式ポンプとして小容量の小型ポンプを採用した場合について考察してみる。例えば、エンジンが作動し、エンジン回転速度が所定回転速度(例えばアイドル回転速度より若干高い回転速度)より大きいときには、エンジンによって機械式ポンプのみを駆動しても、自動変速機に対して必要十分な量の作動流体を供給することができる。従って、この場合は、電動式ポンプを駆動する必要はなく、制御手段は、エンジンによって機械式ポンプのみを駆動させて自動変速機に作動流体を供給する(第1の供給モード)。
【0012】
一方、アイドル回転時のように、エンジンが作動していても、エンジン回転速度が所定回転速度以下のときには、エンジンによって機械式ポンプのみを駆動しても、自動変速機に対して必要十分な量の作動流体を供給することができないおそれがある。従って、この場合は、制御手段は、エンジンによって機械式ポンプを駆動させると共に、機械式ポンプによる自動変速機への供給流量の不足分を補うべく、電動モータによって電動式ポンプを駆動させて自動変速機に作動流体を供給する(第2の供給モード)。
【0013】
また、エンジンが作動していないときには、機械式ポンプに頼ることができないので、制御手段は、電動モータによって電動式ポンプを駆動させて自動変速機に作動流体を供給する。この場合、従来のように、モータによってエンジンを回転させることにより、エンジンに直結したポンプ(機械式ポンプ)を駆動するのではなく、エンジンを介さずに、モータで直接ポンプ(電動式ポンプ)を駆動するので、エンジンを介さない分だけ(エンジンを回転させない分だけ)、モータの負荷を軽減することができてバッテリの電力消費を抑えることができる。
【0014】
請求項1の発明では、以上のように作動流体の供給制御が行われることにより、自動変速機に対して必要十分な量の作動流体を常時供給することができ、エンジン自動停止制御を行った場合の自動変速機からの油圧の抜けの問題を解消することができる。また、エンジンが低回転領域にあり、機械式ポンプを駆動するだけでは吐出流量が不足するような場合には、その不足分を電動式ポンプで補うので、機械式ポンプを、低回転領域(アイドル付近)を含めた全領域で吐出量の不足しないような大きな容量のものとする必要はなく、小さな容量のもので済ませることができる。このため、機械式ポンプを小型化及び軽量化することができる。
【0015】
なお、機械式ポンプだけでは吐出流量不足となる領域を含め、電動式ポンプのみを駆動して必要流量を確保することも考えられる。しかし、そうすると、電動式ポンプの稼働時間が長くなり過ぎて、電動式ポンプの耐久性の問題が新たに生じてくるおそれがある。また、電動式ポンプは機械式ポンプに比べてエネルギ効率が劣ることから、全体のエネルギ効率の低下につながるおそれがある。従って、本発明は、そのような背景から、機械式ポンプをできるだけ使用することとし、不足する分だけを電動式ポンプで補うようにしている。
【0017】
そして、例えば、エンジンがアイドル回転速度で回転しているとき、通常であれば、電動式ポンプを駆動して機械式ポンプの流量不足を補うのであるが、何らかの理由で電動式ポンプが駆動できない場合(駆動すべきできない場合を含む)は、制御手段が、電動式ポンプを駆動する代わりに、エンジン回転速度を上昇させて、機械式ポンプが流量不足を起こさないようにする。なお、電動式ポンプの駆動を許可する条件としては、電動式ポンプや電動モータのフェイルが発生していないことのほか、以下の条件も考えられる。
【0018】
即ち、請求項2の発明は、電動式ポンプの使用によりバッテリが過度に消耗するのを回避するため、前記電動式ポンプの駆動条件の1つとして「バッテリの蓄電量が所定値以上」を含めるようにし、電動式ポンプの使用に制限を設けている。
【0019】
また、請求項3の発明は、作動流体温度が所定以下だと、電動式ポンプの負荷が高くなって、バッテリの消費電力が大きくなることから、これを回避するために、前記電動式ポンプの駆動条件の1つとして「作動流体温度が所定値以上」を含めるようにし、作動流体温度に応じて電動式ポンプの使用に制限を設けている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0021】
図1は実施形態の作動流体供給装置を含む車両の駆動システムの概略構成図である。エンジン(E/G)1のクランク軸1aは、自動変速機3の入力軸3aにクラッチ2、4を介して連結されている。また、自動変速機3の入力軸3aには、クラッチ4、チェーン3b及び減速機5を介して、モータ及び発電機として機能するモータジェネレータ(M/G)6が連結されている。モータジェネレータ6は、エンジン1を自動停止した状態から復帰させる際に、スタータに代わってエンジン1をクイック始動するためのものであると共に、充電時やエネルギ回生時に発電を行うためのものである。
【0022】
減速機5は、遊星歯車式で、サンギア7、キャリア8、リングギア9を含み、ブレーキ10、ワンウェイクラッチ11を介して、モータジェネレータ6及びクラッチ2、4の間に組込まれている。
【0023】
自動変速機3には、該自動変速機3に対してオイル(作動流体)を供給する機械式オイルポンプ(MO)12が内蔵されており、エンジン1の動力が入力軸3aに伝達されることで機械式オイルポンプ12が駆動されるようになっている。本システムでは、この機械式オイルポンプ12とは別に、同じく自動変速機3に対してオイル(作動流体)を供給するための電動式オイルポンプ(EO)15が設けられている。この電動式オイルポンプ15は、モータジェネレータ6の連結軸6aにクラッチ16を介して連結され、モータジェネレータ6の動力により駆動されるようになっている。機械式オイルポンプ12及び電動式オイルポンプ15の吐出するオイルは、自動変速機3の油圧制御装置20に供給される。
【0024】
自動変速機3内には、走行時に係合されるクラッチやブレーキ(図示略)が設けられており、油圧制御装置20は、これらのクラッチやブレーキに制御油圧を供給することで、所定の変速制御を実行する。油圧制御装置20には、自動変速機3に作動流体を供給する切換弁(後述)が設けられている。
【0025】
また、図1において、符号31はモータジェネレータ6に電気的に接続されたインバータである。このインバータ31は、スイッチングにより電力源であるバッテリ32からモータジェネレータ6への電気エネルギの供給を可変にして、モータジェネレータ6の回転速度を可変にする。また、モータジェネレータ6からバッテリ32への電気エネルギの充電を行うように切り換える機能を果たす。また、符号33はクラッチ4の断続の制御及びインバータ31のスイッチング制御等を行うためのコントローラである。コントローラ33へは、エンジンの自動停止走行モード(エコランモード)のスイッチ(図示略)の信号が入力される。図中の矢印線は各信号線を示している。また、このコントロール33は、エンジン及び自動変速機等をコントロールするECU(電子制御装置)50とリンクしている。
【0026】
次に油圧制御装置20に含まれる切換弁とその接続関係について図2を参照しながら説明する。本実施形態では、この切換弁とコントローラ33がクレームで言うところの制御手段に相当している。
【0027】
図中60で示す切換弁は、バルブボディ61内を軸方向にスライドするスプール62を備えている。スプール62は、軸方向一端側(図中右端側)に配したスプリング63によって軸方向他端側(左端側)に付勢されている。スプール62の他端側にはパイロット室64が設けられており、パイロット室64に油圧が導入されない状態のとき、及び、油圧が導入された場合でもその油圧が所定値以下のとき、スプール62は他端側の第2の位置(図中上側に示すスプール位置)に位置する。また、パイロット室64に所定値以上の油圧が導入された状態のときには、スプール62はスプリング63に抗して一端側の第1の位置(図中下側に示すスプール位置)に位置する。
【0028】
切換弁60には、前記パイロット室64につながる第1ポート71と、それ以外の第2ポート72、第3ポート73、第4ポート74、第5ポート75、第6ポート76が設けられている。なお、第6ポート76は、スプール62の位置に拘わらず第2ポート72と連通している。
【0029】
そして、第1ポート71には、機械式オイルポンプ12の吐出流路91が、第1のプライマリレギュレータバルブ81並びにオリフィス83を介して接続されている。第2のポート72には、機械式オイルポンプ12の吐出流路91が、第1のプライマリレギュレータバルブ81を介して接続されている。
【0030】
また、第3のポート73及び第6ポート76には、セカンダリレギュレータバルブ86を備えた出力ライン93が、それぞれ逆止弁95、94を介して接続されている。この出力ライン93の途中には、オリフィス84を介してアキュムレータ85が接続されている。なお、第3ポート73と第6ポート76の出口に設けた逆止弁95、94は、一旦出力ライン93側に出たオイルの逆流を防ぐ役目を果たす。
【0031】
また、第4ポート74には、電動式オイルポンプ15の吐出流路92が、第2のプライマリレギュレータバルブ82を介して接続されている。さらに第5のポート75はリザーバ78に接続されている。
【0032】
以上の接続により、切換弁60は、機械式オイルポンプ12が作動していないとき、あるいは、作動していても所定値以上の圧を発生していないとき、第2の位置に切り換わる。また、機械式オイルポンプ12が作動して所定値以上の圧を発生しているとき、第2の位置から第1の位置に切り換わる。
【0033】
そして、切換弁60は、第1の位置に切り換わったときには、第3ポート73と第4ポート74の連通を遮断し、第4ポート74を第5ポート75に連通させることで、電動式オイルポンプ15の吐出オイルを、そのままリザーバ78に戻す。このとき、第3ポート73と第6ポート76は第2ポート72と連通しているので、これらのポート73、76を通して、機械式オイルポンプ12の吐出オイルが出力ライン93に導かれる。
【0034】
また、切換弁60は、第2の位置に切り換わったときには、第3ポート73を第4ポート72に連通させることで、電動式オイルポンプ15の吐出オイルを出力ライン93に導く。ここで、切換弁60が第2の位置にある場合としては、以下の二つの場合がある。
【0035】
一つは、エンジンが自動停止して機械式オイルポンプ12が駆動されていない場合である。この場合は、切換弁60が第2の位置にあることで、上述したように、自動変速機3には電動式オイルポンプ15の吐出オイルのみが全面的に供給される。
【0036】
もう一つは、エンジンがアイドル回転領域(所定回転速度以下の低速回転領域)で回転している場合である。この場合は、機械式オイルポンプ12がエンジン1によって駆動されるので、第2ポート72、第6ポート76を通して、自動変速機3に機械式オイルポンプ12の吐出オイルが供給される。また、切換弁60が第2の位置にあることで、先の場合と同様に、第4ポート74、第3ポート73を通して電動式ポンプ15の吐出オイルが自動変速機3に供給される。つまり、機械式オイルポンプ12と電動式オイルポンプ15の両方の吐出オイルが自動変速機3に供給される。そして、低回転領域における機械式オイルポンプ12の吐出流量不足が、電動式オイルポンプ15によって補われる。
【0037】
この点を更に説明する。
【0038】
アイドル回転領域でも機械式オイルポンプ12が必要十分な吐出能力を発揮できるものであれば、つまり、アイドル回転領域を含む全領域で必要十分な吐出流量を確保できるような大型の機械式オイルポンプ12を採用した場合であれば、アイドル回転状態であるからといって、機械式オイルポンプ12が吐出流量不足を生じるわけではないから、電動式オイルポンプ15で不足分を補ってやる必要はない。しかし、アイドル回転領域で吐出流量不足を生じるような小型の機械式オイルポンプ12を採用した場合には、そのままでは、自動変速機3に供給する流量が不足してしまう。本実施形態はそのような場合を想定してなされたものである。
【0039】
即ち、アイドル回転時には、機械式オイルポンプ12の吐出オイルが、切換弁60の第2ポート72、第6ポート76を通して自動変速機3に供給されるが、それだけでは自動変速機3の必要量に満たない。そこで、その不足分を電動式オイルポンプ15からの吐出オイルで補ってやるのである。この場合、基本的には機械式オイルポンプ12の吐出オイルを主体として使用するので、電動式オイルポンプ15によって過剰に補助してやる必要はない。そのため、電動式オイルポンプ15は、あくまで機械式オイルポンプ12の吐出流量不足を補う程度に出力を制御してやればよい。例えば、エンジン回転速度の大きさに応じて電動式オイルポンプ15の回転速度等を制御してやればよい。
【0040】
このように機械式オイルポンプ12の作動状態によって自動的に、機械式オイルポンプ12の油圧が使える状況の場合には機械式オイルポンプ12の吐出するオイルを自動変速機に供給し、機械式オイルポンプ12の油圧が使えない、あるいは足りない状況の場合には電動式オイルポンプ15の吐出するオイルを自動変速機に供給することができる。この場合、機械式オイルポンプ12は小型のもので済ませられるので、軽量化やコンパクト化する上での利点も大きい。
【0041】
なお、アイドル回転領域でも機械式オイルポンプ12が流量不足を起こさないような場合、つまり、全回転領域をカバーできるような大型の機械式オイルポンプ12を採用している場合は、アイドル回転領域において既に所定値以上の油圧を発生することになるはずであるから、切換弁60が第1の位置に切り換わることで、機械式オイルポンプ12の吐出オイルが、全面的に自動変速機3に供給されることになる。よって、他の目的等により大型の機械式オイルポンプ12を採用することには別段何らの問題もない。
【0042】
また、アキュムレータ85は、切換弁60が切り換わったときに、第3ポート73からの出力圧が一時的にダウンするのを防ぐためのダンパ機能を果たすものであり、図3に示すように、このアキュムレータ85の調圧範囲の途中で、切換弁60が切り換わるように設定されている。
【0043】
次に上記駆動システム全体の作用について、図1、図2を参照しながら説明する。
【0044】
エンジン1が作動しているとき、クラッチ2、4は係合されており、減速機5を介してモータジェネレータ6は、エンジン動力によって駆動されている。このとき、機械式オイルポンプ12がエンジン1の動力によって駆動されるので、機械式オイルポンプ12の汲み上げたオイルが、プライマリレギュレータバルブ81で調圧されて、切換弁60の第1ポート71にオリフィス83を介して導入される。ここで、このオイルの圧力により、切換弁60のスプール62が第1の位置と第2の位置のいずれかに切り換えられる。
【0045】
<第1の供給モード>
パイロット室64に導入される圧力が所定値以上のとき(エンジン回転速度がアイドル回転領域を超えるとき)、切換弁60は第1の位置に切り換えられる。それにより、第2ポート72、第3ポート73を介して、機械式オイルポンプ12の吐出するオイルが、プライマリレギュレータバルブ81及びセカンダリレギュレータバルブ86で制御圧に調節されて自動変速機3に供給される。また、このとき、モータジェネレータ6が回転することにより、クラッチ16が係合している場合は、電動式ポンプ15が駆動されることになるが、電動式オイルポンプ15の吐出オイルは、第4ポート74、第5ポート75を経由してそのままリザーバ78に戻るので、モータジェネレータ6の負荷が軽減され、結果的にモータジェネレータ6を回転させるエンジン1の負荷が軽減される。なお、クラッチ16が解放している場合は、電動式オイルポンプ15は駆動されなくなるので、モータジェネレータ6の負荷は零となる。
【0046】
<第2の供給モード>
一方、自動停止制御によりエンジン1が停止したときには、クラッチ2が解放される。このとき、機械式オイルポンプ12も停止状態になるので、その代わりに、モータジェネレータ6をバッテリ32で駆動させ、クラッチ16を介して電動式オイルポンプ15を作動させる。ここでパイロット室64に導入される圧力が所定値未満(Ne=0相当)となるので、切換弁60が自動的に第2の位置に切り換えられる。そして、それにより、第4ポート74、第3ポート73を介して、電動式オイルポンプ15の吐出するオイルが、プライマリレギュレータバルブ82及びセカンダリレギュレータバルブ86で制御圧に調節されて自動変速機3に供給される。
【0047】
<第3の供給モード>
エンジンが駆動されているものの、エンジン回転速度が所定回転速度以下のとき(本例ではアイドル回転領域のとき)には、機械式オイルポンプ12の吐出圧力が低い状態なので、切換弁60は第2の位置にある。そして、それにより、第2ポート72、第6ポート76を介して、機械式オイルポンプ12の吐出するオイルが、プライマリレギュレータバルブ81及びセカンダリレギュレータバルブ86で制御圧に調節されて自動変速機3に供給される。また同時に、低回転領域における機械式オイルポンプ12の流量不足を補うように、第4ポート74、第3ポート73を介して、電動式オイルポンプ15の吐出するオイルが、プライマリレギュレータバルブ82及びセカンダリレギュレータバルブ86で制御圧に調節されて自動変速機3に供給される。
【0048】
このように、エンジン1が作動していないときであっても、モータジェネレータ6によって駆動される電動式オイルポンプ15により、自動変速機3に対して圧油を常時供給することができる。従って、エンジン停止制御を行った場合の自動変速機3からの油圧の抜けの問題を解消することができる。また、電動式オイルポンプ15を駆動するときに、クラッチ2を解放することで、エンジン1を回転させないので、エンジン1を敢えて回さない分だけモータジェネレータ6の負荷を軽減することができて、バッテリ32の電力消費を減らすことができる。
【0049】
また、エンジン停止状態から、モータジェネレータ6でエンジン1をクイック始動する場合には、クラッチ2を係合、(ワンウェイクラッチ11を解放)、ブレーキ10を係合させることで、モータジェネレータ6の発生するトルクをエンジン1のクランク軸1aに伝達することができる。
【0050】
また、エネルギ回生時には、クラッチ4(及びワンウェイクラッチ11)を共に係合させる。これにより、車輪の運動エネルギによりモータジェネレータ6を回すことができる。しかも、このときにクラッチ2を解放、クラッチ4を係合とすれば、自動変速機3の下流端にある車輪の運動エネルギを、エンジン1側に回らせずに、全てモータジェネレータ6側に回すことができるので、モータジェネレータ6によるエネルギ回収能率を一層高めることができる。
【0051】
なお、極低温時に使用できるようにエンジンスタータをモータジェネレータ6とは別に設けてもよい。その場合は、エンジン始動時に両者を併用するようにしてもよい。
【0052】
また、発電機能を持つモータジェネレータ6ではなく、単に電動式オイルポンプ15を必要時に駆動するためのモータを設けてもよい。
【0053】
また、上記実施形態では、プライマリレギュレータバルブ81、82を各ポンプ12、15毎に設けた場合を示したが、それら2つのプライマリレギュレータバルブ81、82を廃止して、出力ライン93上に1個のプライマリレギュレータバルブ88を配置してもよい。
【0054】
また、上記実施形態では、多数のポートを有する切換弁60を介して、機械式オイルポンプ12の吐出流路91や電動式オイルポンプ15の吐出流路92を出力ライン93に接続した場合を示したが、図4に示す回路のように、パイロット作動弁160を用いることで単純化することもできる。
【0055】
次に、電動式オイルポンプ15が駆動できない場合の対処の仕方を含めた実施形態について説明する。この実施形態は、先に説明した実施形態の構成をベースにしたものであり、主たる構成については説明を省く。
【0056】
この実施形態では、電動式オイルポンプ15は、予め決めておいた駆動条件を満足している場合は駆動させることができるものの、同駆動条件を満足していない場合は駆動させることができないこととしている。ここでは駆動条件として、モータジェネレータ6を含めた電動式オイルポンプ15の駆動系統(電気系統)が正常であること、バッテリ32の蓄電量SOCが充分にあること、作動流体の温度(自動変速機3の油温)が所定以上であること、が上げられており、これらの条件を満足した場合にのみ電動式オイルポンプ15を駆動できるものとしている。
【0057】
図5は本実施形態のコントローラ33が実行する処理内容のフローチャートであり、これを用いて説明する。
【0058】
コントローラ33はこのフローを実行するに当たり、最初のステップ101で必要なセンサ類からの入力信号処理を行う。次のステップ102ではバッテリ32の蓄電量SOCが所定値A%以上であるかをチェックし、更に次のステップ103ではモータジェネレータ5を含めた電動式オイルポンプ(EO)15の駆動系統が正常に機能するかをチェックする。ここでは、バッテリ32の蓄電量が不足するとモータジェネレータ6が駆動できない(あるいは駆動すべきでない)ので、これをチェックしている。また、電動式オイルポンプの駆動系統が正常でないと当然電動式オイルポンプ15は駆動できないので、これをチェックしている。
【0059】
いずれかの条件でもクリアできない場合は、ステップ109に進んで(作動流体の不足を防止するために)エンジンのアイドル回転速度アップの設定を行い、ステップ110にて電動式オイルポンプ15の駆動中止の設定を行う。
【0060】
ステップ102、103のいずれの条件もクリアする場合は、ステップ104でエンジンが自動停止されているかをチェックする。ここでは例えば、車両停止中、ブレーキON、且つアクセルOFFの場合、エンジンが自動停止される。エンジンが自動停止されている場合は、機械式オイルポンプ12の停止によって自動変速機へオイルを供給することができないので、代わりにステップ108に進んで電動式オイルポンプ15の駆動設定を行う。
【0061】
エンジン自動停止でない場合はステップ104からステップ105に進み、エンジンがアイドル回転中か否かをチェックする。アイドル回転中の場合は、ステップ107で自動変速機の油温をチェックし、油温が120℃以上の場合は、ステップ108で電動式オイルポンプ15の駆動設定を行う。油温が120℃に満たない場合は、そのまま電動式オイルポンプ15を駆動すると、モータジェネレータ5の負荷が大きくなるので、ステップ109に進んでアイドル回転速度アップの設定を行うと共にステップ110で電動式オイルポンプ15の駆動中止の設定を行う。
【0062】
エンジン回転速度がアイドル回転速度以上の場合は、機械式オイルポンプ12で必要十分な量のオイルを供給できるので、ステップ106に進んで電動式オイルポンプ15の駆動中止の設定を行う。
【0063】
従って、バッテリの蓄電量が十分にあり、電動式オイルポンプ15の駆動系統も正常であるという条件の元で、エンジンが自動停止されている場合は、ステップ101→102→103→104→108と処理が進み、機械式オイルポンプ12に代わって、電動式オイルポンプ15が駆動されて、自動変速機にオイルが供給される。
【0064】
また、エンジンがアイドル回転状態にある場合は、ステップ101→102→103→104→105→107→108と処理が進み、電動式オイルポンプ15が駆動されて、機械式オイルポンプ15の流量不足が補償される。但し、常時アイドル状態で電動式オイルポンプ15を駆動していると電力消費が多くなるので、ステップ107で自動変速機3の油温を検出し、油温が120℃以上のときのみステップ108に進むようにしている。
【0065】
また、バッテリ32の蓄電量が少なかったり、電動式オイルポンプ15の駆動系統にフェイルが発生している場合は、電動式オイルポンプ15を駆動できないので、エンジンのアイドル回転速度をアップさせて、機械式オイルポンプ12の吐出流量の不足が起こらないようにしている。同様に自動変速機3の油温が低いときも、電動式オイルポンプ15を駆動せずに、エンジンのアイドル回転速度をアップさせて、機械式オイルポンプ12の吐出流量の不足が起こらないようにしている。
【0066】
なお、本発明の実施形態には当らないが、エンジン回転速度に依存しないで3つのモードで機械式ポンプと電動式ポンプとを協同して駆動するシステムがあった場合でも、機械式ポンプの流量のみでは何らかの理由で不足のときに、電動式ポンプが駆動できない、あるいは駆動すべきでないときにはエンジン回転速度を上げてこれに対処するようにするとよい。
【0067】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、エンジンが作動していないときであっても、自動変速機に作動流体を常時供給することができるので、エンジン自動停止制御を行った場合の自動変速機からの油圧の抜けの問題を解消することができる。特に、この場合、モータでエンジンを回さずに、直接電動式ポンプを駆動して自動変速機に作動流体を供給するので、モータの負荷の軽減が図れ、バッテリの電力消費を低減することができる。また、エンジンが低回転領域にあり機械式ポンプだけでは吐出流量が不足するような場合には、その不足分を電動式ポンプで補うようにしているので、機械式ポンプを、低回転領域(アイドル付近)を含めた全領域で吐出量の不足しないような大きな容量のものとする必要がなく、小さな容量のもので済ませることができ、結果的に機械式ポンプの小型化及び軽量化を図ることができる。
【0068】
そして、機械式ポンプの流量不足を補うために電動式ポンプを駆動しようとしても、何らかの理由で電動式ポンプを駆動することができない場合に、エンジン回転速度を上昇させるようにしているので、機械式ポンプが流量不足を起こさないようにすることができる。
【0069】
また、請求項2の発明及び請求項3の発明によれば、電動式ポンプの使用によってバッテリが過度に消耗するのを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の作動流体供給装置を含む駆動システムの構成図
【図2】同駆動システムにおける作動流体供給装置の系統図
【図3】前記油圧制御装置の中のアキュムレータの特性図
【図4】作動流体供給装置の他の例を示す系統図
【図5】本発明の実施形態の内容を示すフローチャート
【符号の説明】
1…エンジン
3…自動変速機
6…モータジェネレータ(電動モータ)
12…機械式オイルポンプ
15…電動式オイルポンプ
32…バッテリ
33…コントローラ(制御手段)
60…切換弁(制御手段)
160…パイロット作動弁(制御手段)
Claims (3)
- エンジンによって駆動されることで自動変速機に作動流体を供給する機械式ポンプと、電動モータによって駆動されることで前記自動変速機に作動流体を供給する電動式ポンプと、を備えた自動変速機の作動流体供給装置において、
前記自動変速機への作動流体の供給制御を行う制御手段を備え、
該制御手段が、
前記エンジンが所定回転速度を超える回転速度で駆動されているとき、前記エンジンによって前記機械式ポンプのみを駆動して前記自動変速機に作動流体を供給する第1の供給モードを実行し、
前記エンジンが前記所定回転速度以下の回転速度で駆動されているとき、前記エンジンによって前記機械式ポンプを駆動して前記自動変速機に作動流体を供給すると同時に、前記電動モータによって前記電動式ポンプを駆動して前記自動変速機に作動流体を供給することにより前記機械式ポンプによる前記自動変速機への供給流量の不足分を補う第2の供給モードを実行し、
前記エンジンが停止しているとき、前記電動モータによって前記電動式ポンプのみを駆動して前記自動変速機に作動流体を供給する第3の供給モードを実行するとともに、
前記第2の供給モードの実行を許可すべき状況であっても、前記電動式ポンプの駆動条件が満たされない場合には、前記第2の供給モードの実行を中止し、代わりに前記エンジンの回転速度を上昇させ、該エンジンによって前記機械式ポンプのみを駆動して前記自動変速機に作動流体を供給することを特徴とする自動変速機の作動流体供給装置。 - 前記電動式ポンプの駆動条件に、前記電動モータに電気エネルギを供給するバッテリの蓄電量が所定以上という条件が含まれることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の作動流体供給装置。
- 前記電動式ポンプの駆動条件に、前記作動流体の温度が所定以上という条件が含まれることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の作動流体供給装置。
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