JP5034233B2 - アドレスデコーダ,記憶装置,処理装置及び記憶装置におけるアドレスデコード方法 - Google Patents

アドレスデコーダ,記憶装置,処理装置及び記憶装置におけるアドレスデコード方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の処理装置にそなえられるSRAM(Static RAM)におけるアドレス信号のデコード処理技術に関する。
CPU(Central Processing Unit;中央処理装置)のレジスタやキャッシュメモリ等に用いられるSRAM(Static RAM)回路においては、データを記憶する記憶素子(メモリセル)が複数そなえられ、これらのメモリセルがアレイ状に配置されている。
図7はSRAMにおけるデコード回路およびメモリセルを示す図、図8は図7に示すSRAMにおけるデコード回路をプリデコーダとメインデコーダとの2段階とに分けて示す図である。なお、これらの図7,図8に示す例においては、複数のメモリセルのうち、一のメモリセルだけを示している。又、図9は従来のSRAMにおけるデコード回路およびメモリセルを示す図であり、デコード回路をダイナミック回路(クロックが入っていないときには一つのnMOS回路(nチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor:金属酸化物半導体))でプリチャージを行ない、複数のpMOS(pチャネルMOS)回路で論理機能の構成を行なう回路)により構成されたNAND回路で実現した例を示している。
なお、以下、回路をダイナミック回路を用いて構成することをダイナミック化もしくはダイナミック回路化という場合がある。
SRAM50は、図7に示すように、複数のメモリセル51をアレイ状に配置して構成されたセルアレイ(Cell array)53(図9参照)と、デコード回路(Decoder)52とをそなえて構成され、これらのデコード回路52とメモリセル51とはワード線(セレクト信号線)54によって接続されている。
デコード回路52は、アドレス信号のデコード(アドレスデコード)を行なうものであって、複数のメモリセル51のそれぞれに対応してそなえられ、SRAM50の外部から受け取ったアドレス信号をデコードし、このデコード結果に対応するワード線54を駆動することにより、対応するメモリセル51に対するデータのリード/ライト処理が行なわれるようになっている。
なお、以下、符号AD[*](*は0〜i−1の整数,iはアドレスのビット幅を表す自然数)は入力アドレスを示していて、この入力アドレスに対応するアドレス信号が入力されるようになっている。又、以下、符号PCはプリチャージ信号を、符号ENはイネーブル信号をそれぞれ示すものとする。
また、図9に示す例においては、セルアレイ53を構成するメモリセル51−1〜51−5のうち、メモリセル51−2を駆動するためのデコード回路52の構成を示している。
一般に、デコード回路52は、図8および図9に示すように、回路規模,配線性およびディレイを考慮して、プリデコード回路(プリデコーダ)521とメインデコード回路(メインデコーダ)522との2段階に分けて構成され、プリデコーダ521には複数の組み合わせ論理回路により構成されるデコードユニット55aが、又、メインデコーダ522には同様に複数の組み合わせ論理回路により構成されるデコードユニット55bがそれぞれそなえられている。なお、図9に示す例においては、便宜上、一のデコードユニット55bのみを示している。
そして、プリデコーダ521において各デコードユニット55aにアドレス信号がそれぞれ入力されてプリデコード処理が行なわれた後に、その出力信号がメインデコーダ522のデコードユニット55bに入力され、メインデコード処理が行なわれるようになっている。
また、従来のSRAM50においては、これらのプリデコーダ521とメインデコーダ522とは、デコーダ構成をプリデコーダとメインデコーダとに分けて構成を行なうデコード・プロセスにおいて、負論理により構成することによる親和性の良さ及びデコード処理におけるディレイ上の観点からNAND論理によって実現されている。
SRAM50においては、アドレスデコード処理を高速化することが求められており、例えば、下記特許文献1には、メモリセルの動作を指示する制御信号の活性化前にアドレス信号がデコーダまで伝播されるようにすることにより、制御信号の活性化後にデコーダが活性化されデコード信号を出力し、アクセスの高速化や誤動作を防止する手法が開示されている。
さらに、SRAM50におけるアドレスデコードを高速化するための他の手法として、スタティック回路のダイナミック化(ダイナミック回路化)や、駆動力を上げることによるディレイ改善,直列接続されたnチャネルトランジスタ・ツリーの段数削減やサイズ調整等が行なわれている。
ここで、スタティック回路のダイナミック化(ダイナミック回路化)は、図9に示すように、pMOSトランジスタの代わりにnMOSトランジスタのみを用いて回路を構成する手法であって、pMOSトランジスタ分の負荷を軽減することにより回路を高速化するものである。
特開2002−63792号公報
しかしながら、このような従来のSRAMにおいては、アドレスデコードを高速化するために単にトランジスタの駆動力(ドライブ能力)を上げると、トランジスタ・サイズの増加によるレイアウト・エリアの拡大やデコーダの入力容量や消費電力の増加を招くという課題がある。
また、デコード処理をNAND論理で実現する場合には、例えばアドレスの入力数をNビット,プリデコーダの入力数をiとすると,メインデコーダの入力数はj = CELL(N/i) (CELL(x)…xの天井関数)となり、たとえダイナミック回路化したとしても、アドレス・デコード処理には大雑把に見積もって、 ( i + j ) ステップに比例したゲート通過時間は必要となる。
ここで、デコード処理をNAND理論に代えて、NOR論理で実現することもでき、更に、このNOR回路をダイナミック化した回路(ダイナミックNOR回路)で実現することも可能であり、デコード回路52をダイナミックNOR回路で実現することにより、アドレス数に関係なくデコード時間を一定(例えば2ステップ)にすることができ、アドレスデコードを高速化することができる。
しかしながら、ダイナミックNOR回路でデコード回路を実現する場合には、その出力は、(1)アドレスに一致するときは“H”の状態を維持、(2)アドレスに一致しない場合には“H”から“L”への遷移となる。つまり、デコード時以外は全てのワード線54を駆動していることとなり、消費電力が大きくなるため動作上好ましくない。
図10は従来のSRAM50におけるデコード回路52およびメモリセル51を示す図であって、デコード回路52をダイナミックNOR回路で実現するとともに、メインデコーダ522の出力にAND回路を設けて構成した例を示している。なお、この図10に示す例においても、便宜上、1のデコードユニット55bのみを示している。
この図10に示す例においては、消費電力を小さくするために、メインデコーダ522におけるデコードユニット55bの出力側にAND回路56をそなえ、このAND回路56にメインデコーダ22の出力とイネーブル・クロック(EN_B)を入力し、このイネーブル・クロックによりメインデコーダ22の出力をパルス化するようになっている。
しかしながら、従来のSRAM50において、図10に示すように、AND回路56をメインデコーダ522の出力側にそなえる場合には、イネーブル・クロックを生成する回路をそなえる必要がある他、メインデコーダ522において、各デコードユニット55bの出力間でタイミング調整を行なう必要があり、回路構成が複雑になるとともにタイミング調整が煩雑であるという課題がある。
また、SRAM50の製造時に生じる半導体デバイスの微細化・高密度化に起因するバラツキに対しても動作を保障しなくてはならず、そのため十分なセットアップ時間(信号が確定してからクロックが変化するまでの最小マージン時間)を保障する必要もある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、回路構成を簡素化するとともに、処理速度を高速にし、又、消費電力を少なくできるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のアドレスデコーダは、記憶素子に接続され、入力されたアドレス信号に基づいて前記記憶素子を選択的に駆動するアドレスデコーダであって、ダイナミックNORデコーダ回路として構成され、前記入力されたアドレス信号のデコードを行なう複数のプリデコーダと、ダイナミックNORデコーダ回路として構成され、前記複数のプリデコーダに接続され、前記複数のプリデコーダの出力を入力として、さらにデコードを行なうメインデコーダとを有し、前記複数のプリデコーダから前記メインデコードユニットに入力されるn本の信号のうち、(n−1)本の入力信号を共通化して複数のメインデコードユニットのそれぞれに入力する、組み合わせ論理回路によって構成される複数のデコードユニットと、前記デコードユニットの出力を反転させる反転回路と、一のデコードユニットの出力信号と、前記反転回路によって反転された他のデコードユニットの出力信号との論理積をとるAND回路とを有することを特徴とする。
また、本発明の記憶装置は、情報を記憶する複数の記憶素子と、前記記憶素子に接続され、入力されたアドレス信号に基づいて記憶素子を選択的に駆動するアドレスデコーダとを有する記憶装置において、前記アドレスデコーダが、ダイナミックNORデコーダ回路として構成され、入力されたアドレス信号のデコードを行なう複数のプリデコーダと、ダイナミックNORデコーダ回路として構成され、前記複数のプリデコーダに接続され、前記複数のプリデコーダによるデコード結果を、前記プリデコードユニットから入力されるn本の信号のうち、(n−1)本の入力信号を共通化して入力され、さらにデコードを行なうメインデコーダとを有する複数のデコードユニットと、前記デコードユニットの出力を反転させる反転回路と、一の前記デコードユニットの出力信号と、前記反転回路によって反転された他の前記デコードユニットの出力信号との論理積をとり、該記憶素子を駆動するためのセレクト信号として出力するAND回路とを有することを特徴とする。
また、本発明の処理装置は、記憶装置を有する処理装置において、前記記憶装置が、情報を記憶する複数の記憶素子と、前記記憶素子に接続され、入力されたアドレス信号に基づいて一の該記憶素子を選択的に駆動するアドレスデコーダとを有し、前記アドレスデコーダが、ダイナミックNORデコーダ回路として構成され、入力されたアドレス信号のデコードを行なう複数のプリデコーダと、ダイナミックNORデコーダ回路として構成され、前記複数のプリデコーダに接続され、前記複数のプリデコーダによるデコード結果を、前記プリデコードユニットから入力されるn本の信号のうち、(n−1)本の入力信号を共通化して入力され、さらにデコードを行なうメインデコーダとを有し、組み合わせ論理回路によって構成される組み合わせ論理回路によって構成される複数のデコードユニットと、前記デコードユニットの出力を反転させる反転回路と、一の前記デコードユニットの出力信号と、前記反転回路によって反転された他の前記デコードユニットの出力信号との論理積をとり、該記憶素子を駆動するためのセレクト信号として出力するAND回路とを有することを特徴とする。
また、本発明のアドレスデコード方法は、入力されたアドレス信号に基づいて一の記憶素子を選択的に駆動する記憶装置におけるアドレスデコード方法であって、ダイナミックNORデコーダ回路として構成された複数のプリデコーダにより、入力されたアドレス信号のデコードを行なうとともに、ダイナミックNORデコーダ回路として構成されたメインデコーダに、前記複数のプリデコーダによるデコード結果を、当該メインデコードユニットに入力されるn本の信号のうち、(n−1)本の入力信号を共通化して力し、さらにデコードを行なうことにより、前記入力されたアドレス信号のデコードを行なうデコードステップと、前記デコードステップにおけるデコード結果の反転を行なう反転ステップと、AND回路により、一の前記デコードステップにおけるデコード結果と、前記反転ステップにおいて反転された他の前記デコードステップにおけるデコード結果との論理積をとり、該記憶素子を駆動するためのセレクト信号として出力する出力ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、以下の少なくともいずれか1つの効果ないし利点がある。
(1)回路構成を簡素化することにより回路面積を小さくすることが可能になるとともに処理速度を高速にすることができる。
(2)消費電力を少なくすることができる。
(3)回路設計にかかる労力を低減することができる。
(4)LSI製造時の製造バラツキに対してのタイミング自己補正効果を期待することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態としてのSRAMの構成を模式的に示す図、図2は本発明の一実施形態としてのSRAMをそなえたプロセッサの構成を模式的に示す図、図3は図2に示したプロセッサにおける処理を説明するための図である。
本発明の一実施形態としてのSRAM(Static Random Access Memory;記憶保持動作(リフレッシュ)が不要な半導体記憶回路)は、図2に示すように、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ(処理装置)100と同一チップ内にそなえて構成されたL1キャッシュ(L1-Cache)やL2キャッシュ(L2-Cache)等のメモリ回路として用いられるようになっている。なお、この図2においては、プロセッサ100の一部を破断して示している。
プロセッサ100においては、例えば、図3に示すように、L1キャッシュ102aはデータキャッシュとして機能するようになっており、プロセッサ100の処理実行(Execution)時にデータのロード(Load)/ストア(Store)等の処理を行なう際に用いられる。又、L1キャッシュ102bは命令キャッシュとして機能するようになっており、フェッチ(Instruction Fetch)等の処理を行なう際に用いられる。
本発明の一実施形態としてのSRAM20は、図1に示すように、アドレスデコーダ10とメモリセルアレイ30とをそなえて構成されている。
メモリセルアレイ30は、複数(図1中では3つ)のメモリセル(Memory Cell;記憶素子)17−1,17−2,17−3をアレイ状に配置して構成され、これらのメモリセル17−1,17−2,17−3にそれぞれデータを格納することにより、種々の情報を保存するものである。
なお、以下、メモリセルを示す符号としては、複数のメモリセルのうち1つを特定する必要があるときには符号17−1,17−2,17−3を用いるが、任意のメモリセルを指すときには符号17を用いる。
アドレスデコーダ10は、SRAM20の外部から受け取ったアドレス信号をデコード(アドレスデコード;復号,解析)するものであって、複数のメモリセル17のそれぞれに対応してそなえられており、ワード線(セレクト信号線)40を介して対応するメモリセル17に接続されている。
なお、符号AD[*](ただし*は0〜i−1の整数,iはアドレスのビット幅を表す自然数)は入力アドレスを示しており、この入力アドレスに対応するアドレス信号が入力されるようになっている。又、符号PCはプリチャージ信号を、符号ENはイネーブル信号をそれぞれ示すものとする。
また、アドレスデコーダ10は、図1に示すように、プリデコーダ(プリデコード回路)11とメインデコーダ(メインデコード回路)12とをそなえて構成され、プリデコーダ11には複数(図1中には3つ)のプリデコードユニット(デコードユニット)15−1,15−2,15−3が、又、メインデコーダ12には複数(図1中には3つ)のメインデコードユニット(デコードユニット)13−1,13−2,13−3がそれぞれそなえられている。
そして、これらのプリデコーダ11やメインデコーダ12において、入力された信号が予め設定されたアドレス・データと一致するか否かを判断することによりデコード処理が行なわれるようになっている。
なお、以下、プリデコードユニットを示す符号としては、複数のプリデコードユニットのうち1つを特定する必要があるときには符号15−1,15−2,15−3を用いるが、任意のデコードユニットを指すときには符号15を用いる。同様に、以下、メインデコードユニットを示す符号としては、複数のメインデコードユニットのうち1つを特定する必要があるときには符号13−1,13−2,13−3を用いるが、任意のデコードユニットを指すときには符号13を用いる。
そして、本SRAM20においては、プリデコードユニット15−1,15−2,15−3,メインデコードユニット13−1,13−2,13−3は、それぞれダイナミックNOR回路(ダイナミック回路により構成されるNOR回路)で実現されている。
図4(a),(b)は本発明の一実施形態としてのSRAM20において用いられるダイナミックNOR回路を説明するための図であり、図4(a)はスタティックNOR回路の例を示す図、図4(b)はダイナミックNOR回路の例を示す図である。
さて、スタティックNOR(static-nor)回路は、例えば、図4(a)に示すように、インバータ(NOT回路)63,64,pMOSトランジス タ61およびnMOSトランジスタ62をそなえて構成されている。インバータ64は、入力信号に応じた数(図4(a)に示す例では4つ)だけそなえられ、 外部からの入力されるアドレス信号A1〜A4をそれぞれ反転させ、信号xa1,xa2,xa3およびxaを生成するようになっている。
pMOSトランジスタ61は、入力信号に応じた数(図4(a)に示す例では4つ)だけそなえられ、これらのpMOSトランジスタ61は直列に配置されている。そして、入力信号A1〜A4の反転信号xa1〜xa4が、それぞれpMOSトランジスタ61に入力されるように構成されている。nMOSトランジスタ62は、入力信号に応じた数(図4(a)に示す例では4つ)そなえられ、pMOSトランジスタ61の下流側において並列に配置されている。
そして、このスタティックNOR回路においては、入力信号A1,A2,A3,A4のANDが出力信号X1として出力されるようになっている。すなわち、
X1=A1・A2・A3・A4 (以降、「・」は論理積演算を表す。)
となる。
また、図4(a)に示すように、このスタティックNOR回路の出力側にインバータ(NOT回路)63をそなえることにより、スタティックOR(static-or)回路にすることができ、その出力信号X2を得ることができる。すなわち、
Figure 0005034233
となる。
しかしながら、この図4(a)に示したようなスタティックNOR回路においては、複数のpMOSトランジスタ61が直列接続されている構成上、出力信号X1の状態においてLowからHighへの遷移が遅いものとなる。
一方、本SRAM20のアドレスデコーダ10において用いられるダイナミックNOR(dynamic-nor)回路は、図4(b)に示すように、インバータ(NOT回路)64,nMOSトランジスタ62−1,62−2,62−3,62−4,62−5およびプリチャージトランジスタ65をそなえて構成されている。
インバータ64は、入力信号に応じた数(図4(b)に示す例では4つ)だけそなえられ、外部からの入力されるアドレス信号A1〜A4をそれぞれ反転させ、信号xa1,xa2,xa3およびxaを生成するようになっている。
これらの複数のnMOSトランジスタ62−1,62−2,62−3,62−4は並列に配置され、インバータ64によって生成された入力信号A1〜A4の反転信号xa1〜xa4がそれぞれ入力されるように構成されている。又、nMOSトランジスタ62−5は、プリチャージトランジスタ(PC)65とともに nMOSトランジスタ62−1に直列に配置されて構成されている。
プリチャージトランジスタ65は予めプリチャージ対象のノードであるダイナミックノード(nd)をHighに設定し、入力端子が1つ以上Highとなった時に、当該ダイナミックノード(nd)をLowにディスチャージするようになっている。
そして、このダイナミックNOR回路においては、入力信号A1,A2,A3,A4のANDが出力信号Y1として出力されるようになっている。すなわち、
Y1=A1・A2・A3・A4
となる。
また、図4(b)に示すように、このダイナミックNOR回路の出力側に反転回路66をそなえることにより、ダイナミックOR(dynamic-or)回路にすることができ、その出力信号Y2を得ることができる。すなわち、
Figure 0005034233
となる。
反転回路66は、インバータ63と一旦出力がLowになった場合に当該Highレベルを強制的に維持するキーパートランジスタ(Keeper)67とをそなえて構成されている。ダイナミック回路においては、プリチャージトランジスタ65がoff状態で、且つ入力端子のレベルが全てLowであると、ダイナミックノード(nd)は、VddおよびVssのどちらにも接続されていないフローティング状態と呼ばれる不安定な状態となる。通常の使用に際しては、このような状態は誤動作の要因となるので、キーパートランジスタ67により、リークによるレベル低下を抑止するようになっている。
このように、ダイナミックNOR回路は、nMOSトランジスタ(nMOSトランジスタ)によって構成されるので、pMOSトランジスタ分の負荷を軽減し回路を簡略化および高速化することができる。
また、本SRAM20においては、メインデコーダ12において、メインデコードユニット13−1,13−2,13−3の下流側に、AND回路14−1,14−2,14−3と、インバータ(NOT回路)16−1,16−2,16−3とがそれぞれそなえられている。
なお、以下、AND回路を示す符号としては、複数のAND回路のうち1つを特定する必要があるときには符号14−1〜14−3を用いるが、任意のAND回路を指すときには符号14を用い、又、インバータを示す符号としては、複数のインバータのうち1つを特定する必要があるときには符号16−1〜16−3を用いるが、任意のインバータを指すときには符号16を用いる。
インバータ(反転信号作成部,反転回路)16は、メインデコードユニット13からの出力信号を反転させるものである。このインバータ16には、メインデコードユニット13からの出力信号が入力されるようになっており、又、このインバータ16によって反転されたメインデコードユニット13からの出力信号(反転信号)は、AND回路14に入力されるようになっている。
AND回路14は、一のデコードユニットの出力信号と、インバータ16によって反転された他のデコードユニット13の出力信号との論理積をとるものであり、メモリセル17を駆動するためのセレクト信号として出力するようになっている。
このAND回路14には、その上流側にそなえられたメインデコードユニット13からの出力信号と、そのメインデコードユニット13に隣接する他の一のメインデコードユニット13の出力信号であって、インバータ16により反転された反転信号とが入力されるようになっている。
例えば、図1に示す例においては、AND回路14−1には、メインデコードユニット13−1からの出力信号と、メインデコードユニット13−2から出力された後、インバータ16−1により反転された出力信号(反転信号)とが入力されるようになっている。同様に、AND回路14−2には、メインデコードユニット13−2からの出力信号と、メインデコードユニット13−3から出力された後、インバータ16−2により反転された出力信号(反転信号)とが入力されるようになっている。
図5(a),(b)は本発明の一実施形態としてのSRAM20のメインデコーダ12の構成を説明するための図であり、図5(a)はデコード処理前の状態(Initial state)の例を示す図、図5(b)はデコード処理後の状態(After decoding)の例を示す図である。
例えば、図5(a)に示した状態において、デコード処理を行なわれ、メインデコードユニット13−1,13−3から“Low(L)”が、又、メインデコードユニット13−2から“H”がそれぞれ出力された場合には、図5(b)に示すように、ワード線40−2が選択されてその状態が“L”から“High(H)”へ、それ以外のワード線40−1,40−3の状態が“L”を維持するようになっている。
これにより、ワード線40−2に接続されたメモリセル17にデータのリード/ライト処理を行なうことができる。
さて、アドレスデコーダ10においては、入力アドレスと一致しないデコーダの出力電位は“H”から“L”へと変化するようになっている。この非選択回路の出力結果を“High(H)”から“Low(L)”へ遷移するパルス信号と見なすことにより、これをインバータ16を介して反転された信号は、「メインデコードユニット13からの出力(メインデデコードユニット出力)との間で、タイミング調整がなされたイネーブル・クロック」として扱うことができる。
すなわち、これと他のメインデコードユニット13からの出力との間で論理積(AND)をとることにより、メインデコードユニット13は、(1)選択されたワード線40の状態は“L”から“H”へ,(2)それ以外のワード線40の状態は“L”を維持、といった動作を実現することが出来る。
すなわち、本SRAM20においては、隣接する他のメインデコードユニット13から出力されインバータ16を介して反転された信号をイネーブル・クロックとして用いるようになっており、これにより、イネーブル・クロックを生成する回路をそなえる必要がなく、回路構成を簡素化できるとともに消費電力を少なくすることができ、又、メインデコーダ12において、各メインデコードユニット13の出力間でタイミング調整を行なう必要もない。
図6は本発明の一実施形態としてのSRAM20の具体的な構成例を示す図であり、以下、この図6を参照しながら、本SRAM20のアドレスデコーダ10における処理を説明する。
なお、この図6に示す例は、メモリセルアレイ30におけるメモリセル17−2に関するアドレスデコーダ10を示している。又、この図6に示す例においては、6ビットのアドレス信号(AD[0]〜AD[5])が入力されるようになっており、プリデコーダ11はプリデコードユニット15−1〜15−6を、又、メインデコーダ12は、メインデコードユニット13−1〜13−4をそなえて構成されている。又、この図6に示す例においては、各プリデコードユニット15におけるキーパートランジスタ67(図4参照)の図示を省略している。
また、各プリデコードユニット15にはアドレス・ビットの任意の2本が入力されるものとし、メインデコーダ12において、各メインデコードユニット13には、プリデコーダ11から3本の信号線が入力されるようになっている。
このプリデコードユニット15において、入力されたアドレス信号が予め設定されたアドレス・データと一致したときに、 そのノード152から“L”を出力し、又、一致しない場合には、ノード151をディスチャージしノード152に“H”を出力する。
メインデコードユニット13は、それぞれNOR部131とNAND部132とをそなえて構成され、NOR部131ではプリデコードユニット15からの結果を入力としてデコード処理を行なう。
このNOR部131におけるデコード処理の結果、予め設定されたアドレス・データに一致した場合にノード133は“H”を維持し、又、一致しない場合には“L”にディスチャージされる。
デコード結果は、後段のNAND部132へ出力されるとともに、インバータ16を介して、隣接するメインデコードユニット13のNAND部132へイネーブル信号(矢印a参照)として出力される。
NAND部132においては、NOR部131の結果と他のメインデコードユニット13からのイネーブル信号とを入力とし、条件に一致したときのみ結果をパルス化(“L→H”) し、そうでなければ“L”をワード線40に出力する。これにより、任意のメモリセル17に対して、リード/ライトといったオペレーションを実行することができる。
なお、隣接するメインデコードユニット13間で出力結果のチェインを形成すると、プリデコーダ11(プリデコードユニット15)の出力がメインデコーダ12(メインデコードユニット13)に到達する時間が必ずしも等しくないと言う理由により、入力の組み合わせによっては誤動作が生じるおそれがある。具体的には、NOR回路での判定前に他のメインデコードユニット13からイネーブル信号を受け取ることにより、ワード線40の多重選択を引き起こす可能性がある。
従って、イネーブル信号の授受を行なうメインデコードユニット13間において、入力信号間の到達時間を確認しタイミングを保障する必要がある。例えば、メインデコードユニット13の入力数をn本とした場合に、最大で2n本の信号間で誤動作するかどうかを確認しなければならず、シミュレーション・パターン数の増大をもたらすことになる。
そこで、本実施形態においては、メインデコードユニット13が受け取るプリデコード済み信号の数をn本とするときに、(n−1)本の入力信号を共通とするグループを形成し、このグループ内でイネーブル信号の授受を行なうように構成する。
例えば、図6に示す例においては、各メインデコードユニット13にはプリデコーダ11から符号A,B,Cで示す3本(n=3)の信号がそれぞれ入力されるようになっているが、これらの3本の信号A,B,Cのうち、信号A,Bを共通とするグループを内に配置することにより、イネーブル信号の授受が行なわれるようになっている。
これにより、ばらつきを考慮すべき信号数を2本までに減らすことができ、これらの2信号の間でタイミングが保障できれば、誤動作を抑えることができ、回路設計にかかる労力を低減することができる。
このように、本発明の一実施形態としてのSRAM20によれば、デコーダの処理速度を高速にすることができ、又、メインデコードユニット13のイネーブル信号を生成するための回路を新たに用意する必要がなく、回路構成を簡素化することができる。
また、メインデコーダ12のイネーブル信号をメインデコーダ12内で生成するので、各入力信号とのタイミング調整が不要であり、回路設計にかかる労力を低減することができる。
さらに、LSI製造時における製造バラツキに対してのタイミング自己補正といった効果を期待することもできる。
そして、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、アドレスデコーダ10に入力されるアドレス信号のビット数は図6に例示したように6ビットに限定されるものではなく、2〜5ビットもしくは7ビット以上のアドレス信号のデコードに用いてもよい。
また、プリデコードユニット15やメインデコードユニット13の構成は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。
そして、本発明は、以下に示すように要約することができる。
本発明の処理装置は、半導体メモリをそなえた処理装置であって、該半導体メモリが、データを記憶する複数の記憶素子と、該記憶素子に対応してそなえられ入力されたアドレス信号に基づいて一の該記憶素子を選択的に駆動するアドレスデコーダとをそなえて構成され、該アドレスデコーダが、ダイナミックNOR回路によって構成された複数のデコードユニットと、該デコードユニットの出力を反転させる反転信号作成部と、該デコードユニットの出力信号と、該反転信号作成部によって反転された当該デコードユニットに隣接する他のデコードユニットの出力信号との論理積をとり、該記憶素子を駆動するためのセレクト信号として出力するAND回路とをそなえることを特徴としている。
なお、該アドレスデコーダが、該アドレス信号をプリデコードするプリデコーダと、該プリデコーダの下流側にそなえられ、前記プリデコーダによってプリデコードされた該アドレス信号をデコードするメインデコーダとをそなえて構成され、該メインデコーダが、前記ダイナミックNOR回路によって構成された複数のデコードユニットと、該反転信号作成部と該AND回路とをそなえてもよい。
また、本発明の半導体記憶回路は、データを記憶する複数の記憶素子と、該記憶素子に対応してそなえられ入力されたアドレス信号に基づいて一の該記憶素子を選択的に駆動するアドレスデコーダとをそなえて構成された半導体記憶回路であって、該アドレスデコーダが、ダイナミックNOR回路によって構成された複数のデコードユニットと、該デコードユニットの出力を反転させる反転信号作成部と、該デコードユニットの出力信号と、該反転信号作成部によって反転された当該デコードユニットに隣接する他のデコードユニットの出力信号との論理積をとり、該記憶素子を駆動するためのセレクト信号として出力するAND回路とをそなえることを特徴としている。
なお、該アドレスデコーダが、該アドレス信号をプリデコードするプリデコーダと、該プリデコーダの下流側にそなえられ、前記プリデコーダによってプリデコードされた該アドレス信号をデコードするメインデコーダとをそなえて構成され、該メインデコーダが、前記ダイナミックNOR回路によって構成された複数のデコードユニットと、該反転信号作成部と該AND回路とをそなえてもよい。
また、本発明のアドレスデコーダは、記憶素子に対応してそなえられ、入力されたアドレス信号に基づいて一の該記憶素子を選択的に駆動するアドレスデコーダであって、ダイナミックNOR回路によって構成された複数のデコードユニットと、該デコードユニットの出力を反転させる反転信号作成部と、該デコードユニットの出力信号と、該反転信号作成部によって反転された当該デコードユニットに隣接する他のデコードユニットの出力信号との論理積をとり、該記憶素子を駆動するためのセレクト信号として出力するAND回路とをそなえることを特徴としている。
なお、該アドレス信号をプリデコードするプリデコーダと、該プリデコーダの下流側にそなえられ、前記プリデコーダによってプリデコードされた該アドレス信号をデコードするメインデコーダとをそなえて構成され、該メインデコーダが、前記ダイナミックNOR回路によって構成された複数のデコードユニットと、該反転信号作成部と該AND回路とをそなえてもよい。
そして、本発明の各実施形態が開示されていれば、本発明を当業者によって実施・製造することが可能である。
アドレス信号のデコードの他、種々の情報のデコード処理に適用することができる。
本発明の一実施形態としてのSRAMの構成を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態としてのSRAMをそなえたプロセッサの構成を模式的に示す図である。 図2に示したプロセッサにおける処理を説明するための図である。 (a),(b)は本発明の一実施形態としてのSRAMにおいて用いられるダイナミックNOR回路を説明するための図である。 (a),(b)は本発明の一実施形態としてのSRAMのメインデコーダの構成を説明するための図である。 本発明の一実施形態としてのSRAMの具体的な構成例を示す図である。 SRAMにおけるデコード回路およびメモリセルを示す図である。 図7に示すSRAMにおけるデコード回路をプリデコーダとメインデコーダとに分けて示す図である。 従来のSRAMにおけるデコード回路およびメモリセルを示す図である。 従来のSRAMにおけるデコード回路およびメモリセルを示す図である。
符号の説明
10 アドレスデコーダ
11 プリデコーダ
12 メインデコーダ
13,13−1,13−2,13−3,13−4 メインデコードユニット
14,14−1,14−2,14−3 AND回路
15,15−1,15−2,15−3,15−4,15−5,15−6 プリデコードユニット
16,16−1,16−2,16−3,16−4 インバータ(反転信号作成部,反転回路)
17,17−1,17−2,17−3,17−4,17−5 メモリセル(記憶素子)
20 SRAM(半導体記憶回路)
30 メモリセルアレイ
40,40−1,40−2,40−3 ワード線
61 pMOSトランジスタ
62−1,62−2,62−3,62−4,62−5 nMOSトランジスタ
63,64 インバータ
65 プリチャージトランジスタ
66 反転回路
67 キーパートランジスタ
100 プロセッサ(処理装置)
101 L2キャッシュ
102a,102b L1キャッシュ
131 NOR部
132 NAND部
133,151,152 ノード

Claims (8)

  1. 記憶素子に接続され、入力されたアドレス信号に基づいて前記記憶素子を選択的に駆動するアドレスデコーダであって、
    ダイナミックNORデコーダ回路として構成され、前記入力されたアドレス信号のデコードを行なう複数のプリデコーダと、ダイナミックNORデコーダ回路として構成され、前記複数のプリデコーダに接続され、前記複数のプリデコーダの出力を入力として、さらにデコードを行なうメインデコーダとを有し、前記複数のプリデコーダから前記メインデコードユニットに入力されるn本の信号のうち、(n−1)本の入力信号を共通化して複数のメインデコードユニットのそれぞれに入力する、組み合わせ論理回路によって構成される複数のデコードユニットと、
    前記デコードユニットの出力を反転させる反転回路と、
    一のデコードユニットの出力信号と、前記反転回路によって反転された他のデコードユニットの出力信号との論理積をとるAND回路とを有することを特徴とするアドレスデコーダ。
  2. 前記AND回路が、ダイナミック回路として構成され、ワード線バッファとして機能することを特徴とする、請求項1記載のアドレスデコーダ。
  3. 情報を記憶する複数の記憶素子と、前記記憶素子に接続され、入力されたアドレス信号に基づいて記憶素子を選択的に駆動するアドレスデコーダとを有する記憶装置において、
    前記アドレスデコーダが、
    ダイナミックNORデコーダ回路として構成され、入力されたアドレス信号のデコードを行なう複数のプリデコーダと、ダイナミックNORデコーダ回路として構成され、前記複数のプリデコーダに接続され、前記複数のプリデコーダによるデコード結果を、前記プリデコードユニットから入力されるn本の信号のうち、(n−1)本の入力信号を共通化して入力され、さらにデコードを行なうメインデコーダとを有する複数のデコードユニットと、
    前記デコードユニットの出力を反転させる反転回路と、
    一の前記デコードユニットの出力信号と、前記反転回路によって反転された他の前記デコードユニットの出力信号との論理積をとり、該記憶素子を駆動するためのセレクト信号として出力するAND回路とを有することを特徴とする記憶装置。
  4. 前記AND回路が、ダイナミック回路として構成され、ワード線バッファとして機能することを特徴とする、請求項3記載の記憶装置。
  5. 記憶装置を有する処理装置において、
    前記記憶装置が、
    情報を記憶する複数の記憶素子と、
    前記記憶素子に接続され、入力されたアドレス信号に基づいて一の該記憶素子を選択的に駆動するアドレスデコーダとを有し、
    前記アドレスデコーダが、
    ダイナミックNORデコーダ回路として構成され、入力されたアドレス信号のデコードを行なう複数のプリデコーダと、ダイナミックNORデコーダ回路として構成され、前記複数のプリデコーダに接続され、前記複数のプリデコーダによるデコード結果を、前記プリデコードユニットから入力されるn本の信号のうち、(n−1)本の入力信号を共通化して入力され、さらにデコードを行なうメインデコーダとを有し、組み合わせ論理回路によって構成される複数のデコードユニットと、
    前記デコードユニットの出力を反転させる反転回路と、
    一の前記デコードユニットの出力信号と、前記反転回路によって反転された他の前記デコードユニットの出力信号との論理積をとり、該記憶素子を駆動するためのセレクト信号として出力するAND回路とを有することを特徴とする処理装置。
  6. 前記AND回路が、ダイナミック回路として構成され、ワード線バッファとして機能することを特徴とする、請求項5記載の処理装置。
  7. 入力されたアドレス信号に基づいて一の記憶素子を選択的に駆動する記憶装置におけるアドレスデコード方法であって、
    ダイナミックNORデコーダ回路として構成された複数のプリデコーダにより、入力されたアドレス信号のデコードを行なうとともに、ダイナミックNORデコーダ回路として構成されたメインデコーダに、前記複数のプリデコーダによるデコード結果を、当該メインデコードユニットに入力されるn本の信号のうち、(n−1)本の入力信号を共通化して力し、さらにデコードを行なうことにより、前記入力されたアドレス信号のデコードを行なうデコードステップと、
    前記デコードステップにおけるデコード結果の反転を行なう反転ステップと、
    AND回路により、一の前記デコードステップにおけるデコード結果と、前記反転ステップにおいて反転された他の前記デコードステップにおけるデコード結果との論理積をとり、該記憶素子を駆動するためのセレクト信号として出力する出力ステップとを有することを特徴とする記憶装置におけるアドレスデコード方法。
  8. 前記AND回路が、ダイナミック回路として構成され、ワード線バッファとして機能することを特徴とする、請求項7記載のアドレスデコード方法。
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