JP2009003974A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路規模を殆ど増加させずに、誤動作を防止できるNAND型のマスクROMを提供する。
【解決手段】制御回路30A内に遅延素子とANDゲートからなるタイミング回路を設け、プリチャージ信号PCが“H”になったときには一定の遅延時間が経過した後で“H”になり、このプリチャージ信号PCが“L”になったときには直ちに“L”になる遅延プリチャージ信号PCDを生成する。そして、遅延プリチャージ信号PCDが“L”の期間に、デコーダ80Aによりビット線BLを強制的に接地電位GNDに接続させ、遅延プリチャージ信号PCDが“H”となったときに、データ読み出し回路20からプリビット線PBLにプリチャージ電圧VDDを印加する。これにより、プリチャージの直前にビット線BLとプリビット線PBL上の電荷が放電され、読み出し誤りが防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置、特にマスクROM(Read Only Memory)の読み出し誤り防止技術に関するものである。
図2は、下記特許文献1に記載された従来のマスクROMの構成図である。
このマスクROMは、128ブロックのメモリセルアレイ10からなるメモリセル群を有している(但し、図2には、1ブロックのみ記載)。各メモリセルアレイ10は、8個のメモリセルトランジスタTRからなる各2列のNAND型セルのアレイ状の配列を有し、そのドレイン側のセレクタトランジスタTRDを介して、ビット線BL1〜BL8に接続され、ソース側のセレクタトランジスタTRSを介して接地されている。
ビット線BL1〜BL8は、それぞれカラムライントランジスタTRCを介して共通のプリビット線PBLに接続されている。プリビット線PBLは、プリチャージトランジスタ22を介してプリチャージ電圧VDDに接続され、このプリチャージトランジスタ22によるプリチャージ動作は、そのゲートに接続された2入力NANDゲート21によって制御されるようになっている。
このマスクROMのデータ読み出し回路20は、前記NANDゲート21及びプリチャージトランジスタ22と、前記ビット線BL1〜BL8に読み出されてプリビット線PBLに出力されたデータを入力するクロックドインバータ23と、このクロックドインバータ23の出力をラッチするデータラッチ回路24と、このデータラッチ24の出力を読み出しデータDTとしてメモリバスに出力するクロックドバッファ25で構成されている。
なお、この図2において一点鎖線枠で示したメモリセルアレイ10、セレクタトランジスタTRD,TRS、ビット線BL、カラムライントランジスタTRC、及びデータ読み出し回路20は、メモリバスのビット数に対応する数だけ並列に設けられている。
更に、このマスクROMは、データ読み出し部回路20を制御する制御回路30と、読み出し対象のメモリセルトランジスタTRを選択するためのデコーダ40〜80を有している。
制御回路30は、このマスクROMを活性化されるチップ選択信号CS、読み出し制御信号RD、第1と第2のクロック信号PH1,PH2、システムクロック信号TE、及びプリチャージ信号PCに基づいて、クロックドバッファ25用のタイミング信号CSR、データラッチ24用の活性化信号ACT、及びドライブ用のプリチャージ信号PCEを生成するものである。即ち、チップ選択信号CS、読み出し制御信号RD及びクロック信号PH1の論理積によってタイミング信号CSRが生成され、クロック信号PH2とシステムクロック信号TEの論理積によって活性化信号ACTが生成され、プリチャージ信号PCがバッファを介してプリチャージ信号PCEとして出力されるようになっている。
デコーダ40は、チップ選択信号CSが与えられたときに、アドレス信号AL1,AL2をデコードして、データの読み出し部を選択する内部アドレス信号HA0〜HA3を出力するものである。デコーダ50は、チップ選択信号CSが与えられたときに、アドレス信号AL3〜AL5をデコードして、ビット線BL1〜BL8を選択するカラムライントランジスタTRCのゲートに内部アドレス信号AD0〜AD7を与えるものである。
デコーダ60は、チップ選択信号CSが与えられたときに、アドレス信号AL10〜AL16をデコードして、128ブロックからなるメモリセル群(図2には、メモリセル群の1番目のブロックのみが示されている)をブロック選択するための選択信号LS0〜LS127を生成し、対応するメモリセル群のブロックにおけるNAND型セルのドレイン側のセレクタトランジスタTRDを駆動するものである。
デコーダ70は、チップ選択信号CSが与えられたときに、アドレス信号AL7〜AL9をデコードして、8個のメモリセルトランジスタTRからなるNAND型セルのゲートに、対応するワード線を通して選択信号LAD0〜LAD7を与えるものである。なお、これら選択信号LAD0〜LAD7は、アドレス信号AL7〜AL9で指定された1つだけが接地電位GNDに対応するレベル“L”となり、指定されていないものはすべて電源電位VDDに対応するレベル“H”となるように設定されている。
即ち、デコーダ40から出力される内部アドレス信号HA0〜HA3、デコーダ50から出力される内部アドレス信号AD0〜AD7、及びデコーダ60から出力され選択信号LS0〜LS127は、選択された1つだけが“H”となり、非選択のものが“L”となるが、このデコーダ70から出力される選択信号LAD0〜LAD7は、その出力レベルが逆となっている。
デコーダ80は、チップ選択信号CSが与えられ、かつプリチャージ信号PCが与えられていないときに、アドレス信号AL6をデコードして選択信号LL,LHを生成するものである。選択信号LL,LHは、各ビット線BL1〜BL8に接続された2個のNAND型セルのいずれか一方を選択するための信号で、NAND型セルのソース側に接続されたセレクタトランジスタTRSのゲートに与えられるようになっている。
次に動作を説明する。
このNAND型のマスクROMでは、メモリセルを構成するメモリセルトランジスタ(MOSトランジスタ)TRのソース・ドレイン間をアルミ配線で接続することによりデータ“0”を、ソース・ドレイン間を開放することによりデータ“1”を記憶する。ソース・ドレイン間のアルミ配線は、通常、第1層のアルミ配線パターンを用いて製造段階で行うようにしている。
データ読み出し時、クロック信号PH1,PH2を入力し、チップ選択信号CSを“H”にすると共に、デコーダ40〜80にアドレス信号AL1〜AL16を入力する。各読み出しサイクルにおいて、初めにプリチャージ信号PCを用いてプリビット線PBLをプリチャージ電圧VDDまでプリチャージした後、このプリチャージ信号PCを停止し、読み出し制御信号RDによる読み出し動作が行われる。
ここで、内部アドレス信号AD0により、ビット線BL1が選択され、ブロック選択信号LS0が“H”となって、1番目のメモリセルアレイ10が選択されるものとする。更に、アドレス信号AL7〜AL9によって選択信号LAD0が選択され、第1行の行選択線(選択ワード線)にゲートが接続されたメモリセルトランジスタTRのデータを読み出すものとする。
選択信号LL,LHにより、各ビット線に接続された2つのNAND型セルの内、一方のセレクタトランジスタTRSがオンとなり、そのNAND型セルのソース側が接地される。
選択信号LAD0が選択されることにより、この選択信号LAD0は“L”となり、他の選択信号LAD1〜LAD7はすべて“H”となる。従って、NAND型セルの非選択ワード線につながるメモリセルトランジスタTRは、その書き込み状態の如何によらず、すべてオン状態となる。
このとき、選択ワード線につながるメモリセルトランジスタTRに“0”のデータが書き込まれていれば(ソース・ドレイン間がアルミ配線で接続されているので)、このメモリセルトランジスタTRもオンである。これにより、ビット線BL1に直列接続される8個のメモリセルトランジスタTRはすべてオンとなり、プリビット線PBLはこのビット線BL1を介して接地され、その電位は接地電位まで低下する。
これとは逆に、選択ワード線につながるメモリセルトランジスタTRに“1”のデータが書き込まれていれば(ソース・ドレイン間が開放されているので)、このメモリセルトランジスタTRはオフとなり、プリビット線PBLは接地されない。従って、プリビット線PBLの電位は、プリチャージ電圧VDDに保持される。
プリビット線PBLの電位は、データ読み出し回路20クロックドインバータ23を介してデータラッチ24に保持され、更にクロックドバッファ25から読み出しデータDTとしてメモリバスに出力される。
このようなNAND型のマスクROMは、複数の隣り合うメモリセルトランジスタのソース・ドレイン拡散層を共通にして直列に接続することができるので集積度が高く、大容量のROMとして広く使用されている。
特開2001−266585号公報
しかしながら、前記マスクROMでは、次のような特定の読み出し条件において誤動作を生じるという問題があった。
例えば、図2中の選択信号LAD0で共通に選択されるメモリセルトランジスタTR1,TR2,TR3,TR4,TR5,TR6,…の内、メモリセルトランジスタTR1,TR4,TR5を順番に読み出す場合、これらのメモリセルトランジスタTR1,TR4,TR5のデータがすべて“1”で、メモリセルトランジスタTR2,TR6の少なくとも一方のデータが“0”(図2では、共に“0”の場合が示されている)であるとする。
メモリセルトランジスタTR4のデータ“1”を読み出す際、メモリセルトランジスタTR2,TR6のデータが“0”であるため、選択信号LHが“L”から“H”へ変化するときに、選択されていないビット線BL1,BL3の少なくとも1つが(図2の例では、両方共に)接地電位GNDに遷移する。ビット線BL2には、隣接するビット線BL1,BL3との間の寄生容量C1,C2の他、接地電位GNDに対する寄生容量C3が存在する。このため、ビット線BL2に印加されたプリチャージ電圧VDDが、これらの寄生容量C1〜C3によってレベル低下を生じ、プリビット線PBLの読み出しレベルが低下する。このとき、クロックドインバータ23の閾値が高い場合には、入力レベルの微小な低下でも読み出しデータ“1”を“0”と感知してしまい、読み出し誤りが発生する。
特許文献1では、このような誤動作を防止するために、非選択のビット線を常時“L”に固定化し、更にプリビット線に読み出されたデータ“1”を、プリチャージ期間以外はスタティックなデータ“1”として保持する保持回路を設けている。
しかしながら、特許文献1では非選択のビット線を常時“L”に固定化するためのトランジスタやそのための制御回路が必要になると共に、プリビット線に読み出されたデータ“1”を、プリチャージ期間以外はスタティックなデータ“1”として保持する保持回路が必要になり、回路規模が増加する。
本発明は、回路規模を殆ど増加させずに、誤動作を防止できるマスクROMを提供することを目的としている。
本発明の半導体記憶装置は、選択トランジスタを介してビット線に接続されたメモリセル群と、前記ビット線をプリチャージするプリチャージ回路と、アドレス信号をデコードするデコード回路と、前記ビット線のプリチャージ及び前記メモリセル群からの読み出し動作を制御する制御回路とを備え、前記ビット線のプリチャージの開始よりも、アドレス信号及びそのデコード信号を早く切り替えることにより、非選択のビット線をディスチャージするタイミング回路を設けたことを特徴としている。
本発明では、タイミング回路を設けることにより、ビット線のプリチャージの開始よりも、アドレス信号及びそのデコード信号を早く切り替え、非選択のビット線をディスチャージするようにしている。これにより、非選択のビット線の寄生容量の電荷が放電された後、選択されたビット線がプリチャージされるので、隣接する非選択のビット線の電荷による読み出し誤りを防止することができるという効果がある。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例を示すマスクROMの構成図であり、図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このマスクROMは、例えば、128ブロックのメモリセルアレイ10からなるメモリセル群を有している(但し、図1には、1ブロックのみ記載)。メモリセルアレイは、平行配置された複数のビット線BLと、これに交差して平行配置された複数のワード線WLの各交差箇所にメモリセルトランジスタTRを配置したものである。
メモリセルトランジスタTRは、対応するビット線BLに従って直列に接続されると共に、対応するワード線WLによってゲート制御されるようになっており、これらのメモリセルトランジスタTRの内で第1の論理値(例えば、“0”)を記憶するメモリセルトランジスタは対応するワード線WLによる選択の有無に拘らず常にオン状態となるように設定され、第2の論理値(例えば、“1”)を記憶するメモリセルトランジスタは対応するワード線WLで選択されたときにのみオフ状態となるように設定されている。
このメモリセルアレイ10は、8個のメモリセルトランジスタTRからなる各2列のNAND型セルのアレイ状の配列を有し、そのドレイン側のセレクタトランジスタTRDを介して、ビット線BL1〜BL8に接続され、ソース側のセレクタトランジスタTRSを介して接地電位GNDに接続されている。ビット線BL1〜BL8は、それぞれカラムライントランジスタTRCを介して共通のプリビット線PBLに接続され、このプリビット線PBLがデータ読み出し回路20に接続されている。
プリビット線PBLは、データ読み出し回路20のプリチャージトランジスタ22を介してプリチャージ電圧VDDに接続され、このプリチャージトランジスタ22によるプリチャージ動作は、そのゲートに接続された2入力NANDゲート21の出力で制御されるようになっている。
データ読み出し回路20は、NANDゲート21及びプリチャージトランジスタ22に加え、ビット線BL1〜BL8に読み出されてプリビット線PBLに出力されたデータを入力するクロックドインバータ23と、このクロックドインバータ23の出力をラッチするデータラッチ24と、このデータラッチ24の出力を読み出しデータDTとしてメモリバスに出力するクロックドバッファ25で構成されている。
なお、この図1では1組だけを示しているが、実際には一点鎖線枠で示したメモリセルアレイ10、セレクタトランジスタTRD,TRS、ビット線BL、カラムライントランジスタTRC、及びデータ読み出し回路20は、メモリバスのビット数(例えば、8)だけ並列に設けられている。更に、このマスクROMは、データ読み出し回路20を制御する制御回路30Aと、読み出し対象のメモリセルトランジスタTRを選択するためのデコーダ40〜70,80Aを有している。
制御回路30Aは、このマスクROMを活性化されるチップ選択信号CS、読み出し制御信号RD、第1と第2のクロック信号PH1,PH2、システムクロック信号TE、及びプリチャージ信号PCに基づいて、クロックドバッファ25用のタイミング信号CSR、データラッチ24用の活性化信号ACT、及び駆動用の遅延プリチャージ信号PCDを生成するものである。
即ち、タイミング信号CSRは、ANDゲート31によって、チップ選択信号CS、読み出し制御信号RD及びクロック信号PH1の論理積をとって生成されるようになっている。活性化信号ACTは、ANDゲート32によって、クロック信号PH2とシステムクロック信号TEの論理積をとって生成されるようになっている。また、遅延プリチャージ信号PCDは、プリチャージ信号PCが“H”になったときに一定時間遅延して“H”となり、このプリチャージ信号PCが“L”になったときには直ちに“L”となる信号である。
遅延プリチャージ信号PCDは、プリチャージ信号PCを一定時間遅延させる遅延素子33と、この遅延素子33の出力とプリチャージ信号PCの否定的論理積をとるNANDゲート34と、このNANDゲート34の出力を反転するインバータ35によるタイミング回路で生成されるようになっている。なお、遅延素子33は、例えば、偶数個のインバータを縦続接続して構成すことができる。
デコーダ40は、チップ選択信号CSが与えられたときに、アドレス信号AL1,AL2をデコードして、データの読み出し部を選択する内部アドレス信号HA0〜HA3を出力するものである。デコーダ50は、チップ選択信号CSが与えられたときに、アドレス信号AL3〜AL5をデコードして、ビット線BL1〜BL8を選択するカラムライントランジスタTRCのゲートに内部アドレス信号AD0〜AD7を与えるものである。
デコーダ60は、チップ選択信号CSが与えられたときに、アドレス信号AL10〜AL16をデコードして、128ブロックからなるメモリセル群(図2には、メモリセル群の1番目のブロックのみが示されている)をブロック選択するための選択信号LS0〜LS127を生成し、対応するメモリセル群のブロックにおけるNAND型セルのドレイン側のセレクタトランジスタTRDを駆動するものである。
デコーダ70は、チップ選択信号CSが与えられたときに、アドレス信号AL7〜AL9をデコードして、8個のメモリセルトランジスタTRからなるNAND型セルのゲートに、対応するワード線を通して選択信号LAD0〜LAD7を与えるものである。なお、これら選択信号LAD0〜LAD7は、アドレス信号AL7〜AL9で指定された1つだけが“L”となり、指定されていないものはすべて“H”となるように設定されている。
即ち、デコーダ40から出力される内部アドレス信号HA0〜HA3、デコーダ50から出力される内部アドレス信号AD0〜AD7、及びデコーダ60から出力され選択信号LS0〜LS127等は、選択された1つだけが“H”となり、非選択のものが“L”となるが、このデコーダ70から出力される選択信号LAD0〜LAD7は、その出力レベルが逆になっている。
デコーダ80Aは、チップ選択信号CSが与えられ、かつ遅延プリチャージ信号PCDが与えられていないときに、アドレス信号AL6をデコードして選択信号LL,LHを生成するものである。選択信号LL,LHは、各ビット線BL1〜BL8に接続された2個のNAND型セルのいずれか一方を選択するための信号で、NAND型セルのソース側に接続されたセレクタトランジスタTRSのゲートに与えられるようになっている。
このデコーダ80Aは、例えば、アドレス信号AL6と遅延プリチャージ信号PCDをそれぞれ反転させるインバータ81,82と、チップ選択信号CS及びインバータ81,82の出力の論理積を選択信号LLとして出力するANDゲート83と、チップ選択信号CS、アドレス信号AL6及びインバータ82の出力の論理積を選択信号LHとして出力するANDゲート84で構成されている。
図3は、図1の動作を示す信号波形図である。以下、この図3を参照しつつ、図1の動作を説明する。
図3の時刻t1において、アドレス信号AL1〜AL16に、図1中のメモリセルトランジスタTR1を読み出すためのアドレスADR1が与えられると共に、クロック信号PH1とプリチャージ信号PCに“H”の信号が与えられる。なお、チップ選択信号CSは既に“H”となっており、読み出し制御信号RDはまだ“L”となっている。これにより、内部アドレス信号HA0,AD0、及び選択信号LS0は“H”となり、選択信号LAD0は“L”となる。また、選択信号LAD1〜LAD7は、すべて“H”である。
このとき、遅延プリチャージ信号PCDはまだ“L”であるので、デコーダ80Aではアドレス信号AL6がデコードされ、“H”の選択信号LLと“L”の選択信号LHが出力される。これにより、各ビット線BL1,BL2,BL3,…は、選択信号LLで駆動されるセレクタトランジスタTRSを介して、接地電位GNDに接続される。一方、データ読み出し回路20のNANDゲート21の出力は“H”で、プリチャージトランジスタ22はオフ状態となっている。これにより、ディスチャージ動作が開始され、プリビット線PBLは接地電位GNDに接続されたビット線BLを介して接地電位に接続され、そのレベルPCBは“L”となる。
時刻t2において、プリチャージ信号PCが“H”になってから一定時間が経過すると、遅延プリチャージ信号PCDが“H”になる。これにより、デコーダ80Aから出力される選択信号LL,LHは共に“L”となり、セレクタトランジスタTRSはすべてオフ状態となってディスチャージ動作が終了する。また、データ読み出し回路20のNANDゲート21の出力は“L”となり、プリチャージトランジスタ22はオン状態となる。これにより、プリチャージ動作が開始され、プリビット線PBLのレベルPCBは、プリチャージ電圧VDDまで上昇し、内部アドレス信号AD0で選択されたビット線BL1のレベルもプリチャージ電圧VDDまで上昇する。
時刻t3においてクロック信号PH1,PH2が、それぞれ“L”,“H”となる。
時刻t4においてクロック信号PH1,PH2が、それぞれ“H”,“L”になると共に、プリチャージ信号PCが“L”になる。これにより、遅延プリチャージ信号PCDも直ちに“L”となってプリチャージ動作が終了し、選択信号LLが再び“H”となって読み出し動作が開始される。
読み出し対象のメモリセルトランジスタTR1に“1”のデータが書き込まれていれば(ソース・ドレイン間が開放されているので)、このメモリセルトランジスタTR1はオフである。従って、ビット線BL1は接地電位GNDに接続されず、プリビット線PBLは放電されない。これにより、プリビット線PBLのレベルPCBは、プリチャージ電圧VDDに保持される。これとは逆に、メモリセルトランジスタTR1に“0”のデータが書き込まれていれば(ソース・ドレイン間が接続されているので)、このメモリセルトランジスタTR1はオンである。従って、ビット線BL1は接地電位GNDに接続され、プリビット線PBLは放電される。これにより、プリビット線PBLのレベルPCBは、接地電位GNDまで低下する。
時刻t5において、クロック信号PH1,PH2がそれぞれ“L”,“H”になると共に、読み出し制御信号RDが“H”となる。これにより、活性化信号ACTが“H”となり、プリビット線PBLのレベルPCBがクロックドインバータ23を介してデータラッチ24へ入力され、更にデータD0として出力される。
時刻t6において、クロック信号PH1,PH2が、それぞれ“H”,“L”になる。また、アドレス信号AL1〜AL16は、例えば、図1中のメモリセルトランジスタTR4を読み出すためのアドレスADR2に変更され、プリチャージ信号PCに“H”の信号が与えられる。なお、読み出し制御信号RDは“H”のままである。
“L”のクロック信号PH2により、活性化信号ACTが“L”となり、前の期間のアドレスADR1で読み出されたメモリセルトランジスタTR1のデータD0が、データラッチ24に保持される。そして、“H”の読み出し制御信号RDとクロック信号PH1により、タイミング信号CSRが“H”となり、データラッチ24に保持されたデータD0が、クロックドバッファ25から読み出しデータDT0としてメモリバスに出力される。一方、アドレスADR2に従って、内部アドレス信号HA0,AD1、及び選択信号LS0は“H”となり、選択信号LAD0は“L”となる。
このとき、遅延プリチャージ信号PCDはまだ“L”であるので、デコーダ80Aではアドレス信号AL6がデコードされ、“L”の選択信号LLと“H”の選択信号LHが出力される。これにより、各ビット線BL1,BL2,BL3,…は、選択信号LHで駆動されるセレクタトランジスタTRSを介して、接地電位GNDに接続される。一方、データ読み出し回路20のNANDゲート21の出力は“H”で、プリチャージトランジスタ22はオフ状態となっている。これにより、ディスチャージ動作が開始され、プリビット線PBLは接地電位GNDに接続されたビット線BLを介して接地電位に接続され、そのレベルPCBは“L”となる。
時刻t7では、プリチャージ信号PCが“H”になってから一定時間が経過することにより、時刻t2と同様に、遅延プリチャージ信号PCDが“H”になる。これにより、ディスチャージ動作が終了し、デコーダ80Aから出力される選択信号LL,LHは共に“L”となる。また、データ読み出し回路20のNANDゲート21の出力は“L”となり、プリチャージ動作が開始され、プリビット線PBLのレベルPCBは、プリチャージ電圧VDDまで上昇し、内部アドレス信号AD1で選択されたビット線BL2のレベルもプリチャージ電圧VDDまで上昇する。
時刻t8においてクロック信号PH1,PH2が、それぞれ“L”,“H”となる。これにより、タイミング信号CSRが“L”となり、クロックドバッファ25からメモリバスへの読み出しデータDT0の出力は停止される。
時刻t9においてクロック信号PH1,PH2が、それぞれ“H”,“L”になると共に、プリチャージ信号PCが“L”になる。これにより、遅延プリチャージ信号PCDも直ちに“L”となってプリチャージ動作が終了し、選択信号LHが再び“H”となって読み出し動作が開始される。
時刻t10において、クロック信号PH1,PH2がそれぞれ“L”,“H”になると共に、読み出し制御信号RDが“H”となる。これにより、活性化信号ACTが“H”となり、プリビット線PBLのレベルPCBがクロックドインバータ23を介してデータラッチ24へ入力され、更にデータD0として出力される。
時刻t11において、クロック信号PH1,PH2が、それぞれ“H”,“L”になる。また、アドレス信号AL1〜AL16は、次のメモリセルトランジスタ(例えば、TR5)を読み出すためのアドレスに変更され、プリチャージ信号PCに“H”の信号が与えられる。
以上のように、本実施例のマスクROMは、プリチャージ信号PCが“H”になったときに、一定時間遅延させて遅延プリチャージ信号PCDを“H”にし、このプリチャージ信号PCが“L”になったときには、直ちに遅延プリチャージ信号PCDを“L”にするタイミング回路を設け、プリチャージ信号PCが“H”になった後、遅延プリチャージ信号PCDが“H”になるまでの間、ビット線を接地電位GNDに接続してディスチャージするようにしている。このディスチャージ動作により、読み出し対象のビット線やそれに隣接するビット線の寄生容量の電荷が放電されるので、簡単な回路構成で、寄生容量に充電された電荷に起因する読み出し誤りを防止することができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(a) 図1のマスクROMは、16ビットのアドレス空間を有しているが、アドレスのサイズはこれに限定するものではない。また、各デコーダ40〜80Aでデコードするアドレス信号ALは、例示したものに限定されない。
(b) 各メモリセルトランジスタTRは、ソース・ドレイン間をアルミ配線で接続することによって論理値“0”を記憶するようになっているが、ゲート領域にイオンを注入してゲート電圧が0Vでもオン状態を呈するように閾値電圧を変化させても良い。
(c) 制御回路30Aで例示した制御信号や回路構成は一例であり、他の制御信号や回路構成を用いることもできる。
本発明の実施例を示すマスクROMの構成図である。 従来のマスクROMの構成図である。 図1の動作を示す信号波形図である。
符号の説明
10 メモリセルアレイ
20 データ読み出し回路
30A 制御回路
33 遅延素子
34 NANDゲート
35 インバータ
40,50,60,70,80A デコーダ
BL ビット線
PBL プリビット線
TR メモリセルトランジスタ
TRC カラムライントランジスタ
TRD,TRS セレクタトランジスタ

Claims (3)

  1. 選択トランジスタを介してビット線に接続されたメモリセル群と、前記ビット線をプリチャージするプリチャージ回路と、アドレス信号をデコードするデコード回路と、前記ビット線のプリチャージ及び前記メモリセル群からの読み出し動作を制御する制御回路とを備え、
    前記ビット線のプリチャージの開始よりも、アドレス信号及びそのデコード信号を早く切り替えることにより、非選択のビット線をディスチャージするタイミング回路を設けたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 平行配置された複数のビット線及びこれに交差して平行配置された複数のワード線の各交差箇所に配置され、対応するビット線に従って直列に接続されると共に対応するワード線によってゲート制御される複数のメモリセルトランジスタを有し、これらのメモリセルトランジスタの内で第1の論理値を記憶するメモリセルトランジスタは対応するワード線による選択の有無に拘らず常にオン状態となるように設定され、第2の論理値を記憶するメモリセルトランジスタは対応するワード線で選択されたときにのみオフ状態となるように設定されたメモリセルアレイと、
    前記複数のビット線の一端に設けられ、第1の選択信号に従って該複数のビット線の内の1本をプリビット線に接続する複数のカラム選択トランジスタと、
    プリチャージ信号が与えられたときには一定時間遅延して遅延プリチャージ信号を前記プリビット線に出力し、該プリチャージ信号が停止したときには直ちに該遅延プリチャージ信号を停止するタイミング回路と、
    前記プリチャージ信号が停止した後、前記選択されたメモリセルトランジスタの記憶内容を前記プリビット線のレベルに基づいて判定し、読み出しデータを出力するデータ読み出し回路と、
    前記複数のビット線の他端に設けられ、前記プリチャージ信号が与えられてから前記遅延プリチャージ信号が出力されるまでの一定時間と、該プリチャージ信号が停止してから前記データ読み出し回路による前記プリビット線のレベル判定が終了するまでの間、第2の選択信号に従って該ビット線を接地電位に接続する複数の選択トランジスタを有するデコード回路とを、
    備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルアレイの各ビット線は、それぞれ隣接して設けられた第1及び第2のビット線で構成され、前記デコード回路は、前記各ビット線の第1及び第2のビット線に対応する選択トランジスタを有し、前記第2の選択信号に従って該第1または第2のビット線を選択して接地電位に接続するように構成したことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
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